JP3239656U - 経口錠剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯性及び摂取簡便性に優れた肝障害予防に役立つ経口錠剤を提供する。【解決手段】経口錠剤であって、粉粒体形態の複合調合物を混合させて構成された固体形態の錠剤本体10と、該錠剤本体の外面を被覆するフィルムコーティング層20とを含み、複合調合物に、ケンポナシ抽出物粉粒体11と、チョウセンアザミ抽出物粉粒体12と、メシマコブ抽出物粉粒体13と、ゴミシ抽出物粉粒体14と、ゴマ抽出物粉粒体15とを含むことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本考案は、特に携帯しやすく服用しやすい経口錠剤に関するものである。
多忙な生活を送っている現代人は、規則正しい食事を取ることがなかなか難しいので、栄養バランスが崩れ、健康に問題が生じる虞がある。
研究によると、特定の栄養素を摂取することで、肝臓の疾患や損傷の減軽に役立つことが明らかになったが、いかに携帯しやすく、摂取しやすく、かつ肝障害予防に有益な食品を製造するかが最大の課題であった。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、携帯性及び摂取簡便性に優れた肝障害予防に役立つ経口錠剤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、経口錠剤であって、粉粒体形態の複合調合物を混合させて構成された固体形態の錠剤本体と、該錠剤本体の外面を被覆するフィルムコーティング層とを含み、前記複合調合物に、ケンポナシ抽出物粉粒体と、チョウセンアザミ抽出物粉粒体と、メシマコブ抽出物粉粒体と、ゴミシ抽出物粉粒体と、ゴマ抽出物粉粒体とを含むことを特徴とする。
上述したように、本考案の経口錠剤は、肝障害予防に役立つ各種栄養素を含有し、携帯性及び摂取性に優れ、また、錠剤本体の外面がフィルムコーティング層により被覆されることで、保存性も向上しているので、非常に服用し易い。
本考案の好適な実施形態を示す外観斜視図である。 本考案の好適な実施形態を示す外観側面視図である。 本考案の好適な実施形態を示す断面図である。 本考案の好適な実施形態を示す部分拡大模式図である。
図1~図4に示すように、本考案の経口錠剤は、錠剤本体10とフィルムコーティング層20とを含む。
前記錠剤本体10は、粉粒体形態の複合調合物を混合して構成された固体形態のものであり、その粉粒体形態の複合調合物は、ケンポナシ抽出物(Kenponashi Extract)粉粒体11、チョウセンアザミ抽出物(Artichoke Extract)粉粒体12、メシマコブ抽出物(Phellinus Linteus Extract)粉粒体13、ゴミシ抽出物(Schisandra Extract)粉粒体14、ゴマ抽出物(Sesame Extract)粉粒体15を含む。
尚、前記ケンポナシ抽出物粉粒体11の粒径は、180マイクロメートル(μm)以下であり、メシマコブ抽出物粉粒体13の粒径は、180マイクロメートル(μm)以上であり、ゴミシ抽出物粉粒体14の粒径は、180マイクロメートル(μm)以下であり、ゴマ抽出物粉粒体15の粒径は、250マイクロメートル(μm)以下であることが好ましい。ケンポナシ抽出物粉粒体11及びゴミシ抽出物粉粒体14を80目(mesh)の篩網にかけると、粒径180マイクロメートル(μm)以下の粉粒体が得られ、ゴマ抽出物粉粒体15を60目(mesh)の篩網にかけると、粒径250マイクロメートル(μm)以下の粉粒体が得られる。
前記フィルムコーティング層20は、前記錠剤本体10の外面を被覆し、該錠剤本体10の型崩れと劣化を防止すると共に、錠剤本体10の保存性と服用性を向上させることができる。尚、該フィルムコーティング層20の色は暗赤色であることが好ましい。
本考案の経口錠剤は、長楕円形を呈し、重量が約768.7ミリグラム(mg)であり、長さが16~17ミリメートルであり、幅が7~8ミリメートルであり、長楕円形の環状面101と、該環状面101の相対する両端に連なる二つの凸面102を含む。尚、前記環状面101の高さは4~5ミリメートルであり、各凸面102の環状面101からの突出高さは1~1.5ミリメートルであることが好ましい。
本考案の経口錠剤による肝障害予防の改善効果については、四塩化炭素(CCl4)によって誘発させた慢性肝炎の罹患ラットを用いて動物実験及び評価を行った。
その実験では、50匹の雄ラットを用い、無作為に10匹ずつ五つの群に分け、そのうち、一つの群を対照群、四つの群をCCl実験群とし、四つのCCl実験群についてはさらに、CCl×CMC群と、CCl×経口錠剤投与1群、2群、3群に分けた。前記対照群には、カルボキシメチルセルロース(carboxymethyl cellulose, CMC)を一日一回投与し、前記CCl×CMC群には、カルボキシメチルセルロースを一日一回投与し、CCl×経口錠剤投与1群には、経口錠剤の1倍用量(318 mg/kg)を一日一回投与し、CCl×経口錠剤投与2群には、経口錠剤の2倍用量(636 mg/kg)を一日一回投与し、CCl×経口錠剤投与3群には、経口錠剤の5倍用量(1590 mg/kg)を一日一回投与した。その一週間後から、対照群のラットに、オリーブオイル(0.2 ml/100 g body weight)を週に2回経口投与し、CCl実験群のラットに対し、慢性肝炎を誘発させるために、20%のCClを週に2回、合計8週間経口投与した。尚、本考案の経口錠剤におけるラットの経口投与量は、人とラットとの代謝換算比率6.2に基づいて計算する。
8週間続いた経口投与終了後、ラットを腹部大動脈から採血すると同時に死なせ、さらに開腹して肝臓及び脾臓を採取して検査する。
その動物実験による統計データは、以下のとおりである。
1、CCl×CMC群は、実験8週目での血漿中のAST値が2340.5±346.6U/Lであり、CCl×経口錠剤1群は、1797.1±604.0 U/Lであった。その結果、CCl×経口錠剤1群のAST活性は、CCl×CMC群より著しく低いことが分かった。
2、CCl×CMC群は、実験8週目での血漿中のALT値が1959.1±388.4U/Lであり、CCl×経口錠剤1群は、1348.6±707.9 U/Lであった。その結果、CCl×経口錠剤1群のALT活性は、CCl×CMC群より著しく低いことが分かった。
3、CCl×CMC群は、実験8週目での血清アルブミン(Albumin)濃度が2.62±0.41(g/dL)であり、CCl×経口錠剤1群は、3.04±0.26(g/dL)であった。その結果、CCl×経口錠剤1群の血清アルブミン(Albumin)濃度は、CCl×CMC群より著しく高いことが分かった。
4、CCl×CMC群は、実験後の脾臓の絶対重量が1.98±0.54グラム(g)、相対重量は0.46±0.14%であり、CCl×経口錠剤1群は、実験後の脾臓の絶対重量が1.32±0.37グラム(g)、相対重量は0.31±0.11%であった。その結果、CCl×経口錠剤1群の脾臓の絶対重量及び相対重量は、CCl×CMC群より著しく低いことが分かった。
5、CCl×CMC群は、実験後の肝臓ヒドロキシプロリン(Hydroxyproline)濃度が1007.9±332.8(μg/g tissue)であり、CCl×経口錠剤1群は、611.1±252.3(μg/g tissue)であった。その結果、CCl×経口錠剤1群の肝臓ヒドロキシプロリン(Hydroxyproline)濃度は、CCl×CMC群より著しく低いことが分かった。
6、CCl×CMC群は、実験後の肝臓GSH濃度が3.4±1.3(μmol/g tissue)であり、CCl×経口錠剤1群は、5.3±1.9(μmol/g tissue)であった。その結果、CCl×経口錠剤1群のGSH濃度は、CCl×CMC群より著しく高いことが分かった。
7、実験後、シリウスレッド染色を利用して、肝臓組織の繊維化レベルを観察した結果、CCl×経口錠剤1群、2群、3群の肝臓組織の繊維化レベルは、CCl×CMC群より著しく低いことが分かった。
上記の実験結果によると、本考案の経口錠剤は、四塩化炭素によって肝損傷を誘発させたラットに対して、血漿中のALT値及びAST値の低減、肝臓の抗酸化物質GSHの含有量の上昇、肝臓繊維化レベルの低減などの効果を有するので、肝機能の保護作用や改善作用を有することが分かった。
要するに、本考案の経口錠剤は、肝障害予防に役立つ各種栄養素を含有し、携帯性及び摂取性に優れ、また、錠剤本体10の外面がフィルムコーティング層20により被覆されていることで、保存性の向上を図りつつ容易に服用することができる。
10 錠剤本体
101 環状面
102 凸面
11 ケンポナシ抽出物粉粒体
12 チョウセンアザミ抽出物粉粒体
13 メシマコブ抽出物粉粒体
14 ゴミシ抽出物粉粒体
15 ゴマ抽出物粉粒体
20 フィルムコーティング層

Claims (5)

  1. 経口錠剤であって、
    粉粒体形態の複合調合物を混合させて構成された固体形態の錠剤本体と、該錠剤本体の外面を被覆するフィルムコーティング層とを含み、
    前記複合調合物に、ケンポナシ抽出物粉粒体と、チョウセンアザミ抽出物粉粒体と、メシマコブ抽出物粉粒体と、ゴミシ抽出物粉粒体と、ゴマ抽出物粉粒体とを含むことを特徴とする経口錠剤。
  2. 前記ケンポナシ抽出物粉粒体の粒径が180μm以下であり、
    前記メシマコブ抽出物粉粒体の粒径が180μm以上であり、
    前記ゴミシ抽出物粉粒体の粒径が180μm以下であり、
    前記ゴマ抽出物粉粒体の粒径が250μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の経口錠剤。
  3. 前記フィルムコーティング層の色が暗赤色であることを特徴とする請求項1に記載の経口錠剤。
  4. 前記経口錠剤が長楕円形を呈すると共に、長楕円形の環状面と、該環状面の相対する両端に連なる二つの凸面を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の経口錠剤。
  5. 前記経口錠剤の長さが16~17ミリメートルであり、幅が7~8ミリメートルであることを特徴とする請求項4に記載の経口錠剤。
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