JP3238740U - 吸収性物品の個包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】個包装体のシール部分における高い接合性と良好な開封性を両立させた吸収性物品の個包装体を提供する。【手段】個包装体30は、1つ以上の個装折り線に沿って折り畳んで吸収性物品10を内包する包装シート20を、前記個装折り線方向の端部20E、20Eに複数のシールユニットを断続的に配したシール領域34において、前記個装折り線の方向に対して垂直方向にシールしてなる。シールユニットは、平面視において、シールユニットの外縁の接合部と、接合部に囲まれた非接合部とを有する。各シールユニットにおける接合部の面積が、非接合部の面積の35%以上65%以下であり、シール領域34が、非接合部が接合部で囲まれたシールユニットのみで形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、吸収性物品の個包装体に関する。
生理用ナプキン等の吸収性物品に関し、個包装することが知られている。
特許文献1には、婦人衛生用吸収性物品に含まれる冷却剤等の非水性揮発性物質が蒸発しないよう、バリア層を含む包装材料を用いる技術が記載されている。
特許文献2及び3に記載の個包装体においては、気密性と開封性とを優れたものとする観点から、気密層と該気密層よりも融点の低い融着層を含む包装シートを用いる技術が記載されている。
特表2007-525245号公報 特許第5775648号公報 国際公開第2016/178333号明細書
吸収性物品の個包装体においては、包装シート同士を接合して個装シールを形成している。従来の個装シールにおいては、良好な開封性の観点から、ドット状の接合部を複数配列させて形成することがあった。しかしドット状の接合部では、該接合部をなす面領域に対して強圧着を行っており、接合性の観点から圧着の程度を高め過ぎてはかえって開封性が低下しかねない。高い接合性と開封時の良好な剥離性との両立がまだ十分とは言えず、改善の余地があった。また、個包装体の端部全面を連続的にシールすることによって接合性を高めることができる。しかしこの場合、包装シート同士を融着させた面積が大きくなることによって、個包装体の開封性が低下してしまう。このように、吸収性物品の個包装体における接合性と開封性とは両立が難しかった。
本考案は、個包装体のシール部分における高い接合性と良好な開封性を両立させた吸収性物品の個包装体に関する。
なお、本考案において、個包装体のシール部分の接合性とは、個包装体の開封動作以外の外力、例えば個包装体をカバン等に入れて携帯したときに加わる擦れなどの外力に対する剥がれ難さを言う。また、本考案において、個包装体のシール部分の開封性とは、吸収性物品を使用する際に、使用者が手で個包装体の折り畳みを解きながら包装シールのシール部分を剥がす開封動作のしやすさを言う。
本考案は、吸収性物品を収納した個包装体であって、前記個包装体は、1つ以上の個装折り線に沿って折り畳んで前記吸収性物品を内包する包装シートを、前記個装折り線の方向の両端部に複数のシールユニットを断続的に配列したシール領域において、前記個装折り線の方向に対して垂直方向にシールしてなり、前記シールユニットは、平面視において、該シールユニットの外縁の接合部と、該接合部に囲まれた非接合部とを有し、各シールユニットにおける前記接合部の面積が、非接合部の面積の35%以上65%以下であり、前記シール領域が、前記非接合部が前記接合部で囲まれた前記シールユニットのみで形成されている、吸収性物品の個包装体を提供する。
本考案に係る吸収性物品の個包装体は、シール部分における高い接合性と良好な開封性を両立させることができる。
本考案に係る吸収性物品の個包装体の好ましい一実施形態を、開封口側から模式的に示す斜視図である。 図1に示す個包装体おけるII-II線断面を模式的に示す断面図である。 個包装体の端部におけるシール領域を模式的に示す拡大平面図であり、符号Pの円内にシールユニットの拡大平面図を示す。 個包装体を構成する包装シートの層構造の一部を拡大して模式的に示す断面図である。 個包装体において、低剛性部と高剛性部とを交互に配置した好ましい態様を模式的に示す平面図であり、(A)は個包装体の開封口側の面を示す平面図であり、(B)は開封口側の面とは反対側の面を示す平面図である。
本考案に係る吸収性物品の個包装体の好ましい一実施形態について図面を参照して以下に説明する。
本考案において、吸収性物品とは、下着などの衣類に固定して着用者の身体に装着し、排泄物等を吸収保持するものをいう。例えば、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)などが挙げられる。
吸収性物品は、着用者(肌)と対向する側と、着衣と対向する側とを有する。着用者と対向する側は、肌面側、肌当接面側又は表面側ともいい、これと反対側の着衣と対向する側は、非肌面側、非肌当接面側又は裏面側ともいう。また吸収性物品は、個包装を解いて展開させた状態で縦長形状であり、着用者の腹側部、股下部及び背側部に対応する、前方部、中間部及び後方部を有する。この形状において、着用者の腹側部、股下部及び背側部を繋ぐ方向に対応する長手方向と、該長手方向と直交する幅方向とを有する。同様に、包装シートは、個包装を解いて展開させた状態で、長手方向と幅方向とを有する。
個包装体においては、吸収性物品及び包装シートにおける長手方向は、吸収性物品及び包装シートが折り畳まれる方向に一致する。そのため、個包装体において、長手方向とは、吸収性物品及び包装シートの長手方向を意味し、また吸収性物品及び包装シートが折り畳まれる方向を意味する。
以下、本実施形態の個包装体を、生理用ナプキン10(以下、単にナプキン10とも言う。)の個包装体30として説明する。該実施形態において、前述した前方部、中間部及び後方部を符号F、C及びRを付して示し、長手方向及び幅方向をY方向及びX方向ともいう。
図1及び2に示すように、本実施形態の個包装体30は、1つ以上の個装折り線に沿って包装シート20と生理用ナプキン10を共に折り畳んでなる。具体的には、生理用ナプキン10及び包装シート20は、生理用ナプキン10の長手方向における中間部Cを含む部分を折り畳み中央部31とし、その前後において個装折り線L1及びL2に沿って折り畳まれている。このように1以上の個装折り線に沿って包装シート20を折り畳んで生理用ナプキン10が内包され、個包装体30に収納されている。
本実施形態においては、折り畳み中央部31の前後の生理用ナプキン10及び包装シート20の部分を、それぞれ、第1折り畳み端部32、第2折り畳み端部33という。また、連続した包装シート20について、折り畳み中央部31、第1折り畳み端部32、第2折り畳み端部33の区分に合わせ、中央包装部21、第1折り包装部22、第2折り包装部23という。
折り畳まれた包装シート20は、個装折り線L1及びL2方向の端部20E、20Eにおいて、個装折り線L1及びL2方向に対して垂直方向にシールされたシール部分であるシール領域34を形成している。ここで言う「シール」は、融着によって、折り畳まれた包装シート20を封止することを意味する。端部20Eは、ナプキン10が介在せず、上記の折り畳みによって形成された包装シート20の積層部分である。具体的には、中央包装部21、第1折り包装部22及び第2折り包装部23の3層が積層された部分と、中央包装部21と第1折り包装部22又は第2折り包装部23との2層が積層された部分とを有する。この積層部分に、包装シート20同士のシール領域34を有する。シール領域34は個装折り線L1及びL2方向に対して垂直方向、すなわち長手方向(Y方向)に延在している。なお、個装折り線方向、及び個装折り線の方向とは、個装折り線に沿う方向を言う。
個装折り線L1及びL2方向の端部20E、20Eのシール領域34は、後述する複数のシールユニット38を断続的に配してなり、高い接合性と良好な開封性とを両立する。この点については後述する。
個包装体30は、下記に示す、ナプキン10の肌当接面10Aを包み込む折り畳み構造を備える。すなわち、ナプキン10の着衣と対向する面10Bを包装シート20が覆った状態で、ナプキン10の肌当接面10Aを内側にして第1折り畳み端部32を折り、次いでその上側に第2折り畳み端部33を折り重ねている。ナプキン10の肌当接面側10Aが露出しないで包み込まれる。ここで、個包装体30の厚み方向(Z方向)において、開封時の状態を考慮して、開封される面側を上側Z1、開封される面と反対側を下側Z2とする。上側Z1と下側Z2とは、個包装体30の折り畳み構造の厚み方向における相対的な位置関係を示す。
折り畳み中央部31におけるナプキン10の長手方向(Y方向)の長さは、第1、第2折り畳み部32、33におけるナプキン10の長手方向の長さよりも長くされている。この場合の個包装体30は、折り畳み中央部31の上側Z1において、第1折り畳み端部32と第2折り畳み端部33とが重なる部分と重ならない部分とを有する。すなわち、折り畳みの3層構造と2層構造とを有する。個包装体30の外面は、折り畳み中央部31に対応する外面51、第1折り畳み端部32が第2折り畳み端部33に重ならない部分に対応する外面52、第2折り畳み端部33に対応する外面53を有する。ただし個包装体30において、ナプキン10が折り畳まれる長さは、これに限定されるものではなく、種々設定できる。
個包装体30における折り畳み回数(個装折り線の数)及び個装折り線の位置は、上記の実施形態に限定されるものではなく、適宜設定できる。例えば、ナプキン10の長さに応じて、肌当接面10Aを包み込む折り畳み構造となるよう折り畳み回数や個装折り線の位置を設定する。基本的には、ナプキン10と包装シート20との積層体について、ナプキン10の中間部Cが折り畳み中央部31となるようにして、折り畳み回数、個装折り線の位置を設定することが好ましい。例えば、夜用ナプキンなど後方部Rが長くされているものなどでは、後方部Rを2つ折りにし、全体で4つ折りすることができる。この折り畳みの回数に応じて、包装シート20の端部20E、20Eにおける積層枚数が変わる。
また、包装シート20は、本実施形態ではナプキン10よりも長いものとして示しているが、これに限らずナプキン10よりも短いものであってもよい。短い場合であっても、最後に折り畳まれる上側の第2折り畳み端部33において、包装シート20がナプキン10の端部を越える配置とすることが好ましい。この場合、下側の第1折り畳み端部32においては、包装シート20がナプキン10の長さに対して足りず一部被覆しない部分が生じる。そのため、包装シート20がナプキン10の着衣と対向する面10Bを「覆う」とは、ナプキン10の着衣と対向する面10Bの全面を覆う場合に限らず、一部を残して覆う場合をも含む。
個包装体30において、ナプキン10は、着衣と対向する面10B側に、ナプキン10を着衣に固定するための止着部86を複数有する。止着部86は包装シート20に覆われており、個包装体30の外面51、52及び53側にそれぞれ配置されている。止着部86とは、ナプキン10を使用する際に衣類に固定する手段であり、剥離可能で、かつ、ナプキン10と着衣とがずれないようにする粘着力を有する。また、止着部86は、包装シート20に対して剥離可能に固定されている。
個包装体30は、第1、第2折り畳み端部32、33が折り重ねられた部分に開封口35を有する。開封口35は、上側に位置する第2折り畳み端部33においてナプキン10よりも長くした第2折り包装部23の延出部分23Aと、下側の第1折り畳み端部32の第1折り包装部22とが積層する部分である。開口部35には、封止固定領域36が包装シート20の幅方向(X方向)に沿って配されていることが好ましい。封止固定領域36では、個包装体30の厚み方向において、第2折り包装部23の延出部分20Aと下側の第1折り包装部22とが、開封時の力で剥離可能な程度に接合されている。この接合は種々の方法によって行うことができる。個包装体30のシール領域34のように、熱溶融による接合であってもよく、接着剤による接合であってもよい。さらに、開封口35近傍の包装シート20には、開封用タブテープ37が配されていてもよい。開封性を高める観点から、開封用タブテープ37を有することが好ましい。また、開封用タブテープ37に代えて、開封口35に当たる包装シート20の一部に突起部(摘まみ部)を設けてもよい。
個包装体30の開封は、使用者が開封口35を摘まんで、第2折り畳み端部33を第1折り畳み端部32から引き剥がすようにして広げる。次いで、第1折り畳み端部32を摘まんで折り畳み中央部31から引き剥がすようにして広げる。その際、包装シート20の端部20E、20Eのシール領域34に剥離力が加わり、シールが剥がされる。
次に、前述した個包装体30のシール領域34について、図1~3を参照して説明する。
個包装体30において、折り畳まれた包装シート20は、個装折り線L1及びL2方向の端部20E、20Eに、長手方向のシール領域34、34を有する。シール領域34は、ナプキン10の長手方向の両側外方(幅方向(X方向)の端部外方)にあり、ナプキン10が介在しない。シール領域34は、折り畳み中央部31、第1折り畳み端部32及び第2折り畳み端部33の重なりの数に合わせて、包装シート20が2枚積層された部分と3枚積層された部分とを有する。
シール領域34では、包装シート20の重なりの枚数に拘らず、折り畳まれた包装シート20同士が対向して融着接合されている。ただし、シール領域34の接合強度は、前述した個包装体30の開封時に加えられる力によって剥離可能な程度のものとされている。
シール領域34は、個包装体30を平面視して、シールユニット38が断続的に配列された領域として区画される領域であり、シールユニット38、38間のシールされていない部分を含む。本実施形態においては、シールユニット38は、個装折り線L1及びL2方向、すなわち幅方向(X方向)の端部20E、20Eそれぞれにおいて、長手方向に沿う列を形成している。さらに該列が、幅方向に5列(38A、38B、38C、38D、38E)配されている。この配列において、長手方向に延在するシールユニット38の列38A及び列38Eに囲まれた領域がシール領域34となる。
各シールユニット38は、図3の符号Pの円内に拡大して示すように、平面視において外縁の接合部39、接合部39に囲まれた内側の非接合部40を有する。すなわち、シールユニット38は、全体ではなく、接合部39のみで、包装シート20同士を融着している。
これによって、シールユニット38は、外縁おいて必要な接合性を確保すると同時に、接合面積を抑えたことによって個包装体30の開封性を高めることができる。特に、接合部39が非接合部40を囲んで配されることによって、接合面積をできるだけ小さく抑えながら、単に接合部を分散配置させて配置した場合に比べて1つ1つのシールユニット38の接合強度が高くなる。この点は、具体的にはシールユニット38が有する以下の構造上の特性による。
すなわち、シールユニット38においては、外縁の接合部39のみにおいて包装シート20同士を融着しながら、内側に非接合部40を取り込んでいる。これにより、非接合部40を含めた接合部39で囲まれた領域全体においてシート同士が一体化され、シールユニット38全体においてシート同士が接合されたようになる。このようにしてシールユニット38は、平面視において、包装シート20同士の融着面積をできるだけ小さく抑えながら、シート同士が剥離しがたい接合面積を接合部39よりも大きくとり、接合性を高めている。加えて、シールユニット38が、全面ではなく接合部39においてのみ融着することによって、開封性に優れる。これにより個包装体30は、シールユニット38を配列させた端部20E、20Eにおいて、高い接合性と良好な開封性とを両立したものとなる。
加えて、個包装体30においては、携帯時に加わる擦れなどの外力に対してシールユニット38が包装シート20の破損を回避する作用をする。すなわち、シールユニット38の中心に位置する非接合部40が外力に対する緩衝領域として作用することによって、シールユニット38が破損し難くなっている。これにより、シール領域34全体の破損が抑えられ、個包装体30の気密性が保持される。
また、本実施形態のシールユニット38は、シールユニット38となる領域の中心部分に圧着力が集中しないよう、主に外縁に圧着力を加えて形成される。これにより、包装シート20が部分融着した接合強度の高い接合部39と、孔のない非接合部40とを得ることが容易となる。接合部39においては、シールユニット38を形成する際に圧着による張力が包装シートに働いても、接合部39の外側と内側(非接合部40)からシート材料が寄って張力が緩和され、孔の形成が抑えられる。従来のシール部分の全面を接合部とした場合には、強く接合するためにシール形成時の加圧が強く、中心部はシールユニット外側から遠いために材料供給がされ難く孔が開いてしまい易い。これに対して本実施形態では、シールユニット中央部(非接合部40)に加圧をしない、又は極めて弱くすることによって、加圧部をシールユニット周囲部(接合部39)のみに集中させ、加圧部の両側(シール領域外部分と、シールユニットの非接合部)に非(弱)加圧部分を設けることで、材料(包装シート)が接合部(加圧部分)に両側から供給され、材料破損を避けることができる。更に、上述したようにシールユニット中心部が外力に対する緩衝領域として働くことから、接合部形成時に加圧を極端に大きくしなくても、十分なシール強度を得られやすい。このようにして形成されたシールユニット38は、外縁の線上に分散し連続する接合部39と非接合部40とのいずれにおいても孔を有さないものとすることが容易となる。
これによって、個包装体30は気密性の高いものとなり好ましい。特に、個包装体30を構成する吸収性物品が揮発性を有する機能剤を含有する場合には、孔からの揮発成分の漏出が抑えられるため好ましい。
本実施形態において、各シールユニット38における接合部39は、平面形状を四角形にされている。ただし、接合部39の形状はこれに限定されるものではなく、非接合部40を囲む形状であれば種々のものを採用することができる。また、接合部39は、連続線によって非接合部40を完全に囲む場合に限らず、一部途切れた部分があってもよい。
前述の高い接合性と良好な開封性とを両立する観点から、シールユニット38は、連続線からなる四角形の接合部39によって非接合部40を囲む態様が好ましい。
これによって、開封以外の外力、例えば、多方向から加わる擦れや折れなどのせん断力に対して、シール領域34の接合が保持されやすい。また、開封時には、前述のように開封口35を摘まんで、折り畳みを解く際に、シール領域34に加わる剥離力(180°剥離、T型剥離など)が加わる。このとき、開封開始時の剥離以降は、開封開始時よりも小さい力によって接合部39の四角形の辺に沿って剥離が進みやすく、良好な開封性が得られる。この観点から、接合部39が四角形の平面形状を有する場合、四角形を構成する2辺が個包装体30を開封する方向、すなわち個装折り線L1及びL2方向に対して垂直方向に向いて配されていることが好ましい。また、図3の符号Pの円内に示すように、接合部39の四角形の各辺が非接合部40側に湾曲する平面形状であると、シール領域34を形成したときに高い接合性を持ちながら、開封時には四角形の各辺が湾曲に沿って開封しやすくなり好ましい。
各シールユニット38において、接合性を高くして個包装状態における意図しない剥がれを抑える観点から、接合部39の面積は、非接合部40の面積の35%以上が好ましく、40%以上がより好ましく、45%以上が更に好ましい。また、良好な開封性を得る観点から、接合部39の面積は、非接合部40の面積の65%以下が好ましく、60%以下がより好ましく、55%以下が更に好ましい。具体的には、接合部39の面積は、非接合部40の面積の35%以上65%以下が好ましく、40%以上60%以下がより好ましく、45%以上55%以下が更に好ましい。
端部20E、20Eのシール領域34の面積における、接合部39の面積の割合は、接合性を高くして個包装状態における意図しない剥がれを抑える観点から、3%以上が好ましく、5%以上がより好ましい。また、該接合部39の面積の割合は、良好な開封性を得る観点から、8%以下が好ましく、7%以下がより好ましい。具体的には、個包装体30の端部20E、20Eの、シールユニット38が配された領域(シール領域34)の面積における、接合部39の面積の割合は、3%以上8%以下が好ましく、5%以上7%以下がより好ましい。
(接合部39、非接合部40、及びシール領域34の面積の測定方法)
接合部39、非接合部40、及びシール領域34の面積は、水平な台に静置し、張力を加えない自然状態において、マイクロスコープによって測定することができる。マイクロスコープとしては、株式会社キーエンス製のデジタルマイクロスコープVHX-1000を挙げることができる。測定に際し、測定倍率は適宜調整される。
個包装体30において、包装シート20が表面にシリコーン層を有し、該シリコーン層同士が隣接していることが好ましい。すなわち、包装シート20の端部20E、20Eにおいて、折り畳まれた包装シート20同士の対向面にシリコーン層が配されていることが好ましい。具体的には、端部20E、20Eにおいて、包装シート20の中央包装部21及び第1折り包装部22の互いの対向面、包装シート20の中央包装部21及び第2折り包装部23の互いの対向面、第1折り包装部22及び第2折り包装部23の互いの対向面にシリコーン層が配されていることが好ましい。
これにより、シールユニット38の接合部39において、包装シート20間を過度に融着せず、開孔がより生じ難くなる。また、シールユニット38の接合部39において、高い接合性と良好な開封性との両立をより確かなものとすることができる。
シールユニット38は、接合部39及び非接合部40に対応するエンボス押し型を用いて、通常用いられる種々の方法によって形成することができる。例えば、熱エンボス処理、超音波エンボス処理などが挙げられる。
本実施形態の個包装体30において、シールユニット38を有することで、前述のとおりシールユニット38における孔が形成され難くなる。孔の無いことによって、個包装体30内のナプキン10が香料や冷感剤などの揮発性を有する機能剤を含有する場合に、孔を介した外部への機能剤の揮散が抑えられる。これにより、個包装体30におけるナプキン10の機能が保持され好ましい。機能剤の揮散抑制の観点から、個包装体30の開口部35には、前述した封止固定領域36が配されていることがより好ましい。
さらに個包装体30において、包装シート20は、図4に示すように、融着層24と気密層25とを有し気密性が高い部材であることが好ましい。そして、融着層24の融点は気密層25の融点よりも低いことが、シール領域34において融着層24のみが融着され、気密層25が融着されないようにでき、気密性が良好となるので好ましい。具体的には、融着層24が熱融着性樹脂成分からなり、気密層25よりも融点が低くされている。融着層24と気密層25は、それらの間に接着剤層を配置することで互いの界面剥離を防止することができる。気密層25は、ガスバリア性が高く、酸素透過度が融着層24よりも低く抑えられている。酸素透過度は、クーロメチリック法あるいは差圧法に基づいて測定できる。差圧法にて測定した場合の酸素透過度は23℃環境下で900mL/m・day・atm以下が好ましく、100mL/m・day・atm以下がより好ましく、50mL/m・day・atm以下がより好ましい。
本実施形態においては、包装シート20は、気密層25の両面を融着層24で覆った3層からなる。ただし、これに限定されず、融着層24と気密層25との2層であってもよく、他の積層態様を有していてもよい。いずれの場合も、包装シート20の融着層24が、ナプキン10の着衣と対向する面10Bに対応配置される。
包装シート20において、接合部の形成時の圧着力を低減しながら、融着層24がシール領域34の接合性を更に高め、気密層25が機能剤の外部への揮散をより確実に抑制することができる。このように、包装シート20が融着層24及び気密層25を備え、シールユニット38によってシールされることによって、個包装体30は、接合性、気密性及び開封性の全てを高めることができる。
また、シールユニット38の接合部39は、包装シート20の融着層24同士が融着してなり、接合部39内部では融着層24が融着していることが好ましい。これは、包装シート20の両面の、個包装体とした際に対向する最表面を融着層24とすることによって実現される。すなわち、個包装体30の折り畳み構造において、融着層24同士が対向して、上記の接合部39が形成される。融着層24同士が融着して、これよりも融点の高い気密層25が融着しないことで、気密層25の厚みが維持でき、機能剤の揮散防止性を更に高めることができる。なお、融着層24のさらに最表面に前述のシリコーン層がある場合は、融着層24同士の接合は、加圧部をシールユニット周囲部のみに集中させることで、融着層24が融解され、最表面のシリコーン層から融着層24が現れることで融着層24同士が融着する。そして、シリコーン層の存在によって、加圧部をシールユニット38部に集中させても、過剰に強固な融着が当該部分に生じ難くなり、良好な開封性が得られ易くなる。
加えて、包装シート20において、融着層24の厚みが気密層25の厚みよりも厚いことが好ましい。これによって、折り畳まれた包装シート20において、隣接する融着層24同士の融着をより確実に行うことができ、高い接合性と良好な開封性とを更に高めることができる。上記の厚みは、シールユニット38を形成する前の状態を意味しており、十分厚みがあることで、気密層を毀損せずに、融着層24同士の融着を確実に行うことができる。なお、この厚みは、包装シート20の、シール領域34や他の圧着部分以外の部分において確認することができる。
また、個包装体30は、個装折り線L1、L2の方向に沿って、低剛性部84と該低剛性部84よりも剛性が高い高剛性部85とが交互に配置されていることが好ましい。
本実施形態においては、高剛性部85は、図5(A)及び(B)に示すように、ナプキン10の着衣と対向する面10B側にある止着部86の配された部分である。止着部86は、粘着剤等からなり、ナプキン10を構成する不織布等のシート材及び包装シート20よりも柔軟性が低く剛性が高い。そのため、個包装体30においては止着部86の配された部分が高剛性部85である。止着部86が無い部分が低剛性部84である。低剛性部84と高剛性部85とは、個包装体30の外面51、52及び53側にそれぞれ配置されている。なお、図5(A)及び(B)においては、高剛性部85及び低剛性部84の配置の理解のため、これと関係するシール領域34を示しつつ、該シール領域34のシールユニット38の一部を省略して示している。
低剛性部84及び高剛性部85の交互配置によって、端部20E、20Eにおけるシールユニット38の形成が良好なものとなる。すなわち、シールユニット38の接合部39の形成時に、孔の発生をより確実に防止することができる。また、接合部39において、確実に包装シート20同士を融着することができる。これは、接合部の形成時に、エンボス等の圧搾によって包装シート20に張力が働くと、低剛性部84が柔軟に対応して変形し、接合部39となる部分への負荷が緩和されることによる。
孔の発生を防止する観点から、個装折り線L1及びL2方向(幅方向)の個包装体30の長さW1に対し、低剛性部84の占める割合が、高剛性部85の占める割合よりも大きいことが好ましい。
具体的には、図5(A)及び(B)に示すように、個包装体30の各外面51、52及び53について、幅方向に並ぶ低剛性部84が3つ、高剛性部85が2つある場合に、低剛性部84の合計長さはW21+W22+W23であり、高剛性部85の合計長さはW31+W32である。
低剛性部84の合計長さの個包装体30の長さに対する割合((W21+W22+W23)/W1)が、高剛性部85の合計長さの個包装体30の長さに対する割合((W31+W32)/W1)よりも大きいことが好ましい。
これによって、個包装体30における低剛性部84の変形性が高まり、接合部39における孔の発生をより確実に防止することができる。
個包装体30を構成するナプキン10及び包装シート20の形成材料は、この種の物品に用いられるものを特に制限なく用いることができる。
包装シート20を構成する融着層24としては、シール領域34を形成できる種々の材料を特に制限なく用いることができる。例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂などのポリオレフィン系のポリマー樹脂などを用いて形成することができる。ポリエチレン〔直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)〕、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-アクリル酸共重合体(EA)、スチレン-イソプレン共重合体(SIS)、スチレン-ブタジエン共重合体(SBS)、オレフィン系エラストマー等の一種又はそれらの混合物が挙げられる。融着層24は、これらの材料の単層フィルム又は積層フィルムから構成される。また、ナプキン10の止着部86を包装材20と剥離可能に接合する場合に融着層24に剥離処理を行う場合、融着層24に耐熱性が要求されることから、融着層24の密度が0.93g/cm以上のポリエチレンやポリプロピレン等の耐熱性を有する樹脂を用いることが好ましい。また融着層24にコロナ放電処理等の表面処理を施しことで、剥離処理層との密着性を高めてもよい。剥離処理には、シリコーン等の剥離剤が用いられる。剥離剤をムラなく均一に塗工する点から、融着層24の平均表面粗さ(Ra)は0μm以上10μm以下、特に0μm以上5μm以下であることが好ましい。また、ポリエチレンやポリプロピレンは、耐水性にも優れ、ナプキン10中に含まれる高吸水性ポリマーの吸水性能を保護することも可能になる。
気密層25としては、個包装体の気密性を保持できる種々の材料を特に制限なく用いることができる。例えば、ポリビニルアルコール、エチレンビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニリデン、延伸ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリアミドの樹脂の他、アルミ箔ラミネートフィルムや揮発性不透過性ラッカーでコーティングされたポリマーフィルム、金属薄膜、又はこれらを組み合わせて使用することができる。
ナプキン10に含有される揮発性成分としては、吸収性物品に通常用いられる種々のものを用いることができる。例えば、香料や冷感剤などが挙げられる。
冷感剤としては、着用者の皮膚及び/又は粘膜表面の温度受容器を刺激して、皮膚及び/又は粘膜表面上の温度を変化させる必要なしに、着用者に爽快感を伝えることのできる種々の剤を用いることができる。例えば、シクロヘキシル誘導体、シクロヘキサノール誘導体、カルボキサミド類など、特開2015-12918号公報の段落[0006]~[0086]に記載のものが挙げられる。その中でも、匂いによる爽快感と速攻性、持続性の観点から、非水溶性のものが好ましい。非水溶性のもとしては、乳酸メンチル、メントールが好ましい。
冷感剤は、種々の方法によってナプキン10に含ませることができる。例えば、溶媒に溶解させた状態でナプキン10に含ませてもよく、溶媒を用いずに含ませてもよい。また冷感剤はマイクロカプセルに包むなどデリバリー手段を伴ってナプキン10に含ませてもよい。
ナプキン10は、肌当接面側の表面シートと、非肌当接面側の裏面シートと、表面シートと裏面シートとの間に配された吸収体とを有することが好ましい。
吸収体としては、吸収性物品において通常用いられる種々の形態のものを特に制限なく採用することができる。例えば、親水性繊維の積繊体または親水性繊維と高吸収性ポリマー材との混合積繊体を親水性の被覆シートで覆ったものでもよい。また、親水性繊維からなる2つのシート状の繊維層間に高吸収性ポリマー材を挟持して固定した薄い吸収性シートから構成されていてもよい。吸収性シートの形成にあたっては、高吸収性ポリマー材が湿潤によって発現する粘着力や別に添加した接着剤や接着性繊維等のバインダーを利用して一体化することができる。作製は通常用いられる種々の方法によって行うことができ、湿式、乾式いずれの方式によってもよい。
吸収性シートは厚みを3.0mm以下に抑えながら、高吸収性ポリマー材をシートの平面方向に分散配置させているためゲルブロキングを起こし難く、高い吸収力を有する。例えば、特開平8-246395号公報の段落[0019]~[0131]に記載のものなどが挙げられる。
吸収体を構成する親水性繊維としては、疎水性の繊維を親水化処理したもの、それ自体が親水性であるものが挙げられる。特に、それ自体が親水性でかつ保水性を有するものが好ましい。後者の親水性繊維としては、天然系の繊維、セルロース系の再生繊維又は半合成繊維が好ましい例として挙げられる。親水性繊維としては、特にパルプ、レーヨンが好ましく、パルプが一層好ましい。更にセルロース繊維の分子内及び/又は分子間を架橋させた架橋セルロース繊維や木材パルプをマーセル化処理して得られるような嵩高性のセルロース繊維を用いてもよい。パルプとしては、針葉樹クラフトパルプ或いは広葉樹クラフトパルプのような木材パルプ、木綿パルプ或いはワラパルプ等の天然セルロース繊維等が挙げられるが、それらに限定されるものではない。これらのパルプは1種又は2種以上を用いることができる。
吸収体を構成する高吸収性ポリマー材としては、例えば、アクリル酸又はアクリル酸塩を主成分とし、場合によって架橋剤を添加してなる水溶性のエチレン性不飽和モノマーを重合させて得られるヒドロゲル材料が挙げられる。また、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、スルホン化ポリスチレン及びポリビニルピリジンの架橋物、デンプン-ポリ(メタ)アクリロニトリルグラフト共重合物のケン化物、デンプン-ポリ(メタ)アクリル酸グラフト共重合物、デンプン-ポリ(メタ)アクリルエステルグラフト共重合物の加水分解物などが挙げられる。これらの高吸収性ポリマー材は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。高吸収性ポリマー材は、自重の20倍以上の液を吸収・保持できゲル化し得るものが好ましい。
高吸収性ポリマー材の形状は、吸収体に用いられる種々ものを特に制限なく用いることができる。例えば、球状、粒状、繊維状、俵状、塊状などが挙げられる。
表面シートは、液透過性を有する種々のものを用いることができる。肌触りの良さを考慮すると、親水性の不織布が好ましく、サーマルボンド不織布がより好ましく、エアスルー不織布が特に好ましい。親水化処理された熱可塑性樹脂繊維であり、かつ、該繊維が2次クリンプ又は3次クリンプのような立体捲縮がなされた繊維であることが好ましい。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、及びこれらの複合繊維を作成し、所定の長さにカットしてステープルを形成する前の段階で、各種親水化剤を塗工する。親水化剤としては、αオレフィンスルホン酸塩に代表される各種アルキルスルホン酸塩、アクリル酸塩、アクリル酸塩/アクリルアミド共重合体、エステルアミド、エステルアミドの塩、ポリエチレングリコール及びその誘導物、水溶性ポリエステル樹脂、各種シリコーン誘導物、各種糖類誘導物、及びこれらの混合物など、通常用いられる親水化剤による親水化処理を用いることができる。
裏面シートとしては、防漏性を有する種々のものを用いることができる。例えば、非透湿性若しくは透湿性フィルム単独、又はフィルムと不織布とを貼り合わせたもの、撥水性の不織布(SMSやSMMS等)を用いることができる。コスト面やズレ止め粘着剤とのマッチングなどから、非透湿性フィルム単独を防漏材として用いることが最も好ましい。
10 生理用ナプキン
20 包装シート
20E 個装折り線方向の端部
21 中央包装部
22 第1折り包装部
23 第2折り包装部
23A 第2折り包装部の延出部分
24 融着層
25 気密層
30 個包装体
31 折り畳み中央部
32 第1折り畳み端部
33 第2折り畳み端部
34 シール領域
35 開封口
36 封止固定領域
37 開封用タブテープ
38 シールユニット
39 接合部
40 非接合部
84 低剛性部
85 高剛性部
86 止着部

Claims (7)

  1. 吸収性物品を収納した個包装体であって、
    前記個包装体は、1つ以上の個装折り線に沿って折り畳んで前記吸収性物品を内包する包装シートを、前記個装折り線の方向の両端部に複数のシールユニットを断続的に配列したシール領域において、前記個装折り線の方向に対して垂直方向にシールしてなり、
    前記シールユニットは、平面視において、該シールユニットの外縁の接合部と、該接合部に囲まれた非接合部とを有し、各シールユニットにおける前記接合部の面積が、非接合部の面積の35%以上65%以下であり、前記シール領域が、前記非接合部が前記接合部で囲まれた前記シールユニットのみで形成されている、吸収性物品の個包装体。
  2. 前記シール領域の面積における前記接合部の面積の割合が、3%以上8%以下である、請求項1に記載の吸収性物品の個包装体。
  3. 前記包装シートが表面にシリコーン層を有し、前記シール領域では前記シリコーン層同士が隣接している、請求項1又は2に記載の吸収性物品の個包装体。
  4. 前記吸収性物品が、揮発性を有する機能剤を備え、
    前記包装シートが融着層と気密層とを有し、前記融着層の融点が前記気密層の融点より低く、前記接合部では該融着層同士が融着している、請求項1~3のいずれか1項に記載の吸収性物品の個包装体。
  5. 前記包装シートでは、前記融着層の厚みが前記気密層の厚みよりも厚い、請求項4記載の吸収性物品の個包装体。
  6. 前記個装折り線の方向に沿って、低剛性部と該低剛性部よりも剛性が高い高剛性部とが交互に配置されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の吸収性物品の個包装体。
  7. 前記個装折り線の方向の前記個包装体の長さに対し、前記低剛性部の占める割合が、前記高剛性部の占める割合よりも大きい、請求項6記載の吸収性物品の個包装体。
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