JP3234175B2 - デジタル制御装置 - Google Patents

デジタル制御装置

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JP3234175B2
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置にお
けるヘッド移動制御などに好適な、入力の大きさに制限
のあるデジタル制御にバングバング制御を適用したデジ
タル制御装置に係り、特にバングバング制御の有限整定
入力によるデジタル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】制御対象の複雑化や高性能化の要求に伴
い、近年マイクロコンピュータを用いたデジタル制御が
一般的になりつつある。このマイクロコンピュータを用
いたデジタル制御では、制御対象の状態を一定時間周期
毎に観測し、プログラムで記述された制御則を実行し、
入力を加えるという処理が行われる。このため、より高
度な制御則をプログラムの記述だけで実現するのが一般
的であるが、従来の連続時間を前提とした制御則を適用
するには、サンプリング周期や計算時間の遅れなどの影
響を考慮する必要がある。
【0003】ところで、入力誤差の符号に応じて2値し
かとらない制御手法として、バングバング(Bang-Bang
)制御が知られている。このバングバング制御は、最
大の入力で加速、減速を行うのに用いられる手法であ
り、入力制限のあるシステムでは、最短時間で状態を遷
移する制御として知られている。
【0004】一方、デジタル制御では、有限整定が可能
である。これは初期状態と目標状態から計算される、制
御対象の次数と等しい回数の入力の切り替えを各サンプ
ル毎に行う手法で、一連の入力を加えた後には状態は目
標位置に到達する。この有限整定の入力は以下のように
計算される。
【0005】まず、初期状態xと目標値rから制御対象
の次数と等しいn個の入力u(1) ,…,u(n) を各サン
プリング毎に順に出力するものとする。また、制御対象
の状態方程式を、 x(k+1)=Ax(k) +Bu(k)=Ak x(1) +Ak-1 Bu
(1) +Ak-2 Bu(2)+…+ABu(k-1) +Bu(k)…
(1) とすると、初期状態xからnサンプル後に目標値rに到
達するには、次式(2)のようになる。
【0006】
【数1】 したがって、入力u(1) ,…,u(n) は、次式(3)の
ように与えられる。
【0007】
【数2】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにバング
バング制御は、入力制限のあるシステムでは、最短時間
で状態を遷移することから、デジタル制御と組み合わせ
ることが考えられる。しかしながら上記した従来技術に
おいては、デジタル制御とバングバング制御を組み合わ
せると、以下に述べるような問題が生じる。
【0009】まずデジタル制御では、入力の切り替えが
サンプリング周期に拘束されるため、任意の時間に入力
の切り替えが必要なバングバング制御則のみでは目標位
置に到達できない。一方、有限整定では、入力の大きさ
が初期位置と目標位置で決まり、入力の上限を指定でき
ないので、入力の大きさに制限のあるサンプリング制御
では、実現できない。
【0010】この問題について図7及び図8を参照して
説明する。図7はバングバング制御の入力の時間変化の
一例を示す。この図7には、加速、減速の切り替えが任
意のタイミングで行われる場合の入力の時間変化71
と、加速、減速の切り替えがサンプリング時間に拘束さ
れる場合の入力の時間変化72とが示されている。
【0011】次に図8はバングバング制御の位置の時間
変化の一例を示す。この図8には、加速、減速の切り替
えが任意のタイミングで行われる場合の位置の時間変化
81と、加速、減速の切り替えがサンプリング時間に拘
束される場合の位置の時間変化82とが、目標位置83
と共に示されている。
【0012】この図7及び図8から明らかなように、デ
ジタル制御とバングバング制御を組み合わせると、加
速、減速の切り替えがサンプリング時間に拘束されるた
め、任意のタイミングで加速、減速の切り替えを行う場
合と比べて、デジタル制御では1回の加速、減速の切り
替えで任意の目標位置83へ到達することができない。
【0013】そこで本発明は上記の問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、任意の目標位置へ
到達するような、デジタル制御におけるバングバング制
御の有限整定入力による補正方法を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力の大きさ
に制限のあるデジタル制御におけるバングバング制御の
有限整定入力による補正方法であって、記バングバング
制御を実行しつつ、各サンプル毎に有限整定入力を計算
し、この有限整定入力の計算の結果、全ての有限整定入
力の大きさが上記制限を満たしたならば、上記バングバ
ング制御から有限整定入力に切り替えることを特徴とす
る。
【0015】このような補正方法において、入力の大き
さに制限のあるデジタル制御に単にバングバング制御を
適用しただけであるならば、デジタル制御では入力の切
り替えがサンプリング周期に拘束されることから、任意
の時間に入力の切り替えが必要なバングバング制御則の
みでは目標値に到達できない。一方、有限整定では、入
力の大きさが初期位置と目標位置で決まり、入力の上限
を指定できないので、入力の大きさに制限のあるサンプ
リング制御では、実現できない。
【0016】しかし上記の補正方法では、バングバング
制御と有限整定とを組み合わせ、各サンプル毎に算出さ
れる有限整定入力の大きさが全て上記の制限を満たした
ならば、バングバング制御から有限整定入力に切り替え
られるため、バングバング制御の高速性と有限整定の制
御対象の次数の数の人力の切り替えで目標位置に到達す
る性質を使うことができるため、制御性能が向上する。
【0017】ここで、有限整定入力の計算を、バングバ
ング制御の減速時においてのみ行うようにするとよい。
このようにすると、加速時と減速時とに無関係に常時有
限整定入力の計算を行うのと異なり、計算による入力生
成の遅れを減らし、制御性能が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、磁気ディスク装置のシーク制御に適用した場合を例
に図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る磁気ディスク装置の主としてサーボ系の構成を示
すブロック図である。
【0019】図1において、1はデータが記録される媒
体であるディスク(磁気ディスク)、2はディスク1へ
のデータ書き込み(データ記録)及びディスク1からの
データ読み出し(データ再生)に用いられるヘッド(磁
気ヘッド)である。図1の例では、ヘッド2はディスク
1の一方のデータ面に対応して1つだけ設けられている
ものとするが、両方のデータ面に対応してそれぞれ1つ
ずつ設けられることもある。また、ディスク1は、本実
施形態では単一枚であるとするが、複数枚積層して設け
られることもある。
【0020】ディスク1の両面には同心円状の多数のト
ラックが形成され、各トラックには、一般にサーボデー
タと称される位置情報が記録された複数のサーボ領域1
01が等間隔で配置されている。これらのサーボ領域1
01は、ディスク1上では中心から各トラックを渡って
放射状に配置されている。サーボ領域101間はデータ
領域(ユーザ領域)102となっており、当該データ領
域102には複数のデータセクタが設定される。1つの
サーボ領域101とそれに続く1つのデータ領域102
は、固有の番号(サーボセクタ番号)が割り当てられた
サーボセクタ100を構成する。通常、上記位置情報
(サーボデータ)は、当該情報が記録されたサーボ領域
101を持つサーボセクタ100を示すサーボセクタ番
号と、該当トラックの位置(シリンダ位置)を示すシリ
ンダ番号と、隣接トラック間の位置誤差を波形の振幅で
示す一般にバースト情報と称される位置誤差情報とを含
む。
【0021】ディスク1はスピンドルモータ(以下、S
PMと称する)3により一定の角速度で高速に回転駆動
される。ヘッド2はアーム4の先端に取り付けられて、
このアーム4の移動によりディスク1の半径方向に移動
する。アーム4は、ボイスコイルモータ(以下、VCM
と称する)5により駆動される。
【0022】SPM3は、当該SPM3に制御電流を流
して当該SPM3を駆動するためのSPMドライバ6に
接続され、VCM5は、当該VCM5に制御電流を流し
て当該VCM5を駆動するためのVCMドライバ7に接
続されている。このSPM3、VCM5駆動用の制御電
流の値(制御量)は、後述するCPU(マイクロプロセ
ッサ)11の計算処理で決定されて、当該CPU11か
ら与えられる。
【0023】ヘッド2は図示せぬヘッドアンプを介して
リードチャネル8と接続されている。リードチャネル8
は、ヘッド2によりディスク1から読み取られたアナロ
グ出力(ヘッド2のリード信号)を入力して位置情報と
データを抽出、再生する。
【0024】リードチャネル8は、アドレスデコーダ9
及びA/Dコンバータ10と接続されている。アドレス
デコーダ9は、リードチャネル8により抽出された位置
情報からセクタ番号とシリンダ番号を読み取って、トラ
ック単位での位置を検出し、A/Dコンバータ10は、
当該位置情報からの位置誤差情報(アナログ信号)を読
み取って、該当するトラック位置でのサブトラック単位
での位置を示すCPU11が入力可能な(例えば8ビッ
ト構成の)デジタル値に変換する。ここでサブトラック
は、1つのトラックをディスク1の半径方向に一定間隔
で(例えば512)分割した同心円状の各分割領域であ
る。
【0025】CPU11は、アドレスデコーダ9で検出
されるトラック単位での位置と、A/Dコンバータ10
から出力されるデジタル値の示すサブトラック単位での
位置から、現在のヘッド2の絶対位置を算出し、その算
出結果をもとにヘッド2を目標位置に移動するための値
を算出する位置決め制御を行う。このCPU11の位置
決め制御は、ROM12に格納されている制御プログラ
ムに基づいて行われる。CPU11及びROM12は、
位置決め制御等のためのコントローラ(制御系)13を
なす。
【0026】なお、図1では、磁気ディスク装置の上位
装置(利用装置)であるホスト装置とのインタフェー
ス、磁気ディスク装置とホスト装置との間のデータ転送
を行うディスクコントローラ(HDC)、ディスク1へ
のデータ記録に必要な信号処理を行うライトチャネル等
は、本発明に直接関係しないため省略されている。
【0027】さて、図1の磁気ディスク装置では、上記
の如くROM12内の制御プログラムに従うCPU11
の動作により、ヘッド2によりディスク1から読み取ら
れた位置情報から現在のヘッド位置を求めている。しか
し、この位置情報は、ディスク1上の各サーボセクタの
先頭でしか得られない。そこで図1の磁気ディスク装置
では、従来の磁気ディスク装置と同様に、各サーボセク
タの先頭位置に同期して制御対象としてのヘッド2を駆
動するVCM5に流れる電流を制御するVCMドライバ
7への入力を決定するデジタル制御系を構成している。
ここで、電気的、機械的な制限からVCMドライバ7に
与えられる入力の最大値は予め設定されている。
【0028】ところで、磁気ディスク装置におけるヘッ
ド位置の制御は、現在のトラック位置から他のトラック
位置(目標トラック位置)へヘッド2を移動するシーク
制御と、現在のトラックの位置にヘッド2を正しく位置
し続けさせるオントラック制御とに分けられるが、ここ
ではシーク制御を例に述べる。
【0029】図1の磁気ディスク装置では、シーク制御
を実現するために、コントローラ13内部に制御対象の
モデルを持ち、モデルに対する制御と、それを規範とし
てプラント(制御対象)が追従するモデル追従制御を適
用し、このモデルに対する制御にバングバング(Bang-B
ang )制御を用いている。このシーク制御のための構成
は、従来技術では図2のようになる。
【0030】図2において、20は目標となるトラック
の絶対位置の情報(目標位置情報)が設定される目標位
置情報設定部、21は磁気ディスク装置の運動方程式を
取り入れたモデルである。このモデル21は、理想状態
でのVCMドライバ7の入力からヘッド2の絶対位置へ
の伝達特性を実現している。
【0031】バングバング制御器(Bang-Bang 制御器)
22は、モデル21上のヘッド2の絶対位置(規範位
置)211と目標位置情報設定部20の示す目標位置と
の誤差(差分)221を入力として、加速状態から減速
状態に切り替える位置(タイミング)、更には制御終了
を判断し、モデル21とVCMドライバ7に入力される
制御信号(規範入力)222を生成する。ここでは、加
速状態では、加速の方向にVCMドライバ7に加えられ
る入力の限界値(入力可能な最大値)が生成され、減速
状態では、減速の方向にVCMドライバ7に加えられる
入力の限界値(入力可能な最大値)が生成される。
【0032】一方、ヘッド位置検出器23は、アドレス
デコーダ9からのサーボセクタ番号、シリンダ番号と、
A/Dコンバータ10の出力の示す隣接トラックとの相
対位置(サブトラック単位での位置)とから、ヘッド2
の絶対位置(ヘッド位置)231を算出する。
【0033】モデル追従制御器24は、モデル21上の
ヘッド2の絶対位置(規範位置)211とヘッド位置検
出器23の出力である実機のへッド位置231との誤差
241を入力として、それを零に近づけるような制御信
号242を生成する。このモデル追従制御器24からの
制御信号242、即ちモデル21に追従するための信号
は、バングバング制御器22からの制御信号222、即
ちバングバング制御器22からモデル21に入力される
のと同じ信号(規範入力)に加えられて、VCMドライ
バ7に出力される。
【0034】さて、磁気ディスク装置のシーク制御は、
ヘッド2をディスク1上の任意の初期位置から目標位置
へ高速に移動することが求められるため、制御対象へ入
力可能な最大値での加速、減速を加えるバングバング制
御が有効である。そこで従来は、図2の構成のように磁
気ディスク装置のコントローラ内部に制御対象のモデル
21を持ち、それに対してバングバング制御器22によ
るバングバング制御を行い、モデル21の規範位置21
1と規範入力222を得ている。そして、実機のヘッド
位置231とモデル21の規範位置211との誤差24
1をフィードバックし、規範入力222と合わせて、実
機がモデル21に追従するような入力を生成して、VC
Mドライバ7に出力している。
【0035】しかしながら、コントローラ13内部のモ
デル21はサンプリング時間毎に状態が更新されるの
で、バングバング制御器22の入力もその周期に拘束さ
れる。このため、加速と減速の入力切り替えが、理想状
態と最悪1サンプル分ずれる可能性がある。
【0036】そこで本実施形態では、従来の図2の構成
の不具合を解決するために、任意の目標位置へ到達する
ような、サンプリング制御におけるバングバング制御の
有限整定による補正手法を適用した図3のような構成
を、図1中のコントローラ13中に持たせている。
【0037】図3の構成が図2の構成と異なるのは、図
2中のバングバング制御器22に代えて加速状態から減
速状態に切り替える位置(タイミング)等の判断機能を
持たないバングバング制御器32を備えると共に、バン
グバング制御と有限整定制御との切り替えの判定と有限
整定入力の計算を行う状態推移判定器30、状態推移判
定器30の計算結果に従って有限整定入力を生成する有
限整定制御器31、及び状態推移判定器30の判定結果
をもとにバングバング制御器32または有限整定制御器
31のうちの使用する制御器を選択するセレクタ33
(の各機能要素)が追加されている点である。この図3
の構成における、目標位置情報設定部20、モデル2
1、ヘッド位置検出器23、モデル追従制御器24、状
態推移判定器30、有限整定制御器31、バングバング
制御器32、及びセレクタ33は、図1中のCPU11
と、当該CPU11が実行する制御プログラムを格納し
たROM12とからなるコントローラ13により実現さ
れる。
【0038】次に、図1の構成の磁気ディスク装置にお
けるシーク制御に図3の構成を適用した場合について、
各サンプリング毎の制御処理の手順を示す図4のフロー
チャートを参照して説明する。
【0039】まず図4のフローチャートに示すシーク処
理(シーク制御)の特徴は、シーク処理をバングバング
制御の加速状態、減速状態、及び有限整定状態の3通り
の状態に分割し、シーク開始時に加速状態にセットする
ことと、各サンプル点間でこの状態を記憶しておき、状
況に応じて状態を遷移することである。
【0040】ステップS1は、シーク制御の計算処理を
開始するステップであり、各サンプリング毎に次のよう
に実行される。まずヘッド位置検出器23は、へッド位
置を計算するステップS2を実行し、アドレスデコーダ
9からのサーボセクタ番号、シリンダ番号と、A/Dコ
ンバータ10の出力の示す隣接トラックとの相対位置
(サブトラック単位での位置)とから、ヘッド2の絶対
位置(ヘッド位置)231を算出する。
【0041】モデル追従制御器24はヘッド位置検出器
23のヘッド位置検出結果(ヘッド位置231)を受け
てモデル追従制御の計算ステップS3を実行し、モデル
21上のヘッド2の絶対位置(規範位置)211とヘッ
ド位置検出器23の出力である実機のへッド位置231
との誤差(差分)241を入力として、それを零に近づ
けるような制御信号242を生成する。
【0042】すると状態推移判定器30は、現在の入力
状態が有限整定状態であるか否かを判別する(ステップ
S4)。今、シーク開始時であるものとすると、入力状
態はバングバング制御の加速状態に設定されており、状
態推移判定器30は現在の入力状態が有限整定状態でな
いと判別する。この場合、状態推移判定器30は、現在
の入力状態がバングバング制御の加速状態であるか否か
を判別する(ステップS5)。この判別は、モデル21
上のヘッド2の絶対位置(規範位置)211と目標位置
情報設定部20の示す目標位置との誤差(差分)221
を入力として、ヘッド2の絶対位置(規範位置)211
が加速区間内にあるか、或いは減速区間内にあるかを調
べることで行われる。ここでは、加速区間と減速区間と
の境界は、ヘッド2の絶対位置211と目標位置との誤
差221がシーク開始時の誤差の例えば1/2となった
位置に定められている。この場合、上記誤差221がシ
ーク開始時の誤差の1/2に一致するまでの間は加速区
間(加速状態)であり、1/2に一致した後は減速区間
(減速状態)であると判別される。なお、上記誤差22
1がシーク開始時の誤差の1/2に一致したことを検出
した結果、加速状態から減速状態への切り替えを判別し
た後は、当該減速状態が継続することから、上記誤差2
21をチェックする必要はない。即ち状態推移判定器3
0は、現在の入力状態(前回の入力状態)が加速状態で
ある場合だけ上記誤差221をチェックし、まだ加速状
態が続くか(今回も加速状態となるか)、或いは減速状
態に切り替えるべきかを判断すればよい。
【0043】もし、現在(今回)の入力状態が加速状態
であるならば、状態推移判定器30はセレクタ33を制
御してバングバング制御器32を選択し、加速入力を行
わせる(ステップS6)。これによりバングバング制御
器32は、加速の方向にVCMドライバ7に加えられる
入力の限界値(入力可能な最大値)を生成出力する。こ
のバングバング制御器32の出力は、モデル追従制御器
24からの制御信号242(即ち、モデル21上のヘッ
ド2の絶対位置211とヘッド位置検出器23の出力で
ある実機のへッド位置231との誤差241を入力とし
て、それを零に近づけるようなモデル追従制御器24の
出力)に加えられてVCMドライバ7に入力される。こ
のように、バングバング制御の加速状態では、加速の方
向にVCMドライバ7に加えられる入力の限界値にモデ
ル追従の入力を加えたものが当該VCMドライバ7への
入力とされる。
【0044】以上の加速状態でのバングバング制御が繰
り返し行われ、やがてモデル21上のヘッド2の絶対位
置(規範位置)211と目標位置情報設定部20の示す
目標位置との誤差(差分)221をもとに、加速状態か
ら減速状態に切り替えられると、以後のステップS5で
は、現在(今回)の入力状態が減速状態であると判別さ
れる。状態推移判定器30は、現在(今回)の入力状態
が減速状態の場合、即ち有限整定状態でも加速状態でも
ない場合、有限整定入力を計算するステップS7を実行
し、現在のモデル21の状態から以下に述べる方法で有
限整定入力の値を計算する。
【0045】まず、ヘッド2の位置をp、ヘッド2の加
速度をp″、入力をu、ゲインをkとすると、制御対象
の運動方程式は、 p″=ku と表される。これをサンプリング時間で離散化したもの
がモデル21になり、次式(4)のように表すことがで
きる。
【0046】
【数3】
【0047】なお、p′はヘッド2の移動速度を表す。
式(4)で表されるモデル21は次数2であることか
ら、有限整定入力u(1),u(2) は次式(5)のように
求められる。
【0048】
【数4】
【0049】このようにして有限整定入力u(1) ,u
(2) の値を求めると、状態推移判定器30は、求めた有
限整定入力の値u(1) ,u(2) がいずれも、VCMドラ
イバ7に加えられる入力の限界値(入力可能な最大値)
よりも小さいか否かを判定する(ステップS8)。
【0050】もし、求めたu(1) ,u(2) のうちの1つ
でもVCMドライバ7に加えられる入力の限界値以上で
あるならば、状態推移判定器30は有限整定入力は適用
できないものと判断し、セレクタ33を制御してバング
バング制御器32を選択し、減速入力を行わせる(ステ
ップS9)。これによりバングバング制御器32は、減
速の方向に(VCMドライバ7から)VCMドライバ7
に加えられる入力の限界値(入力可能な最大値)を生成
出力する。このバングバング制御器32の出力は、モデ
ル追従制御器24からの制御信号242(即ち、モデル
21上のヘッド2の絶対位置211とヘッド位置検出器
23の出力である実機のへッド位置231との誤差24
1を入力として、それを零に近づけるようなモデル追従
制御器24の出力)に加えられてVCMドライバ7に入
力される。このように、バングバング制御の減速状態で
は、減速の方向にVCMドライバ7に加えられる入力の
限界値にモデル追従の入力を加えたものが当該VCMド
ライバ7への入力とされる。
【0051】これに対し、求めたu(1) ,u(2) がいず
れもVCMドライバ7に加えられる入力の限界値よりも
小さいならば、状態推移判定器30は有限整定入力が適
用可能であると判断して減速状態から有限整定状態に遷
移させ、計算した有限整定入力を有限整定制御器31に
設定すると共に、セレクタ33を制御して有限整定制御
器31を選択することで有限整定入力を行わせる(ステ
ップS10)。これにより有限整定制御器31は、ステ
ップS10の都度、各サンプリング毎に、状態推移判定
器30により計算された有限整定入力の値u(1) ,u
(2) を順番に沿って生成出力する。ここでは、モデル2
1を取得するために制御対象の運動方程式(p″=k
u)を離散化した際のサンプリング時間として4サンプ
ル分を適用したものとすると、最初の4サンプルではu
(1) がそれぞれ出力され、次の4サンプルではu(2) が
それぞれ出力されることになる。この有限整定制御器3
1の出力は、モデル追従制御器24からの制御信号24
2に加えられてVCMドライバ7に入力される。このよ
うに、有限整定状態では、有限整定制御器31から各サ
ンプリング毎に出力される有限整定入力の値にモデル追
従の入力を加えたものがVCMドライバ7への入力とさ
れる。
【0052】以上に述べたように本実施形態では、バン
グバング制御の減速状態(減速区間)において、各サン
プリング毎に状態推移判定器30が前記式(5)に従っ
て有限整定入力(ここではu(1) とu(2) )を計算し、
全ての入力の絶対値が(制御対象としてのヘッド2を駆
動するVCM5に流れる電流を制御する)VCMドライ
バ7へ入力可能な最大値よりも小さくなったならば、バ
ングバング制御(の減速状態)から、有限整定入力u
(1) ,u(2) を各サンプル毎に順に入力する有限整定状
態へ切り替える。
【0053】以上のようにして、1サンプリング点につ
き、加速入力(ステップS6)、減速入力(ステップS
9)、または有限整定入力(ステップS10)が行われ
ると、現在のモデル21の状態と当該モデル21への入
力とから、上記式(4)に従って次のサンプリングでの
モデル21の状態への更新が行われ(ステップS1
1)、1サンプリングでのシーク制御の処理が終了する
(ステップS12)。
【0054】さて、一旦有限整定状態に遷移した後は、
各サンプリング毎に、上記ステップS4で有限整定状態
であると判別される。この場合、状態推移判定器30は
有限整定制御器31を選択して有限整定入力を行わせる
(ステップS10)。
【0055】図5に、図1の磁気ディスク装置(内のコ
ントローラ13)において、ある一定距離のシーク動作
を本実施形態で適用したバングバング制御と有限整定入
力とを組み合わせて制御した場合のモデル21に対する
入力の時間変化を、バングバング制御のみの場合と対比
させて示す。この図5には、加速、減速の切り替えがサ
ンプリング時間に拘束される場合でバングバング制御を
補正した場合の入力の時間変化51が、加速、減速の切
り替えがサンプリング時間に拘束される場合でバングバ
ング制御を補正しない場合の入力の時間変化52と共に
示されている。
【0056】図6に、図1の磁気ディスク装置(内のコ
ントローラ13)において、ある一定距離のシーク動作
を本実施形態で適用したバングバング制御と有限整定入
力とを組み合わせて制御した場合のヘッド位置の時間変
化を、バングバング制御のみの場合と対比させて示す。
この図6には、加速、減速の切り替えがサンプリング時
間に拘束される場合でバングバング制御を補正した場合
のヘッド位置の時間変化61が、加速、減速の切り替え
がサンプリング時間に拘束される場合でバングバング制
御を補正しない場合のヘッド位置の時間変化62、及び
目標位置63と共に示されている。
【0057】この図5及び図6から明らかなように、バ
ングバング制御のみでは加速、減速の切り替えがサンプ
リング時間に拘束されるため、1回の加速、減速の切り
替えで目標値63に到達できないが、減速時において有
限整定による補助入力(ここではu(1) ,u(2) )を用
いることで任意のシーク距離で目標値63に到達可能に
なる。
【0058】なお、以上の実施形態では、状態推移判定
器30が有限整定入力の計算機能を有しているものとし
たが、この有限整定入力の計算機能を有限整定制御器3
1に持たせてもよい。
【0059】また以上の実施形態では、入力の大きさに
制限のあるデジタル制御におけるバングバング制御の有
限整定入力による補正手法を、磁気ディスク装置におけ
るヘッドの移動制御に実施した場合について説明した
が、本発明は、光磁気ディスク装置など、磁気ディスク
装置以外のディスク装置は勿論、加速、減速を伴う制御
対象を持つ装置であれば、ディスク装置でなくても実施
可能である。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、バ
ングバング制御と有限整定とを組み合わせ、有限整定入
力の大きさが入力の大きさの制限を満たしたならば、高
速制御が可能ではあるものの、任意の時間に入力の切り
替えが必要なバングバング制御から、入力の大きさが初
期位置と目標位置で決まり、入力の上限は指定できない
ものの、一連の入力を加えた後には目標位置に到達する
性質のある有限整定入力に切り替えることで、任意の目
標位置へ到達することができ、制御性能の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁気ディスク装置の
主としてサーボ系の構成を示すブロック図。
【図2】磁気ディスク装置におけるシーク制御のための
デジタル制御にバングバング制御を適用した従来の制御
系を示すブロック構成図。
【図3】図1の磁気ディスク装置におけるシーク制御の
ためのデジタル制御にバングバング制御の有限整定によ
る補正手法を適用した本実施形態の制御系を示すブロッ
ク構成図。
【図4】図1の構成の磁気ディスク装置におけるシーク
制御に図3の構成を適用した場合の、各サンプリング毎
の制御処理の手順を示すフローチャート。
【図5】ある一定距離のシーク動作を本実施形態で適用
したバングバング制御と有限整定入力とを組み合わせて
制御した場合の入力の時間変化を、バングバング制御の
みの場合と対比させて示す図。
【図6】ある一定距離のシーク動作を本実施形態で適用
したバングバング制御と有限整定入力とを組み合わせて
制御した場合のヘッド位置の時間変化を、バングバング
制御のみの場合と対比させて示す図。
【図7】従来技術におけるバングバング制御の入力の時
間変化の一例を示す図。
【図8】従来技術におけるバングバング制御の位置の時
間変化の一例を示す図。
【符号の説明】
1…ディスク 2…ヘッド 5…VCM(ボイスコイルモータ) 7…VCMドライバ 8…リードチャネル 9…アドレスデコーダ 10…A/Dコンバータ 11…CPU 12…ROM 13…コントローラ 20…目標位置情報設定部 21…モデル 23…ヘッド位置検出器 24…モデル追従制御器 30…状態推移判定器(状態推移判定手段、有限整定入
力計算手段) 31…有限整定制御器(有限整定制御手段) 32…バングバング制御器(バングバング制御手段) 33…セレクタ(選択手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−245201(JP,A) 谷津正英、外1名、「モデル追従制御 によるHDDにシーク方式」、第74期通 常総会講演会講演論文集(▲IV▼)、 社団法人日本機械学会、平成9年3月30 日、P.410−411 西村行雄、外2名、「操作量飽和のあ る系に対する有限時間整定制御装置の設 計」、計測自動制御学会論文集、社団法 人計測自動制御学会、昭和61年11月30 日、第22巻、第11号、P.1134−1141 Bore−Kuen Lee et al.,”Model referen ce deadbeat contro l”,International J ournal of Control, GBR,Taylor & Franc is Ltd,November 1991,Vol.54,No.5,P.1217 −1231 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 1/00 - 7/04 G05B 11/00 - 13/04 G11B 21/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力の大きさに制限のある制御対象のモ
    デルを持ち、当該モデルに対する制御と、それを規範と
    して制御対象が追従するモデル追従制御を適用すると共
    に、前記モデルに対する制御にバングバング制御を適用
    したデジタル制御装置であって、 前記バングバング制御により前記制御対象に対する加
    速、減速を行うバングバング制御手段と、 前記バングバング制御手段の入力状態が減速状態である
    か否かを判断する減速状態判定手段と、 前記減速状態判定手段により判断された前記バングバン
    グ制御による減速時に各サンプル毎に有限整定入力の計
    算を行う有限整定入力計算手段と、 前記有限整定入力計算手段の計算結果に従って有限整定
    入力を生成する有限整定制御手段と、 前記バングバング制御手段及び前記有限整定制御手段の
    いずれか一方の出力を選択して前記モデルの入力とする
    と共に、前記制御対象への入力のために前記モデル追従
    制御の出力に加えられる入力とする選択手段と、 前記減速状態判定手段により判断された前記バングバン
    グ制御による減速時に各サンプル毎に前記有限整定入力
    計算手段により求められた有限整定入力の計算結果をも
    とに全ての有限整定入力の大きさが前記制限を満たして
    いるか否かを調べ、満たしているならば、前記選択手段
    を制御して前記バングバング制御手段によるバングバン
    グ制御から前記有限整定制御手段による有限整定入力に
    切り替える状態推移判定手段とを具備することを特徴と
    するデジタル制御装置。
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