JP3241997U - ロール曲げ成形装置 - Google Patents

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涼 今泉
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Abstract

【課題】断面形状の変形を抑えつつ被加工材をその長手方向に湾曲させることが可能な新規な構造のロール曲げ成形装置を提供する。【解決手段】ロール曲げ成形装置20は成形ユニット30A~30Cを介して被加工材10をその長手方向に湾曲させる。成形ユニットは、湾曲させる被加工材の径方向外側に位置し、被加工材の径方向外側の側壁部と当接する第1成形ロール31および第2成形ロール32と、第1成形ロールおよび第2成形ロールの間に位置する被加工材の径方向内側の側壁部と当接する第3成形ロール33と、これら成形ロール31、32、33を支持するとともに、取付部を介して相手側部材26に取付固定される基台と、を備え、成形ユニット内の第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールによる3点曲げにより、成形ユニット内を通過する被加工材に対し所定の曲率を付与する。【選択図】図2

Description

この考案は被加工材をその長手方向に湾曲させるロール曲げ成形装置に関する。
例えば、略H字状の横断面形状を有し且つ長手方向に湾曲させたロール成形部品が、自動車用のガラスガイド部材(サッシュガイド)として用いられている。
かかるロール成形部品の長手方向に所定の湾曲形状を付与するロール曲げ加工に際しては、図9で示すように、長尺の被加工材110を厚さ方向に挟む一対のサイドロール101,102を備えた成形ユニットを、被加工材110が搬送される経路に沿って上流側成形ユニット100A、中流側成形ユニット100B、下流側成形ユニット100Cとして配置し、これら成形ユニット100A,100B,100Cによる3点曲げにより、所望の曲率(曲率半径R)を被加工材110に付与することが行われていた(例えば下記特許文献1参照)。
このようなロール曲げ加工においては、加工中に被加工材110の側壁部110aが倒れてその横断面形状が変形する問題が生じやすい。このため各成形ユニットには、図9の部分拡大図で示すように、被加工材110の一対の側壁部110a,110aの間に挿入して横断面形状の変形を防止する縦ロール105が設けられていた。
特開2002-336912号公報
しかしながら、被加工材110の搬送経路の異なる位置に配置された成形ユニットによる3点曲げでは、曲げ加工によりストレスが加わる領域(図9において符号Lで示す領域)が長くなり(即ち、横断面形状が変形し易い領域が長くなり)、部分的に縦ロール105を設けたとしても、縦ロール105による変形防止効果は不十分なものとなってしまう。
また縦ロール105自体が傾いて被加工材110と点当りした場合には、この部分(被加工材110の点当りされた部分)が強く圧延されることで過剰に伸びて、横断面形状が変形したりや被加工材全体に捩れが生じてしまう原因となっていた。
この考案は、上述した問題を解決するものであり、断面形状の変形を抑えつつ被加工材をその長手方向に湾曲させることが可能な新規な構造のロール曲げ成形装置を提供することを目的とする。
而してこの考案の第1の局面のロール曲げ成形装置は次のように規定される。即ち、
成形ユニットを介して被加工材をその長手方向に湾曲させるロール曲げ成形装置であって、
前記成形ユニットは、
湾曲させる前記被加工材の径方向外側に位置し、前記被加工材の径方向外側の側壁部と当接する第1成形ロールおよび第2成形ロールと、
湾曲させる前記被加工材の径方向内側に位置し、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールの間に位置する前記被加工材の径方向内側の側壁部と当接する第3成形ロールと、
これら第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールを支持するとともに、取付部を介して相手側部材に取付固定される基台と、
を備え、
前記成形ユニット内の前記第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールによる3点曲げにより、前記成形ユニット内を通過する前記被加工材に対し所定の曲率を付与する。
このように規定されたロール曲げ成形装置によれば、被加工材を3点曲げする3つの成形ロールが共通の基台内における狭い範囲に配置される。このため、曲げ加工によりストレスが加わる被加工材の領域は短くなり、縦ロールを用いることなく断面形状の変形を抑制することができる。
またこのロール曲げ成形装置によれば、3点曲げを行なう3つの成形ロールを1つのユニットとして一括で移動させることができるため、成形ロールの位置調整を行なう際の作業性を向上させることができる。
ここで、この考案のロール曲げ成形装置では、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールに対して、前記第3成形ロールを接近および離間させる移動機構部を更に備えるように構成することができる(第2の局面)。
このようにすれば、第3成形ロールを移動させることで、成形ユニット内を通過する被加工材に付与する曲率を簡便に調整することができる。
また、この考案のロール曲げ成形装置では、前記相手側部材に取付固定される前記取付部に対して、前記第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールを支持する基台本体部を移動させる第2の移動機構部を更に備えるように構成することができる(第3の局面)。
このようにすれば、成形ユニットを相手側部材に取付固定した状態で、ユニット内の各成形ロールをその位置関係を維持したまま一括して移動させることができる。
また、この考案のロール曲げ成形装置では、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールの回転中心を結ぶ線分の垂直2等分線上に前記第3成形ロールの回転中心が位置するように各成形ロールを配設することができる(第4の局面)。
このようにすれば、第1成形ロールと第2成形ロール間にある被加工材の中央位置を第3成形ロールで圧延することができる。それにより被加工材を均等に圧延することができる。
この考案の第5の局面は次のように規定される。即ち、
第1~第4の何れかの局面で規定のロール曲げ成形装置において、前記被加工材が搬送される経路に沿って複数の前記成形ユニットが設けられており、前記被加工材が各成形ユニットを通過する度に前記被加工材の曲率半径が順次小さくなるように各成形ユニット内の前記成形ロールの位置が設定されている。
このように規定された第5の局面のロール曲げ成形装置によれば、各段の成形ユニットにおいて被加工材に加えられる曲げストレスを分散させて、被加工材の断面形状の変形を抑制することができる。
本考案の適用対象のロール成形部品の一例を模式的に示した図で、(A)は平面図、(B)は横断面図である。 本考案の一実施形態のロール曲げ成形装置の概略構成を示した平面図である。 図2の成形ユニットを単体で示した斜視図である。 図2の成形ユニットを単体で示した平面図である。 (A)は図2の成形ユニットの側面図、(B)は(A)のB-B断面図である。 同ロール曲げ成形装置の作用説明図である。 第2の移動機構部が設けられた変形例を示した図である。 本考案の適用対象のロール成形部品の他の例を示した図である。 従来のロール曲げ成形装置における問題点を説明するための図である。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本考案の適用対象のロール成形部品の一例を模式的に示した図である。同図のロール成形部品1は、全体が長手方向に沿って略一定の曲率(曲率半径R)で湾曲した形状とされている。また、その横断面形状をみると、図1(B)で示すように、左右方向に対向する一対の側壁部2a,2bと、これら側壁部2a,2bを連結する連結部3と、を備えている。
連結部3は、側壁部2a,2bの略中央部付近の高さにおいて、側壁部2a,2bと直交する水平方向に延びる平坦部4を含んでおり、ロール成形部品1の横断面は全体として左右対称な略H字状形状をなしている。図1(B)で示すロール成形部品1の上半部には側壁部2a,2bおよび連結部3で規定され上向きに開放された上側の溝部5が設けられ、ロール成形部品1の下半部には側壁部2a,2bおよび連結部3で規定され下向きに開放された下側の溝部6が設けられている。
なお、ロール成形部品の材質については特に限定されるものではないが、鋼等の鉄系材料やアルミニウム系材料等を用いることができる。
このようなロール成形部品は、長尺の帯状金属板が巻回されたアンコイラから引き出された帯状金属板が被加工材とされ、図1(B)で示す所定の断面形状を成形する断面形成工程と、断面形成工程の後に被加工材を所定の曲率でその長手方向に湾曲させるロール曲げ工程と、湾曲させた被加工材を所定の長さで切断する切断工程を経て製造される。
長尺の帯状金属板から図1で示す形状のロール成形部品を得るまでの、上記断面形成工程、ロール曲げ工程および切断工程は一連の連続した工程とすることができる。
次に本考案の一実施形態のロール曲げ成形装置について説明する。図2は、本考案の一実施形態のロール曲げ成形装置の概略構成を示した平面図である。同図において、20はロール曲げ成形装置で、所定の断面形状が形成された被加工材をその長手方向に湾曲させる上記ロール曲げ工程を実行する。
ロール曲げ成形装置20は、ガイドユニット22と、第1の成形ユニット30Aと、第2の成形ユニット30Bと、第3の成形ユニット30Cと、を含んで構成されており、これらが図中2点鎖線で示された被加工材10の搬送経路に沿って、ロール曲げ成形装置20における台座部(相手側部材)26に取付固定されている。
ガイドユニット22は、被加工材10の搬送方向の上流側に設けられて、断面形成工程から送られてきた被加工材10を、下流側の第1の成形ユニット30Aに向けて案内する。ガイドユニット22は、被加工材10を厚さ方向に挟み込み可能な態様で設けられた軸周りに回転可能な一対のサイドロール23,24を備えている。また場合によっては、被加工材10の上側の溝部5及び/又は下側の溝部6に挿入される縦ロール25を更に備えた構成を採用することも可能である。
次に、第1の成形ユニット30A、第2の成形ユニット30Bおよび第3の成形ユニット30Cについて説明する。これら成形ユニット30A,30B,30Cの各部は、基本的に同じ構成とされており、成形ユニット30A,30B,30Cを一括して言及するときは「成形ユニット30」と表記する場合がある。
以下では第1の成形ユニット30Aを例にして、その基本的な構成を説明する。
第1の成形ユニット30Aは、図4で示すように第1成形ロール31と、第2成形ロール32と、第3成形ロール33と、で構成された3つのロールと、これらロールを支持する共通の基台35と、を備えている。
第1成形ロール31は、湾曲させる被加工材10の径方向外側に位置し、被加工材10の長手方向に対して直交する軸31a周りに回転可能に設けられている。第1成形ロール31の周面には、湾曲させる被加工材10の外側の部位を収容可能な環状溝31bが形成されており、ロール曲げ加工時は、環状溝31bの底面が被加工材10の径方向外側の側壁部(例えば図1の側壁部2a)と当接する。
第2成形ロール32は、第1成形ロール31よりも搬送方向下流側、且つ、湾曲させる被加工材10の径方向外側に位置し、被加工材10の長手方向に対して直交する軸32a周りに回転可能に設けられている。第2成形ロール32の周面には、湾曲させる被加工材10の外側の部位を収容可能な環状溝32bが形成されており、ロール曲げ加工時は、環状溝32bの底面が被加工材10の径方向外側の側壁部(例えば図1の側壁部2a)と当接する。
第3成形ロール33は、湾曲させる被加工材10の径方向内側に位置し、被加工材10の長手方向に対して直交する軸33a周りに回転可能に設けられている。第3成形ロール33の周面には、湾曲させる被加工材10の内側の部位を収容可能な環状溝33bが形成されており、ロール曲げ加工時は、環状溝33bの底面が被加工材10の径方向内側の側壁部(例えば図1の側壁部2b)と当接する。
第3成形ロール33は、図4で示すように、第1成形ロール31および第2成形ロール32の回転中心を結ぶ線分E1の垂直2等分線E2上にその回転中心が位置するように配置されている。
そして、これら第1成形ロール31、第2成形ロール32および第3成形ロール33は、それぞれの周面に設けられた環状溝が同じ高さとなるように基台35により支持されている。
基台35は、基台本体部37と、脚状の取付部38とを含んで構成されている。
取付部38は、基台本体部37から下向きに延びてその下端がロール曲げ成形装置20の台座部26に載置される。取付部38の下端に設けられた板状部38aには台座部26に固定する際に用いられる固定用ボルトを挿通させる貫通孔38b(図3参照)が形成されている。
基台本体部37は各成形ロール31,32,33を支持する。
詳しくは、第1成形ロール31および第2成形ロール32を回転可能に支持する軸31aおよび32aが、図5で示す下ロール保持部材40および上ロール保持部材41を介して基台本体部37に位置固定されている。
一方、第3成形ロール33を回転可能に支持する軸33aは、下ロール保持部材42および上ロール保持部材を43介して基台本体部37に支持されている。ここで下ロール保持部材42の下部は、基台本体部37の内部に収容され、第1成形ロール31および第2成形ロール32に対して接近および離間する方向(図5(A)における移動方向K)に移動可能に保持されている。
下ロール保持部材42の下部には、符号Kの方向に貫通する貫通孔45が形成されており、この貫通孔45には送りネジ50が挿通されている。また、下ロール保持部材42には、貫通孔45と同心状にナット部材46が取り付けられており、送りネジ50と螺合している。送りネジ50は、図5に示すように、基台本体部37に固定された送りネジ支持部材47により、軸心周りに回転可能に支持されており、送りネジ50の基端側の端部には、送りネジ50を回転操作するための操作部51が設けられている。これら送りネジ50、操作部51、およびナット部材46は、下ロール保持部材42および第3成形ロール33を直線移動させる移動機構部M1を構成する。
以上のように構成された第1の成形ユニット30Aは、ユニット内の第1成形ロール31、第2成形ロール32および第3成形ロール33による3点曲げにより、成形ユニット内を通過する被加工材10に対し所定の曲率を付与することができる。
また第1の成形ユニット30Aは、第3成形ロール33を第1成形ロール31および第2成形ロール32に対する接近離間方向に移動させることで成形ユニット内を通過する被加工材10に付与する曲げの曲率を調整することができる。
次に、ロール曲げ成形装置20を用いたロール曲げ加工動作について、図6を用いて説明する。
尚、本例ではロール曲げ成形装置20の上流側に設置されたロール成形機(図示省略)であって、所定の断面形状に成形するロール成形機の押出力をもって、被加工材10をロール曲げ成形装置20に送り込み、またロール曲げ成形装置20内を通過させるための駆動力とすることができる。
また、被加工材10の搬送される経路に沿って配置された第1の成形ユニット30Aと、第2の成形ユニット30Bと、第3の成形ユニット30Cは、被加工材10が各成形ユニットを通過する度に被加工材10の曲率半径が順次小さくなるように各成形ユニット内の第1成形ロール31、第2成形ロール32および第3成形ロール33の位置が設定されている。
図示を省略するロール成形機で所定の断面形状に成形された被加工材10は、先ず、ガイドユニット22を介して第1の成形ユニット30Aに送られると、第1の成形ユニット30A内の成形ロール31,32,33による3点曲げにより、1段目の曲率(曲率半径R1、R1>R)が付与される。
第1の成形ユニット30Aを通過し1段目の曲率が付与された被加工材10は、次に第2の成形ユニット30Bに送られ、第2の成形ユニット30B内の成形ロール31,32,33による3点曲げにて更に曲げ加工され、2段目の曲率(曲率半径R2、R1>R2>R)が付与される。
第2の成形ユニット30Bを通過し2段目の曲率が付与された被加工材10は、次に第3の成形ユニット30Cに送られ、第3の成形ユニット30C内の成形ロール31,32,33による3点曲げにて更に曲げ加工され、所望の曲率(曲率半径R)が被加工材Wに付与される。
この一連の曲げ加工工程において、ストレスが加わる被加工材10の領域は、図6で示す支持点P1~P2、P3~P4、P5~P6の短い領域に限定され、且つ被加工材10には3段階に分けて徐々にストレスが加えられるため、断面形状の変形を抑えつつ被加工材をその長手方向に湾曲させることができる。
以上のように本実施形態のロール曲げ成形装置20では、被加工材10を3点曲げする3つの成形ロールが共通の基台35内における狭い範囲に配置されるため、曲げ加工によるストレスが加わる被加工材の領域は短く限定される。このため、図9で示すような、縦ロールを用いることなく断面形状の変形を抑制することができる。
またこのロール曲げ成形装置20によれば、3つの成形ロール31,32,33を1つのユニットとして一括で移動させることができるため、成形ロールの位置調整を行なう際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態のロール曲げ成形装置20では、各成形ユニット30が第1成形ロール31および第2成形ロール32に対して、第3成形ロール33を接近および離間させる移動機構部M1を備えており、第3成形ロール33を移動させることで、成形ユニット内を通過する被加工材10に付与する曲げの曲率を簡便に調整することができる。
また、本実施形態のロール曲げ成形装置20では、被加工材10が搬送される経路に沿って配置された各成形ユニット30A、30B、30Cにおいて、各成形ユニットを通過する度に被加工材10の曲率半径が順次小さくなるように、各成形ユニット内の成形ロール31,32,33の位置が設定されている。このため各段の成形ユニットにおいて被加工材に加えられる曲げストレスを分散させて、断面形状の変形を抑制することができる。
次に本実施形態における変形例について説明する。図7は、ロール曲げ成形装置20に更に第2の移動機構部M2を設けた変形例である。
図7の例においては、取付部38の上部に符号Kの方向に延びる孔53が形成されており、この孔53には送りネジ56が挿通されている。また、取付部38の上部には、孔53と同心状にナット部材54が取り付けられており、送りネジ56と螺合している。送りネジ56は、基台本体部37に固定された送りネジ支持部材47により、軸心周りに回転可能に支持されており、送りネジ56の基端側の端部には、送りネジ56を回転操作するための操作部57が設けられている。これら送りネジ56、操作部57、およびナット部材54は、各成形ロール31,32,33を含む基台本体部37を直線移動させる第2の移動機構部M2を構成する。
このようにすることで、成形ユニット30を相手側部材(台座部26)に取付固定した状態で、ユニット内の各成形ロール31,32,33をその位置関係を維持したまま一括して移動させることができる。
以上本考案の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示である。上記実施形態は被加工材が搬送される経路に沿って3つの成形ユニットを配置した例であったが、配置される成形ユニットの数は適宜変更可能である。また曲げ加工される被加工材の形状も適宜変更可能である。例えば、図8で示すような、全体として左右対称な略U字状形状のものであってもよい等、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
10 被加工材
20 ロール曲げ成形装置
26 台座部(相手側部材)
30A,30B,30C 成形ユニット
31 第1成形ロール
32 第2成形ロール
33 第3成形ロール
35 基台
37 基台本体部
38 取付部
M1 移動機構部
M2 第2の移動機構部

Claims (5)

  1. 成形ユニットを介して被加工材をその長手方向に湾曲させるロール曲げ成形装置であって、
    前記成形ユニットは、
    湾曲させる前記被加工材の径方向外側に位置し、前記被加工材の径方向外側の側壁部と当接する第1成形ロールおよび第2成形ロールと、
    湾曲させる前記被加工材の径方向内側に位置し、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールの間に位置する前記被加工材の径方向内側の側壁部と当接する第3成形ロールと、
    これら第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールを支持するとともに、取付部を介して相手側部材に取付固定される基台と、
    を備え、
    前記成形ユニット内の前記第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールによる3点曲げにより、前記成形ユニット内を通過する前記被加工材に対し所定の曲率を付与する、ロール曲げ成形装置。
  2. 前記成形ユニットは、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールに対して、前記第3成形ロールを接近および離間させる移動機構部を更に備えている、請求項1に記載のロール曲げ成形装置。
  3. 前記成形ユニットは、前記相手側部材に取付固定される前記取付部に対して、前記第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールを支持する基台本体部を移動させる第2の移動機構部を更に備えている、請求項2に記載のロール曲げ成形装置。
  4. 前記成形ユニットは、前記第1成形ロールおよび第2成形ロールの回転中心を結ぶ線分の垂直2等分線上に前記第3成形ロールの回転中心が位置している、請求項1に記載のロール曲げ成形装置。
  5. 前記被加工材が搬送される経路に沿って複数の前記成形ユニットが設けられており、前記被加工材が各成形ユニットを通過する度に前記被加工材の曲率半径が順次小さくなるように各成形ユニット内の前記第1成形ロール、第2成形ロールおよび第3成形ロールの位置が設定されている、請求項1~4の何れかに記載のロール曲げ成形装置。
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