JP3237141B2 - ハードディスクドライブ装置 - Google Patents
ハードディスクドライブ装置Info
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- JP3237141B2 JP3237141B2 JP24209191A JP24209191A JP3237141B2 JP 3237141 B2 JP3237141 B2 JP 3237141B2 JP 24209191 A JP24209191 A JP 24209191A JP 24209191 A JP24209191 A JP 24209191A JP 3237141 B2 JP3237141 B2 JP 3237141B2
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- slider
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/20—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
- G11B21/21—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/74—Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
- G11B5/82—Disk carriers
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスクドライ
ブ装置、とくにディスクリート型記録媒体を用いたハー
ドディスクドライブ装置に係わる。
ブ装置、とくにディスクリート型記録媒体を用いたハー
ドディスクドライブ装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスクリート型記録媒体いわゆ
るディスクリートトラックメディアを使用したハードデ
ィスクドライブ装置の研究開発が行われている。このデ
ィスクリート型記録媒体におけるヘッド位置決めサーボ
用信号として、図3にその一トラック上の略線的拡大平
面図を示すように、光記録媒体いわゆる光ディスクと同
様に例えば平面市松模様状のサーボパターン14を、デ
ータ記録パターン13と共にあらかじめ記録媒体1上に
形成する構成が考えられている。
るディスクリートトラックメディアを使用したハードデ
ィスクドライブ装置の研究開発が行われている。このデ
ィスクリート型記録媒体におけるヘッド位置決めサーボ
用信号として、図3にその一トラック上の略線的拡大平
面図を示すように、光記録媒体いわゆる光ディスクと同
様に例えば平面市松模様状のサーボパターン14を、デ
ータ記録パターン13と共にあらかじめ記録媒体1上に
形成する構成が考えられている。
【0003】この場合、ディスク基板11上には、図4
にその略線的拡大断面図を示すように、磁性層12の有
無による凹凸が形成されて成り、比較的長い周期の凹凸
を有する、即ち長い波長のデータ記録用パターン13
と、比較的短い周期の凹凸を有する短い波長のサーボパ
ターン14とが混在する構成となっている。
にその略線的拡大断面図を示すように、磁性層12の有
無による凹凸が形成されて成り、比較的長い周期の凹凸
を有する、即ち長い波長のデータ記録用パターン13
と、比較的短い周期の凹凸を有する短い波長のサーボパ
ターン14とが混在する構成となっている。
【0004】尚、本明細書における波長とは、このよう
なディスクリート型記録媒体1上の例えば磁性層12の
有無によって形成される凹凸即ち情報パターンの周期の
長さを波長と指称する。
なディスクリート型記録媒体1上の例えば磁性層12の
有無によって形成される凹凸即ち情報パターンの周期の
長さを波長と指称する。
【0005】このような磁性層12上を浮上する浮上ス
ライダー3の浮上量は、図5に示すように、磁性層12
の有無による凹凸をある波長のうねりとして考えると、
ディスク基板11にうねりがある場合の浮上量変動とし
て考える事ができる。ここでaはうねりの振幅、Lは波
長を示し、h0 は最小の浮上量、Δhは浮上量変動量を
示す。
ライダー3の浮上量は、図5に示すように、磁性層12
の有無による凹凸をある波長のうねりとして考えると、
ディスク基板11にうねりがある場合の浮上量変動とし
て考える事ができる。ここでaはうねりの振幅、Lは波
長を示し、h0 は最小の浮上量、Δhは浮上量変動量を
示す。
【0006】スライダー長Lslを一定とした場合、浮上
量変動量は近似的に図6のように表され、うねりの波長
Lによって浮上量変動量Δhが変わる事が解析されてい
る(日本機械学会論文集(C編)51巻 469号(昭60−
9)、p.2291〜p.2299)。
量変動量は近似的に図6のように表され、うねりの波長
Lによって浮上量変動量Δhが変わる事が解析されてい
る(日本機械学会論文集(C編)51巻 469号(昭60−
9)、p.2291〜p.2299)。
【0007】図6からわかるように、うねりの波長、即
ちデータ記録用パターン13やサーボパターン14の波
長Lが変わると浮上量変動量Δhが変化し、従って浮上
スライダー3の浮上量(h0 +Δh)も同様に変化する
こととなる。つまり、同一の記録媒体1上において、そ
の情報パターンの長さの違いによって、浮上スライダー
3の浮上量が例えばh0 +Δh1 、h0 +Δh2 ‥‥と
異なることとなり、浮上スライダー3上の記録再生ヘッ
ドと磁性層12との間隔(以下スペイシング量という)
が変動することとなる。
ちデータ記録用パターン13やサーボパターン14の波
長Lが変わると浮上量変動量Δhが変化し、従って浮上
スライダー3の浮上量(h0 +Δh)も同様に変化する
こととなる。つまり、同一の記録媒体1上において、そ
の情報パターンの長さの違いによって、浮上スライダー
3の浮上量が例えばh0 +Δh1 、h0 +Δh2 ‥‥と
異なることとなり、浮上スライダー3上の記録再生ヘッ
ドと磁性層12との間隔(以下スペイシング量という)
が変動することとなる。
【0008】その結果、スペイシング量が大きくなる場
所では、再生出力電圧が低下するという不都合が生じ
る。
所では、再生出力電圧が低下するという不都合が生じ
る。
【0009】このような浮上量変動を避けるためには、
図6から明らかなように、浮上スライダー3の長さLsl
を情報パターンの波長Lに比して小として浮上量変動量
Δh自体をより小とすることが考えられるが、上述した
ように、この情報パターンの波長Lのうち最も短い波
長、即ちサーボパターン14の波長は1μm程度以下と
非常に小さく、これより小さいスライダーを形成するこ
とは難しい。
図6から明らかなように、浮上スライダー3の長さLsl
を情報パターンの波長Lに比して小として浮上量変動量
Δh自体をより小とすることが考えられるが、上述した
ように、この情報パターンの波長Lのうち最も短い波
長、即ちサーボパターン14の波長は1μm程度以下と
非常に小さく、これより小さいスライダーを形成するこ
とは難しい。
【0010】また、磁性層12のパターニング後に、こ
のような情報パターンによる凹凸を埋め込んで平坦化す
る方法も考えられるが、実際上は製造方法が難しく且つ
煩雑となって、量産性が低下するという問題がある。
のような情報パターンによる凹凸を埋め込んで平坦化す
る方法も考えられるが、実際上は製造方法が難しく且つ
煩雑となって、量産性が低下するという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述したよう
に、ディスクリート型記録媒体上の情報パターンの長さ
の違いによって生じる浮上スライダーの浮上量変動量の
変動を回避し、スペイシング量の変動を抑制して、再生
出力電圧の安定化をはかる。
に、ディスクリート型記録媒体上の情報パターンの長さ
の違いによって生じる浮上スライダーの浮上量変動量の
変動を回避し、スペイシング量の変動を抑制して、再生
出力電圧の安定化をはかる。
【0012】本発明は、基板表面に凹凸を有する情報パ
ターンが設けられたディスクリート型記録媒体に対する
記録及び/又は再生がなされるハードディスクドライブ
装置にあって、ディスクリート型記録媒体の情報パター
ンの最も長いパターン長Lmax と、浮上スライダーの記
録媒体との相対的走行方向の長さLslとの比を、Lsl/
Lmax >1と選定して構成する。また本発明は、情報パ
ターンの最も長いパターン長を、ディスクリート型記録
媒体の1つのセクターのデータ記録パターン長とサーボ
記録パターン長との和として構成する。
ターンが設けられたディスクリート型記録媒体に対する
記録及び/又は再生がなされるハードディスクドライブ
装置にあって、ディスクリート型記録媒体の情報パター
ンの最も長いパターン長Lmax と、浮上スライダーの記
録媒体との相対的走行方向の長さLslとの比を、Lsl/
Lmax >1と選定して構成する。また本発明は、情報パ
ターンの最も長いパターン長を、ディスクリート型記録
媒体の1つのセクターのデータ記録パターン長とサーボ
記録パターン長との和として構成する。
【0013】上述したように、本発明ハードディスクド
ライブ装置においては、浮上スライダーの長さLslと、
記録媒体上の情報パターンの最も長いパターン長(波
長)Lmax との比Lsl/Lmax を1より大に、即ちスラ
イダー長Lslを情報パターンの最も長い波長Lmax より
大と選定することによって、ディスクリート型記録媒体
の性質上生じやすい情報パターン長のうねりに対して、
浮上量変動量Δhを一定に保持して、スライダーと記録
媒体上の情報パターンとの間隔即ちスペイシング量を一
定に保持し、再生電圧の低下を回避することができた。
このことについて説明する。
ライブ装置においては、浮上スライダーの長さLslと、
記録媒体上の情報パターンの最も長いパターン長(波
長)Lmax との比Lsl/Lmax を1より大に、即ちスラ
イダー長Lslを情報パターンの最も長い波長Lmax より
大と選定することによって、ディスクリート型記録媒体
の性質上生じやすい情報パターン長のうねりに対して、
浮上量変動量Δhを一定に保持して、スライダーと記録
媒体上の情報パターンとの間隔即ちスペイシング量を一
定に保持し、再生電圧の低下を回避することができた。
このことについて説明する。
【0014】図2に比較のために、従来のハードディス
クドライブ装置の一例における浮上スライダーの浮上量
を示す。浮上スライダー3Aは最も短い波長Lmin のサ
ーボパターン14上に位置する場合で、このときの磁性
層12の上面からの浮上量をhS で示す。また浮上スラ
イダー3Bは比較的長い波長のデータ記録パターン13
上に位置する場合で、同様にその磁性層12の上面から
の浮上量をhD として示す。
クドライブ装置の一例における浮上スライダーの浮上量
を示す。浮上スライダー3Aは最も短い波長Lmin のサ
ーボパターン14上に位置する場合で、このときの磁性
層12の上面からの浮上量をhS で示す。また浮上スラ
イダー3Bは比較的長い波長のデータ記録パターン13
上に位置する場合で、同様にその磁性層12の上面から
の浮上量をhD として示す。
【0015】前述したように浮上量をh0 +Δhとする
と、サーボパターン14上においては、浮上スライダー
3Aはこのパターン14によるうねりに追随して浮上す
るため、浮上量変動量Δhは、うねりの振幅をaとする
とΔh=±aとなり、hS =h0 −aで表される。ここ
で振幅aは、磁性層12の厚さの2分の1に相当する。
図2において一点鎖線bはうねりの中心線を示す。
と、サーボパターン14上においては、浮上スライダー
3Aはこのパターン14によるうねりに追随して浮上す
るため、浮上量変動量Δhは、うねりの振幅をaとする
とΔh=±aとなり、hS =h0 −aで表される。ここ
で振幅aは、磁性層12の厚さの2分の1に相当する。
図2において一点鎖線bはうねりの中心線を示す。
【0016】ところが、データ記録パターン13上にお
いては、浮上スライダー3Bの大きさがうねりの波長に
比して小さいため、うねりに追随して浮上することがな
く、浮上量変動量Δhは実質的に0となる。従って浮上
量は常にh0となり、hD =h0 と表される。
いては、浮上スライダー3Bの大きさがうねりの波長に
比して小さいため、うねりに追随して浮上することがな
く、浮上量変動量Δhは実質的に0となる。従って浮上
量は常にh0となり、hD =h0 と表される。
【0017】即ち短波長のサーボパターン14上の浮上
量hS は、長波長のデータ記録パターン13上の浮上量
hD に比して小となり、長パターン上の浮上量が短パタ
ーン上の浮上量に比して大となってしまう。
量hS は、長波長のデータ記録パターン13上の浮上量
hD に比して小となり、長パターン上の浮上量が短パタ
ーン上の浮上量に比して大となってしまう。
【0018】しかしながら、本発明者らは、特に上述の
図6において、スライダー3の長さLslを情報パターン
の波長Lより大とすることによって、浮上量変動量とう
ねりの振幅との比が1となって一定となることに着目
し、このスライダー3の長さLslを最も長い情報パター
ンの波長Lmax より大とすることによって、即ちこの場
合サーボパターン14とデータ記録パターン13とのス
ライダー3との相対的走行方向における長さの和、例え
ば1つのセクターのデータ記録パターン長とサーボパタ
ーン長の和より大とすることによって、或いはこの記録
媒体1上の最も長い情報パターンの波長Lmax をスライ
ダー長Lslより小とすることによって、浮上スライダー
3が、記録媒体1上のうねりに追随して浮上することを
回避し、即ち浮上量変動量Δhを常にうねりの振幅aと
同程度として、スペイシング量を一定とすることができ
るようにしたものである。
図6において、スライダー3の長さLslを情報パターン
の波長Lより大とすることによって、浮上量変動量とう
ねりの振幅との比が1となって一定となることに着目
し、このスライダー3の長さLslを最も長い情報パター
ンの波長Lmax より大とすることによって、即ちこの場
合サーボパターン14とデータ記録パターン13とのス
ライダー3との相対的走行方向における長さの和、例え
ば1つのセクターのデータ記録パターン長とサーボパタ
ーン長の和より大とすることによって、或いはこの記録
媒体1上の最も長い情報パターンの波長Lmax をスライ
ダー長Lslより小とすることによって、浮上スライダー
3が、記録媒体1上のうねりに追随して浮上することを
回避し、即ち浮上量変動量Δhを常にうねりの振幅aと
同程度として、スペイシング量を一定とすることができ
るようにしたものである。
【0019】つまり、浮上スライダー3の長さLslを従
来より大とすることによって、或いは記録媒体1上の情
報パターンの波長を従来より小とすることによって、長
パターン上即ちデータ記録用パターン13上においては
浮上量変動量Δhが従来に比してわずかに大となるも、
本発明によればスライダー3と磁性層12との間のスペ
イシング量をほぼ一定に保持することができて、これに
より再生出力電圧の安定化をはかることができるもので
ある。
来より大とすることによって、或いは記録媒体1上の情
報パターンの波長を従来より小とすることによって、長
パターン上即ちデータ記録用パターン13上においては
浮上量変動量Δhが従来に比してわずかに大となるも、
本発明によればスライダー3と磁性層12との間のスペ
イシング量をほぼ一定に保持することができて、これに
より再生出力電圧の安定化をはかることができるもので
ある。
【0020】
【実施例】以下図1を参照して本発明ハードディスクド
ライブ装置の一例を詳細に説明する。図1において、1
はディスクリート型の記録媒体例えば磁気ディスクで、
ディスク基板11上に、磁性層12が被着された後パタ
ーニングされて、図3において説明したように、データ
記録パターン13とサーボパターン14とが形成され
て、これらにより情報パターン2が構成される。
ライブ装置の一例を詳細に説明する。図1において、1
はディスクリート型の記録媒体例えば磁気ディスクで、
ディスク基板11上に、磁性層12が被着された後パタ
ーニングされて、図3において説明したように、データ
記録パターン13とサーボパターン14とが形成され
て、これらにより情報パターン2が構成される。
【0021】そして、各パターン13及び14のそれぞ
れの浮上スライダー3との相対的走行方向における長さ
の和、即ちディスクリート型記録媒体1の1つのセクタ
ーのデータ記録パターン長とサーボパターン長の和をL
max とすると、浮上スライダー3の記録媒体1との相対
的走行方向における長さLslに比してLmax を小に選定
し、即ちLsl/Lmax >1と選定した。
れの浮上スライダー3との相対的走行方向における長さ
の和、即ちディスクリート型記録媒体1の1つのセクタ
ーのデータ記録パターン長とサーボパターン長の和をL
max とすると、浮上スライダー3の記録媒体1との相対
的走行方向における長さLslに比してLmax を小に選定
し、即ちLsl/Lmax >1と選定した。
【0022】この場合、3.5インチのハードディスク
ドライブ装置に適用したもので、3.5インチのディス
クリート型記録媒体1において、その情報パターンの最
も長い波長Lmax を従来に比し小として構成した。
ドライブ装置に適用したもので、3.5インチのディス
クリート型記録媒体1において、その情報パターンの最
も長い波長Lmax を従来に比し小として構成した。
【0023】即ち従来はセクターの数が最大49程度で
あったが、この例においてはセクターの数を100とし
た。このとき、記録媒体1の記録部分の最外周の半径が
44mmで、隣り合うセクター間の間隔即ち図1におい
てデータ記録パターン13とサーボパターン14との和
に相当する情報パターン2の最も長い波長Lmax は約
2.76mmとなる。
あったが、この例においてはセクターの数を100とし
た。このとき、記録媒体1の記録部分の最外周の半径が
44mmで、隣り合うセクター間の間隔即ち図1におい
てデータ記録パターン13とサーボパターン14との和
に相当する情報パターン2の最も長い波長Lmax は約
2.76mmとなる。
【0024】このような記録媒体1に対して、その記録
媒体1との相対的走行方向の長さL slを4mmとした浮
上スライダー3によって記録再生を行ったところ、浮上
量変動量Δhをほぼ一定とすることができ、これによっ
て、記録媒体1上のどの位置においても、ほぼ一定の再
生出力電圧を得ることができた。
媒体1との相対的走行方向の長さL slを4mmとした浮
上スライダー3によって記録再生を行ったところ、浮上
量変動量Δhをほぼ一定とすることができ、これによっ
て、記録媒体1上のどの位置においても、ほぼ一定の再
生出力電圧を得ることができた。
【0025】またこの場合、記録媒体1の磁性層12の
間を埋込んで即ち平坦化する等の製造上困難な構成を採
ることがなく、従来と同様の製造方法をもって作製する
ことができる。
間を埋込んで即ち平坦化する等の製造上困難な構成を採
ることがなく、従来と同様の製造方法をもって作製する
ことができる。
【0026】尚、本発明は上述の構成に限ることなく、
本発明構成を逸脱しない範囲でその他種々の構成を採る
ことができる。
本発明構成を逸脱しない範囲でその他種々の構成を採る
ことができる。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、浮上ス
ライダー3の浮上量の変動量を、ディスクリート型記録
媒体1上の位置によらずに一定とすることができる。
ライダー3の浮上量の変動量を、ディスクリート型記録
媒体1上の位置によらずに一定とすることができる。
【0028】従って、ディスクリート型記録媒体1のど
の位置においても、一定の再生出力電圧を得ることがで
き、再生特性の向上をはかることができる。
の位置においても、一定の再生出力電圧を得ることがで
き、再生特性の向上をはかることができる。
【0029】また、記録媒体1の表面を平坦化すること
がなく、従来と同様の製造方法をもって作製することが
できる。
がなく、従来と同様の製造方法をもって作製することが
できる。
【図1】本発明ハードディスクドライブ装置の一例の略
線的拡大構成図である。
線的拡大構成図である。
【図2】ハードディスクドライブ装置における浮上スラ
イダーの浮上量を示す説明図である。
イダーの浮上量を示す説明図である。
【図3】ディスクリート型記録媒体の一例の要部の略線
的拡大平面図である。
的拡大平面図である。
【図4】ディスクリート型記録媒体の一例の要部の略線
的拡大断面図である。
的拡大断面図である。
【図5】従来のハードディスクドライブ装置の浮上量を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】浮上スライダーの浮上量変動量の特性図であ
る。
る。
1 ディスクリート型記録媒体 2 情報パターン 3 浮上スライダー 11 ディスク基板 12 磁性層 13 データ記録パターン 14 サーボパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−181479(JP,A) 特開 平3−142707(JP,A) 特開 昭63−251980(JP,A) 特開 平1−292625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/21
Claims (2)
- 【請求項1】 基板表面に凹凸を有する情報パターンが
設けられたディスクリート型記録媒体に対する記録及び
/又は再生がなされるハードディスクドライブ装置にあ
って、 上記ディスクリート型記録媒体の情報パターンの最も長
いパターン長Lmax と、浮上スライダーの上記記録媒体
との相対的走行方向の長さLslとの比が、 Lsl/Lmax >1 に選定されて成ることを特徴とするハードディスクドラ
イブ装置。 - 【請求項2】 上記情報パターンの最も長いパターン長
が、上記ディスクリート型記録媒体の1つのセクターの
データ記録パターン長とサーボ記録パターン長との和と
されることを特徴とする上記請求項1に記載のハードデ
ィスクドライブ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209191A JP3237141B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ハードディスクドライブ装置 |
KR1019920014612A KR100233418B1 (ko) | 1991-09-20 | 1992-08-14 | 하드디스크 드라이브장치 |
EP92115961A EP0533178B1 (en) | 1991-09-20 | 1992-09-17 | Hard disc drive |
DE69212414T DE69212414T2 (de) | 1991-09-20 | 1992-09-17 | Plattenspeicher |
US08/240,495 US5381287A (en) | 1991-09-20 | 1994-05-10 | Hard disc drive |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209191A JP3237141B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ハードディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581808A JPH0581808A (ja) | 1993-04-02 |
JP3237141B2 true JP3237141B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=17084167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24209191A Expired - Fee Related JP3237141B2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | ハードディスクドライブ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5381287A (ja) |
EP (1) | EP0533178B1 (ja) |
JP (1) | JP3237141B2 (ja) |
KR (1) | KR100233418B1 (ja) |
DE (1) | DE69212414T2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4099271B2 (ja) | 1998-09-14 | 2008-06-11 | 富士通株式会社 | 光コネクタ |
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