JP3234503U - マスク - Google Patents

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郁夫 山下
森井 浩之
河端 秀樹
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Abstract

【課題】着用したままで口とマスクとの間に空間をあけることができ、例えば、飲食や鼻咽頭スワブ検査を行いやすくすることができるマスクを提供する。
【解決手段】不織布または紙で構成されており、使用者の顔面の一部を覆う顔面被覆部10と、顔面被覆部10の左右両側に備えられている固定部20と、を有しており、顔面被覆部10の左側半分の領域には第1の谷折り線111と第1の山折り線121が存在し、右側半分の領域には第2の谷折り線112と第2の山折り線122が存在しており、平面載置状態において、第1の谷折り線111と第2の谷折り線112とによって形成される第1の角αと、第1の山折り線121と第2の山折り線122とによって形成される第2の角βが鈍角である。
【選択図】図1

Description

本考案は、マスクに関するものである。
従来、用途に応じて様々なマスクの開発が行われている。
例えば、特許文献1には、利用者の鼻及び口の周辺を覆うマスク本体と、該マスク本体の左右上方部に設けられた利用者の耳に掛けられる耳掛け部と、該マスク本体の下端に設けられた重りを兼ねた線状の形状保持部材とを備えており、装着したままで飲食が可能であると共に、極力、口から出る飛沫を防ぐことのできるマスクについて記載されている。
特許文献2には、耳掛けを有し、装着者の口と目を露出させた状態で鼻の上部を覆って顔面に装着される装着部と、前記装着部に上端が固定され、装着者の鼻から口を覆うフィルター部とを備え、装着者が下を向いたときに、前記フィルター部の下方と装着者の口との間に飲食のための隙間が形成されるマスクについて記載されている。
実用新案登録第3229085号公報 実用新案登録第3231647号公報
しかし、特許文献1に記載されているマスクにおいては、重りが設けられているため、着用時にその重みによるわずらわしさを感じたり、その重みによって耳掛け部が耳にかける負担を増やしやすいという問題があった。
特許文献2に記載されているマスクにおいては、使用者が下を向かなければ口との間に飲食のための隙間が形成されないため、使用者が猫背になりやすく、姿勢が悪くなりやすかった。また、鼻咽頭スワブ検査の際には上を向く必要があるため、マスクを外すか、フィルター部を持ち上げた状態で保持しておく必要があった。
本考案は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、着用したままで口とマスクとの間に空間をあけることができ、例えば、飲食や鼻咽頭スワブ検査を行いやすくすることができるマスクを提供することにある。
上記課題を解決できた本考案のマスクの一実施形態は、不織布または紙で構成されており、使用者の顔面の一部を覆う顔面被覆部と、顔面被覆部の左右両側に備えられている固定部と、を有しており、顔面被覆部の左側半分の領域には第1の谷折り線と第1の山折り線が存在し、右側半分の領域には第2の谷折り線と第2の山折り線が存在しており、平面載置状態において、第1の谷折り線と第2の谷折り線とによって形成される第1の角と、第1の山折り線と第2の山折り線とによって形成される第2の角が鈍角であることに要旨を有する。第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分で顔面被覆部を折り曲げることなく着用することにより、口や鼻から飛沫が飛散することを抑制することができる。また、マスクを着用したまま第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分を折り曲げることにより、口とマスクとの間に空間をあけることができる。これにより、例えば、マスクを着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行うことができる。
第1の山折り線は第1の谷折り線よりも下側に存在しており、第2の山折り線は第2の谷折り線よりも下側に存在していることが好ましい。
第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線は、顔面被覆部の上側半分の領域にのみ存在していることが好ましい。
第3の谷折り線が第1の角の頂点と第2の角の頂点を結ぶ線分と重なって存在していることが好ましい。
第3の山折り線が、第1の角の頂点から第1の角の頂点と第2の角の頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していることが好ましい。
第4の山折り線が、第2の角の頂点から第1の角の頂点と第2の角の頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していることが好ましい。
第1の谷折り線と第1の山折り線が平行であり、第2の谷折り線と第2の山折り線が平行であることが好ましい。
第1の角と第2の角の角度は同じ大きさであることが好ましい。
顔面被覆部の上側半分の領域にのみ固定部が固定されていることが好ましい。
上記マスクは、食事をする際に好適に着用することができるものである。
本考案のマスクは、第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分で顔面被覆部を折り曲げることなく着用することにより、口や鼻から飛沫が飛散することを抑制することができる。また、マスクを着用したまま第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分を折り曲げることにより、口とマスクとの間に空間をあけることができる。これにより、例えば、マスクを着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行うことができる。
本考案のマスクの一実施形態を示す平面図を表す。 本考案の一実施形態に係るマスクを着用している状態を示す側面図を表す。 本考案の一実施形態に係るマスクを着用している状態を示す側面図を表す。
以下、本考案に関して、図面を参照しつつ具体的に説明するが、本考案はもとより図示例に限定される訳ではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本考案の技術的範囲に包含される。
上記課題を解決できた本考案のマスクの一実施形態は、不織布または紙で構成されており、使用者の顔面の一部を覆う顔面被覆部と、顔面被覆部の左右両側に備えられている固定部と、を有しており、顔面被覆部の左側半分の領域には第1の谷折り線と第1の山折り線が存在し、右側半分の領域には第2の谷折り線と第2の山折り線が存在しており、平面載置状態において、第1の谷折り線と第2の谷折り線とによって形成される第1の角と、第1の山折り線と第2の山折り線とによって形成される第2の角が鈍角であることに要旨を有する。第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分で顔面被覆部を折り曲げることなく着用することにより、口や鼻から飛沫が飛散することを抑制することができる。また、マスクを着用したまま第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分を折り曲げることにより、口とマスクとの間に空間をあけることができる。これにより、例えば、マスクを着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行うことができる。
本明細書内において、マスクの裏面とはマスクを着用した際に使用者側にくる面を指し、マスクの表面とはマスクの裏面の反対側、即ち外側の面を指す。マスクの上側とはマスクを着用した際に上側にくる部分を指し、マスクの下側とはマスクを着用した際に下側にくる部分を指す。また、マスクの左側とはマスクを着用した際に使用者から見て左側にくる部分を指し、マスクの右側とはマスクを着用した際に使用者から見て右側にくる部分を指す。また、山折りは顔面被覆部を表面から見た時に山折りとなる折り目のことを指し、谷折りは顔面被覆部を表面から見た時に谷折りとなる折り目のことを指す。
図1〜図3を参照しながら、マスクの基本構成について説明する。図1は、本考案のマスクの一実施形態を示す平面図を表す。なお、図1において紙面奥側がマスクの裏面に相当し、紙面手前側がマスクの表面に相当する。図2は、本考案の一実施形態に係るマスクを着用している状態を示す側面図を表し、より具体的には、第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分で顔面被覆部を折り曲げることなく固定部を耳にかけて着用している状態を表す。図3は、本考案の一実施形態に係るマスクを着用している状態を示す側面図を表し、より具体的には、固定部を耳にかけて着用したまま第1の谷折り線、第2の谷折り線、第1の山折り線及び第2の山折り線部分を折り曲げている状態を表す。図面には、顔面被覆部10と固定部20を有しているマスク1が記載されている。図1および図2では、破線は谷折り線を、一点鎖線は山折り線を表している。図3では、破線は隠れ線を表している。
顔面被覆部10は不織布または紙で構成されている。顔面被覆部10は、その一部のみが不織布または紙で構成されており、残りの部分が他の布、例えば、編布や織布等で構成されていてもよい。使用者の口や鼻から飛沫が飛散することを抑制しやすくする観点からは、顔面被覆部10全体が不織布または紙で構成されていることが好ましく、顔面被覆部10全体が不織布で構成されていることがより好ましい。
不織布を構成する繊維としては、例えば、綿・絹等の天然繊維、ポリエステル・ポリエチレン・ナイロン等の合成繊維が挙げられる。不織布は公知の方法によって製造されることができる。
紙としては、例えば、化学パルプ、機械パルプ、古紙パルプによって構成されている紙、化学パルプと化学繊維の混合物から構成されている紙、化学繊維のみから構成されている紙等を用いることができる。紙は公知の方法によって製造されることができる。
顔面被覆部10は使用者の顔面の一部を覆う部分である。顔面被覆部10はシート状であることが好ましい。顔面被覆部10の平面載置状態の形状について、円形状、長円形状、多角形状、またはこれらを組み合わせた形状などにすることができるが、半円形状または半長円形状であることが好ましい。なお、長円形状には楕円形状、卵形状、角丸長方形状が含まれる。また、顔面被覆部10は、平面載置状態で、使用者の口や鼻を覆うことができる程度の大きさであることが好ましい。平面載置状態とは、折り曲げることなく平面状に開いた状態のことを指す。
顔面被覆部10の左側半分の領域には、顔面被覆部10を谷折りしたことによって形成されている第1の谷折り線111と、顔面被覆部10を山折りしたことによって形成されている第1の山折り線121が存在する。第1の谷折り線111は、その一部のみが顔面被覆部10の左側半分の領域に存在していてもよいが、第1の谷折り線111の全体が顔面被覆部10の左側半分の領域に存在していることが好ましい。第1の山折り線121は、その一部のみが顔面被覆部10の左側半分の領域に存在していてもよいが、第1の山折り線121の全体が顔面被覆部10の左側半分の領域に存在していることが好ましい。本明細書内において、顔面被覆部10の左側半分の領域は、顔面被覆部10を裏面即ちマスク1を着用した際に使用者側にくる面から見た時の顔面被覆部10を左右方向に2等分割したときの左側半分の領域を指す。また、山折りは顔面被覆部10を表面から見た時に山折りとなる折り目のことを指し、谷折りは顔面被覆部10を表面から見た時に谷折りとなる折り目のことを指す。以下の説明でも同様である。
顔面被覆部10の右側半分の領域には、顔面被覆部10を谷折りしたことによって形成されている第2の谷折り線112と、顔面被覆部10を山折りしたことによって形成されている第2の山折り線122が存在している。第2の谷折り線112は、その一部のみが顔面被覆部10の右側半分の領域に存在していてもよいが、第2の谷折り線112の全体が顔面被覆部10の右側半分の領域に存在していることが好ましい。第2の山折り線122は、その一部のみが顔面被覆部10の右側半分の領域に存在していてもよいが、第2の山折り線122の全体が顔面被覆部10の左側半分の領域に存在していることが好ましい。本明細書内において、顔面被覆部10の右側半分の領域は、顔面被覆部10を裏面即ちマスク1を着用した際に使用者側にくる面から見た時の顔面被覆部10を左右方向に2等分割したときの右側半分の領域を指す。以下の説明でも同様である。
第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分で顔面被覆部10を折り曲げることなく固定部20を耳にかけて着用している状態において、第1の山折り線121は第1の谷折り線111よりも下側に存在しており、第2の山折り線122は第2の谷折り線112よりも下側に存在していることが好ましい。第1の山折り線121の一部のみが第1の谷折り線111よりも下側に存在していてもよい。第1の山折り線121の全体が第1の谷折り線111よりも下側に存在していてもよい。また、第2の山折り線122の一部のみが第2の谷折り線112よりも下側に存在していてもよい。第2の山折り線122の全体が第2の谷折り線112よりも下側に存在していてもよい。このとき、第1の山折り線121は第1の谷折り線111と交わらないことがより好ましい。また、第2の山折り線122は第2の谷折り線112と交わらないことがより好ましい。上記のような構成とすることで、口とマスク1との間の空間をあけやすくすることができる。これにより、例えば、マスクを着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行いやすくすることができる。
第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分で顔面被覆部10を折り曲げることなく固定部20を耳にかけて着用している状態において、第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122は、顔面被覆部10の上側半分の領域にのみ存在していることが好ましい。当該構成とすることで、口とマスク1との間の空間をあけやすくすることができる。これにより、例えば、マスク1を着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行いやすくすることができる。なお、顔面被覆部10の下側半分の領域に、第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122以外の他の谷折り線および山折り線が存在していても構わない。本明細書内において、顔面被覆部10の上側半分の領域は顔面被覆部10を上下方向に2等分割したときの上側半分の領域を指し、顔面被覆部10の下側半分の領域は顔面被覆部10を上下方向に2等分割したときの下側半分の領域を指す。以下の説明でも同様である。
第1の谷折り線111と第1の山折り線121が平行であり、第2の谷折り線112と第2の山折り線122が平行であることが好ましい。当該構成とすることで、口とマスク1との間の空間をあけやすくすることができる。これにより、例えば、マスク1を着用したまま飲食をすることや、鼻咽頭スワブ検査を行いやすくすることができる。なお、第1の谷折り線111と第1の山折り線121が平行でなくても構わない。第2の谷折り線112と第2の山折り線122が平行でなくても構わない。
顔面被覆部10の平面載置状態において、第1の谷折り線111と第2の谷折り線112とによって形成される第1の角αと、第1の山折り線121と第2の山折り線122とによって形成される第2の角βは鈍角である。第1の角αと第2の角βを鈍角にすることにより、使用者の顔面の形状にフィットさせやすくすることができ、口とマスク1との間に空間をあけつつも飛沫の飛散抑制をしやすくすることができる。
上記第1の角αの角度は130度以上であることが好ましく、135度以上であることがより好ましく、140度以上であることがさらに好ましい。第1の角αの角度は175度以下であることが好ましく、172度以下であることがより好ましく、169度以下であることがさらに好ましい。なお、第1の角αの角度は165度であることが特に好ましい。
上記第2の角βの角度は130度以上であることが好ましく、135度以上であることがより好ましく、140度以上であることがさらに好ましい。第2の角βの角度は175度以下であることが好ましく、172度以下であることがより好ましく、169度以下であることがさらに好ましい。なお、第2の角βの角度は165度であることが特に好ましい。
第1の角αと第2の角βの角度を上記の範囲にすることにより、使用者の顔面の形状にフィットさせやすくすることができ、口とマスク1との間に空間をあけつつも飛沫の飛散抑制をしやすくすることができる。
第1の角αと第2の角βの角度は同じ大きさであることが好ましい。第1の角αと第2の角βを同じ角度にすることにより、使用者の顔面の形状にフィットさせやすくすることができ、口とマスク1との間に空間をあけつつも飛沫の飛散抑制をしやすくすることができる。なお、第1の角αの角度と第2の角βの角度とが異なっていても構わない。
顔面被覆部10を谷折りしたことによって形成されている第3の谷折り線113が第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分と重なって存在していることが好ましい。第3の谷折り線113の一部のみが第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分と重なって存在していてもよい。また、第3の谷折り線113の全体が第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分と重なって存在していてもよい。これにより、マスク1を着用したまま第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分を折り曲げやすくすることができる。
顔面被覆部10を山折りしたことによって形成されている第3の山折り線123が、第1の角αの頂点から第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していることが好ましい。第3の山折り線123は第1の角αの頂点から上側に向かって延在していることが好ましい。第3の山折り線123の一部のみが第1の角αの頂点から第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していてもよい。第3の山折り線123の全体が第1の角αの頂点から第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していてもよい。これにより、マスク1を着用したまま第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分を折り曲げやすくすることができる。
顔面被覆部10を山折りしたことによって形成されている第4の山折り線124が、第2の角βの頂点から第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していることが好ましい。第4の山折り線124は、第2の角βの頂点から下側に向かって延在していることが好ましい。第4の山折り線124の一部のみが、第2の角βの頂点から第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していてもよい。第4の山折り線124の全体が、第2の角の頂点βから第1の角αの頂点と第2の角βの頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在していてもよい。これにより、マスク1を着用したまま第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分を折り曲げやすくすることができる。
顔面被覆部10には、第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第3の谷折り線113、第1の山折り線121、第2の山折り線122、第3の山折り線123、第4の山折り線124の他にさらに谷折り線および山折り線が存在してもよいが、上記以外の谷折り線および山折り線が存在していないことが好ましい。
上記マスク1は、顔面被覆部10の左右両側に備えられている固定部20を有している。固定部20は顔面被覆部10の左右両端部に備えられていてもよい。固定部20は顔面被覆部10を使用者の顔面に固定する機能を有する部分である。
固定部20の態様としては、例えば、図1〜図3のように紐状であって使用者の耳に掛けるものであってもよい。図示しないが、固定部はテープ状であって使用者の頬に貼り付けるものであってもよいし、使用者の後頭部を一周して顔面被覆部と該顔面被覆部の左右両側とをつなぐことによって顔面被覆部を使用者の顔面に固定するものであっても構わない。
固定部20としては、例えば、紐、ゴム紐やマスク紐、ウレタンテープ等の市販品を用いることができる。伸縮性や太さ、断面形状など様々なものがあるが、適宜選定すればよい。また、図示しないが、固定部には固定部の長さを調整するためのアジャスターを取り付けても構わない。
顔面被覆部10の上側半分の領域にのみ固定部20が固定されていることが好ましい。これにより、マスク1を着用したまま第1の谷折り線111、第2の谷折り112線、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分を折り曲げやすくすることができ、口とマスク1との間の空間をあけやすくすることができる。
上記マスク1は、第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分で顔面被覆部10を折り曲げることなく着用することにより、口や鼻から飛沫が飛散することを抑制することができ、また、着用したまま第1の谷折り線111、第2の谷折り線112、第1の山折り線121及び第2の山折り線122部分を折り曲げることにより、口とマスク1との間に空間をあけることができるものであるから、食事をする際に好適に着用することができるものである。
1: マスク
2: 使用者
10: 顔面被覆部
111:第1の谷折り線
112:第2の谷折り線
113:第3の谷折り線
121:第1の山折り線
122:第2の山折り線
123:第3の山折り線
124:第4の山折り線
20: 固定部
α: 第1の角
β: 第2の角

Claims (10)

  1. 不織布または紙で構成されており、使用者の顔面の一部を覆う顔面被覆部と、
    前記顔面被覆部の左右両側に備えられている固定部と、を有しており、
    前記顔面被覆部の左側半分の領域には第1の谷折り線と第1の山折り線が存在し、右側半分の領域には第2の谷折り線と第2の山折り線が存在しており、
    平面載置状態において、前記第1の谷折り線と前記第2の谷折り線とによって形成される第1の角と、前記第1の山折り線と前記第2の山折り線とによって形成される第2の角が鈍角であるマスク。
  2. 前記第1の山折り線は前記第1の谷折り線よりも下側に存在しており、
    前記第2の山折り線は前記第2の谷折り線よりも下側に存在している請求項1に記載のマスク。
  3. 前記第1の谷折り線、前記第2の谷折り線、前記第1の山折り線及び前記第2の山折り線は、前記顔面被覆部の上側半分の領域にのみ存在している請求項1または2に記載のマスク。
  4. 第3の谷折り線が前記第1の角の頂点と前記第2の角の頂点を結ぶ線分と重なって存在している請求項1〜3のいずれか一項に記載のマスク。
  5. 第3の山折り線が、前記第1の角の頂点から前記第1の角の頂点と前記第2の角の頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在している請求項1〜4のいずれか一項に記載のマスク。
  6. 第4の山折り線が、前記第2の角の頂点から前記第1の角の頂点と前記第2の角の頂点を結ぶ線分の延在方向にのびている直線と重なって存在している請求項1〜5のいずれか一項に記載のマスク。
  7. 前記第1の谷折り線と前記第1の山折り線が平行であり、
    前記第2の谷折り線と前記第2の山折り線が平行である請求項1〜6のいずれか一項に記載のマスク。
  8. 前記第1の角と前記第2の角の角度は同じ大きさである請求項1〜7のいずれか一項に記載のマスク。
  9. 前記顔面被覆部の上側半分の領域にのみ前記固定部が固定されている請求項1〜8のいずれか一項に記載のマスク。
  10. 前記マスクは、食事をする際に着用するものである請求項1〜9のいずれか一項に記載のマスク。
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