JP3238775U - 治具 - Google Patents

治具 Download PDF

Info

Publication number
JP3238775U
JP3238775U JP2022002051U JP2022002051U JP3238775U JP 3238775 U JP3238775 U JP 3238775U JP 2022002051 U JP2022002051 U JP 2022002051U JP 2022002051 U JP2022002051 U JP 2022002051U JP 3238775 U JP3238775 U JP 3238775U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
lever
bolt
nut
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022002051U
Other languages
English (en)
Inventor
誠二 諏訪
慎治 村山
Original Assignee
株式会社中部プラントサービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中部プラントサービス filed Critical 株式会社中部プラントサービス
Priority to JP2022002051U priority Critical patent/JP3238775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238775U publication Critical patent/JP3238775U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】ボルトの共回りを抑制しつつ、ガスタービンロータの軸部材の表面に傷が付くことを抑制する治具を提供する。【解決手段】治具10は、ガスタービンロータの軸部材を接続するフランジ継手のナット締め付け作業又はナット取り外し作業に使用される。治具10は、金属製の治具本体20と、金属製のレバー30と、治具本体20に対して、レバー30を回転可能に支持する回転軸40と、調整ねじ50と、を備える。治具本体20は、ナットが螺合するボルトに対する結合部21と、アーム部23とからなり、結合部21は、ボルトと相対回転不能な状態で結合する。調整ねじ50は、アーム部23の先端部に取り付けられ、アーム部23に対するレバー30の角度を調整する。レバー30の先端部には、軸部材の表面の傷付きを抑制する保護板35が取り付けられており、レバー30が保護板35を介して軸部材の表面に当接し、ボルトを回り止めする。【選択図】図4

Description

本考案は、ボルトの共回りを抑制する治具に関する。
フランジ継手のナットの締め付け作業を行う際に、ボルトが共回りする場合がある。特許文献1、2は、ボルトの共回りを抑制する、治具を開示する。
公開実用S62-19174号公報 特許4436016号公報
ガスタービンロータの軸部はフランジ継手により結合されている。ボルトの共回りを抑制するため、治具を用いると、レバーの先端で、ガスタービンロータの軸部の表面を傷つける場合がある。
本考案の課題は、ボルトの共回りを抑制しつつ、ガスタービンロータの軸部の表面に、傷が付くことを抑制することである。
治具は、ガスタービンロータの軸部材を接続するフランジ継手のナット締め付け作業又はナット取り外し作業に使用される。
治具は、金属製の治具本体と、金属製のレバーと、前記治具本体に対して、前記レバーを回転可能に支持する回転軸と、調整ねじと、を備える。
前記治具本体は、ナットが螺合するボルトに対する結合部と、アーム部とからなる。前記結合部は、前記ボルトと相対回転不能な状態で結合する。
前記調整ねじは、前記アーム部の先端部に取り付けられ、前記アーム部に対する前記レバーの角度を調整する。
前記レバーの先端部には、前記軸部材の表面の傷付きを抑制する保護板が取り付けられており、前記レバーが前記保護板を介して前記軸部材の表面に当接し、前記ボルトを回り止めする。
治具の一実施態様は、以下でもよい。
前記結合部は、六角レンチを介して、前記ボルトに結合してもよい。
治具の一実施態様は、以下でもよい。
前記保護板は、アルミニウム製でもよい。
本考案によれば、ボルトの共回りを抑制しつつ、ガスタービンロータの軸部材の表面に傷が付くことを抑制できる。
フランジ接続部の斜視図 フランジ接続部の斜視図 フランジ接続部の断面図 治具の斜視図 治具の斜視図 治具の平面図 フランジ接続部の正面図 比較例を示す図
<実施形態1>
本考案の実施形態を、図1から図7によって説明する。
火力発電プラントのガスタ―ビンに使用されるガスタービンロータを例にとって、フランジ継手の構造を説明する。
図1はロータ接続部を正面側から見た斜視図、図2はロータ接続部を裏面側から見た斜視図、図3はロータ接続部の断面図である。
図1、図2に示す1Aはガスタービンロータの第1軸部、3Aは第1フランジ、1Bはガスタービンロータの第2軸部、3Bは第2フランジである。各フランジ3A、3Bには、周方向に等間隔でボルト貫通孔4が形成されており、ガスタービンロータの2つの軸部1A、1Bは、複数本のボルト5により、フランジ結合される。
この実施形態では、ボルト貫通孔4に、ナット収納部4Aを設けており、ボルト5の両端にそれぞれに螺合するナットN1、N2を内部に収めて、フランジ3A、3Bから飛び出させないようになっている。
尚、ボルト5の両側に螺合する左右のナットN1、N2のうち、図3に示す右側のナットN1が締付作業用であり、ナットN1を締めることで、2枚のフランジを結合でき、又ナットN1を緩めることで、結合を解くことが出来る。
また、逆側のナットN2が取り付けられたボルト5の軸端には、図3に示すように、六角形状の六角孔6が設けられている。ボルト5の六角孔6は、六角レンチ用の嵌合用である。
治具10は、図4、図5に示すように、治具本体20と、レバー30と、回転軸40と、調整ねじ50と、を備える。治具本体20は、金属製(一例としてSCM435等の鋼材)である。治具本体20は、屈曲しており、結合部21と、アーム部23を備える。
結合部21は、軸孔22を有している。軸孔22は非円形である。軸孔22は、ボルト5の結合用であり、ボルト5と相対回転不能な状態で結合する。この実施形態では、軸孔22に、ボルト5の頭部を直接結合せず、六角レンチ7を介してボルト5を結合する。
回転軸は、金属製(一例としてSUJ2等の鋼材)である。回転軸40は、治具本体20の屈曲部に位置する。回転軸40は、治具本体20に対して、レバー30を回転可能に支持する。
調整ねじ50は、金属製(一例としてSCM435等の鋼材)である。調整ねじ50は、アーム部23の先端に取り付けられている。調整ねじ50は、アーム部23を貫通しており、先端の操作部53を回転操作することで、頭部51の出代を調整することが出来る。
レバー30は、金属製(一例としてSCM435等の鋼材)である。レバー30は、平板形状である。レバー30の表面は、ガスタービンロータの第1軸部1Aの対向面である。レバー表面の先端部には、保護板35が取り付けられている。保護板35は、ガスタービンロータの第1軸部1Aの材質よりも柔らかい金属材料、具体的には、アルミニウム合金製(具体的には、A5052)である。
レバー30の裏面の先端部には、図5に示すように、球面状の窪み36が形成されており、そこに、調整ねじ50の頭部51が突き当たるようになっている。
治具10は、調整ねじ50の操作により、図6に示すように、アーム部23に対するレバー30の角度θを調整することが出来る。
以下、ナットN1の締め付け作業について説明する。
ナットN1を締め付ける場合、まず、ボルト挿通孔4にボルト5を挿入し、その後、ボルト5の六角孔6に六角レンチ7を差し込む。
次に、フランジ3Aから突出する六角レンチ7に対して軸孔22の位置を合わせ、その後、図1に示すように、軸孔22に六角レンチ7を通しつつ、第1軸部1Aのフランジ3Aの外側面に面するように、治具10をセットする。
治具10がセットできたら、調整ねじ50を用いて、レバー先端がロータの第1軸部1Aの表面2Aに当接するように(図7参照)、治具本体20に対するレバー30の角度θを調整する。
レバー角度調整後、レバー30が保護板35を介して第1軸部1Aの表面2Aに当接し、ボルト5は回り止めされた状態になる。そのため、パワーレンチ等の工具で、ボルト5にナットN1を締め込んだ際に、ボルト5が共回りすることを抑制できる。
また、ナットN1の締め込み後、治具10はテンション(締め込みの際の反力によるテンション)が掛った状態となり、そのままでは、取り外すことが困難である。
しかし、調整ねじ50を操作して治具本体20に対するレバー30の角度θを小さくすることで、テンションを取り除くことができ、ボルト5から治具10を無理なく、取り外すことが可能である。
また、第1軸部1Aの表面に、レバー30を直接当てず、保護板35を当てているので、パワーレンチ等の工具によるナットN1の締め込み作業中に、レバー30が第1軸部1Aの表面を傷付けることを抑制できる。
効果説明
本考案によれば、ボルト5の共回りを抑制しつつ、ガスタービンロータの軸部1Aの表面2Aに傷が付くことを抑制できる。また、図8に示すように、表面2Aの傷付きを防止するため、アルミ板100を間に挟む方法も考えられるが、本考案によれば、アルミ板100を挟む作業が不要であり、作業性に優れる点で効果的である。
<他の実施形態>
本考案は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次のような実施形態も、本考案の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、治具10の使用例として、ナットNの締め付け作業に限らず、ナットNの取り外し作業に用いることもできる。
(2)上記実施形態では、治具本体20の結合部21に軸孔22を設け、六角レンチ7を介してボルト5を結合した。治具本体20に対するボルト5の結合構造は、ボルトを相対回転不能な状態で結合できれば、軸孔22以外の別の方法で、結合するものであってもよい。また、六角レンチ7を介することなく、ボルト5と直接的に結合するものであってもよい。
(3)上記実施形態では、保護板35を、アルミニウム合金製としたが、ガスタービンロータの材質よりも柔らかい金属材料(硬度の低い金属材料)であれば、別の材料でもよい。
10 治具
20 治具本体
21 結合部
22 軸孔
23 アーム部
30 レバー
35 保護板
40 回転軸
50 調整ねじ

Claims (3)

  1. ガスタービンロータの軸部材を接続するフランジ継手のナット締め付け作業又はナット取り外し作業に使用される治具であって、
    金属製の治具本体と、
    金属製のレバーと、
    前記治具本体に対して、前記レバーを回転可能に支持する回転軸と、
    調整ねじと、を備え、
    前記治具本体は、ナットが螺合するボルトに対する結合部と、アーム部とからなり、
    前記結合部は、前記ボルトと相対回転不能な状態で結合し、
    前記調整ねじは、前記アーム部の先端部に取り付けられ、、前記アーム部に対する前記レバーの角度を調整し、
    前記レバーの先端部には、前記軸部材の表面の傷付きを抑制する保護板が取り付けられており、前記レバーが前記保護板を介して前記軸部材の表面に当接し、前記ボルトを回り止めする、治具。
  2. 請求項1に記載の治具であって、
    前記結合部は、六角レンチを介して、前記ボルトに結合する、治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の治具であって、
    前記保護板は、アルミニウム合金製である、治具。
JP2022002051U 2022-06-21 2022-06-21 治具 Active JP3238775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022002051U JP3238775U (ja) 2022-06-21 2022-06-21 治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022002051U JP3238775U (ja) 2022-06-21 2022-06-21 治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3238775U true JP3238775U (ja) 2022-08-19

Family

ID=82839876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022002051U Active JP3238775U (ja) 2022-06-21 2022-06-21 治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238775U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6752588B2 (en) Vacuum pump
JP3238775U (ja) 治具
US20190219089A1 (en) Hybrid three-point drive fastener
JP2009014049A (ja) ボルトナット及びボルト加工方法
JP6853032B2 (ja) ツールクランプ機構
JP2000257620A (ja) ロックナット構造
JP3834159B2 (ja) 軸継手の軸締結装置
CN113606238A (zh) 一种对称开槽防松螺母结构及螺母防松方法
CN210769783U (zh) 一种螺母防松复合垫圈
JP3086271U (ja) 衝撃工具
JP2004132518A (ja) 固定具
CN216138813U (zh) 一种可调节扳手头部位置的扳手
JP2002066944A (ja) 解放システムでの使用のための反応カムシステムおよび反力を解放するための方法
JP6534916B2 (ja) リーマボルトおよびリーマボルトの取り外し方法
JP4407919B2 (ja) ネジの修正治具
JP2003239934A (ja) 締め付け力を維持するナット
JP2003028093A (ja) 羽根車の整流部材取付け構造
CN212421091U (zh) 一种短牙单齿扳手
JP2010071383A (ja) 高力ボルト摩擦接合構造及び高力ボルト摩擦接合方法
JPH0218347Y2 (ja)
JP4737180B2 (ja) 管接続構造、弁、管継手及び冷凍装置
JP3498659B2 (ja) 高さ固定装置
JP3142321U (ja) ねじ立て治具
JP2604253Y2 (ja) 車両用ブレーキ側ディスク板合わせボルト切断装置
JP2001287170A (ja) レンチソケット

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3238775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150