JP3237696U - 温度調節用の腰巻 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度調節材を腰回りに万遍なく密着させることができ、かつ腰に巻き付けたときの圧迫が少ない温度調節用の腰巻を提供する。【解決手段】温度調節用の腰巻1は、略長方形の帯状本体2と、帯状本体2の長手方向に沿って整列された、温度調節材を収容するための複数の収容部3aと、帯状本体2の長手方向における両側であって、前記帯状本体2の短手方向における一端部2aから延びる一対の紐部5とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、温度調節用の腰巻に関する。
寒い季節に服の下に腹巻や腰巻を着用する習慣は古くから知られており、例えば特許文献1には、ポケット付き腹巻型ヒップウォーマーが開示されており、特許文献2には、身体の温度調整用の下着が開示されている。
特許文献1のヒップウォーマーは、腰回りの全面、後面、左右側面の2か所に、使い捨てカイロを入れるためのポケットを備えている。
特許文献2の温度調整用の下着は、胴部に巻き付ける帯状部と、前記帯状部に着脱可能に取り付けられて着用者のヒップの上方部に当てるための当てパッドと、を備え、前記帯状部には、着用者の背中部分および左右の腰部分にそれぞれ当接する位置に温調材を収納するための袋体が設けられており、前記当てパッドは、前記帯状部の下方に突出する第1の位置と、前記帯状部の下方に突出しない第2の位置とにおいて、前記帯状部に着脱可能に選択的に取り付けられる、ことを特徴とする。
実用新案登録第3197562号 実用新案登録第3199825号
特許文献1のヒップフォーマーは、輪状であるため、腰に対する巻き付けの調整をすることができない。また、ポケットは、腰回りの四か所のみに離間して設けられている。
特許文献2の温度調整用の下着は、和装用であるため、胴部に巻き付ける帯状部以外に、当てパッドを必須の構成要件とし、構成が複雑である。さらに、帯状部の端部同士は、胴部に巻き付けた後、面ファスナーで固定される。この構成では、帯状部の長手方向と垂直な方向において、温調材を収納するための袋体の中間に面ファスナーが設けられている。当てパッドの重みに耐えて面ファスナー同士の固定状態を維持するために、面ファスナーは帯状部の長手方向と垂直な方向においてある程度の幅がなくてはならない。また、温度調整用の下着に胴部に巻き付けたときに、帯状部とほぼ同じ幅の面ファスナーが設けられた部分で固定するため、圧迫が大きいと考えられる。
本考案の目的は、上記問題を解決するためになされたものであって、温度調節材を腰回りに万遍なく密着させることができ、かつ腰に巻き付けたときの圧迫が少ない温度調節用の腰巻を提供することにある。
本考案の上記目的は、略長方形の帯状本体と、前記帯状本体の長手方向に沿って整列された、温度調節材を収容するための複数の収容部と、前記帯状本体の長手方向における両側であって、前記帯状本体の短手方向における一端部から延びる一対の紐部と、を備えた温度調節用の腰巻により達成される。
好ましい実施形態では、複数の収容部の数は8個である。
好ましい実施形態では、前記複数の収容部のすべての収容部は、隣り合う収容部との間の間隔が0~5cmである。
好ましい実施形態では、前記複数の収容部は、前記帯状本体とは別の略長方形の布を前記帯状本体に縫い付け、前記略長方形の布の長手方向に沿って互いに離間した、各々が前記略長方形の布の短手方向に延びる縫い目を設けることにより区画形成されている。
好ましい実施形態では、前記温度調節材はカイロである。
好ましい実施形態では、前記帯状本体の長さが50~160cmであり、丈が15~60cmである。
本考案の温度調節用の腰巻によれば、前記帯状本体の長手方向に沿って、温度調節材を収容するための複数の収容部が整列されており、かつ、帯状本体の長手方向における両側に一対の紐部が設けられているため、複数の収容部に収容した温度調節材を、腰回りに万遍なく密着させることができる。また、一対の紐部は、帯状本体の短手方向における一端部から延びているため、帯状本体を腰に巻き付けたときに、帯状本体の短手方向全体が固定される場合に比べて、腹部や腰部の圧迫が少ない。
本考案の一実施形態に係る温度調節用の腰巻の裏側の略正面図。 図1の腰巻の表側の略正面図。 図1の腰巻の収容部にカイロを収容した状態の図。 本考案の別の実施形態に係る温度調節用の腰巻の裏側の略正面図。 図4の実施形態の隣り合う収容部の部分拡大図。
以下、本考案の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る温度調節用の腰巻の裏側の略正面図であり、図2は、図1の腰巻の表側の略正面図である。
本考案の実施形態の温度調節用の腰巻1は、略長方形の帯状本体2と、帯状本体2の長手方向に沿って整列された、温度調節材7(図3参照)を収容するための複数の収容部3aと、帯状本体2の長手方向における両側であって、帯状本体2の短手方向における一端部2aから延びる一対の紐部5と、を備えている。なお、一端部2aは通常、長手方向に延びる上端2cから0~3cm程度の範囲を指す。
帯状本体2、収容部3a、及び紐部5は、同じ材質の布から形成されることが意匠性、実用性の点から好ましいが、異なる材質の布から形成されてもよい。帯状本体2、収容部3a、及び紐部5の布の材質としては、天然繊維(絹、綿など)及び合成繊維(ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維など)のいずれを使用してもよいが、天然繊維(絹、綿)が肌触り、収容部3aに収容した温度調節材の熱を緩和して伝達する点などの点から好ましく、特に絹(大島紬など)は、肌触り、通気性、温度調節、意匠性の点で優れている。
帯状本体2に対する紐部5の取付け位置は、帯状本体2の長手方向における両側であって、帯状本体2の短手方向における一端部2aであり、帯状本体2の短手方向における他端部2bには紐部5が取り付けられていない。このため、帯状本体2の短手方向における一端部2aを上、他端部2bを下にして、着用者が腰巻1を装着したとき、帯状本体2の上端2cの一部が仙骨に当たるように装着し、着用者の腰回りに帯状本体2を巻き付けて一対の紐部5で結ぶが、帯状本体2の下端部で紐部5により帯状本体2を巻き付けの程度を調節できる一方で、帯状本体2の下端部には紐部5がないため、帯状本体2の短手方向全体が腰回りに固定される場合に比べて、腹部や腰部の圧迫が少なく、また、脚の動きを妨げにくい。
帯状本体2に対する紐部5の取付け位置は、帯状本体2の上端2cから3cm以内の位置であることが好ましく、紐部5の長手方向に延びる端と、帯状本体2の上端の高さを合わせることが好ましい。
帯状本体2に対する紐部5の取り付けは、帯状本体2の上に紐部5の端部を重ねて糸で縫い付けによる。好ましい実施形態では、補強のため、帯状本体2と同じ材質の別布(共布)6を紐部5の上に重ねて、帯状本体2、紐部5の端部、別布6を一緒に縫い付けてもよい。
複数の収容部3aは、帯状本体2の上端2c及び下端2dのどちらからも離れた位置に設けられている。複数の収容部3aは、帯状本体2の短手方向において、ほぼ中間か、あるいは下端2dよりも上端2cに近い側に設けられていることが好ましい。
本実施形態では、複数の収容部3aは、以下のようにして形成される。すなわち、帯状本体2とは別の一枚の略長方形の布3を帯状本体2に左右の端部と下端部(すなわち帯状本体2の短手方向に沿った両端部と帯状本体2の長手方向に沿った一端部)の三方で、帯状本体2とともに糸で縫い付け、布3の上端部は開放する。次に、布3の長手方向に沿って互いに離間した、各々が略長方形の布の短手方向に延びる略直線の縫い目4を帯状本体2及び布3に通して(通常、貫通して)設けることにより区画形成されている。図1において、複数の収容部3aの数は8個であり、縫い目の収容部3aの間の縫い目4の数は(8-1)で7つである。
複数の収容部3aのすべての収容部3aは、隣り合う収容部3aの間の間隔が0~5cmであることが好ましい。例えば、図1では、隣り合う収容部3aとの間の間隔はほぼ0cmである(間隔があるとしても縫い目4の厚みの分のみ)。このような構成によれば、図3に示すように、複数の収容部3aに温度調節材7として、例えばカイロを収容したときに、帯状本体2の長手方向に沿って密に温度調節材7が並ぶ。このため、着用者が腰巻1を着用したときに、腰回りに密に温度調節材7が配置され、着用者の腰回りを万遍なく温めることができる。なお、温度調節材7は収容部3aから出し入れ自在であり、使用が終われば収容部3aから取り出される。
複数の収容部3aは、帯状本体2の片面にのみ設けることが好ましい。具体的には、図1に示すように、帯状本体2の裏面に複数の収容部3aが設けられており、図2に示すように、帯状本体2の表面には収容部3aは設けられていない。着用者と接触する帯状本体2の面は通常片方の面であるため、複数の収容部3aは帯状本体2の片面に設けられれば足りる。他方、帯状本体2の表面には収容部3aは設けられていないため、外観の美しさが保持される。
帯状本体2、収容部3a、及び紐部5のサイズは適宜選択することができる。
好ましくは、帯状本体2の長さLは50~160cmであり、丈Wが15~60cmである。長さL:丈Wの比は、6:1~2:1程度であることが好ましいがこれに限定されない。
例えば、子供用の場合、帯状本体2の長さLは50~120cmであり、幅Wが15~35cm程度とし得る。女性用の場合、帯状本体2の長さLは80~120cmであり、丈Wが20~40cmとし得る。男性用の場合、帯状本体2の長さLは90~160cmであり、丈Wが30~60cmとし得る。男女兼用の場合、帯状本体2の長さLは80~160cmであり、丈Wが20~60cmとし得る。
このようなサイズであると、着用者の腰回りのほぼ全周に帯状本体2を巻き付けることができる。
好ましくは、収容部3aのサイズは、帯状本体2の短手方向に8~25cm、帯状本体2の長手方向に8~15cmである。このようなサイズであると、市販の使い捨てカイロを温度調節材7として使用することができる。
好ましくは、紐部5の長さは、20~100cmであり、より好ましくは30~80cmである。
上記実施形態の温度調節用の腰巻1によれば、帯状本体2の長手方向に沿って、温度調節材7を収容するための複数の収容部3が整列されており、かつ、帯状本体2の長手方向における両側に一対の紐部5が設けられているため、複数の収容部3に収容した温度調節材7を、腰回りに万遍なく固定して密着させることができるという効果を奏する。また、一対の紐部5は、帯状本体2の短手方向における一端部2aから延びているため、帯状本体2を着用者の腰に巻き付けたときに、帯状本体2の短手方向全体が固定される場合に比べて、腹部や腰部の圧迫が少ないという効果を奏する。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
・例えば、図4及び図5は、本考案の別の実施形態に係る温度調節用の腰巻の裏側の略正面図である。この実施形態では、収容部3aがそれぞれ離れて個別に、帯状本体2とは別の布を、左右の端部と下端部(すなわち帯状本体2の短手方向に沿った両端部と帯状本体2の長手方向に沿った一端部)の三方で、帯状本体2とともに糸で縫い付けることにより形成されている。つまり、隣り合う収容部3aの間の間隔dが0よりも大きく、好ましくは5cm以下である。このような構成であっても実用新案登録請求の範囲に含まれる。
・温度調節材7は、使い捨てカイロのような保温材に限らず、冷却材であってもよい。冷却剤が密封容器に収容された市販の冷却材を複数の収容部3に収容することにより、腰巻1を冷却用に使用することもできる。
・腰巻1を適用する身体の部位は腰部に限らず、腹部、頚椎の周囲など、温度調節を意図する他の身体の部位に腰巻1を適用してもよい。温度調節を意図する身体の部位に帯状本体2を巻き付け、一対の紐部5でしっかりと結べば、身体の部位に対して腰巻1をしっかりと固定することができる。
1…腰巻、2…帯状本体、2a…帯状本体の短手方向における一端部、3a…収容部、5…紐部、7…温度調節材。

Claims (6)

  1. 略長方形の帯状本体と、
    前記帯状本体の長手方向に沿って整列された、温度調節材を収容するための複数の収容部と、
    前記帯状本体の長手方向における両側であって、前記帯状本体の短手方向における一端部から延びる一対の紐部と、
    を備えた温度調節用の腰巻。
  2. 前記複数の収容部の数は8個である請求項1に記載の腰巻。
  3. 前記複数の収容部のすべての収容部は、隣り合う収容部との間の間隔が0~5cmである請求項1又は2に記載の腰巻。
  4. 前記複数の収容部は、前記帯状本体とは別の略長方形の布を前記帯状本体に縫い付け、前記略長方形の布の長手方向に沿って互いに離間した、各々が前記略長方形の布の短手方向に延びる縫い目を設けることにより区画形成されている請求項3に記載の腰巻。
  5. 前記温度調節材はカイロである請求項1に記載の腰巻。
  6. 前記帯状本体の長さが50~160cmであり、丈が15~60cmである請求項1に記載の腰巻。
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