JP3238487U - トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステムを提供する。【解決手段】サポートシステムは、左右の二本の縦梁1を含み、各縦梁の底部に複数の支柱2が均等に配置し固定され、各縦梁の頂部にシュートが設置され、二本の縦梁の間に複数のアーチリング8が跨って設置され、アーチリングの両端は調整スクリューで対応側のシュートに摺接される。縦梁、支柱、アーチリングなどで、ドームの欠陥のある窓開き部の型枠と新たに構築されたコンクリートに対するサポートを実現し、スリーブ9と調整スクリューで構成された昇降調整機構を使用して、型枠を位置決めし補強する。両端は、トンネルの両側の水溝の側壁とカバープレートに立設され、列車の通行幅を確保し、アーチリングがトンネルのアーチライニング型枠に密着し、システムの高さが様々列車の通行要求を満たす。【選択図】図2
Description
本実用新案は、建築施工の技術分野に属し、特にトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための小型機器に関し、具体的にトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステムである。
中国の鉄道などの大規模なインフラプロジェクトの建設が加速しているため、トンネル工事の施工建設は非常に一般的であり、鉄道トンネルの建設期間が厳しいため、トンネルの欠陥修復の施工は、電化やフレーム敷設などの施工と重なることがよくある。現在、ドームの欠陥修復は電化やフレーム敷設などのユニットの施工において列車が通行できないタイムギャップを利用してトンネルを閉鎖することであり、欠陥箇所にフルハウスの足場を設置し、型枠を補強し、ライニングコンクリートを注ぎ、コンクリートが型枠の取り外し条件に達した後、足場が取り外され、トンネル内の列車の通行条件を回復する。トンネルの閉鎖時間が短く、通常、24時間以内ため、この期間中に、フルハウスの足場の設置、型枠の取り付け、コンクリートの注入、コンクリートの強度の待ち、及び型枠の取り外しなどの作業を完了する必要があり、時間が非常に短く、かつ作業負荷も大きく、したがって、施工品質に大きな影響を与える。
本実用新案の目的は、従来技術における上記の問題を解決するために、トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステムを提供することである。本実用新案は、主にトンネルドームの欠陥修復のためのコンクリート施工に適し、鉄骨支持型枠やコンクリートなどを利用して荷重を支え、型枠の取り付け、コンクリートの強度の待ち、型枠の取り外しの過程において、トンネル内の列車の通行に影響を与えない。
本実用新案は、以下の技術的解決策を通じて達成される。
トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステムは、平行に設置された左右の二本の縦梁を含み、各縦梁の底部に間隔をおいて設置された複数の支柱が均等に配置し固定され、各縦梁の頂部に、その長さ方向に沿って設置され、かつノッチが上に向けて開設されたシュートが固定され、左右の二本の縦梁の間に平行で間隔をおいて設置された複数のアーチリングが跨って設置され、各アーチリングの両端の端部に筒口を下に向けたスリーブが固定され、スリーブに調整スクリューが螺合され、調整スクリューの底端の端部に係止ブロックが固定され、係止ブロックが対応側のシュート内に摺動して係止される。
さらに、各縦梁の底部の複数の支柱のうち、隣接する各二本の支柱の間に一本の斜め切梁が設置され、すべての斜め切梁がジグザグに端から端まで接続されて設置される。
さらに、各支柱の底端の端部にバッキングプレートが固定される。
さらに、縦梁はI16のI型鋼で製造され、縦梁と支柱の接合部は10mmの鋼板で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続され、支柱はI16のI型鋼で製造され、支柱の全高は4.4mであり、二つのセクションに分かれ、一つのセクションの長さは2.2mであり、二つのセクションの接合部は10mmの鋼板で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続され、同じ行の隣接する支柱の間隔は933mmであり、アーチリングはI10のI型鋼で製造され、アーチリングのラジアンはトンネルのドームの角度に応じて設定され、隣接するアーチリングの間隔は350mmである。
さらに、斜め切梁の長さは2474mmである。
本実用新案のシステムは、縦梁、支柱、アーチリングなどを介して、ドームの欠陥のある窓開き部の型枠と新たに構築されたコンクリートに対するサポートを実現し、スリーブと調整スクリューで構成された昇降調整機構を使用して、型枠を位置決めし補強する。本実用新案のシステムの両端は、トンネルの両側の水溝の側壁とカバープレートに立設され、列車の通行幅を確保することができ、アーチリングがトンネルのアーチライニング型枠に密着し、システムの高さが様々列車の通行要求を満たすことができる。
本実用新案には、科学的設計、合理的な構造、容易な製造、便利な使用、及び簡単な保守という利点があり、トンネルの欠陥修復、ドームのコンクリートの施工時間が短いという問題を効果的に解決し、これにより、トンネルドームの欠陥修復のためのコンクリート施工に十分な時間を確保し、注入後の型枠の早期取り外しによるコンクリートのひび割れなどの問題を回避できる。
本明細書に添付されている図面は、本実用新案のさらなる説明を提供するために使用され、本出願の一部を構成し、本実用新案の例示的な実施形態及びその説明は、本実用新案を説明するために使用され、本実用新案の不適切な制限を構成するものではない。
図中:1-縦梁、2-支柱、3-鋼板、4-斜め切梁、5-ヒンジプレート、6-バッキングプレート、7-シュート、8-アーチリング、9-スリーブ、10-調整スクリュー、11-係止ブロックである。
当業者に本実用新案をよりよく理解させるために、本実用新案を、添付の図面及び実施形態を参照して、以下でさらに明確かつ完全に説明する。本出願における実施形態及び実施形態の特徴は、衝突がない場合に、互いに組み合わせることができることに留意されたい。
図中:1-縦梁、2-支柱、3-鋼板、4-斜め切梁、5-ヒンジプレート、6-バッキングプレート、7-シュート、8-アーチリング、9-スリーブ、10-調整スクリュー、11-係止ブロックである。
当業者に本実用新案をよりよく理解させるために、本実用新案を、添付の図面及び実施形態を参照して、以下でさらに明確かつ完全に説明する。本出願における実施形態及び実施形態の特徴は、衝突がない場合に、互いに組み合わせることができることに留意されたい。
図1及び2に示すように、トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステムは、左右の二本の平行に設置された縦梁1を含み、縦梁1はI16のI型鋼で製造され、長さが3000mmである。
各縦梁1の底部に、間隔をおいて設置された四本の支柱2が均等に配置し固定され、支柱2はI16のI型鋼で製造され、支柱2の全高は4.4mであり、二つのセクションに分かれ、一つのセクションの長さは2.2mであり、二つのセクションの接合部は10mmの鋼板3で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続される。縦梁1と支柱2の接合部は10mmの鋼板3で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続される。隣接する二本の支柱2の間隔は933mmであり、かつ隣接する二本の支柱2の間に2474mmの長さの斜め切梁4が設置され、斜め切梁4は山形鋼で製造され、斜め切梁4と支柱2との間の接続方法は次のとおりである。ヒンジプレート5は支柱2に固定され、斜め切梁4の端部は、接続ボルトを介してヒンジプレート5とヒンジで接続される。同じ行の四本の支柱2の間に三本の斜め切梁4が設置され、三本の斜め切梁4はジグザグに端から端まで接続されて設置される。
バッキングプレート6は、各支柱2の底端の端部に固定され、バッキングプレート6は、厚さ10mmの鋼板で製造される。
各縦梁1の頂部に、その長さ方向に沿って設置され、かつノッチが上に向けて開設されたシュート7が固定される。左右の二本の縦梁1の間に平行で間隔をおいて設置された九本のアーチリング8が跨って設置され、アーチリング8はI10のI型鋼で製造され、隣接するアーチリング8の間隔は350mmである。アーチリング8のラジアンはトンネルのドームの角度に応じて設定され、例えば、ラジアンは144°に設計され、トンネルのドームに適する。
各アーチリング8の両端の端部に筒口を下に向けたスリーブ9が固定され、スリーブ9のシリンダ内壁に接続ねじが設置され、かつスリーブ9のシリンダ穴内に、それにねじで合わせられた調整スクリュー10が螺合され、調整スクリュー10の底端の端部に係止ブロック11が固定され、かつ該係止ブロック11は、図3に示すように、対応側のシュート7内に摺動して係止される。
使用する場合は、まず、トンネルの両側の水溝壁とカバープレートに支柱2を取り付け、隣接する支柱2の間は斜め切梁4で接続され、縦梁1、シュート7、及び調整スクリュー10を上部に取り付け、次にアーチリング8を取り付ける。アーチリング8の取り付けが完了した後、アーチリング8の高さを調整スクリュー10で調整し、アーチリング8はアーチ型枠を支持し、応力がかかり、コンクリートの注入と強度の待ちの段階に型枠を支持する。
上記は、本実用新案の実施形態における技術的解決策に対する明確かつ完全な説明であり、説明された実施形態は、すべての実施形態ではなく、本実用新案の実施形態の一部にすぎない。本実用新案の実施形態に基づいて、創造的な作業なしに当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本実用新案の保護範囲に含まれる。
Claims (5)
- 平行に設置された左右の二本の縦梁を含み、各縦梁の底部に間隔をおいて設置された複数の支柱が均等に配置し固定され、各縦梁の頂部に、その長さ方向に沿って設置され、かつノッチが上に向けて開設されたシュートが固定され、左右の二本の縦梁の間に平行で間隔をおいて設置された複数のアーチリングが跨って設置され、各アーチリングの両端の端部にいずれも筒口を下に向けたスリーブが固定され、スリーブに調整スクリューが螺合され、調整スクリューの底端の端部に係止ブロックが固定され、係止ブロックが対応側のシュート内に摺動して係止される、ことを特徴とするトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム。
- 各縦梁の底部の複数の支柱のうち、隣接する各二本の支柱の間に一本の斜め切梁が設置され、すべての斜め切梁がジグザグに端から端まで接続されて設置される、ことを特徴とする請求項1に記載のトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム。
- 各支柱の底端の端部にバッキングプレートが固定される、ことを特徴とする請求項1または2に記載のトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム。
- 縦梁はI16のI型鋼で製造され、縦梁と支柱の接合部は10mmの鋼板で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続され、支柱はI16のI型鋼で製造され、支柱の全高は4.4mであり、二つのセクションに分かれ、一つのセクションの長さは2.2mであり、二つのセクションの接合部は10mmの鋼板で完全に溶接され、かつ高力ボルトで接続され、同じ行の隣接する支柱の間隔は933mmであり、アーチリングはI10のI型鋼で製造され、アーチリングのラジアンはトンネルのドームの角度に応じて設定され、隣接するアーチリングの間隔は350mmである、ことを特徴とする請求項1または2に記載のトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム。
- 斜め切梁の長さは2474mmである、ことを特徴とする請求項2に記載のトンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202122285698.4U CN215860222U (zh) | 2021-09-22 | 2021-09-22 | 隧道二衬缺陷整治可调式支撑系统 |
CN202122285698.4 | 2021-09-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3238487U true JP3238487U (ja) | 2022-07-29 |
Family
ID=80255332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022001782U Active JP3238487U (ja) | 2021-09-22 | 2022-05-31 | トンネルの二次ライニングの欠陥修復のための調整可能なサポートシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3238487U (ja) |
CN (1) | CN215860222U (ja) |
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2021
- 2021-09-22 CN CN202122285698.4U patent/CN215860222U/zh active Active
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2022
- 2022-05-31 JP JP2022001782U patent/JP3238487U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CN215860222U (zh) | 2022-02-18 |
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