JP3236493U - 樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 - Google Patents
樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3236493U JP3236493U JP2021004909U JP2021004909U JP3236493U JP 3236493 U JP3236493 U JP 3236493U JP 2021004909 U JP2021004909 U JP 2021004909U JP 2021004909 U JP2021004909 U JP 2021004909U JP 3236493 U JP3236493 U JP 3236493U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- concrete
- resin foam
- molded
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
【課題】コンクリート舗装の伸縮目地部に抜き型枠を組んで目地部を形成しているが、成型目地部を一体型として脱型を簡易にできるようにしたコンクリート型枠を提供する。【解決手段】コンクリート舗装でのコンクリートの伸縮に対応する目地、及び排水を目的とする目地部を樹脂発泡体製コンクリート型枠を使用して成型する際に、樹脂発泡体製コンクリート型枠に片勾配又は、両勾配の抜き勾配2をつけることで、型枠の脱型を簡易化する。また型枠の上部中央部に溝3を形成し、型枠の中心を明確に表示することで、型枠の設置の標準化を促進するものである。【選択図】図1
Description
本考案は、樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠に関するものである。
駐車場などでコンクリート舗装を施工する場合にひび割れ防止のために目地部の施工が必要とされている。しかし、デザインの多様性、環境の変化による豪雨対策として排水を目的とした、従来の伸縮目地でなく、60mm~100mmの幅をもつデザイン性、機能性を加味した目地が設計されている。
しかし、こういった幅広の目地部を成型するには材木、鉄板などを使用し箱型型枠を組んで、コンクリート舗装が硬化した後に解体脱型するという工程が必要とされる。
また、型枠を脱型するにあたっては木製型枠、樹脂製型枠の脱型は硬化後のコンクリートとの密着があり簡単にはできなかった。
しかし、こういった幅広の目地部を成型するには材木、鉄板などを使用し箱型型枠を組んで、コンクリート舗装が硬化した後に解体脱型するという工程が必要とされる。
また、型枠を脱型するにあたっては木製型枠、樹脂製型枠の脱型は硬化後のコンクリートとの密着があり簡単にはできなかった。
同様の使用方法として化粧目地として樹脂製型枠が使用されているが工法が下地にモルタル施工をしたのち化粧目地を施工するようになっており、従来のコンクリート舗装のひび割れなどからの保護の目的を果たせないものであったし、また、脱型も困難であった。
特願平6-159520
特願2006-42907
型枠により成型しようとする目地部をより簡単に施工するために樹脂発泡体製の幅広型コンクリート成型目地部用型枠にて目地部の成型を可能にするものである。
本考案は樹脂発泡体製の成型型枠に片勾配、または両勾配の抜き勾配をつけることにより、コンクリートで舗装された目地部から脱型を可能にしたものである。
抜き勾配は1/100から2/100程度で、これ以上の勾配は樹脂発泡体型枠が浮きあがる可能性があり、必要がない。
抜き勾配は1/100から2/100程度で、これ以上の勾配は樹脂発泡体型枠が浮きあがる可能性があり、必要がない。
本考案は樹脂発泡体製の幅広目地型枠の上面に切り込みをいれることで上下面の区別を容易にし、また中央部を示すことで、樹脂発泡体製型枠をコンクリート打設前に仮設設置するための設置位置を明確にさせることで、位置決めの仮設作業が容易になる。また、コンクリート打設時にコンクリート圧で型枠の動揺がある場合に杭固定の必要があった場合には中心箇所を提示することで型枠の傾きを防止できる。
上述のように、樹脂発泡体製コンクリート型枠に抜き勾配をつけたことで、コンクリート硬化後に脱型作業を省力化できる。
樹脂発泡体製コンクリート型枠の上面に切り込みをいれたことで、型枠の施工面を間違うことなく設置でき、また、中心部を線上で示すことにより設置作業の正確性を確保できる。
杭等で固定する場合に中央部に杭打ちが出来るために設置された成型型枠が傾斜することなく施工できる。
駐車場等のコンクリート舗装を施工するにあたり、砕石等で下地処理をしたのちに本考案の樹脂発泡体製成型型枠を設置するだけで、箱型型枠を組むことなく幅広の目地部が成型される。設置された目地成型用コンクリート型枠はコンクリート硬化後、容易に脱型できるともに幅広の目地部が形成される。
添付図面に従って説明する。
駐車場、広場などのコンクリート舗装は設計図書により目地位置が決定され、コンクリート舗装の性能維持のために正確に設置するために本型枠の上部に切り込まれた溝3を中心に型枠を設置する。設置が完了したのちにコンクリートを打設、十分な硬化後に本型枠1を引き抜くと目地部が形成される。
形成された目地部は排水性能を維持するために透水性の高い材料5を充填する
駐車場、広場などのコンクリート舗装は設計図書により目地位置が決定され、コンクリート舗装の性能維持のために正確に設置するために本型枠の上部に切り込まれた溝3を中心に型枠を設置する。設置が完了したのちにコンクリートを打設、十分な硬化後に本型枠1を引き抜くと目地部が形成される。
形成された目地部は排水性能を維持するために透水性の高い材料5を充填する
1 樹脂抜き型枠本体
2 型枠に設置された抜き勾配
3 型枠に設置された溝
4 中心線
5 透水性の高い充填材
6 打設されたコンクリート舗装
7 下地材
2 型枠に設置された抜き勾配
3 型枠に設置された溝
4 中心線
5 透水性の高い充填材
6 打設されたコンクリート舗装
7 下地材
Claims (2)
- 成型された樹脂発泡体をコンクリート舗装のひび割れ防止、排水を目的とした目地の成型に使用する抜き勾配がついたコンクリート型枠
- 成型された樹脂発泡体をコンクリート舗装のひび割れ防止、排水を目的とした目地の成型に使用する抜き勾配がついたコンクリート型枠の上面中央部に切り込みを入れたコンクリート型枠
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004909U JP3236493U (ja) | 2021-12-22 | 2021-12-22 | 樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021004909U JP3236493U (ja) | 2021-12-22 | 2021-12-22 | 樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3236493U true JP3236493U (ja) | 2022-02-22 |
Family
ID=80340390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021004909U Active JP3236493U (ja) | 2021-12-22 | 2021-12-22 | 樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236493U (ja) |
-
2021
- 2021-12-22 JP JP2021004909U patent/JP3236493U/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101146729B1 (ko) | 아스팔트 포장 보수 공법 | |
JP3236493U (ja) | 樹脂発泡体により成型されたコンクリート型枠 | |
JPH06316942A (ja) | 鉄塔基礎用プレキャスト製品及び鉄塔基礎の施工方法 | |
JP2019078065A (ja) | 片持ちばり式擁壁の敷設方法 | |
JP7112635B1 (ja) | 建物の立ち上がり基礎のu字形捨て型枠 | |
KR20170012906A (ko) | 콘크리트 타설구 | |
JP2011106208A (ja) | 平板ブロック及び平板ブロック用枠体 | |
JP5219161B2 (ja) | 排水性舗装用側溝ブロック、排水性舗装用側溝ブロックの型枠及び排水道路構造。 | |
KR102596597B1 (ko) | 경계석 연결 고정용 링크 유닛 및 그 링크 유닛을 이용한 경계석 시공방법 | |
JP6650775B2 (ja) | 側溝の嵩上げ構築用部材 | |
KR101339140B1 (ko) | 간격조절볼트를 구비한 경계석 설치장치 및 설치방법 | |
JP2020133309A (ja) | 排水孔形成治具 | |
CN219410557U (zh) | 桥梁人行道现浇模板结构 | |
KR200413507Y1 (ko) | 콘크리트포장용거푸집 | |
KR100682066B1 (ko) | 하수관이나 도로측구의 일체형 덮개시공방법 | |
JP6982356B1 (ja) | 路面成型補助部材、及び、路面の成型方法 | |
WO2002040775A1 (fr) | Planche joint de mortier | |
JP2017133291A (ja) | 縁石一体型側溝ブロックおよびその製造方法 | |
JP2773024B2 (ja) | 蓋付き溝構造と溝蓋形成工法 | |
CN211037234U (zh) | 雨水箅子升降可调式支护模板 | |
KR101046594B1 (ko) | 도로경계블록의 시공방법 | |
KR100881438B1 (ko) | 맨홀보수구조 | |
KR200211169Y1 (ko) | 밀착형 엘형 측구 | |
JP2023041507A (ja) | マンホール蓋受枠 | |
KR20080005069U (ko) | 차보도경계 설치용 조립식 콘크리트타설구조체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3236493 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |