JP3236593B2 - ファスニングディスク及びホイール装置 - Google Patents
ファスニングディスク及びホイール装置Info
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- B60B3/044—Disc wheels, i.e. wheels with load-supporting disc body with a single disc body not integral with rim, i.e. disc body and rim being manufactured independently and then permanently attached to each other in a second step, e.g. by welding characterised by the attachment of rim to wheel disc characterised by cross-sectional details of the attachment, e.g. the profile
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体を回転シャフ
トに固定するためのファスニングディスクに関する。こ
のファスニングディスクには、互いに離間された幾つか
の開口部が設けられており、これらの開口部は、ファス
ニングディスクをシャフトに連結できるファスニングエ
レメントを受け入れるのに使用される。更に、本発明
は、タイヤを車輛アクスルのハブ領域に固定するための
ホイール装置に関する。
トに固定するためのファスニングディスクに関する。こ
のファスニングディスクには、互いに離間された幾つか
の開口部が設けられており、これらの開口部は、ファス
ニングディスクをシャフトに連結できるファスニングエ
レメントを受け入れるのに使用される。更に、本発明
は、タイヤを車輛アクスルのハブ領域に固定するための
ホイール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】農業用トラクターは、最近、運搬速度が
更に高くなるように設計されている。所定速度を越える
と、ホイールの偏心性が不利をもたらし、車輛をジャン
プさせたり飛び跳ねさせたりする。この作用は、特に、
アクスルに関して同心でなく、アクスルの中心からずれ
ている前輪又は前タイヤ装置で見られる。
更に高くなるように設計されている。所定速度を越える
と、ホイールの偏心性が不利をもたらし、車輛をジャン
プさせたり飛び跳ねさせたりする。この作用は、特に、
アクスルに関して同心でなく、アクスルの中心からずれ
ている前輪又は前タイヤ装置で見られる。
【0003】自動車用に開発されたホイールについて
は、多くの場合、ボルト円に配置された円錐形の穴と円
錐形のホイールナットの組み合わせが使用される。一方
では、この構成により許容差を等しくできるが、それに
も拘わらず、ホイールをアクスルに関して中央に置くこ
とができる。しかしながら、例えば農業用トラクターに
求められているように、異なるトレッドゲージに合わせ
て調節できるようにするためにホイールを裏返すことが
できなければならないホイール装置については、円錐形
の穴を使用することは適当でない。裏返すことができる
ホイールに関して説明した形体の用途では、ホイールデ
ィスクは、穴を両側に円錐形形状で開けなければならな
いため、ファスニングねじの領域がかなり弱くなってし
まい、そのため、非常に薄い材料層しか残らない。この
場合、ホイール装置を取り付ける上で必要なトルクによ
り、ファスニングねじがホイールディスクを壊して通っ
てしまう。
は、多くの場合、ボルト円に配置された円錐形の穴と円
錐形のホイールナットの組み合わせが使用される。一方
では、この構成により許容差を等しくできるが、それに
も拘わらず、ホイールをアクスルに関して中央に置くこ
とができる。しかしながら、例えば農業用トラクターに
求められているように、異なるトレッドゲージに合わせ
て調節できるようにするためにホイールを裏返すことが
できなければならないホイール装置については、円錐形
の穴を使用することは適当でない。裏返すことができる
ホイールに関して説明した形体の用途では、ホイールデ
ィスクは、穴を両側に円錐形形状で開けなければならな
いため、ファスニングねじの領域がかなり弱くなってし
まい、そのため、非常に薄い材料層しか残らない。この
場合、ホイール装置を取り付ける上で必要なトルクによ
り、ファスニングねじがホイールディスクを壊して通っ
てしまう。
【0004】自動車のホイールには、多くの場合、円錐
形の穴を使用することの変形例として、又は円錐形の穴
に加えて、アクスルのハブ区分に締まり嵌めする中央案
内穴が設けられている。しかしながら、多くの場合、例
えば農業用トラクター等の車輛の場合、このような締ま
り嵌め案内穴を使用することは適当でない。これは、こ
うした車輛は、場合によっては長期間使用されないた
め、組み立てた部分が互いに錆び付いてホイール装置を
アクスルから取り外すのが極めて困難になるためであ
る。
形の穴を使用することの変形例として、又は円錐形の穴
に加えて、アクスルのハブ区分に締まり嵌めする中央案
内穴が設けられている。しかしながら、多くの場合、例
えば農業用トラクター等の車輛の場合、このような締ま
り嵌め案内穴を使用することは適当でない。これは、こ
うした車輛は、場合によっては長期間使用されないた
め、組み立てた部分が互いに錆び付いてホイール装置を
アクスルから取り外すのが極めて困難になるためであ
る。
【0005】農業用トラクター等の車輛用の通常の前ホ
イールディスクには、一般的には、ボルト円に配置され
た多数の穴が設けられており、これらの穴により、ホイ
ール装置をアクスル又はホイールリムに固定されたホイ
ールディスクに固定する。この場合、ねじは、組み立て
られるべき部品の穴の位置の変化を許容する上で適当な
隙間を穴内に有する。しかしながら、この場合、ホイー
ル装置は、アクスルに偏心固定され易い。これは、ファ
スニングねじが、関連したボルトに対して正確に同心に
半径方向及び/又は周方向に延びることが起こり難いた
めである。
イールディスクには、一般的には、ボルト円に配置され
た多数の穴が設けられており、これらの穴により、ホイ
ール装置をアクスル又はホイールリムに固定されたホイ
ールディスクに固定する。この場合、ねじは、組み立て
られるべき部品の穴の位置の変化を許容する上で適当な
隙間を穴内に有する。しかしながら、この場合、ホイー
ル装置は、アクスルに偏心固定され易い。これは、ファ
スニングねじが、関連したボルトに対して正確に同心に
半径方向及び/又は周方向に延びることが起こり難いた
めである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上述の種類のファスニングディスク、又は
ホイール装置のホイールディスクを、上文中に説明した
問題点が解決されるように開発しようとするものであ
る。詳細には、ファスニングディスク又はホイールディ
スクは、これに固定されたホイール等の物体をシャフト
又はアクスルに関して正確に中心決めできなければなら
ない。更に、物体又はホイールをシャフト又はアクスル
に容易に組み立てることができなければならない。
する課題は、上述の種類のファスニングディスク、又は
ホイール装置のホイールディスクを、上文中に説明した
問題点が解決されるように開発しようとするものであ
る。詳細には、ファスニングディスク又はホイールディ
スクは、これに固定されたホイール等の物体をシャフト
又はアクスルに関して正確に中心決めできなければなら
ない。更に、物体又はホイールをシャフト又はアクスル
に容易に組み立てることができなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題は、請求項1又は9
の教示によって解決される。本発明のこの他の有利な実
施例及び発展は、従属項に記載してある。このような解
決策は、課題を達成することにより、利点をもたらす。
の教示によって解決される。本発明のこの他の有利な実
施例及び発展は、従属項に記載してある。このような解
決策は、課題を達成することにより、利点をもたらす。
【0008】本発明によれば、冒頭に記載したファスニ
ングディスクには、断面が他の正規開口部よりも小さい
少なくとも一つの開口部、並びにスロットとして形成さ
れた少なくとも一つの別の開口部が設けられている。ス
ロットの長さ方向は、ファスニングディスクの回転中心
の方向で本質的に半径方向である。断面が小さい開口部
及びスロット状開口部は、回転軸線に関して固定される
べき物体を中央に置くように相互作用する。
ングディスクには、断面が他の正規開口部よりも小さい
少なくとも一つの開口部、並びにスロットとして形成さ
れた少なくとも一つの別の開口部が設けられている。ス
ロットの長さ方向は、ファスニングディスクの回転中心
の方向で本質的に半径方向である。断面が小さい開口部
及びスロット状開口部は、回転軸線に関して固定される
べき物体を中央に置くように相互作用する。
【0009】好ましくは、断面が小さい開口部及びスロ
ット状開口部は、案内開口部として形成されており、こ
れらの開口部の断面又は幅は、使用されたファスニング
エレメントに非常に近いため、無視できる小さな隙間が
形成され(締まり嵌めし)、これに対し、正規開口部は
許容差が大きく、隙間が大きい(遊び嵌めする)。スロ
ット状開口部は、ファスニングディスクの周方向で締ま
り嵌めし、ファスニングディスクの半径方向で遊び嵌め
し、これにより半径方向移動が或る程度可能である。
ット状開口部は、案内開口部として形成されており、こ
れらの開口部の断面又は幅は、使用されたファスニング
エレメントに非常に近いため、無視できる小さな隙間が
形成され(締まり嵌めし)、これに対し、正規開口部は
許容差が大きく、隙間が大きい(遊び嵌めする)。スロ
ット状開口部は、ファスニングディスクの周方向で締ま
り嵌めし、ファスニングディスクの半径方向で遊び嵌め
し、これにより半径方向移動が或る程度可能である。
【0010】断面が小さい開口部及びスロット状開口部
のこの形体のため、ファスニングディスクは、これが固
定されるシャフトに関して自動的に正確に中心決めされ
る。従って、この形体は、偏心性及びアンバランスな力
をなくす。この形体をホイール装置に適用することによ
って、高い速度でも比較的滑らかに走行できる。
のこの形体のため、ファスニングディスクは、これが固
定されるシャフトに関して自動的に正確に中心決めされ
る。従って、この形体は、偏心性及びアンバランスな力
をなくす。この形体をホイール装置に適用することによ
って、高い速度でも比較的滑らかに走行できる。
【0011】断面が小さい開口部を、回転軸線に関し、
スロット状開口部とほぼ直径方向反対側に配置するのが
有利である。二つの開口部は、例えば、互いに対して約
180°だけ離間されるように配置されているのがよ
い。この形体では、ホイール装置を車輛アクスルに組み
立てるため、断面が小さい開口部を上ファスニングピン
上で所定の場所に摺動させることができる。この場合、
ホイール装置は重力により吊り下げられ、そのため、下
ファスニングピンをスロット状開口部に比較的容易に挿
入できる。
スロット状開口部とほぼ直径方向反対側に配置するのが
有利である。二つの開口部は、例えば、互いに対して約
180°だけ離間されるように配置されているのがよ
い。この形体では、ホイール装置を車輛アクスルに組み
立てるため、断面が小さい開口部を上ファスニングピン
上で所定の場所に摺動させることができる。この場合、
ホイール装置は重力により吊り下げられ、そのため、下
ファスニングピンをスロット状開口部に比較的容易に挿
入できる。
【0012】好ましくは、開口部は、全体として、回転
軸線と同心に配置された少なくとも一つのボルト円上に
配置されている。ファスニングディスクを一方ではシャ
フトに連結し、他方では物体、例えばホイールリムに固
定しようとする場合、回転軸線と同心の二つのボルト円
上に開口部を配置することにより特定の利点が得られ
る。この場合、例えば半径方向内側の開口部を使用して
ファスニングディスクをシャフトに対して中心決めし且
つ固定し、半径方向外側の開口部を使用してファスニン
グディスクを物体に対して中心決めし且つ固定する。各
場合において、小径の一つの開口部及び一つのスロット
状開口部が小さい方のボルト円及び大きい方のボルト円
に配置される。
軸線と同心に配置された少なくとも一つのボルト円上に
配置されている。ファスニングディスクを一方ではシャ
フトに連結し、他方では物体、例えばホイールリムに固
定しようとする場合、回転軸線と同心の二つのボルト円
上に開口部を配置することにより特定の利点が得られ
る。この場合、例えば半径方向内側の開口部を使用して
ファスニングディスクをシャフトに対して中心決めし且
つ固定し、半径方向外側の開口部を使用してファスニン
グディスクを物体に対して中心決めし且つ固定する。各
場合において、小径の一つの開口部及び一つのスロット
状開口部が小さい方のボルト円及び大きい方のボルト円
に配置される。
【0013】製造を効率的に行うため、正規開口部を遊
び嵌めするように形成し、小径の開口部を全体に円筒形
の開口部として形成するのが適当である。そのため、こ
れらの開口部は、穿孔又は打抜きによって簡単に形成で
きる。この場合、小さな断面の開口部は、ねじ山を備え
た円筒形のファスニングエレメント用の案内穴として形
成され、正規開口部よりも小径である。
び嵌めするように形成し、小径の開口部を全体に円筒形
の開口部として形成するのが適当である。そのため、こ
れらの開口部は、穿孔又は打抜きによって簡単に形成で
きる。この場合、小さな断面の開口部は、ねじ山を備え
た円筒形のファスニングエレメント用の案内穴として形
成され、正規開口部よりも小径である。
【0014】本発明の別の好ましい実施例によれば、フ
ァスニングディスクは、互いにほぼ平行であり且つ互い
から軸線方向にずれた少なくとも二つのフランジリング
を備えるように曲げられている。この場合、内フランジ
リングのボルト円には第1開口部が配置され、外フラン
ジリングのボルト円には第2開口部が配置される。
ァスニングディスクは、互いにほぼ平行であり且つ互い
から軸線方向にずれた少なくとも二つのフランジリング
を備えるように曲げられている。この場合、内フランジ
リングのボルト円には第1開口部が配置され、外フラン
ジリングのボルト円には第2開口部が配置される。
【0015】本発明によるファスニングディスクの好ま
しい適用領域は、車輛、特定的には農業用トラクター用
のホイール装置であり、ファスニングディスクは、例え
ばタイヤを車輛アクスルのハブ領域に固定するためのホ
イールディスクとして形成されている。ホイールディス
クは、好ましくは、湾曲形体をなしている。多部品ホイ
ール構造では、ホイールディスクには、好ましくは、半
径の異なる二つのボルト円をなして配置された穴が設け
られており、これらの穴は、異なるボルト円と一致す
る。内ボルト円に配置された開口部は、ホイールディス
クを車輛アクスルのホイールハブに固定し且つホイール
ディスクを車輛アクスルのホイールハブに対して中心決
めするために使用され、外ボルト円に配置された開口部
は、ホイールリムをホイールディスクに固定し且つホイ
ールリムをホイールディスクに対して中心決めするため
に使用される。
しい適用領域は、車輛、特定的には農業用トラクター用
のホイール装置であり、ファスニングディスクは、例え
ばタイヤを車輛アクスルのハブ領域に固定するためのホ
イールディスクとして形成されている。ホイールディス
クは、好ましくは、湾曲形体をなしている。多部品ホイ
ール構造では、ホイールディスクには、好ましくは、半
径の異なる二つのボルト円をなして配置された穴が設け
られており、これらの穴は、異なるボルト円と一致す
る。内ボルト円に配置された開口部は、ホイールディス
クを車輛アクスルのホイールハブに固定し且つホイール
ディスクを車輛アクスルのホイールハブに対して中心決
めするために使用され、外ボルト円に配置された開口部
は、ホイールリムをホイールディスクに固定し且つホイ
ールリムをホイールディスクに対して中心決めするため
に使用される。
【0016】本発明によるファスニングディスク即ちホ
イールディスクの製造費用は、従来のディスクよりも高
くない。追加の部品を必要としないけれども、異なる打
抜き工具を必要とする。ファスニングディスクは、ねじ
即ちキャップねじの装着時に自動的に中心決めされ、そ
のため、ホイール装置の偏心性は比較的小さくなる。
イールディスクの製造費用は、従来のディスクよりも高
くない。追加の部品を必要としないけれども、異なる打
抜き工具を必要とする。ファスニングディスクは、ねじ
即ちキャップねじの装着時に自動的に中心決めされ、そ
のため、ホイール装置の偏心性は比較的小さくなる。
【0017】即ち本願の請求項1の発明は、回転シャフ
トに物体(12)を固定するためのファスニングディス
クであって、このファスニングディスクには、互いから
所定距離のところに離間された、ファスニングディスク
(10)をシャフトに連結できるファスニングエレメン
ト(22、24)を受け入れるのに使用される幾つかの
開口部(7、8、9、37、38、39)が設けられて
いる、ファスニングディスクにおいて、前記開口部のう
ちの少なくとも一つの開口部(8、38)は、他の正規
開口部(7、37)よりも断面が小さく、少なくとも一
つの別の開口部(9、39)はスロットとして形成され
ており、前記スロットの長さ方向は、前記ファスニング
ディスク(10)の回転中心に向かって全体に半径方向
に延びており、前記断面が小さい開口部(8、38)及
び前記スロット状開口部(9、39)は、前記物体(1
2)を回転軸線に関して中央に置くように相互作用す
る、ことを特徴とするファスニングディスクである。
トに物体(12)を固定するためのファスニングディス
クであって、このファスニングディスクには、互いから
所定距離のところに離間された、ファスニングディスク
(10)をシャフトに連結できるファスニングエレメン
ト(22、24)を受け入れるのに使用される幾つかの
開口部(7、8、9、37、38、39)が設けられて
いる、ファスニングディスクにおいて、前記開口部のう
ちの少なくとも一つの開口部(8、38)は、他の正規
開口部(7、37)よりも断面が小さく、少なくとも一
つの別の開口部(9、39)はスロットとして形成され
ており、前記スロットの長さ方向は、前記ファスニング
ディスク(10)の回転中心に向かって全体に半径方向
に延びており、前記断面が小さい開口部(8、38)及
び前記スロット状開口部(9、39)は、前記物体(1
2)を回転軸線に関して中央に置くように相互作用す
る、ことを特徴とするファスニングディスクである。
【0018】また請求項2記載の発明は、前記断面が小
さい開口部(8、38)及び前記スロット状開口部
(9、39)は、案内開口部として形成されており、こ
れらの開口部の断面又は幅は、前記ファスニングエレメ
ント(22、24)と一致し、これらのファスニングエ
レメントは、前記開口部(8、38、9、39)と前記
ファスニングエレメント(22、24)との間に最少可
能な隙間を形成し、この際、前記正規開口部(7、3
7)は大きな隙間を提供する、ことを特徴とする請求項
1に記載のファスニングディスクである。
さい開口部(8、38)及び前記スロット状開口部
(9、39)は、案内開口部として形成されており、こ
れらの開口部の断面又は幅は、前記ファスニングエレメ
ント(22、24)と一致し、これらのファスニングエ
レメントは、前記開口部(8、38、9、39)と前記
ファスニングエレメント(22、24)との間に最少可
能な隙間を形成し、この際、前記正規開口部(7、3
7)は大きな隙間を提供する、ことを特徴とする請求項
1に記載のファスニングディスクである。
【0019】また請求項3記載の発明は、前記断面が小
さい開口部(8、38)は、前記回転軸線に関し、前記
スロット状開口部(9、39)とほぼ直径方向反対側に
配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記
載のファスニングディスクである。
さい開口部(8、38)は、前記回転軸線に関し、前記
スロット状開口部(9、39)とほぼ直径方向反対側に
配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記
載のファスニングディスクである。
【0020】また請求項4記載の発明は、前記開口部
(7、8、9、37、38、39)は、全体として、前
記回転軸線と同心の少なくとも一つのボルト円(18、
20)上に配置されている、ことを特徴とする請求項
1、2、又は3に記載のファスニングディスクである。
(7、8、9、37、38、39)は、全体として、前
記回転軸線と同心の少なくとも一つのボルト円(18、
20)上に配置されている、ことを特徴とする請求項
1、2、又は3に記載のファスニングディスクである。
【0021】また請求項5記載の発明は、前記開口部
(7、8、9、37、38、39)は、全体として、前
記回転軸線と同心に配置された二つのボルト円(18、
20)上に配置されており、これらの開口部は、一方で
は、前記物体(12)を前記ファスニングディスク(1
0)に固定するのに使用され、他方では、前記ファスニ
ングディスク(10)を前記シャフトに固定するのに使
用され、前記断面が小さい開口部(8、38)及び前記
スロット状開口部(9、39)は、各ボルト円(18、
20)に配置されている、ことを特徴とする請求項1乃
至4のうちのいずれか一項に記載のファスニングディス
クである。
(7、8、9、37、38、39)は、全体として、前
記回転軸線と同心に配置された二つのボルト円(18、
20)上に配置されており、これらの開口部は、一方で
は、前記物体(12)を前記ファスニングディスク(1
0)に固定するのに使用され、他方では、前記ファスニ
ングディスク(10)を前記シャフトに固定するのに使
用され、前記断面が小さい開口部(8、38)及び前記
スロット状開口部(9、39)は、各ボルト円(18、
20)に配置されている、ことを特徴とする請求項1乃
至4のうちのいずれか一項に記載のファスニングディス
クである。
【0022】また請求項6に記載の発明は、前記断面が
小さい開口部(8、38)及び前記スロット状開口部
(9、39)は、前記回転軸線に関し、互いに対して約
180°だけ離間されて配置されている、ことを特徴と
する請求項5又は6に記載のファスニングディスクであ
る。
小さい開口部(8、38)及び前記スロット状開口部
(9、39)は、前記回転軸線に関し、互いに対して約
180°だけ離間されて配置されている、ことを特徴と
する請求項5又は6に記載のファスニングディスクであ
る。
【0023】また請求項7に記載の発明は、前記正規開
口部(7、37)及び前記断面が小さい開口部(8、3
8)は、全体に、円筒形の開口部として形成されてお
り、前記断面が小さい開口部(8、38)は、ねじ状フ
ァスニングエレメント(22、24)用案内穴として形
成されており、前記正規開口部(7、37)よりも小径
である、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいず
れか一項に記載のファスニングディスクである。
口部(7、37)及び前記断面が小さい開口部(8、3
8)は、全体に、円筒形の開口部として形成されてお
り、前記断面が小さい開口部(8、38)は、ねじ状フ
ァスニングエレメント(22、24)用案内穴として形
成されており、前記正規開口部(7、37)よりも小径
である、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいず
れか一項に記載のファスニングディスクである。
【0024】また請求項請求項8記載の発明は、前記フ
ァスニングディスク(10)は、互いに本質的に平行で
あり且つ互いから軸線方向にずれた少なくとも二つのフ
ランジリング(30、32)を備えるように曲げ形成さ
れており、前記内フランジリング(30)に配置された
ボルト円(18)には第1開口部(7、8、9)が配置
され、前記外フランジリング(32)に配置されたボル
ト円(20)には第2開口部(37、38、39)が配
置される、ことを特徴とする請求項1乃至7のうちのい
ずれか一項に記載のファスニングディスクである。
ァスニングディスク(10)は、互いに本質的に平行で
あり且つ互いから軸線方向にずれた少なくとも二つのフ
ランジリング(30、32)を備えるように曲げ形成さ
れており、前記内フランジリング(30)に配置された
ボルト円(18)には第1開口部(7、8、9)が配置
され、前記外フランジリング(32)に配置されたボル
ト円(20)には第2開口部(37、38、39)が配
置される、ことを特徴とする請求項1乃至7のうちのい
ずれか一項に記載のファスニングディスクである。
【0025】また請求項9記載の発明は、請求項1乃至
8のうちのいずれか一項に記載のファスニングディスク
として形成されたホイールディスク(10)で、タイヤ
を車輛アクスルのハブ領域(6)に固定するためのホイ
ール装置である。
8のうちのいずれか一項に記載のファスニングディスク
として形成されたホイールディスク(10)で、タイヤ
を車輛アクスルのハブ領域(6)に固定するためのホイ
ール装置である。
【0026】また請求項10記載の発明は、内ボルト円
(18)に配置された開口部(7、8、9)は、前記ホ
イールディスク(10)を前記車輛アクスルの前記ホイ
ールハブ(6)に固定するために使用され、外ボルト円
(20)に配置された開口部(37、38、39)は、
ホイールリム(12)をホイールディスク(10)に固
定するために使用される、ことを特徴とする請求項9に
記載のホイール装置である。
(18)に配置された開口部(7、8、9)は、前記ホ
イールディスク(10)を前記車輛アクスルの前記ホイ
ールハブ(6)に固定するために使用され、外ボルト円
(20)に配置された開口部(37、38、39)は、
ホイールリム(12)をホイールディスク(10)に固
定するために使用される、ことを特徴とする請求項9に
記載のホイール装置である。
【0027】添付図面は、本発明の一実施例を示し、こ
の実施例に基づいて本発明並びに別の利点及び有利な別
の発展及び本発明の実施例を以下に詳細に説明する。
の実施例に基づいて本発明並びに別の利点及び有利な別
の発展及び本発明の実施例を以下に詳細に説明する。
【0028】
【発明の実施の形態】図1にタイヤ4とともに示すホイ
ール装置2は、車輛アクスルの一端に配置されたハブ区
分6に固定されている。車輛は、例えばトラクターであ
るが、これ以上詳細に説明しない。ホイール装置2は、
ホイールディスク10、並びにタイヤ4が取り付けられ
るホイールリム12を含む。ホイールリム12は、半径
方向内方に配向されたフランジ区分14を含み、このフ
ランジ区分には、ホイールディスク10がねじで固定さ
れる。
ール装置2は、車輛アクスルの一端に配置されたハブ区
分6に固定されている。車輛は、例えばトラクターであ
るが、これ以上詳細に説明しない。ホイール装置2は、
ホイールディスク10、並びにタイヤ4が取り付けられ
るホイールリム12を含む。ホイールリム12は、半径
方向内方に配向されたフランジ区分14を含み、このフ
ランジ区分には、ホイールディスク10がねじで固定さ
れる。
【0029】図2で最もよくわかるように、ホイールデ
ィスク10は、アクスルのハブ区分6を挿入する案内穴
16、並びに内ボルト円18及び外ボルト円20と対応
するボルト円で互いに関して間隔が隔てられて配置され
た幾つかの開口部を含む。内ボルト円18の開口部は、
幾つかの正規穴(標準穴)7、並びにこれよりも小さな
締まり嵌め穴8、及び長いスロット(細長い穴)9を含
む。長いスロット9の長さ方向中心線は、ホイールディ
スク10の中心の方向に半径方向に延びている。しかし
ながら、内ボルト円18の周方向では、使用されたキャ
ップねじに対して締まり嵌めが提供される。外ボルト円
20の開口部もまた、対応する形体で、幾つかの正規穴
(標準穴)37、並びにこれよりも小さな締まり嵌め穴
38、及び長いスロット(細長い穴)39を含む。ここ
でも、長いスロット39の中心線はホイールディスク1
0の中心の方向に半径方向に延びており、この際、長い
スロットには、外ボルト円の周方向で締まり嵌めが提供
される。
ィスク10は、アクスルのハブ区分6を挿入する案内穴
16、並びに内ボルト円18及び外ボルト円20と対応
するボルト円で互いに関して間隔が隔てられて配置され
た幾つかの開口部を含む。内ボルト円18の開口部は、
幾つかの正規穴(標準穴)7、並びにこれよりも小さな
締まり嵌め穴8、及び長いスロット(細長い穴)9を含
む。長いスロット9の長さ方向中心線は、ホイールディ
スク10の中心の方向に半径方向に延びている。しかし
ながら、内ボルト円18の周方向では、使用されたキャ
ップねじに対して締まり嵌めが提供される。外ボルト円
20の開口部もまた、対応する形体で、幾つかの正規穴
(標準穴)37、並びにこれよりも小さな締まり嵌め穴
38、及び長いスロット(細長い穴)39を含む。ここ
でも、長いスロット39の中心線はホイールディスク1
0の中心の方向に半径方向に延びており、この際、長い
スロットには、外ボルト円の周方向で締まり嵌めが提供
される。
【0030】キャップねじ22を12個の内開口部7、
8、及び9に挿入し、これによってホイールディスク1
0をアクスルに固定する。ホイールディスク10をホイ
ールリム12に固定するため、12個の別のキャップね
じ24を外開口部37、38、及び39に挿入できる。
8、及び9に挿入し、これによってホイールディスク1
0をアクスルに固定する。ホイールディスク10をホイ
ールリム12に固定するため、12個の別のキャップね
じ24を外開口部37、38、及び39に挿入できる。
【0031】本発明の好ましい実施例によれば、ホイー
ルリムのフランジ区分14には二つの異なるフランジ面
が設けられており、これにより、異なるトレッドゲージ
を適用できる。フランジ区分14には12個の穴からな
る2つの組が設けられており、これらの穴は、互いに関
して異なる軸線方向位置を占有するフランジ領域に各々
配置されている。これによって、ホイール装置2をハブ
6に関して異なる軸線方向位置に固定でき、その結果、
1つのアクスルの2つのホイール間の側方距離を変える
ことができる。ホイールディスク10をキャップねじ2
4で固定するため、ホイールディスク10の外開口部3
7、38、及び39を12個の穴を含む各組と整合させ
ることができる。
ルリムのフランジ区分14には二つの異なるフランジ面
が設けられており、これにより、異なるトレッドゲージ
を適用できる。フランジ区分14には12個の穴からな
る2つの組が設けられており、これらの穴は、互いに関
して異なる軸線方向位置を占有するフランジ領域に各々
配置されている。これによって、ホイール装置2をハブ
6に関して異なる軸線方向位置に固定でき、その結果、
1つのアクスルの2つのホイール間の側方距離を変える
ことができる。ホイールディスク10をキャップねじ2
4で固定するため、ホイールディスク10の外開口部3
7、38、及び39を12個の穴を含む各組と整合させ
ることができる。
【0032】別の変形例のトレッドゲージを可能にする
ため、図4のホイールリム12の断面図からわかるよう
に、フランジ区分14を軸線方向に関してホイールリム
12に対して中心にないように固定する。ホイールリム
12をホイールハブ6に対して逆に組み立てることによ
って、トレッドゲージを更に変化させることができる。
ため、図4のホイールリム12の断面図からわかるよう
に、フランジ区分14を軸線方向に関してホイールリム
12に対して中心にないように固定する。ホイールリム
12をホイールハブ6に対して逆に組み立てることによ
って、トレッドゲージを更に変化させることができる。
【0033】図3及び図4でわかるように、ホイールデ
ィスク10は、半径方向外領域32から軸線方向に突出
した、即ちこの半径方向外領域32と軸線方向で食い違
った半径方向内領域30を備えている。これらの領域3
0及び32は、円錐形領域34によって互いに連結され
ている。ホイールディスク10をホイールハブ6に逆向
きで組み立てることによって、様々な異なるトレッドゲ
ージを得ることができる。この場合、内領域30をホイ
ールハブ6に固定すると、外領域32が更に外方に突出
し、即ちアクスルの中心に向かって凹所をなす。
ィスク10は、半径方向外領域32から軸線方向に突出
した、即ちこの半径方向外領域32と軸線方向で食い違
った半径方向内領域30を備えている。これらの領域3
0及び32は、円錐形領域34によって互いに連結され
ている。ホイールディスク10をホイールハブ6に逆向
きで組み立てることによって、様々な異なるトレッドゲ
ージを得ることができる。この場合、内領域30をホイ
ールハブ6に固定すると、外領域32が更に外方に突出
し、即ちアクスルの中心に向かって凹所をなす。
【0034】ホイールリム12のフランジが二つの異な
る平面を持ち、フランジ区分14が軸線方向にずれてお
り、及びホイールディスク10の内領域30と外領域3
2との間が軸線方向にずれているため、8個(?)の異
なる軸線方向位置を取ることができ、そのため、8個
(?)の異なるトレッドゲージが可能となる。ここで
は、対応するホイール装置2は、アクスルの両ハブ区分
6に鏡像をなして取り付けられる。
る平面を持ち、フランジ区分14が軸線方向にずれてお
り、及びホイールディスク10の内領域30と外領域3
2との間が軸線方向にずれているため、8個(?)の異
なる軸線方向位置を取ることができ、そのため、8個
(?)の異なるトレッドゲージが可能となる。ここで
は、対応するホイール装置2は、アクスルの両ハブ区分
6に鏡像をなして取り付けられる。
【0035】ひとたび特定のトレッドゲージを決定した
後、ホイール装置2を図1に示すように完成するため、
ホイールディスク10及びホイールリム12を対応して
互いに連結できる。ここでは、先ず最初に締まり嵌め穴
38を外ボルト円20のキャップねじ24に向かって配
向する。その後、半径方向及び周方向に全く移動しない
ようにするため、長いスロット39に挿入した第2キャ
ップねじ24によってホイールディスク10をホイール
リム12に固定する。この場合、外ボルト円の残りの標
準穴37の正確な位置は自動的に定まり、その結果、標
準穴20(?)に挿入した別のキャップねじによって、
ホイールディスク10をホイールリム12に追加に固定
できる。
後、ホイール装置2を図1に示すように完成するため、
ホイールディスク10及びホイールリム12を対応して
互いに連結できる。ここでは、先ず最初に締まり嵌め穴
38を外ボルト円20のキャップねじ24に向かって配
向する。その後、半径方向及び周方向に全く移動しない
ようにするため、長いスロット39に挿入した第2キャ
ップねじ24によってホイールディスク10をホイール
リム12に固定する。この場合、外ボルト円の残りの標
準穴37の正確な位置は自動的に定まり、その結果、標
準穴20(?)に挿入した別のキャップねじによって、
ホイールディスク10をホイールリム12に追加に固定
できる。
【0036】ホイール装置2は、ハブ区分6に同様に連
結できる。先ず最初に、締まり嵌め穴8をキャップねじ
22で内ボルト円18に固定した後、長いスロット9を
別のキャップねじ22で固定する。締まり嵌め穴8及び
長いスロット9により、半径方向及び周方向で整合する
ため、ホイール装置2は自動的に中心決めされ、これに
より標準穴7の許容差を大きくでき、これらの穴を大径
にできる。次いで、残りの標準穴7は、別のキャップね
じ22に対して正しい位置に自動的に配置される。
結できる。先ず最初に、締まり嵌め穴8をキャップねじ
22で内ボルト円18に固定した後、長いスロット9を
別のキャップねじ22で固定する。締まり嵌め穴8及び
長いスロット9により、半径方向及び周方向で整合する
ため、ホイール装置2は自動的に中心決めされ、これに
より標準穴7の許容差を大きくでき、これらの穴を大径
にできる。次いで、残りの標準穴7は、別のキャップね
じ22に対して正しい位置に自動的に配置される。
【0037】ホイール装置2が車輛の作動中に回転する
とき、ホイール装置2及びタイヤ4はアクスル6に関し
て中心にとどまり、その結果、半径方向偏心性及び道路
上での望ましからぬ飛び跳ねが減少し、これによって、
跳ね上がりのない柔らかな乗り心地が可能になる。
とき、ホイール装置2及びタイヤ4はアクスル6に関し
て中心にとどまり、その結果、半径方向偏心性及び道路
上での望ましからぬ飛び跳ねが減少し、これによって、
跳ね上がりのない柔らかな乗り心地が可能になる。
【0038】多構成要素の裏返し可能なホイール装置と
関連した一つの実施例だけに関して本発明を説明した
が、当業者は、以上の説明及び添付図面に照らして多く
の様々な変形及び変更を思い付くであろう。これらの変
形及び変更は、全て、本発明に含まれる。このように、
本発明は、シャフトを中心として回転する構成要素の取
り付け及び配向にボルト円を使用する他の用途でも有利
である。
関連した一つの実施例だけに関して本発明を説明した
が、当業者は、以上の説明及び添付図面に照らして多く
の様々な変形及び変更を思い付くであろう。これらの変
形及び変更は、全て、本発明に含まれる。このように、
本発明は、シャフトを中心として回転する構成要素の取
り付け及び配向にボルト円を使用する他の用途でも有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホイールディスクを持つトラクタ
ー用ホイール装置の端面図である。
ー用ホイール装置の端面図である。
【図2】ねじ穴が所定の配置で設けられた本発明の好ま
しい実施例に従って形成されたホイールディスクの端面
図である。
しい実施例に従って形成されたホイールディスクの端面
図である。
【図3】図2の3−3線に沿ったホイールディスクの断
面図である。
面図である。
【図4】ホイールリムに組み立てた図2に示すホイール
ディスクの部分の断面図である。
ディスクの部分の断面図である。
2 ホイール装置 4 タイヤ 6 ホイールハブ 7 正規穴 8 締まり嵌め穴 9 スロット 10 ファスニングディスク 12 ホイールリム 14 フランジ区分 18 内ボルト円 20 外ボルト円 22、24 ファスニングエレメント 37 正規穴 38 締まり嵌め穴 39 スロット 30 内フランジリング 32 外フランジリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−64401(JP,A) 特開 平7−186605(JP,A) 実開 昭49−124737(JP,U) 実開 昭56−8503(JP,U) 特表2000−509145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 3/00 B60B 23/00
Claims (10)
- 【請求項1】 回転シャフトに物体(12)を固定する
ためのファスニングディスクであって、このファスニン
グディスクには、互いから所定距離のところに離間され
た、ファスニングディスク(10)をシャフトに連結で
きるファスニングエレメント(22、24)を受け入れ
るのに使用される幾つかの開口部(7、8、9、37、
38、39)が設けられている、ファスニングディスク
において、 前記開口部のうちの少なくとも一つの開口部(8、3
8)は、他の正規開口部(7、37)よりも断面が小さ
く、少なくとも一つの別の開口部(9、39)はスロッ
トとして形成されており、前記スロットの長さ方向は、
前記ファスニングディスク(10)の回転中心に向かっ
て全体に半径方向に延びており、前記断面が小さい開口
部(8、38)及び前記スロット状開口部(9、39)
は、前記物体(12)を回転軸線に関して中央に置くよ
うに相互作用する、ことを特徴とするファスニングディ
スク。 - 【請求項2】 前記断面が小さい開口部(8、38)及
び前記スロット状開口部(9、39)は、案内開口部と
して形成されており、これらの開口部の断面又は幅は、
前記ファスニングエレメント(22、24)と一致し、
これらのファスニングエレメントは、前記開口部(8、
38、9、39)と前記ファスニングエレメント(2
2、24)との間に最少可能な隙間を形成し、この際、
前記正規開口部(7、37)は大きな隙間を提供する、
ことを特徴とする請求項1に記載のファスニングディス
ク。 - 【請求項3】 前記断面が小さい開口部(8、38)
は、前記回転軸線に関し、前記スロット状開口部(9、
39)とほぼ直径方向反対側に配置されている、ことを
特徴とする請求項1又は2に記載のファスニングディス
ク。 - 【請求項4】 前記開口部(7、8、9、37、38、
39)は、全体として、前記回転軸線と同心の少なくと
も一つのボルト円(18、20)上に配置されている、
ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のファス
ニングディスク。 - 【請求項5】 前記開口部(7、8、9、37、38、
39)は、全体として、前記回転軸線と同心に配置され
た二つのボルト円(18、20)上に配置されており、
これらの開口部は、一方では、前記物体(12)を前記
ファスニングディスク(10)に固定するのに使用さ
れ、他方では、前記ファスニングディスク(10)を前
記シャフトに固定するのに使用され、前記断面が小さい
開口部(8、38)及び前記スロット状開口部(9、3
9)は、各ボルト円(18、20)に配置されている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項
に記載のファスニングディスク。 - 【請求項6】 前記断面が小さい開口部(8、38)及
び前記スロット状開口部(9、39)は、前記回転軸線
に関し、互いに対して約180°だけ離間されて配置さ
れている、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のフ
ァスニングディスク。 - 【請求項7】 前記正規開口部(7、37)及び前記断
面が小さい開口部(8、38)は、全体に、円筒形の開
口部として形成されており、前記断面が小さい開口部
(8、38)は、ねじ状ファスニングエレメント(2
2、24)用案内穴として形成されており、前記正規開
口部(7、37)よりも小径である、ことを特徴とする
請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載のファスニ
ングディスク。 - 【請求項8】 前記ファスニングディスク(10)は、
互いに本質的に平行であり且つ互いから軸線方向にずれ
た少なくとも二つのフランジリング(30、32)を備
えるように曲げ形成されており、前記内フランジリング
(30)に配置されたボルト円(18)には第1開口部
(7、8、9)が配置され、前記外フランジリング(3
2)に配置されたボルト円(20)には第2開口部(3
7、38、39)が配置される、ことを特徴とする請求
項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のファスニング
ディスク。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のうちのいずれか一項に
記載のファスニングディスクとして形成されたホイール
ディスク(10)で、タイヤを車輛アクスルのハブ領域
(6)に固定するためのホイール装置。 - 【請求項10】 内ボルト円(18)に配置された開口
部(7、8、9)は、前記ホイールディスク(10)を
前記車輛アクスルの前記ホイールハブ(6)に固定する
ために使用され、外ボルト円(20)に配置された開口
部(37、38、39)は、ホイールリム(12)をホ
イールディスク(10)に固定するために使用される、
ことを特徴とする請求項9に記載のホイール装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19902169.4 | 1999-01-21 | ||
DE19902169A DE19902169C1 (de) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | Befestigungsscheibe und Radanordnung |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|---|
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DE102004031152B4 (de) * | 2004-06-28 | 2006-06-29 | Siemens Ag | Zentrierbare Verbindung zwischen zwei axial voreinander montierbaren Bauteilen |
GB2457263A (en) * | 2008-02-08 | 2009-08-12 | John Leslie Frydman | Method of providing a wheel for fitment to a vehicle |
NL2009595C2 (en) * | 2012-10-09 | 2014-04-14 | Louis Huidekoper | Vehicle wheel. |
KR102023371B1 (ko) * | 2019-02-19 | 2019-09-20 | 충남대학교산학협력단 | 농용 트랙터의 륜거 조절형 휠 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE844692C (de) * | 1951-05-18 | 1952-09-29 | Henschel & Sohn G M B H | Starre Flanschverbindung zweier Wellen, insbesondere zweier Kurbelwellen |
US3869174A (en) * | 1974-03-25 | 1975-03-04 | Superior Industries | Wheel structure for different bolt circle diameters |
DE2914556A1 (de) * | 1978-05-10 | 1979-11-22 | Dayton Walther Corp | Aus reifenfelge und rad bestehende ausfuehrung |
US4639044A (en) * | 1979-11-02 | 1987-01-27 | William Douglas Sellers | Demountable wheel |
DE3442443A1 (de) * | 1984-11-19 | 1986-05-28 | Mannesmann Kronprinz Ag, 5650 Solingen | Fahrzeugrad, insbesondere reserverad |
IT1255432B (it) * | 1992-07-16 | 1995-10-31 | Ruota per autoveicoli provvista di fenditure radiali di fissaggio |
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- 1999-12-22 ES ES99125644T patent/ES2216428T3/es not_active Expired - Lifetime
-
2000
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