JP3218841U - 昇降式移動足場 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業位置が比較的低いような現場において、容易に足場を確保することができるような昇降式移動足場を提供する。
【解決手段】四角形の作業台1及び油圧モーターによって作業台を昇降させる昇降手段2を備える昇降式移動足場であって、昇降手段2は、接地部に車輪4を有するものであり、作業台1は安全柵3を有する。
【選択図】図1
【解決手段】四角形の作業台1及び油圧モーターによって作業台を昇降させる昇降手段2を備える昇降式移動足場であって、昇降手段2は、接地部に車輪4を有するものであり、作業台1は安全柵3を有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、昇降式移動足場に関するものである。
高所での作業を行う場合には、足場が一般的に使用される。このような足場として、一般的には、組み立て式の足場が使用されている。このような足場は組み立てには時間がかかるものの、安全性も高く、組み立て・解体の方法が確立されていることから、広く一般に使用されている。
一方、比較的低い作業場所での作業の場合に組み立て式の足場を組むのは、要する労力が大きく、より簡便な方法によって移動式の足場を確保することが望まれている。特に短時間の作業に組み立て式の足場を組むことは、組み立て時間が長くなってしまうという点で、好ましいことではない。
特許文献1には、門型リフターが記載されており、これによって荷物の積み下ろしを行うことが記載されている。しかし、ここに記載された門型リフターは、重量物を持ち上げるために使用されるものであり、足場において門型リフターを使用することは記載されていない。
特許文献2には、トンネル補修用台車が記載されている。しかし、一般的な作業現場に使用することに関する記載はない。更に、台車上に架台を載置するものであることから、その使用は簡便ではない。これらの点が問題となるため、レール上を走行するトンネル補修用台車としては好適に使用できるが、一般的な建設現場での使用には向いていない。
本考案は上記に鑑み、作業位置が比較的低いような現場において、容易に足場を確保することができるような昇降式移動足場を提供することを目的とするものである。その使用方法は、制限が少なく、工事現場や搬入現場等の一般的な高所作業において広く使用することができるものとすることが望まれている。
本考案は、四角形の作業台及び油圧モーターによって作業台を昇降させる昇降手段を備える昇降式移動足場であって、
昇降手段は、接地部に車輪を有するものであり、作業台は安全柵を有するものであることを特徴とする昇降式移動足場である。
昇降手段は、接地部に車輪を有するものであり、作業台は安全柵を有するものであることを特徴とする昇降式移動足場である。
上記昇降手段は、2以上の門型リフターであることが好ましい。
上記昇降手段は、上下に伸縮する伸縮ビームであることが好ましい。
本発明の昇降式移動足場は、更に、ガラス繊維強化プラスチックからなる梁を備えるものであることが好ましい。
上記昇降手段は、上下に伸縮する伸縮ビームであることが好ましい。
本発明の昇降式移動足場は、更に、ガラス繊維強化プラスチックからなる梁を備えるものであることが好ましい。
本考案の昇降式移動足場は、現場で足場を組み立てる時間が不要で、移動も容易であり、短時間で簡便に設置することができるという効果を有するものである。
本発明の昇降式移動足場は、四角形の作業台及び油圧モーターによって作業台を昇降させる昇降手段を備えるからなるものである。
すなわち、昇降手段によって作業台を上下させ、これによって、高い位置にある作業場所における作業を容易に行うことができるようにするものである。更に、昇降手段の設置部に車輪を有するものとすることで、移動を容易にするものである。
すなわち、昇降手段によって作業台を上下させ、これによって、高い位置にある作業場所における作業を容易に行うことができるようにするものである。更に、昇降手段の設置部に車輪を有するものとすることで、移動を容易にするものである。
このような構成からなる足場は、組み立ての時間が短時間であること、より安全性が高いこと等の観点から従来の組み立て式の足場より優れたものである。更に、移動も容易であり、一般的な工事現場等の任意の高所作業における使用に適している。更に、油圧モーターによって昇降させるものであることから、安全性が高くかつ重量制限が高く、重量物を積載しても、充分に重さに耐えることができる。
本考案の昇降式移動足場の一例を図1に示した。以下、本考案を図1に基づいて詳述する。なお、本考案は図1に示したものに限定されるものではない。
図1中、作業台1は、作業者がその上に乗って作業を行う場所である。よって、作業者及び作業用物品の重量に耐える強度を有するものであれば特に限定されず、平板、金網、等の任意の素材からなるものを使用することができる。
図1中、作業台1は、作業者がその上に乗って作業を行う場所である。よって、作業者及び作業用物品の重量に耐える強度を有するものであれば特に限定されず、平板、金網、等の任意の素材からなるものを使用することができる。
さらに、作業台1は、安全柵3を備えるものである。
安全柵は、高所で作業を行う作業者の安全を確保するためのものであり、四角形の四辺すべてに設置することが好ましい。
更に、それぞれ着脱自在な形態で設けることが好ましい。
着脱自在であると、例えば、建築物の壁面に本考案の昇降式移動足場を載置して、建築部の壁面に対する作業を行う場合、作業時に壁面に面した側の足場を取り外して作業を行うことにも対応ができる。
更に、本考案の昇降式移動足場を2以上併用して使用する場合、間の安全柵3を取り外すと、相互に往来可能な形態で使用することができる。
安全柵は、高所で作業を行う作業者の安全を確保するためのものであり、四角形の四辺すべてに設置することが好ましい。
更に、それぞれ着脱自在な形態で設けることが好ましい。
着脱自在であると、例えば、建築物の壁面に本考案の昇降式移動足場を載置して、建築部の壁面に対する作業を行う場合、作業時に壁面に面した側の足場を取り外して作業を行うことにも対応ができる。
更に、本考案の昇降式移動足場を2以上併用して使用する場合、間の安全柵3を取り外すと、相互に往来可能な形態で使用することができる。
本発明において使用される昇降手段2は、油圧モーターによって作業台を昇降させることができるものであれば特に限定されない。例えば、それぞれの脚を上下に伸縮するものとする方法、その他の構造によるものとすることができる。
図1中、昇降手段2は、4端部近傍に設けられた脚であり、そのそれぞれが高さ方向に伸縮可能なものである。これらの脚部2すべてを同時に昇降させることによって、作業台1の位置を上下させる。そして、作業位置の高さに合わせた状態に調整して、その後、実際の作業を行うものである。このような昇降手段2を伸長させた状態を図2に示した。このように作業台1を上昇させることで、作業者が高所作業する際の足場とすることができる。
図1の実施態様において、上記脚部は、少なくとも4端部近傍において必須のものであり、必要に応じてそれ以上設けるものであっても差し支えない。例えば、細長い形状の昇降式移動足場とする場合は、強度を高めるために、端部以外、中間部等において脚部を設けるものであっても、何ら差し支えない。
図1に示した脚部は、2本の脚部と梁とを備えた門型リフターを使用して形成したものである。門型リフターは、公知であり市販もされている物品であり、市販された門型リフターを使用して本考案の昇降式移動足場を製造するものであっても差し支えない。
図1に示したような構造においては、脚部2上に梁5を設け、その上に作業台1を設置している。このような構造とすることで、強度が得られることとなり、実際の使用に適したものとすることができる。
上記梁5は、繊維強化プラスチック(FRP)からなるものであることが好ましい。これによって、強度を維持しつつ、軽量化を図ることができる点で好ましい。
本考案の昇降手段は、その接地部に車輪4を有するものである。これによって、人力で押すことによって任意の方向に容易に移動させることができ、使用性に優れるものとなる。上記車輪4は、移動させるとき以外は、動かないように固定するためのブレーキ手段を備えるものであることが好ましい。このようにすることで、使用時の安全性を確保することができる。当該車輪は、任意の方向に移動できるようなキャスター機能を有するものであることが好ましい。
更に、上述した本考案の昇降式移動足場を、複数個並べて使用することもできる。このような使用態様について、図3に図示した。このようにすることで、作業範囲が広い場合にも対応できる。また、安全柵のうち、一部を取り外すことで、細長いステージ状の作業場所を確保することもできる。また、作業場所の広さに応じて大きさが異なる昇降式移動足場を使い分ける必要もないし、使用しないときの保管場所の確保においても好ましいものである。
本考案の昇降式移動足場は、以下のように使用することができる。
まず、昇降式移動足場を所定の場所まで、人力で移動させる。その際、作業台は最も低い位置として移動させることが好ましい。
所定の場所に置いて、車輪を固定して、位置を確定させる。
そして、必要な物品を作業台上に載置し、作業者も作業台上に載せて、その後、作業台を昇降させる。作業を行う所定の位置にまで作業台を上昇させて、その後所定の作業を行う。このような作業を行っている状態を示す図を図4として示す。作業を終了した際は、作業台を降下させ、人を下ろす。引き続き別の場所での作業を行う場合は、昇降式移動足場を移動させて、同様の作業を繰り返すことができる。
まず、昇降式移動足場を所定の場所まで、人力で移動させる。その際、作業台は最も低い位置として移動させることが好ましい。
所定の場所に置いて、車輪を固定して、位置を確定させる。
そして、必要な物品を作業台上に載置し、作業者も作業台上に載せて、その後、作業台を昇降させる。作業を行う所定の位置にまで作業台を上昇させて、その後所定の作業を行う。このような作業を行っている状態を示す図を図4として示す。作業を終了した際は、作業台を降下させ、人を下ろす。引き続き別の場所での作業を行う場合は、昇降式移動足場を移動させて、同様の作業を繰り返すことができる。
このような方法で高所作業を行うことで、足場組立が必要なく、高い安全性を確保した状態で作業を行うことができる点で好ましい。
また、本考案の昇降式移動足場は、物品の搬入に使用することもできる。例えば、コンピュータサーバ等の大型の電子機器、エアコンの室外機等のような大型の物品を屋内に搬入する場合にも使用することができる。その際の使用方法は、上述した足場として使用する際の方法と同様のものである。
更に、上述した本考案の昇降式移動足場は、すべてが一体化していて、図1に示したような形状で移動して使用・保管するものであってもよいし、これらを分解して幾つかの部品の状態で保管・移動させて、使用に際して現場で組み立てるものであってもよい。
この場合、脚部、梁、作業台、安全柵をばらばらの状態で移動させ、現場でこれらの部品を組み立てて使用することもできる。このような方法で使用するときであっても、その組み立ては通常の足場設置に比べれば極めて簡単な工程で短時間で行うことができ、更に、安全性にも優れたものとなる。更に、保管・移動も一般的な手法で簡便に行える点で好ましいものである。
本考案の昇降式移動足場は、高さが比較的低い工事現場における高所作業や物品搬入の現場において使用することができる。
1 作業台
2 昇降手段
3 安全柵
4 車輪
5 梁
6 作業者
2 昇降手段
3 安全柵
4 車輪
5 梁
6 作業者
Claims (4)
- 四角形の作業台及び油圧モーターによって作業台を昇降させる昇降手段を備える昇降式移動足場であって、
昇降手段は、接地部に車輪を有するものであり、作業台は安全柵を有するものであることを特徴とする昇降式移動足場。 - 昇降手段は、2以上の門型リフターである請求項1記載の昇降式移動足場。
- 昇降手段は、上下に伸縮する伸縮ビームである請求項1又は2記載の昇降式移動足場。
- 更に、ガラス繊維強化プラスチックからなる梁を備えるものである請求項1,2又は3記載の昇降式移動足場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003403U JP3218841U (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | 昇降式移動足場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003403U JP3218841U (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | 昇降式移動足場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3218841U true JP3218841U (ja) | 2018-11-08 |
Family
ID=64098594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018003403U Expired - Fee Related JP3218841U (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | 昇降式移動足場 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3218841U (ja) |
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2018
- 2018-08-31 JP JP2018003403U patent/JP3218841U/ja not_active Expired - Fee Related
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