JP3241085B2 - 多層容器の製造方法及び多層容器用プリフォーム - Google Patents

多層容器の製造方法及び多層容器用プリフォーム

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、延伸ブロー成形その他
の成形加工方法を用いて多層構造の容器を製造する多層
容器の製造方法及びその製造方法に用いるプリフォーム
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリフォームに延伸ブロー成形等を施し
て容器を製造するという容器の製造方法は従来より広く
知られている。また、プリフォームとして、容器の主体
部分を構成する樹脂、例えばポリプロピレン(PP)に
特定機能を奏する機能性樹脂を積層した構造の、いわゆ
る多層構造のプリフォームを用いることも既に知られて
いる。
【0003】上記の特定機能としては、例えば、酸素や
二酸化炭素等のガスが容器壁を通過するのを防止するガ
スバリヤ性、容器内の湿度を保持する防湿性、高温雰囲
気に置かれても損傷することのない耐熱性、内容物の香
気成分が容器壁を通って外部へ揮散するのを遮断する香
気バリヤ性、低分子量物質の放出による異臭の発生が少
ない低臭性、そして薬品を内容物として収容できる耐薬
品性等がある。
【0004】上記のような多層構造のプリフォームを用
いた容器の製造方法として、従来、特開昭59−910
38号公報に開示された方法が知られている。この方法
では、ポリエチレンテレフタレートより成る有底パリソ
ンの胴壁部の外周に、機能性樹脂、すなわちガスバリヤ
性樹脂から成るチューブを密着させ、その状態の有底パ
リソンに対して二軸延伸−吹込成形を施して、ガスバリ
ヤ機能を有する多層容器を製造している。
【0005】しかしながら、この従来の容器製造方法に
おいては、機能性樹脂が有底パリソンの胴壁部だけに装
着されており、容器の口元部に相当する有底パリソンの
口元部及び容器の底部に相当する有底パリソンの底部に
は、機能性樹脂が存在しない。従って、この有底パリソ
ンに二軸延伸−吹込成形を施して容器を製造した場合、
得られる容器の口元部及び底部においてガスバリヤ性、
すなわち特定機能を確保することができない。また、胴
壁部だけにチューブが存在するため、延伸成形時に各部
分の伸びやすさが異なり、偏肉や成形むらが生じてい
た。
【0006】多層構造のプリフォームとして、従来、特
開昭62−11624号公報に開示されたプリフォーム
が知られている。このプリフォームは首部、胴部、そし
て閉塞底部によって構成されており、その首部及び閉塞
底部は熱可塑性ポリエステルによって形成され、そして
その胴部がガスバリヤ性樹脂、すなわち機能性樹脂を含
んだ積層体樹脂によって形成されている。このプリフォ
ームにおいても、容器の口元に相当する首部及び容器の
底部に相当する閉塞底部には機能性樹脂が存在せず、従
って、成形加工によって得られる容器の全領域にわたっ
てガスバリヤ性等の特定機能を確保することができず、
また、成形上の問題も解決していない。
【0007】またさらに、プリフォーム自体を多層射出
成形により製造する技術も提案されている(例えば、特
開平3−176126号公報)が、異種の樹脂を同時に
多層射出するため、層の厚さのコントロールがきわめて
困難であり、また、プリフォーム全体に各樹脂が行き渡
らず、目的とする機能が十分得られないことがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の多層
容器の製造方法における上記の問題点を解消するために
なされたものであって、成形加工によって得られる容器
に関し、特別な加工を施すことなく、プリフォームを容
器へと成形するための成形加工のみによって、口元部及
び底部を含めた容器の全域にわたって機能性樹脂を設け
ることのできる多層容器の製造方法を提供することを目
的とする。また、その製造方法に適したプリフォームを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多層容器の
製造方法は、プリフォームに成形加工を加えることによ
り、口元部、胴部及び底部から成る多層容器を製造する
多層容器の製造方法であって、前記プリフォームは、成
形方向に沿って延びる軸線を中心軸線とする円筒状の側
壁部と、側壁部の端部に連続し、前記中心軸線に対し
て直角方向に延びており、そして機能性樹脂層を含む延
伸部とを有しており、該延伸部は、前記成形方向に関し
前記側壁部の上流側端部に形成されており、前記成
方向に沿って前記延伸部に成形力を付与することによ
り、前記プリフォームの側壁部を前記容器の口元部へ、
そして前記プリフォームの延伸部を前記容器の胴部及び
底部へと成形する工程を有し、前記プリフォームの延伸
部は、予め形成されたシートから成る層と射出樹脂層と
を含むことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る多層容器用プリフォー
ムは、成形加工を受けることにより多層容器へと成形さ
れるプリフォームであって、前記成形方向に沿って延び
る軸線を中心軸線とする円筒状の側壁部と、側壁部の
端部に連続し、前記中心軸線に対して直角方向に延びて
おり、そして機能性樹脂を含む延伸部とを有しており
前記延伸部は、前記成形方向に関して前記側壁部の上流
側端部に形成されると共に、予め形成されたシートから
成る層と射出樹脂層とを含むことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る多層容器の製造方法においては、
機能性樹脂層を含んだプリフォームの延伸部に延伸ブロ
ー成形、真空成形等の成形加工を施すことにより容器の
胴部及び底部が形成される。この場合プリフォームの延
伸部は、成形方向に関してプリフォームの側壁部の上流
側端部に形成されているので、成形加工される延伸部は
プリフォームの側壁部の下流側方向に向って延びる。そ
の結果、容器の口元部は、プリフォームの側壁部と成形
加工された延伸部とが二重に重なった状態の二重構造に
形成される。この二重構造により、容器の口元部にも機
能性樹脂を含んだプリフォームの延伸部が存在すること
になるので、この口元部にも、機能性樹脂によって奏さ
れる特定機能、例えばガスバリヤ性を確保することがで
きる。また、容器の底部もプリフォームの延伸部によっ
て構成されるので、この底部にも特定機能を確保するこ
とができる。
【0012】
【実施例】
(プリフォームの構造)図1は、本発明に係るプリフォ
ームの一実施例を示している。このプリフォーム1は、
中心軸線Lを中心とする円筒状の側壁部2と、その側壁
部2と一体であってその側壁部2の上端に位置する円盤
形状の延伸部3とによって構成されている。延伸部3
は、側壁部2と同一の樹脂からなる主体層3aと、機能
性樹脂によって構成された機能性樹脂層3bとから成る
積層構造になっている。側壁部2の外周面にはネジ山4
が形成されている。
【0013】側壁部2及び延伸部3の樹脂構造は、例え
ば以下のように選定される。側壁部2及び延伸部3の主
体層3aとして、ポリエステル(PET)、ポリプロピ
レン(PP)延伸部3の機能性樹脂層3bとして、 PET/ポリ塩化ビニリデン(PVDC)/PET PET/エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(EV
OH)/PET PET/PVDC/未延伸ポリプロピレン(CPP) PET/EVOH/CPP
【0014】なお、機能性樹脂層3bが奏する特定機能
及びその特定機能を達成する樹脂としては、以下のよう
な例が考えられる。 ガスバリヤ性:EVOH、PVDC、ポリビニルアルコ
ール(PVA) 防湿性:ポリアミド(ナイロン)、PP、乾燥剤練り込
みポリオレフィン 耐熱性:PET、ポリカーボネート(PC)、PP 保香性:PET、EVOH、ポリアクリロニトリル(P
AN) 接着剤層:アイオノマー、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA) 低臭性:PET、PC、PAN 耐薬品性:ポリアミド、PP等のポリオレフィン 上記機能性樹脂層3bは、予め清掃されたフィルムやシ
ートを打ち抜いたものを使用することができる。特に、
この層の厚さを薄くしたい場合、この層の厚さを均一に
したい場合、あるいは延伸処理を行ってガスバリヤ性、
保香性等の機能を向上させたい場合には、特に好まし
い。
【0015】このプリフォーム1は、延伸ブロー成形、
真空成形、圧空成形、プラグアシスト成形等の成形加工
を受けることにより、製品容器へと成形されるが、その
成形の際にブロー圧力、プラグ圧力等の成形力が付与さ
れる方向を矢印Aで示してある。本実施例に係るプリフ
ォーム1においては、側壁部2の両端部、すなわち上端
部及び下端部のうち、成形力が付与される方向、すなわ
ちA方向に関して上流側の端部側、図示の場合は上端部
側に延伸部3が形成されている。
【0016】(プリフォームの製造方法)上記プリフォ
ーム1の製造方法は特別の方法に限定されないが、例え
ば次のような方法が好都合である。すなわち、型締めさ
れた状態でプリフォーム1の形状に一致した射出空間が
形成されるようになっている一対の金型を用意し、機能
性樹脂層3bを構成する1枚の円盤状シート素材をその
射出空間内に配置、すなわちインサートし、その射出空
間内に側壁部2及び延伸部3の主体層3aを構成する樹
脂を射出して、インサートされた機能性樹脂に射出樹脂
を積層する。なお、図1では機能性樹脂層3bをプリフ
ォームの上面に配置しているが、反対側に配置してもよ
い。
【0017】なお、凹部9は、キャップの開閉に必要な
トルクを十分に発生させるために形成するものである。
【0018】(容器の製造方法)図1のプリフォーム1
は、延伸ブロー成形、真空成形、圧空成形又はプラグア
シスト成形等の成形加工を受けることによって、例え
ば、図3に示すような製品容器へと成形される。上記の
成形加工は、側壁部2を金型によって位置不動に固定し
た状態で、その延伸部3に矢印A方向から成形力を加え
ることによって行われる。成形力として考えられるの
は、延伸ブロー成形におけるブロー力、真空成形におけ
る真空吸引力、圧空成形における空気押圧力、そしてプ
ラグアシスト成形におけるプラグ加圧力等である。
【0019】図7から図9は上記容器の製造方法の一例
を工程順に示している。なお、プリフォーム1は図7に
示す工程に入る前に予め次のような処理を受ける。ま
ず、プリフォーム製造工程(図示せず)においてプリフ
ォーム1が製造され、そのプリフォーム1がリップキャ
ビティ11まで搬送されて、そのリップキャビティ11
に保持される。そして、加熱手段(図示せず)により成
形可能な温度まで加熱される。以上の処理が終わった
後、図7において、プリフォーム1を所定位置にセット
してキャビティ12を型締めする。次いで、図8に示す
ように、口元押さえ13を降下させて側壁部2を固定す
る。そして、図9に示すように、成形プラグ14を降下
させて延伸部3を引き伸ばしつつ適当なタイミングを見
計らって圧空を供給し、成形を行う。なお、口元押さえ
13はプリフォーム1の側壁部2が成形時に変形するこ
とを防止するためのものである。
【0020】上記側壁部2の変形防止手段の他の例とし
ては、側壁部2の樹脂を熱により結晶化する樹脂、例え
ばポリエステルとし、この部分を成形前に加熱して結晶
化させる方法が可能である。
【0021】図3に示した製品容器は、口元部6、胴部
7、そして底部8から成っている。口元部6は、プリフ
ォーム1の側壁部2及び成形加工によって下方へ延びた
延伸部3cによって形成される断面二重構造となってい
る。また、胴部7及び底部8は、それぞれ、成形加工さ
れた延伸部3によって形成される。図3に示す容器は、
図1のプリフォーム1に成形加工を施すことにより、直
接、得られる。成形加工を施すのに先立って、プリフォ
ーム1に対して特別なプレ成形を行う必要はない。
【0022】図3からあきらかなように、成形された製
品容器に関しては、その口元部6、胴部7、そして底部
8の全ての部分に機能性樹脂層3bが存在している。こ
のため、口元部6及び底部8を含めた容器壁の全域にお
いて特定機能、例えばガスバリヤ性を確保することがで
きる。
【0023】さらに、図3の製品容器に関しては、口元
部6が断面二重構造になっていて、外側の側壁部2と内
側の延伸部3cとの間にわずかの隙間Gが形成されてい
る。側壁部2のネジ山4には、図示しない口栓がネジ結
合されることになる。このような口栓締め付けの際、上
記のように、延伸部3cに対して隙間Gを隔てて側壁部
2、すなわちネジ山4を設けておけば、側壁部2に適度
の可撓性が付与されて口栓とネジ山4との嵌合が適正圧
力下で行われる。これにより、口栓と容器口元部6との
密着性が向上する。
【0024】なお、図4に示すように、容器口元部6を
構成するプリフォームの側壁部2を末広がりの形状、す
なわち上部径D1よりも下部径D2の方が大きい形状に
することができる。このようにしておけば、口栓と容器
口元部との締め付けがより一層確実になり、さらに両者
の密着性がより一層向上する。
【0025】従来、炭酸ジュース等の容器として、図6
に示すように、ネジ山54を備えた容器の口元部56に
容器の軸方向に延びる複数のスリット溝51を設けたも
のがある。この容器では、スリット溝51を設けたこと
により、口元部56が半径方向の中心部へ向って弾性変
形可能となり、これにより、口栓(図示せず)の容器口
元部に対する密着性を向上させている。しかしながらこ
の従来の容器においては、口栓を容器口元部に締め付け
る際、その作業の初めから終りまで口元部56の弾性が
働くことになり、それほど大きな密着性の向上が得られ
なかった。これに対し、図3に示した容器の口元構造、
特に図4に示した末広がりの口元構造によれば、口栓と
容器口元部との密着性をより一層向上させることができ
る。
【0026】図5は、プリフォームに関する他の実施例
を示している。このプリフォーム21が図1に示した先
のプリフォーム1と異なる点は、側壁部2の上端に、機
能性樹脂層3bの外周縁の全域を包み込む端面保護部2
2を形成したことである。この端面保護部22を設けた
ことにより、機能性樹脂層3bが延伸部の主体層3aか
らはがれることが防止される。また、この端面保護部2
2は、側壁部2のネジ山4に嵌合する口栓23を受ける
受け面として働く。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の多層容器の製造方法によ
れば、容器の口元部及び底部を含めた容器壁の全域に機
能性樹脂を存在させることが可能となる。よって、ガス
バリヤ性その他の特定機能に優れた容器を製造すること
ができる。
【0028】また、容器の口元部が断面2重構造とな
り、その2重構造の外周部分に弾性が付与されるので、
この口元部とそれに装着される口栓との密着性が向上す
る。
【0029】請求項2記載の多層容器用プリフォームに
よれば、何等の前処理、すなわちプレ成形を行うことな
く、請求項1記載の容器の製造方法を直接、実施するこ
とができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層容器用プリフォームの一実施
例を破断して示す斜視図である。
【図2】図1のプリフォームの下端部を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る多層容器の製造方法を用いて製造
した製品としての容器の一例を示す側面断面図である。
【図4】プリフォームの他の実施例及びそのプリフォー
ムを用いて形成された容器の一部を示す側面断面図であ
る。
【図5】プリフォームのさらに他の実施例を示す側面断
面図である。
【図6】従来の製品容器の一例の口元部を示す側面断面
図である。
【図7】プリフォームの製造方法の一例における一工程
を示す側面断面図である。
【図8】図7に示した工程に続く工程を示す側面断面図
である。
【図9】図8に示した工程に続く工程を示す側面断面図
である。
【符号の説明】
1 プリフォーム 2 プリフォームの側壁部 3 プリフォームの延伸部 3b 機能性樹脂層 4 ネジ山 A 成形方向 L 側壁部の中心軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−64845(JP,A) 特開 昭62−270317(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80 B29B 11/00 - 11/16 B29C 51/00 - 51/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームに成形加工を加えることに
    より、口元部、胴部及び底部から成る多層容器を製造す
    る多層容器の製造方法であって、前記 プリフォームは、 成形方向に沿って延びる軸線を中心軸線とする円筒状の
    側壁部と、 側壁部の端部に連続し、前記中心軸線に対して直角方
    向に延びており、そして機能性樹脂層を含む延伸部とを
    有しており、 延伸部は、前記成形方向に関して前記側壁部の上流側
    端部に形成されており、前記成 形方向に沿って前記延伸部に成形力を付与するこ
    とにより、前記プリフォームの側壁部を前記容器の口元
    部へ、そして前記プリフォームの延伸部を前記容器の胴
    部及び底部へと成形する工程を有し、 前記プリフォームの延伸部は、予め形成されたシートか
    ら成る層と射出樹脂層とを含む ことを特徴とする多層容
    器の製造方法。
  2. 【請求項2】 成形加工を受けることにより多層容器へ
    と成形されるプリフォームであって、前記 成形方向に沿って延びる軸線を中心軸線とする円筒
    状の側壁部と、 側壁部の端部に連続し、前記中心軸線に対して直角方
    向に延びており、そして機能性樹脂を含む延伸部とを有
    しており、前記 延伸部は、前記成形方向に関して前記側壁部の上流
    側端部に形成されると共に、予め形成されたシートから
    成る層と射出樹脂層とを含むことを特徴とする多層容器
    用プリフォーム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記側壁部の外周面
    に口栓装着用のネジが設けられることを特徴とする多層
    容器用プリフォーム。
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