JP3236369B2 - 結像素子 - Google Patents
結像素子Info
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Description
の原稿読み取り部、光プリンタなどに用いられる画像読
み取り装置、および自己走査型光プリントヘッドなどに
用いられる光学結像素子に関し、特に有効結合幅を任意
に設定できる光学結像素子に関する。
からなるレンズアレイと、小レンズの後方に小レンズの
曲率中心に直角反射面の稜線をそれぞれ一致させて、列
状に並べた多数の直角プリズムアレイとをプラスチック
材料で一体成形したことを特徴とする光学結像素子が提
供されている。
たルーフプリズムレンズアレイ(RPLA)の従来例の
構成を図25に示す。ルーフプリズムレンズアレイは、
レンズ1aが複数個連続して形成された部材(レンズア
レイ:LA)とレンズアレイの配設ピッチで直角反射面
を有するルーフプリズム1bが複数個連続して形成され
た部材(ルーフプリズムアレイ:RPA)とをプラスチ
ックで一体成形した構成である。
からなるレンズアレイと、小レンズの後方に小レンズの
曲率中心に直角反射面の稜線をそれぞれ一致させて列状
に並べた多数の直角プリズムアレイとをプラスチック材
料で一体成形したことを特徴としている。しかし次のよ
うな問題点がある。即ち、図25(a)のルーフプリズ
ムレンズアレイの結像状態の平面図において、ルーフプ
リズムレンズアレイ配列方向の画角の大きい領域からの
光はルーフプリズムアレイの反射面の片面のみで反射
し、物体24は正立像25にならず倒立像で像面に到達
し結像性能を低下させてしまう。
ンズアレイの結像状態を示す正面図で、図25(c)
は、ルーフプリズムレンズの最稠密配列状態を示す図で
ある。レンズの曲率中心に直角反射面の稜線を一致させ
ているため画角選定の自由度が小さく、光量分布、解像
力などの性能に制約を受けるという問題がある。
(b)に示すようにレンズ前方に開口形状を制限するよ
うな遮光板26を配設し、光量分布を改善する提案もさ
れている。しかし、ルーフプリズムアレイの反射面の片
面のみで反射する光を遮光するためには、開口形状を著
しく小さくするか、あるいはレンズを離散的に配設する
などの方法が不可欠であり、光利用効率が低下してしま
う。
は高い反面、複数のルーフプリズムレンズを一体で成形
加工するための金型作成が複雑でコスト高になり、ある
いは一体成形による複数のルーフプリズムレンズの全域
での特性の均一化が難しく、また焦点距離の異なるレン
ズが容易にできない点で自由度が小さいという欠点があ
る。
ズムレンズアレイにおいて、レンズアレイおよびルーフ
プリズムアレイの配列方向(Y方向)に正立像を形成さ
せ、得られる像を重複させることで必要な有効結像幅を
確保し、また、Y方向の解像力分布および光量分布を均
一化して結像性能を適正化した光学結像素子を安価に提
供することを目的とする。
角反射面を有するルーフプリズム部が一体でプラスチッ
クで成形されたルーフプリズムレンズを複数個隣接して
配列した結像素子において、ルーフプリズムの稜線と平
行な方向に、成形工程時にゲート部の役割をさせて形成
した突起部を有するルーフプリズムレンズを成型し、さ
らにルーフプリズム部に反射膜を形成し、さらにまたレ
ンズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成したルーフ
プリズムレンズを、ルーフプリズムの稜線に直交する方
向に密接するように、ルーフプリズムレンズの突起部を
フレームの基準面に倣わせて、フレームに配列した結像
素子を提供する。
するルーフプリズム部が一体でプラスチックで成形され
たルーフプリズムレンズを複数個隣接して配列した結像
素子において、ルーフプリズムの稜線に平行な方向に、
成形工程時にゲート部の役割をさせて形成した突起部を
有するルーフプリズムレンズを成型し、さらにルーフプ
リズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、
ルーフプリズムレンズの突起部と相互に連結可能な形状
に不透明部材で形成した遮光部材とをルーフプリズムの
稜線に直交する方向に密接するように係合させて、配列
した結像素子を提供する。
するルーフプリズム部が一体で成形されたルーフプリズ
ムレンズを複数個隣接して配列した結像素子において、
ルーフプリズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレ
ンズを所定の間隔を設けてフレーム内に配列し、さらに
フレーム内に光吸収部材を分散させた樹脂を、レンズの
有効範囲部を除く部分に充填して硬化させたことを特徴
とする結像素子を提供する。
するルーフプリズム部が一体で成形されたルーフプリズ
ムレンズを複数個隣接して配列した結像素子において、
ルーフプリズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレ
ンズを、所定の間隔を設けてフレーム内に配列し、さら
にフレームに光吸収部材を分散させた樹脂をレンズの有
効範囲部を除く部分に充填して硬化させた後、フレーム
を除去した結像素子を提供する。
するルーフプリズム部が一体で成形されたルーフプリズ
ムレンズを複数個隣接して配列した結像素子において、
ルーフプリズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレ
ンズを、隣接するルーフプリズムレンズ間の迷光を遮光
するための複数の突起部がルーフプリズムレンズの配列
方向に一体で形成された遮光フレームの突起部間に、配
列して固定した結像素子を提供する。
するルーフプリズム部が一体でプラスチックで成形され
たルーフプリズムレンズを複数個隣接して配列した結像
素子において、ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、
成形工程時にゲート部の役割をさせて形成した突起部を
有するルーフブリズムレンズを成型し、さらにルーフプ
リズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、
ル−フプリズムの稜線に直交する方向に密接するように
係合させてフレームに配列する際に、ルーフプリズムレ
ンズのレンズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成し
た結像素子、または、不透明部材で形成された遮光部材
を挟持して配列した結像素子と、照明光源および画像読
み取り用の密着イメージセンサとをフレームに組み込ん
だ画像読み取り装置を提供する。
するルーフプリズム部が一体でプラスチックで成形され
たルーフプリズムレンズを複数個隣接して配列した結像
素子において、ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、
成形工程時にゲート部の役割をさせて形成した突起部を
有するルーフブリズムレンズを成型し、さらにルーフプ
リズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、
ル−フプリズムの稜線に直交する方向に密接するように
係合させてフレームに配列する際に、ルーフプリズムレ
ンズのレンズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成し
た結像素子、または、不透明部材で形成された遮光部材
を挟持して配列した結像素子と、自己走査型発光素子ア
レイをフレームに組み込んだ光プリントヘッドを提供す
る。
線と平行な方向に突起部を形成し、突起部に成形時のゲ
ート部を設け成形しルーフプリズムレンズを作成するこ
とで成形品の有効結像領域での結像特性が安定する。ま
た、突起部を用いてフレームの基準面に倣わせて配列す
ることで、ルーフプリズムレンズの組み付けが容易にな
り、さらに組み付け精度も向上する。
レンズを連結可能な遮光部材とで交互に組付ける構成と
することで、有効結像幅の設定が容易になり、また組付
けの安定性および精度が向上する。基本的に2種類の成
形品の組合せのみで光学系が構成できるため自由度が増
しコストも低減できる。
方向のキャップを設けルーフプリズムレンズを配列固定
する際に、遮光部材を用いることなく容易に遮光構造を
作成できる。
方向のギャップを設けルーフプリズムレンズを配列固定
する際に遮光部材を用いることなく容易に遮光構造を作
成でき、さらに樹脂充填用のフレームも分解除去するこ
とで再利用することができ、コストの低減が図れる。
レンズを配列固定するための遮光機能を有するフレーム
を作成し、ルーフプリズムレンズを配列するため、配列
調整が容易になり、また、フレームを有しているためル
ーフプリズムレンズアレイとしての強度も大きく、か
つ、安定性も高い。
読み取り用の密着イメージセンサと複数個の突起部を有
するルーフプリズムレンズをフレームに組み込むこと
で、異なる読み取り幅への対応が容易になり、組付け性
が向上する。
(LEDアレイ)と複数個の突起部を有するルーフプリ
ズムレンズをフレームに組み込むことで、光プリントヘ
ッドの異なる書込み幅への対応が容易になり、組付け性
も向上する。
明する。
および図2において、レンズ部1aと直角反射面を有す
るルーフプリズム部1bが一体で形成されたルーフプリ
ズムレンズの構成を示す。ルーフプリズムレンズ1のル
ーフプリズム部1bに反射膜2を形成し、さらに、レン
ズ部1aを除く外周部に遮光膜3を被覆形成した。ルー
フプリズム部1bの稜線に平行な方向には倒立像を形成
し、直交する方向には正立像を形成する。
ズ1をルーフプリズム1bの稜線に直交する方向に複数
個配列したルーフプリズムレンズアレイ1cの構成を示
す。本ルーフプリズムレンズアレイにより、配列された
方向に単一のルーフプリズムレンズ1の像が合成でき
る。本実施例のルーフプリズムレンズアレイ1は、遮光
膜3を有しルーフプリズムレンズ1のレンズ部1aとル
ーフプリズム1bとの間のレンズの光軸にほぼ平行な側
面部を密接して、接着などの方法で配列、固定する。
角反射面を有するルーフプリズム部が一体で形成された
ルーフプリズムレンズ1のルーフプリズム部1bに反射
膜2を形成し、複数のルーフプリズムレンズのレンズ部
1aとルーフプリズム部1bとの間のレンズの光軸にほ
ぼ平行な側面部に遮光部材4を配設し、固定した。
例を示す。図6は遮光部材4が薄い場合の例を示す。二
等辺三角形形状で示される単一のルーフプリズムレンズ
の光量分布を配列方向に合成し均一化することができ
る。図7はレンズの曲率を小さくし焦点区距離を短くし
たもので、光学系の小型化、光利用効率の向上を図った
例である。レンズ開口部のサイズが同ーの場合は画角が
大きくなるため、光量合成の際の重複量が大きくなり、
合成の光量分布が不均一になる。この場合には、遮光部
材の肉厚を任意に選択することで光学特性の最適化が容
易に図れる。
うに、ルーフプリズム部1bに反射膜2を形成し、さら
に、レンズ部1aを除く外周部に光遮光部材の遮光膜3
を形成したルーフプリズムレンズ1を複数個フレーム5
に配列固定した。ルーフプリズム部lb周辺を接着など
の方法でフレーム5に固定する。
角反射面を有するルーフプリズム部が一体で形成された
ルーフプリズムレンズ1のルーフプリズム部1bに反射
膜2を形成し、複数のルーフプリズムレンズのレンズ部
1aとルーフプリズム部1bとの間のレンズの光軸にほ
ぼ平行な側面部に遮光部材4を配設して、ルーフプリズ
ムレンズを配列固定した。ルーフプリズム部lb周辺を
接着などの方法でフレーム5に固定することで配列の信
頼性を向上することができる。
10(a)に示すように,レンズ部1aと直角反射面を
有するルーフプリズム部1bをプラスチックで一体成形
したルーフプリズムレンズを複数個隣接して配列する結
像素子において、ルーフプリズム1bの稜線と平行な方
向に、金型を用いた射出成形工程時にゲート部の役割を
させて形成した突起部6を有するルーフプリズムレンズ
を成型し、さらにルーフプリズム部1bに反射膜を形成
した。さらにまた、レンズ有効面を除く外周部に遮光部
材を被覆形成した。図10(b)および(c)は、突起
部6を設けたルーフプリズムレンズの変形実施例を示
す。
したルーフプリズムレンズを配列させる突起部受部7
a、7b付きフレーム7を示す。図12は、図11に示
す突起部受部付きフレーム7の受け部7a、7bにルー
フプリズムレンズ1の突起部6のルーフプリズム側の平
担部を倣わせて、複数個隣接して配列させた状態を示
す。突起部をレンズとルーフプリズムの光軸との角度、
位置を高精度で加工することで配列精度の確保が容易に
できる。
すように、レンズ部と直角反射面を有するルーフプリズ
ム部をプラスチックで一体成形したルーフプリズム1を
複数個隣接して配列する結像素子において、ルーフプリ
ズムの稜線と平行な方向に、金型による工程時にゲート
部の役割をさせて形成した突起部を有するルーフプリズ
ムレンズを成型し、さらにルーフプリズム部1に反射膜
を形成した。さらに複数のルーフプリズムレンズのレン
ズ部とルーフプリズム部との間のレンズの光軸にほぼ平
行な側面部に遮光部材4を配設し、ルーフプリズムレン
ズ1を突起部受部付きフレーム7の受け部にルーフプリ
ズムレンズlの突起部のルーフプリズム側の平坦部を倣
わせて複数個隣接して配列した。突起部をレンズとルー
フプリズムの光軸との角度、および位置を高精度で加工
することで配列精度の確保が容易にできる。また遮光板
の厚さを任意に設定することで、光学特性(解像力分
布、光量分布など)の最適化が図られる。
すように、レンズ部1aと直角反射面を有するルーフプ
リズム部1bをプラスチックで一体成形したルーフプリ
ズム1を複数個隣接して配列する結像素子において、ル
ーフプリズム1bの稜線と平行な方向に、金型を用いた
射出成形工程時にゲート部の役割をさせて形成した突起
部6を有するルーフプリズムレンズを成型し、さらにル
ーフプリズム部1bに反射膜を形成した。さらに、相互
に連結可能な形状に不透明部材で成形作成した遮光部材
8aを、ルーフプリズムレンズ1の稜線に直交する方向
に交互に密接し、遮光部材8aに設けた係合突起8bと
係合穴8cとで係合して、ルーフプリズムレンズを配列
した。また、端部の一方には迷光防止カバー8dを連結
して迷光を防止した。
(a)に示すように、第7の実施例に示すルーフプリズ
ムレンズのレンズ部間の空間部の遮光部材8aを延長
し、さらに,迷光を低減する構成とした。図15(b)
は、図15(a)に示した構成の遮光部材8aに段付き
部8eを形成したものを示す図で、さらに組付け精度を
向上することができる。
いて、レンズ部1aと直角反射面を有するルーフプリズ
ム1bが一体で形成されたルーフプリズムレンズ1のル
ーフプリズム部lbに反射膜を形成したルーフプリズム
レンズ1を、所定の間隔を設けて組み付け用フレーム5
内に配列したのち〔図16(a)〕、フレーム5に光吸
収部材を分散させた樹脂10をレンズの有効範囲部を除
く部分に充填、硬化させた〔図16(b)〕。
を示す。図17は、分解可能なルーフプリズムレンズ組
み付け用フレーム9の構成例を示す図である。図18に
おいて、レンズ部と直角反射面を有するルーフプリズム
が一体で形成されたルーフプリズムレンズ1のプリズム
部に反射膜を形成し、ルーフプリズムレンズ1を所定の
間隔を設けて樹脂充填用の分解可能なルーフプリズムレ
ンズ組み付け用フレーム9内に配列した後〔図18
(a)〕、フレーム9に光吸収部材を分散させた樹脂を
レンズの有効範囲部を除く部分に充填固化させた〔図1
8(b)〕。さらに、分解可能なルーフプリズムレンズ
組み付け用フレーム9を分解し分離させ、一体化したル
ーフプリズムレンズアレイを作成した〔図18
(c)〕。
を示す。図19(a)の平面図、および図19(b)の
断面図に示すように、隣接するルーフプリズムレンズ1
間の迷光を遮光するための複数の突起部11aがルーフ
プリズムレンズ1の配列方向に一体で形成された遮光フ
レーム11に、図20にのように、レンズ部と直角反射
面を有するルーフプリズム部を一体で形成し、さらにル
ーフプリズム部に反射膜2を形成したルーフプリズムレ
ンズ1を、配設固定した。
に示すように、レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズ1を、複数個隣接して配列した結像素子のル
ーフプリズムの稜線と平行な方向に、金型を用いた射出
成形工程時にゲート部の役割をさせて形成した突起部6
を有するルーフプリズムレンズ1を成型し、さらにルー
フプリズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズ
1のレンズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成し、
または、不透明部材で形成された遮光部材を挟持したル
ーフプリズムレンズを、光路分離ミラー12、画像読取
装置の遮光部材13、照明光源(LED)14、バーレ
ンズ15、画像読み取り用の密着イメージセンサ(等倍
センサ)16とを組込みんだフレーム17に配列し、コ
ンタクトガラス18に密着する画像読み取り装置を構成
した。
に示すように、レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズ1を、複数個隣接して配列した結像素子のル
ーフプリズムの稜線と平行な方向に、金型を用いた射出
成形工程時のゲート部の役割をさせて形成した突起部6
を有するルーフプリズムレンズ1を成型し、さらにルー
フプリズム部に反射膜を形成したルーフプリズムレムン
ズ1のレンズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成、
もしくは、不透明部材で形成された遮光部材を挾持した
ルーフプリズムレンズを、光路分離ミラー12、画像読
取り装置の遮光部材13、照明光源14、バーレンズ1
5、および画像読み取り用の密着イメージセンサ(等倍
センサ)16を、照明光源(LED)14の放熱用の放
熱フィン19を設けたフレーム17に組み込み、画像読
み取り装置を構成した。
に示すように、レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズ1を、複数個隣接して配列した結像素子のル
ーフプリズムの稜線と平行な方向に突起部6を形成、突
起部に金型を用いた射出成型工程時のゲート部の役割を
させて形成した突起部を有するルーフプリズムレンズ1
を成型し、さらにルーフプリズム部に反射膜を形成した
ルーフプリズムレンズ1のレンズ有効部を除く外周部に
光遮光部材を形成、もしくは、不透明部材で形成した遮
光膜を挾持したルーフプリズムレンズを、自己走査型発
光素子アレイ20(LEDアレイ光源)とともに、光プ
リントヘッド用フレーム21に組込み、感光体22に光
書き込みをするための光プリントヘッドを構成した。
4に示すように、レンズ部と直角反射面を有するルーフ
プリズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプ
リズムレンズ1を、複数個隣接して配列した結像素子の
ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、金型による工程
時のゲート部の役割をさせて形成した突起部6を有する
ルーフプリズムレンズ1を成型し、さらにルーフプリズ
ム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズ1のレン
ズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成、または、不
透明部材のスぺーサを挟持し、自己走査型発光素子アレ
イ20(LEDアレイ光源)を照明光源(LED)14
とともに、放熱用の放熱フィン19を設けたフレーム2
1に組込み配列し、光プリントヘッドを構成した。発光
光源は自己走査型の光源であればよく、照明光源に液晶
などのシャッターアレイを組み合わせたデバイスも使用
できる。
膜を形成し、さらにレンズ部を除く外周部に光遮光部材
を被覆形成して配列したルーフプリズムレンズ、また
は、ルーフプリズム部に反射膜を形成し、さらにルーフ
プリズムレンズのレンズ部とルーフプリズム部の間のレ
ンズの光軸にほぼ平行な側面部の間に遮光部材を配設
し、ルーフプリズムレンズを配列したルーフプリズムレ
ンズアレイは、アレイの配列方向(Y方向)に正立像の
みを形成させ、特にY方向に得られる像を重複させるこ
とで必要な有効結像幅を確保し、また、各ルーフプリズ
ムレンズの開口形状を適切に定めることにより、Y方向
の光量分布を均一化して光量分布を適正化した光学結像
素子を低コストで提供することができる。また、単一の
ルーフプリズムレンズを配列する構成とすることで、ル
ーフプリズムレンズアレイを一体の型で作成する場合に
比べ、型代のコストを低減することができる。
形成されたルーフプリズムレンズの構成を示す図であ
る。
形成されたルーフプリズムレンズの断面図である。
ム部の稜線に直交する方向に複数個配列した構成を示す
斜視図である。
ム部の稜線に直交する方向に複数個配列した構成の断面
図である。
リズム部間のレンズの光軸にほぼ平行な側面間に遮光部
材を配設して、ルーフプリズムレンズを配列した構成を
示す図である。
リズム部間のレンズの光軸にほぼ平行な側面間に薄い遮
光部材を配設したルーフプリズムレンズを配列した構成
による光量分布を示す図である。
プリズムレンズを用いた場合、任意の肉厚の遮光部材に
より、合成光量分布の均一化を計る例を示す図である。
プリズムレンズをフレームに配列した状態を示す図であ
る。
リズム部間のレンズの光軸にほぼ平行な側面間に遮光部
材を配設したルーフプリズムレンズをフレームに配列し
た状態を示す図である。
有するルーフプリズムレンズを示すもので、図10
(a)、(b)および(c)は配列精度を確保するため
の突起部の実施例である。
有するルーフプリズムレンズを配列するフレームを示す
図である。
有するルーフプリズムレンズをフレームに配列した状態
を示す。
成形された突起を有するルーフプリズムレンズをフレー
ムに配列した状態を示す。
ズムの稜線に平行な方向の突起部と、遮光部材に設けら
れた孔による係合したフレームにルーフプリズムレンズ
を配列したことを示す図である。
迷光を低減させる構造のフレームを示す図である。図1
5(b)は、ルーフプリズムレンズアレイの組み付け精
度の向上のための段付き遮光部材を示す図である。
レンズを設置した図である。図16(b)は、フレーム
にルーフプリズムレンズを設置したフレームに光吸収部
材を分散させた樹脂をレンズの有効範囲部を除く部分に
充填、硬化させた状態を示すである。
組み付用フレームの構成を示す図である。
フプリズムレンズを所定の間隔を設けてフレーム内に配
列、フレームに光吸収部材を分散させ樹脂を充填、硬化
した後、ルーフプリズムレンズアレイを取り出す状況を
示す図である。
ンズ間の迷光を遮光するための複数の突起部がルーフプ
リズムレンズの配列方向に一体で形成された遮光フレー
ムを示す平面図、図19(b)はその断面図である。
の迷光を遮光するための複数の突起部がルーフプリズム
レンズの配列方向に一体で形成された遮光フレームの突
起部間にルーフプリズムレンズを配設固定した状況を示
す図である。
イによる画像読み取り用の密着イメージセンサを示す図
である。
イに照明光源の放熱用フィンを設けた画像読み取り用の
密着イメージセンサを示す図である。
だ、本発明によるルーフプリズムアレイによる画像読み
取り用の密着イメージセンサを示す図である。
だ、本発明によるルーフプリズムアレイに照明光源の放
熱用フィンを設けた画像読み取り用の密着イメージセン
サを示す図である。
成例を示す。
遮光板を配置した従来の構成例を示す。
遮光板を配置した従来の構成例の光量合成の状況を示
す。
Claims (7)
- 【請求項1】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズを複数個隣接して配列した結像素子におい
て、ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、成形工程時
にゲート部の役割をさせて形成した突起部を有するルー
フプリズムレンズを成型し、さらにルーフプリズム部に
反射膜を形成し、さらにまたレンズ有効部を除く外周部
に光遮光部材を形成したルーフプリズムレンズを、ルー
フプリズムの稜線に直交する方向に密接するように、ル
ーフプリズムレンズの突起部をフレームの基準面に倣わ
せて、フレームに配列したことを特徴とする結像素子。 - 【請求項2】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズを複数個隣接して配列した結像素子におい
て、ルーフプリズムの稜線に平行な方向に、成形工程時
にゲート部の役割をさせて形成した突起部を有するルー
フプリズムレンズを成型し、さらにルーフプリズム部に
反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、ルーフプリ
ズムレンズの突起部と相互に連結可能な形状に不透明部
材で形成した遮光部材とをルーフプリズムの稜線に直交
する方向に密接するように係合させて、配列したことを
特徴とする結像素子。 - 【請求項3】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体で成形されたルーフプリズムレンズを複
数個隣接して配列した結像素子において、ルーフプリズ
ム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを所定の
間隔を設けてフレーム内に配列し、さらにフレーム内に
光吸収部材を分散させた樹脂を、レンズの有効範囲部を
除く部分に充填して硬化させたことを特徴とする結像素
子。 - 【請求項4】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体で成形されたルーフプリズムレンズを複
数個隣接して配列した結像素子において、ルーフプリズ
ム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、所定
の間隔を設けてフレーム内に配列し、さらにフレームに
光吸収部材を分散させた樹脂をレンズの有効範囲部を除
く部分に充填して硬化させた後、フレームを除去したこ
とを特徴とする結像素子。 - 【請求項5】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体で成形されたルーフプリズムレンズを複
数個隣接して配列した結像素子において、ルーフプリズ
ム部に反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、隣接
するルーフプリズムレンズ間の迷光を遮光するための複
数の突起部がルーフプリズムレンズの配列方向に一体で
形成された遮光フレームの突起部間に、配列して固定し
たことを特徴とする結像素子。 - 【請求項6】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズを複数個隣接して配列した結像素子におい
て、ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、成形工程時
にゲート部の役割をさせて形成した突起部を有するルー
フプリズムレンズを成型し、さらにルーフプリズム部に
反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、ルーフプリ
ズムの稜線に直交する方向に密接するように係合させて
フレームに配列する際に、ルーフプリズムレンズのレン
ズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成した結合素
子、または、不透明部材で形成された遮光部材を挟持し
て配列した結像素子と、照明光源および画像読み取リ用
の密着イメージセンサとをフレームに組み込んだことを
特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項7】 レンズ部と直角反射面を有するルーフプ
リズム部が一体でプラスチックで成形されたルーフプリ
ズムレンズを複数個隣接して配列した結像素子におい
て、ルーフプリズムの稜線と平行な方向に、成形工程時
にゲート部の役割をさせて形成した突起部を有するルー
フプリズムレンズを成型し、さらにルーフプリズム部に
反射膜を形成したルーフプリズムレンズを、ルーフプリ
ズムの稜線に直交する方向に密接するように係合させて
フレームに配列する際に、ルーフプリズムレンズのレン
ズ有効部を除く外周部に光遮光部材を形成した結合素
子、または、不透明部材で形成された遮光部材を扶持し
て配列した結像素子と、自己走査型発光素子アレイとを
フレームに組み込んだことを特徴とする光プリントヘツ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30179592A JP3236369B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 結像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30179592A JP3236369B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 結像素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06130323A JPH06130323A (ja) | 1994-05-13 |
JP3236369B2 true JP3236369B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=17901272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30179592A Expired - Lifetime JP3236369B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 結像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3236369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6271514B1 (en) * | 1999-03-19 | 2001-08-07 | Etec Systems, Inc. | Multi-beam scanner including a dove prism array |
CN102193158B (zh) * | 2010-03-01 | 2013-04-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 承载装置及具有该承载装置的成像系统 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP30179592A patent/JP3236369B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06130323A (ja) | 1994-05-13 |
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