JP3241167U - うなぎ・アナゴ割き用着脱ピン - Google Patents

Abstract

【課題】うなぎやアナゴの料理でこれらを割くとき、これらを固定するため、強く打ち込む必要があり、またそれらを引き抜くときもかなりの力を必要とする千枚通しやきりよりも簡単に、少しの力で確実な操作ができ、まな板に余計な傷をつけず、不要な場合は簡単に取り外せる部品を提供する。【解決手段】先を尖らしたピンの尻をボルトの頭に埋め込み接合した部品であり、そのボルトをまな板に埋め込まれた埋め込みナットにねじ込み固定し、不要の場合は取り外す。【選択図】図１

Description

本考案は、うなぎやアナゴなどの食材を調理するときに、まな板に素早く簡単に固定できる装置に関するものである。

うなぎやアナゴなどの食材を捌くときなど、調理を円滑に行うために、食材の一端をまな板に固定する方法が採られ、その道具として目打ちと呼ばれる単に先を尖らせた千枚通し・キリ、又は釘のようなものが用いられてきた。

その用法として、利き手で目打ちを持ち、うなぎなどの食材に突き刺し、そして、その手で包丁を握り、その包丁で目打ちをまな板に叩き込んで固定する。

その目打ちは、まな板への叩き込み方が弱いと調理の途中で外れ、また、充分叩き込んだときは引き抜くときに苦労することになり、女性や子供では非力であり作業がしにくいなどの問題があった。

その上、その都度目打ちを包丁で叩き込むためにまな板の傷みが激しかった。

なし

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解決しようとする問題点は、簡単に、少しの力で確実な操作ができて、尚且つまな板を極力傷つけないように食材を確実に固定するものである。

本考案は、作業中に容易に外れたりすることがないように、まな板と目打ち装置を一体化させる。

本考案は、従来の方法より作業工程が短縮でき、尚且つ少しの力で操作できるため、調理に要する時間が短縮でき、又、たびたび叩き込む必要がないので、まな板に傷がつきにくいという効果がある。

また、必要がない場合やじゃまな場合は、ねじって取り外すことにより、簡単に単なるまな板に復帰させることが可能である。

この図は、本考案をまな板に埋め込まれた埋め込みナットにセットした状態の断面図である。

先を尖らしたピンの尻をボルトの頭に埋め込み接合し、そのボルトをまな板に埋め込まれた埋め込みナットにねじ込み固定する。

うなぎやアナゴの頭付近をピンの上に乗せ、上から押さえつけて、その食材を固定する。

図１は、本考案をまな板に取り付け、食材に対して使用できる状態を示した断面図である。

本考案は、うなぎやアナゴだけでなく、ドジョウや鱧などの食材をはじめ、食材をうす引きや削ぎ切りを行うときなど、食材等を固定したい時などに応用可能である。

１ ピン
２ ボルトの頭
３ ボルトのネジ部
４ まな板に埋め込まれた埋め込みナット
５ まな板
６ まな板表面

Claims (2)

1. 先を尖らしたピンの尻をボルトの頭に埋め込み接合した部品
2. 請求項１とまな板に埋め込むための埋め込みナットとの組み合わせ

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