JP3238606U - バックモニタシステム及びドライブレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】1台のバックモニタシステムで後方映像と背面近傍映像とを取得可能なバックモニタシステム及びこれを備えたドライブレコーダを提供する。【解決手段】車両の後方の映像を撮影するリアカメラ部50aと、リアカメラ部が撮影した映像を表示するモニタ部30と、車両がバックギアに入ったことを示すバック信号Sを検知してモニタ部が表示する映像を車両の背面近傍映像に切り替える切替部32aと、を有するバックモニタシステム80a及びこれを用いたドライブレコーダであって、1台のバックモニタシステムで後方映像と背面近傍映像とを取得することができる。また、このバックモニタシステムは、バックギアと連動して後方映像と背面近傍映像とが自動的に切り替わる。これにより、車両の後退時には車両の背面近傍映像が表示され、後退時の安全確認や障害物の有無等を確認することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、主にトラック等の貨物自動車の後方の映像を撮影してモニタ部で表示するバックモニタシステムとこれを用いたドライブレコーダに関するものである。
近年、自動車の後方に車載カメラを設置して、車両の後退時等に車両の背面近傍の映像を撮影し車内の液晶モニタに映し出すことで、後退時の安全確認や障害物の有無等を確認するバックモニタシステムが普及している。このようなバックモニタシステムに関し、例えば下記[特許文献1]に記載のような発明が開示されている。また、トラックやトレーラ等の貨物自動車では、箱荷台や積載物等が視界を遮って後方の確認ができないため、バックモニタシステムを用いて車両の後方の映像を車内の液晶モニタに表示し、走行時等の後方確認を行うシステムも商品化している。
特開2014-192858号公報
しかしながら、トラック等の貨物自動車10では図6に示すように箱荷台の上方に後方撮影用のリアカメラ50を設置することが一般的であり、背面近傍映像を撮影するカメラは図6(a)に示すように、ほぼ下方を向き、車両の後方映像を撮影するカメラは図6(b)に示すように、若干下を向いたほぼ水平方向を向く。このように、車両の後方映像を撮影するカメラと、背面近傍映像を撮影するカメラとは撮影方向が大きく異なるため、双方の映像を撮影するためには背面近傍映像撮影用と後方映像撮影用の2セットのバックモニタシステムが必要となり、設置スペースを要するとともに、制御が煩雑化するという問題点がある。また、図6(c)に示すように、広角カメラを用いて背面近傍映像と後方映像とを1台のカメラで撮影する方法も考えられる。しかしながら、箱荷台の上方にリアカメラ50を設置した場合、後方映像も背面近傍映像も映像データの辺縁部に位置して映像が小さくまた大きく湾曲してユーザが見にくいという問題点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、1台のバックモニタシステムで後方映像と背面近傍映像とを取得可能なバックモニタシステム及びこれを備えたドライブレコーダの提供を目的とする。
本考案は、
(1)車両の後方の映像を撮影するリアカメラ部50a、50b、50cと、
前記リアカメラ部50a、50b、50cが撮影した映像を表示するモニタ部30と、
前記車両がバックギアに入ったことを示すバック信号Sを検知して前記モニタ部30が表示する映像を車両の背面近傍映像に切り替える切替部32a、32b、32cと、を有することを特徴とするバックモニタシステム80a、80b、80cを提供することにより、上記課題を解決する。
(2)リアカメラ部50aが、車両の後方映像を撮影する第1のリアカメラ501Aと、背面近傍映像を撮影する第2のリアカメラ501Bを備え、
切替部32aがバック信号Sを検知した場合に、モニタ部30が表示する映像を前記第1のリアカメラ501Aが撮影した映像から前記第2のリアカメラ501Bが撮影した映像へと切り替えることを特徴とする上記(1)記載のバックモニタシステム80aを提供することにより、上記課題を解決する。
(3)リアカメラ部50bが、カメラ502の撮影方向を変化させる撮影方向可変手段36を備え、切替部32bがバック信号Sを検知した場合に、前記撮影方向可変手段36が前記カメラ502の撮影方向を車両の後方映像を撮影する第1の撮影方向から、背面近傍映像を撮影する第2の撮影方向へと切り替えることを特徴とする上記(1)記載のバックモニタシステム80bを提供することにより、上記課題を解決する。
(4)リアカメラ部50cが、車両の後方映像と背面近傍映像とを同時に撮影可能な広角カメラ503を有するとともに、切替部32cが、前記広角カメラ503の撮影した映像データを部分的に切り取る画像処理部38を備え、
前記画像処理部38は、前記広角カメラ503が撮影した映像データの内、後方映像部分を切り取ってモニタ部30に表示させるとともに、バック信号Sを検知した場合には、前記広角カメラ503が撮影した映像データの内、背面近傍映像部分を切り取って前記モニタ部30に表示させることを特徴とする上記(1)記載のバックモニタシステム80cを提供することにより、上記課題を解決する。
(5)上記(2)乃至上記(4)のいずれかに記載のバックモニタシステム80a、80b、80cと、車両の前方を撮影するフロントカメラ42と、前記フロントカメラ42が撮影した映像データと前記バックモニタシステム80a、80b、80cのリアカメラ部50a、50b、50cが撮影した映像データとを記録する記録部44と、を有することを特徴とするドライブレコーダ90を提供することにより、上記課題を解決する。
本考案に係るバックモニタシステム及びこれを用いたドライブレコーダは、1台のバックモニタシステムで後方映像と背面近傍映像とを取得することができる。また、本考案に係るバックモニタシステムは、バックギアと連動して後方映像と背面近傍映像とが自動的に切り替わる。これにより、車両の後退時には車両の背面近傍映像が表示され、後退時の安全確認や障害物の有無等を確認することができる。また、車両のギアがバックギア以外の場合には、後方映像に切り替わり後続車等の確認を行うことができる。
本考案に係る第1の形態のバックモニタシステムのブロック図及びリアカメラ部の外観斜視図である。 本考案に係る第2の形態のバックモニタシステムのブロック図及びリアカメラ部の外観斜視図である。 本考案に係る第3の形態のバックモニタシステムのブロック図及びリアカメラ部の外観斜視図である。 本考案に係る第3の形態のバックモニタシステムの映像データを説明する図である。 本考案に係るドライブレコーダのブロック図である。 従来のバックモニタシステムのリアカメラの設置位置を説明する図である。
本考案に係るバックモニタシステム及びドライブレコーダの実施の形態を図面に基づいて説明する。ここで、図1(a)は本考案に係る第1の形態のバックモニタシステム80aのブロック図であり、図1(b)はバックモニタシステム80aのリアカメラ部50aの外観斜視図である。また、図2(a)は本考案に係る第2の形態のバックモニタシステム80bのブロック図であり、図2(b)はバックモニタシステム80bのリアカメラ部50bの外観斜視図である。また、図3(a)は本考案に係る第3の形態のバックモニタシステム80cのブロック図であり、図3(b)はバックモニタシステム80cのリアカメラ部50cの外観斜視図である。尚、本考案はトラックやトレーラ等の貨物自動車に好適なものであるが、適用車両はこれに限定される訳ではなく、キャンピングカーやワゴン車、工事用車両、緊急車両、大型のオフロード車等、如何なる車両に用いても良い。
本考案に係るバックモニタシステム80a~80cは、これらに共通する構成として、車両の後方の映像を撮影するリアカメラ部50a~50cと、このリアカメラ部50a~50cが撮影した映像を表示可能なモニタ部30と、バックモニタシステム80a~80cの各部を制御する制御部31と、モニタ部30が表示する映像を後方映像と背面近傍映像とで切り替える切替部32a~32cと、を有している。また、制御部31には車両側から少なくとも車両のギアがバックギアに入っていることを示す信号(以後、バック信号Sと記載する。)が入力し、切替部32a~32cはこのバック信号Sを検知して後述の切り替え動作を行う。尚、バック信号Sは、車両のギアがバックに入ったときに点灯するバックランプの配線から取得することが好ましい。また、リアカメラ部50a~50cは基本的に車両背面の上部、特にトラック等の貨物自動車では箱荷台の上方に取り付けることを想定している。
次に、本考案に係る第1の形態のバックモニタシステム80aを図1を用いて説明する。先ず、第1の形態のバックモニタシステム80aのリアカメラ部50aは、第1のリアカメラ501Aと、この第1のリアカメラ501Aよりも下方を向いた第2のリアカメラ501Bとを備えている。そして、リアカメラ部50aは、第1のリアカメラ501Aが車両の後方映像を撮影可能な方向を向き、且つ第2のリアカメラ501Bが背面近傍映像を撮影可能な方向を向くように車両の背面上部等の所定の位置に固定される。また、リアカメラ部50aは、モニタ部30側に送る映像データの取得を第1のリアカメラ501Aと第2のリアカメラ501Bとの間で切り替える切替部32aを備えている。
次に、本考案に係るバックモニタシステム80aの動作に関して説明を行う。先ず、バックモニタシステム80aを搭載した車両のギアがバックギア以外の場合(バック信号Sが入力していない状態の場合)、リアカメラ部50aの切替部32aは映像データの取得先を第1のリアカメラ501Aとする。これにより、第1のリアカメラ501Aは後方映像を撮影し、制御部31を介してモニタ部30に出力する。これにより、モニタ部30には後続車両等が視認可能な後方映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバックに入れると、バック信号Sが制御部31を介して切替部32aに入力する。切替部32aはこのバック信号Sを検知すると映像データの取得先を第1のリアカメラ501Aから第2のリアカメラ501Bに切り替える。これにより、第2のリアカメラ501Bは背面近傍映像を撮影し、制御部31を介してモニタ部30に出力する。これにより、モニタ部30には車両背後の路上を視認可能な背面近傍映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバックギア以外に入れると、バック信号Sの入力は停止する。切替部32aはバック信号Sが検知できなくなると映像データの取得先を第2のリアカメラ501Bから第1のリアカメラ501Aに切り替える。これにより、第1のリアカメラ501Aは後方映像を撮影し、モニタ部30には後方映像が表示される。
次に、本考案に係る第2の形態のバックモニタシステム80bを図2を用いて説明する。先ず、第2の形態のバックモニタシステム80bのリアカメラ部50bは、カメラ502の撮影方向を変化させる撮影方向可変手段36を備えている。この撮影方向可変手段36はカメラ502の撮影方向(撮影角度)を、角度の浅い第1の撮影方向と、この第1の撮影方向よりも下方を向いた第2の撮影方向との間で物理的に切り替えるものであり、モータやアクチュエータ等の周知の機械機構を用いることができる。そして、リアカメラ部50bは、第1の撮影方向が後方映像を撮影可能な方向をとり、また第2の撮影方向が背面近傍映像を撮影可能な方向をとるように車両の背面上部等の所定の位置に固定される。
次に、本考案に係るバックモニタシステム80bの動作に関して説明を行う。先ず、バックモニタシステム80bを搭載した車両のギアがバックギア以外の場合(バック信号Sが入力していない状態の場合)、リアカメラ部50bの切替部32bは撮影方向可変手段36を操作してカメラ502の方向を第1の撮影方向とする。これにより、カメラ502は後方映像を撮影し、制御部31を介してモニタ部30に出力する。これにより、モニタ部30には後方映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバックギアに入れると、バック信号Sが制御部31の切替部32bに入力する。切替部32bはこのバック信号Sを検知すると撮影方向可変手段36を操作してカメラ502の撮影方向を第1の撮影方向から下向きの第2の撮影方向に切り替える。これにより、カメラ502は背面近傍映像を撮影し、制御部31を介してモニタ部30に出力する。これにより、モニタ部30には背面近傍映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバック以外のギアに入れると、バック信号Sの入力は停止する。切替部32bはバック信号Sが検知できなくなると撮影方向可変手段36を操作してカメラ502の撮影方向を下向きの第2の撮影方向から俯角の浅い第1の撮影方向に切り替える。これにより、カメラ502は後方映像を撮影し、モニタ部30には後方映像が表示される。
次に、本考案に係る第3の形態のバックモニタシステム80cを図3を用いて説明する。先ず、第3の形態のバックモニタシステム80cのリアカメラ部50cは、後方映像と背面近傍映像とを同時に撮影可能な例えば垂直方向の画角が100°で水平方向の画角が180°の周知の広角カメラ503を有している。また、第3の形態のバックモニタシステム80cの切替部32cは、広角カメラ503の撮影した映像データの歪みを補正するとともに部分的に切り取って拡大する画像処理部38を有している。そして、リアカメラ部50cは広角カメラ503が後方映像と背面近傍映像とを撮影可能な車両の背面上部等の所定の位置に固定される。
次に、本考案に係るバックモニタシステム80cの動作に関して説明を行う。先ず、バックモニタシステム80cの起動中は広角カメラ503が後方映像と背面近傍映像との双方を含む映像を撮影し画像処理部38に出力する。画像処理部38は入力した広角カメラ503の映像データの歪みを補正して例えば図4(a)に示す広角映像データとする。ここで、バックモニタシステム80cを搭載した車両のギアがバックギア以外の場合(バック信号Sが入力していない状態の場合)、切替部32cは画像処理部38に指示して、補正した広角映像データの内、例えば図4(a)中の破線で囲った後方映像部分Aを切り取って拡大しモニタ部30に出力させる。これにより、モニタ部30には図4(b)に示すような、後方映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバックギアに入れると、バック信号Sが制御部31の切替部32cに入力する。切替部32cはこのバック信号Sを検知すると画像処理部38に指示して、広角映像データの内、例えば図4(a)中の一点鎖線で囲った背面近傍映像部分Bを切り取って拡大しモニタ部30に出力させる。これにより、モニタ部30には図4(c)に示すような、背面近傍映像が表示される。また、運転者が車両のギアをバック以外のギアに入れると、バック信号Sの入力は停止する。切替部32cはバック信号Sが検知できなくなると画像処理部38に指示して広角映像データの内、後方映像部分Aを切り取って拡大しモニタ部30に出力する。これにより、モニタ部30には後方映像が表示される。
次に、上記のバックモニタシステム80a~80cを用いた本考案に係るドライブレコーダ90に関して図5のブロック図を用いて説明を行う。先ず、本考案に係るドライブレコーダ90は、図5(a)、(b)に示すように、第1の形態から第3の形態のいずれかのバックモニタシステム80a、80b、80cと、車両の前方を撮影するフロントカメラ42と、このフロントカメラ42が撮影した映像データとバックモニタシステム80a~80cのリアカメラ部50a~50cが撮影した映像データとを記録する記録部44と、これらドライブレコーダ90の各部の構成を制御するレコーダ制御部40と、車体に加わった衝撃や振動等を検知してレコーダ制御部40に出力する加速度センサ等の周知の衝撃感知部48と、を有している。尚、ドライブレコーダ90にはGPS(Global Positioning System)等を用いた位置情報取得装置46を設けて、映像データに位置情報を付与するようにしても良い。また、一般的なドライブレコーダ90は映像データを再生可能なモニタを有している。このモニタは、図5(a)のモニタ41に示すように、バックモニタシステム80a~80cのモニタ部30とは別に設けても良いし、図5(b)に示すように、バックモニタシステム80a~80cのモニタ部30が兼ねるようにしても良い。
次に、本考案に係るドライブレコーダ90の動作を説明する。先ず、ドライブレコーダ90を起動させると、これと連動してバックモニタシステム80a~80cが起動する。これにより、フロントカメラ42が動作して車両の前方の映像を撮影してレコーダ制御部40に出力する。そして、この映像データは記録部44に記録される。また、リアカメラ部50a~50cが動作して車両の後方の映像を撮影して、制御部31を介してモニタ部30に表示させる。このとき、車両のギアがバックギア以外の場合、モニタ部30には後方映像が表示される。また、リアカメラ部50a~50cの撮影した映像データはレコーダ制御部40を介して記録部44に記録される。このとき、第3の形態のバックモニタシステム80cでは、画像処理部38が切り取った映像部分A、Bではなく、図4(a)に示す広角カメラ503が撮影し歪みが補正された広角映像データが記録される。また、これと並行して位置情報取得装置46が自身の位置を取得して、記録する映像データに位置情報を付与する。
次に、運転者が車両のギアをバックギアに入れると、切替部32a~32cがバック信号Sを検知して、モニタ部30に出力する映像データを背面近傍映像に切り替える。これにより、モニタ部30には背面近傍映像が表示される。また、リアカメラ部50a~50cが撮影した映像データはレコーダ制御部40を介して記録部44に記録される。尚、第3の形態のバックモニタシステム80cでは、前述のように画像処理部38が切り取ったモニタ部30への表示映像ではなく広角映像データが記録部44に記録される。
また、衝撃感知部48が予め設定された基準以上の振動や衝撃を検知した場合、レコーダ制御部40は衝撃検知時前後の映像データを予め設定された異なる記録設定にて記録部44に記録する。尚、記録部44に記録された映像データはユーザの操作等によりモニタ41(共用の場合はモニタ部30)に表示させることができる。また、記録部44の容量が一杯になると、古い映像データから順に新たな映像データに上書きされる。
以上のように、本考案に係るバックモニタシステム80a~80c及びこれを用いたドライブレコーダ90は、1台のバックモニタシステムで後方映像と背面近傍映像とを取得することができる。また、本考案に係るバックモニタシステム80a~80cは、バックギアと連動して後方映像と背面近傍映像とが自動的に切り替わる。これにより、車両の後退時には車両の背面近傍映像が表示され、後退時の安全確認や障害物の有無等を確認することができる。また、車両のギアがバックギア以外の場合には、後方映像に切り替わり後続車等の確認を行うことができる。
尚、本例で示したバックモニタシステム80a~80c、リアカメラ部50a~50c、切替部32a~32c、ドライブレコーダ90、その他の各部の構成、形状、動作機構、デザイン等は一例であり、上記の例に限定されるわけでは無く、本考案は本考案の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
30 モニタ部
32a、32b、32c 切替部
36 撮影方向可変手段
38 画像処理部
42 フロントカメラ
44 記録部
50a、50b、50c リアカメラ部
501A 第1のリアカメラ
501B 第2のリアカメラ
502 カメラ
503 広角カメラ
80a、80b、80c バックモニタシステム
90 ドライブレコーダ
S バック信号

Claims (5)

  1. 車両の後方の映像を撮影するリアカメラ部と、
    前記リアカメラ部が撮影した映像を表示するモニタ部と、
    前記車両がバックギアに入ったことを示すバック信号を検知して前記モニタ部が表示する映像を車両の背面近傍映像に切り替える切替部と、を有することを特徴とするバックモニタシステム。
  2. リアカメラ部が、車両の後方映像を撮影する第1のリアカメラと、背面近傍映像を撮影する第2のリアカメラを備え、
    切替部がバック信号を検知した場合に、モニタ部が表示する映像を前記第1のリアカメラが撮影した映像から前記第2のリアカメラが撮影した映像へと切り替えることを特徴とする請求項1記載のバックモニタシステム。
  3. リアカメラ部が、カメラの撮影方向を変化させる撮影方向可変手段を備え、
    切替部がバック信号を検知した場合に、前記撮影方向可変手段が前記カメラの撮影方向を車両の後方映像を撮影する第1の撮影方向から、背面近傍映像を撮影する第2の撮影方向へと切り替えることを特徴とする請求項1記載のバックモニタシステム。
  4. リアカメラ部が、車両の後方映像と背面近傍映像とを同時に撮影可能な広角カメラを有するとともに、
    切替部が、前記広角カメラの撮影した映像データを部分的に切り取る画像処理部を備え、
    前記画像処理部は、前記広角カメラが撮影した映像データの内、後方映像部分を切り取ってモニタ部に表示させるとともに、バック信号を検知した場合には、前記広角カメラが撮影した映像データの内、背面近傍映像部分を切り取って前記モニタ部に表示させることを特徴とする請求項1記載のバックモニタシステム。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のバックモニタシステムと、
    車両の前方を撮影するフロントカメラと、
    前記フロントカメラが撮影した映像データと前記バックモニタシステムのリアカメラ部が撮影した映像データとを記録する記録部と、を有することを特徴とするドライブレコーダ。
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WO2023238422A1 (ja) * 2022-06-09 2023-12-14 株式会社ワーテックス バックモニタシステム及びドライブレコーダ

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