JP3237970U - バックライトモジュールの支持構造、バックライトモジュール及びディスプレイ - Google Patents

Abstract

【課題】拡散板が支持部材により傷付けられるおそれを改善するバックライトモジュールの支持構造を提供する。【解決手段】バックライトモジュールの支持構造は、位置決め構造１０及び接合構造２０を含み、バックライトモジュールは、第１のプレート３０、第２のプレート４０、少なくとも一つのバックライトモジュールの支持構造及び光源を含み、ディスプレイは、バックライトモジュール及びバックライトモジュールに設置された表示パネルを含む。位置決め構造は、弾性材質であり、かつ第１のプレートに接続されており、接合構造は、位置決め構造に接続されており、かつ第２のプレートの固定位置に接続されており、第１のプレート及び第２のプレートが相対変位を発生すると、位置決め構造は、弾性変形を発生し、接合構造を、第２のプレートの固定位置に接続したままにすることができることにより、第２のプレートが傷付けられることを抑制できる。【選択図】図４

Description

本考案は、支持構造に関し、特に、バックライトモジュール及びディスプレイに用いられる支持構造に関する。

現在の直下型バックライトモジュールは、バックプレート、光源及び拡散板を含み、前記光源が前記バックプレートに設置されており、前記拡散板が光源から投射された光線を受けることができ、かつ前記拡散板と前記バックプレートとの間に複数の支持部材が設置されて間隔距離を維持しながら光混合空間を形成しており、前記光混合空間が前記バックライトモジュールからの光線を均一に分布させることができる。

しかしながら、前記バックライトモジュールに衝突や振動等の外力が作用して、前記拡散板が前記バックプレート及び前記支持部材に対して変位すると、前記拡散板が前記支持部材により傷付けられ、前記拡散板の光学効果に対し影響を与える恐れがあるため、依然として改善される余地がある。

本考案の主な目的は、バックライトモジュールの支持構造を提供することにあり、これにより従来のバックライトモジュールが外力の影響を受ける時に、拡散板が前記支持部材により傷付けられるおそれがあるという課題を改善することができる。

上記した目的を達成するために、本考案のバックライトモジュールの支持構造は、第１のプレートと第２のプレートとの間に設置されており、対向する両端が、それぞれ第１の端部及び第２の端部とし、該第１の端部が前記第１のプレートに接続されている位置決め構造と、前記位置決め構造の第２の端部に接続されており、かつ前記第２のプレートの固定位置に接続されている接合構造と、を備え、前記位置決め構造は、弾性材質であり、前記第１のプレート及び前記第２のプレートが相対変位を発生すると、前記位置決め構造は、弾性変形を発生し、前記接合構造を、前記第２のプレートの前記固定位置に接続したままにすることができる。

本考案のバックライトモジュールの支持構造は、前記位置決め構造の第１の端部により前記第１のプレートに接続されており、かつ前記接合構造により前記第２のプレートにおける固定位置に接続されており、前記第１のプレート又は前記第２のプレートが外力作用により相対変位すると、前記位置決め構造は、弾性材質で製造され、かつ弾性変形を発生することができるため、前記接合構造は、脱落することがなく前記第２のプレートの前記固定位置に接続されたままであり、これにより、前記第２のプレートが傷付けられることを抑制することができ、前記位置決め構造は、前記第２のプレートをリセットすると共に、振動を吸収することができ、これにより、前記第２のプレートに対し影響を与えることを抑制することができる。

上記した目的を達成するために、本考案の提供するバックライトモジュールは、
第１のプレートと、
第２のプレートと、
少なくとも一つの上記したバックライトモジュールの支持構造と、
前記第１のプレートと前記第２のプレートとの間に設けられており、かつ該第２のプレートに対し投光可能である光源と、を備える。

上記した目的を達成するために、本考案の提供するディスプレイは、
第１のプレートが第２のプレートに向かって延伸してフレーム壁を形成している上記したバックライトモジュールと、
前記フレーム壁に設けられており、前記第１のプレートとの間に前記第２のプレートが設けられている表示パネルと、を備える。

本考案のバックライトモジュールにおいて、前記第１のプレートは、バックプレートとし、前記第２のプレートは、拡散板とすることができ、本考案のディスプレイが衝突などの外力作用を受けると、前記バックライトモジュールの支持構造を用いることにより、前記拡散板が傷付けられるか又は影響を受けることを効果的に抑制することができ、メンテナンス及び製造コストを削減することができる。

本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の第１の好ましい実施例の概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の第１の好ましい実施例の位置決め構造の第１の端部が第１のプレートに延伸する概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の第１の好ましい実施例の位置決め構造の第１の端部が吸盤状を呈する概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の第２の好ましい実施例の概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の第２の好ましい実施例の固定部材の長さ変更の概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の位置決め構造の弾性変形の概略図である。 本考案に係るバックライトモジュールの概略図である。 本考案に係るディスプレイの概略図である。

図１～図４に示すとおり、本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の様々な好ましい実施例であり、前記バックライトモジュールの支持構造は、第１のプレート３０と第２のプレート４０との間に設けられており、かつ位置決め構造１０及び接合構造２０を含み、ここで、前記バックライトモジュールの支持構造は、光透過可能な材質であり、かつ前記第１のプレート３０と前記第２のプレート４０との間に間隔距離を維持するために用いられる。

該位置決め構造１０の対向する両端は、それぞれ第１の端部１１及び第２の端部１２とし、該第１の端部１１は、前記第１のプレート３０に接続されており、好ましくは、図１及び図４に示すように、該位置決め構造１０の構造強度を向上させるために、該第１の端部１１の直径は、該第２の端部１２の直径より大きくなる。

該接合構造２０は、該位置決め構造１０の第２の端部１２に接続されており、かつ前記第２のプレート４０の固定位置に接続されており、本考案の好ましい実施例において、該接合構造２０は、吸盤状を呈し、前記第２のプレート４０を真空吸着し、光学接着剤を塗布する必要がなく、該固定位置に強固に接続することができ、かつ前記バックライトモジュールの支持構造は、これにより着脱を繰り返して、メンテナンスの利便性を向上させることができる。

ここで、該位置決め構造１０は、弾性材質であり、図６に示すように、前記第１のプレート３０及び前記第２のプレート４０が相対変位を発生すると、該位置決め構造１０は、弾性変形を発生し、該接合構造２０を、前記第２のプレート４０の該固定位置に接続したままにすることができ、これにより、前記第２のプレート４０が該接合構造２０により傷付けられることを抑制し、かつ、該位置決め構造１０は、前記第２のプレート４０をリセットすることで、前記第２のプレート４０のエッジが他の部材に衝突することを抑制し、かつ外力による振動を吸収し、前記第２のプレート４０に対し影響を与えることを抑制することができる。

また、該位置決め構造１０及び該接合構造２０は、互いに着脱可能な二つの部材であり、これにより、該位置決め構造１０又は該接合構造２０が損傷するか又は耐用年数に達すると、該位置決め構造１０又は該接合構造２０のみを交換し、コストを削減することができ、又は、該位置決め構造１０及び該接合構造２０は、一体成形された構造とするため、前記バックライトモジュールの支持構造を着脱しやすく、組立作業の時間を短縮することができる。

該位置決め構造１０と前記第１のプレート３０との間に様々な接続方式を有し、本考案の第１の好ましい実施例において、該位置決め構造１０の第１の端部１１は、光学接着剤を塗布して前記第１のプレート３０に接着することができ、これにより製造コストを削減することができる。又は、図２に示すように、前記第１の端部１１は、前記第１のプレート３０に延伸して固定することができ、これにより、該位置決め構造１０が前記第１のプレート３０に結合された組付強度を向上させることができる。又は、図３に示すように、前記第１の端部１１は、吸盤状を呈し、真空吸着により、前記第１のプレート３０に固定され、これにより、前記第１のプレート３０における前記バックライトモジュールの支持構造の位置を容易に取り外し及び変更し、かつ依然として十分な接続強度を有することができる。

本考案の第２の好ましい実施例において、図４に示すように、該位置決め構造１０は、さらに固定部材１３を有し、該第１の端部１１は、該固定部材１３により前記第１のプレート３０に接続されており、好ましくは、前記第１のプレート３０に該固定部材１３に対応する貫通孔３１が設置されており、該固定部材１３は、前記貫通孔３１及び該第１の端部１１に着脱可能に設置されているため、メーカーは、本考案が適用された製品の設計により、前記第１のプレート３０と前記第２のプレート４０との間隔距離を調整しようとする場合、図５に示すように、異なる長さの固定部材１３に交換するだけで達成し、別途で型開きして該位置決め構造１０を製造する必要がなく、製造コストを効果的に削減させると共に、本考案に係るバックライトモジュールの支持構造の適用範囲を向上させることができる。

ここで、本考案の実施例において、該固定部材１３は、配設部１３１及び延出部１３２を有し、該配設部１３１が該第１の端部１１に設置されており、該配設部１３１と該延出部１３２との間に夾角が形成されており、かつ該延出部１３２が前記第１のプレート３０の前記第２のプレート４０に対する他側に設置されており、前記バックライトモジュールの支持構造が前記第１のプレート３０及び前記第２のプレート４０を分離しようとする外力作用を受ける場合、該延出部１３２が、前記第１のプレート３０の前記第２のプレート４０に対する他側に設置された設計により、該固定部材１３が前記第１のプレート３０に接続された強度を効果的に向上させることで、前記第１のプレート３０及び前記第２のプレート４０が分離することを抑制し、好ましくは、前記第１のプレート３０の該延出部１３２に対応する位置にさらに係合溝３２が形成されており、前記係合溝３２の深さが該延出部１３２の直径よりも僅かに小さくなることで、該延出部１３２が緊密に嵌合され、該固定部材１３が前記第１のプレート３０に設置された強度を向上させることができる。

図７に示すとおり、本考案に係るバックライトモジュールの好ましい実施例であり、それは、前記第１のプレート３０、前記第２のプレート４０、少なくとも一つの前記バックライトモジュールの支持構造及び光源５０を含み、該光源５０は、前記第１のプレート３０及び前記第２のプレート４０の間に設置されており、かつ前記第２のプレート４０に対し投光することができる。本実施例において、前記第２のプレート４０は、拡散板であり、該光源５０は、複数のアレイ配列の発光ダイオードを有する。

図８に示すとおり、本考案に係るディスプレイの好ましい実施例であり、それは、前記バックライトモジュール及び表示パネル６０を含み、ここで、前記バックライトモジュールの第１のプレート３０は、前記第２のプレート４０に向かって延伸してフレーム壁３３を形成しており、該表示パネル６０は、前記フレーム壁３３に設置されており、前記第２のプレート４０は、前記第１のプレート３０と該表示パネル６０との間に位置している。

異なるサイズの前記バックライトモジュール及び前記ディスプレイの設計に基づいて、前記バックライトモジュールの第１のプレート３０に一つ又は複数の前記バックライトモジュールの支持構造が設置されており、メーカーは生産要求に応じて選択し、また、前記バックライトモジュール及び前記ディスプレイの好ましい実施形態において、前記第１のプレート３０は、バックプレートとし、前記第２のプレート４０は、拡散板とすることができ、前記バックライトモジュールの支持構造は、前記バックプレートと前記拡散板の間に設置されており、これにより、前記バックプレートと前記拡散板の間に光混合空間が形成されており、メーカーは、異なる製品の光混合空間の大きさに応じて、異なる長さの前記固定部材１３を選択し、製造コストを効果的に削減させ、かつ前記ディスプレイが衝突等の外力作用を受ける時、前記バックライトモジュールの支持構造の位置決め構造１０を弾性材質の設計とすることにより、前記拡散板が傷つけられるか又は影響を受けることを効果的に抑制することができ、メンテナンス及び製造コストを削減することができる。

前記のように、該位置決め構造１０は、弾性材質で製造された設計であり、前記第１のプレート３０又は前記第２のプレート４０が外力作用を受けて相対変位を発生すると、該位置決め構造１０は、弾性変形が発生することができるため、該接合構造２０は、脱落することがなく前記第２のプレート４０の該固定位置に接続されたままであり、これにより、前記第２のプレート４０が傷付けられることを効果的に抑制することができる。

１０ 位置決め構造
１１ 第１の端部
１２ 第２の端部
１３ 固定部材
１３１ 配設部
１３２ 延出部
２０ 接合構造
３０ 第１のプレート
３１ 貫通孔
３２ 係合溝
３３ フレーム壁
４０ 第２のプレート
５０ 光源
６０ 表示パネル

Claims (8)

1. バックライトモジュールの支持構造において、
   前記支持構造は、第１のプレートと第２のプレートとの間に設置されており、
   前記バックライトモジュールの支持構造は、
   対向する両端が、それぞれ第１の端部及び第２の端部とし、該第１の端部が前記第１のプレートに接続されている位置決め構造と、
   前記位置決め構造の第２の端部に接続されており、かつ前記第２のプレートの固定位置に接続されている接合構造と、を備え、
   前記位置決め構造は、弾性材質であり、前記第１のプレート及び前記第２のプレートが相対変位を発生すると、前記位置決め構造は、弾性変形を発生し、前記接合構造を、前記第２のプレートの前記固定位置に接続したままにすることができる、
   ことを特徴とするバックライトモジュールの支持構造。
2. 前記位置決め構造の第１の端部は、前記第１のプレートに延伸して固定可能であることを特徴とする請求項１に記載のバックライトモジュールの支持構造。
3. 前記位置決め構造の第１の端部は、吸盤状を呈し、真空吸着により前記第１のプレートに固定されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライトモジュールの支持構造。
4. 前記位置決め構造は、固定部材をさらに備え、前記第１の端部は、前記固定部材により前記第１のプレートに接続されており、前記固定部材は、配設部及び延出部を備え、前記配設部が前記第１の端部に設置されており、前記配設部と前記延出部との間に夾角が形成されており、かつ前記延出部が前記第１のプレートの前記第２のプレートに対する他側に設置されていることを特徴とする請求項１に記載のバックライトモジュールの支持構造。
5. 前記位置決め構造の前記第１の端部の直径は、前記第２の端部の直径よりも大きいことを特徴とする請求項１～４のいずれか一項に記載のバックライトモジュールの支持構造。
6. 前記接合構造は、吸盤状を呈し、かつ前記第２のプレートを真空吸着することができることを特徴とする請求項１～４のいずれか一項に記載のバックライトモジュールの支持構造。
7. 第１のプレートと、
   第２のプレートと、
   少なくとも一つの請求項１～４のいずれか一項に記載のバックライトモジュールの支持構造と、
   前記第１のプレートと前記第２のプレートとの間に設けられており、かつ該第２のプレートに対し投光可能である光源と、
   を備えることを特徴とするバックライトモジュール。
8. 第１のプレートが第２のプレートに向かって延伸してフレーム壁を形成している請求項７に記載のバックライトモジュールと、
   前記フレーム壁に設けられており、前記第１のプレートとの間に前記第２のプレートが設けられている表示パネルと、を備えることを特徴とするディスプレイ。
   

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