JP3235458B2 - 車間距離制御装置および車間距離警報装置 - Google Patents

車間距離制御装置および車間距離警報装置

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JP3235458B2
JP3235458B2 JP09117296A JP9117296A JP3235458B2 JP 3235458 B2 JP3235458 B2 JP 3235458B2 JP 09117296 A JP09117296 A JP 09117296A JP 9117296 A JP9117296 A JP 9117296A JP 3235458 B2 JP3235458 B2 JP 3235458B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先行車との車間距
離が目標値となるように車間距離を制御する車間距離制
御装置と、車間距離が所定値以下になると警報する車間
距離警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先行車の走行状態が計測できなくなった
ときは、直前に検出された先行車の走行状態に基づいて
車速を制御するようにした車間距離制御装置が知られて
いる(例えば、特開平4−102200号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車間距離制御装置では、先行車の走行状態が検出できな
くなってから長時間が経過すると、最後に検出された先
行車の走行状態の信頼度が低下するおそれがある。
【0004】本発明の目的は、車間距離が計測できなく
なった場合でも車間距離を安全に制御する車間距離制御
装置および車間距離警報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 請求項1の発明
は、車間距離計測値の欠落が検出されたら、車間距離計
測値欠落前の自車両と先行車との相対関係と車間距離計
測値欠落後の自車両の動きとに基づいて車間距離推定値
を演算するとともに、車間距離計測値欠落後の自車両の
動きに基づいて車間距離推定値の信頼度を演算する。そ
して、車間距離推定値の信頼度に基づいて目標車間距離
を変更し、車間距離推定値が目標車間距離変更値となる
ように車間距離を制御する。 (2) 請求項2の発明は、車間距離計測値の欠落が検
出されたら、車間距離計測値欠落前の自車両と先行車と
の相対関係と車間距離計測値欠落後の自車両の動きとに
基づいて車間距離推定値を演算するとともに、車間距離
計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距離推定値
の信頼度を演算する。そして、車間距離推定値の信頼度
に基づいて車間距離推定値を変更し、車間距離推定値の
変更値が目標車間距離となるように車間距離を制御す
る。 (3) 請求項3の発明は、車間距離計測値の欠落が検
出されたら、車間距離計測値欠落前の自車両と先行車と
の相対関係と車間距離計測値欠落後の自車両の動き
、車間距離計測値欠落後の経過時間とに基づいて車間
距離推定値を演算するとともに、車間距離計測値欠落後
の自車両の動きに基づいて車間距離推定値の信頼度を演
算する。そして、車間距離推定値が目標車間距離となる
ように車間距離を制御するときに、車間距離推定値の信
頼度に基づいて車両の加速度を調整する。 (4) 請求項4の車間距離制御装置は、車間距離計測
値欠落前の先行車との車間距離計測値、相対速度および
自車両の車速と、車間距離計測値欠落後の車速および経
過時間とに基づいて車間距離推定値を演算するようにし
たものである。 (5) 請求項5の車間距離制御装置は、車間距離計測
値欠落後の自車両の移動距離に基づいて車間距離推定値
の信頼度を演算し、移動距離が大きいほど信頼度を低下
させるようにしたものである。 (6) 請求項6の車間距離制御装置は、車間距離計測
値欠落後の経過時間に基づいて車間距離推定値の信頼度
を演算し、経過時間が長いほど信頼度を低下させるよう
にしたものである。 (7) 請求項7の車間距離制御装置は、走行路の旋回
半径を検出し、車間距離計測値欠落後の走行路の検出旋
回半径に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算し、旋
回半径が小さいほど信頼度を低下させるようにしたもの
である。 (8) 請求項8の車間距離制御装置は、車間距離計測
値欠落前の車間距離計測時間に基づいて車間距離推定値
の信頼度を演算し、車間距離計測値欠落前の車間距離計
測時間が短いほど信頼度を低下させるようにしたもので
ある。 (9) 請求項9の車間距離制御装置は、ワイパーの作
動速度に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算し、ワ
イパーの作動速度が早いほど信頼度を低下させるように
したものである。 (10) 請求項10の車間距離制御装置は、雨量を検
出し、雨量に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算
し、検出雨量が多いほど信頼度を低下させるようにした
ものである。 (11) 請求項11の発明は、車間距離計測値の欠落
が検出されたら、車間距離計測値欠落前の自車両と先行
車との相対関係と車間距離計測値欠落後の自車両の動
きと、車間距離計測値欠落後の経過時間とに基づいて車
間距離推定値を演算するとともに、車間距離計測値欠落
後の自車両の動きに基づいて車間距離推定値の信頼度を
演算する。そして、車間距離推定値の信頼度に基づいて
警報距離を変更し、車間距離推定値が警報距離の変更値
以下となったら警報を行なう。 (12) 請求項12の発明は、車間距離計測値の欠落
が検出されたら、車間距離計測値欠落前の自車両と先行
車との相対関係と車間距離計測値欠落後の自車両の動き
とに基づいて車間距離推定値を演算するとともに、車間
距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距離推
定値の信頼度を演算する。そして、車間距離推定値の信
頼度に基づいて車間距離推定値を変更し、車間距離推定
値の変更値が警報距離以下となったら警報を行なう。 (13) 請求項13の車間距離警報装置は、車間距離
計測値欠落前の先行車との車間距離計測値、相対速度お
よび自車両の車速と、車間距離計測値欠落後の車速およ
び経過時間とに基づいて車間距離推定値を演算するよう
にしたものである。 (14) 請求項14の車間距離警報装置は、車間距離
計測値欠落後の自車両の移動距離に基づいて車間距離推
定値の信頼度を演算し、移動距離が大きいほど信頼度を
低下させるようにしたものである。 (15) 請求項15の車間距離警報装置は、車間距離
計測値欠落後の経過時間に基づいて車間距離推定値の信
頼度を演算し、経過時間が長いほど信頼度を低下させる
ようにしたものである。 (16) 請求項16の車間距離警報装置は、走行路の
旋回半径を検出し、車間距離計測値欠落後の走行路の検
出旋回半径に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算
し、旋回半径が小さいほど信頼度を低下させるようにし
たものである。 (17) 請求項17の車間距離警報装置は、車間距離
計測値欠落前の車間距離計測時間に基づいて車間距離推
定値の信頼度を演算し、車間距離計測値欠落前の車間距
離計測時間が短いほど信頼度を低下させるようにしたも
のである。 (18) 請求項18の車間距離警報装置は、ワイパー
の作動速度に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算
し、ワイパーの作動速度が早いほど信頼度を低下させる
ようにしたものである。 (19) 請求項19の車間距離警報装置は、雨量を検
出し、雨量に基づいて車間距離推定値の信頼度を演算
し、検出雨量が多いほど信頼度を低下させるようにした
ものである。
【0006】
【発明の効果】
(1) 請求項1の発明によれば、曲線路走行や車両の
上下動などにより一時的に車間距離が計測不能になって
も車間距離推定値が得られ、円滑な車間距離制御を行な
うことができる。また、車間距離計測値欠落後の自車両
の動きに応じて目標車間距離を変更するようにしたの
で、安全性が向上する。 (2) 請求項2の発明によれば、曲線路走行や車両の
上下動などにより一時的に車間距離が計測不能になって
も車間距離推定値が得られ、円滑な車間距離制御を行な
うことができる。また、車間距離計測値欠落後の自車両
の動きに応じて車間距離推定値を変更するようにしたの
で安全性が向上する。 (3) 請求項3の発明によれば、何らかの原因で一時
的に車間距離が計測不能になっても車間距離推定値が得
られ、円滑な車間距離制御を行なうことができる。ま
た、車間距離計測値欠落後の自車両の動きに応じて車間
距離推定値の信頼度を演算し、信頼度に応じて車間距離
制御時の車両の加速度を調整するようにしたので、安全
性が向上する。 (4) 請求項4の発明によれば、正確な車間距離推定
値を演算することができる。 (5) 請求項5〜10の発明によれば、車間距離制御
における安全性を向上させることができる。 (6) 請求項11の発明によれば、何らかの原因で一
時的に車間距離が計測不能になっても車間距離推定値が
得られ、車間距離警報における信頼性が向上する。ま
た、車間距離計測値欠落後の自車両の動きに応じて警報
距離を変更するようにしたので、安全性が向上する。 (7) 請求項12の発明によれば、何らかの原因で一
時的に車間距離が計測不能になっても車間距離推定値が
得られ、車間距離警報における信頼性が向上する。ま
た、車間距離計測値欠落後の自車両の動きに応じて車間
距離推定値を変更するようにしたので、安全性が向上す
る。 (8) 請求項13の発明によれば、正確な車間距離推
定値を演算することができる。 (9) 請求項14〜19の発明によれば、車間距離警
報における安全性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
−第1の発明の実施の形態− 図1は第1の実施形態の構成を示す。車間距離センサ1
は、光、電波、超音波などを用いて先行車との車間距離
を測定する。相対速度演算部2は、車間距離計測値の時
間変化に基づいて先行車との相対速度を演算する。車速
センサ3は、車輪の回転に応じて発生するパルスの発生
間隔により車速を検出する。
【0008】車間距離制御部4は、車間距離の計測値ま
たは推定値、目標車間距離、相対速度および車速に基づ
いてスロットル開度とブレーキ踏圧を演算する。車間距
離(計測値または推定値)をd、相対速度をVr、車速
をvとすると、車速vを先行車の車速に一致させ、且つ
車間距離dを目標車間距離Ldに一致させるためのスロ
ットル開度Toとブレーキ踏圧Boは次式により演算さ
れる。
【数1】[To,Bo]=[Ktp,Kbp]・(d−
Ld)+[Ktd,Kbd]・Vr ここで、目標車間距離LdはA,Bを比例定数として次
式により演算される。
【数2】Ld=A・v+B 車間距離制御部4は、演算したスロットル開度Toとブ
レーキ踏圧Boによりスロットルアクチュエータ5とブ
レーキアクチュエータ6を制御する。
【0009】欠落検出部7は、車間距離センサ1により
車間距離の計測ができなくなった場合に車間距離計測値
の欠落と判断し、欠落検出信号を出力する。なお、所定
時間(例えば、2秒間)欠落状態が継続して検出された
場合には、先行車が進路変更していなくなったと判断
し、先行車なし信号を出力する。メモリ8は、車間距離
計測値、相対速度、車速などを記憶する。
【0010】車間距離推定部9は、欠落検出部7から欠
落検出信号が出力されたときに、メモリ8から欠落直前
に記憶された車間距離計測値、相対速度および車速を読
み出し、車間距離推定値を演算する。欠落直前の車間距
離計測値をLb、相対速度をVr、車速をVo、現在の
車速をv、欠落検出信号が出されてからの経過時間をt
とすると、車間距離推定値deは次式により演算され
る。
【数3】de=Lb+(Vr+Vo−v)・t
【0011】信頼度演算部10は、車間距離推定部9に
より推定された車間距離推定値の信頼度を演算する。欠
落検出信号が出されてから自車両が移動した距離をdm
とすると、車間距離推定値の信頼度Cfは次式により求
められる。
【数4】Cf=e-f=e-C・dm 移動距離dmが0であれば信頼度Cfが1となり、移動
距離dmが大きくなればなるほど信頼度Cfが指数関数
的に0に近づく。すなわち、移動距離dmが大きくなる
ほど信頼度Cfが低下する。なお、移動距離dmは例え
ば車速vを積分して求められる。
【0012】目標車間距離変更部11は、車間距離計測
値の欠落検出信号が出されているときに、車間距離推定
値の信頼度と車速とに基づいて目標車間距離変更値を演
算し、車間距離制御部4で演算された目標車間距離を変
更する。欠落検出信号が出されているときの目標車間距
離変更値Ld’は、次式により求められる。
【数5】Ld’=(A・v+B)/Cf 信頼度Cfが低くなればなるほど目標車間距離変更値L
d’が大きくなる。すなわち、より安全な車間距離とな
る。タイマ16は、車間距離計測値の欠落検出信号が出
されてからの経過時間を計時する。
【0013】なお、相対速度演算部2、車間距離制御部
4、欠落検出部7、車間距離推定部9、信頼度演算部1
0および目標車間距離変更部11は、マイクロコンピュ
ータのソフトウエア形態で構成される。
【0014】図2は第1の実施形態のマイクロコンピュ
ータの処理を示すフローチャートである。このフローチ
ャートにより、第1の実施形態の動作を説明する。ステ
ップ1において、車間距離センサ1により先行車までの
車間距離を計測するとともに、車速センサ3により車速
を検出する。続くステップ2で、車間距離計測値の時間
変化により先行車との相対速度を演算する。ステップ3
では、車間距離計測値の欠落検出信号が出されているか
否かを確認し、欠落検出信号が出されていなければステ
ップ4〜6の処理を行ない、欠落検出信号が出されてい
ればステップ9〜15の処理を行なう。
【0015】欠落検出信号が出されていないときは、車
間距離計測値が目標車間距離となるように車間距離を制
御する。まず、ステップ4で欠落フラグをリセットす
る。この欠落フラグは、欠落検出信号が出されたとき
に、メモリ8に記憶されている欠落直前の車間距離計測
値、相対速度および車速を1回だけ読み出すために用い
られる。次に、ステップ5で数式2により目標車間距離
Ldを演算する。そしてステップ6で、上記ステップ1
と2で求めた車間距離計測値、相対速度および車速をメ
モリ8へ記憶する。
【0016】一方、欠落検出信号が出されているとき
は、車間距離推定値と目標車間距離変更値を求め、車間
距離推定値が目標車間距離変更値となるように車間距離
を制御する。まず、ステップ9で欠落フラグがセットさ
れている否かを確認する。欠落フラグがリセットされて
いればステップ10へ進み、メモリ8から欠落直前の車
間距離計測値、相対速度および車速を読み出し、続くス
テップ11で欠落フラグをセットする。
【0017】ステップ12において、数式3により車間
距離推定値deを演算する。続くステップ13で、欠落
検出信号が出されてからの車速を積分することによって
自車両の移動距離を求める。そして、ステップ14で、
数式4により車間距離推定値の信頼度Cfを演算する。
ステップ15では、数式5により欠落検出信号が出され
ているときの目標車間距離変更値Ld’を演算する。
【0018】ステップ7において、車間距離の計測値ま
たは推定値、目標車間距離または目標車間距離変更値、
相対速度および車速に基づいて、数式1によりスロット
ル開度とブレーキ踏圧を演算する。このとき、車間距離
には、欠落検出信号が出されていないときはステップ1
で計測した値を用い、欠落信号が出されているときはス
テップ12で推定した値を用いる。また、目標車間距離
には、欠落検出信号が出されていないときはステップ5
で演算した値を用い、欠落検出信号が出されているとき
はステップ15で演算した変更値を用いる。ステップ8
で、算出したスロットル開度とブレーキ踏圧をスロット
ルアクチュエータ5とブレーキアクチュエータ6へ出力
し、車間距離を制御する。すなわち、車間距離計測値が
欠落していないときは、ステップ1で計測した車間距離
計測値がステップ5で演算した目標車間距離となるよう
に車間距離を制御し、車間距離計測値が欠落していると
きは、ステップ12で推定した車間距離推定値がステッ
プ15で演算した目標車間距離変更値となるように車間
距離を制御する。
【0019】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、欠落後の移動
距離に基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度
に応じて目標車間距離を変更する。そして、車間距離推
定値が目標車間距離変更値となるように車間距離を制御
する。これにより、曲線路走行や車両の上下動などによ
り一時的に車間距離が計測不能になっても車間距離推定
値が得られ、円滑な車間距離制御を行なうことができ
る。また、車間距離計測値の欠落後の移動距離に応じて
目標車間距離を変更するようにしたので、安全性が向上
する。
【0020】−第2の発明の実施の形態− 図3は第2の実施形態の構成を示す。なお、図1に示す
第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の符
号を付して相違点を中心に説明する。信頼度演算部10
Aは、車間距離計測値の欠落検出信号が出されてからの
経過時間tに基づいて、次式により信頼度Cfを演算す
る。
【数6】Cf=e-f=e-D・t ここで、Dは比例定数である。数式6から明らかなよう
に、車間距離計測値が欠落してからの経過時間が長いほ
ど信頼度が低くなる。
【0021】図4は、第2の実施形態のマイクロコンピ
ュータの処理を示すフローチャートである。なお、図2
に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうステ
ップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を中
心に説明する。車間距離計測値の欠落検出信号が出され
ているときは、ステップ12で車間距離を推定した後、
ステップ21で欠落検出信号が出されてからの経過時間
をタイマ16から読み出す。続くステップ14Aで、数
式6により欠落後の経過時間に基づく車間距離推定値の
信頼度Cfを演算する。そしてステップ15へ進み、上
述したように車間距離推定値の信頼度Cfにより目標車
間距離変更値Ld’を演算する。
【0022】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、車間距離計測
値が欠落してからの経過時間に基づいて車間距離推定値
の信頼度を求め、信頼度に応じて目標車間距離を変更す
る。そして、車間距離推定値が目標車間距離変更値とな
るように車間距離を制御する。これにより、曲線路走行
や車両の上下動などにより一時的に車間距離が計測不能
になっても車間距離推定値が得られ、円滑な車間距離制
御を行なうことができる。また、車間距離計測値欠落後
の経過時間に応じて目標車間距離を変更するようにした
ので、安全性が向上する。
【0023】−第3の発明の実施の形態− 図5は第3の実施形態の構成を示す。なお、図1に示す
第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の符
号を付して相違点を中心に説明する。左車輪速センサ1
7は左車輪の回転に応じてパルスを発生し、右車輪速セ
ンサ18は右車輪の回転に応じてパルスを発生する。旋
回半径演算部19は、マイクロコンピュータのソフトウ
エア形態で構成され、次式により左右の車輪速センサ1
7,18からのパルス信号に基づいて車両の旋回半径R
を演算する。
【数7】R=LL・W/(LL・LR) ここで、Wは車両のトレッド幅、LLは左車輪速センサ
17からのパルス信号に基づいて計測された左車輪の移
動距離、LRは右車輪速センサ18からのパルス信号に
基づいて計測された右車輪の移動距離である。
【0024】信頼度演算部10Bは、旋回半径Rに基づ
いて車間距離推定値の信頼度Cfを次式により演算す
る。
【数8】Cf=e-f=e-(F/R) ここで、Fは比例定数である。数式8から明らかなよう
に、走行路の旋回半径が小さいほど信頼度が小さくな
る。
【0025】図6は、第3の実施形態のマイクロコンピ
ュータの処理を示すフローチャートである。なお、図2
に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうステ
ップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を中
心に説明する。ステップ22では、左右車輪速センサ1
7,18からのパルス信号に基づいて左右の車輪の移動
距離(回転量)LL,LRを求める。続くステップ23
で、数式7により車両の旋回半径Rを演算する。また、
車間距離推定後のステップ14Bでは、数式8により車
間距離推定値の信頼度Cfを演算する。そしてステップ
15へ進み、上述したように車間距離推定値の信頼度C
fにより目標車間距離変更値Ld’を演算する。
【0026】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、車両の旋回半
径に基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度に
応じて目標車間距離を変更する。そして、車間距離推定
値が目標車間距離変更値となるように車間距離を制御す
る。これにより、曲線路走行時に一時的に車間距離が計
測不能になっても車間距離推定値が得られ、円滑な車間
距離制御を行なうことができる。また、旋回半径に応じ
て目標車間距離を変更するようにしたので、曲線路にお
ける車間距離制御の安全性が向上する。
【0027】上述した第3の実施形態では、左右の車輪
の移動距離(回転量)に基づいて走行路の旋回半径を演
算したが、ナビゲーション装置により検出した進行方位
に基づて車両の旋回半径を演算してもよい。また、ステ
アリングの操作角度を検出するステアリングセンサを設
けて走行路の旋回半径を求めてもよい。さらに、走行路
を撮像してその画像を分析し、走行路の旋回半径を検出
するようにしてもよい。
【0028】−第4の発明の実施の形態− 図7は第4の実施形態の構成を示す。なお、図1に示す
第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の符
号を付して相違点を中心に説明する。タイマ16Aは、
車間距離計測値の欠落検出信号が出されてからの経過時
間を計時するとともに、車間距離センサ1により車間距
離の計測が行なわれている時間trを計時する。信頼度
演算部10Cは、車間距離計測時間trに基づいて次式
により車間距離推定値の信頼度Cfを演算する。
【数9】Cf=e-f=e-(H/tr) ここで、Hは比例定数である。数式9から明らかなよう
に、欠落前の車間距離の計測時間が短いほど信頼度が低
くなる。
【0029】図8は、第4の実施形態のマイクロコンピ
ュータの処理を示すフローチャートである。なお、図2
に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうステ
ップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を中
心に説明する。欠落検出信号が出されていないときは、
ステップ24でタイマ16Aにより車間距離計測時間を
計時する。また、車間距離推定後のステップ14Cで
は、数式9により車間距離推定値の信頼度Cfを演算す
る。そしてステップ15へ進み、上述したように車間距
離推定値の信頼度Cfにより目標車間距離変更値Ld’
を演算する。
【0030】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、車間距離計測
値欠落前の車間距離計測時間に基づいて車間距離推定値
の信頼度を求め、信頼度に応じて目標車間距離を変更す
る。そして、車間距離推定値が目標車間距離変更値とな
るように車間距離を制御する。これにより、一時的に車
間距離が計測不能になっても車間距離推定値が得られ、
円滑な車間距離制御を行なうことができる。また、車間
距離が正常に計測されていた時間に応じて目標車間距離
を変更するようにしたので安全性が向上する。
【0031】−第5の発明の実施形態− 図9は第5の実施形態の構成を示す。なお、図1に示す
第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の符
号を付して相違点を中心に説明する。ワイパー21は、
表1に示す作動モードviを有する。
【表1】 信頼度演算部10Dは、ワイパー21の作動モードに基
づいて次式により車間距離推定値の信頼度Cfを演算す
る。
【数10】Cf=e-f=e-(Q・vi) ここで、Qは比例定数である。数式10から明らかなよ
うに、ワイパー21の作動速度が速いほど信頼度が低く
なる。
【0032】図10は、第5の実施形態のマイクロコン
ピュータの処理を示すフローチャートである。なお、図
2に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうス
テップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を
中心に説明する。車間距離推定後のステップ25でワイ
パー21の作動モードを検出し、続くステップ14Dで
数式10により車間距離推定値の信頼度Cfを演算す
る。そしてステップ15へ進み、上述したように車間距
離推定値の信頼度Cfにより目標車間距離変更値Ld’
を演算する。
【0033】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、ワイパーの作
動モードに基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信
頼度に応じて目標車間距離を変更する。そして、車間距
離推定値が目標車間距離変更値となるように車間距離を
制御する。これにより、雨天走行時にスプラッシュなど
により一時的に車間距離が計測不能になっても車間距離
推定値が得られ、円滑な車間距離制御を行なうことがで
きる。また、ワイパーの作動速度に応じて目標車間距離
を変更するようにしたので安全性が向上する。
【0034】−第6の発明の実施の形態− 図11は第6の実施形態の構成を示す。なお、図1に示
す第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の
符号を付して相違点を中心に説明する。雨滴センサ22
は、雨を検出して雨量に応じた信号を出力する。信頼度
演算部10Eは、雨滴センサ22の雨量検出値kiに基
づいて次式により車間距離推定値の信頼度Cfを演算す
る。
【数11】Cf=e-f=e-(S・ki) ここで、Sは比例定数である。数式11から明らかなよ
うに、雨量検出値が大きいほど信頼度が低くなる。
【0035】図12は、第6の実施形態のマイクロコン
ピュータの処理を示すフローチャートである。なお、図
2に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうス
テップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を
中心に説明する。車間距離推定後のステップ26で雨滴
センサ22により雨量を検出し、続くステップ14Eで
数式11により車間距離推定値の信頼度Cfを演算す
る。そしてステップ15へ進み、上述したように車間距
離推定値の信頼度Cfにより目標車間距離変更値Ld’
を演算する。
【0036】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、雨量に基づい
て車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度に応じて目標
車間距離を変更する。そして、車間距離推定値が目標車
間距離変更値となるように車間距離を制御する。これに
より、雨天走行時にスプラッシュなどにより一時的に車
間距離が計測不能になっても車間距離推定値が得られ、
円滑な車間距離制御を行なうことができる。また、雨量
に応じて目標車間距離を変更するようにしたので安全性
が向上する。
【0037】−第7の発明の実施の形態− 図13は第7の実施形態の構成を示す。なお、図1に示
す第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の
符号を付して相違点を中心に説明する。推定距離変更部
20は、マイクロコンピューターのソフトウエア形態で
構成され、車間距離推定値の信頼度に基づいて車間距離
推定部9で演算された車間距離推定値を変更する。すな
わち、数式3により求めた車間距離推定値deを信頼度
Cfにより変更し推定距離変更値de’を演算する。
【数12】de’=de・Cf なお、推定距離変更値de’を次式により求めてもよ
い。
【数13】 de”=Lb・Cf+(Vr+Vo−v)・t 数式12および13から明らかなように、信頼度が低い
ほど推定距離変更値が短くなる。車間距離変更値が短く
なると、車間距離制御部4は車間距離を長くするように
制御するため、実際の車間距離は長くなる。
【0038】図14は、第7の実施形態のマイクロコン
ピュータの処理を示すフローチャートである。なお、図
2に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうス
テップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を
中心に説明する。信頼度演算後のステップ27におい
て、数式12または13により信頼度Cfに基づいて車
間距離推定値を変更し、変更値de’またはde”を演
算する。そして、ステップ7で車間距離計測値または推
定距離変更値、目標車間距離、相対速度および車速に基
づいて、数式1によりスロットル開度とブレーキ踏圧を
演算する。このとき、車間距離には、欠落検出信号が出
されていないときはステップ1で計測した値を用い、欠
落検出信号が出されているときはステップ12で推測し
ステップ27で信頼度により変更した値を用いる。ま
た、目標車間距離には、欠落検出信号の有無に拘わらず
ステップ5で演算した値Ldを用いる。ステップ8で、
算出したスロットル開度とブレーキ踏圧をスロットルア
クチュエータ5とブレーキアクチュエータ6へ出力し、
車間距離を制御する。すなわち、車間距離計測値が欠落
していないときは、ステップ1で計測した車間距離計測
値がステップ5で演算した目標車間距離となるように車
間距離を制御し、車間距離計測値が欠落しているとき
は、ステップ12で推定しステップ27で変更した推定
距離変更値がステップ5で演算した目標車間距離となる
ように車間距離を制御する。
【0039】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、欠落後の移動
距離に基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度
に応じて車間距離推定値を変更する。そして、推定距離
変更値が目標車間距離となるように車間距離を制御す
る。これにより、何らかの原因で一時的に車間距離が計
測不能になっても車間距離推定値が得られ、円滑な車間
距離制御を行なうことができる。また、欠落後の自車両
の移動距離に応じて車間距離推定値を変更するようにし
たので安全性が向上する。
【0040】−第8の発明の実施の形態− 図15は第8の実施形態の構成を示す。なお、図1に示
す第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の
符号を付して相違点を中心に説明する。加速度調整部1
2は、マイクロコンピューターのソフトウエア形態で構
成され、車間距離推定値の信頼度と車速とに基づいて車
間距離制御時の加速度を調整するためのスロットル開度
およびブレーキ踏圧の変更値を演算する。車間距離(計
測値または推定値)をd、相対速度をVr、車速をv、
信頼度をCfとすると、車速vを先行車の車速に一致さ
せ、且つ車間距離dを目標車間距離Ldに一致させるた
めのスロットル開度Toとブレーキ踏圧Boを次式によ
り演算する。
【数14】[To,Bo]={[Ktp,Kbp]・
(d−Ld)+[Ktd,Kbd]・Vr}・Cf ここで、数式14は、数式1の右辺に信頼度Cfを乗じ
たものであり、目標車間距離Ldは数式2により算出す
る。数式14から明らかなように、車間距離推定値の信
頼度が低いほどスロットル開度およびブレーキ踏圧を小
さくし、加速度を小さくする。なお、上記加速度には負
の加速度、すなわち減速度が含まれる。
【0041】図16は、第8の実施形態のマイクロコン
ピュータの処理を示すフローチャートである。なお、図
2に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうス
テップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を
中心に説明する。信頼度演算後のステップ29におい
て、数式14により信頼度Cfに基づいてスロットル開
度Toおよびブレーキ踏圧Boの変更値を演算する。そ
して、ステップ8で算出したスロットル開度とブレーキ
踏圧をスロットルアクチュエータ5とブレーキアクチュ
エータ6へ出力し、車間距離を制御する。すなわち、車
間距離計測値が欠落していないときは、ステップ1で計
測した車間距離計測値をステップ5で演算した目標車間
距離とするためのスロットル開度とブレーキ踏圧をステ
ップ7で演算し、スロットルアクチュエータ5およびブ
レーキアクチュエータ6を制御する。一方、車間距離計
測値が欠落しているときは、ステップ12で推定した車
間距離推定値をステップ5で演算した目標車間距離とす
るためのスロットル開度とブレーキ踏圧をステップ29
で演算し、スロットルアクチュエータ5およびブレーキ
アクチュエータ6を制御する。
【0042】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、欠落後の移動
距離に基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度
に応じた加速度(減速度)を設定して車間距離推定値が
目標車間距離となるように車間距離を制御する。これに
より、何らかの原因により一時的に車間距離が計測不能
になっても車間距離推定値が得られ、円滑な車間距離制
御を行なうことができる。また、車間距離計測値欠落後
の自車両の移動距離に応じて車間距離制御中の加速度を
調整するようにしたので、車間距離制御における安全性
が向上する。
【0043】なお、車間距離計測値欠落後の自車両の移
動距離、車間距離計測値欠落後の経過時間、走行路の旋
回半径、車間距離計測値欠落前の車間距離計測時間、ワ
イパーの作動速度、雨量などに基づいて演算した車間距
離推定値の信頼度の内の、複数の信頼度の積により最終
的な信頼度を求めてもよい。あるいはまた、個別に演算
した信頼度の内の複数の信頼度の最小値を最終的な信頼
度としてもよい。
【0044】−第9の発明の実施の形態− 図17は第9の実施形態の構成を示す。なお、図1に示
す第1の実施形態の機器と同様な機器に対しては同一の
符号を付して相違点を中心に説明する。車間距離警報部
14は、マイクロコンピューターのソフトウエア形態で
構成され、車速と相対速度とに基づいて車間距離の警報
値すなわち警報距離を演算し、車間距離計測値が警報距
離以下になったら接近警報装置15により警報を行う。
車間距離計測値が欠落しているときには、車間距離推定
値が警報距離以下になったら接近警報装置15により警
報を行う。警報距離Lsは、相対速度Vr、車速v、定
数I,Jに基づいて次式により演算する。
【数15】Ls=I・v+Vr2/(2J) 接近警報装置15は、スピーカーを吹鳴したりLEDを
点灯することにより警報距離以下まで先行車に接近した
ことを知らせる。警報距離変更部13は、マイクロコン
ピューターのソフトウエア形態で構成され、車間距離推
定値の信頼度Cf、相対速度Vrおよび車速vに基づい
て警報距離変更値Ls’を演算する。
【数16】Ls’=I・v+Vr2/(2J)/Cf 数式16から明らかなように、車間距離推定値の信頼度
が低いほど警報距離が長くなり、より安全になる。
【0045】図18は、第9の実施形態のマイクロコン
ピュータの処理を示すフローチャートである。なお、図
2に示す第1の実施形態の処理と同様な処理を行なうス
テップに対しては同一のステップ番号を付して相違点を
中心に説明する。車間距離計測が可能で欠落検出信号が
出されていないときは、欠落フラグをリセットした後の
ステップ30で数式15により警報距離Lsを演算す
る。一方、車間距離計測が不可能で欠落検出信号が出さ
れているときには、信頼度演算後のステップ32で数式
16により警報距離変更値Ls’を演算する。そして、
ステップ31で、車間距離計測値が警報距離以下になっ
たとき、または車間距離推定値が警報距離変更値以下に
なったときに接近警報装置15により警報を行う。すな
わち、車間距離計測が可能で欠落検出信号が出されてい
ないときは、車間距離計測値が警報距離以下になったら
警報を行い、車間距離計測が不可能で欠落検出信号が出
されているときは、車間距離推定値が警報距離変更値以
下になったら警報を行う。
【0046】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、欠落後の移動
距離に基づいて車間距離推定値の信頼度を求め、信頼度
に応じて警報距離を変更する。そして、車間距離推定値
が警報距離変更値以下になったら警報を行う。これによ
り、何らかの原因で一時的に車間距離が計測不能になっ
ても車間距離推定値が得られ、車間距離警報における信
頼性が向上する。また、車間距離計測値欠落後の自車両
の移動距離に応じて警報距離を変更するようにしたの
で、安全性が向上する。
【0047】−第10の発明の実施の形態− 図19は第10の実施形態の構成を示す。なお、図1に
示す第1の実施形態と図17に示す第9の実施形態の機
器と同様な機器に対しては同一の符号を付して相違点を
中心に説明する。推定距離変更部20は、マイクロコン
ピューターのソフトウエア形態で構成され、車間距離推
定値の信頼度に基づいて車間距離推定値を変更する。す
なわち、数式3により求めた車間距離推定値deを信頼
度Cfにより補正し、数式12により推定距離変更値d
e’を算出する。あるいはまた、推定距離変更値de’
を数式13により求めてもよい。上述したように、信頼
度が低いほど推定距離を短くする。この結果、実際には
逆に車間距離が長くなる。
【0048】図20は、第10の実施形態のマイクロコ
ンピュータの処理を示すフローチャートである。なお、
図2に示す第1の実施形態と図18に示す第9の実施形
態の処理と同様な処理を行なうステップに対しては同一
のステップ番号を付して相違点を中心に説明する。信頼
度演算後のステップ35において、数式12または13
により車間距離推定値を変更する。ステップ33で数式
15により警報距離を演算し、ステップ34へ進む。ス
テップ34では、車間距離計測値が警報距離以下になっ
たとき、または推定距離変更値が警報距離以下になった
ときに接近警報装置15により警報を行う。すなわち、
車間距離計測が可能で欠落検出信号が出されていないと
きは、車間距離計測値が警報距離以下になったら警報を
行い、車間距離計測が不可能で欠落検出信号が出されて
いるときは、推定距離変更値が警報距離以下になったら
警報を行う。
【0049】このように、何らかの原因で車間距離計測
値が欠落したときは、欠落直前の車間距離計測値、相対
速度および車速と、現在の車速と、欠落後の経過時間と
に基づいて車間距離を推定するとともに、車間距離計測
値欠落後の移動距離に基づいて車間距離推定値の信頼度
を求め、信頼度に応じて車間距離推定値を変更する。そ
して、推定距離変更値が警報距離以下になったら警報を
行う。これにより、何らかの原因で一時的に車間距離が
計測不能になっても車間距離推定値が得られ、車間距離
警報における信頼性が向上する。また、車間距離計測値
欠落後の移動距離に応じて車間距離推定値を変更するよ
うにしたので、安全性が向上する。
【0050】上述した第9および第10の実施形態で
は、車間距離計測値欠落後の自車両の移動距離に基づい
て車間距離推定値の信頼度を演算したが、第2〜第8の
実施形態で示したように、車間距離計測値欠落後の経過
時間、走行路の旋回半径、車間距離計測値欠落前の車間
距離計測時間、ワイパーの作動速度、雨量などに基づい
て車間距離推定値の信頼度を演算してもよい。また、車
間距離計測値欠落後の自車両の移動距離、車間距離計測
値欠落後の経過時間、走行路の旋回半径、車間距離計測
値欠落前の車間距離計測時間、ワイパーの作動速度、雨
量などに基づいて演算した信頼度の内の、複数の信頼度
の積により最終的な信頼度を求めてもよい。あるいはま
た、個別に演算した信頼度の内の複数の信頼度の最小値
を最終的な信頼度としてもよい。
【0051】以上の一実施形態の構成において、車間距
離センサ1が車間距離計測手段を、相対速度演算部2が
相対速度演算手段を、車速センサ3が車速検出手段を、
車間距離制御部4が車間距離制御手段を、欠落検出部7
が欠落検出手段を、車間距離推定部9が車間距離推定手
段を、信頼度演算部10が信頼度演算手段を、目標車間
距離変更部11が目標車間距離変更手段を、推定距離変
更部20が車間距離推定値変更手段を、左車輪速センサ
17、右車輪速センサ18および旋回半径演算部19が
旋回半径検出手段を、雨滴センサ22が雨量検出手段
を、車間距離警報部14が警報手段を、警報距離変更部
13が警報距離変更手段をそれぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図3】 第2の実施形態の構成を示す図である。
【図4】 第2の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図5】 第3の実施形態の構成を示す図である。
【図6】 第3の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図7】 第4の実施形態の構成を示す図である。
【図8】 第4の実施形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】 第5の実施形態の構成を示す図である。
【図10】 第5の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】 第6の実施形態の構成を示す図である。
【図12】 第6の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図13】 第7の実施形態の構成を示す図である。
【図14】 第7の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図15】 第8の実施形態の構成を示す図である。
【図16】 第8の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図17】 第9の実施形態の構成を示す図である。
【図18】 第9の実施形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図19】 第10の実施形態の構成を示す図である。
【図20】 第10の実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 車間距離センサ 2 相対速度演算部 3 車速センサ 4 車間距離演算部 5 スロットルアクチュエータ 6 ブレーキアクチュエータ 7 欠落検出部 8 メモリ 9 車間距離推定部 10,10A,10B,10C,10D,10E 信頼
度演算部 11 目標車間距離変更部 12 加速度調整部 13 警報距離変更部 14 車間距離警報部 15 接近警報装置 16 タイマ 17 左車輪速センサ 18 右車輪速センサ 20 推定距離変更部 21 ワイパー 22 雨滴センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 B60R 21/00 620 G01S 15/93 G01S 17/93

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行車までの車間距離を計測する車間距
    離計測手段と、 車間距離計測値に基づいて先行車との相対速度を演算す
    る相対速度演算手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 車間距離計測値、相対速度および車速に基づいて先行車
    との車間距離が目標車間距離となるように車間距離を制
    御する車間距離制御手段とを備えた車間距離制御装置に
    おいて、 前記車間距離計測手段による車間距離計測値の欠落が発
    生したことを検出する欠落検出手段と、 車間距離計測値が欠落する前の自車両と先行車との相対
    関係と、車間距離計測値が欠落した後の自車両の動きと
    に基づいて車間距離推定値を演算する車間距離推定手段
    と、 車間距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距
    離推定値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、 車間距離推定値の信頼度に基づいて前記目標車間距離を
    変更する目標車間距離変更手段とを備えることを特徴と
    する車間距離制御装置。
  2. 【請求項2】 先行車までの車間距離を計測する車間距
    離計測手段と、 車間距離計測値に基づいて先行車との相対速度を演算す
    る相対速度演算手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 車間距離計測値、相対速度および車速に基づいて先行車
    との車間距離が目標車間距離となるように車間距離を制
    御する車間距離制御手段とを備えた車間距離制御装置に
    おいて、 前記車間距離計測手段による車間距離計測値の欠落が発
    生したことを検出する欠落検出手段と、 車間距離計測値が欠落する前の自車両と先行車との相対
    関係と、車間距離計測値が欠落した後の自車両の動きと
    に基づいて車間距離推定値を演算する車間距離推定手段
    と、 車間距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距
    離推定値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、 車間距離推定値の信頼度に基づいて車間距離推定値を変
    更する車間距離推定値変更手段とを備え、 前記車間距離制御手段は、車間距離計測値欠落後は車間
    距離推定値が前記目標車間距離となるように車間距離を
    制御することを特徴とする車間距離制御装置。
  3. 【請求項3】 先行車までの車間距離を計測する車間距
    離計測手段と、 車間距離計測値に基づいて先行車との相対速度を演算す
    る相対速度演算手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 車間距離計測値、相対速度および車速に基づいて先行車
    との車間距離が目標車間距離となるように車間距離を制
    御する車間距離制御手段とを備えた車間距離制御装置に
    おいて、 前記車間距離計測手段による車間距離計測値の欠落が発
    生したことを検出する欠落検出手段と、 車間距離計測値が欠落する前の自車両と先行車との相対
    関係と、車間距離計測値が欠落した後の自車両の動き
    、車間距離計測値が欠落してからの経過時間とに基づ
    いて車間距離推定値を演算する車間距離推定手段と、 車間距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距
    離推定値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、 車間距離推定値の信頼度に基づいて車両の加速度を調整
    する加速度調整手段とを備え、 前記車間距離制御手段は、車間距離計測値欠落後は車間
    距離推定値が前記目標車間距離となるように車間距離を
    制御することを特徴とする車間距離制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 前記車間距離推定手段は、車間距離計測値欠落前の先行
    車との車間距離計測値、相対速度および自車両の車速
    と、車間距離計測値欠落後の車速および経過時間とに基
    づいて車間距離推定値を演算することを特徴とする車間
    距離制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の自車両の
    移動距離に基づいて信頼度を演算し、移動距離が大きい
    ほど信頼度を低下させることを特徴とする車間距離制御
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の経過時間
    に基づいて信頼度を演算し、経過時間が長いほど信頼度
    を低下させることを特徴とする車間距離制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 走行路の旋回半径を検出する旋回半径検出手段を備え、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の走行路の
    旋回半径に基づいて信頼度を演算し、旋回半径が小さい
    ほど信頼度を低下させることを特徴とする車間距離制御
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落前の車間距離
    計測時間に基づいて信頼度を演算し、車間距離計測値欠
    落前の車間距離計測時間が短いほど信頼度を低下させる
    ことを特徴とする車間距離制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかの項に記載の車
    間距離制御装置において、 前記信頼度演算手段はワイパーの作動速度に基づいて信
    頼度を演算し、ワイパーの作動速度が早いほど信頼度を
    低下させることを特徴とする車間距離制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの項に記載の
    車間距離制御装置において、 雨量を検出する雨量検出手段を備え、 前記信頼度演算手段は雨量に基づいて信頼度を演算し、
    雨量が多いほど信頼度を低下させることを特徴とする車
    間距離制御装置。
  11. 【請求項11】 先行車までの車間距離を計測する車間
    距離計測手段と、 車間距離計測値に基づいて先行車との相対速度を演算す
    る相対速度演算手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 相対速度および車速に基づいて先行車との警報距離を設
    定し、前記車間距離計測値が前記警報距離以下になると
    警報を行なう警報手段とを備えた車間距離警報装置であ
    って、 前記車間距離計測手段による車間距離計測値の欠落が発
    生したことを検出する欠落検出手段と、 車間距離計測値が欠落する前の自車両と先行車との相対
    関係と、車間距離計測値が欠落した後の自車両の動き
    、車間距離計測値が欠落してからの経過時間とに基づ
    いて車間距離推定値を演算する車間距離推定手段と、 車間距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距
    離推定値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、 車間距離推定値の信頼度に基づいて前記警報距離を変更
    する警報距離変更手段とを備えることを特徴とする車間
    距離警報装置。
  12. 【請求項12】 先行車までの車間距離を計測する車間
    距離計測手段と、 車間距離計測値に基づいて先行車との相対速度を演算す
    る相対速度演算手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 相対速度および車速に基づいて先行車との警報距離を設
    定し、前記車間距離計測値が前記警報距離以下になった
    ら警報を行なう警報手段とを備えた車間距離警報装置で
    あって、 前記車間距離計測手段による車間距離計測値の欠落が発
    生したことを検出する欠落検出手段と、 車間距離計測値が欠落する前の自車両と先行車との相対
    関係と、車間距離計測値が欠落した後の自車両の動きと
    に基づいて車間距離推定値を演算する車間距離推定手段
    と、 車間距離計測値欠落後の自車両の動きに基づいて車間距
    離推定値の信頼度を演算する信頼度演算手段と、 車間距離推定値の信頼度に基づいて車間距離推定値を変
    更する車間距離推定値変更手段とを備え、 前記警報手段は、車間距離計測値欠落後は車間距離推定
    値の変更値が前記警報距離以下になったら警報を行なう
    ことを特徴とする車間距離警報装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に示す車
    間距離警報装置において、 前記車間距離推定手段は、車間距離計測値欠落前の先行
    車との車間距離計測値、相対速度および自車両の車速
    と、車間距離計測値欠落後の車速および経過時間とに基
    づいて車間距離推定値を演算することを特徴とする車間
    距離警報装置。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の自車両の
    移動距離に基づいて信頼度を演算し、移動距離が大きい
    ほど信頼度を低下させることを特徴とする車間距離警報
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の経過時間
    に基づいて信頼度を演算し、経過時間が長いほど信頼度
    を低下させることを特徴とする車間距離警報装置。
  16. 【請求項16】 請求項11〜15のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 走行路の旋回半径を検出する旋回半径検出手段を備え、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落後の走行路の
    旋回半径に基づいて信頼度を演算し、旋回半径が小さい
    ほど信頼度を低下させることを特徴とする車間距離警報
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項11〜16のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 前記信頼度演算手段は車間距離計測値欠落前の車間距離
    計測時間に基づいて信頼度を演算し、車間距離計測値欠
    落前の車間距離計測時間が短いほど信頼度を低下させる
    ことを特徴とする車間距離警報装置。
  18. 【請求項18】 請求項11〜17のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 前記信頼度演算手段はワイパーの作動速度に基づいて信
    頼度を演算し、ワイパーの作動速度が早いほど信頼度を
    低下させることを特徴とする車間距離警報装置。
  19. 【請求項19】 請求項11〜18のいずれかの項に記
    載の車間距離警報装置において、 雨量を検出する雨量検出手段を備え、 前記信頼度演算手段は雨量に基づいて信頼度を演算し、
    雨量が多いほど信頼度を低下させることを特徴とする車
    間距離警報装置。
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