JP3241958B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
縁伝送手段を介して信号伝送を行なう二つの回路を備え
た制御装置に関するものである。
られ、低レベルの電圧での制御が可能になるとともに電
力装置の内部や近傍に電子回路がおかれる機会が増加し
ている。それに加えて、電力装置におけるインバータ化
が進み、それらのインバータ装置に使用される電力変換
素子として高電圧用IGBT(Insulated G
ate Bipolar Transistor)等の
高周波スイッチング素子が出現し、電力装置としても高
周波制御による小形・高性能化が図られるようになって
きた。
が図られるのに伴い、電力装置より発生するノイズ、外
部より侵入してくるノイズ等によって電子回路が誤動作
したり機器を破損したりする問題も増えてきている。こ
のように、ノイズに対し悪環境となる状況において、外
部接点、外部検出器あるいは信号を受けて動作する駆動
装置等の外部機器とマイクロコンピュータ等の電子回路
によりシステム全体を制御する主制御装置との間、ま
た、誘導機等の電力機器を駆動する主回路電力変換装置
と電子回路で構成された主回路電力変換装置制御用駆動
信号を作成する電力変換駆動制御装置との間、あるい
は、少くとも2種類以上の制御機器を有する制御装置内
でそれらの制御機器の間の信号を伝送する場合に、電子
回路の破壊防止あるいは電子回路の誤動作による制御異
常や機器の破損を防止するために、信号を出力する機器
又は信号を入力する機器によって信号を絶縁して伝送す
ることが一般的に行なわれている。
的に絶縁する継電器、光化して絶縁するフォトカプラ、
光ファイバ伝送、あるいは磁気結合によるトランス等の
電気的絶縁を行う絶縁伝送手段がある。このうち継電
器、トランスは信号を入力側より出力側に伝送するまで
の動作時間がかかる上、コスト的にも高価になる。その
ためフォトカプラを使用する方法が最も一般的である。
このように、フォトカプラは最も有効な絶縁伝送手段で
あるが、フォトカプラ自体、フォトカプラ入力側(以
下、1次側と称することがある。)、出力側(以下、2
次側と称することがある。)の周辺回路の条件によって
はノイズの発生状況により、このフォトカプラ絶縁回路
が誤動作して、制御異常、機器破損を生ずる可能性もあ
った。そこで、フォトカプラ絶縁回路のノイズ耐量を強
化するため、例えば、実公平6−23005号公報に示
すように、フォトカプラ周辺回路によりノイズ耐量を強
化する方法が提案されている。
で提案されたフォトカプラ回路を示すものである。図7
において、44はフォトカプラをオンさせる直流電源、
6はフォトカプラ1次側電流制限抵抗、7はフォトカプ
ラ1次側に並列接続された分圧抵抗、45はフォトカプ
ラ1次側ノイズ除去用コンデンサ、8はフォトカプラ、
46はフォトトランジスタ電流制限抵抗、47は分圧抵
抗、48は出力側フィルタコンデンサである。
的応用回路として各種の文献等で見うけられすでに公知
であるが、上記実公平6−23005号公報で呈示され
た構成の特徴は並列抵抗7にかかるノイズ電圧の時間幅
内の最大値が発光素子の発光しきい値の1.5倍以下に
なるように時定数を選択したことである。
BT等を使用した電力機器における信号絶縁に図7の回
路を使用した場合、IGBTの高周波スイッチング動
作、高電圧回路等の影響により、ノイズレベルが大きく
なり、フォトカプラ1次側の時定数を大きくする必要が
生じる。そのため、フォトカプラ絶縁回路の伝送時間が
長くなって、制御上、悪影響を及ぼすようになるととも
に、スイッチング動作時の100nsec 〜1μsec オー
ダーの主回路電圧変動に対しては、図7のフィルタ回路
はほとんど有効に動作しないことが確認されている。
ようなフォトカプラを使用した絶縁回路がノイズにより
誤動作する場合のノイズの種類と誤動作メカニズムにつ
いて、ノイズ環境が最もきびしい電力機器と電子回路の
絶縁をする場合について説明する。
回路構成より分けて以下の3つの種類の誤動作が考えら
れる。
変換駆動制御装置と直接接続されるフォトカプラ1次側
のフォトダイオードとの間)での誤動作 (2)フォトカプラ自体の誤動作 (3)フォトカプラ2次側回路(前記主回路電力変換装
置と直接接続されるフォトカプラ2次側のフォトトラン
ジスタとの間)での誤動作 上記(1)〜(3)項のうち(2)項目は、フォトカプ
ラ自体のノイズ耐量(1次−2次間にノイズ印加時のコ
モンモード除去電圧)の特性によって誤動作レベルが決
定するもので、フォトカプラ自体をノイズ耐量の高いも
のに変更することにより解決できるので、本明細書では
その説明を省略する。
ノイズ発生モードとしては下記の3つが考えられる。 主回路電力変換装置と電子回路で構成される電力変
換駆動制御装置の間に発生するノイズ(フォトカプラ1
次−2次間に発生するコモンモードノイズ) 電子回路で構成される電力変換駆動制御装置の0V
コモン電源とアース間に発生するコモンモードノイズ 主回路電力変換装置側に含まれるフォトカプラ1次
側と電力変換駆動制御装置間の信号ケーブルに誘導する
誘導ノイズ 又、上記(3)項目の回路で誤動作する場合のノイズ発
生モードとしては上記した項目のフォトカプラ1次−
2次間に発生するコモンモードノイズが原因と考えられ
る。
とフォトカプラ絶縁回路誤動作メカニズムについて説明
する。
ついて説明する。図8は主回路電力変換装置内電力変換
素子としてIGBTを使用した時の一般的なインバータ
制御駆動回路を示した図である。図8において、1は電
子回路で構成される電力変換駆動制御装置、2はインバ
ータ制御によりIGBT最終駆動信号を作成するIGB
T信号作成回路、3はIGBT信号作成回路2によって
出力された点弧パルスを電流信号に変換する制御側トラ
ンジスタドライバ、4,6はフォトカプラ1次側電流を
制限する1次側電流制限抵抗、5は主回路電力変換装置
側に設置されるIGBTゲートドライブ制御装置、7は
フォトカプラ1次側に並列接続される分圧抵抗、8は電
力変換駆動制御装置1に接続されるドライブ回路と、I
GBTゲートドライブ装置5の主回路側に接続されるド
ライブ回路とを絶縁するフォトカプラ、9はフォトカプ
ラ8の2次側に接続され、フォトカプラ8の動作により
IGBT点弧パルス信号を電流増幅するゲート電流増幅
装置、10A,10BはIGBTのゲート回路に流し込
む電流を制限するIGBTゲート抵抗、11A,11B
はIGBTゲート回路にゲート電流を流し込むための主
回路側トランジスタドライバ、12A,12Bはゲート
電流増幅装置9及び主回路側トランジスタドライバ11
A,11Bに安定化電源を供給するための平滑コンデン
サ、13はゲート駆動用電源を作成する整流器やDC/
DCコンバータなどを含むゲート駆動電源作成回路、1
4,38はインバータ制御により直流を交流に電力変換
するIGBTである。そして、IGBT14のコレクタ
は直流電源の正側、IGBT38のエミッタは負側に接
続されている。また、IGBT14のエミッタとIGB
T38のコレクタとが直接接続され、そこから負荷の1
相(図8ではU相)に接続されている。
(正電源)及び0V(コモン電源)間に設けられる平滑
コンデンサ、31は上記制御装置1にVcc及び0V電源
を供給するための制御用電源装置(スイッチングレギュ
レータ)、32は前記スイッチングレギュレータ31の
Vcc−0V間に設けられる平滑コンデンサ、33は0V
−アース間に設けられる接地コンデンサ、34はゲート
駆動電源作成回路13に電源を供給する交流電源、35
は交流電源34とゲート駆動電源作成回路13とを絶縁
する絶縁トランス、37はIGBTインバータ負荷回路
(U相)とアース間にある分布定数回路を考慮した浮遊
容量、36は交流電源34、絶縁トランス35及びゲー
ト駆動電源作成回路13とアースとの間にある分布定数
回路を考慮した浮遊容量である。
イブ回路において、IGBT信号作成回路2で点弧信号
が出力されるとトランジスタドライバ3がオンし、フォ
トカプラ8の1次側フォトダイオードに1次側電流が流
れてフォトカプラ2次側フォトトランジスタがオンす
る。これにより、ゲート電流増幅装置9を経てトランジ
スタドライバ11Aがオンし、IGBT14のゲート端
子にゲート電流が流れてIGBT14がオンする。作成
回路2で点弧信号がなくなると、トランジスタドライバ
3及びフォトカプラ8がオフすることにより、主回路側
トランジスタの11Aがオフ、11Bがオンし、ゲート
電流がオン時とは逆方向に流れてIGBT14をオフさ
せる。いま、インバータ制御によりゲートドライブ回路
の点弧動作に従ってIGBT14及び38が交互にオ
ン、オフ動作をした時、IGBT14のコレクタ側及び
IGBT38のエミッタ側は直流電圧にクランプされて
いるため一定電圧となっているが、負荷に接続されてい
るIGBT14のエミッタ及びIGBT38のコレクタ
はスイッチング動作のたびに0V及び直流電圧の間で電
位変動をしている。
ように、時間t1 ,t2 の間に0V−VDC(直流電圧)
間を立ち上がり、立ち下がりしている。上記t1 ,t2
の区間はf=1/t1 =1/t2 (t1 =t2 の場合)
の高周波電圧となるため、浮遊容量37を通って、もれ
電流i=C・(dV/dt)が流れる。なお、浮遊容量
37の容量をCとした。このもれ電流iにより負荷端子
Uとアース間に
示すように、フォトカプラ1次−2次間の浮遊容量(図
示しない)を通って、電力変換駆動制御装置1−スイッ
チングレギュレータ31の電源(Vcc・0V)−接地コ
ンデンサ33、あるいは浮遊容量36を通ってアースへ
コモンモードノイズ電流が流れる。コモンモードノイズ
電流Ix1 に対しては、図10に示すごとく、フォトカ
プラ8の2次側へ侵入したIx1 はフォトカプラ1次−
2次間の浮遊容量を通って1次側へ抜け、電源供給側回
路へIx11、信号側回路へIx12と分流して流れる。
れぞれのインピダンスを比較すると、図8よりわかるよ
うに、電源供給側回路はコンデンサ30,32,33の
みを通りアースへ接続されることになり、dV/dtの
高周波ノイズに対しては低インピダンス回路を構成する
ことになる。これに対し、信号側回路は1次側電流制限
抵抗6,4及びコンデンサ33を通りアースに接続され
るため電源供給側回路に比較して高インピダンス回路を
構成している。
較すると、Ix11>>Ix12となり、又、Ix1 =Ix11
(略等しい)の関係でノイズ電流が流れると考えられ
る。これにより、負荷端子Uとアースとの間に電圧Vx
が発生した場合、フォトカプラ8の浮遊容量及びコンデ
ンサ30,32,33の合成インピダンスを1/Cxと
すると、Ix1 =Ix11=Cx・(dV/dt)のノイ
ズ電流がフォトカプラ1次−2次間を流れ、この電流I
x1 がフォトダイオード8で発光している光エネルギー
を打消して光量不足に至ると、フォトカプラ8がオフ動
作をする。又、これと逆に、電流Ix1 が図8と逆方向
に流れる時に電流Ix1 がフォトトランジスタのベース
端子に入り込むとフォトカプラ8がオン動作をする。
T素子と直接接続される主回路側ドライブ回路(増幅装
置9、トランジスタドライバ11A,11B、平滑コン
デンサ12A,12B、ゲート駆動電源作成回路13)
より直接浮遊容量36を通ってアースに流れこむが、上
記主回路ドライブ回路において、(+)電源に接続され
る回路(コンデンサ12Aの正極側)、0V電源に接続
される回路(コンデンサ12Aの負極側、コンデンサ1
2Bの正極側)及び(−)電源に接続される回路(コン
デンサ12Bの負極側)の各々が有するインピダンスの
差により0V電源回路より侵入したノイズが(+)電源
回路及び(−)電源回路に侵入してくるまでの間、
(+)電源、0V電源、(−)電源に接続される回路間
に電位変動が発生する。そして、その電位変動が主回路
ドライブ回路の安定動作電圧範囲外になると、主回路ド
ライブ回路を構成している部品(トランジスタ、ダイオ
ード、フォトカプラ等)が誤動作する。
差が生じ、動作可能電源電圧以下になると、フォトカプ
ラ8がオフしたり、トランジスタ11A,11Bのベー
ス・エミッタ間電圧が変動する。そして、ベース・エミ
ッタ間が飽和電圧を越えるとオンし、飽和電圧以下にな
るとオフしたりする。
について説明する。図11も図8と同様の回路である
が、説明に必要な回路のみを記載している。図11にお
いて、39は信号ラインとアース間にある浮遊容量、4
1はIGBTゲートドライブ制御装置5のフォトカプラ
1次側回路に制御側0V電源(スイッチングレギュレー
タ31の0V電源)をとり込んだ時に0V電源ラインと
アース間にある浮遊容量、40はVcc電源供給ラインと
アースとの間に発生する浮遊容量、42はVcc−0V間
に設けられる平滑コンデンサである。
用0V電源をとり込むのはこの装置5より何らかの検出
信号をとり出したい時に必要であり、ここでは制御用0
V電源をとり込んだ場合について説明するが、ない場合
も同様に説明できる。いま、雷サージあるいは開閉サー
ジ等の何らかの原因によってアースよりノイズが侵入
し、制御用0Vとアースとの間にVY1なる電圧が、又、
浮遊容量39,40,41を介するラインとアースとの
間にVY2なる電圧が発生したとする。この場合、接地コ
ンデンサ33の容量を1/CY1、浮遊容量39,40,
41の合成インピダンスを1/CY2とすると、CY1≠C
Y2のため、アース間に発生する電圧はVY1≠VY2とな
り、異なる電圧が印加される。このVY1,VY2の電位差
により、図11に示すように、電位の高い方から低い方
へ(図ではVY2>VY1)向かって、Vcc電源ラインにI
Y3、信号ラインにIY4、0V電源ラインにIY5なるコモ
ンモードノイズ電流(合成してIY1のノイズ電流:IY1
=IY3+IY4+IY5)が流れる。
地コンデンサ33が充電され、電位が逆転して、今度は
VY2<VY1となり、同じ電線経路で逆方向に電流が流れ
る。このように、接地コンデンサ33と浮遊容量39,
40,41との間で共振現象が生じ、共振電流が流れ
る。この共振電流はコモンモードであるためVcc電源ラ
イン、信号ライン、0V電源ラインとも同一方向に流れ
るが、各回路間のインピダンスの差があるため、それぞ
れのラインは異なる電流が流れIY3≠IY4≠IY5であ
る。この回路間のインピダンスの差による共振電流の違
いにより、Vcc電源ラインと信号ラインとの間に共振電
流に見合った振動電圧が発生する。そのため、振動電圧
がフォトカプラ1次側フォトダイオードの発光しきい値
をこえると、IGBT信号作成回路2の点弧信号と無関
係にオンしたり、また、発光しきい値以下になると点弧
状態にもかかわらずオフしたりする。
合について説明する。図12も図11と同様、説明に必
要な回路のみを記載している。いま、空間よりΦなる磁
界、電界あるいは電磁波等が発生し、電源供給ライン、
及び信号ラインに誘導ノイズを受けた場合、Vcc電源ラ
インにはケーブルを伝わるノーマルモードのノイズ電流
IZ11 が、又、浮遊容量40を充電すべくIZ12 なるノ
イズ電流が流れる。同様に、信号ラインにおいてもI
Z21 、IZ22 のノイズ電流が流れる。このように、電源
供給ラインと信号ラインとに全く同一の誘導ノイズが発
生しても、Vcc電源供給ラインと信号ラインとのインピ
ダンスの差によりIZ11 ≠IZ21 となり、結局IZ12 ≠
IZ22 となる。したがって、各ラインの浮遊容量40,
39は同じだとしても充電時間が異なるため、VZ1≠V
Z2となって、Vcc電源ラインと信号ラインとの間に電位
差が発生し、上記項で説明したように、フォトカプラ
1次側の発光しきい値に応じてオンしたりオフしたりし
て誤動作するのである。
とIGBTゲートドライブ制御装置5との間のフォトカ
プラ絶縁回路において、〜項のいずれかのノイズが
発生し得るため、IGBTのゲートドライブ回路のフォ
トカプラ1次側もしくは2次側回路が誤動作することに
よりIGBTが誤動作し、直流短絡による過電流破損や
異常スイッチングによる過熱破損等が生じるおそれがあ
った。又、具体的には説明しなかったが、外部機器と主
制御装置間もしくは同一制御装置内2種類以上の機器間
で上記のようなフォトカプラ絶縁回路を使用して信号を
伝送する場合も同様な誤動作が考えられ、制御異常、機
器の破損等を発生するおそれがあった。
あり、フォトカプラなどの絶縁伝送手段を介して二つの
回路間で信号伝送を行う際に、浮遊容量の存在に起因す
るノイズが発生した場合であっても、制御異常や機器の
破損を防止することが可能な制御装置を提供することを
目的としている。
決するための手段として、第1の回路と第2の回路との
間を電気的に絶縁する絶縁伝送手段を介して両回路間で
の信号伝送を行ない、しかも、この信号伝送の際に、浮
遊容量の存在に起因するノイズが発生し得る制御装置に
おいて、前記第1の回路と前記絶縁伝送手段とを接続す
る電源供給側ライン上及び信号側ライン上に、互に同一
又は同一に近い抵抗値を有する二つの入力抵抗を設け、
電源側供給ラインのインピダンスと信号側ラインのイン
ピダンスとがほぼ等しくなるようにしたこと、を特徴と
するものである。
に近い二つの入力抵抗を設けることにより、二つのライ
ンのインピダンスを互に等しくすることができる。これ
により、絶縁伝送手段を介して第1の回路に流れるノイ
ズ電流を減少させることができ、絶縁伝送手段のノイズ
耐量を大きくすることができる。
示す構成図であり、必要な個所のみを図示してある。こ
の図において、6Aはフォトカプラ8の1次側近傍のV
cc電源供給側回路に設けたフォトカプラ1次側電流制限
抵抗(入力抵抗)である。
ス間にVxなるノイズ電圧が発生し、ノイズ電流Ix1
が流れる状態になった場合、電源供給側回路は合成イン
ピダンスCxの高周波信号に対しては低インピダンスを
構成しているため、Ix11>>Ix12なる関係のノイズ電
流が電源供給側回路と、信号側回路に流れることは図1
0においてすでに説明した。これに対し、図1の構成で
は、電源供給側回路にも信号側回路と同じ定数の抵抗を
設けたので、電源供給側回路の合成インピダンスは、Z
vcc=R1 +1/Cx、又、信号側回路の合成インピダ
ンスはZx=R1 +R2 +1/Cx1 となる。ここで、
抵抗6,6Aの抵抗値をR1 、抵抗4の抵抗値をR2 と
し、信号側回路の容量に関する合成インピダンスを1/
Cx1 とした。
等の回路を通ってアースに接続されるため、高周波信号
に対してはほぼ等しいインピダンスを有し、Cx=Cx
1 と言える。従って、電源供給側回路と信号側回路との
インピダンスの差はR2 のみとなる。R1 に対しR2 を
十分小さくとれば上記2回路のインピダンスは、Zvcc
=Zxが成立するようになる。図1に示す回路構成にお
いて、図8に示したような電圧Vxが発生した場合、フ
ォトカプラ2次側から侵入するノイズ電流をIx3 、電
源供給側回路に流れる電流をIx31、信号側回路に流れ
る電流をIx32とすると
るノイズ電流Ix1 と比較すると
回路構成にすることにより、フォトカプラ1次−2次間
の浮遊容量を通って抜けるノイズ電流が減少したことを
意味している。
ラ8のが誤動作を開始する最低ノイズ電流であるとすれ
ば、(A)式で示される電流Ix3 がIx1 のレベルま
で増加して初めてフォトカプラ8が誤動作を開始するよ
うになるので、(A)式の
ォトカプラ1次−2次回路間に印加されるdV/dtコ
モンモードノイズ電圧除去比が向上したことになり、フ
ォトカプラ1次−2次間浮遊容量を通って抜けるノイズ
電流に対しノイズ耐量が向上し、誤動作が発生する可能
性が大幅に減少する。
例の要部を示すものである。この図2の構成は、図1の
構成に、さらに、フォトカプラ1次側に並列にしきい値
設定用抵抗20、1次側電源供給側回路と信号側回路と
のライン間を安定させるライン安定用コンデンサ19,
21,21A、1次側電流制限抵抗6A,6のフォトカ
プラ1次側の反対側に並列に放電抵抗18を設けたもの
である。
いて説明する。図2において、VFをフォトカプラ1次
側しきい値、抵抗18の両端電圧をVR 、フォトカプラ
1次側フォトダイオードに流れる電流をIF とする。抵
抗4の抵抗値をR4 、抵抗6,6Aの抵抗値をR6 、抵
抗20,18の抵抗値をR20,R18としたとき、オン時
のVR 電圧は
ラ1次側の発光しきい値VF は一定であるから、VR の
値は変わらないが、IF の大きさはR20→大の時、IF
→大となり、また、R20→小の時、IF →小となる。
デンサCY1とライン−アース間浮遊容量CY2の容量が異
なることに起因する共振現象により、電源供給側回路と
信号側回路との間に振動電圧が発生したとする。この振
動電圧は図2の回路においても発生し、フォトカプラ1
次側の最終電圧源となるVR 電圧に対しても影響を及ぼ
し、VR 電圧が共振電流に応じて変動する。フォトカプ
ラ8をオンさせるためには、最低のフォトカプラ1次電
流(電流しきい値)を流す必要があり、このしきい値電
流をIF1、VR 電圧をVR1とすると、上記(B),
(C)の式及びIF1より次のことが言える。 (i)フォトカプラ8がオンであってVR 電圧が発生し
ている状態の時に、振動電圧によりVR 電圧が下がる。
VR とIF は(B)式より明らかなように比例関係にあ
るので、VR が低下するとIF も低下する。このIF が
IF1を下まわる時に、フォトカプラ8の1次電流がしき
い値以下となり、フォトカプラ8がオフする(図3
(a))。 (ii)フォトカプラ8がオフ時にVR 電圧は0Vである
が、振動電圧によりVR電圧が高くなり、IF の電流が
IF1以上になるとフォトカプラ8の1次電流がしきい値
以上となり、フォトカプラ8がオンする(図3
(b))。
レベルの変動と1次電流しきい値との関連について、
(B)式と図4に基いて説明する。いま、VR とIF に
ついての(B)式のグラフを(イ)とする。そして、R
20を大きくしていくと、(イ)のグラフが(ロ)の位置
に平行移動してくる。フォトカプラ1次側のフォトダイ
オード発光しきい値電流IF1は固定であるため、R20抵
抗を大きくした(ロ)のグラフではVR 電圧はVR2まで
低下する。
に、発光しきい値電圧がVR2に下がったことを意味し、
オン時にオフしにくくなる。又、R20を小さくしていく
と(イ)のグラフは(ハ)の位置に平行移動してくる。
この場合の発光しきい電流値IF1におけるVR 値はVR3
となり高くなる。これは図3(b)の破線部に示すよう
に、発光しきい電圧が高くなったことを意味し、オフ時
にオンしにくくなる。このように、R20の抵抗値を変更
することにより、発光しきい値の電圧レベルVR が変わ
るので、制御装置の共振回路の状況に応じて適当な発光
しきい電圧値VR を選択でき、オン状態においても、オ
フ状態においても最も有効となるR20の定数を選ぶこと
が可能となり、コモンモードノイズ発生時のノイズ耐量
を全モードに対し向上させることができるようになる。
9,21,21Aの効果について説明する。先に、しき
い値設定用抵抗20の効果において説明したようにコモ
ンモードノイズにより、電源供給回路と信号回路との間
に図3で示されるような振動電圧が発生する。この振動
電圧に対し、両回路間にコンデンサ19,21,21A
を設けると、19,21,21Aのコンデンサ容量をC
P とすればi=CP ・(dV/dt)なる電流がこれら
のコンデンサを介して、両回路間に流れる。したがっ
て、高周波振動電圧に対し、両回路間は低インピダンス
でクランプされることになり、振動電圧が抑制される。
なくとも1個以上設ければ効果は充分であり、必ずしも
3個設ける必要はない。更に、このコンデンサは時定数
によるノイズ電圧の遅延を目的とするものでなく、高周
波電圧に対してVcc電源ライン、信号ラインの低インピ
ダンス化を図ることが目的のため、容量は数100pF
程度の小容量でも効果はあり、IGBTの高周波スイッ
チング制御における信号伝送遅れを無視できるほどの遅
れ時間(1μsec 以内)しか発生せず制御上悪影響を及
ぼすこともない。
する。先に説明したコンデンサ19を設けた場合におい
て、図2の回路ではオンよりオフになる際、コンデンサ
19のチャージ電圧VR は、抵抗6A−フォトダイオー
ド、他は抵抗20〜6のループで放電するだけなので放
電に時間がかかる。そこで、放電用としてコンデンサ1
9と並列に抵抗18を接続している。又、抵抗18のも
う1つの効果として、オン時に電圧VR を発生すると、
IR18 =VR /R18の1次電流がフォトカプラ1次電流
IF とともに流れて全体としての1次電流I1 がI=I
F +VF /R20+VR /R18となって増加するという効
果がある。この電流増加により伝送ケーブル自体の電磁
結合が強化されて、誘導ノイズコモンモードノイズに対
する耐量が向上する。
つき説明する。図6は、IGBTの代わりにパワートラ
ンジスタを用いた構成であるが、図6を説明する前に、
パワートランジスタを用いた場合の問題点を図5に基き
説明する。
パワートランジスタを使用した場合の一般的回路を示
す。図5において、15は客先交流電源34と電気的に
絶縁する絶縁トランス、16は電流駆動形パワートラン
ジスタ、17はパワートランジスタ16のベース回路を
駆動するベース電流を安定供給するための大容量平滑コ
ンデンサ、25は交流電源を整流する整流器である。図
8と異なる点は、パワートランジスタ16を電流駆動す
るためベース電流制限抵抗10の容量が大きくなり、主
回路側半導体素子駆動装置より分離して独立に設けられ
ている点である。
生すると、フォトカプラ8の1次−2次間の浮遊容量を
通って流れ込む電流Ix1 と、平滑コンデンサ12,1
7、整流器25、電流制限抵抗10の回路より絶縁トラ
ンス交流電源の浮遊容量36を通ってアースに流れ込む
電流Ix2 とが生ずる。この電流Ix2 は、電流制限抵
抗10及び平滑コンデンサ12を通って整流器25の方
へ流れる電流をそれぞれIx21,Ix22とすると、それ
ら電流の合計となるが、回路インピダンスの面から考え
るとIx21<Ix22となる。又、平滑コンデンサ12の
(+)電源−0V電源−(−)電源に接続される各回路
は若干のインピダンスの差はあるものの、Ix21回路の
インピダンスに比べるとほとんど同じである。したがっ
て、〔(+)端子の回路でのノイズ電流〕=Ix22/
3、〔中点回路でのノイズ電流〕=Ix22/3、
〔(−)端子の回路でのノイズ電流〕=Ix22/3、が
ほぼ成立すると言える。すなわち、平滑コンデンサ12
の端子間で発生する電位変動はほとんどない。
インピダンスが高く電流が流れにくいが、これが浮遊容
量36を通ってアースまで流れる時、アース電位を基準
に考えると、電流制限抵抗10からトランジスタ11の
上側コレクタに接続される回路と、電流制限抵抗10か
ら平滑コンデンサ12に接続される回路との間には大き
な電位変動が発生する。よって、電流増幅装置9には電
位変動する振動電圧が上側トランジスタ11のコレクタ
−ベース側に回り込んで侵入し、トランジタ11のベー
ス駆動回路を含めた電流増幅装置9が誤動作する。
る各回路はインピダンスが若干異なるのみでほぼ等しい
と説明したが、それは電流制限抵抗10に接続される回
路と比較した場合であって、厳密に言うと、平滑コンデ
ンサ12の(+)電源−0V電源−(−)電源のそれぞ
れに接続される回路はやはりインピダンスがそれぞれ異
なっている。従って、平滑コンデンサ12に接続される
回路の(+)電源及び(−)電源をフォトカプラ8の動
作電源として使用する場合、図8において説明した項
のようなノイズが発生すると、電位変動している瞬間の
dV/dt区間のみフォトカプラ8の動作電源回路が電
位変動し、フォトカプラ8が誤動作する場合があった。
そして、dV/dtのエネルギーが大きくなり電流Ix
2 が増加すればする程、顕著にこの傾向は現れる。以上
のように、パワートランジスタを使用したベースドライ
ブ回路においては、フォトカプラ2次側ドライブ回路よ
りアースに流れるもれ電流のみで誤動作する場合があっ
た。
いた図5の構成に対し、ノイズ耐量の向上を図ったもの
である。図6において、22,22Aは電源とプルアッ
プされるプルアップ抵抗である。まず、プルアップ抵抗
22について、その効果を説明する。図5において説明
したように、ベース電流制限抵抗10に接続されるライ
ンと平滑コンデンサ12の電源供給ラインとのインピダ
ンスの差により、その間で大きな振動電圧が発生するこ
とになる。そこで、平滑コンデンサ電流の安定化電源回
路とベース電流制限抵抗10に接続されるライン間に低
インピダンスのプルアップ抵抗22を設け、両者のライ
ン間の低インピダンス化を図っている。
ライン間にコンデンサを設けるのが最も良いが、パワー
トランジスタ16のオン時に、その追加コンデンサから
突入電流がベース回路に流れ込み、パワートランジスタ
16のベースドライブ回路を破損させるおそれがある。
そのため低インピダンスのプルアップ抵抗22を設けて
いる。この低インピダンスのプルアップ抵抗22を設け
たことにより、ベース電流制限抵抗10に接続されるラ
インと平滑コンデンサ12の電源ラインとの間の低イン
ピダンス化が図られ、振動電圧を抑制して誤動作を防止
することができる。
の効果を説明する。これも図5で説明したが、dV/d
tの急俊な電位変動により電位変動している区間ではノ
イズ電流Ix2 が2次側ドライブ回路に流れる。この
時、平滑コンデンサ12の(+)電源−0V電源−
(−)電源に接続される回路のわずかのインピダンスの
差により、フォトカプラ8の電源回路に電位変動が生じ
てフォトカプラ8を誤動作させる。そこで、フォトカプ
ラ電源回路と平滑コンデンサ安定化電源回路間にプルア
ップ抵抗22Aを設け、フォトカプラ電源回路内へのノ
イズ混入を抑制するようにしたものである。これによ
り、フォトカプラ電源回路自体がノイズに対し安定した
ものとなり、フォトカプラ8の誤動作が防止される。
等の二つの回路間で信号伝送を行う場合、絶縁伝送手段
としてフォトカプラを使用すれば本来有効なはずである
が、ノイズ発生の状況によっては単に絶縁するだけでは
誤動作防止対策としてはあまり有効でない場合がある。
しかし、上記各実施例で説明した通り、フォトカプラ1
次側回路及び2次側回路で種々のノイズ対策を実施する
ことにより絶縁伝送手段として充分な効果が得られる。
このような対策を、制御装置内に絶縁伝送手段(必ずし
もフォトカプラのみに限られない。)を有する伝送回路
に盛り込むことにより、いかなるノイズがどうのような
状況で混入したとしても、ノイズに対する耐量を向上さ
せることができる。したがって、絶縁伝送手段の入出力
回路の誤動作をなくすことにより制御異常、機器の破損
を防止することができ、安全で信頼性の高い制御装置を
実現することができる。
カプラなどの絶縁伝送手段を介して二つの回路間で信号
伝送を行う際に、浮遊容量の存在に起因するノイズが発
生した場合であっても、制御異常や機器の破損を防止す
ることが可能な制御装置を実現することができる。
図。
示す構成図。
構成図。
005号)。
デンサ 18 放電抵抗 10 制限抵抗 22 低インピダンス化するためのプルアップ抵抗 22A ノイズ混入を制御するためのプルアップ抵抗
Claims (6)
- 【請求項1】第1の回路と第2の回路との間を電気的に
絶縁する絶縁伝送手段を介して両回路間での信号伝送を
行ない、しかも、この信号伝送の際に、浮遊容量の存在
に起因するノイズが発生し得る制御装置において、 前記第1の回路と前記絶縁伝送手段とを接続する電源供
給側ライン上及び信号側ライン上に、互に同一又は同一
に近い抵抗値を有する二つの入力抵抗を設け、電源側供
給ラインのインピダンスと信号側ラインのインピダンス
とがほぼ等しくなるようにしたこと、 を特徴とする制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の制御装置において、 前記絶縁伝送手段はオンオフ動作を行うものであり、こ
の絶縁伝送手段の一次側に流れる電流を所定範囲に設定
するための分圧抵抗を、前記二つの入力抵抗に対し並列
に且つ絶縁伝送手段の一次側寄りに接続し、 前記オンオフ動作について前記ノイズによる誤動作の発
生を防止するようにしたこと、 を特徴とする制御装置。 - 【請求項3】請求項2記載の制御装置において、 前記第1の回路と前記二つの入力抵抗との間における前
記電源供給側ライン及び信号側ライン間に、前記絶縁伝
送手段の入出力伝送時間が1μ秒以内となるように、時
定数の小さな容量を有するコンデンサの両端を接続した
こと、 を特徴とする制御装置。 - 【請求項4】請求項3記載の制御装置において、 前記コンデンサと前記二つの入力抵抗との間における前
記電源供給側ライン及び信号側ライン間に、前記絶縁伝
送手段のオン動作時にこの絶縁伝送手段に流れるべき電
流の一部を分流させるための放電抵抗の両端を接続した
こと、 を特徴とする制御装置。 - 【請求項5】請求項1記載の制御装置において、 前記第2の回路は、パワートランジスタにベース電流を
供給するパワートランジスタ駆動回路であって、ベース
電流供給源となる平滑コンデンサと、ベース電流を制限
するための制限抵抗と、を備えており、 さらに、前記制限抵抗の両端に接続されるライン間を低
インピダンス化するためのプルアップ抵抗を有している
こと、 を特徴とする制御装置。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の制御装
置において、 前記絶縁伝送手段はフォトカプラであり、このフォトカ
プラに、フォトカプラ電源回路内へのノイズ混入を抑制
するためのプルアップ抵抗を接続したこと、 を特徴とする制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04091995A JP3241958B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04091995A JP3241958B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237210A JPH08237210A (ja) | 1996-09-13 |
JP3241958B2 true JP3241958B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=12593916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04091995A Expired - Lifetime JP3241958B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241958B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP04091995A patent/JP3241958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08237210A (ja) | 1996-09-13 |
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