JP3240227U - ケーブル連結装置 - Google Patents

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久史 堂原
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Abstract

Figure 0003240227000001
【課題】 薄肉状のヒンジ部を廃止するとともに、蓋部が開いてしまうことを抑制可能なケーブル連結装置の一例を開示する。
【解決手段】 蓋部40は、ケース本体30に対してスライド方向に変位することにより、ケース本体30と係合する。これにより、ケーブル連結装置10では、薄肉状のヒンジ部を廃止するとともに、蓋部40が開いてしまうことを抑制可能なケーブル連結装置を得ることができる。そして、隣り合う被係合部37は、スライド方向に離間し、かつ、隣り合う被係合部37間には、係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられている。これにより、組立作業者は、容易に蓋部40をスライド組み付けすることができる。
【選択図】 図1

Description

本開示は、操作ケーブルを連結するためのケーブル連結装置に関する。
例えば、特許文献1に記載のケーブル連結装置では、ケース本体内にスライド可能に収納されたジョイントピース(「ジョイント部材」ともいう。)に操作ケーブルのワイヤーを係止することにより、操作ケーブルを連結している。
なお、操作ケーブルとは、可撓性を有するチューブ(「アウターケーブル」ともいう。)、及び当該チューブ内に挿入されたワイヤー(「インナーケーブル」ともいう。)等を有して構成されている。
特開2015-145685号公報
特許文献1に記載のケーブル連結装置では、ケース本体の開口部を閉塞する蓋部が、弾性変形を利用したスナップフィット状の係止部及び薄肉状のヒンジ部によって、当該ケース本体に固定されている。
特許文献1に記載のケーブル連結装置では、操作ケーブルに作用する操作力がジョイント部材を介して係止部に作用したときに、係止部が外れて、意図しないタイミングで蓋部が開いてしまうおそれがある。また、蓋部の開閉時に、薄肉状のヒンジ部が破断してしまうおそれがある。
本開示は、上記点に鑑み、薄肉状のヒンジ部を廃止するとともに、蓋部が開いてしまうことを抑制可能なケーブル連結装置の一例を開示する。
可撓性を有するチューブ、及び当該チューブ内に挿入されたワイヤーを有する操作ケーブルを連結するケーブル連結装置は、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、一方側に第1の操作ケーブル(A)のワイヤー(3)が係止される第1係止部(21)を有し、他方側に第2の操作ケーブル(B)のワイヤー(3)が係止される第2係止部(22)を有するジョイント部材(20)と、ジョイント部材(20)がスライド可能に収納され、当該ジョイント部材(20)のスライド変位を案内する案内面(31~33)を有するケース本体(30)であって、ジョイント部材(20)が挿入可能な開口部(34)を有し、当該開口部(34)が当該ジョイント部材(20)のスライド方向と直交する方向に向けて開口したケース本体(30)と、開口部(34)を閉塞するとともに、ケース本体(30)に対してスライド方向に変位可能な蓋部(40)であって、ケース本体(30)と係合する係合位置と当該ケース本体(30)から離脱可能な非係合位置との間でスライド可能な蓋部(40)とである。
これにより、当該ケーブル連結装置では、薄肉状のヒンジ部を廃止するとともに、蓋部(40)が開いてしまうことを抑制可能なケーブル連結装置を得ることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
第1実施形態に係るケーブル連結装置を示す図である。 第1実施形態に係るケーブル連結装置の分解図である。 第1実施形態にジョイント部等を示す図である。 第1実施形態に係るケース本体を示す図である。 第1実施形態に係る蓋部及びケース本体を示す図である。 第1実施形態に係る蓋部を示す図である。 第1実施形態に係るケーブル連結装置の第1筒部側の側面図である。 第1実施形態に係る規制部等を示す図である。 図9(A)~図9(D)は、蓋部の組付工程を示す図である。
以下の「考案の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、実用新案登録請求の範囲に記載された考案特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。本開示に示されたケーブル連結装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素、並びに図示された構造部位のうち少なくとも1つを備える。
(第1実施形態)
<1.ケーブル連結装置の概要>
本実施形態は、乗物シート用操作ケーブルの連結装置に本開示に係るケーブル連結装置の一例が適用されたものである。乗物シート用操作ケーブル(以下、操作ケーブルと略す。)は、乗物シートの可動部を操作するためのケーブルである。
操作ケーブル1は、例えば、図1に示されるように、チューブ2及びワイヤー3等を少なくとも有する。チューブ2は可撓性を有するアウターケーブルである。ワイヤー3は、チューブ2内に挿入され、当該チューブ2に対して相対変位可能な可撓性を有するインナーケーブルである。
ケーブル連結装置10は、紙面右上に記載された操作ケーブル1(以下、一次操作ケーブルAという。)と紙面左下に記載された操作ケーブル1(以下、二次操作ケーブルBとう。)とを連結する。
本実施形態に係るケーブル連結装置10は、複数本(例えば、2本)の一次操作ケーブルAと、複数本(例えば、2本)の二次操作ケーブルBが連結可能である。なお、本実施形態に係る操作ケーブル1は、引き操作用の操作ケーブルである。
そして、例えば、複数本の一次操作ケーブルAのうちいずれか1本が操作されると、複数本の二次操作ケーブルBが、操作された一次操作ケーブルAと連動して作動する。つまり、本実施形態では、1本の一次操作ケーブルAが引かれると、2つの可動部が作動する。
<2.ケーブル連結装置の詳細構造>
ケーブル連結装置10は、図2に示されるように、ジョイント部材20、ケース本体30及び蓋部40等を少なくとも備える。
ジョイント部材20は、一次操作ケーブルAと二次操作ケーブルBと連結する部材である。ケース本体30は、ジョイント部材20をスライド可能に収納する収納体である。蓋部40は、ケース本体30の開口部34を閉塞する閉塞体である。
<2.1 ジョイント部材の詳細>
ジョイント部材20は、図3に示されるように、第1係止部21及び第2係止部22が設けられた部材である。第1係止部21及び第2係止部22は、ワイヤー3に設けられた被係止部3Aが引っ掛かって係止される部位である。
具体的には、第1係止部21は、ジョイント部材20のスライド方向一方側に設けられ、一次操作ケーブルAのワイヤー3が係止される部位である。第2係止部22は、ジョイント部材20のスライド方向他方側に設けられ、二次操作ケーブルBのワイヤー3が係止される部位である。
なお、本実施形態に係るジョイント部材20には、連結される一次操作ケーブルAと同数の第1係止部21が設けられ、かつ、連結される二次操作ケーブルBと同数の第2係止部22が設けられている。
<2.2 ケース本体>
ケース本体30は、図4に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、3つ)の案内面31~33及び開口部34を有する箱状の部材である。案内面31~33は、ジョイント部材20のスライド変位を案内する壁部である。
具体的には、各案内面31~33は、ジョイント部材20の周囲を囲むように、スライド方向と略平行な壁面にて構成されている。このため、ジョイント部材20がスライド変位する際には、案内面31~33のいずれかとジョイント部材20とが滑り接触する。これにより、スライド方向にジョイント部材20が平行移動するように、当該ジョイント部材20の変位が規制される。
開口部34は、ジョイント部材20が挿入可能な開口面積を有するとともに、ジョイント部材20のスライド方向と略直交する方向に向けて開口している。具体的には、図4に示されるように、開口部34は、ケース本体30の装着方向の一方側に設けられている。
なお、装着方向とは、スライド方向と直交するとともに、互いに直交する2つの方向のうち開口部34側から案内面31に向かう向きと平行な方向をいう。また、幅方向とは、スライド方向及び装着方向と直交する方向をいう。
そして、ケース本体30のうち幅方向一方側は案内面32により閉塞され、ケース本体30のうち幅方向他方側は案内面33により閉塞されている。装着方向の他端側、つまりジョイント部材20を挟んで開口部34側と反対側(以下、底側ともいう。)は、案内面31により閉塞されている。
本実施形態に係るケース本体30では、スライド方向一方側に第1筒部35が設けられ、スライド方向他方側に第2筒部36が設けられている。第1筒部35は、一次操作ケーブルAのチューブ2が挿入係止される筒状の部位である。
第2筒部36は、二次操作ケーブルBのチューブ2が挿入係止される筒状の部位である。このため、ケース本体30には、連結される一次操作ケーブルAと同数の第1筒部35が設けられ、連結される二次操作ケーブルBと同数の第2筒部36が設けられている。
各第1筒部35には第1細隙35Aが設けられている。各第2筒部36には第2細隙36Aが設けられている。第1細隙35Aは、第1筒部35の中心軸線と平行に延びるスリット状の間隙である。第2細隙36Aは、第2筒部36の中心軸線と平行に延びるスリット状の間隙である。
なお、各細隙35A、36Aは、「ワイヤー3を各筒部35、36に挿入する作業」の作業性向上を狙ったものである。そして、各細隙35A、36Aの幅寸法は、ワイヤー3の直径寸法より大きく、かつ、チューブ2の外直径より小さい寸法である。
換言すれば、各細隙35A、36Aの幅寸法は、ワイヤー3は通過可能であるが、チューブ2は通過不可な寸法となっている。このため、組立作業者は、ワイヤー3を筒部35、36に通す作業をすることなく、チューブ2を筒部35、36に挿入することができる。
<2.3 蓋部>
蓋部40は、開口部34を閉塞するとともに、ケース本体30に対してスライド方向に変位可能な部材である。具体的には、蓋部40は、ケース本体30と係合する係合位置(図1参照)と当該ケース本体30から離脱可能な非係合位置(図5参照)との間でスライド可能である。
そして、蓋部40が係合位置にある状態では、当該蓋部40はケース本体30に固定された状態となる。蓋部40には、図2に示されるように、第1細隙カバー部41及び第2細隙カバー部42が設けられている。
第1細隙カバー部41は、第1細隙35Aを覆う部位である。第2細隙カバー部42は、第2細隙36Aを覆う部位である。なお、本実施形態では、1つの第1細隙カバー部41にて複数の第1細隙35Aを覆う。同様に、1つの第2細隙カバー部42にて複数の第2細隙36Aを覆う。
<2.4 係合構造の詳細>
蓋部40には、図6に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、複数)の係合部43が設けられている。各係合部43は、図7に示されるように、ケース本体30に設けられた被係合部37に案内面31側、つまり底側から接触して引っ掛かる部位である。
すなわち、被係合部37は、図4に示されるように、ケース本体30の長手方向、つまりスライド方向一端側、他端側及び中央部に設けられている。具体的には、案内面32、33それぞれの外壁側に被係合部37A~37Dが設けられている。
係合部43は、図6に示されるように、蓋部40の長手方向一端側、他端側及び中央部に設けられている。具体的には、被係合部37A~37Dそれぞれに対応するように、係合部43A~43Dが設けられている。
隣り合う被係合部37は、図4に示されるように、スライド方向に離間している。そして、隣り合う被係合部37間には、係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられている。
具体的には、図5に示されるように、被係合部37Aと被係合部37Bとの間には、係合部43Bが装着方向に変位可能な隙間が設けられている。被係合部37Bと被係合部37Cとの間には、係合部43C、43Dが装着方向に変位可能な隙間が設けられている。
そして、図4に示されるように、ケース本体30には、規制部38及びストッパ39が設けられている。規制部38は、係合位置にある蓋部40が被係合位置側に変位することを規制するための突起部である。
具体的には、蓋部40が係合位置にあるとき、図8に示されるように、係合部43Dが規制部38に係止されるように接触した状態となる。このため、係合位置にある蓋部40が被係合位置側に変位することが規制される。
なお、規制部38の係合部43C側、つまり規制部38の被係合位置側には、傾斜部38Aが設けられている。このため、蓋部40が係合位置側に向けてスライド変位する際に、係合部43Dが幅方向にずれるように弾性変形するため、係合部43Dが規制部38を乗り越える。
一方、規制部38の係合部43D側には、傾斜部が設けられていない。このため、蓋部40を非係合位置側に向けてスライドさせる力が蓋部40に作用した場合であっても、係合部43Dは、幅方向にずれるように弾性変形しない。したがって、係合部43Dが規制部38に係止された状態が維持される。
ストッパ39は、蓋部40が係合位置側に向けて過度にスライド変位することを規制する突起部である。つまり、蓋部40が係合位置側にスライド変位すると、係合部43Cがストッパ39に接触する。このため、係合部43Dが被係合部37Dから外れてしまうまで蓋部40がスライド変位することが規制される。
なお、本実施形態では、係合部43は、第1細隙カバー部41及び第2細隙カバー部42と共に蓋部40に一体成形されている。被係合部37は、ケース本体30と共に一体成形されている。
<2.5 細隙カバーの詳細>
第1細隙カバー部41には、図6に示されるように、第1突条41Aが設けられている。第1突条41Aは、第1細隙35Aと平行な方向に延びる突起部である。第2細隙カバー部42には第2突条42Aが設けられている。第2突条42Aは、第2細隙36Aと平行な方向に延びる突起部である。
そして、本実施形態では、第1突条41Aと第2突条42Aとは、繋がった1本の突条を構成している。なお、第1突条41Aは、第1細隙35Aと同数本設けられている。同様に、第2突条42Aは、第2細隙36Aと同数本設けられている。
図7に示されるように、第1突条41Aは、少なくとも一部が第1細隙35Aに嵌り込んでいる。同様に、第2突条42Aは、少なくとも一部が第2細隙36Aに嵌り込んでいる。つまり、各細隙35A、36Aは、恰も突条41A、42Aにより閉塞された状態となっている。
<3.本実施形態に係るケーブル連結装置の特徴>
<3.1 蓋部のスライド方式について>
本実施形態に係る蓋部40は、ケース本体30に対してスライド方向に変位することにより、ケース本体30と係合する。これにより、ケーブル連結装置10では、薄肉状のヒンジ部を廃止するとともに、蓋部40が開いてしまうことを抑制可能なケーブル連結装置を得ることができる。
本実施形態では、隣り合う被係合部37は、スライド方向に離間し、かつ、隣り合う被係合部37間には、係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられている。これにより、組立作業者は、図9(A)→図9(B)→図9(C)→図9(D)の順に蓋部40をスライド組み付けすることができる。
すなわち、仮に、隣り合う被係合部37間に係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられていない構造、つまり、被係合部37A~37Dが、スライド方向に連続した1つの突起にて構成されていた場合には、組立作業者は、蓋部40をケース本体30に装着する際に、ケース本体30の長手方向寸法と略同一長さだけ、蓋部40をスライド変位させる必要がある。
これに対して、本実施形態では、隣り合う被係合部37間に係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられているので、蓋部40をケース本体30に装着する際のスライド変位長さが、隣り合う被係合部37間に隙間が設けられていない構成に比べて小さくなる。延いては、蓋部40の装着作業性が向上する。
本実施形態では、被係合部37及び係合部43が、スライド方向一端側、他端側及び中央部に設けられている。これにより、操作ケーブル1に大きな力が作用した場合であっても、蓋部40がケース本体30に対して固定された状態を確実に保持でき得る。
本実施形態では、係合位置にある蓋部40が被係合位置側に変位することを規制する規制部38を備える。これにより、蓋部40が意図しないタイミングで被係合位置側に変位して開いてしまうことを抑制でき得る。
<3.2 細隙カバーについて>
本実施形態では、第1細隙カバー部41により、第1細隙35Aが覆われている。したがって、一次操作ケーブルAに作用する力により、第1細隙35Aが開いた場合であっても、第1細隙カバー部41がチューブ2の移動を規制するので、一次操作ケーブルAがケース本体30から外れてしまうことが規制される。
同様に、第2細隙カバー部42により、第2細隙36Aが覆われている。これにより、第2細隙36Aが開いた場合であっても、第2細隙カバー部42がチューブ2の移動を規制するので、二次操作ケーブルBがケース本体30から外れてしまうことが規制される。したがって、操作ケーブル1がケース本体30から外れてしまうことが抑制される。
本実施形態では、第1細隙カバー部41に第1突条41Aが設けられ、第2細隙カバー部42に第2突条42Aが設けられている。これにより、第1細隙カバー部41及び第2細隙カバー部42の剛性を高めることができるので、操作ケーブル1がケース本体30から外れてしまうことが確実に抑制される。
第1突条41Aの少なくとも一部が第1細隙35Aに嵌り込み、第2突条42Aの少なくとも一部が第2細隙36Aに嵌り込んでいる。これにより、操作ケーブル1がケース本体30から外れてしまうことが確実に抑制される。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、一次操作ケーブルA及び二次操作ケーブルBそれぞれが複数本であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、一次操作ケーブルA及び二次操作ケーブルBそれぞれが1本である構成、又は一次操作ケーブルAの本数と二次操作ケーブルBの本数とが異なる構成であってもよい。
上述の実施形態では、乗物シートの可動部を操作する操作ケーブル1の連結に本開示に係るケーブル連結装置を適用した。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、駐車ブレーキ等にも適用可能である。
上述の実施形態では、隣り合う被係合部37は、スライド方向に離間し、かつ、隣り合う被係合部37間には、係合部43が装着方向に変位可能な隙間が設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、被係合部37A~37Dが、スライド方向に連続した1つの突起にて構成されていてもよい。
上述の実施形態では、被係合部37及び係合部43が、スライド方向一端側、他端側及び中央部に設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、スライド方向中央部のみに被係合部37及び係合部43が設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、係合位置にある蓋部40が被係合位置側に変位することを規制する規制部38を備えていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、規制部38が廃止され、被係合部37と係合部43とが圧接する構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1細隙カバー部41に第1突条41Aが設けられ、第2細隙カバー部42に第2突条42Aが設けられていた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、突条41A、42Aが廃止され、細隙カバー部41、42の厚みが十分な強度を確保可能程度の厚みとなっている構成であってもよい。
上述の実施形態では、第1突条41Aの少なくとも一部が第1細隙35Aに嵌り込み、第2突条42Aの少なくとも一部が第2細隙36Aに嵌り込んでいた。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、突条41A、42Aが細隙カバー部41、42のうち細隙35A、36Aと反対側に設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、細隙35A、36Aを有する筒部35、36がケース本体30に設けられ、蓋部40の第1細隙カバー部41及び第2細隙カバー部42により、第1細隙35A及び第2細隙36Aが覆われる構成であった。しかし、本開示はこれに限定されない。
上述の実施形態では、蓋部40は、ケース本体30に対してスライド方向に変位することにより、ケース本体30と係合する構成であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、蓋部40がスナップフィット状の係止部及び薄肉状のヒンジ部によって、当該ケース本体に固定される構成であってもよい。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成であってもよい。
1… 操作ケーブル 2…チューブ 3… ワイヤー
10… ケーブル連結装置 20…ジョイント部材
21… 第1係止部 22…第2係止部
30… ケース本体 31~33…案内面
34… 開口部 35…第1筒部 35A… 第1細隙
36… 第2筒部 36A…第2細隙
37… 被係合部 38…規制部 39… ストッパ
40… 蓋部 41…第1細隙カバー部 41A… 第1突条
41… 細隙カバー部 42…第2細隙カバー部
42A… 第2突条 43…係合部

Claims (5)

  1. 可撓性を有するチューブ、及び当該チューブ内に挿入されたワイヤーを有する操作ケーブルを連結するケーブル連結装置において、
    一方側に第1の操作ケーブルのワイヤーが係止される第1係止部を有し、他方側に第2の操作ケーブルのワイヤーが係止される第2係止部を有するジョイント部材と、
    前記ジョイント部材がスライド可能に収納され、当該ジョイント部材のスライド変位を案内する案内面を有するケース本体であって、前記ジョイント部材が挿入可能な開口部を有し、かつ、当該開口部が当該ジョイント部材のスライド方向と直交する方向に向けて開口したケース本体と、
    前記開口部を閉塞するとともに、前記ケース本体に対して前記スライド方向に変位可能な蓋部であって、前記ケース本体と係合する係合位置と当該ケース本体から離脱可能な非係合位置との間でスライド可能な蓋部と
    を備えるケーブル連結装置。
  2. 前記ジョイント部材を挟んで前記開口部側と反対側を底側としたとき、
    前記蓋部には、前記係合位置にあるときに、前記ケース本体に設けられた被係合部に前記底側から接触可能な係合部が設けられている請求項1に記載のケーブル連結装置。
  3. 前記被係合部及び前記係合部それぞれが複数設けられており、
    第1の前記被係合部と第2の前記被係合部とは、前記スライド方向に離間し、かつ、第1の前記係合部と第2の前記係合部とは、前記スライド方向に離間しており、
    前記開口部側から前記底側に向かう向きと平行な方向を装着方向としたとき、第1の前記被係合部と第2の前記被係合部との間には、前記係合部が前記装着方向に変位可能な隙間が設けられている請求項2に記載のケーブル連結装置。
  4. 前記被係合部は、前記ケース本体の長手方向一端側、他端側及び中央部に設けられており、
    前記係合部は、前記蓋部の長手方向一端側、他端側及び中央部に設けられている請求項3に記載のケーブル連結装置。
  5. 前記係合位置にある前記蓋部が前記被係合位置側に変位することを規制する規制部を備える請求項1ないし4のいずれか1項に記載のケーブル連結装置。
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