JP3231477B2 - 射出延伸吹込成形機 - Google Patents

射出延伸吹込成形機

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JP3231477B2 JP11913493A JP11913493A JP3231477B2 JP 3231477 B2 JP3231477 B2 JP 3231477B2 JP 11913493 A JP11913493 A JP 11913493A JP 11913493 A JP11913493 A JP 11913493A JP 3231477 B2 JP3231477 B2 JP 3231477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットパリソン方式あ
るいは1ステージ方式と称される射出延伸吹込成形機に
関し、特にこの射出延伸吹込成形機の駆動に必要な多岐
に亘る各種条件設定を行なう装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の射出延伸吹込成形機では、同時
に複数のプリフォームを射出成形し、射出成形時の熱を
保有した複数個のプリフォームから複数の中空体(ボト
ルなど)を同時にブロー成形している。
【0003】この射出延伸吹込成形機として、図9に示
すように、射出装置210がノズルタッチされる射出成
形ステーション200、温調ステーション220、ブロ
ー成形ステーション230およびエジェクトステーショ
ン240から成る4ステーションを有する装置が知られ
ている。
【0004】この4ステーションを有する装置では、各
ステーションに多数の制御対象が存在する。この制御対
象のうち代表的なものを挙げれば下記の通りである。ま
ず、この種の装置では、プリフォーム又はボトルをリッ
プ型により間欠搬送するタイプが主流であるが、その間
欠搬送タイミング、速度および各ステーションにてリッ
プ型を位置決めする位置決めピンの駆動タイミング等が
条件項目となる。
【0005】射出装置200では、射出ラムの動作条件
として樹脂の射出量、射出時間、射出速度、射出圧力が
あり、さらに温度条件としてシリンダの複数箇所のバレ
ル温度が条件項目となる。
【0006】射出成形ステーション200では、同時成
形個数分の複数のプリフォームを同時に射出成形するた
めに、複数の射出コア型、それと対応する数の射出キャ
ビティを有する射出キャビティ型、さらにそれと同数の
ノズルおよびランナーを有するホットランナーブロック
が配置されている。そして、型開閉のタイミングおよび
その速度の他、ホットランナーブロックのスプル温度に
加えて、同時個数分のノズルおよびランナー毎の加熱温
度が条件項目となる。
【0007】また、温調ステーション220には、同時
成形個数分の温調コアおよび温調ポットが設けられ、そ
れらの昇降駆動タイミングおよび速度の他、各コアおよ
びポット毎の温調温度が条件項目となる。
【0008】さらに、ブロー成形ステーション230で
は、ブローコア型、ブローキャビティ型および延伸ロッ
ドが設けられ、型開閉タイミングおよびその速度の他、
延伸ロッドの縦軸駆動タイミングとその速度等が条件項
目となる。さらに、同時成形個数分のブローコア型にブ
ローエアの導入タイミングも条件項目となり、ブローエ
アとして一次、二次エアを導入する場合には、同時成形
個数分のブローコア型毎に一次、二次エアの導入タイミ
ングが条件項目となる。
【0009】また、エジェクトステーション240で
は、エジェクトコアの駆動タイミング等が条件項目とな
る。
【0010】このように、この射出延伸吹込成形機は他
の工作機械例えば射出成形機などとは異なり、複数の加
工ステーションが存在する上、各ステーションにて多岐
に亘る条件項目が存在し、しかも、1つの条件項目を見
ても、被制御対象が同時成形個数分だけ存在しているも
のもある。
【0011】そして従来この種の射出延伸吹込成形機で
は、各種の条件入力を数値で行なう方法として、数値を
テンキーにて直接入力するか、あるいはカーソルキーに
より数値を増減させており、いずれの場合も条件入力値
を数値表示していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の条件入力方法に
よれば、オペレータが頼りにできるものはその条件に対
応する数値のみである。従って、相関連する複数の制御
対象についてそれぞれ条件設定する場合には、複数の制
御対象相互の条件の関連を把握する必要があるが、従来
はこの制御対象相互の関連を、数値の比較により把握せ
ざるを得なかった。
【0013】この相関連する制御対象として、この種の
射出延伸吹込成形機では同時成形個数分の同種の制御対
象、例えば8個取りの場合には8本のホットランナーノ
ズル、8本に分岐されたホットランナーを有するホット
ランナーブロックのためのヒータ温度が挙げられる。こ
の他、8個の温調コアおよび温調ポットの加熱温度、8
個のブローコア型からそれぞれ導入されるブローエアの
導入開始タイミングなどがある。
【0014】これらの相関連する複数の制御対象につい
て条件設定する場合として、例えば試しに成形されたプ
リフォームあるいはボトルについて、型番号毎にその品
質を比較し、その結果に基づきある特定の型番に対応す
る制御対象の条件を変更することがある。特にこの場合
には、隣りの型番の条件値のとの差を数値として認識し
た後、その差の値に増加あるいは減少すべき数値を認識
して、条件設定する必要があった。
【0015】従って、相関連する制御対象殿関連を把握
するのに時間がかかり、入力に手間取っていた。特に射
出延伸吹込成形機の場合には、条件項目が多岐に亘り、
一つの条件項目の中でも同時成形個数分の同種の制御対
象が存在するため、入力の手間を削減できる操作性の良
好な条件入力装置を実現することで、射出延伸吹込成形
機の立上げに要する時間を短縮でき、生産効率を向上す
ることが期待できる。
【0016】そこで、本発明の目的とするところは、上
述した従来の課題を解決し、相関連する複数の制御対象
毎に独立して条件設定を行なうに際して、数値のみに頼
ること無く他の制御対象の設定条件との関係をパターン
として把握して容易に条件設定することのできる射出延
伸吹込成形機を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリフォーム
を射出成形し、搬送手段によって前記プリフォームを搬
送し、射出成形時の熱を保有した前記プリフォームを二
軸延伸ブロー成形して複数の中空体を成形し、前記搬送
手段より前記中空体を取り出す射出延伸吹込成形機にお
いて、複数の制御対象のための条件を設定するための画
面を表示する表示手段と、各種の前記条件を、制御対象
毎に設定入力する入力手段と、相関連する複数の制御対
象を直交軸の一軸上に表示し、この複数の制御対象のた
めの条件に対応する値を他軸上に表示し、入力された条
件を棒グラフ状に表示制御する表示制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では、相関連する複数の制御対象を例え
ば横軸に表示し、その制御対象のための条件値を例えば
縦軸に付し、複数の制御対象の各条件値を棒グラフ状に
表示している。このため、相関連する制御対象の条件の
関係が一目瞭然であり、他の制御対象の条件を容易に把
握して条件入力することができる。また、棒グラフの端
辺の位置を指示設定することで条件入力が実施できるの
で、必ずしも数値に頼ること無く条件設定を行うことが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を適用した射出延伸吹込成形機
の一実施例について、図面を参照して具体的に説明す
る。まず、この射出延伸吹込成形機の表示制御系の構成
について、図1〜図4を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の機能ブロック図を示して
いる。同図において、各種条件を設定するための表示制
御系として、入力部10、第1〜第3の表示設定部2
0,22,24、表示駆動部26および表示手段として
のディスプレイ28を有する。入力部10は、第1〜第
3の表示設定部20,22,24に接続され、ディスプ
レイ28の画面の選択および各種条件を設定入力する情
報が出力される。本実施例では、入力部10を、マウス
12およびマウス用インターフェース14にて構成して
いる。マウス12を基台上にて移動させると、図4に示
すように、後述する表示制御によりカーソル50が画面
上にて移動し、これをクリックすることにより画面上に
表示された各種メニューの選択等が可能となっている。
なお、マウス12のケーブルは、図4に示すディスプレ
イ28のインターフェース14に対してコネクタ等によ
って着脱自在であり、マウス12を離脱させることで、
設定された各種条件の変更を不能としている。
【0021】次に、第1〜第3の表示設定部20,2
2,24の詳細を、図3および図4を参照して説明す
る。
【0022】第1の表示設定部20は、図3に示すよう
に、複数の動作条件項目および複数の成形条件項目から
なる上位メニュー群を表示情報として設定するものであ
る。本実施例では、動作条件項目として、「型調整」、
「回転調整」を備えている。また、成形条件項目とし
て、「温度設定」、「ブロー設定」および「射出設定」
を備えている。本実施例ではさらに他の上位メニューと
して、「プリントアウト」、「モニタ」を備えている。
この7つの上位メニューは、図4に示すように、ディス
プレイ28の画面中の上部領域に相当するプルダウンメ
ニュー表示欄52に表示される。この7つの上位メニュ
ー群は、ディスプレイ28の電源ON後の初期画面を経
て設定されるメイン画面上に表示される。そして、マウ
ス12を操作することで、メイン画面上にてカーソル5
0を移動させ、いずれかひとつの上位メニューを選択す
ることが可能である。この選択された情報は、第1の表
示設定部20から、第2及び第3の表示設定部22,2
4に出力される。
【0023】なお、上述したメイン画面上には、カーソ
ル50および7つの上位メニュー群の他に、ファンクシ
ョンメニュー表示欄54に各種のファンクションキーが
表示され、テンキー・カーソル表示欄56にテンキー,
カーソル等が表示される。これらの項目の表示設定は、
第1〜第3の表示設定部20,22,24以外の機能に
より実現され、例えば図2に示すCPU30の表示機能
によって達成される。
【0024】第2の表示設定部22は、第1の表示設定
部20からの出力に基づき、この第1の表示設定部20
にて選択された上位メニューに、さらに複数の下位メニ
ューが存在する場合には、その下位メニュー群を表示情
報として設定するものである。この下位メニュー群の一
例が、図3に示されている。例えば、第1の表示設定部
20にて「型調整」が選択された場合には、第2の表示
設定部22により、その下位メニュー群として「射出
型」、「加熱型」、「ブロー型」および「取出型」がそ
れぞれ表示情報として設定される。これらの下位メニュ
ー群は、表示駆動部26の駆動によりディスプレイ28
上のメイン画面上に例えばウインドが開かれ、そのウイ
ンド内に並列に表示されることになる。
【0025】その後、マウス12を操作することで、メ
イン画面上にてカーソル50を移動し、メイン画面上に
ていずれかひとつの下位メニューが選択される。この選
択情報は、第2の表示設定部22から第3の表示設定部
24に出力される。
【0026】第3の表示設定部24は、第1または第2
の表示設定部20,22からの出力に基づき、選択され
た上位メニュー(その上位メニューに下位メニューが存
在しない場合に限る)または下位メニューに対応する条
件設定用画面を表示情報として設定する。この条件設定
用画面は、相関連する複数の制御対象の条件を棒グラフ
状に表示するように設計されている。その画面例が図6
〜図8に示されており、これについては後述する。この
意味で、第3の表示設定部24および表示制御部26と
で、本発明の表示制御手段27を構成している。
【0027】第3の表示設定部24により条件設定用画
面が設定されると、表示駆動部26は、メイン画面に代
えて、ディスプレイ28上に条件設定用画面を表示制御
することになる。そしてこの後に、選択された条件項目
に対応する各種条件を、マウス12の操作により入力可
能となる。マウス12の操作により設定された条件情報
は、ディスプレイ28上に表示されている条件設定用画
面中に重畳して表示され、設定した情報の確認が可能と
なる。
【0028】図1に示す各ブロックの機能を達成するた
めのハードウエア構成の一例は図2に示す通りである。
すなわち、この射出延伸吹込成形機の制御を司どるCP
U30が設けられ、そのバスライン32には、マウス1
2がマウス用インターフェース14を介して接続され、
さらに、ディスプレイ28が表示用インターフェース3
8を介して接続されている。なお、図1に示す表示駆動
部26の機能は、CPU30の表示駆動機能および表示
用インターフェース38により実現される。
【0029】CPU30のバスライン32には、メモリ
用インターフェース34を介してメモリ36が接続され
ている。このメモリ36はROMを有し、第1〜第3の
表示設定部20,22,24にて設定される予め定めら
れた表示用プログラムがROM内に記憶されている。ま
た、このメモリ36はRAMを内蔵し、上述した条件設
定用画面に対して入力された各種動作条件および成形条
件が記憶されるようになっている。したがって、第1〜
第3の表示設定部20,22,24の各機能は、CPU
32の表示設定機能とメモリ36およびメモリ用インタ
ーフェース34の機能により実現される。
【0030】CPU30のバスライン32には、さら
に、I/O用インターフェース40を介して各種I/O
42が接続されている。そして、この各種I/O42
は、各種金型、温度設定部等の各種制御対象44と各種
モニタ部46とに接続されている。
【0031】なお、本実施例ではCPU30のバスライ
ン32上の信号と、このバスライン32と各インターフ
ェース14,34,38および40との間の信号を光信
号としている。さらに加えて、I/O用インターフェー
ス40から各種制御対象44及び各種モニタ部46に至
る間の信号も光信号としている。本実施例では、CPU
30、ディスプレイ28等を含む制御系を射出延伸吹込
成形機の一箇所に配置することで、図9に示す4つのス
テーション210〜240に散在する各種制御対象44
から制御系までの距離が長くなるが、光通信により信号
ライン上に重畳するノイズの影響を低減することで、誤
動作の発生を防止することができる。
【0032】次に、上記表示制御系の動作について図5
のフローチャートに従って説明する。
【0033】表示制御系の電源をONすると、まず初期
画面が表示され(ステップ100)、次にメイン画面が
表示される(ステップ101)。このメイン画面の表示
は、図1に示す第1の表示設定部20からの表示情報に
基づいて行われる。すなわち、図2に示すCPU30
は、メモリ36内に記憶されたメイン画面に対応する表
示情報を呼び出し、この情報をバスライン32,表示用
インターフェース38を介してディスプレイ28に転送
し表示する。
【0034】このメイン画面は図4の通りであり、プル
ダウンメニュー表示欄52に表示されたいずれか1つの
上位メニューの選択が可能となる。なお、このメイン画
面上には、ファンクションキー表示欄54に各種ファン
クションが表示され、このファンクション機能の選択も
可能である。以降の説明では、プルダウンメニュー表示
欄52に表示されたいずれか1つの上位メニューを選択
し、その後各種条件を設定入力する場合について説明す
る。
【0035】上位メニューの選択は、マウス12を操作
することで、メイン画面上にてカーソル50を移動さ
せ、このカーソル50をいずれか1つの上位メニュー上
に位置させてクリックすることで行う。これにより、図
5のステップ102がYESとなる。マウス12の操作
により選択された上位メニューの情報は、第1の表示設
定部20より第2および第3の表示設定部22,24に
出力される。この情報入力を受けた第2の表示設定部2
2は、選択された上位メニューにさらに複数の下位メニ
ュー群が存在するか否かを判断する(ステップ10
3)。選択された上位メニューに複数の下位メニュー群
が存在すると第2の表示設定部22により判断された場
合には、メイン画面上に下位メニュー群を表示する(ス
テップ104)。この表示は、第2の表示設定部22に
よりメイン画面上にウインドを開き、このウインド内に
下位メニュー群を並列にて表示することで行う。例え
ば、図3に示す上位メニュー群のうち、ステップ102
にて「型調整」が選択された場合には、この上位メニュ
ーに対応する下位メニュー群すなわち「射出型」,「加
熱型」,「ブロー型」,「取出型」の各表示を行うこと
になる。
【0036】下位メニューの選択も上位メニューの選択
と同様に、マウス12を操作することで行われる。マウ
ス12の操作によりいずれか1つの下位メニュー選択さ
れた場合には、ステップ105の判断がYESとなり、
選択された下位メニューの情報が、第2の表示設定部2
2より第3の表示設定部24に出力され、ステップ10
6に移行することになる。なお、ステップ103の判断
がNOの場合にも、同様にステップ106に移行する。
ステップ103の判断がNOとなる場合とは、第3図に
示す上位メニュー群のうち、下位メニュー群が存在しな
い上位メニュー、すなわち「回転調整」,「プリントア
ウト」,「ブロー設定」,「射出設定」のいずれか1つ
を選択した場合である。この場合には、第1の表示設定
部20からの出力に基づき、選択された上位メニューに
対応する条件設定用画面が存在することが第3の表示設
定部24にて判別されるので、第3の表示設定部24の
機能によりステップ106以降が実施されることにな
る。あるいは、第2の表示設定部22により、対応する
下位メニュー群が存在しない旨の情報を第3の表示設定
部24に向け出力してもよい。
【0037】上述したステップ100〜105の動作を
行うことで、条件入力をすべきいずれか1つの条件項目
が特定され、以降は第3の表示設定部24の機能により
ステップ106以降の動作が実施されることになる。こ
の第3の表示設定部24は、特定されたメニュー項目に
対応する条件設定用画面をディスプレイ28上に表示す
ことになる(ステップ106)。そして、この条件設定
用画面中に表示されたカーソル50を、マウス12の操
作により移動およびクリック操作することで,各種条件
の入力が行われることになる。マウス12の操作により
条件入力が行われるとステップ107がYESとなり、
入力された条件を条件設定用画面に中に表示することに
なる(ステップ108)。その後、後述する動作により
条件入力が終了した場合には、ステップ109がYES
となり、ステップ101に戻ってメイン画面が再度表示
される。また、この条件設定用画面には、後述するよう
に同一クラスに包含される他の下位メニューが表示され
ており、この条件設定用画面上にて他の下位メニューが
選択された場合には、ステップ110がYESとなって
ステップ106に戻り、選択された下位メニューに対応
する条件設定用画面が表示されていることになる。ステ
ップ109および110がNOである場合は、ステップ
107〜110を繰り返し行うことになる。
【0038】次に、条件設定用画面に対する各種条件入
力の詳細について、図3,図6〜図8を参照して説明す
る。この種のホットパリソン方式あるいは1ステージ方
式の射出延伸吹込成形機では、図9に示す射出成形ステ
ーション200での動作工程に最も時間を要する。そし
て、この射出成形ステーション200での射出サイクル
を基準としてプリフォームの射出成形からボトルの取り
出しに至る一連の工程を行うためのサイクルタイムが決
定されることになる。そこで、射出延伸吹込成形機に各
種条件を設定する際には、まず、射出サイクルを決定す
るのに必要な条件項目が選択されることになる。
【0039】例えば、図5に示すステップ102にて、
図3に示す上位メニュー群のうちの「射出設定」が選択
され、ステップ103を経てステップ106にて「射出
設定」に対応する条件設定用画面が表示されることにな
る。本実施例では、この「射出設定」は、射出ラムの駆
動条件を意味する。オペレータは、この条件設定用画面
を見ながらプリフォーム1個当たりの重量と、射出成形
ステーション200にて同時に射出成型されるプリフォ
ームの個数(同時成形個数)とに基づいて、射出時間に
関する条件を設定入力する。さらに、射出ラムでの例え
ば5段階による射出速度とその圧力、速度制御から圧力
制御への変換点、圧抜き時の圧力およびその速度および
時間、計量に関する項目などの各種条件を設定入力す
る。
【0040】ここで、射出ラムにおいて、5段階による
射出速度および圧力の条件設定用画面の一例を図6に示
す。同図において、この条件設定用画面内には、射出速
度表示欄60および射出圧力表示欄62が上下で並列に
表示される。
【0041】各欄60および62は、横軸上で5分割さ
れ、3ゾーンは射出スクリューの位置S0 〜S3 により
分割され、2ゾーンはスクリュー位置S3 到達時の時間
t0からの経過時間t1 ,t2 により分割されている。
これらの位置So 〜S3 および時間t1 ,t2 は入力部
10からの情報に基づき設定される。
【0042】射出速度表示欄60の縦軸は速度の百分率
が付され、例えば位置S0 ,S1 間の設定速度を100
%としている。一方、圧力表示欄62の縦軸は圧力の百
分率が付され、例えば位置S0 ,S1 間の設定圧力を1
00%としている。
【0043】各欄60,62共に、横軸上の5ゾーン毎
に射出速度又は射出圧力が条件入力されることで、その
条件が棒グラフ状に表示される。
【0044】各表示欄60,62の棒グラフ中におい
て、太い実線が条件設定用バー64を示している。この
条件設定用バー64はマウス12の操作によりカーソル
50の位置設定により、縦軸の数値と対応する所望の条
件位置に設定され、カーソル50を移動させることで条
件の変更が可能である。
【0045】ここで、各欄60,62の横軸上のスクリ
ュー位置S3 が、速度制御から圧力制御に切り換えるV
−P変換点である。従って、表示欄60の位置S0 〜S
3 の間の3ゾーンに設定された速度により、射出ラムの
駆動制御が行われ、V−P変換点に到達後は、表示欄6
2の横軸上の時間t0 〜t2 の間の2ゾーンに設定され
た射出圧力に基づいて射出ラムの駆動制御が行われる。
なお、表示欄60の横軸上の残りの2ゾーンに設定され
た速度は、表示欄62の対応する2ゾーンに設定された
射出圧力制御を行った際に生ずる射出速度を下回ること
のない値に設定しておけば良い。表示欄62の横軸上の
残りの3ゾーンに設定された圧力も、表示欄60の対応
する3ゾーンに設定された射出速度制御を行った際に生
ずる射出圧力を下回ることのない値に設定しておけば良
い。
【0046】このように、射出速度および射出圧力の条
件設定を棒グラフを用いて行なうことで、横軸上にて分
割された各ゾーンの条件関係を棒ブラフから把握でき、
必ずしも数値に頼ること無く、他のゾーンとの関係を基
準として条件を設定入力することができる。なお、各表
示欄60,62中の各ゾーンに対応した下部領域に、
「SV」欄が設けられ、この欄に射出速度または射出圧
力の設定値を表示している。
【0047】これらの各種設定条件の入力が終了した
ら、画面中のファンクションメニュー欄54の「終了」
をカーソル50にて選択することで、図5に示すステッ
プ109を経てステップ101に戻り、メイン画面が再
度表示される。
【0048】次に、図5に示すステップ102にて、図
3に示す上位メニュー群のうちの「温度設定」が選択さ
れ、図5に示すステップ105にて図3に示す下位メニ
ューのうちの「射出関係温度」が選択される。この下位
メニューである「射出関係温度」の選択により、ディス
プレイ28上には図7に示す条件設定用画面が表示され
ることになる。
【0049】射出関係温度として代表的なものに、ホッ
トランナー金型のノズル温度,ブロック温度およびスプ
ル温度と、図9に示す射出装置210のバレル温度があ
る。そこで、「射出関係温度」の条件設定用画面として
図7に示すように、ノズル温度表示欄70,ブロック温
度欄72およびスプル・バレル温度表示欄74がそれぞ
れ設けられる。ここで、この種の射出延伸吹込成形機で
は、生産効率を高めるために、射出成形ステーション2
00にて複数のプリフォームを同時に射出成形してお
り、ブロー成形ステーション230では、このプリフォ
ーム数と同数のボトルを同時にブロー成形している。こ
の同時成形個数は、主にボトルの容量に基づいて決定さ
れて予め条件設定入力されており、本実施例ではこの同
時成形個数を「8」としている。
【0050】そして、同時成形個数分の制御対象毎に条
件設定入力する場合には、図7のノズル温度表示欄7
0,ブロック温度表示欄72に示すように、各制御対象
毎に成形条件を棒ブラフ状に表示している。すなわち、
ノズル温度表示欄70では、8つのホットランナーノズ
ルA〜Hを、例えば横軸状に表示し、その縦軸を温度の
表示欄としている。ブロック温度表示欄72も同様に、
縦軸を温度の表示欄とし、その横軸に8つのホットラン
ナーブロックA〜Hを表示している。なお、ホットラン
ナーブロックA〜Hとは、単一のブロック内にくし型あ
るいはトーナメント型にて最終的に8本に分岐されるラ
ンナーを加熱するヒータに対応している。そして、ホッ
トランナーブロックAと定義されたランナーはホットラ
ンナーノズルAに樹脂を導くものである。従って、ノズ
ル温度表示欄70およびブロック温度表示欄72を上下
に並列で表示することで、ランナー温度と、このランナ
ーを通った樹脂を射出するノズル温度とが上下にて1対
1の位置関係にて表示されることになる。スプル・バレ
ル温度表示欄74では、プリフォームを単層成形する場
合には、1つのスプルが用いられるため、1種類のスプ
ルの温度表示欄が設けられ、バレル温度としては通常フ
ロント・ミドルおよびリアー、さらにノズルの4箇所の
温度表示がなされ、これらが横軸状に沿って配置され
る。
【0051】各表示欄70,72,74の棒グラフ中に
おいて、太い実線が設定温度用バー76を示している。
この設定温度用バー76はマウス12の操作によりカー
ソル50の位置設定により所望の温度位置に設定され、
カーソル50を移動させることで温度の変更が可能であ
る。
【0052】ここで、8本に分岐されたホットランナを
加熱するヒータ温度の設定および各ホットランナを通過
した樹脂を射出するノズル温度を設定するに際して、単
に数値を基準として入力するのではなく、他の制御対象
との関係を棒ブラフから把握して、それを基準として設
定入力することができる。このことは、特に当初設定し
た温度を変更する際に、成形品の品質を型番毎に比較し
て温度を決定する際に有利である。なお、図7に示す実
施例はプリフォームの成形樹脂材料としてポリエチレン
テレフタレート(PET)を用いた場合を示し、横軸上
の温度数値としてその下限を0℃とし、その上限を40
0℃とし270〜290℃の範囲に設定されるPET樹
脂のための温度を表示している。この縦軸上の数値レン
ジは可変であり、例えば図7に示すプルダウンメニュー
表示欄52に表示された「ユーティリティ」を選択する
ことで複数段階の数値レンジのいずれか1つを選択でき
る。図7に示す実施例においても、さらに小さな数値レ
ンジを選択することで、8つのホットランナー温度ある
いはノズル温度のより細かな条件入力の相違を棒ブラフ
として把握することが可能となる。
【0053】本実施例ではさらに、上記棒ブラフ中にモ
ニタ温度用バー78を表示している。すなわち、図7に
示す各制御対象は例えば熱電対などの温度検出素子を有
しており、これにより図2に示すモニタ部46が構成さ
れている。モニタ部46にて計測された実際の温度は図
2に示すCPU30に取り込まれ、第3の表示設定部2
4によりディスプレイ28の条件設定用画面に重量表示
されることになる。このモニタ温度はリアルタイム表示
され、図7に示す条件設定用画面を表示することで、実
際の各制御対象の温度を把握することが可能となる。
【0054】なお、各表示欄70,72,74の下部領
域の「SV」欄に設定値が、「PV」欄にモニタ値が、
それぞれデジタル表示される。
【0055】また、図7に示す条件用設定画面のファン
クションメニュー表示欄54には、現在表示されている
下位メニューである「射出関係温度」と同一クラスに存
在する他の下位メニューとして「加熱コア温度」,「加
熱ポット温度」が表示されており、さらにファンクショ
ンメニューとして「次頁」および「終了」が併せて表示
されている。現在表示されている条件設定用画面に次画
面が存在する場合には、「次頁」をカーソル50にて選
択することによって、その次画面をディスプレイ28上
に表示することができる。また、「終了」を選択するこ
とで、メイン画面を表示することが可能である。本実施
例では、現在表示されている「射出関係温度」と同一ク
ラスに存在する他の下位メニューを表示欄54に表示し
ており、このいずれか1つの下位メニューを選択するこ
とで、メイン画面に戻すことなく選択された下位メニュ
ーに対応する条件設定用画面を表示することができる。
【0056】この種の1ステージ方式の射出延伸吹込成
形機では、プリフォームの温度と、加熱コアおよび加熱
ポット温度とが、ブロー成形ステーション210でのブ
ロー特性に大きく影響する関連項目となる。そこで、
「射出関係温度」の条件設定が終了した後、これと関連
の深い「加熱コア温度」および「加熱ポット温度」の各
条件設定を続けて行うようにしている。「加熱コア温
度」および「加熱ポット温度」の条件の設定用画面は、
図7と同様に、同時成形個数分のコアまたはポットを横
軸上に配列し、縦軸を温度欄とすることで、棒グラフ上
にその設定温度およびモニタ温度を表示することが可能
となる。また、温調ポットの温調温度として、プリフォ
ームの縦軸方向にてゾーン分割された領域毎に独立して
温度設定しても良い。この場合、一つの温調ポットの各
ゾーンの温度を横並びあるいは縦並びで棒グラフ状に表
示すればよい。
【0057】上位メニューである「温度設定」の各種条
件入力が終了したら、次に図3に示す上位メニュー群の
うち例えば「回転調整」を選択する。この「回転調整」
には下位メニューが存在しないので、上記の選択により
直ちに条件設定用画面が表示される。この条件設定用画
面に従って、図9に示すいわゆる4ステーションの装置
の場合には、成形品のリップ部を保持するリップ型が
り付けられた回転盤を90°回転角毎に間欠回転するた
めのタイミングおよび速度を設定することになる。この
際、この回転盤の間欠回転搬送に関しては、図9の射出
成形ステーション200での射出サイクルに基づいてそ
のインターバル時間が設定される。ここで、射出サイク
ルとは、「射出設定」の中で設定された射出時間および
冷却時間に加えて、型開閉駆動時間を加算した時間に基
づいて設定される。従って、「射出設定」の条件入力が
終了すれば、この射出サイクルをほぼ決定することが可
能である。この射出サイクルタイムを基準として間欠搬
送の開始タイミングが決定される。また、間欠搬送後に
各ステーションにてリップ型を位置決めするための位置
決めピンの駆動タイミングも条件設定される。
【0058】「回転調整」の条件入力が終了したら、次
に図3示す上位メニュー群のうち例えば「型調整」を選
択する。この「型調整」の下位メニュー群として、図9
に示す4つのステーション毎に配置された各種金型の型
調整が存在する。なお、この「型調整」は、射出成形お
よびブロー成形ステーション200,230ではコア型
およびキャビティ型の調整を意味し、温調ステーション
220では温調コアおよびポットの調整を意味する。さ
らに、この「型調整」は、エジェクトステーション24
0にあっては、エジェクトコアの調整を意味する。この
各種型調整においては、型開閉タイミングおよび型駆動
を行うためのエア圧力あるいは油圧の速度および圧力を
設定することになる。
【0059】この「型調整」の条件入力終了後に、図3
に示す上位メニュー群の内の最後の「ブロー設定」を選
択する。この「ブロー設定」の選択により、ディスプレ
イ28上には図8に示すような条件設定用画面が表示さ
れることになる。この条件設定用画面には、一次エア表
示欄80および二次エア表示欄82が上下に並列にて配
置されている。各表示欄80,82では、同時成形個数
である8つのブローコア型に対応してその横軸が8つの
分割ゾーンA〜Hに分割され、その縦軸をエアの導入開
始のための遅延時間としている。
【0060】この一次,二次エアの導入開始タイミング
は、例えば延伸ロッドの縦軸開始駆動時間を0点とし、
一次,二次エア毎にそれぞれ設定された時間をタイマに
て計時し、各タイマがタイムアップした後にエアが導入
されるようになっている。従って、棒グラフ中に示すエ
ア導入タイミング設定用バー84は各ブローコア毎に設
けられたタイマのカウント時間を示しているものであ
る。また、この棒グラフ中にはモニタ用バー86も併せ
て表示される。このモニタ用バー86は、上述したタイ
マにて計時動作を刻む毎にその下限点から設定値に向か
ってリアルタイムで移動しながら表示される。従って、
このモニタ用バー86がエア導入タイミング設定用バー
84と一致したタイミングにて、各コア型から一次ある
いは二次エアが導入されることになる。この一次,二次
エアの導入タイミングの決定も、絶対的な装置を入力す
るだけでなく、他の制御対象の遅延時間を棒グラフにて
把握することができ、それらを基準として一次,二次エ
アの導入タイミングを設定入力することが可能となる。
なお、一次、二次エアの導入タイミングのための棒グラ
フ表示として、同一のブローコア型より導入される一
次、二次ブローエアの導入タイミングを示す棒グラフを
横並びとなるように配置してもよい。
【0061】上記の手順により、射出延伸吹込成形機の
ための各種条件入力の設定が終了することになる。その
後、成形された成形品の品質等に基づいて、特定項目の
条件のみを変更する場合には、上述した手順に従って最
終的に対応する条件設定用画面を開き、各種の条件変更
を行うことが可能となる。このとき、例えば「加熱コア
温度」を選択して、ある型番の加熱コア温度を変更した
場合には、これと関連して同一型番の加熱ポット温度を
変更する必要性が高いが、この「加熱コア温度」および
「加熱ポット温度」はその上位メニューとしての「温度
設定」と同一クラスに配置されているため、関連する被
制御対象の温度変更を迅速に行うことが可能となる。
【0062】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。本発明が適用されるホットパリソン方式あ
るいは1ステージ方式の射出延伸吹込成形機としては、
図9に示すいわゆる4ステーションを有する装置に限ら
ず、温調ステーションの存在しない3ステーションにも
適用することができる。また、成形品の搬送方式として
は、図9に示す回転搬送方式に限らず、プリフォームま
たはボトルを直線搬送するリニア搬送方式にも同様に適
用できる。さらに、図3では、条件設定メニューとして
代表的なもののみを示したが、例えば「射出関係温度」
の下位メニューあるいは「オプション」メニューとして
射出コア型および射出キャビティ型の冷却温度項目を追
加してもよい。また、ブロー成形ステーション230に
てヒートセットを行う場合には、そのブロー金型のヒー
トセット温度をも下位メニューあるいは「オプション」
メニューに追加することができる。そして、このヒート
セット温度を同時成形個数分のブローキャビティ型毎に
棒グラフ状に表示することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
射出延伸吹込成形機を駆動する上で必要な多岐に亘る制
御対象のうち、相関連する複数の制御対象を直交軸の一
軸に表示し、その制御対象のための条件値を他軸上に付
し、複数の制御対象の各条件値を棒グラフ状に表示して
いる。このため、相関連する制御対象の条件の関係がパ
ターン的に一目瞭然となり、制御対象相互の関係を把握
して必ずしも数値に頼ること無く条件入力を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】本発明を適用した射出延伸吹込成形機の制御系
ブロック図である。
【図3】図2に示す制御系に従ってディスプレイに段階
的に表示される、上位メニュー群,下位メニュー群およ
び条件設定用画面を示す概略説明図である。
【図4】メイン画面の概略説明図である。
【図5】図2の制御系によって実施される制御手順を示
すフローチャート図である。
【図6】図3に示す「射出設定」に対応する条件設定用
画面を示す概略説明図である。
【図7】図3に示す「射出関係温度」に対応する条件設
定用画面を示す概略説明図である。
【図8】図3に示す「ブロー設定」に対応する条件設定
用画面を示す概略説明図である。
【図9】4ステーションを有する1ステージ方式の射出
延伸吹込成形機を説明するための概略説明図である。
【符号の説明】
10 入力部 12 マウス 20 第1の表示設定部 22 第2の表示設定部 24 第3の表示設定部 26 表示制御部 27 表示制御手段 28 ディスプレイ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−147824(JP,A) 特開 平3−234520(JP,A) 特開 昭60−34827(JP,A) 特開 昭59−39528(JP,A) 特開 昭58−208020(JP,A) 特開 平6−143398(JP,A) 特開 平5−274048(JP,A) 特開 平3−36016(JP,A) 特開 平2−25306(JP,A) 特開 昭54−3116(JP,A) 特開 昭63−213004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォームを射出成形し、搬送手段に
    よって前記プリフォームを搬送し、射出成形時の熱を保
    有した前記プリフォームを二軸延伸ブロー成形して複数
    の中空体を成形し、前記搬送手段より前記中空体を取り
    出す射出延伸吹込成形機において、 複数の制御対象のための条件を設定するための画面を表
    示する表示手段と、 各種の前記条件を、制御対象毎に設定入力する入力手段
    と、 相関連する複数の制御対象を直交軸の一軸上に表示し、
    この複数の制御対象のための条件に対応する値を他軸上
    に表示し、前記入力手段より入力された条件を棒グラフ
    状に表示制御する表示制御手段と、 を設けたことを特徴とする射出延伸吹込成形機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記表示制御手段は、前記入力手段での入力に基づき表
    示手段の画面上にて移動されるカーソルを表示制御し、
    このカーソルの指示位置により前記他軸上の所望の条件
    値に対応する棒グラフの端部の位置を指定入力すること
    を特徴とする射出延伸吹込成形機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 複数の前記制御対象は、同時成形個数分の同種の制御対
    象であり、前記表示制御手段は、直交軸の一軸上に同時
    成形個数分の前記制御対象を表示制御することを特徴と
    する射出延伸吹込成形機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 入力された前記成形条件に基づき現に設定されている実
    条件を、前記制御対象毎にモニタする手段を設け、 前記表示制御手段は、前記モニタ情報を前記棒グラフ中
    に表示制御することを特徴とする射出延伸吹込成形機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記表示制御手段は、前記入力手段からの入力に基づ
    き、前記他軸上の数値幅を可変としたことを特徴とする
    射出延伸吹込成形機。
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