JP3234918B2 - 螺旋状織物と、それを製織するための筬 - Google Patents

螺旋状織物と、それを製織するための筬

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円板状または円錐状
等の高強度複合材料部材を製造するための螺旋状織物
と、それを製織するための筬に関する。
【0002】
【従来の技術】円板状や円錐状等の高強度複合材料部材
を製造するために、螺旋状織物が提案されている(たと
えば、特表平3−504401号公報、特開昭63−1
76360号公報)。
【0003】螺旋状織物は、経糸、緯糸として、炭素繊
維やアラミド繊維などの高強度繊維を使用するととも
に、経糸を所定の半径に螺旋状に湾曲させ、この螺旋の
半径方向に緯糸を配列し、平織りを含む任意の織組織を
介して両者を螺旋形のテープ状に織り上げる。このもの
は、螺旋の内周から外周に至る織物の全幅に対し、螺旋
の半径方向に緯糸を配列するから、螺旋の外周部分にお
いて緯糸密度が低くなり、内周部分においてそれが高く
なり、織物全体に亘って均一な目付けが得られない。そ
こで、これを避けるために、緯糸の長さをランダムにば
らつかせたり、長短2種の緯糸を交互に緯入れしたりす
ることにより、目付けの均一化を図る必要がある。な
お、これらのいずれの場合にあっても、長い緯糸は、織
物の全幅に亘って緯入れし、短い緯糸は、螺旋の外周か
ら内周に向けて、それが到達し得る範囲内においてのみ
緯入れするものとする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、緯糸は、その緯入れ長さが不同であり、短い緯
糸は、螺旋状織物の幅方向の一部に対してのみ緯入れす
る必要があるから、緯入れ機構が著るしく複雑となり、
そのような製織動作を連続的に実現することができる織
機は、未だ存在しないという問題があった。すなわち、
これらの従来技術を提案する先行技術資料にも、その具
体的な製織機構は、全く開示されていないのが実情であ
る。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、すべての緯糸を螺旋状織物の全幅相当
の等長にするとともに、経糸は、螺旋の半径方向に経糸
密度を適切に変化させることによって、簡単な緯入れ機
構を使用しながら、全体として均一な目付けを実現する
ことができる螺旋状織物と、それを製織するための筬を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、螺旋の周方向に
配列する経糸と、螺旋の半径方向に配列する緯糸とを織
成してなり、すべての緯糸は、螺旋の内周から外周に至
る等長にするとともに、経糸は、螺旋の中心からの半径
方向の距離に比例するように経糸密度を変化させること
により、実質的に均一な目付けを実現することをその要
旨とする。
【0007】なお、経糸、緯糸は、同一の繊度としても
よく、異なる繊度としてもよい。
【0008】また、緯糸は、螺旋の半径方向から傾ける
ことができる。
【0009】第2発明の構成は、多数の筬羽と、筬羽を
支持する筬枠とからなり、筬羽は、製織する螺旋状織物
の螺旋の中心からの半径方向の距離に応じて筬羽間隔を
変化させることをその要旨とする。
【0010】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、緯糸は、
螺旋の半径方向に配列されているから、緯糸密度は、螺
旋の中心からの距離に反比例するようにして、螺旋の内
周から外周に向けて連続的に低下する。そこで、経糸
は、螺旋の中心からの距離に比例するように経糸密度を
変化させることにより、緯糸密度の低下を補償し、織物
の全体に亘り均一な目付けを実現することができる。織
物の目付けは、一般に、経糸密度と緯糸密度との積によ
って決まるからである。ただし、ここで、経糸密度を変
化させる具体的な態様は、緯糸密度の低下を実質的に補
償することができる限り、任意に定めてよいものとす
る。すなわち、経糸密度は、螺旋の内周における最大の
緯糸密度に対応する目付けを基準として、この目付けが
半径方向に維持されるように変化させればよい。
【0011】なお、経糸、緯糸は、同一の繊度であって
もよく、また、異なる繊度であってもよい。いずれの場
合にも、目付けKは、たとえば、 K=wp dp ・wf df =wp kp R・wf kf (1/R) =wp kp ・wf kf によって表わすことができ、螺旋の中心からの距離Rに
よらず、均一にすることができるからである。ただし、
ここで、wp 、wf は、それぞれ経糸、緯糸の繊度を表
わし、dp =kp R、df =kf (1/R)は、それぞ
れ経糸密度、緯糸密度を表わす。また、kp 、kf は、
定数である。
【0012】緯糸を螺旋の半径方向から傾けるときは、
たとえば車両のブレーキディスクのような回転摩擦部材
に応用するとき、緯糸に負荷される力が緯糸に対して直
角方向に作用せず、直角方向から傾いて作用するから、
全体の耐久性を大幅に向上させることが可能である。
【0013】第2発明の構成によるときは、筬羽は、製
織する螺旋状織物の螺旋の中心からの距離に応じて筬羽
間隔を変化させるから、かかる筬羽は、螺旋の中心から
の距離に比例するように経糸密度を変化させて経糸を配
列させることができ、したがって、第1発明に係る螺旋
状織物を製織するために有効に使用することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0015】螺旋状織物Sは、経糸Sp 、Sp …と緯糸
Sf 、Sf …とを織成してなり(図1)、内径R1 、外
径R2 を有する螺旋形のテープ状に製織されるものとす
る。ただし、ここで、内径R1 、外径R2 とは、螺旋状
織物Sが形成する螺旋の中心Aから、螺旋の内周、外周
までの半径方向の距離Rをいうものとする。
【0016】螺旋状織物Sは、綜絖枠11、11、筬1
2、緯入れ機構13、送り機構14、巻取機構15を備
える織機によって製織する(図1、図2)。
【0017】綜絖枠11、11は、それぞれ各経糸Sp
に対応するヘルドを備えるものとし、図示しない綜絖枠
駆動機構を介して交互に上下動させ、経糸Sp 、Sp …
を下経糸シートSp1、上経糸シートSp2に開口させる。
なお、経糸Sp 、Sp …は、それぞれ所定の張力を加え
ながら、図示しないクリールまたはビームから引き出す
ものとする。
【0018】筬12は、綜絖枠11、11と送り機構1
4との中間に配設されており、筬枠12a、12aによ
り、多数の筬羽12b、12b…を支持している(図
3)。筬羽12b、12b…は、螺旋状織物Sが形成す
る螺旋の中心Aからの半径方向の距離Rに反比例して筬
羽間隔xが連続的に変化するように、筬枠12a、12
a上に配列されている。筬12は、各筬羽間隔xに対応
して各経糸Sp が前後に通過し(図1、図2)、経糸S
p 、Sp …に沿って、緯入れ機構13より後方に後退す
る後退位置と、緯入れ機構13によって緯入れされる緯
糸Sf を織前Fに打ち込む前進位置との間を前後動する
ことができる。ただし、織前Fは、経糸Sp 、Sp …に
直交し、しかも、螺旋の中心Aを通る半径に一致させる
か、この半径に極く近い位置に定めるものとする。
【0019】緯入れ機構13は、後退位置に後退した筬
12と織前Fとの間において、パッケージSf1からの緯
糸Sf を下経糸シートSp1、上経糸シートSp2の間に緯
入れする。緯入れ機構13は、テープレピアまたは棒レ
ピアを使用するレピア機構や、ニードル機構を使用する
のがよく、その前面には、カッタ13aが配設されてい
る。カッタ13aは、緯入れごとに、緯入れされた緯糸
Sf の後端を切断する。
【0020】送り機構14は、織前Fの直近前方に配設
されており、一対の枠状の保持部材14a、14aと、
保持部材14a、14aに収納するようにして配設する
一対の駆動部材14b、14bとを備えている(図2、
図4)。なお、保持部材14a、14a、駆動部材14
b、14bは、それぞれ、経糸Sp 、Sp …と緯糸Sf
、Sf …とによって形成される螺旋状織物Sを挾み込
むようにして配設されている。
【0021】保持部材14a、14aは、図示しない駆
動機構により、同時に上下に逆方向に往復駆動すること
により(図4の矢印K1 、K1 方向)、螺旋状織物Sを
挾み込んで保持する保持位置と、螺旋状織物Sを解放す
る解放位置とをとることができる。また、駆動部材14
b、14bは、同時に上下に逆方向に往復駆動すること
により、同様に、螺旋状織物Sに対する保持位置と解放
位置とをとることができ(同図の矢印K2 、K2 方
向)、しかも、保持位置にあるとき、螺旋状織物Sの送
出し方向に同時に前進して螺旋状織物Sを駆動し(同図
の矢印K3 、K3 方向)、解放位置にあるとき、後退し
て元の位置に復帰することができる(同図の矢印K3 、
K3 の逆方向)。なお、駆動部材14b、14bの前進
後退運動は、螺旋の中心Aを通る図示しない垂直軸のま
わりの往復揺動運動とし、したがって、螺旋状織物Sの
駆動方向は、螺旋の周方向に一致するものとする。
【0022】保持部材14a、14a、駆動部材14
b、14bは、互いに連動して駆動する(図5)。すな
わち、保持部材14a、14aを保持位置から解放位置
に駆動するときは(図5の時刻t=t1 、以下、単に
(t=t1 )のように記す)、それに先き立ち、駆動部
材14b、14bを解放位置から保持位置に駆動する
(t=to <t1)。また、駆動部材14b、14b
は、保持部材14a、14aが解放位置をとってから
(t=t1 )、前進を開始し(t=t2 >t1 )、前進
が完了したら(t=t3 )、保持部材14a、14aを
保持位置に復帰させる(t=t4 >t3 )。以後、駆動
部材14b、14bは、保持位置から解放位置に駆動し
て(t=t5 >t4 )、後退を開始し(t=t6 >t5
)、後退が完了したら(t=t7 )、保持位置に復帰
させる(t=t8 >t7 )。駆動部材14b、14bが
保持位置に復帰したら(t=t8 )、保持部材14a、
14aを解放位置に駆動し(t=t9 >t8 )、以後、
同様の動作を継続する。
【0023】そこで、螺旋状織物Sは、保持部材14
a、14a、駆動部材14b、14bによって交互に保
持され、経糸Sp 、Sp …は、所定の張力を維持するこ
とができる。また、螺旋状織物Sは、駆動部材14b、
14bが前進する際に、所定の送り量だけ、図2の矢印
K3 方向に送り出すことができる。
【0024】巻取機構15は、送り機構14の下方に配
設され(図2)、螺旋の中心Aを中心に間欠的に水平回
転する円板である。巻取機構15の回転運動は、駆動部
材14b、14bの前進運動と同期しており、その回転
方向と回転量とは、駆動部材14b、14bの前進方向
と前進移動量とに一致するものとする(図2の矢印K3
、K4 方向)。なお、巻取機構15は、図2の矢印K4
方向に回転しながら、同図の下側に適量ずつ移動する
ものとする。
【0025】かかる織機は、図5に示す送り機構14の
動作サイクルの1サイクルごとに、綜絖枠11、11に
よって経糸Sp 、Sp …を開口させ、緯入れ機構13に
よって緯糸Sf を緯入れし、緯入れされた緯糸Sf を筬
12によって織前Fに打ち込むことにより、螺旋状織物
Sを連続的に製織することができる。また、このときの
螺旋状織物Sは、螺旋の内周から外周に至る等長の緯糸
Sf 、Sf …が螺旋の半径方向に配列されており(図
1)、したがって、緯糸密度df は、螺旋の中心Aから
の半径方向の距離Rに反比例している。また、経糸密度
dp は、螺旋の中心Aからの距離Rに比例して連続的に
変化している。筬12の筬羽12b、12b…は、筬羽
間隔xが距離Rに反比例して連続的に変化するように配
列されているからである。したがって、螺旋状織物Sの
目付けKは、螺旋状織物Sの全体に亘り、均一にするこ
とができる。
【0026】
【他の実施例】緯糸Sf 、Sf …は、螺旋状織物Sが形
成する螺旋の半径方向に対し、傾斜角度θだけ傾けるこ
とができる(図6)。すなわち、筬12は、経糸Sp 、
Sp …に対し、傾斜角度θだけ傾けて配設されており、
また、送り機構14の織前F側も、傾斜角度θだけ傾け
て形成されている。そこで、筬12は、緯入れ機構13
によって緯入れされた緯糸Sf を、傾斜角度θだけ傾け
て織前Fに打ち込むことができる。
【0027】なお、傾斜角度θは、一般に、任意に定め
ることができるが、実用的には、θ≦45(度)とすべ
きであり、特に、10≦θ≦40(度)程度が好まし
い。傾斜角度θが過大であると、螺旋状織物Sの形状を
維持することが難しく、また、過小であると、緯糸Sf
を傾ける効果が得られないからである。なお、緯糸Sf
は、傾斜角度θが大きくないときは、図6に拘らず、経
糸Sp 、Sp …に対して直角に緯入れしてもよい。
【0028】以上の説明において、経糸Sp 、Sp …
は、クリールまたはビームから織前Fに至るまで直線的
に走行させることが好ましく、そのために、綜絖枠1
1、11の各ヘルドの取付間隔も、筬羽間隔xに合わせ
て配列するのがよい。
【0029】かかる螺旋状織物Sは、経糸Sp 、Sp
…、緯糸Sf 、Sf …として、任意の繊維材料を使用す
ることができる。すなわち、毛、綿、ナイロン、ポリエ
ステル、アクリル等の一般的な繊維の他、炭素繊維、ガ
ラス繊維、アラミド繊維、チラノ繊維、アルミナ繊維、
金属繊維等の任意の高強度新素材であってもよい。
【0030】螺旋状織物Sの織組織は、平織りの他、綾
織り、朱子織り等の任意の織組織であってもよい。ま
た、そのために、綜絖枠11、11は、2枚以上とし、
織組織に応じて任意の順序で上下動させることができ
る。なお、緯入れ機構13も、レピア機構やニードル機
構の他、エアまたは水ジェットを使用する流体ジェット
方式、杼を使用するシャットル方式等のあらゆる緯入れ
方式を使用することが可能である。
【0031】また、経糸Sp 、Sp …、緯糸Sf 、Sf
…は、同一の繊度であってもよいが、異なる繊度であっ
てもよく、また、両者は、同一素材であってもよく、異
なる素材であってもよい。
【0032】なお、螺旋状織物Sの緯糸密度df は、螺
旋の内周、すなわちR=R1 において最大値をとる。そ
こで、送り機構14の緯入れごとの前進移動量は、R=
R1における緯糸密度df =df1が最適となるように定
めればよい。
【0033】また、一般に、織成後の螺旋状織物Sは、
織成時の経糸密度dp を正確に螺旋の中心Aからの距離
Rに比例させても、経糸Sp 、Sp …、緯糸Sf 、Sf
…の縮み等により、目付けKが正確に均一にならない場
合がある。そこで、この明細書における「比例」、「反
比例」とは、このような事情を考慮した比例関係、反比
例関係を含むものとする。すなわち、筬12は、筬羽間
隔xが距離Rに正確に反比例するものでなく、織成後の
螺旋状織物Sにおいて、目付けKが均一になるように経
糸密度dp を定めることができればよい。
【0034】さらに、螺旋状織物Sの経糸密度dp 、筬
12の筬羽間隔xは、それぞれ実質的に均一な目付けK
が得られるように、距離Rに応じて任意に変化させるこ
とができる。たとえば、筬羽間隔xは、隣接する2本以
上の経糸Sp 、Sp …に対応する複数を1組にまとめて
同一間隔とし、これらの組を単位として、小さな階段状
に変化させてもよい(図7)。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、緯糸は、螺旋の半径方向に配列されて
いるから、緯糸密度は、螺旋の中心からの距離に反比例
するようにして螺旋の内周から外周に向けて低下する一
方、経糸は、螺旋の中心からの距離に比例するように経
糸密度を変化させることによって、緯糸密度の低下を補
償することができるから、螺旋の中心からの距離によら
ず均一な目付けを実現することができ、したがって、多
層に積層しても、全体厚さを含む機械的な諸元を均一に
することができるという優れた効果がある。
【0036】第2発明によれば、筬羽は、筬羽間隔が螺
旋の中心からの距離に応じて変化するように配列されて
いるから、経糸密度が螺旋の中心からの距離に比例する
ように経糸を配列させることができ、したがって、螺旋
の半径方向に緯糸を緯入れすることにより、第1発明に
係る螺旋状織物を簡単に製織することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体模式平面図
【図2】 全体斜視説明図
【図3】 筬の正面説明図
【図4】 図2のX−X線矢視相当拡大断面説明図
【図5】 動作説明図
【図6】 他の実施例を示す図1相当図
【図7】 他の実施例を示す説明線図
【符号の説明】
Sp …経糸 Sf …緯糸 K…目付け A…中心 R…距離 dp …経糸密度 x…筬羽間隔 12…筬 12a…筬枠 12b…筬羽
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−200840(JP,A) 特開 平3−76845(JP,A) 特開 平2−251632(JP,A) 特開 平2−33346(JP,A) 特開 昭49−66963(JP,A) 特開 昭51−84974(JP,A) 特開 昭58−87342(JP,A) 特開 平5−295636(JP,A) 特表 平3−504401(JP,A) 仏国特許出願公開2490687(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 1/00 - 51/46 D03J 1/00 - 5/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋の周方向に配列する経糸と、螺旋の
    半径方向に配列する緯糸とを織成してなり、すべての前
    記緯糸は、螺旋の内周から外周に至る等長にするととも
    に、前記経糸は、螺旋の中心からの半径方向の距離に比
    例するように経糸密度を変化させることにより、実質的
    に均一な目付けを実現することを特徴とする螺旋状織
    物。
  2. 【請求項2】 前記経糸、緯糸は、同一の繊度とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の螺旋状織物。
  3. 【請求項3】 前記経糸、緯糸は、異なる繊度とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の螺旋状織物。
  4. 【請求項4】 前記緯糸は、螺旋の半径方向から傾ける
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載の螺旋状織物。
  5. 【請求項5】 多数の筬羽と、該筬羽を支持する筬枠と
    からなり、前記筬羽は、製織する螺旋状織物の螺旋の中
    心からの半径方向の距離に応じて筬羽間隔を変化させる
    ことを特徴とする螺旋状織物製織用の筬。
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