JP3236989B2 - 光多芯コネクタ - Google Patents

光多芯コネクタ

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JP3236989B2 JP02886897A JP2886897A JP3236989B2 JP 3236989 B2 JP3236989 B2 JP 3236989B2 JP 02886897 A JP02886897 A JP 02886897A JP 2886897 A JP2886897 A JP 2886897A JP 3236989 B2 JP3236989 B2 JP 3236989B2
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誠 山下
恵司 村上
信夫 佐藤
浩輔 桂
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、0.25mm程度
の狭ピッチの光ファイバに適応可能な光多芯コネクタの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光多芯コネクタについて図7を参
照して説明する。
【0003】光多芯コネクタは、一対のプラグ21,2
1′をアダプタ30に嵌合することにより構成される。
【0004】プラグ21においては、光ファイバ素線2
2aを有する光ファイバ22が固定基板23に固定さ
れ、固定基板23の両側に嵌合腕部24が固定されてい
る。嵌合腕部24には、外側に凹部25が設けられ、内
側の先端付近に突起26が設けられ、また、外側の後端
にガイド突起27が設けられている。固定基板23に
は、光ファイバ素線22aがはまるV字溝基板28が固
定され、更に、光ファイバ素線22a、光ファイバ22
及びV字溝基板28を被覆するプレート29が固定され
る。
【0005】アダプタ30においては、基板31の上面
の中央にマイクロフェルール固定基板34が固定され
る。マイクロフェルール固定基板34には、マイクロフ
ェルール35がはまるV字溝基板32が固定され、ま
た、マイクロフェルール35の両側に配置されたたわみ
揃え部材38が固定されている。マイクロフェルール固
定基板34の両側面には、中央に凸部33が設けられ、
凸部33の両側に板バネ37が取り付けられ、また、両
端付近にL字溝36が設けられている。更に、基板31
の上面の四隅付近にガイド片39が設けられている。
【0006】プラグ21をアダプタ30に嵌合するに
は、次のように行う。プラグ21を二点鎖線の方向へ基
板31の上面まで下降させる。この後プラグ21を左方
向へ押すと、突起26,26がL字溝36,36との係
合から外れて嵌合腕部24,24はL字溝36,36に
ガイドされ、また、ガイド突起27,27はガイド片3
9,39にガイドされ、嵌合腕部24,24の先端が凸
部33,33に突き当たると、プラグ21は停止する。
このとき、光ファイバー素線22aはマイクロフェルー
ル35に挿入され、板バネ37,37の先端は凹部2
5,25に係合する。
【0007】プラグ21′もプラグ21と同様にアダプ
タ30に嵌合すると、光多芯コネクタの接続は完了す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光多芯コネ
クタは、プラグをアダプタの上方で位置合わせを行った
後に、アダプタに嵌合する構造であるから、操作性が不
便であり、また、使用箇所が限定され、更に、小型化が
困難であるという欠点を有する。
【0009】そこで、本発明は、前記従来の光多芯コネ
クタの欠点を改良し、操作性が便利でしかも、小型の光
多芯コネクタを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0011】(1)光ファイバを保持する一対のプラグ
と、前記光ファイバを調芯する調芯部材を保持するアダ
プタから構成され、前記プラグが有する光ファイバ整列
用ガイドは、前記アダプタが有するコ字状部にバネによ
って押し付けられることにより一方向の調芯を行われ、
かつ、前記光ファイバ整列用ガイドの側壁と前記アダプ
タのコ字状部との当接により前記一方向に直交する他の
一方向の調芯を行われ、前記アダプタが有する他のバネ
によってロックされ、更に、前記光ファイバ整列用ガイ
ドを移動可能に保持するプラグフレームにストッパが固
定され、前記光ファイバ整列用ガイドを前記アダプタに
向かって加圧するための板バネが前記光ファイバ整列用
ガイドと前記ストッパとの間に介在する光多芯コネク
タ。
【0012】(2)前記光ファイバ整列用ガイドに設け
られたV溝とこれに対応して前記光ファイバの先端付近
に設けられた光ファイバガイドのV溝における前記光フ
ァイバを挟持する部分の嵌合方向後端点と、前記光ファ
イバ整列用ガイドのV溝における前記光ファイバを固定
する部分の嵌合方向前端点の間に、前記光ファイバのた
わみが形成される前記(1)記載の光多芯コネクタ。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例の形態例につい
て図1〜図6を参照して説明する。
【0014】光多芯コネクタは、図1(a)と(c)に
示される一対のプラグ1を図1(b)に示されるアダプ
タ9に嵌合することにより図2のように構成される。
【0015】プラグ1においては、プラグフレーム2内
に光ファイバ整列用ガイド3が光ファイバ4の方向に移
動可能に保持され、プラグフレーム2の一端に固定され
たストッパ5と光ファイバ整列用ガイド3の間にガイド
加圧用板バネ6が介在している。光ファイバ整列用ガイ
ド3には、光ファイバ整列用V溝7aが設けられた基板
7が接着固定されている。光ファイバ素線4aは、光フ
ァイバ整列用V溝7の嵌合方向後端側(嵌合側の反対
側)で接着固定され、かつ、嵌合方向先端側で光ファイ
バ整列用V溝7と対応するように形成された光ファイ
バガイド8の光ファイバ整列用V溝8a内を通過して、
プラグ1の端面から突き出ている。
【0016】アダプタ9においては、ホルダ10の中央
に調芯用ガイド12をネジにより固定し、調芯用V溝1
3aを設けられた基板13を調芯用ガイド12に接着固
定する。また調芯機能を営むガラスキャピラリ14は、
調芯用V溝13に接着固定される。更に、ホルダ10に
は、光ファイバ整列用ガイド3を位置合せするための調
芯用板バネ15と、ロックするためのフェルール保持用
板バネ16が取り付けられている。
【0017】プラグ1をアダプタ9に嵌合するには、次
のように行う。プラグフレーム2に保持された光ファイ
バ整列用ガイド3をホルダ10の一端側からコ字状部1
1に差し込むと、光ファイバ整列用ガイド3はその先端
が調芯用ガイド12に突き当たることにより停止する。
このとき、調芯用板バネ15は、光ファイバ整列用ガイ
ド3をアダプタ9のコ字状部11の底面に押し付けるた
めの作用のみを営む。光ファイバ整列用ガイド3とアダ
プタ9の調芯には、図1(b)に示すX方向とY方向の
制御(調芯)が必要である。調芯用板バネ15は、Y方
向の制御のみを行う。X方向の制御は、光ファイバ整列
用ガイド3の側壁3bとアダプタ9のコ字状部11の側
面との当接により行われる。光ファイバ芯線4aの先端
はガラスキャピラリ14に挿入され、また、フェルール
保持用板バネ16の先端は光ファイバ整列用ガイド3の
凸部3aをロックする。ガイド加圧用板バネ6は、光フ
ァイバ整列用ガイド3をホルダ10に差し込み易くする
機能を営む。
【0018】前記プラグ1と同様に他方のプラグ1もア
ダプタ9に嵌合すると、光多芯コネクタの接続は完了す
る。
【0019】一対のプラグ1,1の光ファイバ素線4a
は、光ファイバガイド8の光ファイバ整列用V溝8a
と、アダプタ9側の基板7の光ファイバ整列用V溝7a
との部分において、挟持されている。また、光ファイバ
素線4aは、アダプタ9とは逆側の光ファイバ整列用V
溝7aの部分において、接着固定されている。本実施の
形態例においては、一対のプラグ1,1をアダプタ9に
嵌合したとき、後から嵌合したプラグ1の光ファイバ素
線4aのみが光ファイバ整列用V溝7とこれに対応し
て光ファイバ芯線4aの先端付近に設けられた光ファイ
バ整列用V溝8aにおける光ファイバ素線4aを挟持す
る部分の嵌合方向後端点(図2と図6におけるA点)
と、光ファイバ整列用V溝7における光ファイバ芯線
4aを固定する部分の嵌合方向前端点(図2と図6にお
けるB点)の間でたわみを発生する。その理由は、次の
とおりである。すなわち先に嵌合したプラグ1の光ファ
イバ素線4aの先端がガラスキャピラリ14に挿入され
ているので、後から嵌合したプラグ1の光ファイバ素線
4aは前記両光ファイバ素線4a,4aの先端面同士の
衝突に基因して、挟持されている部分において摺動する
ことができるから、A点においてたわみを発生するため
である。
【0020】なお、各部品の材料ついて述べると、プラ
グフレーム、ストッパ5はポリカーボネート、光ファ
イバ整列用ガイド3、ガイド加圧用板バネ6、ホルダ1
0、調芯板バネ15、フェルール保持用板バネ16はス
テンレス、基板7、光ファイバガイド8、調芯用V溝ガ
イド12、基板13、ガラスキャピラリ14はガラスで
ある。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0022】(1)プラグは、アダプタが有するコ字状
部にバネによって位置合わせされ、また、アダプタが有
する他のバネによってロックされるから、光多芯コネク
タの小型化が可能となる。
【0023】(2)プラグをアダプタに嵌合するとき、
プラグを一方向に移動するのみであるため、操作が便利
であり、使用箇所が限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の嵌合前の斜視図であ
り、(a)は一方のプラグ、(b)はアダプタ、(c)
は他方のプラグを、それぞれ示す。
【図2】本発明の一実施の形態例の嵌合後の斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態例の二面図であり、
(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図4】図3(a)におけるA−A線断面図である。
【図5】図3(b)におけるB−B線断面図である。
【図6】図3(b)におけるC−C線断面図である。
【図7】従来の光多芯コネクタの嵌合前の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プラグ 2 プラグフレーム 3 光ファイバ整列用ガイド 3a 凸部3b 側壁 4 光ファイバ 4a 光ファイバ素線 5 ストッパ 6 ガイド加圧用板バネ 7 基板 7a 光ファイバ整列用V溝 8 光ファイバガイド 8a 光ファイバ整列用V溝 9 アダプタ 10 ホルダ 11 コ字状部 12 調芯用ガイド 13 基板 13a 調芯用V溝 14 ガラスキャピラリ 15 調芯用板バネ 16 フェルール保持用板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 信夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 桂 浩輔 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−240746(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 G02B 6/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを保持する一対のプラグと、
    前記光ファイバを調芯する調芯部材を保持するアダプタ
    から構成され、前記プラグが有する光ファイバ整列用ガ
    イドは、前記アダプタが有するコ字状部にバネによって
    押し付けられることにより一方向の調芯を行われ、か
    つ、前記光ファイバ整列用ガイドの側壁と前記アダプタ
    のコ字状部との当接により前記一方向に直交する他の一
    方向の調芯を行われ、前記アダプタが有する他のバネに
    よってロックされ、更に、前記光ファイバ整列用ガイド
    を移動可能に保持するプラグフレームにストッパが固定
    され、前記光ファイバ整列用ガイドを前記アダプタに向
    かって加圧するための板バネが前記光ファイバ整列用ガ
    イドと前記ストッパとの間に介在することを特徴とする
    光多芯コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバ整列用ガイドに設けられ
    たV溝とこれに対応して前記光ファイバの先端付近に設
    けられた光ファイバガイドのV溝における前記光ファイ
    を挟持する部分の嵌合方向後端点と、前記光ファイバ
    整列用ガイドのV溝における前記光ファイバを固定する
    部分の嵌合方向前端点の間に、前記光ファイバのたわみ
    が形成されることを特徴とする請求項1記載の光多芯コ
    ネクタ。
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