JP3233192U - イヤリング - Google Patents

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慎司 坂田
慎司 坂田
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株式会社ソーダプロダクツ
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Abstract

【課題】耳たぶから脱落しにくく、紛失しにくいイヤリングを提供する。【解決手段】イヤリング1は、耳たぶの正面に当接する正面当接部3を有する第1キャスト2と、正面当接部と協働して耳たぶを挟み込む耳たぶの背面に当接する背面当接部5を有する第2キャスト4と、第1キャストと第2キャストとを接続し、正面当接部と背面当接部とを近接させる方向に付勢する付勢部材6と、を備える。付勢部材は、第1キャストの内部に固定される第1固定部61と、第2キャストの内部に固定される第2固定部62と、第1固定部と第2固定部との間に弦巻バネ状に形成された弦巻バネ部63と、を備える。弦巻バネ部は、第1キャストおよび第2キャストから露出する。このような構成により、イヤリングは、耳たぶを挟み込む力を大きくすることができるため、耳たぶからの脱落や紛失を防止することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、イヤリングに関する。
従来、耳たぶを前後から挟み込むことによって耳たぶに固定するイヤリングが知られている。例えば、特許文献1に記載された耳飾り具(イヤリング)は、耳たぶの正面から下方を通って背面まで至る形状に形成される挟持体と、この挟持体に取り付けられた装飾体とを備えている。そして、この耳飾り具は、挟持体の有する弾性力を以て耳たぶを前後から挟み込むことによって、耳たぶに固定されている。
特開2000−152812号公報
しかしながら、このような従来のイヤリングでは、耳たぶを挟み込む力は大きくないため、耳たぶから脱落しやすく、紛失しやすいという問題がある。
本考案の目的は、耳たぶから脱落しにくく、紛失しにくいイヤリングを提供することである。
本考案のイヤリングは、耳たぶを前後から挟みこむことによって耳たぶに固定されるイヤリングであって、耳たぶの正面に当接する正面当接部を有する第1部材と、耳たぶの背面に当接するとともに、正面当接部と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部を有する第2部材と、第1部材と第2部材とを接続し、正面当接部と背面当接部とを近接させる方向に付勢する付勢部材と、を備え、付勢部材は、第1部材の内部に固定される第1固定部と、第2部材の内部に固定される第2固定部と、第1固定部および第2固定部と接続するとともに、第1固定部と第2固定部との間に弦巻バネ状に形成された弦巻バネ部と、を備え、弦巻バネ部は、第1部材および第2部材から露出することを特徴とする。
このような本考案によれば、イヤリングは、耳たぶの正面に当接する正面当接部を有する第1部材と、耳たぶの背面に当接するとともに、正面当接部と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部を有する第2部材と、第1部材と第2部材とを接続し、正面当接部と背面当接部とを近接させる方向に付勢する付勢部材と、を備えるので、耳たぶを挟み込む力を大きくすることができる。したがって、本考案によれば、イヤリングを耳たぶから脱落しにくくすることができるとともに、イヤリングを紛失しにくくすることができる。
また、本考案によれば、弦巻バネ部は、第1部材および第2部材から露出しているので、イヤリングのデザイン性を向上させることができるとともに、弦巻バネ部を露出させないように第1部材および第2部材を複雑な形状に加工する場合と比較してイヤリングの製造工程を簡素化することができる。
本考案の一実施形態に係るイヤリングを示す外観側面図
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係るイヤリング1を示す外観側面図である。具体的には、図1(A)は、イヤリング1を閉じているときの側面図であり、図1(B)は、イヤリング1を開いているときの側面図である。
イヤリング1は、使用者の耳たぶに装着され耳たぶを前後から挟みこむことによって耳たぶに固定されるものである。図1(A)に示すように、イヤリング1は、耳たぶの正面に当接する正面当接部3を有する第1部材としての第1キャスト2と、耳たぶの背面に当接するとともに、正面当接部3と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部5を有する第2部材としての第2キャスト4と、正面当接部3と背面当接部5とを近接させる方向に付勢する付勢部材6と、を備える。
第1キャスト2および第2キャスト4は、それぞれ断面を円形とする円弧状に形成されている。また、第1キャスト2は、第2キャスト4と比較して弧の長い円弧状に形成されている。そして、イヤリング1を閉じているときには、第1キャスト2および第2キャスト4は、全体として円環状となる形状に形成されている。第1キャスト2および第2キャスト4の金属素材は、金や銀、プラチナ等の単一金属であってもよいし、複数種の金属からなる各種合金であってもよいが、金属アレルギーを起こしにくい金やプラチナ等の素材であることが好ましい。なお、第1キャスト2および第2キャスト4は、金属製ではなく樹脂製であってもよい。第1キャスト2および第2キャスト4にどのような素材を用いるかについては任意である。
正面当接部3および背面当接部5は、互いに若干の距離を隔てて離間するとともに対向している。また、正面当接部3および背面当接部5は、耳たぶに面接触するように平面状に形成されている。正面当接部3および背面当接部5は、平面状に形成されることでイヤリング1を耳たぶに固定したときに、耳たぶにかかる力を分散することができる。これにより、付勢部材6の作用によって耳たぶを挟み込む力が大きくなっても耳たぶにかかる力を軽減することができ、耳たぶの痛みを緩和することができる。また、正面当接部3および背面当接部5の面積を大きくすることができれば、耳たぶとの摩擦力を大きくすることができるので、付勢部材6の作用との相乗効果によりイヤリング1を耳たぶから更に脱落しにくくすることができる。
付勢部材6は、第1キャスト2と第2キャスト4とを接続する部材である。付勢部材6は、第1キャスト2の内部に固定される第1固定部61と、第2キャスト4の内部に固定される第2固定部62と、第1固定部61および第2固定部62と接続する弦巻バネ部63と、を備える。
第1固定部61は、第1キャスト2の正面当接部3と反対側の端部に固定されている。
第2固定部62は、第2キャスト4の背面当接部5と反対側の端部に固定されている。
弦巻バネ部63は、第1固定部61と第2固定部62との間に弦巻バネ状に形成されている。この弦巻バネ部63は、第1キャスト2および第2キャスト4から露出している。
なお、図1において、第1固定部61と第2固定部62は、第1キャスト2と第2キャスト4の内部に固定されているため、破線にて図示している。
ここで、前述したように、第1キャスト2は、第2キャスト4と比較して弧の長い円弧状に形成されている。換言すれば、付勢部材6は、イヤリング1における背面当接部5側に配置されている。これにより、付勢部材6と背面当接部5との間の距離は、付勢部材6と正面当接部3との間の距離よりも短くなり、背面当接部5から耳たぶに加わる力は、正面当接部3から耳たぶに加わる力よりも大きくなる。
なお、本実施形態では、正面当接部3および背面当接部5の面積は同一となっているが、同一の面積としなくてもよい。例えば、背面当接部5の面積を正面当接部3の面積よりも大きくすることによって、正面当接部3および背面当接部5から耳たぶに加わる単位面積当たりの力を略一定にしてもよい。これによれば、イヤリング1は、装着感を損なうことなく、耳たぶを挟み込む力を大きくすることができる。
このようなイヤリング1を耳たぶに装着するには、図1(B)に示すように、第1キャスト2および第2キャスト4を指でつまんで図中の矢印方向に操作し、正面当接部3および背面当接部5を離間させ、正面当接部3および背面当接部5にて耳たぶを前後から挟み込むことによってイヤリング1を耳たぶに固定する。第1キャスト2および第2キャスト4は、指を離すことで付勢部材6により正面当接部3と背面当接部5とが近接する方向に付勢される。
ここで、前述したように、第1キャスト2は、第2キャスト4と比較して弧の長い円弧状に形成されている。換言すれば、付勢部材6は、イヤリング1における背面当接部5側に配置されている。これにより、イヤリング1を正面から見たときには、耳たぶにて付勢部材6を隠すことができ、目立たないようにすることができる。したがって、イヤリング1のデザイン性およびファッション性を向上させることができる。
続いて、イヤリング1の製造方法について説明する。
イヤリング1は、一対の型からなる成形装置によって製造される。一対の型は、シリコンゴム製である。なお、一対の型は、シリコンゴム製でなくてもよく、他の素材であってもよいし、金属製の金型であってもよい。一対の型は、イヤリング1を製造することができれば、どのような型であってもよい。
一対の型は、付勢部材6を嵌め込み配置するための付勢部材空間と、第1キャスト2を成形するための第1キャスト空間と、第2キャスト4を成形するための第2キャスト空間と、を有するキャビティと、第1キャスト空間および第2キャスト空間に溶融金属を充填するための供給路とを有する。キャビティは、一対の型における一方の型と他方の型とを合わせて閉じることによって成形される。供給路は、他方の型に設けられ、第1キャスト空間および第2キャスト空間を接続するようにパイプ状に形成されている。
このような成形装置によるイヤリング1の製造手順は、先ず、一対の型を開いてキャビティの付勢部材空間に付勢部材6を嵌め込み設置する。ここで、付勢部材6は、第1キャスト空間に第1固定部61が配置され、第2キャスト空間に第2固定部62を配置されるように設置する。
次に、一対の型を合わせて閉じた後、供給路からキャビティに溶融金属を充填する。これにより、溶融金属は、第1キャスト空間および第2キャスト空間に充填されるので、第1キャスト空間に成形された第1キャスト2は、第1固定部61を覆い、第2キャスト空間に成形された第2キャスト4は、第2固定部62を覆うことになる。したがって、第1固定部61は、第1キャスト2の内部に固定され、第2固定部62は、第2キャスト4の内部に固定される。また、弦巻バネ部63は、第1キャスト2および第2キャスト4から露出する。そして、一対の型を冷却して溶解金属を固化した後、イヤリング1を取り出し、第1キャスト2および第2キャスト4における供給路部分の金属を取り除くとともに、バリ等を削り落とすことでイヤリング1を製造する。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)イヤリング1は、耳たぶの正面に当接する正面当接部3を有する第1キャスト2と、耳たぶの背面に当接するとともに、正面当接部3と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部5を有する第2キャスト4と、第1キャスト2と第2キャスト4とを接続し、正面当接部3と背面当接部5とを近接させる方向に付勢する付勢部材6と、を備えるので、耳たぶを挟み込む力を大きくすることができる。したがって、イヤリング1を耳たぶから脱落しにくくすることができるとともに、イヤリング1を紛失しにくくすることができる。
(2)弦巻バネ部63は、第1キャスト2および第2キャスト4から露出しているので、イヤリング1のデザイン性を向上させることができるとともに、弦巻バネ部63を露出させないように第1キャスト2および第2キャスト4を複雑な形状に加工する場合と比較してイヤリング1の製造工程を簡素化することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、正面当接部3および背面当接部5は、平面状に形成されていたが、正面当接部および背面当接部は、例えば、半球面状に形成されていてもよいし、複数の凹凸を有して形成されていてもよいし、円錐状に形成されていてもよい。また、正面当接部3および背面当接部5は、互いに若干の距離を隔てて離間していたが、正面当接部3および背面当接部5は離間していなくてもよいし、前記実施形態における距離よりも大きな距離を隔てて離間していてもよい。要するに、正面当接部と背面当接部とは、耳たぶに当接することができればどのような形状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、第1キャスト2および第2キャスト4は、円弧状に形成されていたが、第1部材および第2部材は、円弧状に形成されていなくてもよく、波状や直線状など、任意の形状に形成されていてもよい。要するに、第1部材は、耳たぶの正面に当接する正面当接部を有していればよく、第2部材は、耳たぶの背面に当接するとともに、正面当接部と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部を有していれば、どのような形状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、第1キャスト2および第2キャスト4には装飾品は設けられていなかったが、宝石などの装飾品が設けられていてもよい。この際、装飾品は、接着により第1部材および第2部材に設けられていてもよいし、チェーンを介して第1部材および第2部材に取り付けられていてもよいし、台座を設ける等して第1部材および第2部材以外の位置に取り付けられていてもよい。また、装飾品は、第1部材および第2部材を加工して形成したものでもよいし、第1部材および第2部材と一体に成形されたものでもよい。
以上のように、本考案は、イヤリングに広く適用できる。
1…イヤリング,2…第1キャスト(第1部材),3…正面当接部,4…第2キャスト(第2部材),5…背面当接部,6…付勢部材,61…第1固定部,62…第2固定部,63…弦巻バネ部

Claims (1)

  1. 耳たぶを前後から挟みこむことによって耳たぶに固定されるイヤリングであって、
    耳たぶの正面に当接する正面当接部を有する第1部材と、
    耳たぶの背面に当接するとともに、前記正面当接部と協働して耳たぶを挟み込む背面当接部を有する第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材とを接続し、前記正面当接部と前記背面当接部とを近接させる方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記付勢部材は、
    前記第1部材の内部に固定される第1固定部と、
    前記第2部材の内部に固定される第2固定部と、
    前記第1固定部および前記第2固定部と接続するとともに、前記第1固定部と前記第2固定部との間に弦巻バネ状に形成された弦巻バネ部と、を備え、
    前記弦巻バネ部は、
    前記第1部材および前記第2部材から露出することを特徴とするイヤリング。
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