JP3234192U - 男性小便用便器。 - Google Patents

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文子 佐藤
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】簡単堅牢構造のサポートアームを直接設けて、健常者は勿論、足腰が弱かったり、障害があったりして、自立が困難な人が小便器を利用する際に前のめりになったり前に倒れたりすることがなく、身体を両足と片手又は両手で支えることを可能にして身体に圧迫を与えず、残尿少なく楽に尿排泄することができると共に尿飛散の無い清潔な便器周囲を維持する男性小便用便器を提供する。【解決手段】男性が立ちながら小便をする縦長便器100−1において、上部に着脱可能にサポートアームを突設したことを特徴とする男性用小便便器。前記サポートアームは、脚部201の下部を縦長便器の上部中央部に螺合して脚部の上部に握りアーム202を接続したT型サポートアーム200にしたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、小便器を利用する際に身体に圧迫を与えず、前のめりになったり前に倒れたりすることがなく、身体を両足と手で三点支持又は四点支持することを可能にして残尿少なく楽に尿排泄ができる男性小便用便器に関する。
障害者や高齢者が利用する可能性があるトイレに設置される小便器には、従来、立った状態でバランスが保たれるように、小便器の左右両側部の設置壁にサイド手すりが設けられている。しかし、半身が麻痺した人などは、健常な方の片手でサイド手すりを握って体を支えると、利く方の手がふさがり、用を足しにくい。
そこで、特許文献1等により男性小便用便器が紹介された。この男性小便用便器は図3に示すように、身体を前方に預けて支え、その状態で尿排泄することができるように、便器01の両側の壁02に突設支持したパイプ製の一対のサイド手すり03を設けこのサイド手すり03にまたがってパイプ製の上部手すり04を設けたものである。
特開2002−345691(審査未請求でみなし取り下げ処分)
しかしながら、特許文献1に記載されている従来の男性小便用便器の設置は、前記手摺りを壁に突設する為しかも構造的に複雑で大きく設置スペースを広く必要として設置工事に多大な労力と費用が掛る。
そこで本考案は、簡単堅牢構造のサポートアームを直接設けて、健常者は勿論、足腰が弱かったり、障害があったりして、自立が困難な人が小便器を利用する際に前のめりになったり前に倒れたりすることがなく、立状態の身体を両足と片手又は両手で支えることを可能にして身体に圧迫を与えず、残尿少なく楽に尿排泄することができると共に尿飛散の無い清潔な便器周囲を維持する男性小便用便器を提供する。
上記課題を満足させる本考案における主な技術構成は、次の(1)〜(3)に記載の通りである。
(1)、男性が立ちながら小便をする縦長便器において、上部に着脱可能にサポートアームを突設したことを特徴とする男性用小便便器。
(2)、前記サポートアームは、脚部の下部を縦長便器の上部中央部に螺合して脚部の上部に握りアームを接続したT型サポートアームにしたことを特徴とする前記(1)に記載の男性用小便便器。
(3)、前記サポートアームは、一対の脚部を縦長便器の上部両側に螺合し、一対の脚部の上部間に握りアームを形成したコ字型サポートアームにしたことを特徴とする前記(1)に記載の男性用小便便器。
本考案の男性小便用便器は、簡単堅牢構造の前記サポートアームを直接便器に設けて、健常者は勿論、足腰が弱かったり、障害があったりして、自立が困難な人が小便器を利用する際に前のめりになったり前に倒れたりすることがなく、身体を両足と片手又は両手でしっかり支持することを可能にして身体に圧迫を与えず、残尿少なく楽に尿排泄することができるので尿飛散の無い清潔な便器周囲を維持する等の優れた作用効果を呈するものである。
本考案の男性用小便便器の実施例1を示す斜視説明図ある。 本考案の男性用小便便器の実施例2を示す斜視説明図である。 従来の男性用小便便器の例を示す斜視説明図である。
本考案を実施するための形態を図1〜図2に示す実施例1と実施例2により詳細に説明する。
男性が立ちながら小便をする実施例1の縦長便器100−1は、陶製でありその上部にT型サポートアーム200を着脱可能に突設した男性用小便便器である。
前記T型サポートアーム200は、脚部201の基部を図示していないが螺合用ボルト部201−Bに成形し縦長便器100−1の上部中央部に図示していないが螺合用ボルトを稙設し、この螺合用ボルトと前記基部螺合用ボルト部201−Bとをナット203で螺合接続し、脚部201の上部に握りアーム202の中央部を接続してT型に形成した交換可能なアームである。握りアーム202は弾性材で形成した滑り止めのグリップ204を張設してある。
前記脚部201は垂直にしているが手前に傾斜させてもよい。
このT型サポートアーム200の握りアーム202を片手で握り両足との三点支持状態にすれば尿排泄の際、前かがみでも体位を安定させることができるので、他の片手で男性の性器を操作して残尿少なくスムースに尿排泄することができる。このため尿飛散の無い清潔な便器周囲を維持することができる。
男性が立ちながら小便をする実施例2の縦長便器100−2は、上部に着脱可能にコ字型サポートアーム300を突設した男性用小便便器である。
コ字型サポートアーム300は、一対の脚部301の基部を図示していないが螺合用ボルト部301−Bに成形し、縦長便器100−2の上部両側に図示していないが螺合用ボルトを稙設し、この螺合用ボルトと前記螺合用ボルト部301−Bとをナット303で螺合接続し、脚部301の上部間に握りアーム302を接続してコ字型に形成した交換可能なアームである。握りアーム302は弾性材で形成した滑り止めのグリップ304を張設してある。
このコ字型サポートアーム300の握りアーム302を片手で握り両足との三点支持状態にすれば前かがみでも体位を安定させることができるので、他の片手で男性の性器を操作して残量少なくスムースに尿排泄することができる。このため尿飛散の無い清潔な便器周囲を維持することができる。
本考案は前述の優れた作用効果を呈するため、一般家庭は勿論、便器産業界等に寄与と発展に貢献すること多大なものがある。
100−1:縦長便器
200:T型サポートアーム
201:脚部
201−B:螺合用ボルト部
202:握りアーム
203:ナット
204:グリップ
100−2:縦長便器
300:コ字型サポートアーム
301:一対の脚部
301−B:螺合用ボルト部
302:握りアーム
303:ナット
304:グリップ

Claims (3)

  1. 男性が立ちながら小便をする縦長便器において、上部にサポートアームを着脱可能に突設したことを特徴とする男性用小便便器。
  2. 前記サポートアームは、脚部の下部を縦長便器の上部中央部に螺合して脚部の上部に握りアームを接続したT型サポートアームにしたことを特徴とする請求項1に記載の男性用小便便器。
  3. 前記サポートアームは、一対の脚部を縦長便器の上部両側に螺合し、一対の脚部の上部間に握りアームを形成したコ字型サポートアームにしたことを特徴とする請求項1に記載の男性用小便便器。
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