JP3231468U - ユニバーサルノズルジョイント及びユニバーサルノズル - Google Patents

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和彦 北濱
和彦 北濱
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Abstract

【課題】 摺動面のグリスの消耗による漏水を防げ、両側に装着したノズルのスムースな切り替えを長期間維持できるユニバーサルノズルジョイントを提供する。【解決手段】 三方に開口する通路が形成されたボディ7と、ボディ7に螺着され第2ノズル螺着部8aを備えるアダプター8と、内部流路9が形成されたボール弁体10と、ボール弁体10に形成された雌螺子孔に螺子結合されるとともに軸方向に貫通してボール弁体10の内部流路9に連通する貫通路が形成されたステム11と、ステム11に連結固定され給水管接続用螺着部12aを備えるエルボ12と、ボディ7とアダプター8との其々に配設されアダプター8をボディ7に螺諦することによりボール弁体10の外表面に沿うように変形してボール弁体10を摺動可能に挟持するとともにボール弁体10とボディ7及びアダプター8との間をシールするフッ素樹脂製リング状バルブシート13,14と、を備える。【選択図】 図1

Description

本考案は、洗浄等に用いられる噴霧ノズルを接続するためのユニバーサルノズルジョイントに関する。
従来、エアコン等を洗浄する場合に、図6に示すように、専用のポンプ20にホース21やパイプ22等を介して噴霧用のノズル23を接続して、水槽24から組み上げた洗浄液をノズル23から噴霧した高圧洗浄液によりエアコン等を洗浄することが行われている。その際、2種類のノズルを切り替えて利用できるように、ユニバーサルノズルジョイントが利用される(非特許文献1等)。
従来のユニバーサルノズルジョイントは、図7,8に示すように、両側にノズル25、26が着脱可能に螺着されるアダプターボディ27と、アダプターボディ27の中間部に対向して形成されたテーパー孔27a、27bに嵌入される円錐台状弁体28aを一方に備えるとともに他方に給水管接続用螺着部28bを備えるL字状のエルボを備えるエルボ付き弁部材28と、を備えている。円錐台状弁体28aの先端部には雄螺子28cが突設され、雄螺子28cに螺入したナット29の螺入量を調整することにより、円錐台状弁体28aとテーパー孔27a、27bとの摺動面の接合圧が調整される。図7,8中、符号30は孔を塞ぐプラグである。
ボディ27には、噴霧形状が異なるノズル25、26が螺着される。ボディ27を回転操作して図7又は図8に示す形態とすることにより、用途に応じて、ノズル25とノズル26を切り換えて噴霧に供することができる。
株式会社キョーワ、ホームページ、[2020年12月25日検索]、インターネット、<URL: http://www.kyowapmp.jp/pdf_data/fzkh/nzEnashi.gif>
しかしながら、上記従来のユニバーサルノズルジョイントは、円錐台状弁体とテーパー孔との間隙に、潤滑と防水のためにモリブデン入りグリスが充填されているが、グリスの薬品による劣化等や消耗によりグリスの機能が低下すると、間隙から漏水が生じる。漏水を止めるためにナットを締め過ぎて、両側にノズルを装着したアダプターを円錐台状弁体に対して回転させることが困難になり、両側に装着したノズルの切り換えが難しくなるという問題がある。
そこで本考案は、摺動面のグリスの消耗による漏水を防ぐことができ、また、両側に装着したノズルのスムースな切り替えを長期間維持することができる、ユニバーサルノズルジョイント及びユニバーサルノズルを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係るユニバーサルノズルジョイントは、第1ノズル螺着部を備える第1開口部、前記第1開口部の中心線上で反対側に開口する第2開口部、及び前記第1開口部の中心線と直交する中心線を持つ第3開口部の、三方に開口する通路が形成されたボディと、前記ボディの前記第2開口部に螺着されるとともに、第2ノズル螺着部を備えるアダプターと、前記第1開口部を通じて収容され、前記ボディの前記第1開口部又は前記第2開口部に連通可能な内部流路が形成されたボール弁体と、前記ボディの前記第3開口部から挿入され、前記ボール弁体に形成された雌螺子孔に螺子結合されるとともに、軸方向に貫通して前記ボール弁体の前記内部流路に連通する貫通路が形成されたステムと、前記ステムに連結固定され給水管接続用螺着部を備えるエルボと、前記ボディと前記アダプターとの其々に配設され、前記アダプターを前記ボディに螺諦することにより前記ボール弁体の外表面に沿うように変形して前記ボール弁体を摺動可能に挟持するとともに、前記ボール弁体と前記ボディ及び前記アダプターとの間をシールするフッ素樹脂製リング状バルブシートと、を備える。フッ素樹脂は、テフロン(登録商標)を用い得る。
また、本考案に係るユニバーサルノズルは、本考案に係る上記ユニバーサルノズルジョイントと、前記第1ノズル螺着部及び前記第2ノズル螺着部の少なくとも一方に着脱可能に螺着されたノズルと、を備える。
本考案によれば、一対のフッ素樹脂製リング状バルブシートがボール弁体の外表面形状に沿った形状に変形してボール弁体を挟持してシーリングするため、従来のユニバーサルノズルジョイントのように摺動面の防水のためのグリスが不要であり、摺動面の防水性を高めるために摺動面の接合圧を高めることも不要であり、そのため、摺動面の接合圧が高くなりすぎてノズルの切り換え操作が困難になることもない。
本考案に係るユニバーサルノズルの一実施形態を示す断面図である。 図1のユニバーサルノズルの他の作動状態を示す断面図である。 図1のユニバーサルノズルのノズルを取り外したユニバーサルノズルジョイントを示す断面図である。 図1のユニバーサルノズルの構成要素であるボディの断面図でる。 図1のユニバーサルノズルの構成要素であるボール弁体を示す断面図である。 従来のユニバーサルノズルの使用例を示す斜視図である。 従来のユニバーサルノズルを示す断面図である。 図7のユニバーサルノズルの他の作動状態を示す断面図である。
本考案に係るユニバーサルノズルジョイント及びユニバーサルノズルの一実施形態について、以下に図1〜図5を参照して説明する。なお、図において螺子部分の螺子山及び螺子溝は省略して図示している。
ユニバーサルノズル1は、第1ノズル螺着部2を備える第1開口部3、第1開口部3の中心線X1(図4)上で反対側に開口する第2開口部4(図4)、及び第1開口部3の中心線X1と直交する中心線X2(図4)を持つ第3開口部5(図4)の三方に開口する通路6が形成されたボディ7と、ボディ7の第2開口部4に螺着されるとともに、第2ノズル螺着部8aを備えるアダプター8と、第2開口部4を通じて収容され、ボディ7の第1開口部3又は第2開口部4に連通可能な内部流路9が形成されたボール弁体10と、ボディ7の第3開口部5から挿入され、ボール弁体10に形成された雌螺子孔10a(図5)に螺子結合されるとともに、軸方向に貫通してボール弁体10の内部流路9に連通する貫通路11aが形成されたステム11と、ステム11に連結され給水管接続用螺着部12aを備えるエルボ12と、ボディ7とアダプター8との其々に配設され、アダプター8をボディ7に螺諦することによりボール弁体10の外表面に沿うように変形してボール弁体10を摺動可能に挟持するとともに、ボール弁体10とボディ7及びアダプター8との間をシールするフッ素樹脂製リング状バルブシート13、14とを備える。
第1ノズル螺着部2は、第1開口部3の外周に設けられた雄螺子によって形成されている。そして、第1ノズル螺着部2に第1ノズル15が着脱可能に螺着される。ボディ7の第2開口部4に雌螺子4aが形成され、アダプター8に形成された雄螺子8bが雌螺子4aに螺着されている。図示例の第1のノズル15は、噴霧形状可変タイプである。
ボディ7の第1ノズル螺着部2は、第1ノズル15の内螺子が螺合する外螺子を備えている。アダプター8の第2ノズル螺着部8は、第2ノズル16の外螺子が螺合する内螺子を備えている。符号17は、第1ノズル15とボディ7との間をシーリングするOリングである。なお、第1ノズル15及び第2ノズル16を装着する前のもの(図3)が本考案に係るユニバーサルノズルジョイント1Aであり、ユニバーサルノズルジョイント1Aに第1ノズル15及び/又は第2ノズル16を装着したものをユニバーサルノズルと称する。
ステム11は、一端に形成された雄螺子11bがボール弁体10に形成された雌螺子孔10aに螺入されて螺子結合されている。ボール弁体10は、ステム11に対して回転不能に連結固定される。ステム11とボール弁体10との螺合箇所は、固定強度を高めて緩みを防止するため、更に、ロックタイト(登録商標)等の接着剤により接着固定することができる。ボディ7とステム11との間をシーリングするOリング19が配設されている。
また、ステム11は、他端に形成された雄螺子11cがエルボ12に形成された雌螺子12bに螺入されるとともに、ロックナット18でロックされている。ステム11とエルボ12との螺合箇所も、緩みを防止するため、更にロックタイト(登録商標)等の接着剤により接着固定することができる。
ボール弁体10の内部流路9は、エルボ12の給水管接続用螺着部12aに給水が流入する方向Fと同じ方向に流出するように開口している。ステム11にボール弁体10を螺合して固定した後、エルボ12がロックナット18により所定方向にロックされる。ボール弁体10は、図示例では、直径13mmの真鍮製である。
ステム11の軸線周りにボディ7を回転させることにより、ボール弁体10の内部流路9を、図1に示すように第1開口部3に連通させ、或いは、図2に示すように第2開口部4に連通させることができる。なお、ボディ7、アダプター8、ステム11、及びエルボ12も真鍮製とすることができる。
第1開口部3と第2開口部4の中心線X1は一致しており、ボール弁体10の内部流路9の中心線X4が第1開口部3又は第2開口部4の中心線X1と一致する位置で、エルボ12の給水管接続用螺着部12aの中心軸線X3は、第1開口部3と第2開口部4の中心線X1と平行になるように設計されている。
上記構成により、給水管接続用螺着部12aに金属パイプ等で形成される給水管(図6参照)を接続した状態で、噴射させたい第1ノズル15又は第2ノズル16の噴射口の向きを、前記給水管の軸線方向に沿って前方に向ければ、噴射させたい第1ノズル15又は第2ノズル16から給水を前方に噴射させることができる。
一方のフッ素樹脂製リング状バルブシート13は、ボディ7の内部に形成された凹部7にはめ込まれている。他方のフッ素樹脂製リング状バルブシート14は、アダプター8の凹部8cに嵌め込まれている。
第2開口部4の開口径は、ボール弁体10の直径より大きく形成されており、組立時には、第2開口部4からボール弁体10をボディ7内に挿入し、アダプター8の雄螺子8を第2開口部4の雌螺子4aに螺入する。フッ素樹脂製リング状バルブシート13、14は、原形は四角形断面形状を有しており、アダプター8を螺諦することにより、図示されているようにボール弁体10の外表面に沿う形状に変形する。一方のフッ素樹脂製リング状バルブシート13が変形し、ボール弁体10の雌螺子孔10aの中心線X5(図5)がステム11の軸線X6(図2)と一致した位置で第3開口部5からステム11を挿入しボール弁体10と螺子結合する。アダプター8をボディ7に対して所定トルクで螺諦し結合させたときに、ボール弁体10の雌螺子孔10aの中心線X5とステム11の軸線X6とが一致するように設計されている。フッ素樹脂製リング状バルブシート13,14は、変形するため、ステム11、ボディ7、アダプター8等の加工誤差を吸収する働きもある。
上記構成を有するユニバーサルノズルジョイントは、一対のフッ素樹脂製リング状バルブシート13、14がボール弁体10の外表面形状に沿った形状に変形してボール弁体10を挟持してシーリングするため、従来のユニバーサルノズルジョイントのように摺動面の防水のためのグリスが不要であり、摺動面の防水性を高めるために摺動面の接合圧を高めることも不要であり、そのため、摺動面の接合圧が高すぎてノズルの切り換え操作が困難になることもない。
1 ユニバーサルノズル
1A ユニバーサルノズルジョイント
2 第1ノズル螺着部
3 第1開口部
4 第2開口部
5 第3開口部
6 通路
7 ボディ
8 アダプター
8a 第2ノズル螺着部
9 内部通路
10 ボール弁体
11 ステム
11a 貫通路
12 エルボ
12a 給水管接続用螺着部
13,14 フッ素樹脂製リング状バルブシート

Claims (2)

  1. 第1ノズル螺着部を備える第1開口部、前記第1開口部の中心線上で反対側に開口する第2開口部、及び前記第1開口部の中心線と直交する中心線を持つ第3開口部の、三方に開口する通路が形成されたボディと、
    前記ボディの前記第2開口部に螺着されるとともに、第2ノズル螺着部を備えるアダプターと、
    前記第2開口部を通じて収容され、前記ボディの前記第1開口部又は前記第2開口部に連通可能な内部流路が形成されたボール弁体と、
    前記ボディの前記第3開口部から挿入され、前記ボール弁体に形成された雌螺子孔に螺子結合されるとともに、軸方向に貫通して前記ボール弁体の前記内部流路に連通する貫通路が形成されたステムと、
    前記ステムに連結固定され給水管接続用螺着部を備えるエルボと、
    前記ボディと前記アダプターとの其々に配設され、前記アダプターを前記ボディに螺諦することにより前記ボール弁体の外表面に沿うように変形して前記ボール弁体を摺動可能に挟持するとともに、前記ボール弁体と前記ボディ及び前記アダプターとの間をシールするフッ素樹脂製リング状バルブシートと、
    を備える、ユニバーサルノズルジョイント。
  2. 請求項1に記載のユニバーサルノズルジョイントと、前記第1ノズル螺着部及び前記第2ノズル螺着部の少なくとも一方に着脱可能に螺着されたノズルと、を備えるユニバーサルノズル。
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