JP3239026U - 緩み止め効果を有するボルトナットシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果を有するボルトナットシステムを提供する。【解決手段】緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルト2と、ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するシャンク部4を有するとともに、ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第1ねじ山5を有する上側ナット3と、ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6とを備えるボルトナットシステム1。ボルトナットシステム1は、ソケット部7の底部とシャンク部4の頂部との間に配置されるスプリングワッシャー17をさらに備えていてもよい。【選択図】図1
Description
本考案は、緩み止め効果を有するボルトナットシステムに関する。
ボルトナットシステムは、部品を組み付けるために使われる機械部品である。従来、ボルトナットシステムのうち緩み止め効果を有するボルトナットシステムが知られている(例えば、特許文献1~5及び非特許文献1参照。)。従来の緩み止め効果を有するボルトナットシステムによれば、長期間にわたって緩みのない状態で部品を組み付けることができる。
鉄道を支える匠の技、交通新聞社新書"緩まないナットが支える、鉄道の安全と快適性"、ハードロック工業、2019年6月14日発行
しかしながら、産業界においては、従来の機械部品よりも長期信頼性に優れた機械部品が常に求められており、ボルトナットシステムにおいても同様である。すなわち、産業界においては、従来よりも長期信頼性に優れたボルトナットシステム、この場合特に、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果を有するボルトナットシステムが求められている。
そこで、本考案は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果を有するボルトナットシステムを提供することを目的とする。
[1]本考案のボルトナットシステム(第1の考案)は、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステムである。
なお、本考案において、上側ナットとは、後述する図1に示すように、2つのナットのうちボルト2の頭20から遠い方のナットのことをいうものとする。上のナット、上部ナット、外側ナットということもある。また、下側ナットとは、2つのナットのうちボルト2の頭20に近い方のナットのことをいうものとする。下のナット、下部ナット、内側ナットということもある。
また、本考案において、シャンク部とは、後述する図1に示すように、上側ナットから下側に突き出た部分円錐状の凸部のことをいう。また、ソケット部とは、下側ナットの上面側内面に形成された部分円錐状の凹部のことをいう。
[2]本考案のボルトナットシステム(第1の考案)は、前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーをさらに備えることが好ましい。
[3]本考案のボルトナットシステム(第2の考案)は、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心が偏心した上側第1ねじ山、前記ボルトの中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山の中心軸とは逆方向に偏心した下側第1ねじ山及び前記上側第1ねじ山と下側第1ねじ山との間に周状に形成されたグルーブを有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山又は前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステムである。
[4]本考案のボルトナットシステム(第3の考案)は、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットと、前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステムである。
[5]本考案のボルトナットシステム(第4の考案)は、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1のねじ山を有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心したシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2のねじ山を有する下側ナットと、前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステムである。
本考案によれば、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られるボルトナットシステムを提供することができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るボルトナットシステム1を説明するために示す図である。
実施形態1に係るボルトナットシステム1は、図1に示すように、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルト2と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するシャンク部4を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第1ねじ山5を有する上側ナット3と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6とを備えるボルトナットシステムである。
図1は、実施形態1に係るボルトナットシステム1を説明するために示す図である。
実施形態1に係るボルトナットシステム1は、図1に示すように、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルト2と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するシャンク部4を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第1ねじ山5を有する上側ナット3と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6とを備えるボルトナットシステムである。
なお、図1において、符号10は、ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5の中心軸との間隔(偏心距離)を示し、符号11は、ボルト2の中心軸9と第2ねじ山8の中心軸との間隔(偏心距離)を示し、符号12は、第1ねじ山5の中心軸の振動軌跡(締め付けによりナット中心軸がボルト中心軸に接近し、ナットはコンセントリックに近ずくような振動軌跡)を示し、符号13は、上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域を示し、符号14は、上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域を示し、符号15は、下側ナット6の第2ねじ山8とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域を示し、符号16は、上側ナット3のシャンク部4と下側ナット6のソケット部7との噛み合い部を示す。
実施形態1に係るボルトナットシステム1によれば、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。その理由は以下の通りである。
すなわち、従来のボルトナットシステム(非特許文献1に記載のボルトナットシステム、上側ナットのソケット部(凹部)がコンセントリック構造(同心構造)を有し、下側ナットのシャンク部(凹部)がエキセントリック構造(偏心構造)を有するナットを備えるボルトナットシステム)では、ナットでボルトに圧力を加えるとソケット部はシャンク部から圧力を受けることとなる。このため、ソケット部がコンセントリック構造を有していてもシャンク部がエキセントリック構造を有することから、接触面は滑り接触円弧となり、他は空白で接触は無く、円弧の部分は振動による滑りと摩耗が発生する可能性がある。
また、シャンク部がエキセントリック構造を有することから、その中心軸がボルトの中心軸からはずれるため、外部から振動を受けると上側ナットはボルトの中心軸を中心として反時計方向に回転し始めてボルトナットは緩む。
特許文献5は本出願人が2022年2月22日に米国で特許取得したものであるが、下側ナットのシャンク部をエキセントリック構造(偏心構造)にするのではなく、上側ナットのねじ山をエキセントリック構造(偏心構造)にしたものである。これにより、非特許文献1に記載のボルトナットシステムの欠点が解消され、非特許文献1に記載のボルトナットシステムの場合よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られるようになる。
(非特許文献1に記載のボルトナットシステム)
ナットでボルトを抑えようとすると同心円とならず、重心はボルト中心線に収まらず、ボルト中心線を基点としてナットは反時計方向に回転し緩む。
上記はソケット部とシャンク部の組み合わせだが、接触面はシリンダーかコーンの組み合わせで円周の一部である幅の狭い円弧の滑りコンタクトとなり長期の振動に耐えられなかったのが原因でナットとボルトが確実に密着固定せず、緩んで使用されなかったと推察される。
ナットでボルトを抑えようとすると同心円とならず、重心はボルト中心線に収まらず、ボルト中心線を基点としてナットは反時計方向に回転し緩む。
上記はソケット部とシャンク部の組み合わせだが、接触面はシリンダーかコーンの組み合わせで円周の一部である幅の狭い円弧の滑りコンタクトとなり長期の振動に耐えられなかったのが原因でナットとボルトが確実に密着固定せず、緩んで使用されなかったと推察される。
(本考案)
ナットでボルトを押すよりもボルトが偏心したネジを持つナットを押すほうが重心位置をボルト中心線直近にできるので効果がある。
そのためには、シャンク部とソケット部でボルトをその中心線上に固定し、上側ナットのほか下側ナットにも偏心したねじを作り、上下のナットを締めると、そのシャンク部がボルトを偏心したねじに誘導するとボルトは偏心したねじに圧力を加え、その中心線をボルト中心線に移動させるのでナットは外側に押され、ボルトとナットのねじはスパイラル接触面でボルト中心方向90°にかみ合うので、従来にはなかった方法で振動に対して緩みを防ぐことができる。
ナットでボルトを押すよりもボルトが偏心したネジを持つナットを押すほうが重心位置をボルト中心線直近にできるので効果がある。
そのためには、シャンク部とソケット部でボルトをその中心線上に固定し、上側ナットのほか下側ナットにも偏心したねじを作り、上下のナットを締めると、そのシャンク部がボルトを偏心したねじに誘導するとボルトは偏心したねじに圧力を加え、その中心線をボルト中心線に移動させるのでナットは外側に押され、ボルトとナットのねじはスパイラル接触面でボルト中心方向90°にかみ合うので、従来にはなかった方法で振動に対して緩みを防ぐことができる。
実施形態1に係るボルトナットシステム1においては、上側ネット3のねじ山(第1ねじ山5)及び下側ナット6のねじ山(第2ねじ山8)の両方をエキセントリック構造(偏心構造)にし、スパイラル接触面を拡大(緩み止め効果を奏する領域を軸方向に拡大)したものである。その結果、実施形態1に係るボルトナットシステム1によれば、従来よりも(非特許文献1に記載のボルトナットシステムよりも、さらには、特許文献5に記載のボルトナットシステムよりも)長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。
実施形態1に係るボルトナットシステム1を考案したのは、以下の検討項目について検討したことによる。すなわち、(1)ボルトナット締め付け後コンセントリックに限りなく近づけ重心位置をボルト中心直近に置き、ナットの反時計方向の回転を防止できるかどうか、(2)ボルトを中心線上に固定しナットを内側から押させることが可能かどうか、(3)ボルトナットのねじのスパイラル接触面に軸直角方向と中心方向両方に圧力を加えられないか。
その結果、実施形態1に係るボルトナットシステム1によれば、上下ナットはコンセントリック構造(同心構造)に形成し、ナットの中心軸はボルト中心軸直近に定め、振動によるナットの反時計方向の回転も防ぐことにより振動からボルトナットの緩みを防ぐことを可能としたものである。
本出願人の取得した米国特許11255368に対して、実施形態1に係るボルトナットシステム1は、上下2つのナットに偏心ネジを設け、2方向からボルト中心線に直角にボルト径×ナット高さの面積に圧力をかけるようにしたものあるから、振動による緩みを防ぐ能力は、取得した米国特許よりも向上すると期待している。
[実施形態2]
図2は、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aを説明するために示す図である。
実施形態2に係るボルトナットシステム1Aは、基本的には実施形態1に係るボルトナットシステム1と同様の構成を有するが、スプリングワッシャー17をさらに備える点で実施形態1に係るボルトナットシステム1と異なる。
図2は、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aを説明するために示す図である。
実施形態2に係るボルトナットシステム1Aは、基本的には実施形態1に係るボルトナットシステム1と同様の構成を有するが、スプリングワッシャー17をさらに備える点で実施形態1に係るボルトナットシステム1と異なる。
すなわち、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aは、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、ボルト2と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するシャンク部4を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第1ねじ山5を有する上側ナット3と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6と、前記ソケット部7の底部と前記シャンク部4の頂部との間に配置されるスプリングワッシャー17とを備えるボルトナットシステムである。
なお、図2において、符号18は、スプリングワッシャー17からの圧力が上側ナット3に加わる様子を示す矢印を示す。
実施形態2に係るボルトナットシステム1Aは、実施形態1に係る系1に係るボルトナットシステム1と同様に、上側ネット3のねじ山(第1ねじ山8)及び下側ナット6のねじ山(第2ねじ山8)の両方をエキセントリック構造(偏心構造)にしたものであるから、実施形態1に係るボルトナットシステム1の場合と同様に、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。
また、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aによれば、ソケット部7の底部とシャンク部4の頂部との間に配置されるスプリングワッシャー17をさらに備えることから、実施形態1に係るボルトナットシステム1の場合よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。その理由は以下の通りである。
上下のナットには本来のネジ中心線からわずかに偏心したネジを作る。固定されているボルトをシャンクが締め上げると、偏心しているネジはその中心線をボルトにその中心線まで押され、ボルトとナットは外側に押され、ナットは反力で押し返すので、ボルトとナットのスパイラル接触面はボルト中心方向に直角に押され、同時にシャンクとソケットに挟まれたスプリングワッシャーはシャンクとソケットに押し返すのでスパイラル接触面を中心方向にも押すので振動に対して緩みを防ぐ効果がある。
上下ナット両方をコンセントリックにして、その重心位置をボルト中心線直近にしたので、ナットの緩み回転を防ぎ、固定されたボルトがナットを外側に押しナットは反力で押し返しスパイラル接触面に軸方向にボルト径×ナットの幅の面積に圧を加え、スプリングワッシャーにより軸中心方向にナットのねじに圧力を加えるので緩みを止める効果が増す。すなわち、上下のナットのシャンクとソケットとの間に強力なスプリングワッシャーを挟むとボルトとナットのねじのスパイラル接触面を垂直に押し上げる作用により振動による緩みを防ぐ効果が増す。
本出願人の取得した米国特許11255368に対して、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aは、上下2つのナットに偏心ネジを設け、2方向からボルト中心線に直角にボルト径×ナット高さの面積に圧力をかけるとともに、スプリングワッシャーで中心線方向にスパイラル接触面に圧力をかけるようにしたものあるから、振動による緩みを防ぐ能力は、取得した米国特許よりも向上すると期待している。
[実施形態3]
図3は、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bを説明するために示す図である。
実施形態3に係るボルトナットシステム1Bは、基本的には実施形態1に係るボルトナットシステム1と同様の構成を有するが、上側ナットの構成が実施形態1に係るボルトナットシステム1の場合と異なる。
図3は、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bを説明するために示す図である。
実施形態3に係るボルトナットシステム1Bは、基本的には実施形態1に係るボルトナットシステム1と同様の構成を有するが、上側ナットの構成が実施形態1に係るボルトナットシステム1の場合と異なる。
すなわち、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bにおいては、図3に示すように、上側ナット3Aが、前記ボルト2の中心軸から中心軸が偏心した上側第1ねじ山5A、前記ボルト2の中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山5Aの中心軸とは逆方向にずれた下側第1ねじ山5B及び前記上側第1ねじ山5Aと下側第1ねじ山5Bとの間に周状に形成されたグルーブ5Cを有する。
なお、図3において、符号10Aは、ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5Aの中心軸との間隔(偏心距離)を示す。
従って、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bは、ボルト2と、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致するシャンク部4を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した上側第1ねじ山5A、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が前記上側第1ねじ山5Aの中心軸とは逆方向に偏心した下側第1ねじ山5B及び前記上側第1ねじ山5Aと下側第1ねじ山5Bとの間に周状に形成されたグルーブ5Cを有する上側ナット3Aと、前記ボルト2の中心軸と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6とを備えるボルトナットシステムである。
実施形態3に係るボルトナットシステム1Bによれば、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。その理由は以下の通りである。
すなわち、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bは、実施形態1に係るボルトナットシステム1の場合と同様に、上側ネット3Aのねじ山(第1ねじ山8)及び下側ナット6のねじ山(第2ねじ山8)の両方をエキセントリック構造(偏心構造)にしたものであるから、実施形態1に係る系1に係るボルトナットシステム1の場合と同様に、従来よりも長期間にわたって強力な緩み止め効果が得られる。
さらに、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bによれば、上側ナット3Aが、前記ボルト2の中心軸から中心軸が偏心した上側第1ねじ山5A及び前記ボルト2の中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山5Aの中心軸とは逆方向にずれた下側第1ねじ山5Bを有することから、上側ナットの上側と下側の領域でボルト2の中心軸9に対するねじ山中心軸の偏心方向が逆方向になり、緩み止め効果がさらに強力なものになる。
なお、実施形態3に係るボルトナットシステム1Bにおいては、下側ナットとして、前記ボルト2の中心軸と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9から中心軸が偏心した第2ねじ山8を有する下側ナット6を用いたが、本考案はこれに限定されるものでない。下側ナットとして、前記ボルト2の中心軸と中心軸が一致するソケット部7を有するとともに、前記ボルト2の中心軸9と中心軸が一致する第2ねじ山8を有する下側ナット6を用いてもよい。
[実施形態4]
実施形態4に係るボルトナットシステムは、上記した米国特許第11255368号明細書に記載のボルトナットシステムにスプリングワッシャーを適用したものである。
実施形態4に係るボルトナットシステムは、上記した米国特許第11255368号明細書に記載のボルトナットシステムにスプリングワッシャーを適用したものである。
すなわち、実施形態4に係るボルトナットシステムは、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、図示はしないが、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステムである。
実施形態4に係るボルトナットシステムによれば、スプリングワッシャーの作用により、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aの場合と同様の効果が得られる。
[実施形態5]
実施形態5に係るボルトナットシステムは、上記した非特許文献1に記載のボルトナットシステムにスプリングワッシャーを適用したものである。
実施形態5に係るボルトナットシステムは、上記した非特許文献1に記載のボルトナットシステムにスプリングワッシャーを適用したものである。
すなわち、実施形態5に係るボルトナットシステムは、緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、図示はしないが、ボルトと、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1のねじ山を有する上側ナットと、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心したシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2のねじ山を有する下側ナットと、前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステムである。
実施形態5に係るボルトナットシステムによれば、スプリングワッシャーの作用により、実施形態2に係るボルトナットシステム1Aの場合と同様の効果が得られる。
ボルトナットは、機械部品のなかで最も簡単な部品であるが、世界のあらゆる自動車、高速鉄道、船舶、航空機ばかりっではなく、橋梁、建築物で組み立て・分解・再組み立てを必要とする箇所には必ず使用される重要不可欠な部品である。そして、作動中に壊れたり振動で緩んだりすると使用している機械の機能不全、能率の低下を起こすばかりでなく、事故が発生すると人命にもかかわることもあり、重要不可欠な機械部品である。そして、あらゆる人間の生産活動、組み立て、分解、再組み立て運転と経済活動にその効率と安全性に欠かすことのできない重要不可欠な機械部品である。
本考案のボルトナットシステムは、構造も生産方法もいたって簡単であり、大量生産も全く可能であることから、世界で生産・使用されているあらゆる機械・器具・自動車、鉄道、船舶から橋梁・航空機の機能と安全性に寄与する一助ともなれば、一機械技術者として幸いである。
なお、本考案は、上述の実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能となるものである。例えば、以下に記載した考案も本考案に含まれる。
(1)上記した実施形態1~4においては、上側ナットとしてシャンク部を有する上側ナットを備え、下側ナットとしてソケット部を有する下側ナットを備えるボルトナットシステムを例にとって本考案を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。上側ナットとしてソケット部を有する上側ナットを備え、下側ナットとしてシャンク部を有する下側ナットを備えるボルトナットシステムも本考案に含まれる。
(2)上記した実施形態5においては、上側ナットとしてソケット部を有する上側ナットを備え、下側ナットとしてシャンク部を有する下側ナットを備えるボルトナットシステムを例にとって本考案を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。上側ナットとしてシャンク部を有する上側ナットを備え、下側ナットとしてソケット部を有する下側ナットを備えるボルトナットシステムも本考案に含まれる。
すなわち、以下の考案も本考案に含まれる。
[1]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステム。
[2]上記[1]に記載のボルトナットシステムであって、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーをさらに備えるボルトナットシステム。
[3]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山又は前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心が偏心した上側第1ねじ山、前記ボルトの中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山の中心軸とは逆方向に偏心した下側第1ねじ山及び前記上側第1ねじ山と下側第1ねじ山との間に周状に形成されたグルーブを有する上側ナットと、を備えるボルトナットシステム。
[4]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1ねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。
[5]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2のねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心したソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1のねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。
[1]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステム。
[2]上記[1]に記載のボルトナットシステムであって、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーをさらに備えるボルトナットシステム。
[3]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山又は前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心が偏心した上側第1ねじ山、前記ボルトの中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山の中心軸とは逆方向に偏心した下側第1ねじ山及び前記上側第1ねじ山と下側第1ねじ山との間に周状に形成されたグルーブを有する上側ナットと、を備えるボルトナットシステム。
[4]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1ねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。
[5]緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2のねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心したソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1のねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。
1,1A,1B:ボルトナットシステム
2:ボルト
3,3A:上側ナット
4:シャンク部
5:第1ねじ山
5A:上側第1ねじ山
5B:下側第1ねじ山
5C:グルーブ
6:下側ナット
7:ソケット部
8:第2ねじ山
9:ボルトの中心軸
10:ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5の中心軸との間隔(偏心距離)
10A:ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5Aの中心軸との間隔(偏心距離)
11:ボルト2の中心軸9と第2ねじ山8の中心軸との間隔(偏心距離)
12:第1ねじ山5の中心軸の振動軌跡
13:上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
14:上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
15:下側ナット6の第2ねじ山8とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
16:上側ナット3のシャンク部4と下側ナット6のソケット部7との噛み合い部
17:スプリングワッシャー
18:スプリングワッシャー17からの圧力が上側ナット3に加わる様子を示す矢印
20:ボルト2の頭
22,23:物品
2:ボルト
3,3A:上側ナット
4:シャンク部
5:第1ねじ山
5A:上側第1ねじ山
5B:下側第1ねじ山
5C:グルーブ
6:下側ナット
7:ソケット部
8:第2ねじ山
9:ボルトの中心軸
10:ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5の中心軸との間隔(偏心距離)
10A:ボルト2の中心軸9と第1ねじ山5Aの中心軸との間隔(偏心距離)
11:ボルト2の中心軸9と第2ねじ山8の中心軸との間隔(偏心距離)
12:第1ねじ山5の中心軸の振動軌跡
13:上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
14:上側ナット3の第1ねじ山5とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
15:下側ナット6の第2ねじ山8とボルト2のねじ山とのスパイラル接触面に圧力が加わる領域
16:上側ナット3のシャンク部4と下側ナット6のソケット部7との噛み合い部
17:スプリングワッシャー
18:スプリングワッシャー17からの圧力が上側ナット3に加わる様子を示す矢印
20:ボルト2の頭
22,23:物品
Claims (5)
- 緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステム。 - 請求項1に記載のボルトナットシステムであって、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーをさらに備えるボルトナットシステム。 - 緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心が偏心した上側第1ねじ山、前記ボルトの中心軸から中心軸が前記上側第1ねじ山の中心軸とは逆方向に偏心した下側第1ねじ山及び前記上側第1ねじ山と下側第1ねじ山との間に周状に形成されたグルーブを有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第2ねじ山又は前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットとを備えるボルトナットシステム。 - 緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心した第1ねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2ねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。 - 緩み止め効果を有するボルトナットシステムであって、
ボルトと、
前記ボルトの中心軸と中心軸が一致するソケット部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第1のねじ山を有する上側ナットと、
前記ボルトの中心軸から中心軸が偏心したシャンク部を有するとともに、前記ボルトの中心軸と中心軸が一致する第2のねじ山を有する下側ナットと、
前記ソケット部の底部と前記シャンク部の頂部との間に配置されるスプリングワッシャーとを備えるボルトナットシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002398U JP3239026U (ja) | 2022-07-02 | 2022-07-02 | 緩み止め効果を有するボルトナットシステム |
DE202023101496.8U DE202023101496U1 (de) | 2022-07-02 | 2023-03-24 | System zur Losdrehsicherung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002398U JP3239026U (ja) | 2022-07-02 | 2022-07-02 | 緩み止め効果を有するボルトナットシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239026U true JP3239026U (ja) | 2022-09-08 |
Family
ID=83150061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002398U Active JP3239026U (ja) | 2022-07-02 | 2022-07-02 | 緩み止め効果を有するボルトナットシステム |
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Country | Link |
---|---|
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DE (1) | DE202023101496U1 (ja) |
Family Cites Families (5)
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US2301634A (en) | 1941-02-01 | 1942-11-10 | Nicholay Paul | Lock nut |
DE2620996A1 (de) | 1976-05-12 | 1977-11-17 | Zenji Tuchikawa | Verriegelungsmutter |
JPS6292315U (ja) | 1985-11-29 | 1987-06-12 | ||
JP5540275B1 (ja) | 2013-07-03 | 2014-07-02 | 有限会社Sgg研究所 | 緩み止めナットセットとその生産方法 |
JP2022013527A (ja) | 2020-06-29 | 2022-01-18 | 保 宮崎 | ゆるみ止めボルトナット |
-
2022
- 2022-07-02 JP JP2022002398U patent/JP3239026U/ja active Active
-
2023
- 2023-03-24 DE DE202023101496.8U patent/DE202023101496U1/de active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE202023101496U1 (de) | 2023-07-19 |
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