JP3234935B2 - 避難装置 - Google Patents
避難装置Info
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- JP3234935B2 JP3234935B2 JP12186693A JP12186693A JP3234935B2 JP 3234935 B2 JP3234935 B2 JP 3234935B2 JP 12186693 A JP12186693 A JP 12186693A JP 12186693 A JP12186693 A JP 12186693A JP 3234935 B2 JP3234935 B2 JP 3234935B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は避難装置に関するもの
で、更に詳細には、戸建用の避難装置に関するものであ
る。
で、更に詳細には、戸建用の避難装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、狭い土地を有効に利用するため
に2階又は3階建ての戸建住宅が建築されており、ま
た、将来の高齢者社会に向けて2階又は3階建ての2世
帯、3世帯住宅が多く建築されている。このような2階
又は3階建ての戸建住宅において、火災から住人を守る
ために避難装置を設置する必要がある。一般に使用され
る避難装置としては、例えば高層建物のベランダに設置
される収納枠に伸長可能に折畳まれた避難梯子を収納す
る形式のものがあるが、ベランダがない場合にはこの種
の避難梯子を設置することは難しい。
に2階又は3階建ての戸建住宅が建築されており、ま
た、将来の高齢者社会に向けて2階又は3階建ての2世
帯、3世帯住宅が多く建築されている。このような2階
又は3階建ての戸建住宅において、火災から住人を守る
ために避難装置を設置する必要がある。一般に使用され
る避難装置としては、例えば高層建物のベランダに設置
される収納枠に伸長可能に折畳まれた避難梯子を収納す
る形式のものがあるが、ベランダがない場合にはこの種
の避難梯子を設置することは難しい。
【0003】そこで、例えば建物の外壁に避難装置を設
置する構造のものが考えられている(特開平2−224
672号公報参照)。この避難装置は、建物の窓の外側
に縦向きに固定されるポールと、このポールに昇降自在
に取付けられる安全枠と、ポールとの滑合により上下移
動自在に設けられ、かつ安全枠に軸承される乗り板と、
乗り板の一方半分に設けられる踵の乗せ置き用補助部
と、乗り板と安全枠に乗り板の半分が下がる方向に弾性
力を付与するバネと、乗り板の他方半分において止着さ
れた戻し用ロープとを具備する構造となっている。この
ように構成される避難装置によれば、乗り板と踵の乗せ
置き用補助部に避難者が乗った状態で、避難者が足の爪
先で乗り板の半分を小刻みに踏み下げることによって地
上に降下することができる。
置する構造のものが考えられている(特開平2−224
672号公報参照)。この避難装置は、建物の窓の外側
に縦向きに固定されるポールと、このポールに昇降自在
に取付けられる安全枠と、ポールとの滑合により上下移
動自在に設けられ、かつ安全枠に軸承される乗り板と、
乗り板の一方半分に設けられる踵の乗せ置き用補助部
と、乗り板と安全枠に乗り板の半分が下がる方向に弾性
力を付与するバネと、乗り板の他方半分において止着さ
れた戻し用ロープとを具備する構造となっている。この
ように構成される避難装置によれば、乗り板と踵の乗せ
置き用補助部に避難者が乗った状態で、避難者が足の爪
先で乗り板の半分を小刻みに踏み下げることによって地
上に降下することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の避難装置においては、避難者が足の爪先で乗り
板の半分を小刻みに踏み下げて地上に降下しなければな
らず、避難時の動揺した状態ではかかる操作を容易に行
うことができないという操作性の問題がある。また、一
人が自力で避難しなければならないため、特に、老人や
子供等においては安全性に問題がある。また、この種の
避難装置は、ポールが建物の外側に縦向きに配置してい
るため、外観上好ましくないばかりか、窓の視界や採光
を妨げるという問題もある。
この種の避難装置においては、避難者が足の爪先で乗り
板の半分を小刻みに踏み下げて地上に降下しなければな
らず、避難時の動揺した状態ではかかる操作を容易に行
うことができないという操作性の問題がある。また、一
人が自力で避難しなければならないため、特に、老人や
子供等においては安全性に問題がある。また、この種の
避難装置は、ポールが建物の外側に縦向きに配置してい
るため、外観上好ましくないばかりか、窓の視界や採光
を妨げるという問題もある。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、避難者が自力で操作する必要がなく、複数の避難者
が安全に避難することができ、かつ不使用時には建物の
外観を損なわずに建物との調和を図れるようにした避難
装置を提供することを目的とするものである。
で、避難者が自力で操作する必要がなく、複数の避難者
が安全に避難することができ、かつ不使用時には建物の
外観を損なわずに建物との調和を図れるようにした避難
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の避難装置は、複数の縦材を摺動自
在に連接する摺動式縦棒と、この縦棒の最先端の縦材に
水平状に固定される台座と、上記縦棒の伸長降下速度を
制御すると共に、縦棒を引上げ収納するための緩降機構
と、この緩降機構の操作手段とを具備し、上記縦棒を、
建物の窓の側方に固設された下端が開口する筒状収納体
内に収納し、上記緩降機構を、上記窓の上方に固設され
た庇体内に配設してなることを特徴とするものである。
に、この発明の第1の避難装置は、複数の縦材を摺動自
在に連接する摺動式縦棒と、この縦棒の最先端の縦材に
水平状に固定される台座と、上記縦棒の伸長降下速度を
制御すると共に、縦棒を引上げ収納するための緩降機構
と、この緩降機構の操作手段とを具備し、上記縦棒を、
建物の窓の側方に固設された下端が開口する筒状収納体
内に収納し、上記緩降機構を、上記窓の上方に固設され
た庇体内に配設してなることを特徴とするものである。
【0007】また、この発明の第2の避難装置は、複数
の縦材を摺動自在に連接する摺動式縦棒と、この縦棒の
最先端の縦材に水平状に固定される台座と、上記縦棒の
伸長降下速度を制御すると共に、縦棒を引上げ収納する
ための緩降機構と、上記緩降機構の操作手段とを具備
し、上記縦棒を、建物の窓の側方に固設された下端が開
口する筒状収納体内に収納し、上記台座を、収納時上記
窓の下方に配設してなることを特徴とするものである。
の縦材を摺動自在に連接する摺動式縦棒と、この縦棒の
最先端の縦材に水平状に固定される台座と、上記縦棒の
伸長降下速度を制御すると共に、縦棒を引上げ収納する
ための緩降機構と、上記緩降機構の操作手段とを具備
し、上記縦棒を、建物の窓の側方に固設された下端が開
口する筒状収納体内に収納し、上記台座を、収納時上記
窓の下方に配設してなることを特徴とするものである。
【0008】この発明において、上記筒状収納体は窓の
側方に固設されるものであれば、窓の窓枠と別体であっ
てもよく、あるいは、筒状収納体と建物の窓に固設され
る窓枠とを一体に形成するもののいずれであってもよ
い。
側方に固設されるものであれば、窓の窓枠と別体であっ
てもよく、あるいは、筒状収納体と建物の窓に固設され
る窓枠とを一体に形成するもののいずれであってもよ
い。
【0009】
【作用】上記のように構成されるこの発明の避難装置に
よれば、建物の窓の側方に固設された筒状収納体内に摺
動式縦棒を収納すると共に、この縦棒の最先端の縦材に
台座を水平状に固定し、窓の上方に固設された庇体内に
緩降機構を配設することにより、建物の窓部に避難装置
を設置することができ、しかも、窓の視界や採光等を損
なうことがない。避難時には、台座上に複数の避難者が
乗ることができ、操作手段を操作して緩降機構を作動さ
せることにより、縦棒の降下速度を制御しながら伸長す
るので、台座を地上まで安全に降下することができる。
よれば、建物の窓の側方に固設された筒状収納体内に摺
動式縦棒を収納すると共に、この縦棒の最先端の縦材に
台座を水平状に固定し、窓の上方に固設された庇体内に
緩降機構を配設することにより、建物の窓部に避難装置
を設置することができ、しかも、窓の視界や採光等を損
なうことがない。避難時には、台座上に複数の避難者が
乗ることができ、操作手段を操作して緩降機構を作動さ
せることにより、縦棒の降下速度を制御しながら伸長す
るので、台座を地上まで安全に降下することができる。
【0010】また、台座を収納時窓の下方に配設するこ
とにより、窓の視界や採光等を損なうことがなく、避難
時には、窓から容易に台座に乗り移ることができる。
とにより、窓の視界や採光等を損なうことがなく、避難
時には、窓から容易に台座に乗り移ることができる。
【0011】また、筒状収納体と建物の窓に固設される
窓枠とを一体に形成することにより、構成部材の削減を
図ることができると共に、窓枠と避難装置の取付作業を
容易にすることができる。
窓枠とを一体に形成することにより、構成部材の削減を
図ることができると共に、窓枠と避難装置の取付作業を
容易にすることができる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。図1はこの発明の避難装置の一例の取付状
態の斜視図、図2は避難装置の使用状態の斜視図、図3
は避難装置の一部断面正面図、図4は図3の概略側面図
が示されている。
に説明する。図1はこの発明の避難装置の一例の取付状
態の斜視図、図2は避難装置の使用状態の斜視図、図3
は避難装置の一部断面正面図、図4は図3の概略側面図
が示されている。
【0013】この発明の避難装置は、建物Aの窓Bの両
側方に固設される左右一対の筒状収納体1と、窓Bの上
方に水平に固設される庇体2とからなる避難装置取付部
と、筒状収納体1内に収納される複数の縦材11を摺動
自在に連接する伸長可能な摺動式縦棒10と、縦棒10
の最先端の縦材11に水平状に固定される台座20と、
庇体2内に配設される縦棒10の伸長降下速度を制御す
ると共に縦棒10を引上げ収納するための緩降機構30
とからなる避難装置本体とで主要部が構成されている。
この場合、筒状収納体1は下端が開口した筒状に形成さ
れるステンレス鋼製部材あるいはアルミニウム合金製押
出材にて形成され、図示しない取付座を介して建物Aの
外壁面に固設されている。また、庇体2も筒状収納体1
と同様にステンレス鋼製あるいはアルミニウム合金製押
出材の中空体にて形成され、図示しない連結具を介して
筒状収納体1に連結されると共に、取付座(図示せず)
を介して建物Aの外壁面に固設されている。
側方に固設される左右一対の筒状収納体1と、窓Bの上
方に水平に固設される庇体2とからなる避難装置取付部
と、筒状収納体1内に収納される複数の縦材11を摺動
自在に連接する伸長可能な摺動式縦棒10と、縦棒10
の最先端の縦材11に水平状に固定される台座20と、
庇体2内に配設される縦棒10の伸長降下速度を制御す
ると共に縦棒10を引上げ収納するための緩降機構30
とからなる避難装置本体とで主要部が構成されている。
この場合、筒状収納体1は下端が開口した筒状に形成さ
れるステンレス鋼製部材あるいはアルミニウム合金製押
出材にて形成され、図示しない取付座を介して建物Aの
外壁面に固設されている。また、庇体2も筒状収納体1
と同様にステンレス鋼製あるいはアルミニウム合金製押
出材の中空体にて形成され、図示しない連結具を介して
筒状収納体1に連結されると共に、取付座(図示せず)
を介して建物Aの外壁面に固設されている。
【0014】上記摺動式縦棒10は、図5ないし図7に
示すように、テレスコープ状に嵌合連接する断面略コ字
状基部11aの開口部内側に対向する2条のリブ11b
を形成する複数の縦材11にて構成されている。この縦
材11はアルミニウム合金製押出形材にて形成されてお
り、縦材11の上端側のリブ11b間に取付ねじ12を
もってストッパ取付部材13が取付けられ、このストッ
パ取付部材13の外面に固定ねじ14をもってストッパ
15が突設固定され、縦材11の下端側のリブ11b間
には上段の縦材11に固定されたストッパ15を係止す
るストッパ受16が取付ねじ17をもって取付けられて
いる。なお、下段側の縦材11の上端部の4辺にはそれ
ぞれ上段側の縦材11の内壁面に転動接触するガイドロ
ーラ18が取付られており、このガイドローラ18が縦
材11の内壁面を転動することによって縦材11の伸長
降下が円滑に行えるようになっている(図6参照)。
示すように、テレスコープ状に嵌合連接する断面略コ字
状基部11aの開口部内側に対向する2条のリブ11b
を形成する複数の縦材11にて構成されている。この縦
材11はアルミニウム合金製押出形材にて形成されてお
り、縦材11の上端側のリブ11b間に取付ねじ12を
もってストッパ取付部材13が取付けられ、このストッ
パ取付部材13の外面に固定ねじ14をもってストッパ
15が突設固定され、縦材11の下端側のリブ11b間
には上段の縦材11に固定されたストッパ15を係止す
るストッパ受16が取付ねじ17をもって取付けられて
いる。なお、下段側の縦材11の上端部の4辺にはそれ
ぞれ上段側の縦材11の内壁面に転動接触するガイドロ
ーラ18が取付られており、このガイドローラ18が縦
材11の内壁面を転動することによって縦材11の伸長
降下が円滑に行えるようになっている(図6参照)。
【0015】このように、縦材11を開口部に2条のリ
ブ11bを有する断面略コ字状に形成することにより、
縦材11の重量を軽減することができると共に、縦材同
士の嵌合連接を容易にすることができ、かつ縦材11の
嵌合連接した後にストッパ取付部材13、ストッパ15
及びストッパ受16を容易に取付けることができる。ま
た、対向するリブ11b間にストッパ取付部材13を取
付けることにより、縦材11の開口部の口開きを防止す
ることができる上、ストッパ取付部材13の外面にスト
ッパ15を容易に突設固定することができ、ストッパ1
5とストッパ受16との係合を確実にすることができ
る。この場合、ストッパ受16の取付位置を調節するこ
とによって縦棒10の伸長長さを建物Aの高さに合せて
調整することが可能となる。
ブ11bを有する断面略コ字状に形成することにより、
縦材11の重量を軽減することができると共に、縦材同
士の嵌合連接を容易にすることができ、かつ縦材11の
嵌合連接した後にストッパ取付部材13、ストッパ15
及びストッパ受16を容易に取付けることができる。ま
た、対向するリブ11b間にストッパ取付部材13を取
付けることにより、縦材11の開口部の口開きを防止す
ることができる上、ストッパ取付部材13の外面にスト
ッパ15を容易に突設固定することができ、ストッパ1
5とストッパ受16との係合を確実にすることができ
る。この場合、ストッパ受16の取付位置を調節するこ
とによって縦棒10の伸長長さを建物Aの高さに合せて
調整することが可能となる。
【0016】上記台座20は、摺動式縦棒10の最先端
すなわち最下段側の縦材11にねじ止めあるいは溶接等
によって強固に固定されており、この台座20の前側面
の両側の2箇所から上方に向かって逆U字状に手掛け2
1が立設している。したがって、避難動作時に避難者が
台座20に座っても台座20は傾斜することがなく、避
難者は手掛け21を握って地上に降下することができる
ので、安全に避難を行うことができる(図1ないし図4
参照)。
すなわち最下段側の縦材11にねじ止めあるいは溶接等
によって強固に固定されており、この台座20の前側面
の両側の2箇所から上方に向かって逆U字状に手掛け2
1が立設している。したがって、避難動作時に避難者が
台座20に座っても台座20は傾斜することがなく、避
難者は手掛け21を握って地上に降下することができる
ので、安全に避難を行うことができる(図1ないし図4
参照)。
【0017】上記緩降機構30は、図3及び図4に示す
ように、一端が縦棒10の最先端の縦材11に繋着する
ワイヤーロープ31(索条)の他端側を巻回する巻取ド
ラム32と、この巻取ドラム32の回転を制御する遠心
ブレーキ33とで構成されている。そして、巻取ドラム
32と遠心ブレーキ33は庇体2内に横設される横軸3
4に装着された状態で庇体2内に配設されている。
ように、一端が縦棒10の最先端の縦材11に繋着する
ワイヤーロープ31(索条)の他端側を巻回する巻取ド
ラム32と、この巻取ドラム32の回転を制御する遠心
ブレーキ33とで構成されている。そして、巻取ドラム
32と遠心ブレーキ33は庇体2内に横設される横軸3
4に装着された状態で庇体2内に配設されている。
【0018】また、横軸34には巻上用従動スプロケッ
ト35が装着さており、この従動スプロケット35と一
方(正面に向って左側)の筒状収納体1内に配設される
巻上用駆動スプロケット36とが伝達チェーン37を介
して連結されている。
ト35が装着さており、この従動スプロケット35と一
方(正面に向って左側)の筒状収納体1内に配設される
巻上用駆動スプロケット36とが伝達チェーン37を介
して連結されている。
【0019】また、駆動スプロケット36と同軸上に爪
車38が装着されており、この爪車38にストッパ爪3
9が係脱可能に係合している。このストッパ爪39は、
図4に示すように、筒状収納体1に垂直方向に回転可能
に支持されており、爪車38と係合する端部と反対側の
端部に操作手段である操作レバー40が垂下した状態で
連結されて、操作レバー40を回転することによってス
トッパ爪39と爪車38との係合が解除されて、縦棒1
0が伸長降下し得るようになっている。この場合、操作
レバー40は、筒状収納体1の側面に設けられた開口3
の近傍位置に配設されており、開口3には扉体4が開閉
可能に装着されている。したがって、不使用時には操作
レバー40は筒状収納体1内に内蔵されて外部から隠れ
た状態となっているので、美観を損ねることがなく建物
との調和を図ることができる。また、避難時には扉体4
を開放して操作レバー40を操作することができる。
車38が装着されており、この爪車38にストッパ爪3
9が係脱可能に係合している。このストッパ爪39は、
図4に示すように、筒状収納体1に垂直方向に回転可能
に支持されており、爪車38と係合する端部と反対側の
端部に操作手段である操作レバー40が垂下した状態で
連結されて、操作レバー40を回転することによってス
トッパ爪39と爪車38との係合が解除されて、縦棒1
0が伸長降下し得るようになっている。この場合、操作
レバー40は、筒状収納体1の側面に設けられた開口3
の近傍位置に配設されており、開口3には扉体4が開閉
可能に装着されている。したがって、不使用時には操作
レバー40は筒状収納体1内に内蔵されて外部から隠れ
た状態となっているので、美観を損ねることがなく建物
との調和を図ることができる。また、避難時には扉体4
を開放して操作レバー40を操作することができる。
【0020】なお、爪車38の先端に挿込み用突部(図
示せず)が設けられており、この挿込み用突部に巻上ハ
ンドル36aに設けられた挿着孔を係合させて、巻上ハ
ンドル36aを巻上方向に回転することによってワイヤ
ーロープ31を巻取ドラム32に巻き取って伸長した縦
棒10を収縮することができる。
示せず)が設けられており、この挿込み用突部に巻上ハ
ンドル36aに設けられた挿着孔を係合させて、巻上ハ
ンドル36aを巻上方向に回転することによってワイヤ
ーロープ31を巻取ドラム32に巻き取って伸長した縦
棒10を収縮することができる。
【0021】上記遠心ブレーキ33は、図8及び図9に
示すように、横軸34に対して直交状に取付けられるブ
レーキ板41と、横軸34に取付けられる重錘受42に
一端がピン43をもって枢着される放射方向に回転自在
な4本の重錘腕44と、各重錘腕44の自由端に取付ボ
ルト45をもって固定される重錘46とで構成されてい
る。
示すように、横軸34に対して直交状に取付けられるブ
レーキ板41と、横軸34に取付けられる重錘受42に
一端がピン43をもって枢着される放射方向に回転自在
な4本の重錘腕44と、各重錘腕44の自由端に取付ボ
ルト45をもって固定される重錘46とで構成されてい
る。
【0022】このように構成される遠心ブレーキ33に
おいて、上記縦棒10の伸長降下によって巻取ドラム3
2が回転して横軸34が回転すると、遠心力によって重
錘46が外周方向に移動し重錘腕44がピン43を中心
として放射方向に回転し、重錘腕44のピン側端部がブ
レーキ板41を押圧して横軸34の回転の制動すなわち
縦棒の伸長降下速度を制御することができる。
おいて、上記縦棒10の伸長降下によって巻取ドラム3
2が回転して横軸34が回転すると、遠心力によって重
錘46が外周方向に移動し重錘腕44がピン43を中心
として放射方向に回転し、重錘腕44のピン側端部がブ
レーキ板41を押圧して横軸34の回転の制動すなわち
縦棒の伸長降下速度を制御することができる。
【0023】この場合、ブレーキ板41と重錘受42と
を横軸34に嵌装される図10に示すようなフランジ付
き重錘調節ねじ筒47のフランジ47aと、この重錘調
節ねじ筒47にねじ結合するナット48との間に挾持さ
せ、ナット48のねじ込み量を調節することによってブ
レーキ板41と重錘腕44との隙間を調整して重錘46
の広がりを最小限にし、ブレーキのきき始めを早くする
ことができる。また、この実施例では、重錘46の取付
位置を調節することができ、この重錘46の取付位置を
調節することによっても緩降機構30のブレーキ力を調
整することができる。更に、巻取ドラム32と遠心ブレ
ーキ33を同軸上に配設することにより、緩降機構30
をコンパクトにすることができる。なお、巻取ドラム3
2と遠心ブレーキ33を同一軸上に配設することによ
り、ブレーキ力を高めるための横軸34の回転数を高め
ることができないという懸念が残るが、遠心ブレーキ3
3の重錘腕44の長さを長くすることによってブレーキ
力を高めることができるので問題はない。
を横軸34に嵌装される図10に示すようなフランジ付
き重錘調節ねじ筒47のフランジ47aと、この重錘調
節ねじ筒47にねじ結合するナット48との間に挾持さ
せ、ナット48のねじ込み量を調節することによってブ
レーキ板41と重錘腕44との隙間を調整して重錘46
の広がりを最小限にし、ブレーキのきき始めを早くする
ことができる。また、この実施例では、重錘46の取付
位置を調節することができ、この重錘46の取付位置を
調節することによっても緩降機構30のブレーキ力を調
整することができる。更に、巻取ドラム32と遠心ブレ
ーキ33を同軸上に配設することにより、緩降機構30
をコンパクトにすることができる。なお、巻取ドラム3
2と遠心ブレーキ33を同一軸上に配設することによ
り、ブレーキ力を高めるための横軸34の回転数を高め
ることができないという懸念が残るが、遠心ブレーキ3
3の重錘腕44の長さを長くすることによってブレーキ
力を高めることができるので問題はない。
【0024】また、この実施例では、上記重錘受42
は、図11に示すように、2枚の重錘受板42a,42
aと、これら重錘受板42a,42a間に介在されるカ
ラー42bとで構成されている。この場合、各重錘受板
42aは卍状の基板42cの突出部42dにピン孔42
eを有する重錘腕取付片42fを直角に折曲してなり、
両重錘受板42aの対向する重錘腕取付片42f,42
f間にそれぞれ重錘腕44をピン43をもって枢着し得
るようになっている。このように、重錘受42の重錘受
板42aを形成することにより、重錘受板42aをプレ
ス加工することができるので、製作が容易となりコスト
の低廉価を図ると共に、寸法精度を高めることができ
る。
は、図11に示すように、2枚の重錘受板42a,42
aと、これら重錘受板42a,42a間に介在されるカ
ラー42bとで構成されている。この場合、各重錘受板
42aは卍状の基板42cの突出部42dにピン孔42
eを有する重錘腕取付片42fを直角に折曲してなり、
両重錘受板42aの対向する重錘腕取付片42f,42
f間にそれぞれ重錘腕44をピン43をもって枢着し得
るようになっている。このように、重錘受42の重錘受
板42aを形成することにより、重錘受板42aをプレ
ス加工することができるので、製作が容易となりコスト
の低廉価を図ると共に、寸法精度を高めることができ
る。
【0025】上記のように構成されるこの発明の避難装
置を使用する場合には、まず、窓Bから台座20に避難
者(1人〜3人)が乗って台座20に座った状態で一方
の筒状収納体1の扉体4を開いて操作レバー40を爪車
38とストッパ爪39との係合を解除する方向に引く
と、巻取ドラム32は回転フリーの状態となるので、縦
材11の自重によって縦棒10が伸長降下すると共に、
緩降機構30によって下降速度が制御される。したがっ
て、避難者は台座20に座ったまま地上に避難すること
ができる。なお、伸長した縦棒10を収縮して筒状収納
体1内に収納する場合は、窓際から手を伸ばして爪車3
8の挿込み用突部に巻上ハンドル36aを取付けて回転
すれば、巻取ドラム32にワイヤーロープ31が巻き取
られて下段の縦材11が順次上段の縦材11内に格納さ
れるので、縦棒10を収縮した状態で筒状収納体1内に
収納することができる。
置を使用する場合には、まず、窓Bから台座20に避難
者(1人〜3人)が乗って台座20に座った状態で一方
の筒状収納体1の扉体4を開いて操作レバー40を爪車
38とストッパ爪39との係合を解除する方向に引く
と、巻取ドラム32は回転フリーの状態となるので、縦
材11の自重によって縦棒10が伸長降下すると共に、
緩降機構30によって下降速度が制御される。したがっ
て、避難者は台座20に座ったまま地上に避難すること
ができる。なお、伸長した縦棒10を収縮して筒状収納
体1内に収納する場合は、窓際から手を伸ばして爪車3
8の挿込み用突部に巻上ハンドル36aを取付けて回転
すれば、巻取ドラム32にワイヤーロープ31が巻き取
られて下段の縦材11が順次上段の縦材11内に格納さ
れるので、縦棒10を収縮した状態で筒状収納体1内に
収納することができる。
【0026】以上に説明したように、この発明の避難装
置によれば、建物Aの窓Bの両側に固設される筒状収納
体1内に摺動式縦棒10を収縮した状態で収納し、縦棒
10の最下段の縦材11に固定される台座20を窓Bの
下部近傍位置に配置し、そして、窓Bの上方に固設され
る庇体2内に緩降機構30を配設してなるので、既存の
建物Aにこの発明の避難装置を容易に設置することがで
き、しかも、窓Bの視界や採光を損ねることがないの
で、建物Aと避難装置との調和を図ることができる。ま
た、両側の筒状収納体1内に収納される縦棒10は2本
のワイヤーロープ31によって吊持されているので、縦
棒10が伸長した状態において縦棒10がずれるのをワ
イヤーロープ31によって阻止することができ、台座2
0を安定した水平状態に維持することができる。また、
避難時に台座20に複数の避難者が乗っても傾斜するこ
とがないので、安全である。また、2本のワイヤーロー
プ31を同一の横軸34上に装着された巻取ドラム32
に巻回し、横軸34に装着された従動スプロケット35
に伝達チェーン37を介して連結する駆動スプロケット
36を回転して2本のワイヤーロープ31を同時に巻き
取ることができるので、縦棒10の収縮を片側で操作す
ることができる。
置によれば、建物Aの窓Bの両側に固設される筒状収納
体1内に摺動式縦棒10を収縮した状態で収納し、縦棒
10の最下段の縦材11に固定される台座20を窓Bの
下部近傍位置に配置し、そして、窓Bの上方に固設され
る庇体2内に緩降機構30を配設してなるので、既存の
建物Aにこの発明の避難装置を容易に設置することがで
き、しかも、窓Bの視界や採光を損ねることがないの
で、建物Aと避難装置との調和を図ることができる。ま
た、両側の筒状収納体1内に収納される縦棒10は2本
のワイヤーロープ31によって吊持されているので、縦
棒10が伸長した状態において縦棒10がずれるのをワ
イヤーロープ31によって阻止することができ、台座2
0を安定した水平状態に維持することができる。また、
避難時に台座20に複数の避難者が乗っても傾斜するこ
とがないので、安全である。また、2本のワイヤーロー
プ31を同一の横軸34上に装着された巻取ドラム32
に巻回し、横軸34に装着された従動スプロケット35
に伝達チェーン37を介して連結する駆動スプロケット
36を回転して2本のワイヤーロープ31を同時に巻き
取ることができるので、縦棒10の収縮を片側で操作す
ることができる。
【0027】なお、上記実施例では筒状収納体1を窓B
の窓枠と別体にして建物Aの外壁に固設するようにした
場合について説明したが、図12に示すように、筒状収
納体1と窓枠50とを一体に形成することにより、構成
部材の削減を図ることができると共に、窓枠50と筒状
収納体1とを同時に取付けることができ、取付作業を容
易にすることができる。なお、図12において、その他
の部分は上記第一実施例と同じであるので、同一部分に
は、同一符号を付してその説明は省略する。
の窓枠と別体にして建物Aの外壁に固設するようにした
場合について説明したが、図12に示すように、筒状収
納体1と窓枠50とを一体に形成することにより、構成
部材の削減を図ることができると共に、窓枠50と筒状
収納体1とを同時に取付けることができ、取付作業を容
易にすることができる。なお、図12において、その他
の部分は上記第一実施例と同じであるので、同一部分に
は、同一符号を付してその説明は省略する。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の避難
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
【0029】1)請求項1記載の避難装置によれば、建
物の窓の側方に固設された筒状収納体内に摺動式縦棒を
収納すると共に、この縦棒の最先端の縦材に台座を水平
状に固定し、窓の上方に固設された庇体内に緩降機構を
配設するので、窓の視界や採光等を損なうことなく建物
の窓部に避難装置を設置することができ、窓から安全に
避難することができる。また、避難時には、台座上に複
数の避難者が乗ることができ、操作手段を操作して緩降
機構の作動により縦棒の降下速度を制御しながら伸長す
るので、台座を地上まで安全に降下することができる。
物の窓の側方に固設された筒状収納体内に摺動式縦棒を
収納すると共に、この縦棒の最先端の縦材に台座を水平
状に固定し、窓の上方に固設された庇体内に緩降機構を
配設するので、窓の視界や採光等を損なうことなく建物
の窓部に避難装置を設置することができ、窓から安全に
避難することができる。また、避難時には、台座上に複
数の避難者が乗ることができ、操作手段を操作して緩降
機構の作動により縦棒の降下速度を制御しながら伸長す
るので、台座を地上まで安全に降下することができる。
【0030】2)請求項2記載の避難装置によれば、台
座を収納時窓の下方に配設するので、窓の視界や採光等
を損なうことがなく、避難時には、窓から容易に台座に
乗り移ることができ、避難を安全かつ迅速に行うことが
できる。
座を収納時窓の下方に配設するので、窓の視界や採光等
を損なうことがなく、避難時には、窓から容易に台座に
乗り移ることができ、避難を安全かつ迅速に行うことが
できる。
【0031】3)請求項3記載の避難装置によれば、筒
状収納体と建物の窓に固設される窓枠とを一体に形成す
るので、構成部材の削減を図ることができると共に、窓
枠と避難装置の取付作業を容易にすることができる。
状収納体と建物の窓に固設される窓枠とを一体に形成す
るので、構成部材の削減を図ることができると共に、窓
枠と避難装置の取付作業を容易にすることができる。
【図1】この発明の避難装置の取付状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】避難装置の使用状態を示す斜視図である。
【図3】避難装置の一部を断面で示す拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】避難装置の概略側面図である。
【図5】この発明における縦棒の横断面図である。
【図6】縦棒の要部横断面図である。
【図7】縦棒の要部断面斜視図である。
【図8】この発明における緩降機構の概略構成図であ
る。
る。
【図9】緩降機構を構成する遠心ブレーキの要部断面図
である。
である。
【図10】遠心ブレーキにおける重錘調整部材の斜視図
である。
である。
【図11】遠心ブレーキの重錘受の分解斜視図である。
【図12】この発明の別の実施例の概略横断面図であ
る。
る。
A 建物 B 窓 1 筒状収納体 2 庇体 3 開口 4 扉体 10 摺動式縦棒 11 縦材 11b リブ 13 ストッパ取付部材 15 ストッパ 16 ストッパ受 20 台座 30 緩降機構 31 ワイヤーロープ(索条) 32 巻取ドラム 33 遠心ブレーキ 40 操作レバー(操作手段) 50 窓枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−44035(JP,A) 特開 平2−224672(JP,A) 実開 昭63−38540(JP,U) 実開 昭61−48746(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62B 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の縦材を摺動自在に連接する摺動式
縦棒と、 上記縦棒の最先端の縦材に水平状に固定される台座と、 上記縦棒の伸長降下速度を制御すると共に、縦棒を引上
げ収納するための緩降機構と、 上記緩降機構の操作手段とを具備し、 上記縦棒を、建物の窓の側方に固設された下端が開口す
る筒状収納体内に収納し、 上記緩降機構を、上記窓の上方に固設された庇体内に配
設してなることを特徴とする避難装置。 - 【請求項2】 複数の縦材を摺動自在に連接する摺動式
縦棒と、 上記縦棒の最先端の縦材に水平状に固定される台座と、 上記縦棒の伸長降下速度を制御すると共に、縦棒を引上
げ収納するための緩降機構と、 上記緩降機構の操作手段とを具備し、 上記縦棒を、建物の窓の側方に固設された下端が開口す
る筒状収納体内に収納し、 上記台座を、収納時上記窓の下方に配設してなることを
特徴とする避難装置。 - 【請求項3】 筒状収納体と建物の窓に固設される窓枠
とを一体に形成してなることを特徴とする請求項1又は
2記載の避難装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186693A JP3234935B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 避難装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12186693A JP3234935B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 避難装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06285176A JPH06285176A (ja) | 1994-10-11 |
JP3234935B2 true JP3234935B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=14821871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12186693A Expired - Fee Related JP3234935B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 避難装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3234935B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100937336B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2010-01-18 | 류순모 | 화재 도피 수단이 구비된 안전 난간대 |
CN109386219A (zh) * | 2017-08-04 | 2019-02-26 | 南宁市黑晶信息技术有限公司 | 一种轨道逃生防盗网 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP12186693A patent/JP3234935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06285176A (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
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