JP3231891B2 - プラズマトーチの高さ制御方法及び高さ制御装置 - Google Patents
プラズマトーチの高さ制御方法及び高さ制御装置Info
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Description
ズマトーチの被加工材からの高さを制御する制御方法と
制御装置に関するものである。
ラズマアークを噴射して切断するプラズマ切断或いは溶
接するプラズマ溶接等の加工が行われている。これ等の
加工を行う場合、切断面或いは溶接部位の品質を維持す
るにはプラズマトーチの被加工材からの高さを予め設定
された値に維持して加工することが必要である。
チの高さを維持するために種々の方法や装置が提案され
ている。このような装置として、例えばプラズマトーチ
の周囲にレーザーセンサーや磁気容量型センサー或いは
エアセンサー等のセンサーを配置して該センサーと被加
工材との間隔を検出し、検出値と予め設定された目標値
とを比較して異なる値になったとき、検出値を目標値に
一致させるようにプラズマトーチの高さを制御するもの
がある。
のセンサーを配置して構成されるため、プラズマトーチ
が被加工材の端部に接近したとき安定した制御をするこ
とが困難であるという問題があり、実際に検出する位置
がプラズマトーチの周囲であるため、プラズマトーチの
中心の高さが正確に予め設定された値に制御されている
か否かを保証することが出来ないという問題がある。
ることに着目して極間電圧を測定してプラズマトーチの
高さを制御する方法がある。この方法は、プラズマアー
クを形成する二つの極の間に定電流が印加されるため、
プラズマトーチの高さが変化すると、この変化に応じて
極間電圧が変化するという現象に基づいている。
に対し所定の加工を行っている間、極間電圧を測定して
測定された電圧値を予め設定された電圧値と一致させる
ようにプラズマトーチの高さを制御することで、該トー
チの高さを維持している。この方法では、プラズマトー
チの中心の高さを予め設定された値に維持することが出
来る。
てプラズマトーチの高さを制御する方法では、プラズマ
トーチの高さの変化以外の要因によって極間電圧が変化
した場合、この変化に起因してプラズマトーチの高さが
変化するという問題がある。
傾斜角度の変化に応じて極間電圧に変化が生じた場合、
この極間電圧の変化がプラズマトーチの高さの変化であ
るとして認識され、プラズマトーチが予め設定された高
さに維持されている場合であっても、極間電圧の変化に
応じてプラズマトーチの高さを変化させるような制御が
行われるという問題がある。
材に対する傾斜角度の変化に応じた極間電圧の変化によ
る影響を排除してプラズマトーチの高さを制御する方法
と装置を提供することにある。
マトーチに装着した電極の破壊を予知することを目的と
した研究,プラズマトーチによる加工速度を向上させる
ことを目的とした研究,プラズマトーチによって被加工
材に開先切断を行うことを目的とした研究等を実施した
過程で、プラズマトーチ高さの変化以外に極間電圧を変
化させる要因が複数存在することが判明した。
ラズマトーチの移動速度の変化,プラズマトーチの被加
工材に対する傾斜角度の変化等であり、前記要因による
極間電圧に対する影響を排除することでプラズマトーチ
の高さを正確に制御し得ることを確認した。
さ制御方法は、プラズマトーチに装着された電極と被加
工材との間にプラズマアークを形成すると共に前記電極
と被加工材との間の極間電圧を測定して該電圧が予め設
定された値と等しくなるようにプラズマトーチの被加工
材からの高さを制御する制御方法であって、予め非消耗
状態の電極を装着したプラズマトーチを被加工材に対し
垂直に配置して一定の速度で移動させたときのプラズマ
トーチの高さに対応する極間電圧を基準値として設定す
ると共に、予め前記プラズマトーチの被加工材に対する
傾斜角度の変化によって生じる極間電圧の変化を計測し
て補正値を設定し、被加工材を加工する際に、実際の極
間電圧を測定して該測定値又は基準値を補正値によって
補正してプラズマトーチの高さを制御することを特徴と
するものである。
御装置は、電極を装着したプラズマトーチと、プラズマ
トーチに装着された電極と被加工材との間の極間電圧を
測定する測定手段と、プラズマトーチを被加工材に対し
垂直方向に昇降させる昇降手段と、非消耗状態の電極を
装着したプラズマトーチを被加工材に対し垂直に配置し
て一定の速度で移動させたときのプラズマトーチの被加
工材からの高さに対応する極間電圧のデータからなる基
準データを記憶する基準値記憶部と、プラズマトーチの
被加工材に対する傾斜角度の変化による極間電圧の変化
データを補正データとして記憶する補正値記憶部と、前
記補正値記憶部に記憶された補正データに対応する情報
を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出され
た情報と補正データに基づいて前記測定手段によって測
定された極間電圧又は基準データを補正する制御部と、
前記制御部によって補正された値に応じて前記昇降手段
を駆動する駆動手段とを有して構成されるものである。
プラズマトーチ(以下単に『トーチ』という)の被加工
材からの高さ(以下『トーチの高さ』という)の変化以
外に極間電圧を変化させるトーチの被加工材に対する傾
斜角度の変化の影響を排除して正確にトーチの高さを制
御することが出来る。
ーチを被加工材に対し垂直に配置して一定の速度で移動
させたときのトーチの高さに対応する極間電圧を基準値
とし、トーチの高さの変化以外の極間電圧を変化させる
要因であるトーチの被加工材に対する傾斜角度の変化の
影響による極間電圧の変化を計測して補正値を設定し、
加工に際し、実際の極間電圧及びトーチの傾斜角度を測
定して測定された極間電圧又は基準値を実際の傾斜角度
に応じた補正値によって補正することで、トーチの高さ
を正確に維持するように制御することが出来る。
材(+極)との間に定電流を印加してプラズマアークを
形成し、トーチの高さを変化させると極間距離が変化し
て極間電圧が変化する。従って、非消耗状態の電極を装
着したトーチを被加工材に対し垂直に配置して一定の速
度で移動させたときのトーチの高さに対応する極間電圧
を計測することでトーチの高さの制御基準である基準値
を設定することが出来る。
圧が増加する。このため、非消耗状態の電極を装着した
トーチを一定の移動速度で移動させてトーチの傾斜角度
を変化させ、このときトーチの傾斜角度の変化に応じた
極間電圧を計測することで傾斜角度の変化を要因とする
補正値を設定することが出来る。
っている間トーチの傾斜角度を検出すると共に極間電圧
を測定し、検出した傾斜角度に対応する補正値を決定
し、この補正値によって測定された極間電圧又は基準値
を補正することで、トーチの傾斜角度を要因とする極間
電圧の影響を排除することが出来る。
値によって実際の極間電圧又は基準値を補正すること
で、該要因による影響を排除してトーチを予め設定され
た高さに維持するように制御することが出来る。
上記制御方法を実施してトーチを予め設定された高さに
維持するように制御することが出来る。
装着したトーチを被加工材に対し垂直に配置して一定の
速度で移動させたときのトーチの被加工材からの高さに
対応する極間電圧のデータからなる基準データを記憶さ
せると共に、補正値記憶部に補正データを記憶させ、検
出手段によって前記補正データに対応する情報を検出す
ると共に測定手段によって実際の極間電圧を測定してこ
れ等の情報を制御部に伝達すると、制御部では検出情報
と補正データに基づいて実際に測定された極間電圧又は
基準データを補正することが出来る。そして補正された
値に応じて昇降手段を駆動することで、電極を装着した
トーチを被加工材に対し垂直方向に昇降させて高さを制
御することが出来る。
いて図を用いて説明し、合わせてトーチの高さ制御装置
について説明する。図1はプラズマ加工装置の一例であ
るプラズマ切断装置の斜視図、図2はトーチの高さを制
御する基準値を説明する図、図3はトーチの傾斜角度の
変化に応じて変化する極間電圧を説明する図、図4は制
御系のブロック図である。
ーチと被加工材との間に形成されるプラズマアークは定
電流制御されるため、トーチの高さが変化するとこの変
化に伴って極間電圧が変化するという現象に基づいてい
る。
いる間、電極と被加工材の間の極間電圧を測定し、測定
された極間電圧の値を補正値によって補正して基準値と
比較することで、又は測定された極間電圧の値を補正値
によって補正された基準値と比較することで、トーチの
高さを制御することが可能である。以下本発明に係るト
ーチの高さ制御方法を具体的に説明する。
に示す制御の基準となるトーチの高さと極間電圧との関
係を求める。同図は、非消耗状態の電極をトーチに装着
し、且つトーチを被加工材に対し垂直に配置して定電流
に制御したプラズマアークを形成させて一定の速度で移
動させ、この移動過程でトーチを昇降させて得た線の一
例を示すものである。
に応じた種々の電流値に対応して複数の線(例えば、 1
00A, 150A等)が設定される。前記複数の線は夫々対
応する加工条件に応じた基準値としての機能を有するも
のであり、被加工材の厚さ,加工条件等が決定されたと
き、前記線の中から特定の線が選択されて加工条件等に
応じた特定の基準値が設定される。
間電圧を後述するトーチの被加工材に対する傾斜角度の
変化に応じた補正値によって補正し、補正された極間電
圧と基準値を比較することで、或いは基準値を補正値に
よって補正し、補正された基準値と実際の極間電圧を比
較することで、前記要因に起因する影響を排除してトー
チの高さを制御することが可能である。
化に応じて極間電圧が変化する。従って、トーチを一定
の速度で移動させつつ傾斜させたときの極間電圧を計測
することで、図3に示す傾斜角度と極間電圧との関係を
示す線を得ることが可能である。
変化を要因とする補正値とし、加工に際してトーチの傾
斜角度を検出すると共に実際の極間電圧を測定し、検出
された傾斜角度に対応する極間電圧の値を実際の極間電
圧から差し引くことで、測定された極間電圧を補正する
ことが可能である。また検出された傾斜角度に対応する
極間電圧の値を基準値に加えることで基準値を補正する
ことが可能である。
いて図1により説明する。同図に示す加工装置はトーチ
1を用いて被加工材2を切断する切断装置として構成さ
れている。尚、以下説明するトーチの高さ制御方法は切
断装置,溶接装置或いは他の加工装置に共通して適用し
得るものであり、且つ高さ制御装置も同一に構成された
ものを使用することが可能である。
ール3には、走行サドル4aとレール3と直交方向に配
置されたクロスガーター4bからなるフレーム4が走行
可能に搭載されている。クロスガーター4bにはトーチ
1を有するキャリッジ5が横行可能に搭載されている。
るトーチ上下装置6が設けられており、このトーチ上下
装置6の下方にトーチ1を傾斜させる傾斜装置7が設け
られている。そしてクロスガーター4bの下方であって
トーチ1の移動範囲に対応して被加工材2が配置されて
いる。
高さ及び移動軌跡を制御する制御装置8が設けられ、フ
ロア上にはプラズマ用の電源9が設けられている。前記
電源9とトーチ1及び被加工材2はは夫々ケーブル10
a,10bによって接続され、且つ制御装置8とケーブル
10cによって接続されている。
ム4をレール3に沿って走行させる走行モーター11が設
けられており、このモーター11に該モーター11の回転を
検出するロータリーエンコーダー11aが取り付けられて
いる。またキャリッジ5には該キャリッジ5を横行させ
る横行モーター12が設けられており、横行モーター12に
該モーター12の回転を検出するロータリーエンコーダー
12aが取り付けられている。
11,横行モーター12の回転を制御することでフレーム
4,キャリッジ5を所望の方向に走行させ、これによ
り、トーチ1を被加工材2上で二次元的に移動させるこ
とが可能である。またトーチ1のレール3に沿った方向
の速度及びクロスガーター4bに沿った方向の速度はロ
ータリーエンコーダー11a,12aによって検出される。
に応じてトーチ1を昇降させるものであり、トーチ1を
昇降させる駆動手段となる昇降モーター13が取り付けら
れている。この昇降モーター13には該モーター13の回転
を検出するロータリーエンコーダー13aが取り付けられ
ている。
7は、トーチ1を該トーチ1の軸心の延長上に設定され
た点を中心として所望の角度に傾斜させるものであり、
扇状のガイド7aと、ガイド7aに装着され且つトーチ
1を取り付けたホルダー7bと、ホルダー7bをガイド
7aに沿って移動させる傾斜モーター14とによって構成
されている。また傾斜モーター14には該モーター14の回
転を検出するロータリーエンコーダー14aが取り付けら
れている。
ー13aによって検出することが可能であり、且つトーチ
1の傾斜角度をエンコーダー14aによって検出すること
が可能である。
る制御系について説明する。図に於いて、21aは基準値
記憶部であり、図2に示す非消耗状態の電極を装着した
トーチ1を被加工材2に対し垂直に配置して一定の速度
で移動させたときのトーチ1高さに応じた極間電圧であ
る基準データを記憶している。
に装着した電極1aのプラズマアーク発生回数,使用時
間(アークタイム)の増加に応じた電極1aの消耗デー
タ及び電極の消耗に応じた極間電圧の変化データやトー
チ1の移動速度の変化に応じた極間電圧の変化データを
記憶し、且つ図3に示すトーチ1の傾斜角度の変化に応
じた極間電圧の変化データを記憶している。
入力手段によって入力された維持すべきトーチ1の高さ
情報,被加工材2の板厚情報,トーチ1の移動速度情
報,或いはトーチ1の軌跡情報等の情報を記憶する機能
を有するものである。
介して伝達された傾斜角度情報に応じて補正値記憶部21
bに記憶された該情報に対応する極間電圧の変化データ
を読みだし、この変化データによって実際に測定された
極間電圧或いは基準データを補正する演算を行うと共
に、演算結果に基づいてトーチ上下装置6を駆動する駆
動信号を発生するものである。尚、上記記憶部21a,21
b、制御部22は制御装置8に組み込まれている。
を積算する積算部であり、25は電極1aのアークタイム
を計測する計測部である。前記積算部24,計測部25は電
源9と接続され、被加工材2に対する加工の実施毎にプ
ラズマアークの発生回数及びアークタイムを計数し、こ
の計数値を制御部22に伝達する機能を有する。
間電圧の測定部であり、制御部22と接続されてトーチ1
が被加工材2に対し所定の加工を実施している間、電極
1aと被加工材2の間の極間電圧を測定してこの情報を
制御部22に伝達する。
ーダ11a,12aから発生する信号に基づいてトーチ1の
移動速度を演算するものである。そして演算された移動
速度情報は制御部22に伝達される。尚、速度演算部27は
制御部22を用いることが可能である。
ンコーダ14aから発生する信号に基づいてトーチ1の傾
斜角度を演算するものである。この傾斜角度演算部28に
よって演算された傾斜角度情報は制御部22に伝達され
る。尚、傾斜角度演算部28は制御部22を用いることが可
能である。
ーター13のドライバであり、制御部22から伝達された駆
動信号に応じて昇降モーター13を駆動するものである。
また昇降モーター13に取り付けたロータリーエンコーダ
13aは制御部22と接続され、昇降モーター13の回転によ
るトーチ上下装置6の昇降情報を制御部22に伝達する。
々基準データ,補正データを記憶させると共に記憶部21
cにトーチ1を維持すべき高さ情報及び被加工材2の加
工情報を入力する。そしてトーチ1を被加工材2の上方
所定位置にセットしてプラズマアークを形成して加工を
開始させると、積算部24,計測部25からトーチ1に装着
された電極1aのプラズマアークの発生回数,アークタ
イム情報が制御部22に伝達される。
の極間電圧を測定して制御部22に伝達する。また被加工
材2に対する加工の実施に伴って、トーチ1のレール3
に沿った方向及びクロスガーター4bに沿った方向の速
度がロータリーエンコーダ11a,11bによって検出さ
れ、検出された信号を速度演算部27で演算してトーチ1
の移動速度情報として制御部22に伝達する。
工材2に対し所望の角度に傾斜させると、傾斜モーター
14の回転がロータリーエンコーダ14aによって検出さ
れ、傾斜角度演算部28によりトーチ1の傾斜角度が演算
されて傾斜角度情報として制御部22に伝達される。
対応した極間電圧の値を決定し、測定された実際の極間
電圧の値から傾斜角度に応じた極間電圧の値を差し引く
ことで補正すると共に、補正された極間電圧の値を基準
値と比較する。そして両者の値が異なるとき、補正され
た極間電圧を基準値と一致させるような駆動信号が発生
して昇降モーター13を駆動する。これにより、トーチ1
は傾斜角度を要因とする影響を排除して高さを制御され
る。
加工を実施している間、トーチ1は予め設定された高さ
に維持される。従って、トーチ1は被加工材2に対し常
に適正な間隔を維持して良好な加工を実施することが可
能である。
プラズマトーチの高さ制御方法では、プラズマトーチの
高さの変化以外の極間電圧を変化させる要因であるプラ
ズマトーチの被加工材に対する傾斜角度の変化による補
正値を設定し、加工中に測定された極間電圧又は予め設
定された基準値を補正値によって補正することで、前記
要因による影響を排除してプラズマトーチの高さを維持
し得るように制御することが出来る。このため、プラズ
マトーチを適正な高さに維持してプラズマ加工を実施す
ることが可能となり、切断面の品質或いは溶接部位の品
質を安定させることが出来る。
御装置では、上記制御方法を実施して確実に且つ安定し
た状態でプラズマトーチを予め設定された高さに維持す
ることが出来る等の特徴を有するものである。
置の斜視図である。
ある。
電圧を説明する図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 プラズマトーチに装着された電極と被加
工材との間にプラズマアークを形成すると共に前記電極
と被加工材との間の極間電圧を測定して該電圧が予め設
定された値と等しくなるようにプラズマトーチの被加工
材からの高さを制御する制御方法であって、予め非消耗
状態の電極を装着したプラズマトーチを被加工材に対し
垂直に配置して一定の速度で移動させたときのプラズマ
トーチの高さに対応する極間電圧を基準値として設定す
ると共に、予め前記プラズマトーチの被加工材に対する
傾斜角度の変化によって生じる極間電圧の変化を計測し
て補正値を設定し、被加工材を加工する際に、実際の極
間電圧を測定して該測定値又は基準値を補正値によって
補正してプラズマトーチの高さを制御することを特徴と
したプラズマトーチの高さ制御方法。 - 【請求項2】 電極を装着したプラズマトーチと、プラ
ズマトーチに装着された電極と被加工材との間の極間電
圧を測定する測定手段と、プラズマトーチを被加工材に
対し垂直方向に昇降させる昇降手段と、非消耗状態の電
極を装着したプラズマトーチを被加工材に対し垂直に配
置して一定の速度で移動させたときのプラズマトーチの
被加工材からの高さに対応する極間電圧のデータからな
る基準データを記憶する基準値記憶部と、プラズマトー
チの被加工材に対する傾斜角度の変化による極間電圧の
変化データを補正データとして記憶する補正値記憶部
と、前記補正値記憶部に記憶された補正データに対応す
る情報を検出する検出手段と、前記検出手段によって検
出された情報と補正データに基づいて前記測定手段によ
って測定された極間電圧又は基準データを補正する制御
部と、前記制御部によって補正された値に応じて前記昇
降手段を駆動する駆動手段と、を有することを特徴とし
たプラズマトーチの高さ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12317193A JP3231891B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | プラズマトーチの高さ制御方法及び高さ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12317193A JP3231891B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | プラズマトーチの高さ制御方法及び高さ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312270A JPH06312270A (ja) | 1994-11-08 |
JP3231891B2 true JP3231891B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=14853947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12317193A Expired - Lifetime JP3231891B2 (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | プラズマトーチの高さ制御方法及び高さ制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3231891B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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KR20160053353A (ko) * | 2014-11-03 | 2016-05-13 | 현대중공업 주식회사 | 플라즈마 절단 장치 및 이를 이용한 대상물 절단 방법 |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP12317193A patent/JP3231891B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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JPH06312270A (ja) | 1994-11-08 |
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