JP3241771U - 管支持具 - Google Patents

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優也 河瀬
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Abstract

【課題】配管を支持具に押し付けるだけで簡単に取り付けることができ、しかも、吊りボルトに対する配管の支持角度の調整を自在に行える管支持具を提供する。【解決手段】管支持具は、棒状の懸吊部材Pの側面に着脱自在に装着する固定具10と、固定具10に連結されて管状部材Qを支持する支持体20を含む。固定具10を弾性帯板にて形成する。懸吊部材Pに係止する上下一対の切欠係止部11を弾性帯板の長手側縁に形成する。支持体20を合成樹脂材にて形成する。管状部材Qの側面に沿って挟持する挟持片23を支持体20に形成する。各挟持片23の開口部位に係合解除自在な係合部24を設ける。リベット30で固定具10に支持体20を回転自在に支持する。【選択図】図3

Description

本考案は、例えば吊りボルト等の懸吊部材にプリンクラー用巻き出し配管(SPフレキ管)等の管状部材を支持する際に使用する管支持具に関するものである。
吊りボルトに管状部材を支持する配管支持金具が特許文献1に示されている。この支持金具は、配管1を左右一対の挟持半体2で挟持し、挟持半体2上部の取付部3と、取付部材8下部の重合部5とに止着ボルト9を挿通すると、挟持半体2が閉塞保持されると共に、取付部材8を介して吊りボルト6に配管1が吊り下げ支持される構成である。
この管支持具で配管1を支持する作業は、一方の手で配管1を支持しながら他方の手で配管1を挟持半体2で挟持し、更に取付部材8と重合部5とを重ねて止着ボルト9を挿通し、固定する作業になる。
特開2014-214868号公報
たとえば、屋内消火栓配管の一つである二重天井内のスプリンクラー用巻き出し配管(SPフレキ管)の配管施工は、高所作業になるため、できるだけ安全な作業で容易に行えることが望ましい。
特許文献1の配管支持金具は、配管を支持する施工を両手で行うものであり、高所作業での安全性に課題があり、施工業者の手間を要するといった不都合もある。
また、吊りボルトに対して配管の支持角度を調整して固定する場合もあるが、一対の挟持半体による配管の支持方向は水平方向に限られ上下等の角度調整は困難な構造であった。
そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、片手で配管を支持具に取り付けることができ、しかも、吊りボルトに対する配管の支持角度の調整が自在な管支持具の提供を目的とする。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、棒状の懸吊部材Pの側面に着脱自在に装着する固定具10と、固定具10に連結されて管状部材Qを支持する支持体20とからなる管支持具において、前記固定具10は、前記懸吊部材Pに係止する上下一対の切欠係止部11を弾性帯板の長手側縁に備え、前記支持体20は、前記管状部材Qの側面に沿って挟持する湾曲した一対の挟持片23を備えると共に、各挟持片23の開口部位に係合解除自在な係合部24を設けたことにある。
第2の手段は、前記固定具10において、前記上下一対の前記切欠係止部11が、前記固定具10の同一片上に位置するように構成したものである。
の手段の前記固定具10は側面略弓形状に屈曲する弾性金属材にて設けられ、前記支持体20は合成樹脂材にて形成され、前記固定具10と前記支持体20とを貫通するリベット30により、前記固定具10に前記支持体20を回転自在に支持するように構成したものである。
の手段は、前記固定具10において、前記リベット30を挿通するリベット挿通孔12を長孔状に形成し、前記リベット30による前記支持体20の支持位置をリベット挿通孔12の長手方向に沿って移動自在に構成した。
第5の手段は、前記支持体20において、前記リベット30を挿通する支持体側リベット挿通孔を長孔状に形成し、前記リベット30による前記支持体20の支持位置をリベット挿通孔12の長手方向に沿って移動自在に構成した。
の手段の前記支持体20は、前記固定具10に連結する連結台座21と、該連結台座21の長手両端部から延長され前記挟持片23の各外側面に揺動自在に連結する一対の連結片22と、前記挟持片23の開放端部に形成された前記係合部24とを備え、前記係合部24の開口部方向からの押圧力で前記挟持片23が拡開し、前記挟持片23の内部に前記管状部材Qが挿入されると前記係合部24が閉じるように構成されている。
の手段は、前記支持体20の前記連結台座21又は前記挟持片23のいずれか一方又は両方の前記管状部材Q側に規制突起27を形成し、該規制突起27が前記管状部材Qの表面に形成された溝に嵌合するように構成した。
の手段は、前記固定具10は側面略弓形状に屈曲する弾性金属材にて設けられ、前記支持体20は合成樹脂材にて形成され、前記固定具10と前記支持体20とを貫通するネジにより、前記固定具10に前記支持体20を回転自在に支持するように構成し、前記固定具10と前記支持体20を相対的に回転することにより前記固定具10と前記支持体20との間の距離を調整できるように構成したものである。
本考案によると、片手で配管を支持具に押し付けるだけで取り付けることができ、吊りボルトに対して配管の支持角度を自由に調整することが可能になった。
本考案支持具を示す斜視図である。 本考案の支持体の向きを変更した状態を示す斜視図である。 本考案の使用状態を示す斜視図である。 本考案支持具を示す正面図である。 本考案支持具を示す側面図である。 本考案支持具を懸吊部材に取り付ける状態を示す斜視図である。 本考案支持具に管状部材取り付ける状態を示す斜視図である。 本考案の係合部を取り外す状態を示す斜視図である。 本考案の挟持片に規制突起を形成した状態を示す正面図である。 本考案の連結台座に規制突起を形成した状態を示す斜視図である。 (イ)、(ロ)は、本考案のリベット挿通孔の例を示す側面図である。
本考案は、例えば吊りボルト等の懸吊部材Pにスプリンクラー用巻き出し配管(SPフレキ管)等の管状部材Qを支持する管支持具で、懸吊部材Pに係止する固定具10と、管状部材Qを挟持する支持体20とがリベット30にて連結された構成である(図1参照)。
固定具10は側面略弓形状に屈曲する弾性金属材にて設けられ、この弾性帯板の片側の長手側縁に、懸吊部材Pに係止する上下一対の切欠係止部11を備えている(図6参照)。そして、この弾性金属材を片手で屈曲して側面略弓形状にした固定具10の切欠係止部11を懸吊部材Pに係止し、手を離すと弾性金属材の弾性力にて固定具10が懸吊部材Pに係止する。
支持体20は、合成樹脂材にて成形された部材である。この支持体20は、管状部材Qの側面に沿って挟持する湾曲した一対の挟持片23と、各挟持片23の開口部位に係合解除自在な係合部24とを備えている(図1参照)。
挟持片23は、図4に示すごとく、リベット30を介して固定具10に連結する連結台座21と、この連結台座21の長手両端部から夫々延長された連結片22と共に一体に形成され、管状部材Qの側面を挟持するように形成している。連結台座21は固定具10に対してリベット30で回転自在に止着されているので、挟持片23の角度も自ずと変更自在になる。例えば、図1では、挟持片23の向きを水平な管状部材Qに合わせている。また図2のように、挟持片23の向きを垂直な管状部材Qに合わせることも可能である。
連結片22は、挟持片23の各外側面に揺動自在に連結することで、湾曲した挟持片23の開閉作用を促進する(図4参照)。また、挟持片23は異なった種類の管状部材Qを挟持することも可能になる。例えば、スプリンクラー用巻き出し配管(SPフレキ管)の他、ポリブデン管、ポリエチレン管、サヤ管、CD管などである。
更に、各挟持片23の開放端部に係合部24が形成されている(図4、図5参照)。図示の係合部24は、係合内部片24Aと係合外部片24Bとを重ねて係合する(図4参照)。すなわち係合内部片24Aは管状部材Qの側面に沿って湾曲した部材で、この係合内部片24Aの外側に係合凹部26を設けている。一方、係合外部片24Bは係合内部片24Aの外側に重合する部位で、係合凹部26に係脱自在に合する係合突起25を有する。
そして、図7のように係合部24の開口部方向から管状部材Qを押圧すると、挟持片23が拡開し、挟持片23の内部に管状部材Qが挿入される。更に、挟持片23内の管状部材Qを連結台座21方向に押圧すると、連結片22に揺動自在に連結された側の内部端部が押圧されて挟持片23の開口端部が閉じる状態になる。そうすると、係合部24の係合内部片24Aと係合外部片24Bとが自然に重合して係合状態になる(図3参照)。
この結果、作業者は、管状部材Qを支持体20の開口部から片手で支持体20内に押し込む作業のみで管状部材Qを挟持することができる。更に、係合部24の係合状態を解除するには、係合内部片24Aと係合外部片24Bとの間にマイナスドライバー等の工具Rの先端を差し込むことで簡単に解除できる(図8参照)。
図9、10に示す符号27は、管状部材Qの表面に形成された溝に係止して位置ずれを防止する規制突起である。図9の規制突起27は、挟持片23の内側にそれぞれ形成している。また図10の規制突起27は、支持体20の連結台座21に形成したものである。この図10の場合、管状部材Qを挟持片23で挟み込む際、挟持片23に管状部材Qの山部の外周が接触し、規制突起27は管状部材Qの山部の外周より管状部材Qの内側に潜り込み、管状部材Qの山部の内周には接触しない高さであるとともに、挟持片23に干渉しないようになっている。
リベット30は、固定具10と支持体20との各中央部位を貫通し、固定具10に支持体20を回転自在に連結する連結部材である(図11参照)。このとき、固定具10に形成したリベット挿通孔12を長孔状に形成し、リベット30による支持体20の支持位置をリベット挿通孔12の長手方向に沿って移動自在に連結することとしてもよい(図11参照)。すなわち、同図(イ)のリベット挿通孔12は、固定具10の長手方向に沿ってリベット30が移動する。また、同図(ロ)のリベット挿通孔12では、固定具10の長手方向に対してリベット30が横向きに移動する。この結果、固定具10と支持体20との連結位置の調整が可能になり、懸吊部材Pに対する管状部材Qの支持位置を調整することができる。また、そのことにより、規制突起27が管状部材Qの表面に形成された溝に確実に係止するよう位置調整ができる。
また、支持体20に形成した支持体側リベット挿通孔を管状部材Q進行方向が広い長孔状に形成し、リベット30による支持体20の支持位置を支持体側リベット挿通孔の長手方向に沿って移動自在に連結することとしてもよい。
尚、本考案支持金具は、図示例に限定されるものではなく、固定具10や支持体20、リベット30の各構成は任意の変更が可能であり、本考案の要旨を変更しない範囲で自由に設計変更することができる。
上記実施形態においては、リベット30により固定具10と支持体20を回転自在に連結する態様を示したが、リベット30にかえてネジにより固定具10と支持体20を回転自在に連結してもよい。前記固定具10と前記支持体20とを貫通するネジにより、前記固定具10に前記支持体20を回転自在に支持するように構成し、前記固定具10と前記支持体20を相対的に回転することにより前記固定具10と前記支持体20との間の距離を調整できるように構成してもよい。
P 懸吊部材
Q 管状部材
R 工具
10 固定具
11 切欠係止部
12 リベット挿通孔
20 支持体
21 連結台座
22 連結片
23 挟持片
24 係合部
24A 係合内部片
24B 係合外部片
25 係合突起
26 係合凹部
27 規制突起
30 リベット

Claims (8)

  1. 棒状の懸吊部材の側面に着脱自在に装着する固定具と、固定具に連結されて管状部材を支持する支持体とからなる管支持具において、
    前記固定具は、前記懸吊部材に係止する上下一対の切欠係止部を弾性帯板の長手側縁に備え、
    前記支持体は、前記管状部材の側面に沿って挟持する湾曲した一対の挟持片を備えると共に、各挟持片の開口部位に係合解除自在な係合部を設けたことを特徴とする管支持具。
  2. 前記上下一対の切欠係止部が、前記固定具の同一片上に位置する請求項1記載の管支持具。
  3. 前記固定具は側面略弓形状に屈曲する弾性金属材にて設けられ、前記支持体は合成樹脂材にて形成され、前記固定具と前記支持体とを貫通するリベットにより、前記固定具に前記支持体を回転自在に支持するように構成した請求項1記載の管支持具。
  4. 前記固定具において、前記リベットを挿通するリベット挿通孔を長孔状に形成し、前記リベットによる前記支持体の支持位置をリベット挿通孔の長手方向に沿って移動自在に構成した請求項2記載の管支持具。
  5. 前記支持体において、前記リベットを挿通する支持体側リベット挿通孔を長孔状に形成し、前記リベットによる前記支持体の支持位置をリベット挿通孔の長手方向に沿って移動自在に構成した請求項3記載の管支持具。
  6. 前記支持体は、前記固定具に連結する連結台座と、該連結台座の長手両端部から延長され前記挟持片の各外側面に揺動自在に連結する一対の連結片と、前記挟持片の開放端部に形成された前記係合部とを備え、前記係合部の開口部方向からの押圧力で前記挟持片が拡開し、前記挟持片の内部に前記管状部材が挿入されると前記係合部が閉じるように構成された請求項1記載の管支持具。
  7. 前記支持体の前記連結台座又は前記挟持片のいずれか一方又は両方の前記管状部材側に規制突起を形成し、該規制突起が前記管状部材の表面に形成された溝に嵌合するように構成した請求項6記載の管支持具。
  8. 前記固定具は側面略弓形状に屈曲する弾性金属材にて設けられ、前記支持体は合成樹脂材にて形成され、前記固定具と前記支持体とを貫通するネジにより、前記固定具に前記支持体を回転自在に支持するように構成し、前記固定具と前記支持体を相対的に回転することにより前記固定具と前記支持体との間の距離を調整できるように構成した請求項1記載の管支持具。
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