JP3235529B2 - データ検索表示システム - Google Patents

データ検索表示システム

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JP3235529B2
JP3235529B2 JP23707597A JP23707597A JP3235529B2 JP 3235529 B2 JP3235529 B2 JP 3235529B2 JP 23707597 A JP23707597 A JP 23707597A JP 23707597 A JP23707597 A JP 23707597A JP 3235529 B2 JP3235529 B2 JP 3235529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ検索表示シ
ステムに係り、特に、ナビゲーションシステムにおいて
目的物の名称や住所から当該目的物の地図上の位置デー
タを検索して表示するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車などに搭載され、GPS
(Global Positioning System)などによって検出さ
れた現在位置を表示したり、設定した目的地または目的
物(建物,施設,公園など)の位置や、現在位置から当
該目的地または目的物までの経路を、地図上に表示して
ガイドするナビゲーションシステムが広く用いられてい
る。
【0003】このようなナビゲーションシステムにおい
て、ユーザーが目的物を設定する際に、目的物の名称や
おおよその住所はわかっているものの、目的物周辺の地
理に不案内なために、目的物の位置を地図上で指し示せ
ない場合がある。そこで、こうした場合にも目的物を設
定できるように、ユーザーが入力した目的物の名称から
当該目的物の地図上の位置データを検索することが可能
なデータ検索システムが実用化されている。
【0004】ところで、目的物の名称には類似したもの
が多く、正式名称ではなく一般に略称で呼ばれるものも
多い。例えば、正式名称が「○×○○−○×ビル」の場
合に、略称の「○×ビル」と一般には呼ばれていること
がある。そのため、前記データ検索システムには、ユー
ザーが正式名称を知らなくても目的物を設定できるよう
に、ユーザーが入力した名称と類似する名称を検索し、
それらの名称を表示装置に並べて表示し、その中から所
望の名称をユーザーに選択させることによって目的物を
特定する機能を備えたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデータ
検索システムにおいては、同一名称の目的物が多数存在
している場合、それら全てを表示装置に並べて表示する
だけであるため、その表示を見たユーザーにとっては選
択が非常に困難であるという問題があった。例えば、デ
ータ検索システムに「○○△」という店名のチェーン店
が500店舗登録されている場合、ユーザーが「○○
△」という名称を入力すると、表示装置には同じ「○○
△」という名称が単に500個並んで表示されるだけで
あるため、ユーザーにとってはどれが目的の店であるの
か分からないことになる。
【0006】また、「○○△」と類似する「○○△×」
という名称を検索する際に、ユーザーが「○○△」とい
う名称を入力すると、表示装置には500個の「○○
△」という名称と並んで「○○△×」という名称が表示
される。そのため、表示装置に表示された多数の名称の
中から、「○○△×」という名称をユーザーが見つけ出
して選択するのは非常に困難であった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、同一名称のデータから
所望のデータを簡単かつ容易に検索可能なデータ検索表
示システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、記憶手段,親デ
ータ指定手段,第1の検索手段,算出手段,表示手段,
子データ指定手段,第2の検索手段を備える。記憶手段
は、名称によって区別される複数の親データと、各親デ
ータに対応した複数の子データとを記憶している。親デ
ータ指定手段は少なくとも親データの名称の一部を指定
する。第1の検索手段は、前記親データ指定手段により
指定された名称に対応する親データを前記記憶手段から
検索する。算出手段は、前記第1の検索手段が同一名称
の親データを複数個検索した場合、当該親データの個数
を算出する。表示手段は、前記第1の検索手段の検索し
た親データと前記算出手段の算出した親データの個数と
を表示する。子データ選択手段は子データを指定する。
第2の検索手段は、前記子データ指定手段により指定さ
た子データを、前記第1の検索手段の検索した親デー
タに対応して前記記憶手段に記憶された複数の子データ
の中から検索する。そして、前記第2の検索手段の検索
した子データはその親データと対応付けられて前記表示
手段に表示される。
【0009】従って、本発明によれば、親データ指定手
段により指定された親データと同一名称の親データが記
憶手段に複数個記憶されている場合、第1の検索手段は
当該同一名称の親データを複数個検索し、算出手段は当
該親データの個数を算出し、表示手段は当該親データと
その個数とを表示する。そのため、同一名称の親データ
が複数存在している場合には、当該親データの数が表示
手段に表示されるため、同一名称の親データが何件ある
のかを知ることができる。
【0010】そして、第2の検索手段は、子データ指定
手段により指定されたデータを、前記同一名称の各親
データに対応して記憶された複数の子データの中から検
索し、表示手段は当該子データをその親データと対応付
けて表示する。そのため、同一名称の親データが複数存
在している場合、それら親データに対応する子データが
表示手段に示されることから、その表示された子デー
タにより、同一名称の親データを区別することが可能に
なる。その結果、同一名称の親データを区別して、同一
名称の親データの中から所望の親データを簡単かつ容易
に検索することができる。
【0011】次に、請求項2に記載の発明は、第1の検
索手段が同一名称の親データを複数個検索した場合、当
該検索した複数の同一名称の親データにおける1つの名
称を表示すると共に、前記算出手段の算出した前記同一
名称の親データの個数を表示する。そして請求項3に記
載の発明は、請求項1または2に記載のデータ検索表示
システムにおいて、前記第1の検索手段は、前記親デー
タ指定手段により指定された名称に対応する親データ
と、当該名称を含んで構成された名称に対応する親デー
タとを前記記憶手段から検索する。請求項4乃至6に記
載の各々の発明は、それぞれ請求項1乃至3の各々に記
載の親データとして目的物の名称を用い、子データとし
て目的物の住所または目的物の地図上の位置データを用
いるものである。請求項7に記載の発明は、請求項4乃
至6何れかに記載のデータ検索表示システムにおいて、
前記第2の検索手段の検索した子データとしての目的物
の住所をその親データとしての目的物の名称と対応付け
て前記表示手段に表示する場合、一覧表示する。
【0012】従って、本発明によれば、指定した親デー
タと同一名称の親データが複数存在する場合でも、指定
した親データの名称および当該名称を含んで構成された
名称が表示手段に示されるため、親データの正式な名
称が分からない場合でも、所望の親データを確実に検索
することができる
【0013】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「親データ」は目的物の名称に相当し、同じく
「子データ」は目的物の住所または目的物の地図上の位
置データに相当し、じく「記憶手段」は外部記憶装置
15に相当し、同じく「親データ指定手段」はタッチパ
ネル12のキーボード12aおよび検索表示制御装置1
4におけるS100の処理に相当し、同じく「第1の検
索手段」「算出手段」は検索表示制御装置14における
S110の処理に相当し、同じく「表示手段」は表示装
置13および検索表示制御装置14におけるS120,
S160,S190の処理に相当し、同じく「子データ
指定手段」はタッチパネル12の住所表示キー12fま
たは地図表示キー12eおよび検索表示制御装置14に
おけるS130,S170の処理に相当し、同じく「第
2の検索手段」は検索表示制御装置14におけるS15
0,S180の処理に相当する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をカーナビゲーショ
ンシステムに具体化した一実施形態を図面と共に説明す
る。図1は、本実施形態のカーナビゲーションシステム
11の概略構成を示すブロック図である。
【0015】カーナビゲーションシステム11は自動車
の車室内に搭載され、タッチパネル12,表示装置1
3,検索表示制御装置14,外部記憶装置15,位置検
出装置16,ナビゲーション装置17から構成されてい
る。図2に、タッチパネル12の入力面および表示装置
13の表示画面を示す。
【0016】タッチパネル12と表示装置13とは積層
一体化されている。タッチパネル12には、感圧方式,
電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合
わせた方式など各種の方式があるが、そのいずれを用い
てもよい。また、表示装置13には、液晶ディスプレ
イ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、その
いずれを用いてもよい。
【0017】タッチパネル12は、検索表示制御装置1
4およびナビゲーション装置17の操作スイッチとして
機能する。タッチパネル12の入力面には、キーボード
12a、表示装置13の表示画面13aをロールアップ
またはロールダウンするための各操作キー12b,12
c、後述する目的物の検索処理の実行を確定し次の処理
に進めたり前の処理に戻したりするための確認キー12
d、選択した目的物の位置を地図上に表示する地図表示
キー12e、選択した目的物の住所を表示する住所表示
キー12fなどが設けられている。
【0018】検索表示制御装置14は、CPU,RO
M,RAM,I/O回路を有する周知のマイクロコンピ
ュータを含んで構成され、カーナビゲーションシステム
11の電源スイッチ(図示略)がオンされることにより
車載バッテリ(図示略)から電源が供給される。そし
て、検索表示制御装置14は、I/O回路を介して入力
されるタッチパネル13からの信号に基づいて、内蔵R
OMまたは外部記憶装置15に格納されているプログラ
ム命令を順次実行し、後述する目的物の検索処理を行っ
てその処理結果を表示装置13に表示させる。
【0019】外部記憶装置15には、目的物(建物,施
設,公園など)の名称と当該目的物の地図上の位置デー
タとが対応付けられて作成されたデータテーブルが記憶
され、そのデータテーブルにおいて、同一名称の目的物
については、当該目的物の名称と住所とが対応付けられ
て記憶されている。また、外部記憶装置15には、地図
データや、検索表示制御装置14およびナビゲーション
装置17のプログラム命令なども記憶されている。
【0020】尚、外部記憶装置15としては、記憶させ
るデータ量が多いことから、光ディスク(CD−RO
M,DVDなど),光磁気ディスク(MDなど),相変
化ディスクなどを用いるのが一般的であるが、半導体メ
モリ,ハードディスク,データカード(ICカード,磁
気カードなど)等、必要なデータを記憶可能であればど
のような記憶媒体を用いてもよい。
【0021】位置検出装置16は、地磁気センサ,ジャ
イロスコープ,ステアリングの回転センサ,車輪セン
サ,GPS受信機などを備え、公知の技術によりカーナ
ビゲーションシステム11が搭載された自動車の現在位
置を検出する。ナビゲーション装置17は、CPU,R
OM,RAM,I/O回路を有する周知のマイクロコン
ピュータを含んで構成され、カーナビゲーションシステ
ム11の電源スイッチがオンされることにより車載バッ
テリから電源が供給される。そして、ナビゲーション装
置17は、I/O回路を介して入力されるタッチパネル
13からの信号に基づいて、内蔵ROMまたは外部記憶
装置15に格納されているプログラム命令を順次実行
し、位置検出装置16の検出した現在位置から、検索表
示制御装置14にて後述するように設定された目的物ま
での最適な経路を、ダイクストラ法などの周知の技術を
用いて選択する。また、ナビゲーション装置17は、外
部記憶装置15に記憶された地図データを参照し、位置
検出装置16の検出した現在位置や、現在位置から目的
物までの最適な経路などを、表示装置13に表示させ
る。
【0022】尚、タッチパネル12,表示装置13,外
部記憶装置15,位置検出装置16についても、カーナ
ビゲーションシステム11の電源スイッチがオンされる
ことにより車載バッテリから電源が供給される。次に、
検索表示制御装置14が実行する処理の詳細を、図2に
示す説明図および図3に示すフローチャートを用いて説
明する。
【0023】カーナビゲーションシステム11の電源ス
イッチがオンされた後に、表示装置13に表示されるメ
ニューの中から、目的物の名称から当該目的物の地図上
の位置データを検索するメニューを、ユーザーがタッチ
パネル12に設けられたメニュー選択キー(図示略)に
より選択すると、検索表示制御装置14は以下の処理を
実行する。
【0024】図3に示すように、まず、ステップ(以
下、Sという)100において、ユーザーが入力した目
的物の名称を読み込む。すなわち、図2(a)に示すよ
うに、表示装置13の表示画面13aには、タッチパネ
ル12に設けられたキーボード12aが表示される。そ
して、キーボード12aの各キーをタッチすることによ
りユーザーが打ち込んだ目的物の名称が、タッチパネル
12の出力信号として検索表示制御装置14へ出力され
て読み込まれる。
【0025】次に、S110において、入力された目的
物の名称および当該名称を含んで構成された全ての名称
を外部記憶装置15のデータテーブルから検索する。次
に、S120において、外部記憶装置15のデータテー
ブルから検索した目的物の名称を表示装置13に一覧表
示させる。ここで、同一名称の目的物が複数存在してい
る場合は、その1つの名称と当該目的物の数とを表示装
置13に表示させる。
【0026】例えば、図2(b)に示すように、ユーザ
ーが「○○△」という名称を入力した場合、その「○○
△」という名称のチェーン店が外部記憶装置15に50
0店舗登録されている場合、「○○△」という名称を1
つ表示させると共に、登録されている数(=500)を
表示させる。また、「○○△」という名称を含んで構成
された「○○△○」「○○△×」「○○△○△」という
名称についても、「○○△」という名称と並べて表示さ
せる。ここで、「○○△○△」という名称について、外
部記憶装置15に同一名称の目的物が20個登録されて
いる場合には、「○○△」の場合と同様に、「○○△○
△」という名称を1つ表示させると共に、登録されてい
る数(=20)を表示させる。
【0027】次に、S130において、ユーザーが選択
したタッチパネル12の地図表示キー12eまたは住所
表示キー12fを読み込む。すなわち、表示装置13に
表示された目的物の名称の隣には、地図表示キー12e
または住所表示キー12fが設けられており、同一名称
の目的物が1つしかない場合には地図表示キー12eが
表示され、同一名称の目的物が複数存在している場合に
は住所表示キー12fが表示される。そして、ユーザが
タッチすることにより選択した各キー12e,12fか
らの出力信号が、タッチパネル12から検索表示制御装
置14へ出力されて読み込まれる。
【0028】尚、図2(b)に示す例においては、表示
画面13aにおける目的物の数の表示位置と住所表示キ
ー12fとが重ね合わせて表示されている。次に、S1
40において、各キー12e,12fのどちらが選択さ
れたかを判定し、住所表示キー12fが選択された場合
はS150へ移行し、地図表示キー12eが選択された
場合はS180へ移行する。
【0029】S150において、タッチされた住所表示
キー12fに対応する目的物の住所を外部記憶装置15
のデータテーブルから検索する。例えば、図2(b)に
示す「○○△」という名称に対応する住所表示キー12
fがタッチされた場合、「○○△」という名称に対応付
けられて記憶されている500件の目的物の住所を外部
記憶装置15のデータテーブルから検索する。また、
「○○△○△」という名称に対応する住所表示キー12
fがタッチされた場合、「○○△○△」という名称に対
応付けられて記憶されている20件の目的物の住所を外
部記憶装置15のデータテーブルから検索する。
【0030】次に、S160において、図2(c)に示
すように、外部記憶装置15のデータテーブルから検索
した目的物の住所を表示装置13に一覧表示させる。
尚、図2(b)(c)に示す例において、表示装置13
に一度に表示されるのは4つの目的物の名称または住所
だけであるが、タッチパネル12に設けられた操作キー
12bをユーザーがタッチすると、表示装置13の表示
画面13aがロールアップし、外部記憶装置15のデー
タテーブルから検索された目的物の名称または住所が次
々に表示されるようになっている。
【0031】また、表示装置13に表示される際に、目
的物の名称または住所は50音順またはABC順にソー
トされるようになっており、ユーザーが所望の目的物を
選択しやすくなっている。次に、S170において、ユ
ーザーがタッチしたタッチパネル12の地図表示キー1
2eを読み込む。例えば、図2(c)に示す「×○市○
△町3−11」という住所に対応する地図表示キー12
eがタッチされた場合、その地図表示キー12eからの
出力信号が、タッチパネル12から検索表示制御装置1
4へ出力されて読み込まれる。
【0032】次に、S180において、S130または
S170にて読み込んだ地図表示キー12eに対応する
目的物の地図上の位置データを外部記憶装置15のデー
タテーブルから検索する。例えば、図2(b)に示す
「○○△○」という名称に対応する地図表示キー12e
がタッチされた場合、「○○△○」という名称に対応付
けられて記憶されている目的物の地図上の位置データを
外部記憶装置15のデータテーブルから検索する。ま
た、図2(c)に示す「×○市○△町3−11」という
住所に対応する地図表示キー12eがタッチされた場
合、「×○市○△町3−11」という住所に対応付けら
れて記憶されている目的物の地図上の位置データを外部
記憶装置15のデータテーブルから検索する。
【0033】次に、S190において、外部記憶装置1
5のデータテーブルから検索した目的物の地図上の位置
データに基づいて、目的物の地図上の位置を表示装置1
3に表示させる。上記のように検索表示制御装置14に
て設定された目的物の地図上の位置データは、ナビゲー
ション装置17へ転送される。そして、ナビゲーション
装置17は、位置検出装置16の検出した現在位置から
設定された目的物までの最適な経路を選択し、外部記憶
装置15に記憶された地図データを参照して、現在位置
や、現在位置から目的物までの最適な経路などを、表示
装置13に表示させる。
【0034】以上詳述したように、本実施形態のカーナ
ビゲーションシステム11においては、ユーザーが入力
した目的物の名称および当該名称を含んで構成された名
称を外部記憶装置15のデータテーブルから検索し、そ
の検索した名称を表示装置13に一覧表示する。このと
き、同一名称の目的物が複数存在する場合は、その1つ
の名称と当該目的物の数とを表示装置13に表示する。
そして、ユーザーが住所表示キー12fにより複数存在
する同一名称の目的物を選択した場合、当該目的物の住
所を外部記憶装置15のデータテーブルから検索し、そ
の検索した住所を表示装置13に一覧表示する。続い
て、ユーザーが地図表示キー12eにより任意の目的物
の住所を選択すると、当該目的物の地図上の位置データ
を外部記憶装置15のデータテーブルから検索し、その
検索した目的物の地図上の位置を表示装置13に表示す
る。
【0035】従って、本実施形態によれば、ユーザーが
目的物を検索する際に、入力した目的物の名称および当
該名称を含んで構成された名称が表示装置13に一覧表
示されるため、目的物の正式な名称を知らなくても、所
望の目的物を確実に選択することができる。そして、同
一名称の目的物が複数存在している場合には、当該目的
物の数が表示装置13に表示されるため、同一名称の目
的物が何件あるのかを知ることができる。さらに、同一
名称の目的物の住所が表示装置13に一覧表示されるた
め、所望の目的物を確実に選択することができる。例え
ば、「○○△」という店名のチェーン店が外部記憶媒体
15に500店舗登録されている場合、その500件の
住所が表示装置13に一覧表示されるため、ユーザーは
目的の店のおおよその住所さえ知っていれば、目的の店
を確実に選択することができる。また、全く関係のない
同一名称の目的物についても、その住所が表示装置13
に一覧表示されるため、ユーザーは目的物の住所さえ知
っていれば、所望の目的物を確実に選択することができ
る。その結果、ユーザーが目的物の通称やおおよその住
所さえ知っていれば、目的物周辺の地理に不案内で目的
物の位置を地図上で指し示せなくても、目的物の地図上
の位置を簡単かつ容易に設定することが可能になり、ナ
ビゲーション装置17の前記機能を利用して現在位置か
ら目的物までの最適な経路を表示装置13に表示させる
ことができる。
【0036】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、以下のように具体化してもよく、その場合
でも、上記実施形態と同様の作用および効果を得ること
ができる。 (1)上記実施形態において、外部記憶装置15には、
同一名称の目的物についてのみ当該目的物の名称と住所
とが対応付けられて記憶されているが、全ての目的物に
ついて当該目的物の名称と住所とを対応付けて記憶させ
ておく。そして、外部記憶装置15に登録されている全
ての目的物について、住所表示キー12fにより任意の
目的物の住所を表示装置13に表示させるようにする。
このようにすれば、外部記憶装置15に登録されている
全ての目的物についてその住所を知ることが可能にな
り、カーナビゲーションシステム11を住所録として利
用することができる。
【0037】(2)上記実施形態においては、「○○
△」なる名称のチェーン店に対し「○○△」と入力した
場合の目的物のデータ検索システムについて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
目的物の正式名称が、いくつかの略称(目的物の名称の
一部)にて構成できる場合、ユーザーは正式名称以外に
略称のみを検索名称として入力することができる。この
具体例として、目的物の正式名称が「○×○○−○×ビ
ル」であり「○×○○」と「○×ビル」とが各々略称と
して一般に呼ばれている場合、ユーザーは「○×○○」
または「○×ビル」のいずれかを入力して目的物を検索
することができる。このときも「○×○○−○×ビル」
がリスト表示され、同一名称があればその登録個数が表
示される。さらに、入力した「○×○○」または「○×
ビル」という名称を含んで構成された名称についても
「○×○○−○×ビル」という名称に並べて表示され
る。また、その並べて表示された各名称に対しても、同
一名称があれば、その登録個数が表示される。このよう
な構成であっても上記実施形態と同様の作用および効果
を得ることができる。尚、「○×○○」や「○×ビル」
という名称が、例えば、「□△○×○○□△」といった
具合や「△×○×ビル」といった具合のように、正式名
称の間か又は最後に含まれていても、その名称を表示さ
せることができる。また、例えば、「○×○○」という
名称において「○×○」などが略称として一般に呼ばれ
ている場合であれば、「○×○」はデータテーブルに記
憶され、ユーザーは「○×○」にて上記と同様の検索が
可能である。
【0038】(3)上記実施形態において、外部記憶装
置15に登録されている全ての目的物について、その住
所だけでなく電話番号や当該目的物に関する各種情報
(例えば、当該目的物が飲食店の場合はメニューや営業
時間などの情報、当該目的物が博物館の場合は入場料,
催し物,開館時間などの情報)などを当該目的物の名称
と対応付けて記憶させておく。そして、外部記憶装置1
5に登録されている全ての目的物について、記憶された
各種情報を目的物の名称から検索可能にする。このよう
にすれば、カーナビゲーションシステム11をガイドブ
ックとして利用することができる。
【0039】(4)カーナビゲーションシステムだけで
なく、図書館における蔵書の管理システム、顧客情報管
理システム、生産情報管理システムなどのデータ検索を
必要とする様々なシステムに適用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の概略構成を示すブロック図。
【図2】一実施形態の表示例を説明するための説明図。
【図3】一実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
12…タッチパネル 12e…地図表示キー 12f…住所表示キー 13…表示装置 14…検
索表示制御装置 15…外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−97266(JP,A) 特開 昭56−19135(JP,A) 特開 平8−106457(JP,A) 特開 平7−218275(JP,A) 「ファースト・レビュー,地図ソフ ト,●マップミックス−東京23区−東京 23区の詳細地図を収録,使い勝手は紙の 地図をも上回る」日経WinPC,1996 年3月号,p.119 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/30 G01C 21/00 G09B 29/L00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】名称によって区別される複数の親データ
    と、各親データに対応した複数の子データとを記憶した
    記憶手段と、 少なくとも親データの名称の一部を指定する親データ指
    定手段と、 前記親データ指定手段により指定された名称に対応する
    親データを前記記憶手段から検索する第1の検索手段
    と、 前記第1の検索手段が同一名称の親データを複数個検索
    した場合、当該親データの個数を算出する算出手段と、 前記第1の検索手段の検索した親データと前記算出手段
    の算出した前記同一名称の親データの個数とを表示する
    表示手段と、 子データ指定する子データ指定手段と、 前記子データ指定手段により指定され子データを、前
    記第1の検索手段の検索した親データに対応して前記記
    憶手段に記憶された複数の子データの中から検索する第
    2の検索手段とを備え、 前記第2の検索手段の検索した子データをその親データ
    と対応付けて前記表示手段に表示することを特徴とする
    データ検索表示システム。
  2. 【請求項2】名称によって区別される複数の親データ
    と、各親データに対応した複数の子データとを記憶した
    記憶手段と、 少なくとも親データの名称の一部を指定する親データ指
    定手段と、 前記親データ指定手段により指定された名称に対応する
    親データを前記記憶手段から検索する第1の検索手段
    と、 前記第1の検索手段が同一名称の親データを複数個検索
    した場合、当該親データの個数を算出する算出手段と、 前記第1の検索手段が同一名称の親データを複数個検索
    した場合、当該検索した複数の同一名称の親データにお
    ける1つの名称を表示すると共に、前記算出手段の算出
    した前記同一名称の親データの個数を表示する表示手段
    と、 子データを指定する子データ指定手段と、 前記子データ指定手段により指定された子データを、前
    記第1の検索手段の検索した親データに対応して前記記
    憶手段に記憶された複数の子データの中から検索する第
    2の検索手段とを備え、 前記第2の検索手段の検索した子データをその親データ
    と対応付けて前記表示手段に表示することを特徴とする
    データ検索表示システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のデータ検索表示
    システムにおいて、 前記第1の検索手段は、前記親データ指定手段により指
    定された名称に対応する親データと、当該名称を含んで
    構成された名称に対応する親データとを前記記憶手段か
    ら検索することを特徴とするデータ検索表示システム。
  4. 【請求項4】名称によって区別される複数の親データと
    しての目的物の名称と、各目的物の名称に対応した子デ
    ータとしての複数の目的物の住所または目的物の地図上
    の位置データとを記憶した記憶手段と、 少なくとも親データとしての目的物の名称の一部を指定
    する親データ指定手段と、 前記親データ指定手段により指定された名称に対応する
    親データとしての目的物の名称を前記記憶手段から検索
    する第1の検索手段と、 前記第1の検索手段が同一の親データとしての目的物の
    名称を複数個検索した場合、当該親データとしての目的
    物の名称の個数を算出する算出手段と、 前記第1の検索手段の検索した親データとしての目的物
    の名称と前記算出手段の算出した前記同一の親データと
    しての目的物の名称の個数とを表示する表示手段と、 子データとしての目的物の住所または目的物の地図上の
    位置データを指定する子データ指定手段と、 前記子データ指定手段により指定された目的物の住所ま
    たは目的物の地図上の位置データを、前記第1の検索手
    段の検索した親データとしての目的物の名称に対応して
    前記記憶手段に記憶された子データとしての複数の目的
    物の住所または目的物の地図上の位置データの中から検
    索する第2の検索手段とを備え、 前記第2の検索手段の検索した子データとしての目的物
    の住所または目的物の地図上の位置データをその親デー
    タとしての目的物の名称と対応付けて前記表示手段に表
    示することを特徴とするデータ検索表示システム。
  5. 【請求項5】名称によって区別される複数の親データと
    しての目的物の名称と、各目的物の名称に対応した子デ
    ータとしての複数の目的物の住所または目的物の地図上
    の位置データとを記憶した記憶手段と、 少なくとも親データとしての目的物の名称の一部を指定
    する親データ指定手段と、 前記親データ指定手段により指定された名称に対応する
    親データとしての目的物の名称を前記記憶手段から検索
    する第1の検索手段と、 前記第1の検索手段が同一の親データとしての目的物の
    名称を複数個検索した場合、当該親データとしての目的
    物の名称の個数を算出する算出手段と、 前記第1の検索手段が同一の親データとしての目的物の
    名称を複数個検索した場合、当該検索した複数の同一の
    親データとしての目的物の名称の1つを表示すると共
    に、前記算出手段の算出した前記同一の親データとして
    の目的物の名称の個数を表示する表示手段と、 子データとしての目的物の住所または目的物の地図上の
    位置データを指定する子データ指定手段と、 前記子データ指定手段により指定された目的物の住所ま
    たは目的物の地図上の位置データを、前記第1の検索手
    段の検索した親データとしての目的物の名称に対応して
    前記記憶手段に記憶された子データとしての複数の目的
    物の住所または目的物の地図上の位置データの中から検
    索する第2の検索手段とを備え、 前記第2の検索手段の検索した子データとしての目的物
    の住所または目的物の地図上の位置データをその親デー
    タとしての目的物の名称と対応付けて前記表示手段に表
    示することを特徴とするデータ検索表示システム。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載のデータ検索表示
    システムにおいて、 前記第1の検索手段は、前記親データ指定手段により指
    定された名称に対応す る親データとしての目的物の名称
    と、当該名称を含んで構成された名称に対応する親デー
    タとしての目的物の名称とを前記記憶手段から検索する
    ことを特徴とするデータ検索表示システム。
  7. 【請求項7】請求項4乃至6何れかに記載のデータ検索
    表示システムにおいて、 前記第2の検索手段の検索した子データとしての目的物
    の住所をその親データとしての目的物の名称と対応付け
    て前記表示手段に表示する場合、一覧表示することを特
    徴とするデータ検索表示システム。
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「ファースト・レビュー,地図ソフト,●マップミックス−東京23区−東京23区の詳細地図を収録,使い勝手は紙の地図をも上回る」日経WinPC,1996年3月号,p.119

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