JP3240039U - スーツケース - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した姿勢で乗ることができ、乗った人の脚力による自走を可能としたスーツケースを提供する。【解決手段】物を収納するケース本体101と複数の底面キャスター102とを有するスーツケースであって、ケース本体101は、底面キャスター102により支持された姿勢で、平面視における長手方向の第1の側に形成された座面103と、第1の側とは反対側の第2の側で座面103よりも高い位置まで立ち上がった上部104とを有するものとする。【選択図】図1

Description

本考案は、キャスター付きのスーツケースに関する。
旅行等をする場合、荷物の運搬のためにキャスター付きのスーツケースを使用することが広く行われている。キャスター付きのスーツケースにはキャリーバーが装着され、使用者はキャリーバーを把持してスーツケースを牽引することが一般的である。
しかし、子供連れ等である場合、一方では連れている子供の行動に注意を払い、他方ではスーツケースを円滑に牽引していくのが困難である場合が多い。子供が幼児の場合は、特に困難が生じやすい。
下記特許文献1や特許文献2において車椅子の機能も兼ね備えたスーツケースが提案されている。
特許第3961528号公報 特開第2008-149080号公報
しかしながら、これらは車椅子の機能をスーツケースに追加したものであり、スーツケースを押す人あるいは牽引する人が必要となり、乗った人の脚力により自走することは困難である。
本考案は、安定した姿勢で乗ることができ、乗った人の脚力による自走を可能としたスーツケースを提供することを目的とする。
本考案のスーツケースは、
ケース本体と複数の底面キャスターとを有するスーツケースであって、
前記ケース本体は、前記底面キャスターにより支持された姿勢で、平面視における長手方向の第1の側に形成された座面と、前記第1の側とは反対側の第2の側で前記座面よりも高い位置まで立ち上がった上部とを有することを特徴とする。
本考案によれば、安定した姿勢で乗ることができ、乗った人の脚力による自走を可能としたスーツケースを提供することができる。
本考案の一実施形態に係るスーツケースの全体構成の例を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るスーツケースの全体構成の例を示す平面図である。 底面キャスターの一実施例を示す図である。
以下、本考案の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、一実施形態に係るスーツケースの全体構成の例を示す図である。また、図2は、図1のスーツケースの平面図である。図1及び図2に示すように、一実施形態に係るスーツケースは、物を収納するケース本体101と複数の底面キャスター102とを有するスーツケースであって、ケース本体101は、底面キャスター102により支持された姿勢で、平面視における長手方向の第1の側(図1及び図2に向かって左側)に形成された座面103と、第1の側とは反対側の第2の側(図1及び図2に向かって右側)で座面103よりも高い位置まで立ち上がった上部104とを有することを特徴とする。
図1及び図2を参照すると、スーツケースの全体構成としては、ケース本体101と、4つの底面キャスター102と、ケース本体101の座面103と、ケース本体101の上部104と、一対の握りハンドル部105と、一対の足置き部106と、安全ベルト107と、クッション108と、キャリーバー109と、ベルト式ハンドル110と、ファスナー111と、ファスナーロック機構112と、を有している。
ケース本体101は、荷物等を格納するスーツケースの本体部分である。図1及び図2に示すように、ケース本体101は、ケース本体101を閉じている状態において、前述したように、座面103と上部104とを備える。これにより、ケース本体101は、人が上部104側を向いた状態でスーツケースに跨がって乗ることができる形状を呈している。跨って乗った人は、自分の足で地面を蹴ることにより走行することができる。ケース本体101の大きさは、対象とする使用者の体格に合わせた寸法とすることが好ましい。ケース本体101のボディ素材としては、耐久性に優れたABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)素材を採用して、軽くて対衝撃性にも優れたものにすることが好ましい。ケース本体101の内側の構造は任意である。仕切り板等を装備し、効率的な収容ができることが好ましい。
図1及び図2に示す例では、ケース本体101は、スーツケースを持ち運ぶためのベルト式ハンドル110と、スーツケースを開閉するためのファスナー111と、ファスナー開閉時のセキュリティ確保のためのファスナーロック機構112とを有している。これらは、一般のスーツケースに装備されているものと同様のものであってよい。
図1及び図2に示すように、ケース本体101の上部104は、底面キャスター102により支持された姿勢で、平面視における短手方向(図2の上下方向)で互いに反対側に突出した一対の握りハンドル部105を備えていることが好ましい。握りハンドル部105は、ケース本体101に跨って座面103に座った人が、姿勢を安定させるために、握りハンドル部105を掴んで使用する。これにより、上半身のふらつきを防止することができる。握りハンドル部105の位置は、対象とする使用者の体格を踏まえて決定される。なお、図1及び図2においては、握りハンドル部105は、短い円柱形をしているが、特にこの形状に限定されるものではない。また、握りハンドル部105は着脱可能に取り付けられていても良い。
図1及び図2に示すように、ケース本体101は、上部104の下側に配置され、底面キャスター102により支持された姿勢で、平面視における短手方向で互いに反対側に突出した一対の足置き部106を備えていることが好ましい。ケース本体101に跨って座面103に座った人は、姿勢を安定させるために、あるいは、足を休ませるために、足置き部106に足を置くことができる。足置き部106の位置は、対象とする使用者の体格に合わせて決定される。なお、図1及び図2においては、足置き部106は、三日月形をしているが、特にこの形状に限定されるものではない。また、足置き部106は着脱可能に取り付けられていても良い。
本実施形態のスーツケースは、更に、上部104に取り付けられ、座面103の上方で環状を呈する安全ベルト107を有することが好ましい。安全ベルト107は、スーツケースに乗った人が、スーツケース走行中に座面103から脱落しないようにするために、体に巻き付けて使用する。安全ベルト107は、例えば、スーツケース本体101に使用者が乗った状態で、他の使用者がキャリーバー109を操作して、スーツケースを図1及び図2の右側に移動させようとした場合に、慣性力によってスーツケース本体101に乗った使用者が進行方向後側(図1及び図2の左側)に転落するのを防ぐ。安全ベルト107は、乗った人が簡易に脱着可能で、サイズ調整も可能であることが好ましい。
ケース本体101の座面103は、クッション108を備えることが好ましい。クッション108は、スーツケースに長時間乗っていても、臀部が痛くなることを防ぐためのものである。したがって、柔軟性や弾力性のある素材を使用することが好ましい。
複数の底面キャスター102は、ケース本体101の底面に装着されている。図1及び図2に示す例では、バランスと安定性等を考慮して、底面キャスター102は4個装着されている。しかし、装着個数は4個に限られない。
底面キャスター102は、ケース本体101を底面キャスター102により支持した姿勢において水平方向に360度回転可能であることが好ましい。これにより、スムーズな方向転換が可能となる。また、複数の底面キャスター102は、それぞれ一対の車輪から構成されていることが好ましい。図3は、底面キャスター102の一実施例を示す図である。図3では、底面キャスター102の構造を見やすい角度から表示している。前述の360度回転可能な方向を、矢印で表示している。図3に示す実施例では、1つのキャスター本体201に車輪202が2個ついている。これにより、一つの車輪にかかっていた負担が半減し、底面キャスター102の耐久性も大幅に向上させることができる。底面キャスター102は、静音性の観点も考慮された素材で作成されることが好ましい。
スーツケースは、更に、上部104から上方に延びるキャリーバー109を有することが好ましい。キャリーバー109は、使用者がスーツケースを牽引するために使用する。キャリーバー109は、人を乗せた状態でも牽引することができる強度を持つことが好ましい。また、キャリーバー109は、堅牢性や耐久性のあるアルミニウム合金等の素材で作成されることが好ましい。
キャリーバー109は、長さ調節が可能であることが好ましい。本願において、キャリーバー109の長さとは、ケース本体101の上部104から上方に飛び出している部分の長さをいうものとする。キャリーバー109の長さが0センチメートルとは、ケース本体101に完全に格納されている状態をいう。キャリーバー109は、長さが0センチメートルから、使用者の身長に応じた高さまで複数の段階に長さを調節できることが好ましい。キャリーバー109が長さ0センチメートルの格納された状態であれば、スーツケースに乗った人が前傾姿勢で自走する場合にも邪魔になることはない。
次に、本実施形態が奏する効果について説明する。なお、以下に記載する効果は一例であり、本実施形態が奏する効果は、以下に記載するものに限定されることはない。
本実施形態のスーツケースを使用することで、使用者は、スーツケース本体に跨って乗ることができ、自身の脚力で自走することができる。したがって、特に子供連れの旅行者が、荷物の牽引と子供に対する監視の両面を同時に行うことの困難さを解消することができる。また、跨って自走することは、遊戯性があるため、特に子供に対して玩具として使用させることもできる。また、使用者が移動の途中で休憩する際に、スーツケースを椅子の代わりに使用することもできる。
また、本実施形態によれば、使用者がスーツケースに跨って乗った際に、握りハンドル部を使用することで、上半身のふらつきを防止することができる。
また、本実施形態によれば、使用者がスーツケースに跨って乗った際に、足置き部を使用することで、下半身を安定させることができる。また、使用者が足置き部で足を休めた状態で、他の使用者がスーツケースを引くことができる。
また、本実施形態によれば、使用者がスーツケースに跨って乗った際に、安全ベルトを使用することで、座面から脱落しないようにすることができる。走行時の振動に対応でき、予想外の衝突が発生した場合も安全である。人が乗らない場合、使用者は、安全ベルトを使用して、座面に他の荷物を載せて固定させることもできる。
また、本実施形態によれば、座面が柔軟性のあるクッションであることにより、使用者が跨って乗った際に臀部が痛くなりにくく、長時間使用することができる。また、クッションは、走行時の振動を緩和させることもできる。座面に荷物を載せて固定させた場合も、振動の緩和は効果が大きい。
また、本実施形態によれば、底面キャスターが水平方向に360度回転可能であることで、スムーズな方向転換が可能となる。
また、本実施形態によれば、複数の底面キャスターは、それぞれ一対の車輪から構成されているので、耐久性が向上する。
また、本実施形態によれば、使用者は、キャリーバーを使用して、人を乗せた状態でもスーツケースを牽引することができ、スーツケース内の荷物とスーツケースに乗せた子供とを同時に運搬することができる。
また、本実施形態によれば、使用者は、キャリーバーの長さをスーツケースの利用シーンにあわせて適切に調整できる。スーツケースに人が乗って使用する場合は、長さ0センチメートルとすれば、邪魔にならない。スーツケースを牽引して使用する場合は、牽引する人の身長に合わせた長さにして使用すれば、牽引しやすくなり使いやすい。
101 ケース本体
102 底面キャスター
103 座面
104 上部
105 握りハンドル部
106 足置き部
107 安全ベルト
108 クッション
109 キャリーバー
110 ベルト式ハンドル
111 ファスナー
112 ファスナーロック機構
201 キャスター本体
202 車輪


Claims (9)

  1. 物を収納するケース本体と複数の底面キャスターとを有するスーツケースであって、
    前記ケース本体は、前記底面キャスターにより支持された姿勢で、平面視における長手方向の第1の側に形成された座面と、前記第1の側とは反対側の第2の側で前記座面よりも高い位置まで立ち上がった上部とを有することを特徴とするスーツケース。
  2. 前記上部は、前記平面視における短手方向で互いに反対側に突出した一対の握りハンドル部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスーツケース。
  3. 前記ケース本体は、前記上部の下側に配置され、前記平面視における短手方向で互いに反対側に突出した一対の足置き部を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスーツケース。
  4. 更に、前記上部に取り付けられ、前記座面の上方で環状を呈する安全ベルトを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスーツケース。
  5. 前記座面は、クッションを備えていることを特徴とする請求項4に記載のスーツケース。
  6. 前記底面キャスターは、前記姿勢において水平方向に360度回転可能であることを特徴とする請求項4に記載のスーツケース。
  7. 前記複数の底面キャスターは、それぞれ一対の車輪から構成されていることを特徴とする請求項4に記載のスーツケース。
  8. 更に、前記上部から上方に延びるキャリーバーを有することを特徴とする請求項4に記載のスーツケース。
  9. 前記キャリーバーは、長さ調節が可能であることを特徴とする請求項8に記載のスーツケース。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7487985B1 (ja) 2023-11-02 2024-05-21 ▲広▼州市奥▲維▼拉箱包有限公司 座面を有するキャリーケース

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