JP3234215B2 - 超小形ポインティングデバイス - Google Patents

超小形ポインティングデバイス

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JP3234215B2 JP10233790A JP10233790A JP3234215B2 JP 3234215 B2 JP3234215 B2 JP 3234215B2 JP 10233790 A JP10233790 A JP 10233790A JP 10233790 A JP10233790 A JP 10233790A JP 3234215 B2 JP3234215 B2 JP 3234215B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はパーソナルコンピュータ、ワードプロセッ
サ等に使用するポインティングデバイスに関し、特にそ
の小型化と操作スペースの削減とに係わる。
「従来の技術及び発明が解決しようとする課題」 最近パーソナルコンピュータ及びワードプロセッサは
いずれも小形なラップトップ型が賞用されるようになっ
て来た。しかしながらこれらの機器に付属されるマウ
ス、トラックボール(マウスを上下逆に置いた感じのも
の)、ジョイスティックなどのポインティングデバイス
はいずれも大形であると共に比較的大きな操作スペース
を必要とする難点があった。この発明の目的はこれら従
来の難点を解決して、ポインティングデバイスの小形化
及び操作スペースの削減を図ろうとするものである。
「課題を解決するための手段」 この発明による超小形ポインティングデバイスは、ベ
ースと、プリント基板と、軸受板と、感圧ゴム片と、ボ
デイと、板ばねと、カバーと、操作ボタンとより成る超
小型ポインティングデバイスであって、 上記ベースは、合成樹脂よりなる板体であり、上記プ
リント基板は、上記ベース上に配設され、その板面のほ
ぼ中央に原点を有する直交座標軸をX軸及びY軸とする
とき、原点からの距離の等しいX軸及びY軸上の点、x,
−x,y,−yをそれぞれ中心としてその近傍に、互いに対
向する一対の電極Px,Qx;P-x,Q-x;Py,Qy;P-y,Q-yがそれ
ぞれ形成され、それらの電極より外部装置と接続するた
めの導体路が導出されているものであり、上記軸受板
は、合成樹脂よりなり、上記プリント基板上に配され、
上記プリント基板上の点x,−x,y,−yと重なる点を中心
として、その近傍に透孔Gx,G-x,Gy,G-yがそれぞれ形成
され、上記プリント基板上の原点と重なる点を曲率中心
として、上記4個の透孔に囲まれた上面に所定の曲率を
持つ球面軸受が突設されたものであり、上記感圧ゴム片
は、押圧されると、その力に応じて電気抵抗が変化する
性質を有し、上記軸受板の透孔Gx,G-x,Gy,G-y内に収容
されて、それぞれ上記プリント基板に形成された一対の
電極と対接するゴム片Kx,K-x,Ky,K-yより成り、上記ボ
ディは、合成樹脂より成り、上記軸受板の球面軸受に回
動自在に係合されるものであって、円板部とその上面中
央部より突設された突設部とを有し、その円板部の底面
中央部に上記曲率中心を中心として上記球面軸受とほぼ
同一の曲率を持つ球面凹部が形成され、その円板部の上
周縁に球面が上記曲率中心を中心として形成され、その
円板部の球面凹部を囲む底面に、上記感圧ゴム片Kx,
K-x,Ky,K-yと対向してそれぞれ突起が形成されたもので
あり、上記カバーは、合成樹脂より成り、上記ベース、
上記プリント基板、上記軸受板及び上記ボデイを収容保
持するものであり、上記カバー上板の中央に上記ボデイ
の突出部を挿通させる円孔が設けられ、その円孔を囲む
上板の底面に、上記ボデイの上周縁に設けた球面を回動
自在に保持する球面が上記曲率中心を中心として形成さ
れたものであり、上記板ばねは、上記ボデイの円板部の
外周面と対向して、上記カバー内に配設された複数のバ
ネ片であり、上記操作ボタンは、合成樹脂より成り、操
作用円板部とその円板部の底面の中央部より下方へ突設
された突出部とを有し、その突出部が上記ボデイの突出
部に嵌合、固定されたものである。
「実施例」 この発明の超小形ポインティングデバイスは第1図に
示すように、ベース1と、フレキシブルプリント基板
(以下FPCと言う)2と、軸受板3と、感圧ゴム片4
と、必要に応じゴム片5と、ボデイ6と、板ばね7と、
カバー8と、操作ボタン9とにより構成される。以下こ
れらの構成部品及び装置の組立とその動作につき順次説
明する。
ベース1は第2図に示すように、合成樹脂よりなるほ
ぼ正方形の板体であり、板面のほぼ中心に円孔1aが、ま
た四隅に円孔1bがそれぞれ形成される。これらの円孔は
デバイスを組立てるためにねじをベースの裏面より挿通
するための孔である。この例ではねじの項部が突出しな
いように、各円孔と挿通する凹部がベース1の裏面に形
成される。
FPC2は、第3図に示すように、ベース1とほぼ同形の
方形部2aとその一端より一体に突設された帯状の引出し
線部2bとより成る。方形部2aはベース1上に重ねて配設
される。板面のほぼ中心に原点O2を有する直交座標軸を
X軸及びY軸とするとき、原点O2からの距離の等しいX
軸及びY軸上の点x,−x,y,−yをそれぞれ中心としてそ
の近傍に、互いに対向する一対の櫛型電極Px,Qx;P-x,Q
-x;Py,Qy;P-y,Q-yがそれぞれ形成される。櫛型電極P-y,
P-x,Py,Pxは順次パターンで連結され、更に電極Pxの一
端は、引出し線部2bの導体パターンLCに連結される。ま
た櫛型電極QX,Q-X,QY,Q-Yはそれぞれ導体パターンを通
じて引出し線部2bの導体パターンLx,L-x,Ly,L-yに連結
される。これらの導体パターンは出力端子を兼ねるもの
で外部装置へ接続するのに用いられる。なお、方形部2a
のほぼ中心に円孔2cが、また四隅に円孔2dがそれぞれ形
成される。これらの円孔はデバイスを組立てる際ねじを
挿通するのに用いられる。
FPC2の方形部2a上に配される軸受板3は合成樹脂より
成り、第4図に示すように、方形部2aとほぼ同形の基板
3aを有し、FPC2上の点x,−x,y,−yと重なる点をそれぞ
れ中心として、その近傍にほぼ正方形の透孔Gx,G-x,Gy,
G-yが形成される。またFPC2上の原点O2と重なる点O3
中心として、透孔Gx,G-x,Gy,G-yに囲まれた領域に球面
軸受3bが突設される。球面軸受3bは、中心O3を通る垂線
l1を中心軸として突設された円板状部の上周縁に沿っ
て、外に凸の球面が形成されたものである。球面の曲率
中心はこの例では中心軸l1上の基板3aの厚味方向のほぼ
中央の点P3にある。またこの例では上記突設された円板
状部の上面中央より同軸心に円柱状の突起3cが形成され
る。軸受板3の底面中央にねじ穴3dが形成される。
ベース1と、FPC2と軸受板3とを順次同軸心に重ね、
ベース1の底面中心の円孔1aにねじを挿通させ、FPC2の
円孔2cを介して軸受板3のねじ穴3dに螺合させれば、軸
受板3はベース1に固定されると共に、FPC2はベース1
と軸受板3とにより挟持される。
感圧ゴム片4は、小さな方形板であり、第10図に示す
ように、押圧されると、その力に応じて電気抵抗が減少
する性質を有し、軸受板3の透孔Gx,G-x,Gy,G-y内に収
容され、それぞれFPC2に形成された対応する一対の櫛型
電極と対接される。それぞれにKx,K-x,Ky,K-yの符号を
つける。この例では感圧ゴム片4の厚さは軸受板3の基
板3aの厚味のほぼ半分又はそれより多少大きい程度とさ
れ、その上にほぼ同形のゴム片5が重ね合される。ゴム
片5の上半分は軸受板3の透孔より上方に突出してい
る。
ボデイ6は合成樹脂より成り、軸受板3の球面軸受3b
に回動自在に係合されるものであって、第5図に示すよ
うに、円板部6aとその上面中央部より同軸心に突設され
た円柱状の突出部6bとを有する。円板部6aの底面中央部
に球面凹部6cが形成され、円板部6aの上周縁に球面6dが
同軸心に形成される。円板部6aの球面凹部6cを囲むリン
グ状の底面に、感圧ゴム片Kx,K-x,Ky,K-yと対向してそ
れぞれ球面状の突起6eが形成される。この例では球面凹
部6cと連通して、円筒状の中空部6fが上方に向けて形成
されている。
球面凹部6cと球面6dとは球面軸受3bと共通の曲率中心
P3を有する。更に球面凹部6cは球面軸受3bと同じ曲率を
有する。ボデイ6はその球面凹部6cが球面軸受3bに同軸
心に係合されて、常時は、4個の突起6eがそれぞれ対向
するゴム片5との間に相等しいギャップを保持してい
る。
カバー8は合成樹脂より成り、第1図に示すように、
ベース1、FPC2、軸受板3、及びボデイ6を収容保持す
るものであり、第7図に示すように上板の中央にボデイ
6の突出部6bを挿通させる円孔8a設けられ、円孔8aを囲
む上板の周縁部8bが上方に球面状に押し出されて、その
押し出された上板の底面に、ボデイ6の上周縁に設けた
球面6dを回動自在に保持する球面8cが形成される。周縁
部8bの上面には球面8cと同じ曲率中心P4をもつ球面8dが
形成される。曲率中心P4の位置はボデイ6及び球面軸受
3bの共通の曲率中心P3と同じか又はその近傍にある。
カバー8の側壁の下端にFPC2の引出し線部2bを導出さ
せるための矩形状の切欠部8eが形成される。カバー内面
の上端の角部(4箇所)に台状の突出部8fが内面と一体
に形成され、その底面にねじ穴8gが設けられる。ベース
1の底面側よりその四隅の円孔1bにそれぞれねじを挿入
し、FPC2の円孔2d及び軸受板3の円孔3eを順次通して、
カバー8のねじ穴8gに螺合させることにより、ボデイ6,
軸受板3,FPC2,ベース1がカバー8内に収容保持され
る。
板ばね7は、第6図に示すように4個の腕片をもつH
型のばね片であり、第8図に示すように、ボデイ6の円
板部6aの外周面と対向するように、その上部の腕片7a,7
bの先端をカバー8の内面の突出部8fに設けた穴(図示
せず)に前以って、例えば圧入により取付けて置く。デ
バイスを組立てた状態では、他方の腕片7c,7dはゴム片
5をまたいで、軸受板3の上面に近接対向するか又は軽
く接触する。
操作ボタン9は合成樹脂より成り、第9図に示すよう
に、操作用円板部9aとその円板部の底面の中央部より同
軸心に下方へ突設された突出部9bとを有する。突出部9b
は第1図に示すようにボデイ6の突出部6bに嵌合、固定
される。この例では突出部9bの底面に円形凹部9cが同軸
心に形成され、その凹部にボデイ6の突出部6bを圧入し
ている。
操作ボタン9の上面の中心に円錐状の突起9eが設けら
れ、また上面の周辺部に等角間隔で4個の突起9x,9-x,9
y,9-yが設けられる。同じ直線上にある一対の突起9x,9
-xはFPC2に関連して第3図に示したX軸方向を示すのに
用いられ、そのX軸方向と直角な直線上にある他の一対
の突起9y,9-yは同様に第3図のY軸方向を示すのに用い
られ、これら各突起の中心が対応するX軸又はY軸上に
位置するように、操作ボタン9がボデイ6に取付けられ
る。
このようにして組立てられた第1図のポインティング
デバイスは、ボデイ6の球面凹部6cが軸受板3の球面軸
受3bと回動自在に接触し、ボデイ6の上周縁に設けた球
面6dがカバー8の上板内面に形成した球面8cと回動自在
に接触した状態とされる。操作ボタン9の突起9xを指先
で押し下げると、突起9xは押下した方向に変位する。即
ち、ボデイ6は球面軸受3bに沿って、上記押下した方向
に回転し、ボデイ底面の突起6eがゴム片5に従って感圧
ゴム片4を押圧する。ボデイ6の回転によって、ボデイ
6の円板部6aの周面がX軸方向に傾斜して、X軸の正及
び負の方向に配されている板ばね7をそれぞれの方向に
偏倚させる。指先を突起9xから離せば、板ばね7の復元
力によってボデイ6は初期位置に戻される。
感圧ゴム片4は、ボデイの突起6eによりゴム片5を介
して押圧されると、その押圧力Fの大きさに応じて電気
抵抗値が減少する。その抵抗値に対応した電圧値がFPC2
の引出し線部2bを介して外部に取り出される。突起9x
押下し、感圧ゴム片Kxに力Fを加えた場合、櫛型電極
Px,Qxの間の抵抗値は第10図に示すように、力Fが大き
くなると逆に減少する特性を示す。他の感圧ゴム片K-x,
Ky,K-yには力は加わらないので、対応する櫛型電極間に
得られる抵抗値は1000Ω以上の大きな値を示す。
第1図に示すように操作ボタン9のX軸とのなす角θ
をもつ周辺部の点9θを力Fで押下した場合を考える。
ボデイ6の球面軸受3bに沿って押下した方向に回転す
る。その結果、ボデイ6のX軸及びY軸の正の方向にあ
る2つの突起6eが感圧ゴム片Kx,Kyをそれぞれ押下する
力Fx,Fyは近似的に、 で与えられる。櫛型電極Px,Qx間及びPy,Qyの間の抵抗値
Rx,Ryは近似的に、 で表わされる。K1は定数である。
感圧ゴム片K-x,K-yは押圧されないので櫛型電極P-x,Q
-x間及びP-y,Q-y間の抵抗値R-x,R-yに変化は無く、1000
Ω以上の大きな値Rを示す。各対の櫛型電極間に外部
より電流Iを流せば、電極Px,Qx間及びPy,Qy間には の電圧が発生する。電極P-x,Q-x間及びP-y,Q-y間の電圧
V-x,V-yは V-x=V-y=IR (4) となる。従って、ワープロ又はパソコンの本体側でこれ
らの電圧を検出すれば、 より、操作ボタン9の押下点のX軸となす角度θを計測
でき、表示画面上のカーソルを角度θの方向に移動させ
ることが可能となる。
なおこれ迄に述べたゴム片5と感圧ゴム片4(Kx,
K-x,Ky,K-y)との占有スペースに1個の感圧ゴム片(ゴ
ム片5のスペース分だけ大形となる)を装着し、ゴム片
5を省略してもよい。
他の変形例 上記の変形例では感圧ゴム片4(Kx,K-x,Ky,K-y)を
用い、操作ボタン9を操作しない時には4個のゴム片5
とボデイの対応する突起6eとの間には所定のギャップが
設けられ、力が感圧ゴム片に加わらない構成であった。
しかし例えば感圧ゴム片4はKx,Kyのみとし、他の感圧
ゴム片K-x,K-yを削除し、その代りに、形状寸法及び弾
性のほぼ等しい絶縁性のゴム片K-xa,K-yaを設け、操作
ボタン9を操作しないときに、これらの感圧ゴム片Kx,K
y及びゴム片K-xa,K-yaにそれぞれ均等圧力Fo(予圧と言
う)が加わるように、ボデイの4個の突起6eが対応する
ゴム片5を押圧するように構成することもできる。
例えば、X軸の負の方向にある突起6eを押下した場合
には、感圧ゴム片Kxに作用する力Fxが予圧Foより減少す
るのに対して、感圧ゴム片Kyに作用する力Fyは予圧Foよ
りほとんど変化しない。詳しい説明は省略するが、抵抗
値Rx,Ryに対応する電圧値Vx,Vyを検出することによりボ
タン9の押下点9θのX軸となす角度θを計測できるの
である。
上記の変形例でも感圧ゴム片Kx,Kyを大形として、対
接するゴム片5を省略してもよい。またゴム片K-xa,K
-yaを大形として、これらと対接する4を省略するのが
望ましい。第2の実施例において、感圧4としてゴム片
Kx,Kyを用いるものとしたが、ゴム片Ky,K-x;K-x,K-y;K
-y,Kxのいずれの組でもよい。削除した感圧ゴム片と対
応するFPC2上の櫛形電極は不要であるので削除するのが
望ましい。
上記の変形例においては一対の感圧ゴム片のみ用い他
を削除したが、この削除を行わず、代りに、それらと対
応するFPC2上の櫛形電極を削除してもよい。或いは、感
圧ゴム片4及び櫛形電極の一部削除を行わず、上記予圧
を加えるようにしてもよい。その場合、外部装置では上
記Vx,Vy,V-x,V-yの内の適当なデータを用いればよい。
これ迄の説明ではFPC2上に形成する電極は櫛形電極と
したが、この発明はその場合に限らず、櫛形以外の形状
であってもよい。またFPCの代りに一般の薄形プリント
板を用いてもよい。
以上述べたポインティングデバイスは小形ラップトッ
プ型のパソコン又はワープロのキートップとほぼ同じ大
きさに構成され、フルキーボードの中に組み込むことも
できる。
「発明の効果」 以上述べたように、この発明のポインティングデバイ
スは、構造が極めて簡単であるので、その寸法、重量を
飛躍的に小形、軽量化でき、キーボードの中に組込むこ
ともできる。デバイスの操作は、単に操作ボタン9の上
面の希望の角度の周辺部を例えば指先で押下させ、ボタ
ンを傾けるだけの簡単なものであり、従来のように広い
操作スペースは不要である。
この発明のポインティングデバイスは、従来のものと
比較すると構造が簡単であると共に構成部品数が少く、
また高価な部品は必要でないので、材料及び組立工数が
縮域でき、大幅な経済化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す図で、Aは平面図、B
は−半部を断面図で示した正面図、第2図は第1図のベ
ース1を示す図で、Aは底面図、BはAのA−A断面
図、第3図は第1図のフレキシブルプリント基板2の平
面図、第4図は第1図の軸受板3を示す図で、Aは底面
図、Bは−半部を断面図で示した正面図、第5図は第1
図のボデイ6を示す図で、Aは底面図、Bは−半部を断
面図で示した正面図、第6図A及びBはそれぞれ第1図
の板ばね7の正面図及び底面図、第7図は第1図のカバ
ー8を示す図で、Aは底面図、Bは−半部を断面図で示
した正面図、第8図は板ばね7を装着したカバー8の底
面図、第9図は第1図の操作ボタン9を示す図で、Aは
平面図、Bは−半部を断面図で示した正面図、第10図は
第1図の感圧ゴム片4を押圧したときの押圧力に対する
フレキシブルプリント基板2の対応する櫛型電極間の電
気抵抗値の変化特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033 G05G 9/047 H01C 10/20 H01H 25/04 A63F 13/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースと、プリント基板と、軸受板と、感
    圧ゴム片と、ボデイと、板ばねと、カバーと、操作ボタ
    ンとより成る超小型ポインティングデバイスであって、 上記ベースは、合成樹脂よりなる板体であり、 上記プリント基板は、上記ベース上に配設され、その板
    面のほぼ中央に原点を有する直交座標軸をX軸及びY軸
    とするとき、原点からの距離の等しいX軸及びY軸上の
    点、x,−x,y,−yをそれぞれ中心としてその近傍に、互
    いに対向する一対の電極PX,QX;P-X,Q-X;PY,QY;P-Y,Q-Y
    がそれぞれ形成され、それらの電極より外部装置と接続
    するための導体路が導出されているものであり、 上記軸受板は、合成樹脂よりなり、上記プリント基板上
    に配され、上記プリント基板上の点x,−x,y,−yと重な
    る点を中心として、その近傍に透孔GX,G-X,GY,G-Yがそ
    れぞれ形成され、上記プリント基板上の原点と重なる点
    を曲率中心として、上記4個の透孔に囲まれた上面に第
    1の曲率を持つ球面軸受が突設されたものであり、 上記感圧ゴム片は、押圧されると、その力に応じて電気
    抵抗が変化する性質を有し、上記軸受板の透孔GX,G-X,G
    Y,G-Y内に収容されて、それぞれ上記プリント基板に形
    成された一対の電極と対接する感圧ゴム片KX,K-X,KY,K
    -Yより成り、 上記ボディは、合成樹脂よりなり、上記軸受板の球面軸
    受に回動自在に係合されるものであって、円板部とその
    上面中央部より突設された突設部とを有し、その円板部
    の底面中央部に上記曲率中心を中心として上記球面軸受
    とほぼ同一の曲率を持つ球面凹部が形成され、その円板
    部の上周縁に第2の曲率を有する球面が上記曲率中心を
    中心として形成され、その円板部の球面凹部を囲む底面
    に、上記感圧ゴム片KX,K-X,KY,K-Yと対向してそれぞれ
    突起が形成されたものであり、 上記カバーは、合成樹脂よりなり、上記ベース、上記プ
    リント基板、上記軸受板及び上記ボデイを収容保持する
    ものであり、上記カバーの上板の中央に上記ポデイの突
    出部を挿通させる円孔が設けられ、その円孔を囲む上板
    の底面に、上記ボデイの上周縁に設けた球面を回動自在
    に保持するほぼ第2の曲率を有する球面が上記曲率中心
    を中心として形成されたものであり、 上記板バネは、端部がそれぞれが直交し、かつ中央部が
    上記ボデイの円板部の外周面と対向して、上記カバー内
    に配設された複数のバネ板であり、 上記操作ボタンは、合成樹脂よりなり、操作用円板部と
    その円板部の底面の中央部より下方へ突設された突出部
    とを有し、その突出部が上記ボデイの突出部に嵌合、固
    定されたものであることを特徴とする、 超小型ポインティングデバイス。
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