JP3231704B2 - データ消失防止機能付きディスクアレイ装置 - Google Patents

データ消失防止機能付きディスクアレイ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムのディスクアレイ装置に関し、特に、データ消失防
止機能付きのディスクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクアレイ装置は、ディスクアレイ
装置を構成する1台の磁気ディスク装置に障害が発生
し、障害の発生した磁気ディスク装置を交換した際、全
データの復元を行う。復元の際、ディスクアレイ装置を
構成する他の磁気ディスク装置で1箇所でもデータを読
めないアドレスが発生すれば、そこの読み出せなかった
データは、復旧不可能な状態となり、交換した磁気ディ
スク装置に対してデータ復旧は不可能になってしまう。
データ消失防止機能付きディスクアレイ装置は、この問
題を防止するため考えられた機能である。従来のデータ
消失防止機能付きディスクアレイ装置の一例が特開平9
−62461号公報に記載されている。
【0003】この公報に記載されたデータ消失防止機能
は、ディスクアレイ装置の負荷状態が低い状態の時に読
み出しテストを実施する機能である。負荷状態を確認す
るステップと、媒体面を検査するステップと、検査にて
異常が確認された場合、そのアドレスを不良交替領域に
割り当てるステップと、異常が確認されたデータを他デ
ータから復旧するステップで構成されている。ディスク
アレイ装置がホストシステムからのI/O命令に影響を
与えない程度の負荷であると判断すると磁気ディスク媒
体面検査手段により媒体面の検査を行う。媒体面の異常
によりデータの復旧が必要な場合、他の異常の発生して
いない磁気ディスク装置のデータを利用し、異常箇所の
データを復旧し、交替領域に復旧データを書き込む。こ
れにより、磁気ディスク装置の障害が発生する前のデー
タの冗長性がある段階で事前に媒体不良を検知し、デー
タの消失を防止する。
【0004】しかし、この従来技術には、次のような問
題点があった。
【0005】第1の問題点は、そのデータ消失防止機能
が一度起動した後、ホストシステムからのI/O命令で
ディスクアレイ装置の使用が始まると、ホストシステム
のI/O動作と検査のI/O動作が、同時に動作する
為、検査が終了するまで磁気ディスク装置は、高負荷状
態で動作する点である。
【0006】その理由は、高負荷の時には検査を中断
し、再度、検査を再開する際には未検査のアドレスから
検査を再開する仕組みになっていないことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、データの消
失を未然に防止するディスクアレイ装置の全磁気ディス
ク装置のデータ読み出しテストをホストコンピュータに
よるI/O動作の間隙を縫って逐次行うものである。す
なわち、データ消失防止テスト部は、ディスクアレイ装
置のI/O待ち時間を検出し、データ読み出しテストを
実行する。データ読み出しテストの処理単位は磁気ディ
スク装置のI/O単位であるレコード単位に行い、デー
タ読み出しテスト処理により磁気ディスク装置のI/O
動作時間を長時間保持してホストコンピュータ処理のI
/O動作に影響を及ぼさないものとする。データ消失防
止テスト部は、ホストコンピュータの業務処理に影響を
与えることなく、全磁気ディスク装置のデータを逐次実
行するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明のデータ消失防
止機能付きディスクアレイ装置は、ホストコンピュータ
に接続されるディスクアレイ装置であって、前記ホスト
コンピュータのI/O動作を妨げないように読み出しテ
ストを行うデータ消失防止テスト部と、磁気ディスク装
置を並列に処理するディスクアレイ制御部と、前記磁気
ディスク装置を制御する磁気ディスク制御部と、第1の
論理ディスク装置から第nの論理ディスク装置までの並
列な論理ディスク装置として使用される前記磁気ディス
ク装置と、を備え、前記データ消失防止テスト部が、テ
スト開始時間を計測するテスト開始時間カウンタと、前
記ディスクアレイ制御部が前記ホストコンピュータから
のI/O命令を実行中であるか否かを確認し前記ディス
クアレイ制御部がI/O動作中でない場合にデータテス
ト部を作動させるホストI/Oチェック部と、データの
読み出しテストを行うデータテスト部と、直前にデータ
読み出しテストを実行したアドレスを記憶するテスト済
みデータアドレス記憶部と、前記テスト済みデータアド
レス記憶部に記憶しているアドレスが最終アドレスかど
うかを比較し最終アドレスと一致しないときは前記ホス
トI/Oチェック部に動作の開始を指示するアドレス比
較部と、を含み、前記アドレス比較部で最終アドレスと
一致したときにテスト時間の計測を終了し、テスト終了
の時間が定期にテストを実行する間隔のn時間を上回っ
ている場合には継続してテストを実行し、テスト終了の
時間が定期にテストを実行する間隔のn時間を下回って
いる場合にはテストを終了しテストの開始からn時間経
過後に前記テスト開始時間カウンタが起動しテストを自
動的に開始する、ことを特徴とする
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1について図
面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1を参照すると、本実施の形態1は、ホ
ストコンピュータ1とディスクアレイ装置2とで構成さ
れている。
【0011】ディスクアレイ装置2は、ホストコンピュ
ータ1のI/O動作を妨げないように読み出しテストを
行うデータ消失防止テスト部3と、磁気ディスク装置1
1を並列に処理するディスクアレイ制御部9と、磁気デ
ィスク装置11を制御する磁気ディスク制御部10と、
第1の論理ディスク装置から第nの論理ディスク装置ま
での並列な論理ディスク装置として使用される磁気ディ
スク装置11とを備えている。
【0012】データ消失防止テスト部3は、テスト開始
時間カウンタ4と、ホストI/Oチェック部5と、デー
タテスト部6と、テスト済みデータアドレス記憶部7
と、アドレス比較部8とを含む。
【0013】テスト開始時間カウンタ4は、読み出しテ
ストを定期的に行うため、前回のテスト開始からn時間
経過後に読み出しテストを起動できるように経過時間を
計測している。ホストI/Oチェック部5は、ディスク
アレイ制御部9がI/O動作を行っているかを確認し、
ディスクアレイ制御部9がI/O動作中ではない場合に
データテスト部6を作動させる。データテスト部6はテ
スト済みデータアドレス記憶部7のアドレスを基に、次
にテストを行うアドレスを決定し、ディスクアレイ制御
部9に読み出しの命令を出す。データを正常に読み出し
た場合、テスト済みアドレス記憶部7に今回テストした
アドレスを記憶させる。テスト済みデータアドレス記憶
部7は、データテスト部6がテストしたアドレスを格納
するための記憶部であり、次のアドレスが渡されるまで
格納したアドレスを記憶する。また、記憶したアドレス
はアドレス比較部8に渡される。アドレス比較部8は、
最終アドレスとテストしたアドレスを比較し、最終アド
レスと一致するまでテストを繰り返す。最終アドレスと
一致した場合、テスト開始時間カウンタ4にテストの終
了を知らせる。
【0014】ここで、ディスクアレイ装置の制御を簡単
に説明する。ディスクアレイ制御部9は、磁気ディスク
制御部10を介して磁気ディスク装置11を第1の論理
磁気ディスク装置から第nの論理磁気ディスク装置の構
成で並列に使用することで、ディスクアレイ装置として
使用するための制御を行う。ディスクアレイ制御部9
は、データに冗長データを持たせることで、1台の磁気
ディスク装置のデータの欠落が生じても他の磁気ディス
ク装置が持っている冗長データを使用することで欠落し
たデータを復元する事ができる。この欠落したデータに
関しては、ディスクアレイ制御部9が復元し、データを
磁気ディスク装置11の代替領域に記録保存する。欠落
データを復元する為の冗長データの生成は、ホストコン
ピュータ1から渡されるデータを磁気ディスク装置11
に記録する際、ディスクアレイ制御部9が渡されたデー
タからパリティ生成を行い、冗長データとして磁気ディ
スク装置11に記録する。磁気ディスク制御部10は、
ディスクアレイ制御部9の命令を磁気ディスク装置11
に対して実行する。磁気ディスク装置11は、磁気ディ
スク制御部10からの命令を実行する。
【0015】本実施の形態1の動作について、図1及び
図2を参照して詳細に説明する。
【0016】図1のデータ消失防止テスト部3は、テス
ト開始時間カウンタ4が前回のテスト開始からn時間計
測すると機能を開始する(図2のステップ21)。テス
ト開始時間カウンタ4は、ホストI/Oチェック部5に
対し動作の開始を命令する(図2のステップ21及び2
3)。また、この時、テスト開始カウンタ4は、テスト
時間の計測を開始する(図2のステップ22)。ホスト
I/Oチェック部5は、テスト開始カウンタ4よりテス
ト動作の開始の命令を受け、ディスクアレイ制御部9に
I/Oの動作中であるかの確認を行う(図2のステップ
23及び24)。I/O動作がなければ、データテスト
部6を動作させる(図2のステップ24及び25)。デ
ータテスト部6は、テスト済みデータアドレス記憶部7
のアドレスを参照し、ディスクアレイ制御部9に対し、
参照したアドレスの次のアドレスのデータ読み出し命令
を実行する(図2のステップ25)。ディスクアレイ制
御部9は、データテスト部6の命令を受け、そのアドレ
スに対して磁気ディスク制御部10を介し、磁気ディス
ク装置11に読み出し命令を実行する(図2のステップ
25)。命令が正常に終了すれば、データテスト部6に
データ読み出し終了を報告する(図2のステップ2
9)。命令に対して、磁気ディスク制御部10の何れか
の磁気ディスク制御部より異常の報告があった場合、他
の磁気ディスク装置のデータを利用し、データが正常に
読めなかった箇所のデータの復元を行う(図2のステッ
プ27)。復元したデータは、正常に読めなかった磁気
ディスク装置の代替領域に記録する為、磁気ディスク制
御部10を介して代替領域を割り当て復元したデータを
書き込む(図2のステップ28)。データの書き込みが
終了した後、データテスト部6に命令終了の報告を行う
(図2のステップ29)。データテスト部6は、ディス
クアレイ制御部9より命令終了の報告を受けた後、テス
ト済みデータアドレス記憶部7にテストしたアドレスを
渡し記憶させる(図2のステップ30)。テスト済みデ
ータアドレス記憶部7は、新しいアドレスを記憶した
際、アドレス比較部8にアドレスを渡す(図2のステッ
プ31)。アドレス比較部8は、テスト済みデータアド
レス記憶部7よりアドレスを渡された際、その渡された
データが最後のアドレスかどうかを最終アドレスと比較
する(図2のステップ32)。最終アドレスと一致しな
い場合、ホストI/Oチェック部5に動作の開始を命令
する(図2のステップ32)。最終アドレスと一致した
場合、テスト時間の計測を終了する(図2のステップ3
3)。テストが終了する時間が、定期にテストを実行す
る間隔のn時間を上回っているか下回っているかを調
べ、次のテストの開始を判断する(図2のステップ3
4)。上回っていれば、継続してテストを実行する(図
2の34及び22)。下回っていれば、テストを終了
し、テストの開始からn時間経過後、テスト開始時間カ
ウンタ4が起動し、同じ動作を繰り返し実行する。(図
2のステップ34及び21)。
【0017】次に、本発明の実施の形態2について図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図3を参照すると、本実施の形態2は、ホ
ストコンピュータ41と、ディスクアレイ装置42とで
構成されている。
【0019】ディスクアレイ装置42は、ホストコンピ
ュータ41のI/O動作を妨げないように読み出しテス
トを行うデータ消失防止テスト部43と、磁気ディスク
装置52を並列に処理するディスクアレイ制御部50
と、磁気ディスク装置52を制御する磁気ディスク制御
部51と、第1の論理ディスク装置から第nの論理ディ
スク装置までの並列な論理ディスク装置として使用され
る磁気ディスク装置52とを備えている。
【0020】データ消失防止テスト部43は、テスト開
始スイッチ44と、テスト実施アドレス入力部45と、
出力部46と、データテスト部47と、テスト済みデー
タアドレス記憶部48と、アドレス比較部49とを含
む。
【0021】本実施の形態は、テストの開始をオペレー
タが介入し、オペレータが判断してデータのテストを実
施する方法であり、図1に示された実施の形態1におけ
るテスト開始カウンタ4の計測での約n時間間隔後にデ
ータのテストを開始するテスト方法と開始方法が異な
る。
【0022】テスト開始スイッチ44は、オペレータが
スイッチをONさせることで出力部46にテスト実施ア
ドレスの入力を要求する表示を行う。テスト実施アドレ
ス入力部45でテストを実施するアドレスを入力する。
アドレスの指定方法として、1個のアドレスを指定する
単一形式,複数個のアドレスを指定するリスト形式,開
始アドレスと終了アドレスを指定する範囲形式が可能で
ある。オペレータはホストコンピュータのI/O負荷の
状態を判断して入力形式を選択する。出力部46は、オ
ペレータへのテスト実施アドレスの入力要求、テストア
ドレスの表示、テスト終了の表示を行う。データテスト
部47は、テスト実施アドレス入力部45で入力された
アドレスでディスクアレイ制御部50に読み出しの命令
を出す。データを正常に読み出した場合、テスト済みア
ドレス記憶部48に今回テストしたアドレスを記憶させ
る。テスト済みデータアドレス記憶部48は、データテ
スト部47がテストしたアドレスを格納するための記憶
部であり、次のアドレスが渡されるまで格納したアドレ
スを記憶する。また、記憶したアドレスはアドレス比較
部49に渡される。アドレス比較部49は、最終アドレ
スとテストしたアドレスを比較する。
【0023】本実施の形態2の動作について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0024】図3のデータ消失防止テスト部43は、テ
スト開始スイッチ44がONになった場合、機能を開始
する(図4のステップ61)。テスト開始スイッチ44
がONになったことで出力部46にテスト実施アドレス
の入力要求が表示される。その後、テスト実施アドレス
入力部45で、テスト実施アドレスを入力する(図4の
ステップ62)。データテスト部47は指定されたアド
レスのデータのテストを実施する(図4のステップ6
3)。ディスクアレイ制御部50は、データテスト部4
7の命令を受け、そのアドレスに対して磁気ディスク制
御部51を介し、磁気ディスク装置52に読み出し命令
を実行する(図2のステップ63)。
【0025】図4のステップ68〜74は、図2に示さ
れた実施の形態1のステップ26〜32と同様なので説
明は省略する。
【0026】今回テストしたアドレスと最終アドレスを
比較し、最終アドレスと一致しなかった場合、今回テス
トしたアドレスを出力部46に表示する(図4のステッ
プ75)。今回テストしたアドレスと最終アドレスが一
致した場合、出力部46にテスト終了の表示を行う(図
4のステップ76)。
【0027】本実施の形態2は、読み出しテストの実施
をディスクアレイ装置に自動的に判断させる方法ではな
く、オペレータの判断でシステムの負荷が低い時、読み
出しのテストを行う効果がある。
【0028】
【発明の効果】第1の効果は、本発明のデータ消失防止
機能が、I/O動作の最小単位をその実行単位としてデ
ィスクアレイ装置内で逐次に実行することにより、ホス
トコンピュータのI/O制御処理に対しホストコンピュ
ータの負荷増大を招くことなく磁気ディスク装置のデー
タのテストおよび代替位置への移動を行うことである。
その理由は、アドレス単位でテストを行うため、長時
間、ディスクアレイ制御部を占有せず、常にホストコン
ピュータのI/O動作を優先することが可能になるため
である。
【0029】第2の効果は、本発明のデータ消失防止機
能が、テスト開始時間カウンタを設けることにより、常
にテストを実行するのではなく、ある定期にテストを実
行することである。その理由は、ホストコンピュータの
I/O動作がないときに常にテストを行うことは、ディ
スクアレイ装置に常に何らかの負荷が発生する。このた
め、テストの実行を間隔を置いて行うことで、ディスク
アレイ装置に対しての負荷を軽減し、回路および磁気デ
ィスク装置の機構部の温度上昇を抑えるためためであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の構成図
【図2】実施の形態1のフロー図
【図3】実施の形態2の構成図
【図4】実施の形態2のフロー図
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 ディスクアレイ装置 3 データ消失防止テスト部 4 テスト開始時間カウンタ 5 ホストI/Oチェック部 6 データテスト部 7 テスト済みデータアドレス記憶部 8 アドレス比較部 9 ディスクアレイ制御部 10 磁気ディスク制御部 11 磁気ディスク装置 41 ホストコンピュータ 42 ディスクアレイ装置 43 データ消失防止テスト部 44 テスト開始スイッチ 45 テスト実施アドレス入力部 46 出力部 47 データテスト部 48 テスト済みデータアドレス記憶部 49 アドレス比較部 50 ディスクアレイ制御部 51 磁気ディスク制御部 52 磁気ディスク装置

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続されるディス
    クアレイ装置であって、 前記ホストコンピュータのI/O動作を妨げないように
    読み出しテストを行うデータ消失防止テスト部と、磁気
    ディスク装置を並列に処理するディスクアレイ制御部
    と、前記磁気ディスク装置を制御する磁気ディスク制御
    部と、第1の論理ディスク装置から第nの論理ディスク
    装置までの並列な論理ディスク装置として使用される前
    記磁気ディスク装置と、 を備え 前記データ消失防止テスト部が、テスト開始時間を計測
    するテスト開始時間カウンタと、前記ディスクアレイ制
    御部が前記ホストコンピュータからのI/O命令を実行
    中であるか否かを確認し前記ディスクアレイ制御部がI
    /O動作中でない場合にデータテスト部を作動させるホ
    ストI/Oチェック部と、データの読み出しテストを行
    うデータテスト部と、直前にデータ読み出しテストを実
    行したアドレスを記憶するテスト済みデータアドレス記
    憶部と、前記テスト済みデータアドレス記憶部に記憶し
    ているアドレスが最終アドレスかどうかを比較し最終ア
    ドレスと一致しないときは前記ホストI/Oチェック部
    に動作の開始を指示するアドレス比較部と、を含み、 前記アドレス比較部で最終アドレスと一致したときにテ
    スト時間の計測を終了し、テスト終了の時間が定期にテ
    ストを実行する間隔のn時間を上回っている場合には継
    続してテストを実行し、テスト終了の時間が定期にテス
    トを実行する間隔のn時間を下回っている場合にはテス
    トを終了しテストの開始からn時間経過後に前記テスト
    開始時間カウンタが起動しテストを自動的に開始する、 ことを特徴とするデータ消失防止機能付きディスクアレ
    イ装置。
  2. 【請求項2】 前記データ消失防止テスト部が、オペレ
    ータがスイッチをONさせることでテスト実施アドレス
    の入力要求を出力部に表示するテスト開始スイッチと、
    テストを実施するアドレスを入力するテスト実施アドレ
    ス入力部と、オペレータに対してテスト実施アドレスの
    入力要求,テストしたアドレスの表示,およびテスト終
    了の表示を行う出力部と、データの読み出しテストを行
    うデータテスト部と、直前にデータ読み出しテストを実
    行したアドレスを記憶するテスト済みデータアドレス記
    憶部と、前記テスト済みデータアドレス記憶部に記憶し
    ているアドレスが最終アドレスかどうかを比較し最終ア
    ドレスと一致しないときは前記テスト実施アドレス入力
    部に動作の開始を指示し最終アドレスと一致したときは
    前記出力部にテスト終了の表示を行うアドレス比較部
    と、 を含むことを特徴とする請求項1記載のデータ消失防止
    機能付きディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記データテスト部におけるデータの読
    み出しテスト中に、前記磁気ディスク制御部の何れかの
    磁気ディスク制御部より異常の報告があった場合、他の
    磁気ディスク装置のデータを利用し、データが正常に読
    めなかった箇所のデータの復元を行い、復元したデータ
    を正常に読めなかった磁気ディスク装置の代替領域に記
    録するために前記磁気ディスク制御部を介して代替領域
    を割り当て、復元したデータを書き込むことを特徴とす
    る請求項または請求項記載のデータ消失防止機能付
    きディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータのI/O命令が
    発生しテストを中断した場合でも、前記テスト済みデー
    タアドレス記憶部が記憶しているアドレスを基に未テス
    トデータのアドレスからテストが行えることを特徴とす
    る請求項記載のデータ消失防止機能付きディスクアレ
    イ装置。
  5. 【請求項5】 前記読み出しテストの1回の処理単位を
    前記磁気ディスク装置のレコード単位に行うことを特徴
    とする請求項または請求項記載のデータ消失防止機
    能付きディスクアレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記テスト実施アドレス入力部で入力す
    るアドレスを単一形式で指定することを特徴とする請求
    記載のデータ消失防止機能付きディスクアレイ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記テスト実施アドレス入力部で入力す
    るアドレスをリスト形式で指定することを特徴とする請
    求項記載のデータ消失防止機能付きディスクアレイ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記テスト実施アドレス入力部で入力す
    るアドレスを範囲形式で指定することを特徴とする請求
    記載のデータ消失防止機能付きディスクアレイ装
    置。
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