JP3240310U - 一端が尖形を有する紙製ストロー - Google Patents

一端が尖形を有する紙製ストロー Download PDF

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ワークアップ株式会社
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Abstract

【課題】紙パックやチルドカップ等の容器で提供される飲料には、封止フィルムを突き破る機能を有するストローが必要である。一方で、環境保護の観点から、従来のプラスチック製のストローよりも環境負荷の少ない製品が必要とされている。特に、既存の材料や製造装置を転用できることが好ましい。【解決手段】一方の端部が軸に対して垂直な平面上にあり、他方の端部が軸に対して傾斜した平面上にある紙製ストローを提供する。【選択図】図1

Description

本考案は、一端が尖形を有する紙製ストローに関する。
スーパーマーケット、コンビニエンスストア、自動販売機などで、紙パックやチルドカップの形態の多種多様な飲料製品が市販されている。このような容器では、一般に、容器に挿入して直接飲むためのストローが付属している。
2022年4月にいわゆるプラスチック新法が施行され、レジ袋の有料化、プラスチック製カトラリーの木製製品や紙製製品への切り替えなど、プラスチック削減への取り組みが進められている。ストローは従来、多くの製品がプラスチック製であったが、大手飲食店や商業施設で提供中止や紙製ストローへの切り替えが行われている。
しかし、紙パックやチルドカップ等の容器で提供される飲料は、相応の機能を有するストローとともに提供されなければ、利便性を損なうことが多い。なお、ここでいう紙パックとは、例えば、内面を耐水性材料でコーティングした紙で形成された直方体形状の容器であり、容器上面の一部にストロー挿入部を有する。チルドカップとは、例えば、上面全体が開放された円筒形等の容器であり、飲料を注入した後、フィルムで上面を封止した状態で提供される。
これらの容器では、ストロー挿入口または容器の上面がフィルムで封止されており、飲用時にはストローでフィルムを突き破ることが想定されている。封止フィルムは、運搬時や保管時に破損しない強度のものが用いられており、ストローを突き刺す際には相応の力を加える必要がある。
特許文献1には、型紙の端部から2つの三角片を除去し、型紙を丸めて接着することで一体成形したペーパーストローが開示されている。この考案が開示している方法では、筒体に成形する前の型紙の段階で、所定の形状に裁断しなければならない。また、1枚の紙を丸めて筒体を形成する製造方法であるため、細長い基材をずらしながら巻き付けて接着する製造方法を採用することはできない。したがって、他の製品の材料や製造装置を転用することは困難な場合がある。
実用新案登録第3219199号公報
紙パックやチルドカップ等の容器で提供される飲料には、封止フィルムを突き破る機能を有するストローが必要である。一方で、環境保護の観点から、従来のプラスチック製のストローよりも環境負荷の少ない製品が必要とされている。特に、既存の材料や製造装置を転用できることが好ましい。
上記課題を解決するため、本考案は、一方の端部が軸に対して垂直な平面上にあり、他方の端部が軸に対して傾斜した平面上にある紙製ストローを提供する。
本考案は、プラスチックよりも環境負荷が小さく、持続的な材料である紙を用いて製造される、尖形部を有する紙製ストローを提供する。本考案の紙製ストローは、一端が軸に対して傾斜した平面上にあること、すなわち、斜めに切断された形状を有することにより、尖形部が形成されている。これにより、封止フィルム等に突き刺す際には力が尖形部に集中するため、小さな力で容易に突き刺すことができる。
本考案の紙製ストローを表す斜視図である。 本考案の紙製ストローの端部を表す断面模式図である。
本考案の紙製ストローは、任意の製造方法によって製造することができる。例えば、紙製の基材を芯棒に巻き付けながら接着することにより、製造することができる。ストローの長さ、厚さ、強度などは任意であり、意図される用途に応じて適宜変更することができる。好ましくは、突き刺した際に尖形部が変形しないように、十分な厚さを有するか、強度の高い材料が使用される。
本考案の紙製ストローは、一般的なプラスチック製ストローと同様に、細長く、全体として筒型の形状を有する。すなわち、円柱の側面と同様の形状を有し、その内部は中空であり、円柱の底面に相当する部分は開放されている。本考案における「軸」とは、幾何学的な位置関係を表す用語であり、筒体の両端の中心同士を結んだ直線が想定される。本考案における長手方向は、軸の方向と一致する。
「軸に対して垂直」とは、軸に平行な平面を0°とし、ある平面と軸とがなす角度が90°であることを意味する。本考案のストローの一方の端部は、本質的に、軸に対して垂直な平面上にある。簡潔には、本考案のストローの一方の端部は、筒体を軸に対して垂直に裁断することによって形成される形状を有する。
本考案のストロー他方の端部は、軸に対して傾斜した平面上にある。例えば、軸と、端部が位置する平面とがなす角度は、30°、45°、60°等となる。この角度は、側面から見たストローの尖形部が有する角度である。この角度が小さいほど、ストローの尖形部が尖っていることを表す。本考案のストローの前述の端部は、軸に対して垂直でないことが一見して明瞭な角度を有する。簡潔には、本考案のストローの前述の端部は、筒体を軸に対して斜めに裁断することによって形成される形状を有する。
本考案の紙製ストローは、一端を長手方向に対して垂直に裁断し、他端を長手方向に対して斜めに裁断することにより製造することができる。斜めに裁断する工程は、筒体を製品としての長さに裁断した後に行ってもよい。あるいは、長い筒体を製造後、所定の長さに切り分ける際に、斜めに裁断することによって、尖形部を形成してもよい。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本考案の範囲から排除するものではない。
1 ストロー
2 軸
3 軸と端部が位置する平面とがなす角度

Claims (1)

  1. 一方の端部が軸に対して垂直な平面上にあり、他方の端部が前記軸に対して傾斜した平面上にある紙製ストロー。
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