JP3236975U - 衣類 - Google Patents
衣類 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3236975U JP3236975U JP2022000308U JP2022000308U JP3236975U JP 3236975 U JP3236975 U JP 3236975U JP 2022000308 U JP2022000308 U JP 2022000308U JP 2022000308 U JP2022000308 U JP 2022000308U JP 3236975 U JP3236975 U JP 3236975U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wearer
- sewn
- limb
- cover
- limbs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
【課題】着用者の肌に密着するようにして着用される衣類において、着用者の上肢や下肢が通される口部の捲れ上がりを防止する衣類を提供する。【解決手段】伸縮性の素材からなり、着用者の肌に密着するようにして着用される衣類100であって、着用者の上肢又は下肢の一部を密着して覆う筒状をなす肢部カバー1を有し、肢部カバー1における着用者の上肢又は下肢が通される通し口部2に、捲れ上がりを防止するためのボーン部材3が縫い込まれている。【選択図】図2
Description
本考案は、衣類に関するものであり、特に着用者の肌に密着するようにして着用される衣類に関するものである。
近年、例えばスポーツ等の運動を行う際に、疲労軽減等を目的として、特許文献1に示すようなに腕部を覆うアームカバーや、脚部を覆うレッグカバー等が着用されることがある。このようなアームカバーやレッグカバーは、伸縮性のある素材からなり、着用者の肌に密着するように着用される。
ところで上記したようなアームカバーやレッグカバー等の衣類では、激しい運動時には、上着やズボンと擦れることで腕や脚が通される口部が捲れ上がってしまい、装着感が損なわれてしまうことがある。このような問題は、アームカバーやレッグカバー等に限らず、ガードル等にも同様に起こり得る。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、着用者の肌に密着するようにして着用される衣類において、着用者の上肢や下肢が通される通し口部の捲れ上がりを防止することを目的とする。
すなわち本考案に係る衣類は、伸縮性の素材からなり、着用者の肌に密着するようにして着用される衣類であって、前記着用者の上肢又は下肢の一部を密着して覆う筒状をなす肢部カバーを有し、当該肢部カバーにおける前記着用者の上肢又は下肢が通される通し口部に、捲れ上がりを防止するためのボーン部材が縫い込まれていることを特徴とする。
このようなものであれば、上肢又は下肢が通される通し口部にボーン部材が縫い込まれているので、着用時における通し口部の捲れ上がりを防止することができる。
前記衣類の具体的態様として、前記ボーン部材が弾性変形可能な棒状のものであり、前記肢部カバーが覆う上肢又は下肢が延びる方向に沿って縫い込まれているものが挙げられる。
このようなものであれば、棒状のボーン部材が上肢又は下肢が延びる方向に沿って縫い込まれているので、通し口部の捲れ上がりを効果的に防止できる。
このようなものであれば、棒状のボーン部材が上肢又は下肢が延びる方向に沿って縫い込まれているので、通し口部の捲れ上がりを効果的に防止できる。
前記衣類は、前記通し口部に、周方向に沿って互いに間隔を空けて複数の前記ボーン部材が縫い込まれているのが好ましい。
このようなものであれば、周方向に沿って間隔を空けて複数のボーン部材が縫い込まれているので、通し口部の捲れ上がりをより効果的に防止できる。
このようなものであれば、周方向に沿って間隔を空けて複数のボーン部材が縫い込まれているので、通し口部の捲れ上がりをより効果的に防止できる。
前記衣類の具体的態様としては、前記着用者の上肢に着用されるアームカバーであり、前記肢部カバーが、前記着用者の前腕部から上腕部までを密着して覆うものであり、前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける上腕部側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれているものが挙げられる。
前記衣類の具体的態様としては、前記着用者の下肢に着用されるものであり、前記肢部カバーが、前記着用者の少なくとも下腿部から太腿部までを密着して覆うものであり、前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける太腿部側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれているものが挙げられる。
前記衣類の具体的態様としては、前記着用者の腹部から太腿部までを覆うガードルであり、前記肢部カバーが前記着用者の太腿部を密着して覆うものであり、前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける膝側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれているものが挙げられる。
このようにした本考案によれば、着用者の肌に密着するようにして着用される衣類において、着用者の上肢や下肢が通される通し口部の捲れ上がりを防止することができる。
以下に、本考案の一実施形態に係る衣類100について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る衣類100は、伸縮性のある素材から成るものであり、着用者の下肢に密着して着用されるものである。具体的に本実施形態の衣類100はトレンカソックスであり、着用者の足部、下腿部、大腿部を覆うようにして着用される。
具体的にこのトレンカソックス100は、図1に示すように、着用者の下肢(具体的には、足部、下腿部及び大腿部)を密着して覆う筒状をなす肢部カバー1を有している。この肢部カバー1は、従来知られている衣類に用いられる一般的な繊維材料からなる、伸縮性を有するものでる。
肢部カバー1における、下肢の延びる方向に沿った両端部には、着用者の下肢が通される通し口部2が設けられている。具体的には、肢部カバー1における足先側の端部には足先側通し口部2aが設けられ、大腿部側の端部には大腿部側通し口部2bが設けられている。図2に示すように、各通し口部2a、2bは、下肢に着用されている状態で、着用者の足部と大腿部の周囲をそれぞれ覆うように開口している。
そしてこのトレンカソックス100では、図3に示すように、大腿部側通し口部2bに、捲れ上がりを防止するためのボーン部材3が縫い込まれている。
このボーン部材3は、例えばプラスチック等の弾性変形可能な素材から成る棒状の部材である。ボーン部材3は、例えば約3cm~約5cm程度の長さであり、大腿部側通し口部2bにおいて下肢(具体的には大腿部)が延びる方向に沿って平行になるように縫い込まれている。ここでは、ボーン部材3は、大腿部の周方向に沿って、互いに間隔を空けるようにして複数個(ここでは2つ)が縫い込まれており、いずれも大腿部が延びる方向に沿って平行になっている。より具体的には、複数のボーン部材3は、大腿部側通し口部2bにおいて、着用者の内腿に対応する部分と、外腿対応する部分にそれぞれ縫い込まれている。
このように構成した本実施形態のトレンカソックス100によれば、下肢が通される大腿部側通し口部2bにボーン部材3が縫い込まれているので、着用時における大腿部側通し口部2bの捲れ上がりを防止することができる。しかも、棒状のボーン部材3が大腿部が延びる方向に沿って縫い込まれており、周方向に沿って互いに間隔を空けて設けられているので、大腿部側通し口部2bの捲れ上がりを効果的に防止することができる。
なお、本考案は前記実施形態に限られるものではない。
例えば前記実施形態のトレンカソックス100では、大腿部側通し口部2bにのみボーン部材3が縫い込まれていたがこれに限らない。他の実施形態では、反対側の通し口部2a(例えば足先側)のみにボーン部材3が縫い込まれていてもよく、両方の通し口部2a、2bにボーン部材3が縫い込まれていてもよい。
また前記実施形態のトレンカソックス100は、足部から大腿部(膝上)までを覆うものであったが、他の実施形態では、足部から下腿部(膝下)までを覆うものであってもよい。この場合、着用時に下腿部の周囲を覆う通し口部2にボーン部材3が縫い込まれていてもよい。
また前記実施形態のトレンカソックス100は、大腿部側通し口部2bに複数のボーン部材3が縫い込まれていたが、他の実施形態ではボーン部材3が1本のみ縫い込まれていてもよい。またボーン部材3は、プラスチック等の樹脂製でなくてもよく金属材料からなるものであってもよく、また弾性変形可能なものであってもよい。
また前記実施形態では、本考案の衣類100の一例としてトレンカソックスを挙げたがこれに限らない。
例えば、他の一実施形態の衣類100は、図4に示すように、着用者の上肢に密着して着用されるアームカバーであってもよい。この場合、肢部カバー1は、着用者の前腕部から上腕部までを密着して覆うように構成されてよい。そしてこのアームカバーでは、肢部カバー1における上腕部側の端部に設けられた上腕部側通し口部2bに、1本又は複数本のボーン部材3が縫い込まれていてもよい。この場合、ボーン部材3は、上腕部が延びる方向に沿って平行になるように縫い込まれているのが好ましい。
また他の一実施形態の衣類100は、図5に示すように、着用者の腹部から太腿部までを覆うガードルであってもよい。この場合、肢部カバー1は、着用者の太腿部を密着して覆うように構成されてよい。そしてこのガードルでは、肢部カバー1における膝側の端部に設けられた通し口部2に1本又は複数本のボーン部材3が縫い込まれていてもよい。この場合、ボーン部材3は、大腿部が延びる方向に沿って平行になるように縫い込まれているのが好ましい。また他の実施形態では、ボーン部材3の長さは例えば約3cm~約5cm程度の長さでなくてもよく、これより長くても短くてもよい。
このように本考案に係る衣類は、トレンカソックスに限らず、着用者の上肢や下肢に密着して着用されるものであれば任意のものであってよく、例えば、ソックス、レッグカバー、スパッツ、ティーシャツなどであってもよい。また本考案の衣類は運動用に限らない。
その他、本考案は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・衣類
1 ・・・肢部カバー
2 ・・・通し口部
3 ・・・ボーン部材
1 ・・・肢部カバー
2 ・・・通し口部
3 ・・・ボーン部材
Claims (6)
- 伸縮性の素材からなり、着用者の肌に密着するようにして着用される衣類であって、
前記着用者の上肢又は下肢の一部を密着して覆う筒状をなす肢部カバーを有し、
当該肢部カバーにおける前記着用者の上肢又は下肢が通される通し口部に、捲れ上がりを防止するためのボーン部材が縫い込まれている衣類。 - 前記ボーン部材が弾性変形可能な棒状のものであり、前記肢部カバーが覆う上肢又は下肢が延びる方向に沿って縫い込まれている請求項1に記載の衣類。
- 前記通し口部に、周方向に沿って互いに間隔を空けて複数の前記ボーン部材が縫い込まれている請求項1又は2に記載の衣類。
- 前記着用者の上肢に着用されるアームカバーであり、
前記肢部カバーが、前記着用者の前腕部から上腕部までを密着して覆うものであり、
前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける上腕部側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれている請求項1~3のいずれか一項に記載の衣類。 - 前記着用者の下肢に着用されるものであり、
前記肢部カバーが、前記着用者の少なくとも下腿部から太腿部までを密着して覆うものであり、
前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける太腿部側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれている請求項1~3のいずれか一項に記載の衣類。 - 前記着用者の腹部から太腿部までを覆うガードルであり、
前記肢部カバーが前記着用者の太腿部を密着して覆うものであり、
前記ボーン部材が、前記肢部カバーにおける膝側の端部に設けられた前記通し口部に縫い込まれている請求項1~3のいずれか一項に記載の衣類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000308U JP3236975U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | 衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000308U JP3236975U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | 衣類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3236975U true JP3236975U (ja) | 2022-04-01 |
Family
ID=80844024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022000308U Active JP3236975U (ja) | 2022-02-03 | 2022-02-03 | 衣類 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236975U (ja) |
-
2022
- 2022-02-03 JP JP2022000308U patent/JP3236975U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU720241B2 (en) | Energy expenditure garment | |
US6053852A (en) | Energy expenditure garment | |
AU712131B2 (en) | Weight loss garment | |
EP2186427B1 (en) | Clothing with crotch for exercise | |
KR20160126088A (ko) | 압축 의복 및 제조 방법 | |
JP5807674B2 (ja) | 衣類 | |
KR101766644B1 (ko) | 근육강화용 서포트 피복 | |
JP3241608B2 (ja) | 下 衣 | |
US20210128338A1 (en) | Joint stabilization garments | |
JP4568134B2 (ja) | 痩身用パンツ | |
JP3923929B2 (ja) | 運動用被服 | |
JP3236975U (ja) | 衣類 | |
JP4629441B2 (ja) | 改善された快適性をもつモーターサイクリスト用衣服 | |
KR200385129Y1 (ko) | 스타킹이 일체로 형성된 운동용 반바지 | |
KR20110012027U (ko) | 체형을 교정하는 의복 | |
JP2016199820A (ja) | 下肢用衣類 | |
JP2010189784A (ja) | 被服 | |
JP2005248389A (ja) | 脚部を有する衣類 | |
JP3043589U (ja) | 歩行促進衣類 | |
KR102631511B1 (ko) | 자세교정용 의류 | |
US9955738B2 (en) | Enhancement legwear with removable pads | |
JP2022020155A (ja) | スポーツ用パンツ | |
JP6323059B2 (ja) | 衣類 | |
JP2023077783A (ja) | インナーウェア | |
JP2004137666A (ja) | 股部を有する下肢部サポート用被服 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3236975 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |