JP3240742B2 - 風力発電装置 - Google Patents

風力発電装置

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JP3240742B2 JP10010393A JP10010393A JP3240742B2 JP 3240742 B2 JP3240742 B2 JP 3240742B2 JP 10010393 A JP10010393 A JP 10010393A JP 10010393 A JP10010393 A JP 10010393A JP 3240742 B2 JP3240742 B2 JP 3240742B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
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  • Wind Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強風時に羽根が大きな風
圧を受けることがないように羽根がティータリングする
ときに羽根のピッチ角が自動的に変えられるようにして
ある風力発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置のうち、特に、ティータリ
ング機構を有する2枚羽根の風力発電装置は、一般に図
3に概要を示す如き構成としたものがある。すなわち、
図3はダウンウィンドについて示すもので、垂直に立て
られたタワー1の上端部に、ナセル2を水平方向に回動
自在に支持させ、ナセル2内に回転自在に軸受3にて支
持させた回転軸4の一端をナセル2の先端より突出さ
せ、該回転軸4の一端部に、ティータハブ5を、該回転
軸4とは直交する方向に延びるティータピン6を介して
取り付け、ティータハブ5がティータピン6を中心に傾
動できるようにすると共に、該ティータハブ5に、2枚
一対の羽根7a,7bの基部を回転自在に取り付け、風
力により羽根7a,7bが回転するとき、ティータハブ
5、ティータピン6を介し回転軸4に回転力が伝えられ
るようにしてある。又、上記ナセル2内には、発電機8
が設置してあって、上記回転軸4の他端が増速装置9を
介して連結してあり、上記2枚の羽根7a,7bの回転
力を、回転軸4を介し発電機8に伝えて発電できるよう
にしてある。更に、上記羽根7a,7bのピッチ角を変
えるために、羽根7a,7bの基部に連結されたシリン
ダ10を有するピッチ角操作部11を回転軸4の先端側
に取り付けた構成としてある。
【0003】上記従来の風力発電装置では、2枚の羽根
7a,7bが回転中に台風等で強い風圧を受けた場合、
上方にある羽根の方が下方にある羽根よりも大きい風圧
を受けるので、上方の羽根は大きく後方へ押される状態
になる。このとき、ティータハブ5がティータピン6を
中心に前後方向に傾動(ティータリング)することがで
きるようにしてあるため強い風圧荷重をバランスさせる
ことができる。
【0004】又、上記の如き2枚羽根の風力発電装置で
は、台風等の如き強風時には2枚の羽根7a,7bを水
平にして停止させておくことにより地上境界層による風
速の差を最小にすることができて、羽根7a,7bにか
かる力を最小にすることができる特徴がある。
【0005】しかし、上記従来の風力発電装置の場合、
地上境界層による風速差が大きい時傾動角が大きくな
り、羽根7a又は7bがタワー1に衝突する等の事態が
生じて装置を損傷するおそれが大きい。
【0006】そのため、最近では、図4乃至図6に示す
如き羽根をティータさせる時に連動して羽根のピッチ角
を変えるようにしたものが提案されている(特願昭62
−153363号)。今、図4乃至図6はダウンウィン
ドを示している。
【0007】すなわち、図3の場合と同様にタワー1の
上端部にナセル2を水平方向に回転自在に支持させ、該
ナセル2内に回転自在に軸受3にて支持させて水平に配
置された回転軸4の一端側にティータハブ5をティータ
ピン6を介して取り付け、且つ該ティータハブ5に2枚
一対の羽根7a,7bの基部を回転自在に取り付け、
又、上記回転軸4の他端は増速装置9を介して発電機8
に連結した構成において、上記回転軸4の先端とティー
タハブ5とを結合するティータピン6を、回転軸4に一
体的に取り付けたヨーク12に貫通させてティータハブ
5の両側面に支持させ、ティータハブ5がティータピン
6を中心に前後方向に回動(傾動)できるようにし、且
つ羽根7a,7bのピッチ角を変えるために、回転軸4
の軸心部に形成された軸孔13に操作ロッド14を軸方
向に摺動自在に操通させ、ナセル2内において回転軸4
の端より突出させるようにし、該ナセル2内で回転軸4
より突出させた操作ロッド14の端部にピッチ角操作部
15を連結すると共に、該操作ロッド14の反対端側の
端部にはアーム16をT字状に取り付けて、該アーム1
6の両端部に突設した軸17と、2枚の羽根7a,7b
の各基部に突設したクランク軸18とをリンク19で連
結し、操作ロッド14を軸方向に移動させると、リンク
19を介して羽根7a,7bのピッチ角が変えられるよ
うにしてあり、更に、操作ロッド14を固定してティー
タハブ5をティータピン6を中心に傾動させると、リン
ク19を介してティータ角とピッチ角が連動して変えら
れるようにしてある。
【0008】したがって、2枚の羽根7a,7bが回転
中に強い風圧を受けてティータリングするとき、連動し
てピッチ角が変えられることによって風の抵抗を小さく
することが可能となる。
【0009】20は軸受、21は風圧で羽根7a,7b
が後方へ押されるときの過大なティータ角を抑えるため
回転軸4側とティータハブ5との間に設けたダンパであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4乃至図
6に示すような構成のものでは、ティータとピッチ角の
変更を連動させてはあるが、上述のように羽根7a,7
bの回転中にティータリングしたときに同時にピッチ角
が変えられて、そのとき羽根7a,7bにかかる力を小
さくできるようにするもので、台風等の強風時に2枚の
羽根7a,7bを水平状態に停止して待機させていると
きに、この状態で積極的にティータリングさせて羽根の
ピッチを変え風の抵抗を小さくするようにしたものでは
なく、これまでに強風時に積極的にティータリングさせ
て羽根の向きを変え仰角を小さくするようにしたものは
ない。
【0011】そのため、強風時に、たとえ、2枚の羽根
7a,7bを水平にして待機させて、左右の羽根7aと
7bの断面積が図7(イ)(ロ)に示すように水平方向
の風の方向に向くようにしたときに、斜め上向きに吹き
上げる風aが羽根7a,7bに作用すると仰角が大き
く、羽根7a,7bにかかる力が大きくなって、羽根又
はその他の個所が損傷するおそれがあった。
【0012】そこで、本発明は、強風時に2枚の羽根を
水平にして待機させているときに、積極的に左右の羽根
をティータリングさせて両羽根のピッチ角を変え、斜め
上方へ吹き上げるような風に対する羽根の仰角を小さく
することができるようにして、羽根やその他の個所の損
傷を防止できるようにしようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、タワーの上端部にナセルを水平方向へ回
転自在に支持させ、該ナセル内に回転自在に支持させた
回転軸の一端側をナセルから突出させて、その先端にテ
ィータピンを介してティータハブを前後方向に傾動自在
に取り付けると共に、回転軸の他端を増速装置を介して
発電機に連結し、且つ上記ティータハブの上記回転軸及
びティータピンと直交する側面に、2枚一対の羽根の各
基部を、回転自在に取り付け、更に、上記ティータハブ
をティータピンを中心に傾動させたときに羽根のピッチ
角が連動して変えられるようにしてある風力発電装置に
おいて、上記ナセルの左右両側部に、先端がティータハ
ブに当接するように2本のティータロック用押棒を水平
方向に出入自在に突出させ、且つ上記左右の各ティータ
ロック用押棒の後端に押引用操作部を連結した構成を有
する風力発電装置とする。
【0014】又、上記構成に更に左右のティータロック
用押棒の突出長さを風向き又は風により羽根が受ける曲
げモーメントにより調整させるためのコントローラを設
け、コントローラに入力される風向きの計測値又は羽根
が受ける曲げモーメントの値に応じて左右のティータロ
ック用押棒の突出長さを調整できるようにした構成を有
する風力発電装置とする。
【0015】
【作用】台風等の強風時に2枚の羽根を水平にして待機
させている場合に、斜め上向きに強風が吹き上げ状況に
なると、ナセル側からティータロック用押棒を押し出し
て強制的にティータハブをティータピンを中心に傾動さ
せ、その状態でロックさせて待機させる。このティータ
リングと連動して羽根のピッチが変えられて吹き上げる
風の方向へ2枚の羽根が向くようになり、羽根の仰角を
小さくすることができることになる。
【0016】上記左右のティータロック用押棒の突出長
さを、風向きや羽根が受ける曲げモーメントに応じて調
整すると、最適な突出長さが得られて、羽根の仰角を風
向きに確実に合わせることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
4に示してある風力発電装置と同様に、2枚の羽根7
a,7bのピッチ角が変更できるようにしてあると共
に、2枚の羽根7a,7bがティータピン6を中心にテ
ィータできるようにしてあり、且つ2枚の羽根7a,7
bがティータするとき連動して同時に羽根7a,7bの
ピッチ角が変えられるようにしてある構成において、羽
根7a,7bをティータさせてロックさせておけるよう
に、2枚の羽根7a,7bを水平にしたときのティータ
ハブ5の左右両側部に先端が当接させられるように配し
た2本のティータロック用押棒22と23を、ナセル2
の左右両側部に、ティータハブ5の方向へ水平に出入で
きるように軸受24を介し支持させると共に、該各ティ
ータロック用押棒22,23の後端に押引用操作部25
をそれぞれ連結し、該押引用操作部25の操作により上
記各ティータロック用押棒22,23がナセル2からテ
ィータハブ5の方向へ任意に突出できるようにし、上記
押引用操作部25を伸長作動させて両ティータロック用
押棒22,23をナセル2より押し出しティータハブ5
の片側に当てて押すことにより、ティータハブ5がティ
ータピン6を中心にティータさせられるようにする。
【0019】又、上記ナセル2内には、コントローラ2
6を設置し、ナセル2の外側に設置した風向計27から
の信号をコントローラ26に入力させるよう両者を接続
すると共に、コントローラ26と上記2つの押引用操作
部25とを接続し、風向計27で計測された風の吹上げ
下げ角度に応じた左右のティータロック用押棒22,2
3の最適ロック長をコントローラ26で求め、押引用操
作部25に指令を送って左右のティータロック用押棒2
2,23の突出長さを変更させるようにする。その他の
構成は図5に示すものと同じであり、同一のものには同
一符号が付してある。
【0020】2枚羽根の風力発電装置の場合は、台風等
の強風時に2枚の羽根7a,7bを水平にすることによ
り地上境界層による風速の差を最小にして、羽根7a,
7bにかかる力を最小にすることができるという特徴が
あるので、前面から水平方向に強風が吹いて来ていると
きは、2枚の羽根7a,7bを図1の如く左右に位置さ
せて水平にすると共に、羽根7a,7bのピッチ角を風
向きと平行となるようにして、羽根7a,7bにかかる
力が最小となるような状態で待機させておくようにする
ことにより、羽根7a,7bが大きい風圧を受けて損傷
するようなことが防止できる。
【0021】しかしながら、実際上、風力発電装置の設
置場所として、強風が吹き上げるようなところもあり、
かかる設置場所で、上述のように2枚の羽根7a,7b
を水平にし且つピッチ角を水平方向と平行にした状態で
待機させたのでは、吹き上げる風に対して羽根7a,7
bの仰角が大きくなる。かかる場合に、羽根7a,7b
を水平にして待機させた状態のまま、ティータロック用
押棒22,23をそれぞれをナセル2より押し出し、突
出長さの長い方のティータロック用押棒22を先にティ
ータハブ5に当接させて該ティータハブ5を押すことに
より図2(イ)に示す如くティータハブ5をティータピ
ン6を中心に時計方向へ回動させてティータさせるとき
に、連動して2枚の羽根7a,7bのピッチ角を、図2
(ロ)(ハ)に示すようにともに斜め下向きとなるよう
に変更させ、且つこの状態で2本のティータロック用押
棒22,23の各先端をティータハブ5に当接させたま
まにして、ティータハブ5のティータをロックさせる
と、2枚の羽根7a,7bは水平状態のまま片側が前方
へ他側が後方へ変位させられた状態に強制的にティータ
されて保持されるので、羽根7a,7bやティータハブ
5が強風を受けて振れたりすることがなく、羽根7a,
7bのピッチを図2(ロ)(ハ)のように固定して吹き
上げる風aに対して羽根の仰角を小さくしたままに保持
することができる。
【0022】上記において、風向計27からの風向き角
度の計測値をコントローラ26に入力させるようにする
と、風の吹上げ、あるいは吹下げの角度に応じた羽根7
a,7bのピッチ角に最適なティータロック長、すなわ
ち、ティータロック用押棒22と23の突出長さがコン
トローラ26にて算出されるので、この算出された最適
ロック長となるように押引用操作部25に指令を送って
左右のティータロック用押棒22,23の押出し量(突
出長さ)を調整させるようにする。これにより、左右の
ティータロック用押棒22,23の突出長さが変更させ
られ、このティータロック用押棒22,23でティータ
ハブ5がティータピン6を中心にティータリングさせて
ロックさせて、羽根7a,7bの仰角を風に対して自動
的に小さいものとすることができる。
【0023】強風が治まり羽根7a,7bのピッチを通
常運転時の状態に戻し、羽根7a,7bを回転させよう
とするときは、図1でティータロック用押棒22,23
を後退させてティータロックを解除させ、羽根7a,7
bが風圧で自然にティータリングできるようにする。
【0024】なお、図1ではダウンウィンドの場合につ
いて示したが、アップウィンドの場合でも同様に適用で
きること、回転軸4とティータハブ5との取り合いは、
回転軸4に固定したティータピン6を中心にティータハ
ブ5が回動できる構造であれば図示以外の構成でもよい
こと、ティータロック用押棒の代わりにエアバッグのよ
うな空気力等を用いてティータロックを行うことができ
ること、更に、上記の実施例では、風向計27をナセル
2に設けて、該風向計27からの風向き角の計測値に基
づいてコントローラ26で最適ロック長の算出を行わ
せ、押引用操作部25に指令を送ってティータロック用
押棒22,23のロック長を変更させるようにした場合
を示したが、この方式に代えて羽根7a,7bに図1に
示す如く応力センサー28をそれぞれ取り付けて風によ
り羽根7a,7bが受ける曲げモーメントを計測できる
ようにし、この計測した曲げモーメントに応じてコント
ローラ26で左右のティータロック用押棒22,23の
突出長を算出するようにして、羽根のピッチ角を固定し
て風に対する羽根の仰角を小さくするのに最適なロック
長に変更させるようにしてもよいこと、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿
論である。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の風力発電装置
によれば、タワーの上端部に水平方向に回転自在に支持
させてあるナセル内に、回転軸を回転自在に取り付け、
該回転軸の一端側をナセルより突出させて、その先端に
ティータピンを介してティータハブを前後方向へ傾動自
在に取り付け、且つ該ティータハブに2枚の羽根をピッ
チ角が変えられるように取り付けてあり、ティータリン
グと連動して羽根のピッチも変えられるようにしてある
構成において、2枚の羽根を水平にしたときにティータ
させてロックさせるためのティータロック用押棒を、上
記ナセルの左右両側部に、ティータハブの方向へ出入自
在に取り付け、且つ上記左右両側部のティータロック用
押棒の突出長さを異にして、強風時に羽根を水平にしテ
ィータロック用押棒で積極的にティータハブを回動させ
てティータさせると共にロックし、羽根のピッチを風向
きと平行にして待機させておくことができるようにした
ので、台風等の強風時に風が吹き上げるときに、羽根を
ティータロック用押棒でティータさせてロックし、連動
して羽根のピッチを変えて待機させることにより、羽根
の仰角を小さくすることができて、羽根にかかる力を小
さくして羽根やその他の個所の損傷を防止することがで
きる、という優れた効果を奏し得られ、更に、風向き角
又は羽根が受ける曲げモーメントに応じて自動的に最適
なティータロック用押棒の突出長さを求めるコントロー
ラを設け、該コントローラからの指令によりティータロ
ック用押棒の突出長さを変更させるようにすれば、自動
的に最適なピッチ角にロックできる、という優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風力発電装置の一実施例を示す要部の
断面図である。
【図2】羽根をティータロックしたときの羽根のピッチ
角を示す概略図を示すもので、(イ)はティータロック
している状態図、(ロ)は片方の羽根のピッチ角を示す
断面図、(ハ)は他方の羽根のピッチ角を示す断面図で
ある。
【図3】一般的な風力発電装置の概要図である。
【図4】最近提案されているティータ時にピッチ角が連
動して変えられるようにしてある風力発電装置の一例を
示す断面図である。
【図5】図4のA矢視断面図である。
【図6】図4のB−B矢視断面図である。
【図7】2枚の羽根を水平にしたときのピッチ角を示す
図で、(イ)は片方の羽根の断面図、(ロ)は他方の羽
根の断面図である。
【符号の説明】 1 タワー 2 ナセル 4 回転軸 5 ティータハブ 6 ティータピン 7a,7b 羽根 8 発電機 9 増速装置 15 ピッチ角操作部 16 アーム 19 リンク 22,23 ティータロック用押棒 24 軸受 25 押引用操作部 26 コントローラ 27 風向計 28 応力センサー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タワーの上端部にナセルを水平方向へ回
    転自在に支持させ、該ナセル内に回転自在に支持させた
    回転軸の一端側をナセルから突出させて、その先端にテ
    ィータピンを介してティータハブを前後方向に傾動自在
    に取り付けると共に、回転軸の他端を増速装置を介して
    発電機に連結し、且つ上記ティータハブの上記回転軸及
    びティータピンと直交する側面に、2枚一対の羽根の各
    基部を、回転自在に取り付け、更に、上記ティータハブ
    をティータピンを中心に傾動させたときに羽根のピッチ
    角が連動して変えられるようにしてある風力発電装置に
    おいて、上記ナセルの左右両側部に、ティータハブの方
    向へ出入自在に2本のティータロック用押棒を突出させ
    て配置し、且つ上記左右の各ティータロック用押棒を押
    引きするための押引用操作部に連結した構成を有するこ
    とを特徴とする風力発電装置。
  2. 【請求項2】 左右のティータロック用押棒の突出長さ
    を風向き又は風により羽根が受ける曲げモーメントによ
    り調整させるためのコントローラを設け、コントローラ
    に入力される風向きの計測値又は羽根が受ける曲げモー
    メントの値に応じて左右のティータロック用押棒の突出
    長さを調整できるようにする請求項1記載の風力発電装
    置。
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