JP3236485B2 - 紙葉類集積機構 - Google Patents

紙葉類集積機構

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JP3236485B2 JP24490395A JP24490395A JP3236485B2 JP 3236485 B2 JP3236485 B2 JP 3236485B2 JP 24490395 A JP24490395 A JP 24490395A JP 24490395 A JP24490395 A JP 24490395A JP 3236485 B2 JP3236485 B2 JP 3236485B2
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義則 佐藤
清高 加藤
幸広 根本
吉則 白▲嵜▼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置等で
紙幣等の紙葉類を出金する際に、入出金口に紙葉類を集
積する紙葉類集積機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類集積機構では、特に、入出
金口から紙幣を立てた状態で顧客に出金するために、自
動取引装置内を搬送された紙幣を入出金口の前段で一旦
横方向に集積した後に、その集積した紙幣を重ねた状態
で入出金口に搬送して立てた状態にするようにしたもの
が知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の紙
葉類集積機構では、正確に入出金口に紙葉類を縦集積す
るために、入出金口の前段に横集積するための集積部が
必要であった。このため、自動取引装置の小型化にそぐ
わない問題があった。また、横集積した後に紙幣を重ね
た状態で入出金口に搬送するようにしていたため、その
機構が複雑なものとなる問題があり、自動取引装置の小
型化にそぐわず、コストアップの原因にもなっていた。
【0004】従って、従来の紙葉類集積機構では、自動
取引装置の小型化にそぐわない問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、紙葉類
入出口近傍に形成した集積部に紙葉類を集積する紙葉類
集積機構において、集積部の下側に配置し、集積部に略
垂直方向に紙葉類を繰り出す紙葉類繰り出し部材と、前
記紙葉類繰り出し部材から繰り出された紙葉類を一方向
に紙葉類の下側を幅寄せする幅寄せ部材と、径の異なる
部分を有し、前記紙葉類繰り出し部材の上方に繰り出さ
れた紙葉類の上側を回転により叩いて揺動させる起立部
材とを設け、前記紙葉類繰り出し部材により繰り出され
た紙葉類を集積部に縦集積するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。図1は実施の形態の紙葉類集
積機構のホームポジションの説明図、図2は実施の形態
の紙葉類集積機構のセットポジションの説明図、図3は
繰り出しローラ,フィードローラ,分離ローラ及び舌片
ローラの配置図、図4はピッカローラ,楕円ローラ及び
集積アームの配置図である。
【0007】図において、1は入出金口で、紙幣等の紙
葉類(以下、紙幣という)を顧客に対して入出金するた
めのものであり、下シャッター2及び上シャッター3が
二点鎖線で示すように移動することにより開閉されるよ
うにしてある。この入出金口1の内部は、仕切り板4に
より仕切られており、特に、集積部5を形成するように
してある。そして、この集積部5の下方には、繰り出し
ローラ6、フィードローラ12、分離ローラ7及び舌片
ローラ8が配置してある。尚、繰り出しローラ6、フィ
ードローラ12は、図3に示すように、同軸上に設けら
れている。また、舌片ローラ8は、図3に示すように、
舌片部8aとローラ部8bから構成されている。
【0008】図2に示すように、繰り出しローラ6、フ
ィードローラ12が矢印a方向に回転することにより、
分離ローラ7、舌片ローラ8を矢印b方向に回転させ
て、図示しない金庫から搬送される紙幣を前記集積部5
に集積するようにしてある。前記舌片ローラ8の舌片部
8aは、紙幣の出金時に、矢印b方向への回転により、
集積部5に集積される紙幣の下側を叩き、紙幣の下側を
仕切り板4側に幅寄せするためのものである。この幅寄
せにより、繰り出しローラ6と分離ローラ7と舌片ロー
ラ8のローラ部8bから集積部5に繰り出される紙幣の
進入路を確保するようになっている。なお、図3に示す
ように、舌片ローラ8は、フィードローラ12に対向し
て設け、広範囲で紙幣の下側を叩くようにしてある。
【0009】また、前記集積部5には、ピッカローラ
9、楕円ローラ10及び集積アーム11が、前記繰り出
しローラ6と分離ローラ7の接線方向(図中では垂直方
向)上に配置してある。前記ピッカローラ9は、特に、
紙幣の出金時には、矢印c方向に回転して紙幣の集積動
作を助ける役目をする。前記楕円ローラ10は、紙幣の
縦集積時に、矢印d方向に集積速度よりも高速度に回転
させ、紙幣の上側を叩いて紙幣を揺動させるためのもの
である。前記集積アーム11は、集積部5にある程度紙
幣が集積されて、前記舌片ローラ8では幅寄せできなく
なったときに、紙幣を強制的に幅寄せする押圧部材であ
る。この幅寄せのタイミングは、繰り出しローラ6等と
同期をとって行うものとし、例えば、図示しない制御部
が任意の枚数以上集積部5に集積したことを認識した場
合に行うものとする。
【0010】なお、前記楕円ローラ10は、図4に示す
ように、ピッカローラ9及び集積アームの両側に2つ配
置して、紙幣の両側を叩いて揺動させ、紙幣を起立させ
るようにしてある。また、楕円ローラ10は、楕円に限
らず、径の異なる部分を有するものであればよく、例え
ば、三角形状や長円形状等であってもよい。次に、上記
実施の形態の動作を説明する。
【0011】図5〜図10は、実施の形態の動作説明図
である。まず、図5において、紙幣Pが、前記繰り出し
ローラ6等により矢印e方向から前記集積部5内に繰り
出される。すると、前記舌片ローラ8が、矢印b方向に
回転しているため、舌片8aが紙幣Pの下側を叩き、図
6に示すように、紙幣Pは、二点鎖線で示す状態から実
線で示す状態に、即ち矢印f方向に幅寄せられる。ま
た、この幅寄せと共に、前記楕円ローラ10が矢印d方
向に回転しているため、その回転に伴って紙幣Pの上側
を叩き、紙幣Pを矢印g,h方向に揺動させて紙幣Pを
起立させる。
【0012】以上のように、紙幣Pを矢印f方向に幅寄
せることにより、繰り出しローラ6,分離ローラ7及び
舌片ローラ8の集積部5側に空間を形成し、既に集積し
た紙幣が、次の紙幣の集積の邪魔にならないようにし
た。また、既に集積した紙幣Pを矢印g,h方向に揺動
させて起立させることにより、次に集積部5に進入して
きた紙幣の進入スペースを確保し、集積した紙幣から受
ける負荷を軽減することができる。
【0013】次に、ある一定枚数の紙幣Pが集積された
場合の動作を説明する。図7に示すように、ある一定枚
数の紙幣Pが集積されると、例えば、100枚の紙幣が
集積部5に集積されると、紙幣の重みに対して舌片ロー
ラ8の舌片8aが働かくなり、幅寄せできなくなる。す
ると、図示しない制御部がその旨を関知し、集積アーム
11を矢印i方向に移動させる。この移動により、図8
に示すように、紙幣Pが仕切り板4側に強制的に幅寄せ
られる。この結果、舌片ローラ8の舌片8aにかかる負
荷が減り、次の紙幣を幅寄せすることができるようにな
る。
【0014】最後に、出金時の動作を説明する。図示し
ない制御部が、出金予定の全ての紙幣が集積部5に集積
されたことを認識すると、その制御部は、各ローラの回
転を止める。このとき、楕円ローラ10は、図9に示す
ように、その長径部分で集積された紙幣Pを支える位置
で回転を停止させる。この位置で停止すると、図10に
示すように、短径部分で紙幣Pを支える位置で回転を停
止した場合に比べて、集積部5の図示しない壁面側から
紙幣Pを浮かせることができ、紙幣Pを取り出しやすく
なる。
【0015】上記実施の形態によると、集積部5に略垂
直方向に紙幣を繰り出した後に、紙幣の下側を仕切り板
4側に幅寄せすると共に、既に集積した紙幣の上側を揺
動させるので、既に集積した紙幣が次に集積させる紙幣
の集積スペースを確保することができるようにしたた
め、入出金口1内の集積部5に正確に紙幣を集積するこ
とができるようになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙葉類集積
機構によると、入出金口内の集積部に略垂直方向に紙葉
類を繰り出した後に、紙葉類の下側を幅寄せすると共
に、既に集積した紙葉類の上側を押して紙葉類を起立さ
せるので、既に集積した紙葉類が次に集積させる紙葉類
の集積スペースを確保することができる効果が得られ
る。このため、入出金口内の集積部に正確に紙葉類を集
積することができる効果が得られる。従って、従来のよ
うに、入出金口の前段に横集積するための集積部を設け
る必要がなくなり、装置全体の小型化に寄与することが
できる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の紙葉類集積機構のホームポジショ
ンの説明図
【図2】実施の形態の紙葉類集積機構のセットポジショ
ンの説明図
【図3】繰り出しローラ,フィードローラ,分離ローラ
及び舌片ローラの配置図
【図4】ピッカローラ,楕円ローラ及び集積アームの配
置図
【図5】実施の形態の動作説明図
【図6】実施の形態の動作説明図
【図7】実施の形態の動作説明図
【図8】実施の形態の動作説明図
【図9】実施の形態の動作説明図
【図10】実施の形態の動作説明図
【符号の説明】
1 入出金口 2 下シャッター 3 上シャッター 4 仕切り板 5 集積部 6 繰り出しローラ 7 分離ローラ 8 舌片ローラ 9 ピッカローラ 10 楕円ローラ 11 集積アーム 12 フィードローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白▲嵜▼ 吉則 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−106550(JP,A) 特開 平1−214577(JP,A) 特開 昭61−188338(JP,A) 実開 昭63−167424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 31/00 - 31/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類入出口近傍に形成した集積部に紙
    葉類を集積する紙葉類集積機構において、 集積部の下側に配置し、集積部に略垂直方向に紙葉類を
    繰り出す紙葉類繰り出し部材と、 前記紙葉類繰り出し部材から繰り出された紙葉類を一方
    向に紙葉類の下側を幅寄せする幅寄せ部材と、径の異なる部分を有し、 前記紙葉類繰り出し部材の上方
    に繰り出された紙葉類の上側を回転により叩いて揺動さ
    せる起立部材とを設け、 前記紙葉類繰り出し部材により繰り出された紙葉類を集
    積部に縦集積するようにしたことを特徴とする紙葉類集
    積機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 紙葉類の下端が上端よりも幅寄せ方向に位置するように
    幅寄せ部材により幅寄せすることで、紙葉類を傾けて集
    積するとともに、 紙葉類が所定枚数集積された場合に、その集積された紙
    葉類の下側を幅寄せ方向に押す押圧部材を設けたことを
    特徴とする紙葉類集積機構。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 起立部材は、非円形のローラで形成したことを特徴とす
    る紙葉類集積機構。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 紙葉類の集積部への集積終了時に、非円形のローラは、
    その長径部分で集積された紙葉類を支える位置で回転を
    停止させるようにしたことを特徴とする紙葉類集積機
    構。
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