JP3232403U - 作業足場 - Google Patents

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純二 稲森
博之 横山
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Abstract

【課題】作業床を高い位置まで容易に持ち上げることを可能にする簡単な構造の作業足場を提供する。【解決手段】作業足場は、作業床と、作業床を支持しかつそれぞれキャスターに支持された複数の支柱とを備える。各支柱は、筒状の本体と、本体から下方に突出できるように本体に挿入されかつキャスターに支持された第1調整部材と、本体から上方に突出できるように本体に挿入されかつ作業床を支持するの第2調整部材とを有する。本体に対する第1調整部材の下方への突出量および/または本体に対する第2調整部材の上方への突出量を調整することによって、作業床の高さを調整できる。【選択図】 図7

Description

本考案は、移動式の作業足場に関する。
従来、建物の内装工事等を行うために、移動式で、かつ作業床の高さを調整できる作業足場が用いられている。図1は、従来の作業足場の一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。また、図2は、図1の作業足場の作業床の高さ調整方法を説明するための図である。
図1および図2に示す作業足場100は、作業床102と、作業床102を支持する一対の脚体104とを備えている。各脚体104は、一対の支柱106と、一対の横材108とを備えている。作業床102は、平面視において矩形状を有し、作業床102の四隅が、一対の脚体104の4本の支柱106によって支持されている。作業床102の長辺方向における一方側および他方側においてそれぞれ、一方の脚体104の支柱106と他方の脚体104の支柱106とを接続するように、繋ぎ材110が架け渡されている。
各支柱106は、筒状の第1部材106aおよび筒状の第2部材106bを有している。第1部材106aは、キャスター112に支持されている。第1部材106aに対して第2部材106bが上下方向に進退できるように、第2部材106bが第1部材106aに挿入されている。作業床102は、第2部材106bに支持されている。
図2に示すように、第2部材106bには、高さ調整用の複数の孔114が形成されている。第1部材106aの上端部には、第1部材106aに対する第2部材106bの位置を固定するための固定具116が設けられている。図示は省略するが、固定具116は、第2部材106bの孔114に挿入可能なピンを備えている。固定具116のピンを第2部材106bの孔114に挿入することによって、第1部材106aに対する第2部材106bの位置を固定することができる。すなわち、作業床102の高さを固定することができる。
作業足場100の作業床102の高さを調整する際には、作業者は、作業床102の縁部を持ち手として利用して作業床102を持ち上げることができる。しかしながら、作業床102の高さを、2mを超えるような高さに調整しようとすると、作業者の身長によっては作業床102に手が届かなくなり、作業床102の高さ調整が難しくなる場合がある。
特開2015−105544号公報
そこで、作業足場を図3および図4に示すように構成することが考えられる。図3および図4に示す作業足場200が上述の作業足場100と異なるのは、一対の脚体104の代わりに一対の脚体204を備えている点である。各脚体204は、一対の支柱206と、一対の横材208とを備えている。
各支柱206は、筒状の第1部材206aおよび筒状の第2部材206bを有している。第1部材206aは、キャスター112に支持されている。第1部材206aに対して第2部材206bが上下方向に進退できるように、第1部材206aの外側に第2部材206bが嵌められている。作業床102は、第2部材206bに支持されている。
図4に示すように、第1部材206aに、高さ調整用の複数の孔114が形成されている。また、第2部材206bの下端部に、固定具116が設けられている。固定具116のピンを第1部材206aの孔114に挿入することによって、第1部材206aに対する第2部材206bの位置を固定することができる。すなわち、作業床102の高さを固定することができる。
作業足場200の作業床102の高さを調整する際には、作業者は、第2部材206bの下端部を持ち手として利用して作業床102を持ち上げることができる。このため、作業床102を高い位置まで持ち上げる場合でも、手が届かないという問題が生じることはない。しかしながら、図5に示すように、持ち手となる部分を作業者の腰の高さ以上に持ち上げる際には、主に前腕の力によって作業床102を持ち上げなければならないので、力が入り難く、作業床102を容易に持ち上げることができない。
上記のような問題を解決する案としては、例えば、特許文献1に開示されているように、パンタグラフおよびダンパ等の補助装置を作業足場に設けることが考えられる。しかしながら、上記のような補助装置を設ける場合には、作業足場の構造が複雑になり、製造コストが上昇する。
そこで、本考案は、作業床を高い位置まで容易に持ち上げることを可能にする簡単な構造の作業足場を提供することを目的とする。
本考案は、下記の作業足場を要旨とする。
(1)作業床と、
前記作業床を支持しかつそれぞれキャスターに支持された複数の支柱と、を備え、
前記複数の支柱はそれぞれ、筒状の本体と、前記本体から下方に突出するように前記本体に挿入されかつ前記キャスターに支持された第1調整部材と、前記本体から上方に突出するように前記本体に挿入されかつ前記作業床を支持する第2調整部材と、を有する、前記作業床の高さを調整可能な作業足場。
(2)前記本体に対する前記第1調整部材の下方への突出量が調整可能であり、
前記本体に対する前記第2調整部材の上方への突出量が調整可能である、上記(1)に記載の作業足場。
(3)前記本体に対する前記第1調整部材の下方への突出量の調整可能範囲は、前記本体に対する前記第2調整部材の上方への突出量の調整可能範囲よりも大きい、上記(2)に記載の作業足場。
(4)前記複数の支柱のそれぞれにおいて、前記本体の下部に第1固定具が設けられ、前記本体の上部に第2固定具が設けられ、
前記第1調整部材には、複数の第1被係止部が上下方向に並ぶように形成され、
前記第2調整部材には、複数の第2被係止部が上下方向に並ぶように形成され、
前記第1固定具は、前記第1被係止部に係止可能に構成され、
前記第2固定具は、前記第2被係止部に係止可能に構成され、
前記第1固定具を前記第1調整部材のいずれかの前記第1被係止部に係止することによって、前記本体に対する前記第1調整部材の位置が固定され、
前記第2固定具を前記第2調整部材のいずれかの前記第2被係止部に係止することによって、前記本体に対する前記第2調整部材の位置が固定される、上記(1)から(3)のいずれかに記載の作業足場。
(5)前記第1調整部材および前記第2調整部材はそれぞれ筒状に形成され、
前記第1被係止部は、前記第1調整部材に形成された貫通孔であり、
前記第2被係止部は、前記第2調整部材に形成された貫通孔であり、
前記第1固定具は、前記第1被係止部に挿入可能なピンを有し、
前記第2固定具は、前記第2被係止部に挿入可能なピンを有している、上記(4)に記載の作業足場。
(6)最も上側の第1被係止部と最も下側の第1被係止部との上下方向の距離は、最も上側の第2被係止部と最も下側の第2被係止部との上下方向の距離よりも大きい、上記(4)または(5)に記載の作業足場。
本考案によれば、作業床を高い位置まで容易に持ち上げることを可能にする簡単な構造の作業足場が得られる。
図1は、従来の作業足場を示す図である。 図2は、図1の作業足場の作業床の高さ調整方法を説明するための図である。 図3は、図1の作業足場の問題点を解消した作業足場を示す図である。 図4は、図3の作業足場の作業床の高さ調整方法を説明するための図である。 図5は、図3の作業足場の問題点を説明するための図である。 図6は、本考案の一実施形態に係る作業床を示す図である。 図7は、本考案の一実施形態に係る作業足場を示す図である。 図8は、第1固定具の構成を説明するための図である。 図9は、作業者の動作を説明するための図である。 図10は、作業者の動作を説明するための図である。
以下、本考案の実施形態に係る作業足場について図面を参照しつつ説明する。
図6および図7は、本考案の一実施形態に係る作業足場を示す図である。なお、図6において、(a)は作業足場の正面図であり、(b)は作業足場の左側面図である。また、図6は、作業床を最も低い位置に固定した状態の作業足場を示し、図7は、作業床を最も高い位置に固定した状態の作業足場を示している。
図6および図7に示すように、本実施形態に係る作業足場10は、作業床12と、作業床12を支持する複数(本実施形態では、4本)の支柱14とを備えている。本実施形態では、作業床12は、平面視において矩形状を有しており、作業床12の四隅が4本の支柱14によって支持されている。
なお、図面が煩雑になることを避けるために図示は省略するが、作業者が作業を行う際には、作業床12の周囲を覆うように、作業床12に手摺枠が取り付けられる。また、作業床12に作業者が上り下りする際には、昇降タラップ(梯子)が用いられる。手摺枠および昇降タラップの構成としては、公知の種々の手摺枠および昇降タラップの構成を利用できるので、説明は省略する。
各支柱14は、筒状の本体40と、本体40から下方に突出するように本体40に挿入された第1調整部材42と、本体40から上方に突出するように本体40に挿入された第2調整部材44とを有している。詳細は後述するが、各支柱14は、本体40に対する第1調整部材42の下方への突出量を調整できるように、かつ本体40に対する第2調整部材44の上方への突出量を調整できるように構成されている。また、詳細は後述するが、本実施形態では、本体40に対する第1調整部材42の下方への突出量の調整可能範囲は、本体40に対する第2調整部材44の上方への突出量の調整可能範囲よりも大きい。
本実施形態では、各支柱14に、第1固定具46および第2固定具48が設けられている。第1固定具46および第2固定具48は、支柱14の本体40に設けられている。第2固定具48は、第1固定具46よりも上方に設けられている。第1固定具46および第2固定具48については後述する。本実施形態では、第1調整部材42および第2調整部材44はそれぞれ、筒状に形成されている。なお、本体40、第1調整部材42および第2調整部材44の断面形状(軸方向に直交する断面の形状)は、円形状であってもよく、多角形状であってもよい。
図6(a)に示すように、作業床12の長辺方向に隣り合う2本の支柱14の本体40同士を接続するように、一対の横材16が設けられている。本実施形態では、一対の横材16は、例えば、支柱14に溶接されている。図6(b)に示すように、作業床12の長辺方向における一方側および他方側においてそれぞれ、作業床12の短辺方向に隣り合う2本の支柱14の本体40同士を接続するように、繋ぎ材18が架け渡されている。本実施形態では、繋ぎ材18は、本体40に対して着脱自在に設けられている。
図6および図7に示すように、第1調整部材42の下端部は、キャスター20に支持されている。第2調整部材44の上端部は、作業床12を支持している。図7に示すように、第1調整部材42には、複数の第1被係止部42aが上下方向に並ぶように形成されている。同様に、第2調整部材44には、複数の第2被係止部44aが上下方向に並ぶように形成されている。本実施形態では、第1被係止部42aは、第1調整部材42に形成された貫通孔である。同様に、第2被係止部44aは、第2調整部材44に形成された貫通孔である。
図6および図7に示すように、第1固定具46は、本体40の下部に設けられ、第2固定具48は、本体40の上部に設けられている。なお、本明細書において、本体40の下部とは、本体40の上下方向における中心よりも下方を意味し、本体40の上部とは、本体40の上下方向における中心よりも上方を意味する。本実施形態では、本体40の下端部に第1固定具46が設けられ、本体40の上端部に第2固定具48が設けられている。
図8は、第1固定具46の構成を説明するための図である。なお、第1固定具46としては、筒状の部材の高さ調整を行う際に用いられる公知の固定具を用いることができるので、以下においては、第1固定具46の構成を簡単に説明する。
図8に示すように、第1固定具46は、本体40の外周面に固定されたフレーム部46aと、フレーム部46aに支持されたピン46bと、付勢部材46cとを有している。ピン46bは、本体40の軸方向に直交する方向に進退できるように、フレーム部46aに支持されている。付勢部材46cは、ピン46bに対して、本体40に向かう方向の力を付勢している。本実施形態では、付勢部材46cとして、コイルばねが用いられている。なお、図8においては、ピン46bおよび付勢部材46cの動作を分かりやすくするために、ピン46bおよび付勢部材46cについては外観を示し、ピン46bおよび付勢部材46c以外の要素については断面を示している。
本実施形態では、本体40においてフレーム部46aが設けられる部分に、貫通孔40aが形成されている。本実施形態では、付勢部材46cによる付勢力によってピン46bの先端が貫通孔40aに挿入されるように、ピン46bがフレーム部46aに支持されている。
本実施形態では、図8(a)に示すように、ピン46bの先端を、本体40の貫通孔40aおよび第1調整部材42の被係止部(貫通孔)42aに挿入し、第1被係止部42aにピン46bを係止することによって、本体40に対する第1調整部材42の位置(第1調整部材42に対する本体40の高さ)を固定することができる。一方、図8(b)に示すように、ピン46bの先端を第1調整部材42の第1被係止部42aから抜くことによって、第1調整部材42に対して本体40を上下方向に移動させることが可能になる。したがって、作業者は、ピン46bを引くことによって、第1調整部材42に対する本体40の固定を解除することができる。
詳細な説明は省略するが、第2固定具48は第1固定具46と同様に、フレーム部、ピンおよび付勢部材を有している。図示は省略するが、本体40において第2固定具48が設けられる部分には、第2固定具48のピンの先端を挿入するための貫通孔が形成されている。第2固定具48のピンの先端を、本体40の貫通孔および第2調整部材44の被係止部(貫通孔)44aに挿入し、第2被係止部44aに第2固定具48のピンを係止することによって、本体40に対する第2調整部材44の位置(高さ)を固定することができる。また、第2固定具48のピンの先端を第2調整部材44の第2被係止部44aから抜くことによって、本体40に対して第2調整部材44を上下方向に移動させることが可能になる。したがって、作業者は、第2固定具48のピンを引くことによって、本体40に対する第2調整部材44の固定を解除することができる。
なお、図7に示す作業足場10では、第1調整部材42に形成された複数の第1被係止部42aのうち最も上方に位置する第1被係止部42a(図示せず)に、第1固定具46のピン46b(図8参照)が係止されている。また、第2調整部材44に形成された複数の第2被係止部44aのうち最も下方に位置する第2被係止部44a(図示せず)に、第2固定具48のピンが係止されている。
本実施形態では、最も上側の第1被係止部42aと最も下側の第1被係止部42aとの上下方向の距離d1は、最も上側の第2被係止部44aと最も下側の第2被係止部44aとの上下方向の距離d2よりも大きい。すなわち、本実施形態では、本体40に対する第2調整部材44の移動範囲(本体40に対する第2調整部材44の上方への突出量の調整可能範囲)に比べて、第1調整部材42に対する本体40の移動範囲(本体40に対する第1調整部材42の下方への突出量の調整可能範囲)の方が大きい。本実施形態では、距離d1(作業足場10の下部における高さ調整代)は、例えば、0.5〜0.8m程度(好ましくは、0.6m程度)に設定され、距離d2(作業足場10の上部における高さ調整代)は、0.3m程度に設定される。
なお、作業足場10の各部の寸法は特に限定されず、適宜設定すればよい。本実施形態では、例えば、作業床12の最小高さが、1.5m〜1.8m程度(好ましくは、1.7m程度)となり、かつ作業床12の最大高さが2.6mm程度となるように、各部の寸法が設定される。
以下、図面を用いて、作業床12を、最も低い位置(図6に示す状態)から最も高い位置(図7参照)へ持ち上げる場合の作業者の動作の一例を説明する。図9および図10は、作業者の動作を説明するための図である。
図9に示すように、作業者は、まず、第2固定具48を操作して本体40と第2調整部材44との固定を解除した後、作業床12の縁部を持ち手として利用して、作業床12を持ち上げる。そして、第2固定具48を操作して、第2調整部材44の最も下方の第2被係止部44a(図示せず)に第2固定具48のピンを係止して、本体40と第2調整部材44とを固定する。
次に、図10に示すように、作業者は、第1固定具46を操作して、本体40と第1調整部材42との固定を解除する。その後、図10および図7に示すように、本体40の下端部を持ち手として利用して、本体40を持ち上げる。最後に、図7に示すように、第1固定具46を操作して、第1調整部材42の最も上方の第1被係止部42a(図示せず)に第1固定具46のピン46b(図8参照)を係止して、本体40と第1調整部材42とを固定する。これにより、作業床12の高さ調整が完了する。
以上のように、本実施形態に係る作業足場10では、第1調整部材42および第2調整部材44がそれぞれ、作業床12の高さを調整する機能を有している。このため、作業者の手が届かないような高さに作業床12を設置する場合でも、作業者は、第2調整部材44によって作業床12の位置を高くした後に、第1調整部材42によってさらに作業床12の位置を高くすることができる。これにより、作業者は、作業床12を、手が届かないような位置まで容易に持ち上げることができる。
また、本実施形態では、本体40の位置を大きく移動させなくても、本体40に対する第2調整部材44の位置を調整することによって、作業床12を十分に高い位置まで移動させることができる。具体的には、本体40の下端部を地面から0.5m〜0.8m程度の高さまで移動させることができれば、作業床12を十分に高い位置に設置することができる。この場合、作業者は、本体40の下部を腰よりもかなり高い位置まで持ち上げる必要が無いので、小さな力で本体40を持ち上げることができる。このため、パンタグラフおよびダンパ等の補助装置を設ける必要がなく、作業足場10の構造を簡単にすることができる。その結果、低コストで作業足場10を製造することができる。
また、本実施形態では、作業足場10の上部の高さ調整代(本体40に対する第2調整部材44の上方への突出量の調整可能範囲:距離d2)に対して、作業足場10の下部の高さ調整代(本体40に対する第1調整部材42の下方への突出量の調整可能範囲:距離d1)が大きく設定されている。このように高さ調整代を設定することによって、作業者は、力が入りやすい態勢で、作業床12の高さ調整を行うことができる。例えば、作業足場10の上部の高さ調整代を0.3m程度とし、作業足場10の下部の高さ調整代を0.6m程度とすることによって、最も力の入りやすい態勢で、本体40を持ち上げつつ、作業床12を十分に高い位置に設置することができる。
なお、上述の実施形態では、第1被係止部42aおよび第2被係止部44aが貫通孔である場合について説明したが、第1被係止部42aおよび第2被係止部44aは、第1固定具46および第2固定具48が係止可能な形状であればよい。したがって、例えば、第1被係止部42aおよび第2被係止部44aとして、板状の部材を設けてもよい。また、第1調整部材42および第2調整部材44に凹部を形成し、第1被係止部および第2被係止部としてもよい。
本考案によれば、作業床を高い位置まで容易に持ち上げることを可能にする簡単な構造の作業足場が得られる。
10 作業足場
12 作業床
14 支柱
16 横材
18 繋ぎ材
20 キャスター
40 本体
42 第1調整部材
42a 第1被係止部
44 第2調整部材
44a 第2被係止部
46 第1固定具
48 第2固定具

Claims (6)

  1. 作業床と、
    前記作業床を支持しかつそれぞれキャスターに支持された複数の支柱と、を備え、
    前記複数の支柱はそれぞれ、筒状の本体と、前記本体から下方に突出するように前記本体に挿入されかつ前記キャスターに支持された第1調整部材と、前記本体から上方に突出するように前記本体に挿入されかつ前記作業床を支持する第2調整部材と、を有する、前記作業床の高さを調整可能な作業足場。
  2. 前記本体に対する前記第1調整部材の下方への突出量が調整可能であり、
    前記本体に対する前記第2調整部材の上方への突出量が調整可能である、請求項1に記載の作業足場。
  3. 前記本体に対する前記第1調整部材の下方への突出量の調整可能範囲は、前記本体に対する前記第2調整部材の上方への突出量の調整可能範囲よりも大きい、請求項2に記載の作業足場。
  4. 前記複数の支柱のそれぞれにおいて、前記本体の下部に第1固定具が設けられ、前記本体の上部に第2固定具が設けられ、
    前記第1調整部材には、複数の第1被係止部が上下方向に並ぶように形成され、
    前記第2調整部材には、複数の第2被係止部が上下方向に並ぶように形成され、
    前記第1固定具は、前記第1被係止部に係止可能に構成され、
    前記第2固定具は、前記第2被係止部に係止可能に構成され、
    前記第1固定具を前記第1調整部材のいずれかの前記第1被係止部に係止することによって、前記本体に対する前記第1調整部材の位置が固定され、
    前記第2固定具を前記第2調整部材のいずれかの前記第2被係止部に係止することによって、前記本体に対する前記第2調整部材の位置が固定される、請求項1から3のいずれかに記載の作業足場。
  5. 前記第1調整部材および前記第2調整部材はそれぞれ筒状に形成され、
    前記第1被係止部は、前記第1調整部材に形成された貫通孔であり、
    前記第2被係止部は、前記第2調整部材に形成された貫通孔であり、
    前記第1固定具は、前記第1被係止部に挿入可能なピンを有し、
    前記第2固定具は、前記第2被係止部に挿入可能なピンを有している、請求項4に記載の作業足場。
  6. 最も上側の第1被係止部と最も下側の第1被係止部との上下方向の距離は、最も上側の第2被係止部と最も下側の第2被係止部との上下方向の距離よりも大きい、請求項4または5に記載の作業足場。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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