JP3237190U - 電気加熱喫煙具に用いる加熱装置及び電気加熱喫煙具 - Google Patents

Abstract

【課題】電気加熱喫煙具に用いる加熱装置及び電気加熱喫煙具を提供する。【解決手段】電気加熱喫煙具に用いる加熱装置はピンタイプスリーブ１、発熱体２、固定台３、リード４からなり、ピンタイプスリーブ１は中空のピンタイプ構造で、発熱体２は固定台３上に取り付けられ、発熱体２、固定台３は、ピンタイプスリーブ１のキャビティ内に取り付けられ、発熱体２の両端はそれぞれリード４と直接或いは間接的に連接され、リード４の他端は電源或いはコントロール装置上に連接され、ピンタイプスリーブ１と内部に設置される発熱体２の構造から構成される加熱装置を通して、熱量の損耗を減らせ、温度上昇が迅速で、予熱を待つ時間を減らす目的を実現できる。【選択図】図１

Description

本考案は喫煙者用品の技術領域に関し、特に電気加熱喫煙具に用いる加熱装置に関する。

現在、タバコの電気加熱喫煙具に採用される加熱装置の多くは、シートタイプ或いはピンタイプ構造が主である。その方法は、セラミック或いはその他材質でシートタイプ或いはピンタイプを成形し、その表面或いは内壁に、一個或いは多数の発熱金属導電性トラックをプリントし、電気抵抗加熱及び温度モニターに用いる。

上記加熱装置の作動時には、セラミック基材が熱量を吸収し、熱量の損耗が比較的大きいため、発熱反応が遅く、それにより喫煙具の作動においては、予熱時間が長くなってしまう。
予熱時間は１０秒、さらにはもっと長いものもあり、使用者は長い時間待たなければ喫煙することはできない。

前記先行技術には、予熱時間が長いため、使用者は長い時間待たなければ喫煙することができないという欠点がある。

本考案は温度上昇が迅速で、予熱を待つ時間を減らせる電気加熱喫煙具に用いる加熱装置及び該加熱装置を含む電気加熱喫煙具に関する。

本考案による電気加熱喫煙具に用いる加熱装置の加熱装置は、ピンタイプスリーブ、発熱体、固定台、リードからなる。該ピンタイプスリーブは、中空のピンタイプ構造で、該発熱体は、該固定台上に取り付けられる。該発熱体、該固定台をピンタイプスリーブのキャビティ内に取り付ける。該発熱体の両端は、それぞれリードと直接或いは間接的に連接され、該リードの他端は、電源或いはコントロール装置上に連接される。

さらに、該発熱体と該ピンタイプスリーブの間には、導熱係数が高い絶縁材料を充填することができる。

さらに、該ピンタイプスリーブは、導熱係数が高い金属、金属合金或いは非金属材料により製造され、該固定台は、耐高温絶縁材料により製造される。

さらに、該発熱体の両端は、１本のリードとそれぞれ直接連接され、２本のリードは、該発熱体と連接された後、共に該固定台の底部から引き出される。

さらに、該ピンタイプスリーブは電導体で、該発熱体の頂点は、該ピンタイプスリーブと連接され、該発熱体の底部は、１本のリードと連接され、もう１本のリードは、該ピンタイプスリーブの外表面に連接される。

さらに、該発熱体の本体の形状は、直線、螺旋状、或いはストレートシート状である。

さらに、該リードの形状は、直線、曲線、或いは錐形である。

上述の目的を実現するため、本考案はさらに電気加熱喫煙具を提供し、該電気加熱喫煙具は上述の加熱装置を採用する。

上述の技術方案を採用することで、本考案は従来の技術と比較し、以下の効果を備える。本考案は、ピンタイプスリーブと内部に設置される発熱体の構造から構成される加熱装置を通して、熱量の損耗を減らせ、温度上昇が迅速で、予熱を待つ時間を減らす目的を実現できる。

電気加熱喫煙具に用いる加熱装置の構造模式図である。 電気加熱喫煙具に用いる加熱装置の分解模式図である。

（一実施形態）
以下では、具体的な実施形態及び図を用いて、本考案の技術方案について詳細に説明する。以下の説明により、本考案の長所と特徴はさらに明確となる。図はすべて、非常に簡単な形式で、しかも正確でない比率を採用しており、本考案実施形態の補助説明の便に用いるだけである。

本考案による電気加熱喫煙具に用いる加熱装置の加熱装置は、ピンタイプスリーブ１、発熱体２、固定台３、リード４からなる。

ピンタイプスリーブ１は、導熱係数が高い金属、金属合金或いはその他材料を採用し製造する中空のピンタイプ構造で、発熱体２は、固定台３上に取り付けられる。固定台３は、耐高温絶縁材料により製造され、発熱体２、固定台３をピンタイプスリーブ１のキャビティ内に取り付ける。発熱体２の両端は、それぞれリード４と直接或いは間接的に連接され両極を形成し、リード４の一端と発熱体２とは直接或いは間接的に連接され、リード４の他端は、電源或いはコントロール装置上に連接する。発熱体２の本体は螺旋状、直線状、ストレートシート状或いはその他形状である。リード４の形状は直線で、固定台３或いはピンタイプスリーブ１の構造に適応し、曲線或いは錐形等とすることができる。必要に応じて、発熱体２とピンタイプスリーブ１の間には、導熱係数が高い絶縁材料を充填することができる。

一実施形態中では、発熱体２の両端は、１本のリード４とそれぞれ直接連接され、２本のリード４は、発熱体２と連接された後、共に固定台３の底部から引き出される。

別種の実施形態中では、ピンタイプスリーブ１は導熱係数が高いだけでなく、電導体でもある。発熱体２の本体は螺旋状で、発熱体２の頂点は、ピンタイプスリーブ１と連接され、発熱体２の底部と１本のリード４は直接連接され、リード４は、固定台３から伸び出す。もう１本のリード４４は、ピンタイプスリーブ１の外表面に連接され、こうして発熱体２と間接連接される。

本考案は、ピンタイプスリーブ１と内部に設置される発熱体２の構造から構成される加熱装置を通して、熱量の損耗を減らせ、温度上昇が迅速で、予熱を待つ時間を減らす目的を実現できる。

上記は本考案の実施形態に過ぎず、本考案に対して何らかの制限作用を生じるものではない。
本考考案の実施形態に基づき、本領域の通常の技術人員であれば、創造的労働をしなくとも、すべての他の実施形態を導き出すことができ、本考案に開示する技術方案と技術内容のあらゆる形式の同等代替或いは修正等の変動もすべて本考案保護の範囲に含まれる。

１ ピンタイプスリーブ
２ 固定台
３ 発熱体
４ リード

Claims (8)

1. 電気加熱喫煙具に用いる加熱装置であって、
   前記加熱装置は、ピンタイプスリーブ、発熱体、固定台、リードからなり、
   前記ピンタイプスリーブは、中空のピンタイプ構造で、前記発熱体は、前記固定台上に取り付けられ、前記発熱体及び前記固定台は、前記ピンタイプスリーブのキャビティ内に取り付けられ、前記発熱体の両端は、それぞれ前記リードと直接或いは間接的に連接され、前記リードの他端は、電源或いはコントロール装置上に連接されることを特徴とする、電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
2. 前記発熱体と前記ピンタイプスリーブとの間には、導熱係数が高い絶縁材料を充填することができることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
3. 前記ピンタイプスリーブは、導熱係数が高い金属、金属合金或いは非金属材料により製造され、前記固定台は、耐高温絶縁材料により製造されることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
4. 前記発熱体の両端は、１本のリードとそれぞれ直接連接され、２本のリードは、前記発熱体と連接された後、共に前記固定台の底部から引き出されることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
5. 前記ピンタイプスリーブは電導体で、前記発熱体の頂点は、前記ピンタイプスリーブと連接され、前記発熱体の底部は、１本のリードと連接され、もう１本のリードは、前記ピンタイプスリーブの外表面に連接されることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
6. 前記発熱体の本体の形状は、直線、螺旋状、或いはストレートシート状であることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
7. 前記リードの形状は、直線、曲線、或いは錐形であることを特徴とする、請求項１に記載の電気加熱喫煙具に用いる加熱装置。
8. 電気加熱喫煙具は、請求項１～７のいずれか１項に記載の加熱装置を含むことを特徴とする、電気加熱喫煙具。

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