JP3239945U - 船舶通信システム、伝送装置及び岸辺計算センター - Google Patents
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Abstract
【課題】完全な船舶通信サービスを実現し、船の安全性を高める船舶通信システム、送信装置、岸辺計算センターを提供する。
【解決手段】船舶通信システムは、岸辺計算センター及び少なくとも1つの船を備えている。岸辺計算センターは岸辺に位置し、船には送信装置が配置される。送信装置は第1通信モジュールと、第2通信モジュールと、制御処理コアと、を含む。第1通信モジュールは衛星通信装置との通信を行うために用いられ、第2通信モジュールは基地局との通信を行うために用いられる。制御処理コアは第2通信モジュールが基地局と通信可能か否かを判断し、第2通信モジュールが基地局と通信可能である場合、船が第2通信モジュールを使用して基地局を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行い、第2通信モジュールが基地局と通信不能である場合、船が第1通信モジュールを使用して衛星通信装置を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。
【選択図】図1
【解決手段】船舶通信システムは、岸辺計算センター及び少なくとも1つの船を備えている。岸辺計算センターは岸辺に位置し、船には送信装置が配置される。送信装置は第1通信モジュールと、第2通信モジュールと、制御処理コアと、を含む。第1通信モジュールは衛星通信装置との通信を行うために用いられ、第2通信モジュールは基地局との通信を行うために用いられる。制御処理コアは第2通信モジュールが基地局と通信可能か否かを判断し、第2通信モジュールが基地局と通信可能である場合、船が第2通信モジュールを使用して基地局を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行い、第2通信モジュールが基地局と通信不能である場合、船が第1通信モジュールを使用して衛星通信装置を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。
【選択図】図1
Description
本考案は、船舶通信システム、伝送装置及び岸辺計算センターに関し、より詳しくは、岸辺計算センターと離岸し出航する及び接岸する複数の船との通信を行うための船舶通信システム、船で使用する送信装置及びサービスを提供する岸辺計算センターに関する。
従来船が離岸し出航する際には、衛星通信により測位を行い、衛星通信を介して岸辺計算センターと伝送量が少ない音声通信または文字情報の交換を行う。衛星通信の伝送速度及び伝送帯域幅は制限されているため、船は各装置、各施設及び船全体のヘルス並びに各種パラメーターを含む全船データを船の制御室のスクリーンにのみ表示し、岸辺計算センターには伝送しない。簡潔に述べると、衛星通信は岸辺に位置している岸辺計算センター及び離岸し出航する船に対し伝送量の多いデータ伝送を行うことができなかった。
しかしながら、コスト度外視で専用の衛星を設計し、船及び岸辺計算センターに対し専用の通信帯域幅を提供することは、経済的利益が見合わなかった。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に至った。
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであり、上述のような問題点を解決することを課題の一例とする。すなわち、本考案は、船舶通信システム、伝送装置及び岸辺計算センターを提供する。
本考案の少なくとも1つの目的によれば、船舶通信システムが提供される。前記船舶通信システムは、岸辺計算センター及び少なくとも1つの船を備えている。岸辺計算センターは岸辺に位置している。船には送信装置が配置され、送信装置は第1通信モジュールと、第2通信モジュールと、制御処理コアと、を含む。第1通信モジュールは衛星通信装置との通信を行うために用いられている。第2通信モジュールは基地局との通信を行うために用いられている。制御処理コアは第1通信モジュール及び第2通信モジュールに電気的に接続され、第2通信モジュールが基地局と通信可能か否かを判断するために用いられている。第2通信モジュールが基地局と通信可能である場合、船が第2通信モジュールを使用して基地局を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行い、第2通信モジュールが基地局と通信不能である場合、船が第1通信モジュールを使用して衛星通信装置を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、船が離岸して出航する際に、第2通信モジュールが基地局との通信が不可となり、かつ第1通信モジュールが衛星通信装置を介して岸辺計算センターに対し船のインスタントヘルス情報を伝送する。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、船が接岸する際に、第2通信モジュールが基地局との通信が可能となり、かつ第2通信モジュールが基地局を介して岸辺計算センターに対し船の全船データを伝送し、岸辺計算センターを介して前記船のシステム及び少なくとも1つのヘルス予測モデルを更新する。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、岸辺計算センターは全船データに更に基づいてトレンド分析及びデータ関連分析を行う。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、制御処理コアはヘルス予測モデルを使用して船の装置、施設または船全体のヘルスを予測するために用いられている。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、送信装置は記憶モジュールを更に備えている。記憶モジュールは第1通信モジュール、第2通信モジュール及び制御処理コアに電気的に接続され、全船データ、インスタントヘルス情報、ヘルス予測モデル情報、及びシステム情報を保存するために用いられている。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、第2通信モジュールと基地局との間では第4世代移動体通信規格、第5世代移動体通信規格、無線WAN規格、無線LAN規格、マイクロ波通信規格、またはプライベートWiFi(登録商標)プロトコル(PWiFi(R))を使用して通信を行う。
前記本考案に係る船舶通信システムにおいては、制御処理コアは船の測位信号、基地局が第2通信モジュールに伝送するワイヤレス信号のパワー、及び手動切替信号のうちの少なくとも1つに基づいて第2通信モジュールが基地局と通信可能か否かを判断する。
本考案の少なくとも1つの目的によれば、伝送装置が提供される。前記伝送装置は、船が岸辺に位置する岸辺計算センターとデータ伝送を行うために船に使用される。送信装置は第1通信モジュールと、第2通信モジュールと、制御処理コアと、を備えている。第1通信モジュールは衛星通信装置との通信を行うために用いられている。第2通信モジュールは基地局との通信を行うために用いられている。制御処理コアは第1通信モジュール及び第2通信モジュールに電気的に接続され、第2通信モジュールが基地局と通信可能か否かを判断するために用いられている。第2通信モジュールが基地局と通信可能である場合、船が第2通信モジュールを使用して基地局を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行い、第2通信モジュールが基地局と通信不能である場合、船が第1通信モジュールを使用して衛星通信装置を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。
本考案の少なくとも1つの目的によれば、岸辺計算センターが提供される。前記岸辺計算センターは岸辺に位置し、船とのデータ伝送を行うために用いられている。岸辺計算センターは送信装置を備えている。送信装置は第1通信モジュールと、第2通信モジュールと、制御処理コアと、を含む。第1通信モジュールは衛星通信装置との通信を行うために用いられている。第2通信モジュールは基地局との通信を行うために用いられている。制御処理コアは第1通信モジュール及び第2通信モジュールに電気的に接続されている。船が基地局と通信可能である場合、岸辺計算センターが第2通信モジュールを使用して基地局を介して前記船とのデータ伝送を行い、船が基地局と通信不能である場合、岸辺計算センターが第1通信モジュールを使用して衛星通信装置を介して船とのデータ伝送を行う。
簡潔に述べると、本考案の実施例では船舶通信システム、伝送装置及び岸辺計算センターを提供し、船が離岸し出航する際に、船が衛星通信装置を介して岸辺計算センターに対しインスタントヘルス情報のデータ伝送を行い、船が接岸する際に、船が基地局を介して岸辺計算センターに対し全船データのデータ伝送を行う。これにより、本考案は岸辺計算センターと船との完全な船舶通信サービスを実現し、且つ船の航行の安全性を高める。
提供する添付図面は本考案が属する技術分野で通常知識を有する者の本考案に対する更なる理解を促し、且つ本考案の明細書の一部分を構成するために組み入れている。添付図面は本考案の例示的な実施例を示し、且つ本考案の明細書と共に本考案の原理を解釈するために用いられている。
本考案の一実施例に係る船舶通信システムを示す概略構成図である。
本考案の一実施例に係る船の送信装置を示す概略構成図である。
本考案の一実施例に係る岸辺計算センターの送信装置を示す概略構成図である。
本考案の一実施例に係る船舶通信方法を示す概略構成図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
本考案の実施形態は、船舶通信システム、伝送装置及び岸辺計算センターが提供される。船が離岸し出航する際に、船が衛星通信装置を介して岸辺計算センターに対しインスタントヘルス情報のデータ伝送を行い、岸辺計算センターが離岸し出航した船の状況を即時把握する。船が接岸する際に、船が基地局(例えば、第5世代移動体通信規格の基地局であるが、これに限られない)を介して岸辺計算センターに対し全船データのデータ伝送を行い、岸辺計算センターが船のシステム及び少なくとも1つのヘルス予測モデルを更新するためのデータ伝送を行う。これにより、本考案は岸辺計算センターと船との完全な船舶通信サービスを実現し、且つ船の航行の安全性を向上している。
図1は本考案の一実施例に係る船舶通信システムを示す概略構成図である。船舶通信システム100は岸辺計算センターCS及び少なくとも1つの船B1~B5を備えている。岸辺計算センターCSは岸辺SEに位置し、且つ衛星通信装置ST及び基地局BSと通信可能である。船B1~B5において、船B4、B5が岸辺SEに接近すると基地局BSと通信可能となり、離岸して出航した船B1~B5は基地局BSとの距離が開くと基地局BSと通信不能となるが、衛星通信装置STとは尚も通信可能である。また、船B4、B5が遮蔽物があるドックに入港していない場合でも、衛星通信装置STと通信可能である。
基地局BSを介し、船B4、B5が岸辺計算センターCSとの全船データのデータ伝送を行い、岸辺計算センターCSが船B4、B5のシステム及び少なくとも1つのヘルス予測モデルを更新するためのデータ伝送を行うことができる。衛星通信装置STを介し、船B1~B3が岸辺計算センターCSに対しインスタントヘルス情報のデータ伝送を行うことができる。
また、岸辺計算センターCSは船B4、B5の全船データに更に基づいて船B4、B5のトレンド分析及びデータ関連分析を行う。ここでは、トレンド分析とは船B4、B5の各装置、各施設及び全体のヘルスのトレンドを指し、これにより岸辺計算センターCSが人員を派遣して船B4、B5のメンテナンスを行う。データ関連分析は各装置、各施設及び全体のパラメーター情報に基づいて分析を行い、各装置、各施設及び全体の間の関連性を判断することで、より好ましいヘルス予測モデルの再学習を行うために用いられている。
図1と図2Aを併せて参照する。図2Aは本考案の一実施例に係る船の送信装置を示す概略構成図である。各船B1~B5には共に送信装置200が設置され、送信装置200は第1通信モジュール201と、第2通信モジュール202と、制御処理コア203と、記憶モジュール204と、を備えている。制御処理コア203は第1通信モジュール201及び第2通信モジュール202に電気的に接続されている。記憶モジュール204は第1通信モジュール201、第2通信モジュール202、及び制御処理コア203に電気的に接続されている。ちなみに、記憶モジュール204は本考案においては省略し、制御処理コア203のレジスタまたは保存スペースに変更してデータを保存してもよく、或いは第1通信モジュール201及び第2通信モジュール202のレジスタまたは保存スペースを使用してデータを保存してもよい。
第1通信モジュール201は衛星通信装置STとの通信を行うために用いられている。第2通信モジュール202は基地局BSとの通信を行うために用いられている。ここでは、第2通信モジュール202と基地局BSとの間では第4世代移動体通信規格、第5世代移動体通信規格、無線WAN規格、無線LAN規格(例えばWiFi(登録商標))、マイクロ波通信規格、またはプライベートWiFi(登録商標)プロトコル(PWiFi(R))を使用して通信を行うが、本考案はこれらに限られない。制御処理コア203は第2通信モジュール202が基地局BSと通信可能か否かを判断するために用いられ、ここでは、制御処理コア203は測位信号、基地局BSが第2通信モジュール202に伝送するワイヤレス信号のパワー、及び手動切替信号(岸辺SEに接近した場合、船の乗組員がスイッチを手動で操作して手動切替信号を発信する)のうちの少なくとも1つに基づいて第2通信モジュール202が基地局BSと通信可能か否かを判断する。
一例を挙げると、船B4、B5の測位信号が基地局BSとの距離が距離閾値より低いことを示し、且つ基地局BSが船B4、B5の第2通信モジュール202に伝送するワイヤレス信号のパワーがパワー閾値よりも低くない場合、船B4、B5の第2通信モジュール202は基地局BSとの通信が可能である。船B1~B3の測位信号が基地局BSとの距離が距離閾値より高いことを示し、且つ基地局BSが船B1~B3の第2通信モジュール202に伝送するワイヤレス信号のパワーがパワー閾値より低い場合、船B1~B3の第2通信モジュール202は基地局BSとの通信が不可能である。
第2通信モジュール202が基地局BSと通信可能である場合、船(例えばB4、B5)が第2通信モジュール202を使用して前記基地局BSを介して前記岸辺計算センターCSとのデータ伝送を行い、第2通信モジュール202が基地局BSと通信不能である場合、船(例えば、B1~B3)が第1通信モジュール201を使用して衛星通信装置STを介して前記岸辺計算センターCSとのデータ伝送を行う。また、記憶モジュール204は全船データ、インスタントヘルス情報(各装置、各施設、及び全体のインスタントヘルス情報)、ヘルス予測モデル情報(各装置、各施設、及び全体のヘルス予測モデル情報)、及びシステム情報(船が使用するシステムのシステム情報)を保存するために用いられている。なお、制御処理コア203はヘルス予測モデルを更に使用して船(例えば、B1~B5のうちの1つ)の装置、施設または船(例えば、B1~B5のうちの1つ)全体のヘルスを予測する。
本実施例では、船B1~B3が離岸して出航すると、船B1~B3の第2通信モジュール202が前記基地局BSと通信不能となり、船B1~B3の第1通信モジュール201が衛星通信装置STを介して岸辺計算センターCSに対し船B1~B3のインスタントヘルス情報を伝送する。この実施例において、船B4、B5が岸辺SEに接近すると、船B4、B5の第2通信モジュール202が基地局BSと通信可能となり、第2通信モジュール202が基地局BSを介して岸辺計算センターCSに対し船B4、B5の全船データを伝送し、岸辺計算センターCSを介して船B4、B5のシステム及び少なくとも1つのヘルス予測モデルを更新する。
図1と図2Bを併せて参照する。図2Bは本考案の一実施例に係る岸辺計算センターの送信装置を示す概略構成図である。岸辺計算センターCSは送信装置300を備えている。送信装置300は第1通信モジュール301と、第2通信モジュール302と、制御処理コア303と、記憶モジュール304と、を含む。制御処理コア303は第1通信モジュール301及び第2通信モジュール302に電気的に接続されている。記憶モジュール304は第1通信モジュール301、第2通信モジュール302、及び制御処理コア303に電気的に接続されている。ちなみに、記憶モジュール304は本考案では省略し、制御処理コア303のレジスタまたは保存スペースに変更してデータを保存してもよく、或いは第1通信モジュール301及び第2通信モジュール302のレジスタまたは保存スペースを使用してデータを保存してもよい。
第1通信モジュール301は衛星通信装置STと通信するために用いられている。第2通信モジュール302は基地局BSと通信するために用いられている。ここでは、第2通信モジュール302と基地局BSとの間では第4世代移動体通信規格、第5世代移動体通信規格、無線WAN規格、無線LAN規格(例えばWiFi(登録商標))、マイクロ波通信規格、またはプライベートWiFi(登録商標)プロトコル(PWiFi(R))を使用して通信を行うが、本考案はこれらに限られない。船B4、B5が基地局BSと通信可能である場合、岸辺計算センターCSが第2通信モジュール302を使用して基地局BSを介して船B4、B5とのデータ伝送を行う。船B1~B3が基地局BSと通信不能である場合、岸辺計算センターCSが第1通信モジュール301を使用して衛星通信装置STを介して船B1~B5とのデータ伝送を行う。
また、記憶モジュール304は全船データ、インスタントヘルス情報(各装置、各施設、及び全体のインスタントヘルス情報)、ヘルス予測モデル情報(各装置、各施設、及び全体のヘルス予測モデル情報)、及びシステム情報(船が使用するソフトウェアのシステム情報)を保存するために用いられている。また、岸辺計算センターCSの制御処理コア303は船B4、B5の全船データに更に基づいて船B4、B5のトレンド分析及びデータ関連分析を行う。
図3は本考案の一実施例に係る船舶通信方法を示す概略構成図である。図3の船舶通信方法は図2A及び図2Bの送信装置200及び300により実行される。まず、ステップS301において、船が制御処理コアを使用して第2通信モジュールが基地局に通信接続可能か否かを判断する。船の第1通信モジュールが基地局と通信接続可能である場合、ステップS302を実行し、そうでなければステップS304を実行する。ステップS302において、船は第2通信モジュールを使用して基地局に通信接続する。ステップS303において、船は基地局を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。ステップS304において、船は第1通信モジュールを使用して衛星通信装置に通信接続する。ステップS305において、船は衛星通信装置を介して岸辺計算センターとのデータ伝送を行う。
上述の説明のように、本考案の実施例では岸辺計算センターと離岸し出航する及び接岸する複数の船とが通信を行うための船舶通信システム、船に使用する送信装置、及びサービスを提供する岸辺計算センターを提供し、岸辺計算センターと船との完全な船舶通信サービスを実現し、船の航行の安全性を向上している。
以上、本考案を実施の形態を用いて説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
100 船舶通信システム
B1~B5 船
CS 岸辺計算センター
ST 衛星通信装置
BS 基地局
SE 岸辺
200 送信装置
201 第1通信モジュール
202 第2通信モジュール
203 制御処理コア
204 記憶モジュール
300 送信装置
301 第1通信モジュール
302 第2通信モジュール
303 制御処理コア
304 記憶モジュール
S301~S305 ステップ
B1~B5 船
CS 岸辺計算センター
ST 衛星通信装置
BS 基地局
SE 岸辺
200 送信装置
201 第1通信モジュール
202 第2通信モジュール
203 制御処理コア
204 記憶モジュール
300 送信装置
301 第1通信モジュール
302 第2通信モジュール
303 制御処理コア
304 記憶モジュール
S301~S305 ステップ
Claims (10)
- 岸辺(SE)に位置している岸辺計算センター(CS)と、
送信装置(200)が配置されている少なくとも1つの船(B1~B5)と、
を備え、
前記送信装置(200)は、
衛星通信装置(ST)との通信を行うための第1通信モジュール(201)と、
基地局(BS)との通信を行うための第2通信モジュール(202)と、
前記第1通信モジュール(201)及び前記第2通信モジュール(202)に電気的に接続され、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信可能か否かを判断するための制御処理コア(203)と、を含み、
ここでは、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信可能である場合、前記船(B4、B5)が前記第2通信モジュール(202)を使用して前記基地局(BS)を介して前記岸辺計算センター(CS)とのデータ伝送を行い、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信不能である場合、前記船(B1~B3)が前記第1通信モジュール(201)を使用して前記衛星通信装置(ST)を介して前記岸辺計算センター(CS)とのデータ伝送を行うことを特徴とする、
船舶通信システム。 - 前記船(B1~B3)が離岸して出港する際に、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)との通信が不可となり、且つ前記第1通信モジュール(201)が前記衛星通信装置(ST)を介して前記岸辺計算センター(CS)に対し前記船(B1~B3)のインスタントヘルス情報を伝送することを特徴とする、
請求項1に記載の船舶通信システム。 - 前記船(B4、B5)が前記岸辺(SE)に接近する際に、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)との通信が可能となり、且つ前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)を介して前記岸辺計算センター(CS)に対し前記船(B4、B5)の全船データを伝送し、前記岸辺計算センター(CS)を介して前記船(B4、B5)のシステム及び少なくとも1つのヘルス予測モデルを更新することを特徴とする、
請求項1に記載の船舶通信システム。 - 前記岸辺計算センター(CS)は、前記全船データに更に基づいてトレンド分析及びデータ関連分析を行うことを特徴とする、
請求項3に記載の船舶通信システム。 - 前記制御処理コア(203)は、前記ヘルス予測モデルを使用して前記船(B1~B5)の装置、施設または前記船(B1~B5)全体のヘルスを予測することを特徴とする、
請求項3に記載の船舶通信システム。 - 前記送信装置(200)は、
前記第1通信モジュール(201)、前記第2通信モジュール(202)及び前記制御処理コア(203)に電気的に接続され、全船データ、インスタントヘルス情報、ヘルス予測モデル情報、及びシステム情報を保存するために用いられている記憶モジュール(204)、を更に備えていることを特徴とする、
請求項1に記載の船舶通信システム。 - 前記第2通信モジュール(202)と前記基地局(BS)との間では、第4世代移動体通信規格、第5世代移動体通信規格、無線WAN規格、無線LAN規格、マイクロ波通信規格、またはプライベートWiFi (登録商標)プロトコル(PWiFi(R))を使用して通信を行うことを特徴とする、
請求項1に記載の船舶通信システム。 - 前記制御処理コア(203)は、前記船(B1~B5)の測位信号、前記基地局(BS)が前記第2通信モジュール(202)に伝送するワイヤレス信号のパワー及び手動切替信号のうちの少なくとも1つに基づいて前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信可能か否かを判断することを特徴とする、
請求項1に記載の船舶通信システム。 - 前記船(B1~B5)と岸辺(SE)に位置している岸辺計算センター(CS)とのデータ伝送を行うために船(B1~B5)に使用されている送信装置であって、
衛星通信装置(ST)との通信を行うための第1通信モジュール(201)と、
基地局(BS)との通信を行うための第2通信モジュール(202)と、
前記第1通信モジュール(201)及び前記第2通信モジュールに電気的に接続され、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信可能か否かを判断するための制御処理コア(203)と、
を備え、
ここでは、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信可能である場合、前記船(B4、B5)が前記第2通信モジュール(202)を使用して前記基地局(BS)を介して前記岸辺計算センター(CS)とのデータ伝送を行い、前記第2通信モジュール(202)が前記基地局(BS)と通信不能である場合、前記船(B1~B3)が前記第1通信モジュール(201)を使用して前記衛星通信装置(ST)を介して前記岸辺計算センター(CS)とのデータ伝送を行うことを特徴とする、
送信装置。 - 岸辺(SE)に位置し、船(B1~B5)とのデータ伝送を行うための岸辺計算センターであって、
送信装置(300)を備え、
前記送信装置(300)は、
衛星通信装置(ST)との通信を行うための第1通信モジュール(301)と、
基地局(BS)との通信を行うための第2通信モジュール(302)と、
前記第1通信モジュール(201)及び前記第2通信モジュール(302)に電気的に接続されている制御処理コア(303)と、を含み、
ここでは、前記船(B4、B5)が前記基地局(BS)と通信可能である場合、前記岸辺計算センター(CS)が前記第2通信モジュール(302)を使用して前記基地局(BS)を介して前記船(B4、B5)とのデータ伝送を行い、前記船(B1~B3)が前記基地局(BS)と通信不能である場合、前記岸辺計算センター(CS)が前記第1通信モジュール(301)を使用して前記衛星通信装置(ST)を介して前記船(B1~B3)とのデータ伝送を行うことを特徴とする、
岸辺計算センター。
Applications Claiming Priority (2)
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