JP3236718U - 犬の糞処理具 - Google Patents

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Abstract

【課題】犬の散歩中に、飼い主が過度の負担をかけずに犬の排糞を地面に落下する前に収容することができ、かつ収容した袋を飼い主の手を介さずに密封することができる犬の糞処理具を提供する。【解決手段】中空の柄2の内部に挿通されたワイヤー5の一方端に収容袋6を掛止し、該収容袋6を犬の臀部にあてがって排糞を受け止めた後に該ワイヤー5の他方端に形成されたワイヤー留め部7を引っ張ることにより収容袋6を密封して排糞を収容する。【選択図】図1

Description

本考案は、犬の散歩中において犬の排糞を収容する用具に関するものである。
飼い犬を散歩させている途中で飼い犬が道路、公園、広場、河川敷などの公共の場や庭、田畑といった私有地において糞を排泄することがあるが、排糞をそのまま放置することは町の美観を損ない、虫が集ったり悪臭を発生させたりといった衛生面に悪影響を与え、周辺住民に健康被害を及ぼすことが懸念され、また、公園等では子供が誤って触れたり、口に入れたりしてしまう可能性があり非常に危険でもある。
このようなことが起こらないよう飼い主は犬の排糞を放置しておくことは許されず、地方自治体によっては、飼い犬の排糞は条例によって飼い主に処理の責任を課しているところもある。
そのため、飼い主は犬の散歩時に排糞を回収するためにショベル、ビニール袋、尿を洗い流すための水入りペットボトルなどを携行する必要がある。
実用新案登録第3097196号公報 特開平11-225602号公報 特開2012-39987号公報
しかし、飼い主が犬の散歩をするときにショベル、ビニール袋、ペットボトルなどを携行し、飼い犬が排糞をしたときにショベルですくってビニール袋に入れ、その後にペットボトルに入れておいた水を撒くといった処理をするのは煩わしくあり、特にご高齢の方にとっては腰や膝の曲げ下げが伴ったり、雨天時にこのような排糞処理をすることはとても難儀することから、飼い主によっては排糞の処理をせずにそのまま放置しておくといったことに繋がるおそれがある。
そこでこのような煩雑な排糞処理を回避するため従来では多くの排糞を処理する用具が考えられている。しかし特許文献1に記載されている処理具では、柄の先端部にあるワイヤーを引くことによって排糞を収容した袋体を閉鎖する手法を用いているため、該ワイヤーを引くために姿勢を前屈みにしなければならず、さらに排糞を収容した袋体を手で緊結するといった動作が必要となる。
また特許文献2に記載されている処理具は、特許文献1の処理具と同様に排糞を収容した袋を閉鎖するために手で緊結するといった手間が必要となる。
さらに特許文献3に記載されている処理具は、排糞を収容した袋を緊結せずに自宅に持ち帰るため、匂い漏れが生じたり、排糞を捨てるときに袋を開いて手で袋の底部を握って廃棄するといった手間がかかったり、糞が手に付くおそれもある。
上記課題を解決するために本考案に係る犬の糞処理具は、中空の柄と、該柄の内部に一部が挿通されたワイヤーと、該ワイヤーの一方端側(収容袋を掛止する側)に掛止された収容袋とを有し、
前記柄には前記ワイヤーを該柄の内部に挿通させるための挿通孔、該ワイヤーの他方端(係止部に仮留めされる側)を該柄の把持部側で仮留めさせるための係止部及び把持部が形成され、
前記ワイヤーは一方端が前記柄の内部に挿通されて該柄の先端から露出して該柄の先端部に固定され、該ワイヤーの他方端は該柄の外部にあって該他方端を前記係止部に仮留めさせるためのワイヤー仮留め部が形成され、該ワイヤー仮留め部が該柄の内部に挿通されるのを防ぐための止め具が取り付けられ、
前記収容袋は前記ワイヤーの一方端側が前記柄の先端において環状に形成されたときに該収容袋の開口部が全開の状態で該ワイヤーに掛止される。
そして、前記収容袋には排糞を受け止めた後に開口部を密着閉口させるために開口部周縁に沿って封止部を設け、また該収容袋と該ワイヤーは切り込みを設けた掛止具によって掛止されており、このような構造であるため該収容袋に排糞を受け止めた後に前記ワイヤー仮留め部を前記柄の把持部側へ引くことによって環状に形成された該ワイヤーに取り付けられた該収容袋の開口部が該ワイヤーと共に縮径されつつ閉口し、同時に該収容袋の前記封止部が密着されるため、該収容袋に手を触れさせることなく該収容袋を密封することができることを特徴とする犬の糞処理具である。
本考案に係る犬の糞処理具は、中空の柄に挿通されたワイヤーの一端を引くだけで、先端に取り付けられている犬の排糞を捕捉した収容袋を密封することができるため、排糞の捕捉作業が簡便であり、かつ、犬の排糞が収容されている袋に手を触れることなく衛生的に密封して回収することができるという利点がある。
図1は本考案に係る犬の糞処理具の一実施形態を示す斜視図である。 図2は同実施形態におけるワイヤーの形状が柄の先端部において環状となっている状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図3は同実施形態におけるワイヤーの形状が柄の先端部において縮径している状態を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図4は本考案に係る排糞の収納袋を示し、(a)は収納袋の斜視図、(b)は収納袋をワイヤーに掛止するための掛止具、(c)はワイヤーと収納袋の掛止状態を示す図である。 図5は本考案に係るワイヤーの一方端が中空の柄に固定された状態の一実施形態を示す図である。 図6は本考案に係るワイヤーの他方端におけるワイヤー留め部の一実施形態を示す図である。 図7は本考案に係る糞処理具による糞処理の一実施過程を示し、(a)はワイヤーの一方端側が環状である斜視図、(b)はワイヤーの一方端側が縮径しつつある状態の斜視図、(c)は、ワイヤーの一方端側が完全に縮径されると共に収納袋が密封されてワイヤーから分離した状態を示す斜視図である。 図8は本考案に係る糞処理具を犬の臀部へ当てた状態を示す斜視図である。
別添図面を参照して本考案に係る犬の糞処理具の実施の形態について説明する。なお、本考案の実施の形態は、以下に限定されるものではない。
図1は、本考案に係る犬の糞処理具1の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、同実施形態における平面図及び側面図である。
本考案に係る犬の糞処理具は、中空の柄2、該柄2の内部に挿通されて一方端側で環状となるワイヤー5及び該ワイヤー5に取り付けて犬の排糞を受け止める収容袋6を基本構成とする。
前記柄2は中空であって、前記ワイヤー5を内部に挿通させるための挿通孔4、該ワイヤー5を該柄2の把持部3近くまで引き上げて該ワイヤー5を該柄2に仮留めするための係止部8及び該ワイヤー5の一方端を該柄2に固定するための固定具10並びに把持部3が設けられている。
前記柄2は、金属製、樹脂製、木製などであって材質を特定するものではない。また、該柄2の長さは、成人が犬の散歩中において犬が便意の姿勢をとった場合に体を屈曲させることなく犬の臀部に該柄2の先端をあてがうことができる程度のものであり、該柄2の太さは、前記ワイヤーが支障なく挿通でき、飼い主が把持するのに適度なものであればよい。
前記挿通孔4は、前記ワイヤー5を前記柄2の内部に挿通させるためのものであって、該ワイヤー5が挿通するのに支障のない大きさのものとし、該ワイヤー5に傷がつかないように該挿通孔4の周縁をゴムなどの保護材で被覆してもよい。
前記係止部8は、前記ワイヤー5を前記把持部3近くまで引き上げたときに該ワイヤー5を前記柄2に仮留めするためのものであり、図1ないし図3に示すようにフック形のものでもよく、該ワイヤー5が容易に外れないものであれば他の構造のものであってもよい。
前記固定具10は、前記ワイヤー5の一方端を前記柄2に固定するためのものであり、図5に示すように一方端を該柄と共に固定バンドなどで締め付けてもよく、該柄2から外れないものであれば他の構造のものであってもよい。
前記ワイヤー5は前記柄2に設けられた前記挿通孔4から該柄2の内部に挿通されて該柄2の先端から露出して環状に形成され、該ワイヤー5の一方端が該柄2の先端部で固定される。
該ワイヤー5は、前記柄2の先端で露出した際に環状となるようにバネのような弾性が強いものであり、真円や楕円形など犬の排糞をこぼさずかつ容易に受け止めることができる形状のものであればよい。
前記ワイヤー5の他方端は、該ワイヤー5を前記把持部3近くまで引き上げたときに前記係止部8に仮留めするためのワイヤー留め部7が形成されており、図6に示すような環状のものであってもよく、その他前記係止部8に確実に係止できる形状のものであればよい。
前記ワイヤー5には、前記ワイヤー留め部7が前記挿通孔4から前記柄2の内部に入り込まないようにするための止め具9が取り付けられている。該止め具9は、該挿通孔4よりも大きく該ワイヤー5を貫通させるものであり、例えばビーズのような強度があるものであればよい。
前記収容袋6は、前記ワイヤー5が前記柄2の先端において環状に形成されている状態において、該収容袋6の開口部を全開にした状態で該ワイヤー5に掛止される。
前記収容袋6は紙製、合成繊維製などでよく、犬の排糞を受け止めても破れない程度の強度と尿が浸透しても容易に破れない程度の耐水性を有するものであればよい。
また、図4に示すように、前記収容袋6は、開口部周縁に排糞を受け止めた後に開口部を密閉させるための封止部12が設けられており、封止部には接着剤やテープ等の封止材12-1が付着されており、使用前は該封止部12は保護帯12―2で保護されている。
また、前記収容袋6の開口部周縁には、環状に形成された前記ワイヤー5に該収容袋6を取り付けるための掛止具11が任意の間隔をあけて複数個取り付けられている。該掛止具11は、紙製又は布製などの硬質でない材質のものであればよい。また、該掛止具11には、両端に接着剤が塗布された接着部11-1とミシン目などの切り込み11-2が設けられている。
以下に本考案に係る犬の糞処理具の使用方法の一例を示す。
図7(a)に示すように、あらかじめ前記柄2の先端において環状となった前記ワイヤー5に前記収容袋6を取り付けた後に犬の散歩に出かける。
該ワイヤー5への該収容袋6の取り付けは、図4(a)ないし(c)に示すように、前記掛止具11で該ワイヤー5を挟み込んで前記接着部11-1の一方を該収容袋6の外面上縁部に、他方を該収容袋6の内面上縁部に接着させるものである。このようにして該掛止具11による掛止を該ワイヤー5の周方向に任意の間隔で行って、該ワイヤー5と該収容袋6を掛止させる。
図7(a)に示すように前記ワイヤー5に前記収容袋6を取付けた状態で前記糞処理具1を散歩中の飼い主が持ち歩き、図8に示すように犬が排糞の動作を開始したときに該糞処理具1の該収容袋6を犬の臀部近くにあてがって排糞を受け止める。この場合、犬が排糞をする前にあらかじめ該収容袋6の前記保護帯12-2を取り除いておく。
その後、図7(b)に示すように前記ワイヤー留め部7を手で引き上げる。該ワイヤー留め部7が徐々に引き上げられるに従って前記柄2の先端において環状を形成していた該ワイヤー5及び前記収容袋6の開口部も徐々に縮径され、それに伴って順次該掛止具11の前記切り込み11-2が千切れて、該ワイヤー5から該収容袋6が徐々に切り離されていき、最終的には図7(c)に示すように、前記ワイヤー留め部7を前記係止具8まで引き上げて係止させたときに、前記収容袋6の前記封止部12に塗布されている前記封止材12―1が密着されて該収容袋6の開口部が密封され、該収容袋6は該ワイヤー5から切り離されて地面に落ちる。
地面に落ちた前記収容袋6を回収して持ち帰ることとなる。
再び前記犬の糞処理具1を使用するに際しては、前記ワイヤー留め具7を前記係止部8から外して前記ワイヤー5を前記柄2の前記挿通孔4まで押し込むことにより、該ワイヤー5の弾性により、該柄2の先端において該ワイヤー5が環状に形成され、前記収容袋6を該ワイヤー5に掛止することで容易に再使用することができる。
本考案に係る犬の糞処理具を用いれば、飼い主が身体的な負担をかけずに排糞を回収できるため、幅広い年齢層を対象として利用できる。また、構造がシンプルであり、簡易な部品で構成されているため、製造コストを抑え安価な販売価格で提供できる糞処理具として好適に利用できる。
1 糞処理具
2 中空の柄
3 把持部
4 挿通孔
5 ワイヤー
6 収容袋
6-1 袋本体
7 ワイヤー留め部
7-1 緊結部材
8 係止部
9 止め具
10 固定具
11 掛止具
11―1 接着部
11―2 切り込み
12 封止部
12―1 封止材
12―2 保護帯

Claims (2)

  1. 犬の散歩中におけて犬が排泄する糞を地面に落下する前に受け止める糞処理具であって、
    中空の柄と、該柄の内部に一部が挿通されたワイヤーと、該ワイヤーの一方端側に掛止された収容袋とを有し、
    前記柄には、前記ワイヤーを該柄の内部に挿通するための孔、該ワイヤーの他方端を該柄の把持部側で仮留めさせるための係止部及び把持部を有し、
    前記ワイヤーは、一方端が前記柄の内部に挿通されて該柄の先端から外部へ露出して該柄の先端部に固定され、他方端は該柄の外部にあって該他方端を前記係止部に仮留めさせるための仮留め部が形成され、該ワイヤー仮留め部が該柄の内部に挿通されるのを防ぐための止め具が取り付けられ、
    前記収容袋は、前記柄の先端部において環状に形成された前記ワイヤーに掛止され、ることを特徴とする犬の糞処理具
  2. 前記収容袋に該収容袋の開口部周縁に沿って設けられた封止部と、該収容袋をワイヤーに掛止させるための掛止具が設けられた請求項1記載の犬の糞処理具
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