JP3233773U - 新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品容器内の食品を食べる際に良好な利便性を発揮できるとともに、低コスト性に優れた新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器を提供すること
【解決手段】
本考案に係る食品容器用蓋は、食品容器本体に篏合させて使用される食品容器用蓋であって、当該蓋の内側において、凸部形状(A)と、当該凸部形状(A)により囲まれてなる調味液保持部(B)とを有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器に関し、より具体的には、調味液(醤油など)に漬ける調味液保持部を備えるため、容器内の食品を食べる際に良好な利便性を発揮できるとともに、低コスト性に優れた新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器に関する。
一般的に、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの小売店において販売されている寿司などの食品(弁当)は、非特許文献1で例示されるように、食品容器(「中食用容器」や「フードパック」とも称される。)に保存されていることが多い。
このような食品容器は、図1の付番1で示されるように、一般的に、食品を載置する食品載置部11とその周囲に凸部(周縁部)12が形成されている食品容器本体10と蓋部13とから構成される。なお、図1の食品容器に示されるように、蓋部13の周縁部の一部が食品容器本体10の周縁部12に結合している場合もあるが、これらが完全に分離している場合もある。
また、図1では、凸部12は、蓋部13の周縁部に形成された凹部と篏合(密着)するように設計されているが、篏合構造(凹部や凸部)がなく、蓋の周縁部と本体の周縁部とが、テープなどで貼付される態様もある。
http://www.jsp-p.co.jp/pdf/02_nakasyoku.pdf
しかしながら、食品によっては、調味液を使用する必要があり、この場合、一般的に、食品に直接調味液を滴下するか、あるいは蓋部又は食品載置部の端部などに調味液を注ぎ、食品を食する都度、調味液を使用することになる。
たとえば、食品が寿司などの場合、一般的に、寿司に醤油を直接かけることは推奨されていない食事様式であるといわれている。また、食品載置部の端部に醤油を注ぐと、ネタに醤油をつける際にはすでに醤油がシャリについていることもある。また、蓋部に醤油を注いだ場合でも、醤油の量(体積)と蓋部の面積との関係から、醤油が蓋部の内側全体に広がることもあり、食品容器を廃棄する際には、醤油がこぼれやすいという課題もある。
さらに、このような従来の課題を解決するには、食品容器にパックされた食品を食する際には、調味液を注ぐための専用の小皿(いわゆる、「手塩皿」、「おてしょ皿」、「てしょう皿」)を用意しなければならならず、利便性に欠ける。
そこで、本考案の考案者は、従来の食品容器(「中食用容器」、「フードパック」)の構造を鋭意検討した結果、蓋部の内側(容器内部側の面)に、調味液を注ぎ、保持するための調味液保持部を備えることで、従来の課題を解決することを見出した。
すなわち、本考案は、調味液(醤油など)を保持するための調味液保持部を備えるため、食品容器内の食品を食べる際に良好な利便性を発揮できるとともに、低コスト性に優れた新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器を提供することを目的とする。
本考案に係る食品容器用蓋は、食品容器本体に使用される食品容器用蓋であって、当該蓋の内側において、凸部形状(A)と、当該凸部形状(A)により囲まれてなる調味液保持部(B)とを有することを特徴とする。
また、本考案に係る食品容器用蓋においては、さらに、当該蓋の内側において、凸部形状(C)と当該凸部形状(C)により囲まれてなる薬味保持部(D)を有することが好ましい。
本考案に係る食品容器は、本考案の食品容器用蓋と、食品容器本体とから構成されることを特徴とする。
本考案に係る食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器によれば、調味液(醤油など)を保持するための調味液保持部を備えるため、食品容器内の食品を食べる際に良好な利便性とともに、優れたコスト性を発揮できる。
図1は、従来の食品容器(「中食用容器」、「フードパック」)の本体部分を説明するための図である。
図2(1)は、本考案に係る食品容器用蓋を説明するための平面図である。また、図2(2)は、図2(1)のab断面図である。
以下、本考案に係る食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器について、適宜図面を参照しながら説明する。
図2(1)は、本考案に係る食品容器用蓋を示している。本考案に係る食品容器用蓋は、食品容器(「中食用容器」や「フードパック」)に使用される蓋である。図2で示されていないが、適宜、蓋の周縁部に篏合構造(凹部または凸部)が設けられていてもよいし、あるいは、食品容器本体と蓋とを封する際に、テープやゴムなどが使用される態様であれば、かかる篏合構造を有していなくてもよい。
また、本考案に係る食品容器用蓋や、それに使用される食品容器本体の材質は、特に限定されるものではなく、使用する食品に応じて適宜選択することができる。一般的に、食品容器用蓋の材質として、ポリプロピレンや発泡スチロールなどの一般的な合成樹脂や、ポリ乳酸などの姓分解プラスチックが使用されることが多い。
食品容器用蓋の大きさや形状(寸法)も特に限定されることなく、食品の大きさなどに応じて適宜選択される。
本考案に係る食品容器用蓋は、図2に示されるように、その内側において、凸部形状Aと、当該凸部形状Aにより囲まれてなる調味液保持部Bとを必須構成要件として有し、必要に応じて適宜任意の構造などを有していてもよい。
ここで、「(食品容器用蓋の)内側」の面とは、食品容器本体の蓋として使用した際に、食品容器の内部側の面を言う。すなわち、凸部形状Aおよび調味液保持部Bは、食品容器の外側ではなく、内部側に存在する。そのため、調味液保持部Bは、消費者が食品を食するまでは、外部に曝されることはないため、高い衛生状態が維持できる。
図2(2)は、図2(1)のab断面図である。かかる断面図に示されるように、調味液保持部Bは、凸部形状Aに囲まれているため、調味液を注いだ際に、凸部形状Aの外側に流出することはない。
なお、凸部形状Aは、調味液が調味液保持部Bの外側に流出しないように、囲まれている(囲繞されている)限り、その形状は特に限定されない。同様に、調味液保持部Bも調味液を保持する形状である限り(調味液を外側に流出させない限り)特に限定されるものではない。
また、本考案に係る食品容器用蓋が、プラスチック製などである場合、凸部形状Aは、プレス加工やブロワー加工などのプラスチック成形技術により形成されることが一般的である。
本考案に係る食品容器用蓋は、当該蓋の内側において、凸部形状Cと当該凸部形状Cにより囲まれてなる薬味保持部Dを有していてもよい。ここで、凸部形状Cや薬味保持部Dの形状などは、凸部形状A調味液保持部Bと同様に、特に限定されるものではなく、食品などに応じて適宜選択される。
また、食品を食する際に、薬味保持部Dは、ワサビ、分葱など各種薬味を載置する部分として使用される。
なお、本考案に係る食品容器用蓋や食品容器は、使用される食品を特に限定するものではない。たとえば、寿司、刺身などの和食、餃子、シュウマイなどの中華料理、ローストビーフやオードブルなどの西洋料理など、醤油、ラー油、各種ソースなどの調味液を使用する食品に使用されることが好適である。
本考案によれば、調味液(醤油など)に漬ける調味液保持部を備えるため、食品容器内の食品を食べる際に良好な利便性を発揮できるとともに、低コスト性に優れた新規な食品容器用蓋およびそれを用いた食品容器を提供することができる。そのため、特に食品容器などの製造を担うプラスチック加工産業や当該容器を使用する食品産業や小売業など各種産業の発達に寄与することができる。
10:従来の食品容器本体
11:食品載置部
12:周縁部
13:蓋部(従来品)
A: 凸部形状
B:調味液保持部



Claims (3)

  1. 食品容器本体に使用される食品容器用蓋であって、
    当該蓋の内側において、凸部形状(A)と、当該凸部形状(A)により囲まれてなる調味液保持部(B)とを有することを特徴とする食品容器用蓋。
  2. さらに、当該蓋の内側において、凸部形状(C)と当該凸部形状(C)により囲まれてなる薬味保持部(D)を有することを特徴とする請求項1に記載の食品容器用蓋。
  3. 請求項1又は2に記載の食品容器用蓋と、食品容器本体とから構成されることを特徴とする食品容器。

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