JP3234179U - Cvdダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置 - Google Patents

Cvdダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置 Download PDF

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Abstract

【課題】変換効率が向上し、夜間の光電変換が可能な光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置を提供する。【解決手段】CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、シリコン系または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置であり、入射面に蓄光性蛍光粒子1−1ドープ透明CVDダイヤモンド薄膜1又は透明CVDダイヤモンド薄膜1を設け、ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜2及びリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜3接合のpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けて再結合を抑えたヘテロ接合pn型a−Si半導体薄膜6・7接合の半導体薄膜光電変換層の入射側に、透明導電膜5又は裏面電極8と保護フィルム9を設けた。【選択図】図2

Description

本考案は、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、ヘテロ接合シリコン系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置に関する。
日本政府は、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標を表明した。環境対応は世界的な潮流のため、環境を「成長の柱」と位置づけ、再生可能エネルギーなどの技術革新や投資を促し、次世代産業の育成を支援する方針とされる。化石燃料を減らし、脱炭素の圧力はかつてない高まりにより、太陽電池などの再生可能エネルギーを増やすとされる。
特願2020−185428号 特願2020−031015号 特開2017−028234号
実用新案文献1
実用新案登録第3223095号
非特許文献
引用非特許文献1
監修 藤森直治,鹿田真一、ダイヤモンドエレクトロニクスの最前線《普及版》第4章 ナノ結晶ダイヤモンド薄膜 p36〜44、第6章 半導体特性 p63〜71、第7章 p型ホモエピタキシャルダイヤモンド薄膜の半導体特性 p75〜84、第8章 n型ドーピングと半導体特性 p86〜98、2014年版、株式会社 シーエムシー出版。
引用非特許文献2
監修 荒川泰彦、 超高効率太陽電池・関連材料の最前線《普及版》第2章 4・グラフェンを用いた太陽電池用透明導電膜の開発 グラフェンの成膜技術 p44〜45、CVD法によるグラフェンの成膜 p50〜55、5・薄膜太陽電池用ZnO系透明導電膜 p56、5.4ZnO透明導電膜の電気特性・光学特性の両立 p65〜72、第3章 多接合太陽電池 1.2多接合太陽電池の高効率化の可能性 p93、1.7多接合太陽電池の将来展望 p104〜106、2017年版、株式会社 シーエムシー出版。
太陽電池モジュールの生産は日本やドイツのメーカーがリードした時期もあったが、世界シェア首位のジンコソーラーなど中国産が7割を占める。日本政府は、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロ目標に向け、温暖化ガスの削減につながる太陽電池などの再生可能エネルギー技術の投資を促し、次世代産業の育成を支援するとされる。太陽電池の変換効率向上が期待される。単接合太陽電池では、変換効率26〜30%が限界とされる。さらに高効率化をはかるためには、バンドギャップの異なる材料からなる太陽電池を多層に積層した多接合構造が主流とされる。a−Si薄膜太陽電池の現状効率14.5%〜16%に対して、限界効率は18.5%〜23.5%と試算される。化合物系のCIGS太陽電池の目標効率は小面積セルで25%、大面積モジュールで22%とされている。ホウ素またはリンドープのシリコン系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜太陽電池の放熱及び変換効率向上が課題であった。
光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜接合のpn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設けて再結合を抑えたヘテロ接合pn型またはpin型a−Si系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層の入射面に、透明CVDダイヤモンド薄膜または透明CVDダイヤモンド薄膜に蓄光性蛍光粒子をドープし、蓄光性蛍光粒子の発光を光電変換するCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
光透過性および熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層へのヘテロ接合により、CVDダイヤモンドおよびシリコン系または化合物系半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上し、夜間の蓄光性蛍光粒子の発光を光電変換する。日射熱または光電変換熱をCVDダイヤモンドが放熱する多接合薄膜太陽電池装置であり、蓄電池を充電する多目的利用のCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
本考案に係る入射面に、CVD透明ダイヤモンド薄膜1を設けたpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けたヘテロ接合の、pn型a−Si半導体薄膜光電変換層の参考断面図。 本考案に係る入射面に、蓄光性蛍光粒子1−1ドープCVD透明ダイヤモンド薄膜1を設けたpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けたヘテロ接合の、pn型a−Si半導体薄膜光電変換層の参考断面図。
CVDダイヤモンド半導体はシリコン(Si)と同じ第14族元素に属している。p型CVDダイヤモンド半導体のドープは、第13族元素のホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)などをドープすることができる。n型CVDダイヤモンド半導体のドープは、第15族元素の窒素(N)、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)などをドープすることができる。pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設けたヘテロ接合pn型またはpin型a−Si系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層によるダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
CVDダイヤモンドは、高出力型マイクロ波プラズマCVD法またはマイクロ波プラズマCVD法、表面波プラズマCVD法による透明ナノ結晶ダイヤモンド薄膜が用いられる。
CVDダイヤモンドはバンドギャップ5.48eVの半導体としての特性を有し、熱伝導率22(W/cm・K)を示す。ヒートシンク材料の熱伝導率は、CVDダイヤモンド22(W/cm・K)、銅4.0(W/cm・K)、CVDダイヤモンドは銅と比較して5.5倍も熱を伝えやすい。シリコン1.56(W/cm・K)と比較すると約15倍の熱伝導率または放熱性を有し、優れた光透過性および熱伝導率の放熱性を有している。硬度56〜115(GPa)を有し、フリーエキシトンの束縛エネルギーが80meVもある。CVDナノ結晶ダイヤモンド薄膜は、低温成膜、高い表面平坦性、可視光線平均透過率(λ:400〜800nm)=90%である。CVDダイヤモンドは熱伝導性、弾性定数、耐熱性、耐化学薬品性、耐放射線性、絶縁性、絶縁破壊など物質中最高もしくは準最高値を有する材料される。
透明電極はITOやSnO、ZnOなどのワイドギャップ半導体で対応可能であった。40%以上の変換効率の太陽電池には、約2μm程度の赤外光まで発電に寄与させることが不可欠になる。ITOやSnOでは長波長光まで光を透過させることは難しい。CVD法によるグラフェンは赤外光までの透過率80%以上に維持する。最近では2層グラフェンまたは数層グラフェンなどがあり、適した透明導電膜をCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜光電変換層に用いることができる。
pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層にヘテロ接合するpn型またはpin型シリコン系半導体薄膜光電変換層は、a−Si半導体薄膜層、a−Si/a−SiGe半導体薄膜層、SWCNT半導体薄膜およびa−Si半導体薄膜層接合の半導体薄膜光電変換層である。化合物系半導体薄膜光電変換層は、CIGS半導体薄膜層、CIS半導体薄膜層、CdS/CdTe半導体薄膜層、PSC(ペロブスカイト)半導体薄膜層などの半導体薄膜光電変換層を設けたダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
図1に示す。光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層2・3に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合pn型a−Si半導体薄膜光電変換層6・7の多接合半導体薄膜光電変換層の入射面に、透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜2およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜3接合のpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合の、ホウ素ドープp型a−Si半導体薄膜6およびリンドープn型aーSi半導体薄膜7接合のpn型a−Si半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜光電変換層の入射側に、透明導電膜5または裏面電極8と保護フィルム9を設け、入射面に透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンドの光透過性および熱伝導率に優れた放熱性により、多接合半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上する多接合薄膜太陽電池装置。
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層は、特願2020−185428号に記載されている。
図2に示す。光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層2・3に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合pn型a−Si半導体薄膜光電変換層6・7の多接合半導体薄膜光電変換層の入射面に、蓄光性蛍光粒子1−1ドープの透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜2およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜3接合のpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合の、ホウ素ドープp型a−Si半導体薄膜6およびリンドープn型a−Si半導体薄膜7接合のpn型a−Si半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜光電変換層の入射側に、透明導電膜5または裏面電極8保護フィルム9設け、入射面に蓄光性蛍光粒子1−1ドープ透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンドの光透過性および熱伝導率に優れた放熱性により、多接合半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上する多接合薄膜太陽電池装置。
蓄光蛍光粒子1−1ドープ透明CVDダイヤモンド薄膜1は、太陽光の200nm〜522nm程度の波長を吸収し、夜間400nm〜700nm未満の波長で発光する。CVDダイヤモンドは広帯域の光学的透過性を有し、束縛エネルギーが80meVもある。CVDダイヤモンド薄膜1に蓄光蛍光粒子1−1をドープし、夜間に発光する光を光電変換するCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンド薄膜1はCVDナノ結晶ダイヤモンド薄膜も同様である。
蓄光性蛍光粒子が分散された透明樹脂基板などは、特願2017−028234号・特願2020−031015号に記載されている。蓄光性蛍光粒子ドープCVD透明ナノ結晶ダイヤモンド薄膜は、特願2020−185428号に記載されている。蓄光性蛍光粒子が分散された透明基板は実用新案登録第3223095号に記載されている。
ホウ素またはリンドープのpn型またはpin型多接合薄膜太陽電池は、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、シリコン系a−Si半導体薄膜光電変換層、a−Si/a−SiGe半導体薄膜光電変換層、SWCNT半導体薄膜層およびa−Si半導体薄膜層接合の光電変換層のいづれかの2接合構造薄膜太陽電池である。CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、化合物系CIGS半導体薄膜光電変換層、CIS半導体薄膜光電変換層、CdS/CdTe半導体薄膜光電変換層、PSC(ペロブスカイト)半導体薄膜光電変換層のいづれかの2接合構造薄膜太陽電池装置である。また、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、シリコン系および化合物系半導体薄膜光電変換層接合の3接合構造を設けることができるダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置である。用途しては、携帯用端末機または自動車車両や鉄道車両、船舶、航空機などのボディーに設け、蓄電池を充電する多目的利用のダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
耐放射線性CVDダイヤモンド半導体薄膜は、シリコンと同じ第14族の半導体である。放射線に強い第13族のガリウムやインジウムまたは第15族のヒ素やリンドープのpn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設け、再結合を抑えたヘテロ接合の化合物系CIGSまたはCdS/CdTeやPSC半導体薄膜層などの2接合構造薄膜光電変換層の多接合薄膜太陽電池は航空機等に設けることができる。放射線に強いガリウムやインジウムまたはヒ素やリンドープの耐放射線性pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設け、ジャパンエナジーによる効率30.3%のInGaP/GaAs2接合セル、または効率33.3%のInGaP/GaAs/InGaAs3接合セル(ジャパンエナジー・住友電工・豊田工大による共同研究成果)などのIII−V族化合物半導体光電変換層を設けた3接合または4接合などの多接合薄膜太陽電池は、宇宙空間で活動する人工衛星や国際宇宙ステーションなどに利用することが可能なCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置である。
1 透明CVDダイヤモンド薄膜
1−1 蓄光性蛍光粒子
2 p型CVDダイヤモンド半導体薄膜
3 n型CVDダイヤモンド半導体薄膜
4 真性CVDダイヤモンド半導体薄膜
5 透明導電膜
6 p型a−Si半導体薄膜
7 n型a−Si半導体薄膜
8 裏面電極
9 保護フィルム
本考案は、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、ヘテロ接合シリコン系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置に関する。
日本政府は、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標を表明した。環境対応は世界的な潮流のため、環境を「成長の柱」と位置づけ、再生可能エネルギーなどの技術革新や投資を促し、次世代産業の育成を支援する方針とされる。化石燃料を減らし、脱炭素の圧力はかつてない高まりにより、太陽電池などの再生可能エネルギーを増やすとされる。
特願2020−185428号 特願2020−031015号 特開2017−028234号
実用新案文献1
実用新案登録第3223095号
非特許文献
引用非特許文献1
監修 藤森直治,鹿田真一、ダイヤモンドエレクトロニクスの最前線《普及版》 第4章 ナノ結晶ダイヤモンド薄膜 p36〜44、第6章 半導体特性 p63〜71、第7章 p型ホモエピタキシャルダイヤモンド薄膜の半導体特性 p75〜84、第8章 n型ドーピングと半導体特性 p86〜98、2014年版、株式会社 シーエムシー出版。
引用非特許文献2
監修 荒川泰彦、超高効率太陽電池・関連材料の最前線《普及版》 第2章 4・グラフェンを用いた太陽電池用透明導電膜の開発 グラフェンの成膜技術 p44〜45、CVD法によるグラフェンの成膜 p50〜55、5・薄膜太陽電池用ZnO系透明導電膜 p56、5.4ZnO透明導電膜の電気特性・光学特性の両立 p65〜72、第3章 多接合太陽電池 1.2多接合太陽電池の高効率化の可能性 p93、1.7多接合太陽電池の将来展望 p104〜106、2017年版、株式会社 シーエムシー出版。
太陽電池モジュールの生産は日本やドイツのメーカーがリードした時期もあったが、世界シェア首位のジンコソーラーなど中国産が7割を占める。日本政府は、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロ目標に向け、温暖化ガスの削減につながる太陽電池などの再生可能エネルギー技術の投資を促し、次世代産業の育成を支援するとされる。太陽電池の変換効率向上が期待される。単接合太陽電池では、変換効率26〜30%が限界とされる。さらに高効率化をはかるためには、バンドギャップの異なる材料からなる太陽電池を多層に積層した多接合構造が主流とされる。a−Si薄膜太陽電池の現状効率14.5%〜16%に対して、限界効率は18.5%〜23.5%と試算される。化合物系のCIGS太陽電池の目標効率は小面積セルで25%、大面積モジュールで22%とされている。ホウ素またはリンドープのシリコン系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜太陽電池の放熱及び変換効率向上が課題であった。
光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜接合のpn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設けて再結合を抑えたヘテロ接合pn型またはpin型a−Si系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層の入射面に、透明CVDダイヤモンド薄膜または蓄光性蛍光粒子ドープされた透明CVDダイヤモンド薄膜が設けられ、蓄光性蛍光粒子の発光を光電変換するCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
光透過性および熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層へのヘテロ接合により、CVDダイヤモンドおよびシリコン系または化合物系半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上し、夜間の蓄光性蛍光粒子の発光を光電変換する。日射熱または光電変換熱をCVDダイヤモンドが放熱する多接合薄膜太陽電池装置であり、蓄電池を充電する多目的利用のCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
本考案に係る入射面に、CVD透明ダイヤモンド薄膜1を設けたpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けたヘテロ接合の、pn型a−Si半導体薄膜光電変換層の参考断面図。 本考案に係る入射面に、蓄光性蛍光粒子1−1ドープCVD透明ダイヤモンド薄膜1を設けたpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けたヘテロ接合の、pn型a−Si半導体薄膜光電変換層の参考断面図。
CVDダイヤモンド半導体はシリコン(Si)と同じ第14族元素に属している。p型CVDダイヤモンド半導体のドープは、第13族元素のホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)などをドープすることができる。n型CVDダイヤモンド半導体のドープは、第15族元素の窒素(N)、リン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)などをドープすることができる。pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設けたヘテロ接合pn型またはpin型a−Si系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層によるダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
CVDダイヤモンドは、高出力型マイクロ波プラズマCVD法またはマイクロ波プラズマCVD法、表面波プラズマCVD法による透明ナノ結晶ダイヤモンド薄膜が用いられる。
CVDダイヤモンドはバンドギャップ5.48eVの半導体としての特性を有し、熱伝導率22(W/cm・K)を示す。ヒートシンク材料の熱伝導率は、CVDダイヤモンド22(W/cm・K)、銅4.0(W/cm・K)、CVDダイヤモンドは銅と比較して5.5倍も熱を伝えやすい。シリコン1.56(W/cm・K)と比較すると約15倍の熱伝導率または放熱性を有し、優れた光透過性および熱伝導率の放熱性を有している。硬度56〜115(GPa)を有し、フリーエキシトンの束縛エネルギーが80meVもある。CVDナノ結晶ダイヤモンド薄膜は、低温成膜、高い表面平坦性、可視光線平均透過率(λ:400〜800nm)=90%である。CVDダイヤモンドは熱伝導性、弾性定数、耐熱性、耐化学薬品性、耐放射線性、絶縁性、絶縁破壊など物質中最高もしくは準最高値を有する材料される。
透明電極はITOやSnO、ZnOなどのワイドギャップ半導体で対応可能であった。40%以上の変換効率の太陽電池には、約2μm程度の赤外光まで発電に寄与させることが不可欠になる。ITOやSnOでは長波長光まで光を透過させることは難しい。CVD法によるグラフェンは赤外光までの透過率80%以上に維持する。最近では2層グラフェンまたは数層グラフェンなどがあり、適した透明導電膜をCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜光電変換層に用いることができる。
pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層にヘテロ接合するpn型またはpin型シリコン系半導体薄膜光電変換層は、a−Si半導体薄膜層、a−Si/a−SiGe半導体薄膜層、SWCNT半導体薄膜およびa−Si半導体薄膜層接合の半導体薄膜光電変換層である。化合物系半導体薄膜光電変換層は、CIGS半導体薄膜層、CIS半導体薄膜層、CdS/CdTe半導体薄膜層、PSC(ペロブスカイト)半導体薄膜層などの半導体薄膜光電変換層を設けたダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
図1に示す。光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層2・3に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合pn型a−Si半導体薄膜光電変換層6・7の多接合半導体薄膜光電変換層の入射面に、透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜2およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜3接合のpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合の、ホウ素ドープp型a−Si半導体薄膜6およびリンドープn型aーSi半導体薄膜7接合のpn型a−Si半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜光電変換層の入射側に、透明導電膜5または裏面電極8と保護フィルム9を設け、入射面に透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンドの光透過性および熱伝導率に優れた放熱性により、多接合半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上する多接合薄膜太陽電池装置。
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層は、特願2020−185428号に記載されている。
図2に示す。光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
pn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層2・3に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合pn型a−Si半導体薄膜光電変換層6・7の多接合半導体薄膜光電変換層の入射面に、蓄光性蛍光粒子1−1ドープされた透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜2およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜3接合のpn型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜4を設けることで再結合を抑えたヘテロ接合の、ホウ素ドープp型a−Si半導体薄膜6およびリンドープn型a−Si半導体薄膜7接合のpn型a−Si半導体薄膜光電変換層の多接合薄膜光電変換層の入射側に、透明導電膜5または裏面電極8保護フィルム9設け、入射面に蓄光性蛍光粒子1−1ドープされた透明CVDダイヤモンド薄膜1を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンドの光透過性および熱伝導率に優れた放熱性により、多接合半導体薄膜光電変換層の変換効率が向上する多接合薄膜太陽電池装置。
蓄光蛍光粒子1−1ドープ透明CVDダイヤモンド薄膜1は、太陽光の200nm〜522nm程度の波長を吸収し、夜間400nm〜700nm未満の波長で発光する。CVDダイヤモンドは広帯域の光学的透過性を有し、束縛エネルギーが80meVもある。CVDダイヤモンド薄膜1に蓄光蛍光粒子1−1をドープし、夜間に発光する光を光電変換するCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置の構成。CVDダイヤモンド薄膜1はCVDナノ結晶ダイヤモンド薄膜も同様である。
蓄光性蛍光粒子が分散された透明樹脂基板などは、特願2017−028234号・特願2020−031015号に記載されている。蓄光性蛍光粒子ドープCVD透明ナノ結晶ダイヤモンド薄膜は、特願2020−185428号に記載されている。蓄光性蛍光粒子が分散された透明基板は実用新案登録第3223095号に記載されている。
ホウ素またはリンドープのpn型またはpin型多接合薄膜太陽電池は、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、シリコン系a−Si半導体薄膜光電変換層、a−Si/a−SiGe半導体薄膜光電変換層、SWCNT半導体薄膜層およびa−Si半導体薄膜層接合の光電変換層のいづれかの2接合構造薄膜太陽電池である。CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、化合物系CIGS半導体薄膜光電変換層、CIS半導体薄膜光電変換層、CdS/CdTe半導体薄膜光電変換層、PSC(ペロブスカイト)半導体薄膜光電変換層のいづれかの2接合構造薄膜太陽電池装置である。また、CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、シリコン系および化合物系半導体薄膜光電変換層接合の3接合構造を設けることができるダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置である。用途しては、携帯用端末機または自動車車両や鉄道車両、船舶、航空機などのボディーに設け、蓄電池を充電する多目的利用のダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
耐放射線性CVDダイヤモンド半導体薄膜は、シリコンと同じ第14族の半導体である。放射線に強い第13族のガリウムやインジウムまたは第15族のヒ素やリンドープのpn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設け、再結合を抑えたヘテロ接合の化合物系CIGSまたはCdS/CdTeやPSC半導体薄膜層などの2接合構造薄膜光電変換層の多接合薄膜太陽電池は航空機等に設けることができる。放射線に強いガリウムやインジウムまたはヒ素やリンドープの耐放射線性pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設け、ジャパンエナジーによる効率30.3%のInGaP/GaAs2接合セル、または効率33.3%のInGaP/GaAs/InGaAs3接合セル(ジャパンエナジー・住友電工・豊田工大による共同研究成果)などのIII−V族化合物半導体光電変換層を設けた3接合または4接合などの多接合薄膜太陽電池は、宇宙空間で活動する人工衛星や国際宇宙ステーションなどに利用することが可能なCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置である。
1 透明CVDダイヤモンド薄膜
1−1 蓄光性蛍光粒子
2 p型CVDダイヤモンド半導体薄膜
3 n型CVDダイヤモンド半導体薄膜
4 真性CVDダイヤモンド半導体薄膜
5 透明導電膜
6 p型a−Si半導体薄膜
7 n型a−Si半導体薄膜
8 裏面電極
9 保護フィルム

Claims (2)

  1. 光透過性及び熱伝導率に優れたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置において、
    ホウ素ドープp型CVDダイヤモンド半導体薄膜およびリンドープn型CVDダイヤモンド半導体薄膜接合のpn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層に、真性CVDダイヤモンド半導体薄膜を設けて再結合を抑えたヘテロ接合pn型またはpin型a−Si系半導体薄膜光電変換層または化合物系半導体薄膜光電変換層を設けたCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
  2. pn型またはpin型CVDダイヤモンド半導体薄膜光電変換層の入射面に、透明CVDダイヤモンド薄膜または透明CVDダイヤモンド薄膜に蓄光性蛍光粒子をドープし、蓄光性蛍光粒子の発光を光電変換する請求項1に記載のCVDダイヤモンド半導体薄膜の多接合薄膜太陽電池装置。
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