JP3234196U - コルゲート管コテージ及び係止部材 - Google Patents

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竜隆 山本
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Abstract

【課題】設置場所を選ばず簡単に設置でき、設置後も容易に移動可能なコルゲート管コテージを提供する。【解決手段】コルゲート管を利用する移動可能住居としてのコルゲート管コテージであって、コルゲート管11の両端の開口側においてコルゲート管の内径に対してコルゲート管の溝部15に沿って収容された可撓性木材から成る下地部材20と、コルゲート管の少なくとも一方の開口側において水平位置に架設される水平枠体30と、コルゲート管の少なくとも一方の開口側において鉛直位置に架設される鉛直枠体41、42と、コルゲート管の外側においてコルゲート管外周を地面に固定するための複数の係止部材とを備える。【選択図】図1

Description

本考案はコルゲート管を用いた簡易な住居設備(コテージ)に関し、所望位置に設置するに際して簡単に移動して固定できる移動可能なコルゲート管コテージ及び設置に際して使用する係止部材に関する。
コルゲート管は、波付けを施して作られた半円形や円弧形の薄鋼板(コルゲート波付け鋼板)を組み合わせることで管状に形成されたもので、軽量で強度が高く、取扱いや運搬が容易である等の特徴を有している。
コルゲート管を用いた住居としては、例えば1960年代に建築家川合健二氏が提唱したモデルが存在する。このモデルは、非特許文献1に示されるように、大径の楕円形コルゲート管を使用し、地面に固定することで建築物の外壁をコルゲート管とする大掛かりな構造のものである。
コルゲート管を用いた移動式建物としては、特許文献1に示されるように、コルゲート管の下方に車輪を装着したものが提案されている。
また、コルゲート波付け鋼板は耐久性や取り扱いのし易さ等から建築資材として注目されつつあり、小規模住宅に適用した例としては、例えば非特許文献2に示されるように、種々形状の構造が提案されている。
実開昭60−138903
https://www.acetate-ed.net/bookdata/008/008.html http://www.nakamitu.com/coruhouse.html
近年、災害時などに簡易宿泊所を設営することが行われるが、地面に固定する建築物であると、建築基準法に準拠する申請作業や設置場所等に制限を受ける場合があり、建築確認や設営に時間がかかるという問題点があった。
また、キャンプ場などにおいては、自前のテントを持たないユーザーに対してキャンプ場内に固定されたトレーラーハウスを提供することが行われているが、設置場所が固定されており、大掛かりな作業を行うことなく例えば季節などに応じて設置場所を変更するようなことはできなかった。
特許文献1にはコルゲート管を用いた移動式建物が開示されるが、車輪を用いた大掛かりな構造であり、人手によって移動可能な簡易なものではなく、簡易構造の住居用コテージとして適した構成を開示するものではなかった。
本考案は上記実情に鑑みて提案されたもので、設置場所を選ばず簡単に設置でき、設置後も容易に移動可能な簡易な構造のコルゲート管コテージを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本考案(請求項1)は、コルゲート管を利用する移動可能住居としてのコルゲート管コテージであって、次の各構成を備えることを特徴としている。
前記コルゲート管(11)の両端の開口側において前記コルゲート管の内径に対して前記コルゲート管の溝部(15)に沿って収容された可撓性木材から成る下地部材(20)。
前記コルゲート管の少なくとも一方の開口側において水平位置に架設される水平枠体(30)。
前記コルゲート管の少なくとも一方の開口側において鉛直位置に架設される鉛直枠体(41,42)。
前記コルゲート管の外側においてコルゲート管外周を地面に固定するための複数の係止部材(70)。
請求項2は、請求項1に記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記下地部材(20)は前記コルゲート管(11)の溝部(15)に接着剤(16)を介して固定されることを特徴としている。
請求項3は、請求項1又は請求項2に記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記下地部材(20)は複数の可撓性木材(20a)の積層体から成ることを特徴としている。
請求項4は、請求項1ないし請求項3のいずれかにのコルゲート管コテージにおいて、
前記水平枠体(30)は前記下地部材(20)間に架設されることを特徴としている。
請求項5は、請求項1ないし請求項3のいずれかにのコルゲート管コテージにおいて、
前記鉛直枠体(41,42)は前記下地部材(20)間に架設されることを特徴としている。
請求項6は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記下地部材(20)に対して固定する複数の連結平板(25)を前記コルゲート管内周位置に備え、前記開口側を塞ぐ側面板(60)を前記連結平板(25)の側面に固定することを特徴としている。
請求項7は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記コルゲート管(11)は、円弧状の複数のコルゲート片(1〜10)を連結して成ることを特徴としている。
請求項8は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記係止部材(70)は、コルゲート管外周四隅に設置されたことを特徴としている。
請求項9は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記係止部材(70)は、コルゲート管外周に沿った傾斜部(73)を備え、コルゲート管(11)の波状部に嵌合する凸部又は凹部を備えてなることを特徴としている。
請求項10は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のコルゲート管コテージにおいて、
前記コルゲート管(11)の直径が2m〜3mであることを特徴としている。
請求項11は、請求項10のコルゲート管コテージにおいて、
前記コルゲート管(11)の軸方向の長さが2m〜3mであることを特徴としている。
請求項12は、コルゲート管(11)を利用する移動可能住居の回転移動を係止させる係止部材であって、
前記コルゲート管の外周に沿った傾斜部(73)と、
前記傾斜部(73)に前記コルゲート管(11)の波状部に嵌合する凸部又は凹部と、
を備えたことを特徴としている。
本考案のコルゲート管コテージによれば、複数の係止部材(70)をコルゲート管外周に当接させることで、回転可能なコルゲート管(11)を地面に対して所望位置に固定させることができる。
また、コルゲート管(11)の内径に対してコルゲート管の溝部(15)に沿って収容する下地部材(20)を備えることで、コルゲート管(11)の両端の開口側において水平枠体(30)や鉛直枠体(41,42)、側面体(60)を設置することを可能とし、コルゲート管(11)両端の開口に対して側面板(60)を配置することでコルゲート管内部を居住空間として利用することができる。
下地部材(20)はコルゲート管(11)の溝部(15)に接着剤を介して固定されることで、コルゲート管(11)を加工することなく下地部材(20)を固定できる。
また、下地部材(20)を可撓性木材で構成することで、特別な加工を施すことなくコルゲート管(11)の溝部(15)に沿って配置させることができる。
下地部材(20)に対して固定する複数の連結平板(25)をコルゲート管内周位置に備えることで、前記開口側を塞ぐ側面板(60)を前記連結平板(25)の側面に固定することを特徴としている。
円弧状の複数のコルゲート片(1〜10)を連結してコルゲート管(11)とすることで、運搬が容易になるとともに、設置場所での組み立てを可能とすることができる。
係止部材(70)をコルゲート管外周四隅に設置させることで、地面への固定を確実に行うことができる。
係止部材(70)の傾斜部(73)に形成した凸部又は凹部にコルゲート管(11)の波状部が嵌合することで、コルゲート管の軸方向の移動や揺れを抑えることができる。
コルゲート管(11)の直径を2m〜3mとすることで、人手で移動できる大きさとすることができる。
コルゲート管(11)の軸方向の長さを直径と同じ2m〜3mとすることで、外部要因に対する設置の安定性を図ることができる。
コルゲート管(11)の固定する係止部材について、コルゲート管の外周に沿った傾斜部(73)と、傾斜部(73)にコルゲート管の波状溝に嵌合する凸部又は凹部を設けることで、回転方向への移動及びコルゲート管(11)の軸方向への揺れや移動を防止することができる。
本考案の一実施形態に係るコルゲート管コテージ(側面板を除いた状態)の斜視説明図である。 図1のコルゲート管におけるA部分(コルゲート片の連結状態)の拡大斜視説明図である。 コルゲート管の正面、側面、背面説明図である。 コルゲート管を構成する2種類のコルゲート片の平面説明図である。 コルゲート片同士の連結状態を説明するための構造説明図である。 コルゲート管コテージ(側面板を除いた状態)の扉側の側面説明図である。 下地部材を構成する曲げ合板の変形前の側面説明図である。 下地部材を構成する曲げ合板の変形後の側面説明図である。 下地部材のコルゲート管への固定状態を示す一部断面説明図である。 他例の下地部材におけるコルゲート管への固定状態を示す一部断面説明図である。 コルゲート管コテージの扉側の側面説明図である。 コルゲート管コテージ(側面板を除いた状態)の中央窓側の側面説明図である。 コルゲート管コテージの中央窓側の側面説明図である。 コルゲート管コテージの設置のための係止部材の斜視説明図である。
本考案に係る移動可能なコルゲート管コテージの実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
コルゲート管コテージは、転がすことが可能なコルゲート管11(図1)を利用することで移動可能とし、コルゲート管11の四隅に配置された係止部材70(図6、図8〜図11)により地面に固定するようになっている(図1のコルゲート管11の斜視図では係止部材70の記載を省略している)。
設置するに際しては、コルゲート管11を人手により回転させながら設置個所まで移動し、係止部材70の傾斜面73にコルゲート管11の外周が当接するように係止部材70を四隅に配置させることで回転が規制される。
コルゲート管11は、図2及び図3に示すように、円弧状前側上面部1、円弧状中側上面部2、円弧状後側上面部3、円弧状前側下面部4、円弧状中側下面部5、円弧状後側下面部6、円弧状前側右側面部7、円弧状後側右側面部8、円弧状前側左側面部9、円弧状後側左側面部10の合計10枚の厚さ2.7mmのコルゲート片の重なり部位を複数のボルト12等(図1及び図2)で連結することで直径250cm、奥行き250cmの円筒状に形成して構成されている。
図3は中央にコルゲート管11の側面図、左側に正面図、右側に背面図をそれぞれ示している。
コルゲート管11を構成するコルゲート片は3種類を使用する。すなわち、幅をW,奥行Dを120cmとしたコルゲート片2,5(図4の左側に示す)、高さをH,奥行Dを120cmとしたコルゲート片7,8,9,10(図4の右側に示す)、幅をW,奥行Dを60cmとしたコルゲート片1,3,4,6(図4の左側に示すコルゲート片に対して奥行きが半分の値)の3種類を図3のように配置してコルゲート管11を構成している。図4における幅W、高さH及び奥行きDは、図3の幅W、高さH及び奥行きDに対応している。
コルゲート片同士は、図5に示すように、例えば重ね合わせたコルゲート片1とコルゲート片7のコルゲート片1の内側山に対しては、フランジ下面が山状となるボルト12a、コルゲート谷側に凸状となる弧状ワッシャー13、コルゲート山に嵌合する凹部を備えた平板ワッシャー14a及びナット15で締結する。重ね合わせたコルゲート片1とコルゲート片7のコルゲート片1の内側谷に対しては、フランジ下面が谷状となるボルト12b、コルゲート山側に凹状となる弧状ワッシャー13、コルゲート谷に嵌合する凸部を備えた平板ワッシャー14b及びナット15で締結する。
また、上面(コルゲート片1,2,3)及び下面(コルゲート片4,5,6)の各3枚に対して、左側面(コルゲート片9,10)及び右側面(コルゲート片7,8)を各2枚とすることで互い違いに連結(図3の中央の側面図を参照)して強度の強化を図っている。
コルゲート管11の両端の開口側においては、コルゲート管の内径に対してコルゲート管11の溝部15に沿って後述する木製部材(連結平板)の下地となる複数(図6の例では4枚)の下地部材20が内部を囲むように収容されている。下地部材20は、図7Aに示すように、細長い長方形状シートから構成され、少なくとも長手方向に可撓性を有する曲げ合板(可撓性木材)20aを使用する。コルゲート管11の直径の4分の1の長さL、幅90mm、厚さ12mmを有する曲げ合板20aを、図7Bに示すように、円弧状に変形させることで、コルゲート管11の溝部15に沿って収容することが可能となる。下地部材20は、図7Cに示すように、曲げ合板20aを3枚重ねで接着して配置された積層体で構成され、コルゲート管11との接触箇所で接着剤16を介して溝部15に固定されている。
また、下地部材20は、図7Dに示すように、曲げ合板20aより幅狭の曲げ合板20bをコルゲート管11側に配置するようにしてもよい。この場合、接着剤16によるコルゲート管11に対する下地部材20の固定箇所を多くすることができ、下地部材20のコルゲート管11への固定をより強固にすることができる。
そして、コルゲート管11の溝部15に沿って収容する下地部材20を備えることで、コルゲート管11の両端の開口側において後述する水平枠体30や鉛直枠体41,42を固定可能としている。
曲げ合板20aは1枚であると厚さ12mmであるが、3枚重ねの積層体で下地部材20を構成することで、水平枠体30や鉛直枠体41,42をねじ止めするに際して十分な板厚を確保することができる。
曲げ合板20aは、複数の薄い木材シートを積層することでフレキシブルに曲げることが可能な木材(可撓性木材)を使用する。可撓性木材は、従前より家具の製作などに使用されるものであり、コルゲート管11の溝部15に収納可能な幅に切断した長尺体シートを使用する。
コルゲート管11の両側端の開口側の下方に位置する下地部材20上には、木材を組み合わせて下面が略円弧面となる下端部材21がそれぞれ載置されている。
コルゲート管11の両側端の開口側の下地部材20間には、図1及び図6に示すように、その水平位置に1本の水平枠体30が架設されている。
コルゲート管11の両側端の開口側の上方に位置する下地部材20の中央部と水平枠体30との間に1本の中央枠体40が、水平枠体30と円弧片21との間には2本の縦枠体41,41がそれぞれ架設されることで、水平枠体30と2本の縦枠体41,41とで囲まれた部分にコルゲート管内部に出入りするための入口開口部51が形成されている。
水平枠体30において、2本の縦枠体41の固定位置と反対側には、上方の下地部材20との間に上部縦枠体42,42がそれぞれ架設され、上部縦枠体42及び縦枠体41でコルゲート管端において鉛直位置に架設される鉛直枠体が構成されている。
入口開口部51の左右側方位置において、縦枠体41と下地部材20との間に横枠体31及び横板32がそれぞれ架設され、横枠体31と横板32間に方形状の窓枠体52がそれぞれ固定されている。
コルゲート管11内周位置に配置された複数の下地部材20に対しては、複数の連結平板25が接着剤により固定されている(図1参照、図6では省略)。下地となる下地部材20に対してある程度の厚さを有する連結平板25を固定することで、連結平板25の側面(厚さ部分)に後述する側面体60などの平板(蓋体)を固定し易くすることができる。
コルゲート管11の一側端の開口側は、図8に示すように、入口開口部51及び窓枠体52の窓部を除いて開口側を塞ぐ側面板60を装着する。側面板60は、水平枠体30、横枠体31、中央枠体40、鉛直枠体(縦枠体41及び上部縦枠体42)、連結平板25の側面にねじ止め等を行うことで固定される。
側面板60は、コルゲート管11の内周近くで連結板25の側面(厚さ部分)に固定されるため、側面板60をその周囲において確実に固定することができる。
入口開口部51には扉61が、窓枠部52には窓62がそれぞれ設置される。
コルゲート管11内部において、コルゲート管端に設置した円弧片21間に長方形状の床板23が設置され、入口開口部側から見て床板23の両側位置に長尺状ベンチ24がそれぞれ設置されている。ベンチ24は、例えばコルゲート管11の内部側の溝部15に装着された下地部材20に複数の脚(図示せず)を立設し、その上部に固定されている。
コルゲート管11の他端端の開口側は、図9及び図10に示すように、一側端の開口側とほぼ同様に構成されているが、扉61の代わりに中央窓63が配置されている。すなわち、扉側と比較して水平枠体30の位置をコルゲート管11の低い位置に設置するとともに、開口部51内に下部水平枠体33と下部縦枠体43を設置することで、2本の縦枠体41と水平枠体30及び下部水平枠体33とで囲まれた部位に中央窓63を設置している。
図9及び図10において、図6及び図8と同様の構成を採る部分については同一符号を付している。
コルゲート管11は、コルゲート管外周四隅に設置された楔状の係止部材70(図11)により、転がりを防止してコルゲート管11の外周を地面に固定するようになっている。
楔状の係止部材70は、凸部71と凹部72が連続しコルゲート管外周に沿った傾斜面73を備えている。傾斜面73の凹凸面がコルゲート管11の外周に当接することでコルゲート管11の回転を防止する。
また、傾斜面73にコルゲート片の波状溝に嵌合する凸部(若しくは、波状突起が嵌合する凹部)を備えるように構成してもよい。凸部(凹部)がコルゲート管11の波状部(波状溝又は波状突起)に嵌合することでコルゲート管11の軸方向の揺れを防止することができる。
傾斜面73は、コルゲート管11の外周に沿った円弧面で構成しても良い。
コルゲート管11の直径は2m〜3m(上記の例では2.5m)とすることで、内部に人が立って歩ける居住空間を確保することができるともに、人手で回転移動可能な大きさとすることができる。
また、コルゲート管11の軸方向の長さを直径と同等の2m〜3m(上記の例では2.5m)とすることで、風などの外部要因に対して安定させることができる。
上述の例では、コルゲート管11の四隅に係止部材70を配置させるようにしたが、3ケ所(一方側が両端位置、他方側が中央位置)に係止部材70を配置させることでコルゲート管11を固定してもよい。
上述した例では、コルゲート管11の入口開口部51の反対側の側面に窓62及び中央窓63を設置したが、側面全体を側面板60で塞ぐ構造であっても良い。
1〜10 コルゲート片
11 コルゲート管
12 ボルト
13 ワッシャー
14 ナット
15 溝部
16 接着剤
20 下地部材
20a 曲げ合板(可撓性木材)
20b 曲げ合板(可撓性木材)
21 下端部材
23 床板
24 ベンチ
25 連結平板
30 水平枠体
31 横枠体
32 横板
40 中央枠体
41 縦枠体
42 上部縦枠体
51 入口開口部
52 窓枠体
60 側面板
61 扉
62 窓
63 中央窓
70 係止部材
73 傾斜面

Claims (12)

  1. コルゲート管を利用する移動可能住居であって、
    前記コルゲート管の両端の開口側において前記コルゲート管の内径に対して前記コルゲート管の溝部に沿って収容された可撓性木材から成る下地部材と、
    前記コルゲート管の少なくとも一方の開口側において水平位置に架設される水平枠体と、
    前記コルゲート管の少なくとも一方の開口側において鉛直位置に架設される鉛直枠体と、
    前記コルゲート管の外側においてコルゲート管外周を地面に固定するための複数の係止部材と、
    を具備することを特徴とするコルゲート管コテージ。
  2. 前記下地部材は前記コルゲート管の溝部に接着剤を介して固定される請求項1に記載のコルゲート管コテージ。
  3. 前記下地部材は複数の可撓性木材の積層体から成る請求項1又は請求項2に記載のコルゲート管コテージ。
  4. 前記水平枠体は前記下地部材間に架設される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  5. 前記鉛直枠体は前記下地部材間に架設される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  6. 前記下地部材に対して固定する複数の連結平板を前記コルゲート管内周位置に備え、前記開口側を塞ぐ蓋板を前記連結平板の側面に固定する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  7. 前記コルゲート管は、円弧状の複数のコルゲート片を連結して成る請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  8. 前記係止部材は、コルゲート管外周四隅に設置された請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  9. 前記係止部材は、コルゲート管外周に沿った湾曲部を備え、コルゲートの波状部に嵌合する凸部又は凹部を備えてなる請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  10. 前記コルゲート管の直径が2m〜3mである請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のコルゲート管コテージ。
  11. 前記コルゲート管の軸方向の長さが2m〜3mである請求項10に記載のコルゲート管コテージ。
  12. コルゲート管を利用する移動可能住居の回転移動を係止させる係止部材であって、
    前記コルゲート管の外周に沿った傾斜部と、
    前記傾斜部に前記コルゲート管の波状部に嵌合する凸部又は凹部と、
    を備えたことを特徴とする係止部材。
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