JP3233943B2 - 走行するウエブ用のローラを旋回させる装置 - Google Patents

走行するウエブ用のローラを旋回させる装置

Info

Publication number
JP3233943B2
JP3233943B2 JP50227498A JP50227498A JP3233943B2 JP 3233943 B2 JP3233943 B2 JP 3233943B2 JP 50227498 A JP50227498 A JP 50227498A JP 50227498 A JP50227498 A JP 50227498A JP 3233943 B2 JP3233943 B2 JP 3233943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
web
shaft
actuator
adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50227498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11508530A (ja
Inventor
ヴルフ ヨハネス
ニーマン ハインリヒ
Original Assignee
エルハルト ウント ライメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルハルト ウント ライメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical エルハルト ウント ライメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JPH11508530A publication Critical patent/JPH11508530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233943B2 publication Critical patent/JP3233943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • B65G39/10Arrangements of rollers
    • B65G39/12Arrangements of rollers mounted on framework
    • B65G39/16Arrangements of rollers mounted on framework for aligning belts or chains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web
    • B65H23/038Controlling transverse register of web by rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走行するウエブ用、特に紙または箔のウエ
ブ用のローラを旋回させる装置であって、ローラの一端
に作用するアクチュエータを有しており、該アクチュエ
ータが、その調節運動をローラの他端に対して逆方向に
伝達する機構と作用接続されており、該機構が軸によっ
て形成され、該軸が、少なくとも部分的にローラ内に配
置され、かつ該軸を軸の長手方向軸線を中心としてアク
チュエータによって回転させ得る形式のものに関する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2540923号明細書に
より、エンドレスベルトを案内する旋回可能なローラが
公知である。このローラは、両端が、それぞれ1つのア
クチュエータによって掴まれており、しかも、これらの
アクチュエータが、同期に逆方向に起動される。それに
よって、ローラは、ローラの中心点を中心として旋回す
ることができ、それによりウエブの片側だけの長さ変動
が防止される。しかし、1つのローラに2つのアクチュ
エータを使用することは、コストがかさみ、しかも、ア
クチュエータを、別の調整装置によって互いに同期化せ
ねばならない。
ドイツ共和国特許出願公開第1474226号明細書によ
り、ローラを旋回させる別の装置が公知である。この装
置の場合、単独のアクチュエータがローラの一端に直接
に作用し、しかも、調節行程は、アングルレバーおよび
プッシュロッドを介して逆方向にローラの他端に伝達さ
れる。このようにして単独のアクチュエータを使用して
ローラはその中心点を中心として旋回することが可能に
なり、高価な旋回フレームを使用する必要がない。しか
し、この装置には、アングルレバーとプッシュロッドと
が走行ウエブを妨害することがあるため、ウエブをロー
ラ周囲へ小さい巻掛け角度でしか巻掛けられないという
欠点がある。加えて、アングルレバーのリンク継ぎ手が
走行ウエブに接触し、リンク継ぎ手内に含まれているグ
リースがウエブを汚しやすい。このリンク継ぎ手を遮蔽
すると、ウエブの巻掛け角度が、さらに制限される結果
となろう。
さらに、ドイツ連邦共和国特許第4335747号明細書に
より、片側が支承され、リボン(Band)が巻掛けられた
ローラによって形成されている、リボンを案内する装置
が公知である。ローラ内へは、回転可能な軸が突入して
おり、この軸をアクチュエータによって軸の長手軸線を
中心として回転させることができる。この軸は、偏心伝
動装置を介してローラと作用接続されることで、軸の回
転運動が、円形路に沿ってローラ両端部の逆方向の調節
運動に変換される。
ドイツ連邦共和国特許出願公告第1093315号明細書に
より、ローラを旋回させる装置が公知である。その場
合、ローラの端部は、ウエブ走行方向とそれぞれ鋭角を
なす案内内を案内されている。ローラの一方の端部は、
アクチュエータによって案内に沿って移動可能であり、
その場合、ローラの他端は、ほぼ逆方向に運動する。こ
の公知の旋回装置には、しかし、ローラが、望ましくな
い横方向運動も行ない、このためウエブの片寄りを生じ
る欠点がある。加えて、旋回装置全体が、ウエブより著
しく広幅であるため、特に、製紙の場合のようにウエブ
幅が12〜14mの場合には、スペースの上で大きな問題が
生じる。加えて、ローラの旋回角度が、案内によって制
限されており、しかも、案内の延長は、ウエブの走行を
妨げるため、不可能である。
本発明の根底をなす課題は、旋回可能なフレームなし
で、単独のアクチュエータを用いてローラ中心点を中心
としてローラを旋回させることが可能な、ローラを旋回
させる装置を製造することにあり、しかも、その場合
に、走行ウエブが、該装置によって妨害されることがな
く、かつまたローラが安定的に保持されるようにする。
この課題は、本発明により、軸が、ローラを貫通する
ようにし、かつ軸が、回転運動を軸の旋回運動に変換す
る伝動装置と接続されるようにすることで解決された。
ローラを貫通する軸によって、アクチュエータの調節
運動をローラの他端へ伝達することができ、走行ウエブ
が妨害されない。この配置により、特にコンパクトな構
成が可能になり、その結果、個々のローラを特に互いに
近接して前後に配置できる。アクチュエータにより、軸
は軸の長手方向軸線を中心として回転せしめられる。こ
れによって、アクチュエータの調節運動が、特に簡単か
つ正確にローラの他端へ伝達できる。特に、こうするこ
とによって、ローラの旋回角度が全く制限されなくな
る。軸の軸方向並進運動に比して、回転運動が特に有利
な点は、軸の長手方向で見てローラ長さより極めてわず
か長いスペースしか必要としない点である。このこと
は、特に紙および箔の製造分野で普通の、10mを超える
長尺のローラの場合に意味がある。軸の他端に備えられ
た伝動装置は、軸の回転運動をアクチュエータに対し逆
方向のローラ運動となるように伝達する。ローラは、し
たがって別の伝動装置なしに直接に軸上に支承でき、ロ
ーラの中心点を中心として旋回され、しかも備えてある
アクチュエータは1つだけである。このため、アクチュ
エータの起動の手間も低減する。特に、ローラ両端でア
クチュエータを同期化する措置が不要となる。また、軸
が、一方の側ではアクチュエータに支えられ、他方の側
では伝動装置に支えられているため、ローラの振動運動
を阻止する安定的な構造が得られる。
伝動装置としては、請求項2に記載のように、有利に
は歯車伝動装置を用いる。歯車伝動装置は、特に摩擦が
少なく、それにもかかわらず高い調節力の伝達が可能で
あり、ローラの迅速な旋回を可能にする。
請求項3に記載のように、軸は、伝動装置を介してア
クチュエータと接続するのが有利である。この伝動装置
によって、例えば電動モータまたは液圧モータ等の従来
式のアクチュエータによる僅かな調節行程で、同時にロ
ーラ旋回用に必要な高い調節力が容易に実現できる。特
に、走行ウエブの調整のために旋回可能なローラを使用
する場合、調整時間を短縮するためには高い調節力が決
定的に重要となる。特に、高速回転電動モータの場合、
十分な減速を実現するには、歯車伝動装置の利用が有利
である。
請求項4では、軸の端部を、アクチュエータが作用す
る歯車と相対回動不能に結合することが提案される。こ
のようにすることで、アクチュエータと軸との間には力
による接続かつ摩擦の少ない接続が得られる。
有利には、アクチュエータは、請求項5の記載のよう
に、軸と結合された歯車に、回転可能に支承されたねじ
スピンドルを介して作用するようにする。こうすること
により、少数の手段によって、アクチュエータの比較的
著しい減速が実現できる。歯車の反対側に配置された定
置ねじスピンドルまたはラックは、歯車の対応受けを形
成している。歯車は、アクチュエータによる回転時に、
この対応受けのところを転動する。この結果、歯車は、
回転時、ねじスピンドルに沿って移動し、その結果、歯
車と結合されている軸が旋回する。このように、きわめ
て簡単に軸の旋回運動が生ぜしめられ、この軸の旋回を
ローラの旋回に利用することができる。有利には、歯車
は、ねじスピンドルまたはラックのところを、スリップ
することなく転動できるように、インボリュート歯形を
有するようにする。これにより、摩擦力の発生が低減さ
れ、ひいては軸の調節運動の実施時間が短縮される。
ローラの他端に作用する伝動装置としては、請求項6
の記載のように、軸と相対回動不能に結合され、定置の
ねじスピンドルまたはラックと噛み合う歯車が有利であ
る。その場合、それぞれ定置されたねじスピンドルまた
はラックは、軸の両端に互いに対角方向で対向配置され
る。この極めて簡単な配置によって、軸の両端の運動が
確実に逆方向に接続され、その結果、軸が、アクチュエ
ータの調節運動中、軸の中心点を中心として旋回せしめ
られる。この場合、軸の旋回運動が、直接にローラの旋
回に利用される。
この目的のためには、請求項7に記載のように、軸上
にローラを回転可能に支承するのが有利である。こうす
ることによって、軸は、常にローラの中心を貫通して延
びる結果、軸の旋回運動が直接にローラに伝達される。
この措置には、加えて、ローラの旋回運動が、軸によっ
て制限されない利点がある。この旋回装置は、したがっ
て小さい外径のローラの場合にも、使用できる。
軸が設定旋回軸線とは異なる旋回軸線を中心として、
制御されない旋回運動を行わないように防止するには、
請求項8に記載のように、軸が、ころがり軸受けを介し
て側方案内に当接するようにするのが有利である。その
場合、この側方案内は、有利には、ねじスピンドルまた
はラックと平行に延在するようにする。こうすることに
より、歯車軸線とねじスピンドルまたはラックとの間の
相互間隔が一定に維持され、これによってまた歯の傾き
が防止される。
請求項9により、走行ウエブを調整する装置を使用す
るのが有利である。該装置をコンパクトに構成すること
によって、製造ラインでの所要スペースが特に僅かで済
み、その結果、走行ウエブの調整装置を、後から既製の
製造ラインへ組み込むこともできる。特に製紙機械の場
合、湿潤区域で、走行ウエブ調整ローラが、その中心点
を中心とする旋回運動により、ウエブの片側だけの長さ
変動が防止されるという特別な利点が得られる。この長
さ変動が発生すれば、それ以後の製造過程が著しく阻害
されよう。走行ウエブ調整ローラの旋回軸線は、その場
合、有利には、ローラへ走入しローラから走出するウエ
ブの間の角対称平面と直角に延在するようにし、それに
よりウエブ張力変動が特に僅かとなるようにする。また
しかし、旋回軸線が走入ウエブと平行に延在するよう選
択し、それによって走行ウエブ調整ローラの案内効果を
最大にすることもできる。
あるいはまた請求項10にしたがって、ウエブ両半部の
張力差を修正する装置を用いるのが有利である。その場
合、旋回軸線は、走入するウエブと送出するウエブとの
間の角対称平面と平行に、または走入ウエブの方向に配
置される。
特に、製紙機械の湿潤区域でのように敏感なウエブの
場合には、請求項11にしたがって、走行ウエブ調整ロー
ラに、張力補償ローラを後置して、これら両ローラのた
めの旋回装置を用いるのが有利である。その場合、張力
補償ローラは、走行ウエブ調整ローラによって惹起され
たウエブ張力変動を補償することができる。両ローラの
旋回装置の簡単な構造によって、これらのローラを、互
いに極めて近くに前後して配置できる結果、ウエブ両耳
端間での長さ変動を防止できる。あるいはまた、張力補
償ローラを、自己調整式に構成しておくこともできよ
う。その場合には、張力補償ローラの旋回装置の場合、
アクチュエータと回動可能なねじスピンドルとが不要と
なる。張力補償ローラは、その場合、ウエブの力によっ
てのみ旋回する。
本発明のこのほかの利点及び特徴を、本発明の複数実
施例を示した付属の図面について以下で詳細に説明す
る。しかし、図面は、本発明を説明する目的のもので、
本発明の保護範囲を限定するものではない。
図面では、等しい符号は、常に、等しい部材を示して
いる。
図面: 図1はローラを旋回させる装置を有する走行ウエブ調
整装置の斜視図である。
図2は旋回装置の、アクチュエータ側の伝動装置であ
る。
図3は旋回装置の、ローラの他端に配置された伝動装
置である。
図4は歯車と軸とを除去して示した、図3の伝動装置
である。
図1は、2つの回転可能に軸受けされたローラ2、3
から成る、走行ウエブを調整する装置1の斜視図であ
る。ローラ2、3には、それらの間に、旋回可能に軸受
けされた回転可能なローラ4が配置されている。ローラ
4の旋回のためには、該ローラを貫通する軸6と2つの
伝動装置7、8とによって形成された装置5が備えられ
ている。軸6の端部9に作用する伝動装置7には、アク
チュエータ10が連結されている。このアクチュエータ10
は、軸6を回転させ、そのさい、軸の端部9を双方向矢
印11の方向へ移動させる。軸の他端12のところに配置さ
れた伝動装置8は、軸6の回動運動を端部9とは逆方向
の、他端12の運動へ変換する。このようにして、アクチ
ュエータ10は、軸6を、軸の中心点13を通って延びる旋
回軸線14を中心として旋回させる。ローラ4は、軸6に
よる旋回運動がローラ4に伝達されるように、図示され
ていないころがり軸受けを介して軸6に支えられてい
る。
ローラ2、3、4には、ウエブ15が巻掛けられ、ウエ
ブの耳端16、17はエッジフィーラ18、19により検出され
る。エッジフィーラ18、19の出力信号は、加算器20へ送
られ、加算器がウエブ中央の推移を算出する。加算器20
は、信号路21を介して調整器22と接続されており、該調
整器は、有利にはP動作、PI動作、PID動作のいずれか
を行なう。調整器22は、またウエブ中央の推移を目標値
と比較する。調整器22により得られた修正信号により、
信号路23を介して、旋回装置5のアクチュエータ10が起
動され、ローラ4の旋回により走行ウエブを修正する。
伝動装置7、8の構造および機能を、図2〜図4につ
いて詳説する。図2の伝動装置7は、アクチュエータ10
がフランジ結合されたケーシングブロック25から成って
いる。ケーシングブロック25内には、2つのねじスピン
ドル26、27が配置され、しかも、ねじスピンドル26は固
定され、ねじスピンドル27はアクチュエータ10によって
回転させることができる。ねじスピンドル26、27は、軸
6と相対回動不能に結合された歯車28と噛み合ってい
る。アクチュエータ10が、ねじスピンドル27を、例えば
逆時計回りに回転させると、歯車28は、矢印29の方向へ
回転する。歯車28は、ねじスピンドル27の反対側でねじ
スピンドル26と噛み合っているので、ねじスピンドル26
のところを転動する。これによって、歯車28と、ひいて
は軸の端部9とが、矢印30の方向へ移動せしめられる。
伝動装置7は、したがって、アクチュエータ10によって
惹起される、軸端9の回転を可能にすると同時に軸端9
の移動を可能にする。
図3には、軸6の他端12に配置された伝動装置8が示
されている。伝動装置8は、同じく、固定ねじスピンド
ル32が配置されたケーシングブロック31から成ってい
る。このねじスピンドル32は、軸6と相対回動不能に結
合された歯車33と噛み合っている。軸6が、歯車33とと
もに、例えば矢印34の方向に回転すると、軸の他端12は
矢印35の方向へ移動する。このようにして、図2の伝動
装置7により惹起された、軸6の回転運動は、伝動装置
8によって軸6の他端12の並進運動に変換される。双方
の伝動装置7、8は、その場合、それぞれ固定されたね
じスピンドル26、32が、互いに対角的に向かい合うよう
に配置されている。この結果、軸の双方の端部9、12の
運動が互いの逆方向に伝達される。
図4は、図3の伝動装置から歯車33と軸6とを除去し
て、それらの下の部材を見えるようにした図である。ケ
ーシングブロック31内には、間隔eをおいて2個の柱状
体36、37が固定され、該柱状体が軸6に対する側方案内
を形成している。軸6は、柱状体36、37の間で回転する
ころがり軸受け38を有している。この場合、柱状体36、
37の間隔eは、ころがり軸受け38の外径Dより僅かに大
きい。このため、ころがり軸受け38は、両柱状体36、37
の一方にのみ密接し、そこでスリップすることなしに転
動することができる。側方案内によって、軸6は、平面
ε内のみを運動可能にされる。このことによって、軸6
の軸線39が、常にねじスピンドル32から等しい間隔を維
持することが保証され、その結果、ねじスピンドル32と
歯車33との歯が互いに正確に噛み合うことになる。この
ことは、歯車33の歯が、ねじスピンドル32のところをス
リップすることなしに転動するためには、重要なことで
ある。
ケーシングブロック31には、ころがり軸受け38の運動
平面内に貫通孔40、41が設けられ、該貫通孔内には、図
示されていないストッパが、軸6の調節距離の両端を制
限するために備えられている。加えて、貫通孔40、41の
一方には、軸6の旋回運動を緩衝する緩衝器が配置され
ている。
伝動装置8内での軸6の側方案内は、同じような形式
で、図2の伝動装置7にも備えられている。ねじスピン
ドル26、27に対し直角方向の、歯車28の移動は、歯車28
の両側のこれらのねじスピンドル26、27との噛み合いに
よって既に防止されてはいるが、伝動装置7内の側方案
内により、軸6とねじスピンドル26、27との間隔変動が
僅かにされることによって、歯の摩擦の増大が防止され
る。
本発明のいくつかの実施例は、ここでは図示または説
明しなかった。したがって、ここに説明した実施例の多
くの変化形が、請求の範囲によって規定した本発明の主
要な思想および保護範囲を逸脱することなしに可能であ
ると理解せねばならない。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−139588(JP,A) 特開 平3−143860(JP,A) 米国特許4077834(US,A) 国際公開95/11183(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 23/038 B65G 39/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸(6)に支承された走行ウエブ(15)用
    のローラ(4)を旋回させる装置であって、該装置
    (1)が、ローラの一方の端部(9)に作用して軸の両
    端部(9、12)を逆方向に調節するアクチュエータ(1
    0)を有していて、該アクチュエータ(10)により、前
    記軸(6)が該軸の長手方向軸線を中心として回転させ
    られる形式のものにおいて、前記軸(6)が、前記ロー
    ラ(4)を貫通していてかつ両端部(8,9)で歯車(28,
    33)に相対回動不能に結合されており、該歯車が、回転
    運動を軸(6)の旋回運動に変換するために、互いに対
    角方向で対向配置されたそれぞれ1つの定置のねじスピ
    ンドル(27,32)又はラックと噛み合っていることを特
    徴とする、ローラを旋回させる装置。
  2. 【請求項2】前記歯車の1つ(28)が、付加的に、アク
    チュエータ(10)に連結されたねじスピンドル(27)に
    噛み合っている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】前記軸(6)が、少なくとも1つのころが
    り軸受け(38)を介して、少なくとも1つの側方案内
    (36、37)に支持されている、請求項1又は2記載の装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれか1項記載の
    装置を使用する方法において、ウェブ走行調整ローラ
    (4)の旋回により惹起されるウェブの横方向片寄りを
    少なくとも1つのエッジフィーラ(18,19)を用いたウ
    ェブ耳端(16,17)の検出により修正するために、エッ
    ジフィーラの単数又は複数の出力信号を調整器(22)を
    介してウェブ走行調整ローラ(4)のアクチュエータ
    (10)に作用させ、更に、ウェブ走行調整ローラ(4)
    により惹起される両ウェブ半部の張力差をエッジフィー
    ラを用いて検出しかつ該エッジフィーラの出力信号を調
    整器を介して張力補償ローラのアクチュエータに作用さ
    せて、張力補償ローラを旋回させる、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の装置を使用する方法。
  5. 【請求項5】請求項1から3までのいずれか1項記載の
    装置を使用する方法において、ウェブ走行調整ローラ
    (4)の旋回により惹起されるウェブの横方向片寄りを
    少なくとも1つのエッジフィーラ(18,19)を用いたウ
    ェブ耳端(16,17)の検出により修正するために、エッ
    ジフィーラの単数又は複数の出力信号を調整器(22)を
    介してウェブ走行調整ローラ(4)のアクチュエータ
    (10)に作用させ、更に、ウェブ走行調整ローラ(4)
    により惹起される両ウェブ半部の張力差をウエブ(15)
    の力による張力補償ローラの旋回により補償する、請求
    項1から3までのいずれか1項記載の装置を使用する方
    法。
JP50227498A 1996-06-20 1997-06-18 走行するウエブ用のローラを旋回させる装置 Expired - Lifetime JP3233943B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19624639.3 1996-06-20
DE19624639A DE19624639C2 (de) 1996-06-20 1996-06-20 Vorrichtung zum Verschwenken einer Walze für eine laufende Bahn
PCT/EP1997/003178 WO1997048633A1 (de) 1996-06-20 1997-06-18 Vorrichtung zum verschwenken einer walze für eine laufende bahn

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11508530A JPH11508530A (ja) 1999-07-27
JP3233943B2 true JP3233943B2 (ja) 2001-12-04

Family

ID=7797494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50227498A Expired - Lifetime JP3233943B2 (ja) 1996-06-20 1997-06-18 走行するウエブ用のローラを旋回させる装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5921452A (ja)
EP (1) EP0844976B1 (ja)
JP (1) JP3233943B2 (ja)
CA (1) CA2228623C (ja)
DE (2) DE19624639C2 (ja)
ES (1) ES2154048T3 (ja)
WO (1) WO1997048633A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19960649B4 (de) * 1999-12-16 2011-06-22 Goss Contiweb B.V. Vorrichtung zur Korrektur der lateralen Position einer Bedruckstoffbahn in einer Rollenrotationsdruckmaschine
US6708919B2 (en) 2002-03-19 2004-03-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Turning bar assembly for use with a moving web
US6929210B2 (en) * 2002-09-19 2005-08-16 Berkeley Process Control, Inc. Fiber payout follower
DE10247456A1 (de) 2002-10-11 2004-04-22 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Vorrichtung und Verfahren zur Führung einer endlosen Bahn mithilfe einer schwenkbaren Vorrichtung
DE10305802A1 (de) * 2003-02-12 2004-08-26 Voith Paper Patent Gmbh Verfahren und Wickelmaschine zum Aufwickeln einer laufenden Materialbahn
US7415881B2 (en) * 2004-08-19 2008-08-26 Fife Corporation Ultrasonic sensor system for web-guiding apparatus
JP4539753B2 (ja) * 2008-04-10 2010-09-08 トヨタ自動車株式会社 ウェブ搬送装置及びウェブ搬送制御方法
EP2265524A4 (en) * 2008-04-14 2013-12-18 Kodak Graphic Comm Canada Co ROLL ALIGNMENT
ES2355783B1 (es) * 2009-09-21 2012-02-24 Joaquín Alcázar García Dispositivo compensador para bandas en movimiento.
US9415963B2 (en) 2013-01-30 2016-08-16 Fife Corporation Sensor controller for interpreting natural interaction sensor for web handling
CN104944193B (zh) * 2015-04-30 2017-01-18 华侨大学 开幅热定型机纠偏装置及系统
WO2017097372A1 (de) 2015-12-11 2017-06-15 Kühlmann Franz Josef Kotbandantrieb
CN109250541A (zh) * 2018-09-19 2019-01-22 嘉善龙翔人造毛绒有限公司 一种布料输送装置
CN109605926A (zh) * 2018-12-25 2019-04-12 四川南格尔生物科技有限公司 一种卷膜移动限位装置及方法
CN113816196A (zh) * 2021-08-27 2021-12-21 桐乡语丝曼家纺有限公司 一种便于收卷的验布机
CN115724262A (zh) * 2021-08-31 2023-03-03 宁德时代新能源科技股份有限公司 辊组件、电池单体的制造设备及辊的调节方法
CN114229608B (zh) * 2021-12-28 2024-01-16 扬州石化有限责任公司 一种医卫用es纤维的制备装置及其使用方法
CN114906563B (zh) * 2022-04-18 2023-06-16 安徽圣方机械制造股份有限公司 一种用于小角度微调的皮带调节托辊
CN117104769B (zh) * 2023-10-24 2024-01-30 苏州智慧谷激光智能装备有限公司 传送带的纠偏装置及其纠偏方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1093315B (de) * 1958-12-24 1960-11-24 Erhardt & Leimer O H G Seitensteuerung fuer laufende Warenbahnen
GB1082514A (en) * 1963-05-16 1967-09-06 Hindle Son & Company Ltd Improvements in guiding means for paper-machine felts and other continuous moving webs or bands
US3436002A (en) * 1967-02-16 1969-04-01 Mount Hope Machinery Ltd Sheet-treating roll apparatus
US3399582A (en) * 1967-12-26 1968-09-03 Henry Robert Randall Shaft adjustment apparatus and power transmission means
US3786974A (en) * 1972-07-19 1974-01-22 Eastman Kodak Co Web edge guide system
US3958736A (en) * 1974-11-06 1976-05-25 Crown Zellerbach Corporation Web tensioning and steering
DE2540923B2 (de) * 1975-09-13 1978-01-12 EMA-Dörries GmbH, Elektronik-Maschinen-Apparatebau, 5190 Stolberg Vorrichtung zur regelung der spannung eines endlosen filzes oder siebes in papiermaschinen
US4077579A (en) * 1976-04-12 1978-03-07 Columbia Ribbon & Carbon Mfg. Co., Inc. Edge alignment apparatus
US5467171A (en) * 1993-09-17 1995-11-14 Xerox Corporation Compact active steering roll for belt loops
DE4335747C1 (de) * 1993-10-20 1995-06-08 Heiner Kudrus Verfahren und Vorrichtung zum Führen eines Bandes
DE19515397A1 (de) * 1994-05-17 1995-11-23 Focke & Co Vorrichtung zum Speichern einer fortlaufenden Materialbahn aus Verpackungsmaterial
US5554262A (en) * 1994-07-11 1996-09-10 Wangner Systems Corp. Laser curtain edge tracking systems for papermaking machines

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11508530A (ja) 1999-07-27
EP0844976A1 (de) 1998-06-03
US5921452A (en) 1999-07-13
CA2228623C (en) 2000-06-13
ES2154048T3 (es) 2001-03-16
DE59702758D1 (de) 2001-01-18
WO1997048633A1 (de) 1997-12-24
DE19624639C2 (de) 1998-07-16
DE19624639A1 (de) 1998-01-08
CA2228623A1 (en) 1997-12-24
EP0844976B1 (de) 2000-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3233943B2 (ja) 走行するウエブ用のローラを旋回させる装置
US5663510A (en) Method and device for compensating tension forces across the width of a moving web
US5558263A (en) Apparatus and method for non-contact active tensioning and steering of moving webs
US4069959A (en) Web guide apparatus
CA2117185C (en) Paper web reeling system including braking and controlled drum pressure application means
JP2926614B2 (ja) 編物ウェブの巻取装置
CA1241352A (en) Web guiding and decurling apparatus
JP4212678B2 (ja) スタンド
US5577685A (en) Apparatus for winding a continuously incoming paper web
US5226577A (en) Web guide for elongated flexible web
US5785270A (en) Combined support, adjustment and braking mechanism for use in unwinding a roll of web material
JP2707155B2 (ja) 巻取装置
JPH04226250A (ja) ほぼ一定のウエブ張力を発生させる方法及び装置
US20020109033A1 (en) Touch roller device
US7413139B2 (en) Device and method for controlling the tension of a weblike material
US4693126A (en) Feed roll for material web transporting and measuring web tension
CH696595A5 (it) Sistema di trasmissione motrice flessibile, in particolare per una macchina per macinare cereali.
CA2246448C (en) Oscillating hauloff
US7216829B2 (en) Device for controlling the bearing pressure of a textile bobbin on a support roller or drive roller
US4605288A (en) Zoom interlocking mechanism for binocular
KR200181438Y1 (ko) 벨트레퍼 위치 발신기의 오차 방지장치
JPH06271041A (ja) ベルト調整装置
EP0275852A1 (en) Method and device for feeding a cable
KR950011314B1 (ko) 스트립 장력 제어장치
CN118701835A (zh) 铜箔分切收卷设备

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130921

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term