JP3237133B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP3237133B2 JP17787591A JP17787591A JP3237133B2 JP 3237133 B2 JP3237133 B2 JP 3237133B2 JP 17787591 A JP17787591 A JP 17787591A JP 17787591 A JP17787591 A JP 17787591A JP 3237133 B2 JP3237133 B2 JP 3237133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の発熱体を有するプ
リントヘッド及びプリンタに関し、特に複数の発熱体の
分割駆動に関する。
【0002】
【従来の技術】従来サーマルヘッドの制御装置は、複数
の発熱体を1つにまとめてデータ入力線を1本のみ有
し、複数の発熱体を同時に駆動する方法がとられていた
か、または複数の発熱体を固定された複数のブロックに
分割しブロックごとに駆動する方法がとられていた。従
来技術の一実施例として第4図を用いて説明する。
【0003】水平方向に256ビット分の印字を行なう
ことができるように256個の発熱体を持つラインサー
マルヘッドを考える。第4図では64個の発熱体を1つ
のモジュールとして4つのブロックに分割している。
【0004】データ線の本数を少なくするためデータ信
号の転送にはシリアル転送を用いている。そのため、1
つのブロック内には転送されてくるシリアルデータを1
つ1つの発熱体に対応させるため、シリアルデータをパ
ラレルデータに変換するためのシフトレジスタ回路2
3,24,25,26、変換されたパラレルデータを一
時保存しておくためのデータラッチ回路19,20,2
1,22が含まれている。ヘッドに示されるヘッドドラ
イバ15,16,17,18内には64個の発熱体のそ
れぞれにAND回路が付加されており、データラッチ回
路から送られてくるデータとヘッド駆動信号BEとの論
理積を取るようになっているのでヘッド駆動信号BEに
よって発熱体への通電を制御することができる。
【0005】実際、印字を行なうには印字すべきデータ
が信号線DATAにより信号線CLOCKに同期してシ
リアルデータとしてシフトレジスタに入力される。シフ
トレジスタは4つのブロックにカスケード接続されてい
るのでシリアルデータはシフトレジスタ23,24,2
5,26の順に全てのデータが入力される。1ライン分
つまり256ビット分のデータ全てが揃った時点でデー
タがデータラッチ回路に送られ、全てのデータをラッチ
し、各ブロック毎にヘッド通電信号BEにより印字を行
なうことができる。
【0006】また、複数の発熱体を複数のブロックに分
割する場合には、全てのシフトレジスタ回路をカスケー
ド接続せずに独立して用いることによりより細かな制御
が可能となる。この場合では4つのブロック全てを独立
して制御するか、2つずつ独立で制御するなどの方法が
とられる。
【0007】以上、説明したような方法が従来行なわれ
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では次のような問題点がある。各ブロック毎のシフトレ
ジスタ回路は全てカスケード接続されているため1ライ
ン分の印字データが全て揃わなければ次の処理に移るこ
とができないという問題がある。
【0009】ところで、サーマルプリンタでは発熱体の
温度特性から前回印字ラインのデータにより発熱体の温
度コントロールをする必要がある。つまり、前回印字し
たとき通電した発熱体は、今回の印字のとき通電する場
合は通電時間を減らしてやらなければ他の発熱体とのエ
ネルギー差が出てしまう。したがって前回のデータの論
理によって今回のデータの印字のときに通電時間を増加
するための履歴データを持たせる履歴制御が必要であ
る。
【0010】前述のような問題がある場合、この履歴制
御を行なうには、履歴のためのデータを転送して全ての
ブロックへの通電制御が終了した時点で本データの通電
制御を行なわなければならない。このことを第5図を用
いて説明する。前述の従来例において履歴制御を行なっ
て1ラインの印字を行なった場合の各ブロックの発熱体
の駆動時間いわゆる発熱体への通電時間を表したもので
ある。横軸には時間をとっており、各ブロックに対する
発熱体への通電制御信号線に加えられる信号を見てい
る。各信号線は論理ハイレベルの状態が発熱体の通電オ
ンで、論理ローレベルの状態が発熱体への通電オフを示
している。
【0011】履歴制御を行なうためのデータを信号線C
LOCKに同期させて転送した後、各ブロックに対して
順に発熱体への通電を行なうためすべての履歴データの
通電が終了しなければ今回の印字すべきデータの各ブロ
ックに対する通電処理が行なえない。
【0012】このため、発熱体の温度特性は図6のよう
になる。図6は履歴制御を行なったときの発熱体の温度
変化を示す。横軸に時間、縦軸に発熱体の温度をとって
いる。前述したことと図6から分かるように履歴制御の
ためのデータの通電制御を行なってから今回印字すべき
データの通電制御まで時間が空いてしまうため、履歴制
御で得られた発熱体の熱のエネルギーを有効に活用でき
ないという問題がある。
【0013】上記のような問題は、4つのブロックを2
つごと、または1つごとに独立して制御することにより
回避可能である。しかしながら、ブロックの分割数を多
くとって独立駆動するとそのぶん速度面で遅くなり問題
が生じてしまう。印字速度の面からブロックの分割数は
少ない方がよいが分割数が少ない場合は該当するブロッ
クの全ドット印字すなわちブロック内の全ての発熱体に
通電する場合、大きな電流値が必要になる。例えば、発
熱体の抵抗値を500Ω程度とし、電源電圧を24Vと
すると、分割数を2にすればブロック内フル通電の場
合、約6Aの電流値が必要になってくる。通常、電源容
量に制限があるため、分割数をあまり少なくできない。
しかし分割数を多く取れば今度は印字速度低下につなが
るという問題がある。
【0014】実際、電源容量が小さい時、ブロックの分
割数を多くしても、1ライン内の印字すべきドットが少
ない場合にはブロックの分割数を少なくでき印字を高速
にできる場合もでてくる。
【0015】そこで、本発明の目的は発熱体へ蓄えられ
たエネルギーを有効に活用し、スムーズな履歴制御を行
ないきれいな印字を得ることを目的とするとともに、発
熱体を複数のブロックに分割するとき、複数の分割方法
が考えられるがこれを選択可能にすることで印字速度の
高速化、高能率化、及び使用方法に合わせた最適化が計
れることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のサーマルプリンタは、 (1)複数のブロックに分割された複数の発熱体と、 前記発熱体の当該ブロック毎に設けられた駆動回路と、 当該駆動回路を複数のグループに分割し、当該グループ
毎に同時に作動させる制御回路と、 印字データをシリアルデータとして入力する印字データ
入力手段と、 前記駆動回路毎に設けられ、前記印字データをパラレル
データに変換して当該駆動回路に設定するシフトレジス
タと、 前記グループの分割数を選択するためのセレクター回路
を有し、 前記セレクター回路は、前記印字データを直接当該シフ
トレジスタへ入力する経路と、前記印字データを当該シ
フトレジスタに隣接するシフトレジスタを介して当該シ
フトレジスタへ入力する経路と、を選択するように構成
されてなることを特徴とする。 (2)さらに、前記セレクター回路は、前記印字データ
中の印字すべきドット数に応じて、 所定の値より大きい場合には、前記印字データを直接当
該シフトレジスタへ入力する経路を、 所定の値より小さい場合には、前記印字データを当該シ
フトレジスタに隣接するシフトレジスタを介して当該シ
フトレジスタへ入力する経路を、 それぞれ選択するように構成されてなることを特徴とす
る。
【0017】
【作用】本発明の上記の構成を用いることにより、発熱
体の各ブロックごとにヘッドを駆動することができ、さ
らに転送されたデータから各ブロックに必要なデータの
みを選択することにより履歴制御をスムーズに行なうこ
とができ、ブロックの分割数を選択可能にすることによ
って印字速度の高能率化、最適化が計れる。
【0018】
【実施例】図1に本発明をラインサーマルプリンタのサ
ーマルヘッドに用いた場合の一実施例に於ける構成図を
示す。ラインサーマルプリンタでは多数の発熱体が水平
方向に列んでおり、それらを全て駆動させることにより
1ラインの印字を行なうことができる。図1に示す実施
例では水平方向に256ビット分の印字を行なうことが
できるように256個の発熱体を持つラインサーマルヘ
ッドを考える。図では64個の発熱体を1つのモジュー
ルとして4つのブロックに分割する。つまり、1ライン
を4分割して印字することになる。
【0019】1つのブロック内には、転送されてくるシ
リアルデータを1つ1つの発熱体に対応させるために、
64個のシリアルデータを64ビットのパラレルデータ
に変換するためのシフトレジスタ回路9,10,11,
12、変換された64ビットパラレルデータを一時保存
しておくための64個のデータラッチ回路5,6,7,
8が含まれている。駆動回路1,2,3,4に示される
モジュール内には64個の発熱体のためのそれぞれにA
NDゲート回路が付加されており、データラッチ回路か
ら送られてくる64ビットのデータとヘッド駆動信号B
Eとの論理積を取るようになっている。したがってヘッ
ド駆動信号BEによって発熱体への通電を制御すること
により印字を行なうことができる。また、ブロックの分
割方法を複数種類選択できるように、セレクター回路1
3,14が含まれている。セレクター回路は、信号線S
ELの論理値によって全体を4分割にするか、2分割に
するかを選択することができる。図に示す例では、セレ
クター回路は論理回路で構成されており、信号線SEL
が論理ハイレベルのとき2分割、ローレベルのとき4分
割となる。
【0020】次に、図1に示す装置の動きを順をおって
説明する。説明には、信号線SELが論理ローレベルの
ときを考える。つまり、ブロックを4分割にしたときで
ある。このラインサーマルプリンタでは印字すべきデー
タは印字データバッファ部に入り、データバッファに蓄
えられる。そこから第1ブロックのための今回印字すべ
き64ビット分のデータのためのデータバッファ、前回
印字したときの第1ブロックのための64ビット分のデ
ータのためのデータバッファにそれぞれ該当するデータ
を振り分ける。前回印字したデータと今回印字するデー
タはそれぞれ独立に印字データ転送部に送られる。印字
データ転送部では、送られて来たデータをシリアルデー
タに変換するために内部でクロックを発生させてそのク
ロックに同期してシリアルデータとして送り出す。前回
印字したデータと今回印字するデータのそれぞれのシリ
アルデータは履歴制御部に送られ、その中で、前回のデ
ータの反転と今回のデータと論理積を取ることによって
履歴データとしている。これらのシリアルデータが信号
線DATAによりシフトレジスタ回路に送られる。シリ
アルデータは信号線CLOCKにより送られるクロック
パルスに同期して送られるのでシフトレジスタは信号線
CLOCKのクロックパルスの立上りまたは立ち下がり
によりデータをラッチすることができる。信号線DAT
Aと信号線CLOCKは各ブロックに対して共通に配線
されているので、シフトレジスタ9,10,11,12
には同時に同じデータが送られるため、各シフトレジス
タは同じデータを同時に得ることになる。
【0021】1つのブロックには64個の発熱体および
駆動回路、ラッチ回路が含まれているので64ビット分
のデータが転送されると、信号線LATによりデータラ
ッチ信号がデータラッチ回路5,6,7,8に同時に送
られることによりシフトレジスタに転送されているデー
タがデータラッチ回路に保存できる。この時、データラ
ッチ回路5,6,7,8には同じデータが保存されてい
ることになる。一旦データがデータラッチ回路に保存さ
れると次のデータ転送処理をはじめることができる。
【0022】次に、データラッチ回路に保存されたデー
タを元に発熱体への通電を行なう。発熱体への通電は各
ブロックごとに別個に配線された信号線BE1、BE
2、BE3、BE4によって行なう。このとき、データ
ラッチ回路に保存されているデータの各ビットの論理値
によって通電を行なうことにより、正常な印字を行なう
ことができる。実際の印字には各信号線BE1、BE
2、BE3、BE4の論理値と保存されていたデータの
各ビットの論理値との論理積をとることにより行なえ
る。各信号線BE1、BE2、BE3、BE4はその保
存されていたデータの対象となるブロックのみ信号を送
ることになる。今の場合は、第1ブロックに対しての履
歴データを転送したのでBE1のみ駆動することにより
第1ブロックの履歴データの印字を行なうことができ
る。
【0023】今回の印字動作の対象となるブロックに対
しては印字動作中に次の印字動作の対象となるデータ転
送の各処理が終了してしまうので、次に対象となるブロ
ックに対してデータラッチ回路によるデータ保存、発熱
体の通電を続けて行なうことができる。データ転送を行
なう側から見れば今どの部分のデータを転送しているの
かだけ解っていればよいことになる。次のデータの転送
は、履歴制御をスムーズに行なわせるために第1ブロッ
クに対する本データの転送を行なう。本データの転送に
は前回印字データとして全ドット未通電の場合つまり何
も印字しなかった場合のデータを転送することによっ
て、前述した履歴データの印字のときの処理を行なうこ
とによって本データの印字を行なうことができる。以上
のように4つのブロックに全ての処理を行なうことによ
って1ライン分の印字を終了することができる。
【0024】このラインサーマルプリンタでは信号線S
ELの論理レベルを切り替えることによって、ブロック
分割数を4分割か2分割に切り替える事ができるように
なっている。以上の説明は信号線SELを論理ローレベ
ルすなわちブロックを4分割にしたときのものである。
ブロックを4分割にした場合は1ライン分の印字を行う
ためには4つのブロックにたいして独立に駆動しなけれ
ばならないため2分割にしたときよりも時間がかかって
しまう。電源容量の面から2分割にできない場合は、印
字する1ライン分のデータの中身により、2分割と4分
割を使い分ければ良い。つまり、通電する発熱体が多い
場合は電源容量の面から4分割とし、通電する発熱体が
少ない場合には2分割にして駆動すれば良い。このよう
にして印字速度の高速化をはかる事ができる。ラインサ
ーマルプリンタでは用途によっても異なるが通電する発
熱体がいつもそんなに多くない場合にはかなりの高速化
が期待できる。したがって電源容量の小型化にもつなが
る。
【0025】図2は、本発明の一実施例において履歴制
御を行なって1ラインの印字を行なった場合の各ブロッ
クの発熱体の駆動時間いわゆる通電時間と、データ転送
のタイミングを表したものである。横軸には時間をとっ
ており、各ブロックに対する制御信号線に加えられる信
号を見ている。BE1、BE2、BE3、BE4の各信
号線が論理ハイレベルの状態が発熱体の通電オン状態
で、論理ローレベルの状態が発熱体への通電オフ状態を
示している。履歴データのための通電時間は全体の通電
時間の40%とし、全体の通電時間を約500μsとし
た。第1ブロックと第2ブロックでは通電しなければな
らない発熱体が多かったため4分割駆動とし、第3ブロ
ックと第4ブロックでは通電する発熱体が少なかったた
めに2分割駆動で第3ブロックと第4ブロックを同時に
駆動した例である。
【0026】実際の1ライン分の印字にしたがって以下
説明する。まずソフトウェアにより、第1ブロックと第
2ブロックの印字すべきドットの個数を調査し、信号線
SELの論理レベルを決定する。今回の場合は、印字す
べきドットが多かったので、信号線SELをローレベル
として4分割駆動とした。
【0027】つぎに第1ブロックに対する履歴のデータ
が信号線CLOCKのクロックパルスに同期して信号線
SIにより送られてくる。64ビット分のデータが揃っ
た時点でデータのラッチ、発熱体への通電が行なわれ
る。発熱体への通電処理をしている間に第1ブロックに
対する本データの転送が行なわれ、データがラッチされ
る。第1ブロックに対する履歴データの通電処理が終わ
るとすぐに本データの通電処理が開始される。したがっ
て履歴データの通電処理で得られたエネルギーが失われ
ることなく本データの通電処理を行なうことができるの
である。本データの通電処理を行なっている間に、第2
ブロックに対するデータの転送処理を行なうことができ
る。
【0028】第2ブロックに対する通電処理が行われて
いる間に第3ブロックと第4ブロックの印字すべきドッ
トの個数を調査する。今回は印字すべきドットの個数が
少なかったために信号線SELを論理ハイレベルとして
第3ブロックと第4ブロックを同時に駆動する2分割駆
動とした。したがって、ブロックに対するデータ転送は
第3ブロックと第4ブロックを同時に行うので、合計1
28ビット分の転送が必要になる。128ビット分の履
歴データと本データの転送が終了した時点でBE3,B
E4を同時に駆動する事によって印字を行う事ができ
る。
【0029】以上のように第4ブロックまで連続的に発
熱体を駆動することによって1ライン分の印字を終了さ
せることができる。
【0030】履歴制御を行なうためのデータを転送して
発熱体への通電を行なっている最中の約200μs(5
00μsの40%)の時間内に、今回の印字すべきデー
タの転送が終了している。したがってデータをデータラ
ッチ回路に保存する時間と発熱体への通電操作の時間だ
け発熱体への通電は途切れるが、発熱体の駆動は各ブロ
ックごと独立しているので第2図に示すように各ブロッ
クに対して履歴データに続けて印字すべき本データの発
熱体への通電がスムーズに行なわれるようになる。
【0031】図2から解るように1ラインの印字内では
各ブロックは発熱体への通電時間が各ブロックに対して
均等に行なわれるため、1ラインが均等な濃度を保つこ
とができる。
【0032】図3に1つの発熱体の履歴制御を行なった
ときの発熱体の温度変化を示す。横軸に時間、縦軸に発
熱体の温度をとっている。図3から分かるように履歴制
御のためのデータにより通電されて得られた発熱体の熱
のエネルギーを有効に活用して本データの印字のために
発熱体への通電を行なうことができるようになる。
【0033】本発明の一実施例における以上の説明で
は、ブロックの分割数を信号線SELにより2分割か4
分割に切り替えるようにしたが、セレクター回路をいく
つか付加する事によりさらに細かい制御が可能となる。
たとえば、全てのブロックに対してセレクター回路を付
加した場合には実施例では1分割から4分割までを選択
できるようになる。その分、信号線SELの本数が多少
多くなり、処理が多少複雑になるが印字速度の大幅な高
速化と高能率化、電源の小型化などの長所の前ではその
問題は微々たるものである。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、履歴
制御をスムーズに行うことができ、きれいな印字が可能
となる。
【0035】また、分割方法を複数個選択可能であり、
印字速度の高速化と高能率化が図れる。さらに、電源容
量に応じた分割数の選択が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】本発明の一実施例における通電時間図。
【図3】本発明の一実施例における履歴制御グラフ。
【図4】従来例を示す構成図。
【図5】従来例における通電時間図。
【図6】従来例における履歴制御グラフ。
【符号の説明】
1、2、3、4 ヘッド駆動回路 5、6、7、8 データラッチ回路 9、10、11、12 シフトレジスタ回路 13、14 セレクター回路 15、16、17、18 ヘッド駆動回路 19、20、21、22 データラッチ回路 23、24、25、26 シフトレジスタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兵永 卓也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−55261(JP,A) 特開 昭61−205152(JP,A) 特開 昭57−152969(JP,A) 特開 平4−358851(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/355

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のブロックに分割された複数の発熱体
    と、 前記発熱体の当該ブロック毎に設けられた駆動回路と、 当該駆動回路を複数のグループに分割し、当該グループ
    毎に同時に作動させる制御回路と、 印字データをシリアルデータとして入力する印字データ
    入力手段と、 前記駆動回路毎に設けられ、前記印字データをパラレル
    データに変換して当該駆動回路に設定するシフトレジス
    タと、 前記グループの分割数を選択するためのセレクター回路
    を有し、 前記セレクター回路は、前記印字データを直接当該シフ
    トレジスタへ入力する経路と、前記印字データを当該シ
    フトレジスタに隣接するシフトレジスタを介して当該シ
    フトレジスタへ入力する経路と、を選択するように構成
    されてなり、 前記セレクター回路は、前記印字データ中の印字すべき
    ドット数に応じて、 所定の値より大きい場合には、前記印字データを直接当
    該シフトレジスタへ入力する経路を、 所定の値より小さい場合には、前記印字データを当該シ
    フトレジスタに隣接するシフトレジスタを介して当該シ
    フトレジスタへ入力する経路を、 それぞれ選択するように構成されてなることを特徴とす
    るサーマルプリンタ。
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