JP3231428B2 - 水準器 - Google Patents

水準器

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JP3231428B2 JP29513292A JP29513292A JP3231428B2 JP 3231428 B2 JP3231428 B2 JP 3231428B2 JP 29513292 A JP29513292 A JP 29513292A JP 29513292 A JP29513292 A JP 29513292A JP 3231428 B2 JP3231428 B2 JP 3231428B2
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水準器に関する。例え
ば、定盤や研削加工面の平面度を測定する場合、あるい
は、工作機械を水平に設置する場合などに利用される水
準器に関する。
【0002】
【背景技術】従来、水平面を定めたり、また、水平面か
らのわずかな傾きを測るのに、気泡式水準器が利用され
ている。気泡式水準器は、半径の比較的大きな円弧の一
部をなしているガラス曲管(気泡管)に、低温で凍結し
にくく流動性の大きなアルコールまたはエーテルを、た
だ1個の小気泡を残して密封し、これを底面が平らなブ
ロックに取り付けた構造である。ブロックの底面を水平
におくと、気泡は気泡管の最高部、つまり、円弧の中央
部にくる。従って、この位置を0点とし、気泡の動きを
測るための目盛をその気泡管上に刻んである。
【0003】例えば、気泡式水準器を利用して定盤の平
面度を測定する場合、その定盤上の測定点にブロックの
底面を据え付けたのち、気泡の位置を目盛から読み取
る。同様にして、他の複数の測定点にブロックの底面を
据え付けたのち、各測定点において気泡の位置を目盛か
ら読み取れば、これらの読取値を基に定盤の平面度を測
定することができる。また、工作機械を水平に設置する
場合、例えば、ベッドなどの上にブロックの底面を据え
付けたまま気泡の位置が0点になるように、脚をそれぞ
れ高さ調整すれば、工作機械などを水平に設置すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の気泡
式水準器では、気泡の位置を目盛との関係で測定者が目
視で読み取らなければならないから、読み取りが不正確
になりやすい上、測定者による個人差が生じやすい。し
かも、読み取りに当たっては、気泡管の真上から測定者
が覗き込んで気泡の位置を読み取らなければならないか
ら、測定場所が制限される。例えば、ブロックを据え付
けた位置の上方に比較的大きな空間が確保できない場所
では、測定者が気泡管の真上まで測定者が覗き込むこと
ができないから、結局、ブロックを据え付けた位置の上
方に比較的大きな空間が確保できる場所に限られるとい
う欠点がある。また、構造的には、円弧の一部をなして
いる気泡管内を動く気泡の位置から水平面からの傾きを
測る構造であるから、わずかな傾きしか測定できない。
つまり、傾きの測定範囲が狭いという欠点がある。
【0005】ここに、本発明の目的は、このような従来
の欠点を全て解消し、被測定面の傾きを読み取り誤差な
く、かつ、個人差なく正確に測定することができるとと
もに、測定場所にも制限されることが少なく、しかも、
被測定面の傾きを迅速に読取できる水準器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の水準器は、上記
課題を解決するため、次の構成を備える。即ち、底面が
平滑面に形成された本体ブロックと、この本体ブロック
に前記平滑面と平行な軸を支点として揺動自在に支持さ
れた振り子と、この振り子の本体ブロックに対する傾き
を電気信号として検出する角度検出手段と、表示手段を
含み、前記角度検出手段からの電気信号を処理して前記
表示手段に表示するデータ処理装置とを備え、前記デー
タ処理装置は、前記角度検出手段からの電気信号をパル
ス信号として出力する信号処理回路と、この信号処理回
路からのパルスをカウントするカウンタと、平均化キー
が押されたことを条件として、前記カウンタのカウント
動作が反転したときのピーク値を予め設定された回数だ
け取り込み、それらのカウント数を加算して最終傾き角
を推定したのち前記表示手段に表示する平均化回路とを
含んで構成されていることを特徴とする。 また、前記デ
ータ処理装置は、ゼロセットキーおよび1/2セットキ
ーと、前記ゼロセットキーが押されたときに前記カウン
タのカウント数を0にセットするとともに、前記1/2
セットキーが押されたときに前記カウンタのカウント数
を1/2にセットするカウンタ制御回路とを含んでいる
ことが望ましい。
【0007】
【作用】被測定面の傾きを測定するには、その被測定面
上に本体ブロックの底面を据え付ける。すると、被測定
面の傾きに応じて、振り子が本体ブロックに対して傾
く。その結果、振り子の本体ブロックに対する傾きが角
度検出手段によって電気信号として検出されたのち、表
示手段に表示される。従って、測定者は、その表示手段
に表示された表示値を読み取るだけでよいから、被測定
面の傾きを読み取り誤差なく、かつ、個人差なく正確に
測定することができる。しかも、表示手段を測定者に対
して見やすい場所に位置させることができるから、測定
場所にも制限されることが少ない。また、平均化キーが
押されたことを条件として、カウンタのピーク値から振
り子の最終傾き角を推定し、その傾き角を表示手段にデ
ジタル表示させる平均化回路を設けたので、振り子が静
止するまでに時間がかかる場合や外部からの振動などに
よって振り子が完全に静止しない場合でも、被測定面の
傾きを直ちに読み取ることができる。 また、ゼロセット
キーが押されたときに前記カウンタのカウント数を0に
セットするとともに、1/2セットキーが押されたこと
を条件として、カウンタのカウント数を1/2にするカ
ウンタ制御回路を設けたので、絶対的水平0度の再調整
を簡易に行うことができる。 つまり、絶対的水平0度の
位置については、工場からの出荷時に正確にセットされ
ているが、経年変化や取扱時の不注意などによって絶対
的水平0度の位置がくるってしまった場合には、次のよ
うにして調整を行うことができる。まず、本体ブロック
を定盤上に据え付けたのち、ゼロセットキーを押してカ
ウンタのカウント数を0にセットする。次に、本体ブロ
ックを反転(長手方向の両端部を互いに逆位置になるよ
うに反転)して定盤上に据え付けたのち、1/2セット
キーを押す。すると、カウンタ制御回路は、カウンタの
カウント数をその1/2にセットする。つまり、現在の
カウント数の1/2にする。その結果、以後、この点を
絶体的水平0度として振り子17の傾き角度を表示する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る水準器の一実施例を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は本実施例の水準
器を示している。同水準器は、水準器本体1と、この水
準器本体1にケーブル2を介して接続されその水準器本
体1からの出力信号を所定処理するデータ処理装置3と
から構成されている。
【0009】前記水準器本体1は、図2にも示す如く、
底面両側に鍔部を有する直方体形状でかつ金属製の本体
ブロック11を有する。本体ブロック11には、底面長
手方向に沿って形成された逆V溝12を挟んだ両側に平
滑面13A,13Bがそれぞれ形成されているととも
に、長手方向中間位置に上面から底面に向かって開口す
る矩形状の貫通孔14が形成されている。貫通孔14内
には、ベアリング15A,15Bを介して回転軸16が
前記平滑面13A,13Bと平行にかつ本体ブロック1
1の幅方向に沿って回転自在に支持されている。回転軸
16には、下端部に扇部18を有する振り子17の上端
部が固定されている。
【0010】前記振り子17の扇部18には、図3にも
示す如く、その片側面に比重の大きい鉛からなる重鎮1
9が取り付けられているとともに、それとは反対側面に
光学格子を前記回転軸16を中心として扇状に整列配置
した反射形メインスケール20が取り付けられている。
メインスケール20と対向する貫通孔14の側壁には、
そのメインスケール20とともに角度検出手段を構成す
る検出器21がメインスケール20と所定の隙間を隔て
て取り付けられている。検出器21は、メインスケール
20と同様に参照光学格子を扇状に整列配置したインデ
ックスケール22、これら両スケール20,22に光を
照射する光源(図示省略)およびメインスケール20で
反射された光を電気信号に変換する光電変換素子(図示
省略)などを含み、振り子17の本体ブロック11に対
する傾きを電気信号として出力する。
【0011】前記データ処理装置3は、図4に示す如
く、前記検出器21からの出力信号を処理するための信
号処理回路31と、この信号処理回路31からのパルス
をカウントするカウンタ32と、このカウンタ32のカ
ウント数を0または1/2にセットするカウンタ制御回
路33と、平均化回路34と、表示モード変換回路35
と、前記カウンタ32、平均化回路34および表示モー
ド変換回路35からの出力を切り換える切換器36と、
この切換器36を通じて与えられるデータをデジタル表
示するデジタル表示器37とから構成されている。な
お、これらの各回路は、筐体38(図1参照)内に収納
されている。
【0012】前記信号処理回路31は、図示していない
が、前記検出器21からの出力信号を矩形波に整形する
波形整形回路、分割回路および回転方向弁別回路などを
含み、振り子17の傾き方向に対応したパルスを振り子
17の本体ブロック11に対する傾き角に対応した数だ
け出力する。前記カウンタ制御回路33は、前記筐体3
8の正面に設けられたゼロセットキー41が押されたと
き前記カウンタ32のカウント数を0に、また、1/2
セットキー42が押されたとき前記カウンタ32のカウ
ント数をその1/2にそれぞれセットする。
【0013】前記平均化回路34は、前記筐体38の正
面に設けられた平均化キー43が押されたことを条件と
して、前記カウンタ32のカウント動作が反転(つま
り、加算から減算,減算から加算に反転)したときのピ
ーク値を予め設定した回数(例えば、6回)分だけ取り
込み、それらのカウント数を加算して最終傾き角を推定
したのち、その傾き角を切換器36を通じてデジタル表
示器37に表示させる。前記表示モード変換回路35
は、前記筐体38の正面に設けられた表示モード切換キ
ー44が押されたことを条件として、前記カウンタ32
のカウント数(傾き角度)を1m当たりの高さHに換算
し、それを切換器36を通じてデジタル表示器37に表
示させる。なお、図1において45は電源オン・オフス
イッチである。
【0014】次に、本実施例の作用を説明する。例え
ば、定盤の平面度を測定するには、その定盤上の測定箇
所に本体ブロック11の平滑面13A,13Bを据え付
けたのち、振り子17が静止したことを確認してゼロセ
ットキー41を押す。すると、カウンタ制御回路33
は、カウンタ32のカウント数を0にセットする。その
結果、デジタル表示器37には「0」が表示される。従
って、以後、この測定箇所が基準面となる。
【0015】次に、定盤上の他の測定箇所に本体ブロッ
ク11の平滑面13A,13Bを据え付けると、その測
定箇所の基準面に対する傾きに応じて、振り子17が本
体ブロック11に対して傾く。すると、本体ブロック1
1に対する振り子17の傾きが検出器21によって検出
され、信号処理回路31、カウンタ32および切換器3
6を通じてデジタル表示器37にデジタル表示される。
従って、デジタル表示器37の表示値を読み取れば、基
準面に対する傾きを知ることができる。
【0016】このとき、デジタル表示器37の表示を1
m当たりの高さHとして表示したい場合には、表示モー
ド切換キー44を押す。すると、表示モード変換回路3
5では、カウンタ32のカウント数(傾き角データ)を
取り込み、そのデータを1m当たりの高さHに換算した
のち、それを切換器36を通じてデジタル表示器37に
表示させる。なお、表示モード切換キー44が再度押さ
れると、カウンタ32のカウント数がそのまま切換器3
6を通じてデジタル表示器37に表示される。従って、
測定箇所の傾きを角度と1m当たりの高さHとの双方で
選択的に切換表示させることができる。
【0017】ところで、定盤上の測定箇所に本体ブロッ
ク11の平滑面13A,13Bを据え付けたとき、振り
子17が回転軸16を支点として揺動し、振り子17が
静止するまでに時間がかかる場合がある。または、外部
からの微小な振動によって振り子17が完全に静止しな
い場合がある。このような場合、平均化キー43を押
す。すると、平均化回路34では、前記カウンタ32の
カウント動作が反転したときのピーク値を予め設定した
回数(例えば、6回)分だけ取り込み、それらのカウン
ト数を加算して最終傾き角を推定したのち、その傾き角
を切換器36を通じてデジタル表示器37に表示させ
る。
【0018】例えば、振り子17の揺動によってカウン
タ32のカウント数が図5に示すように次第にある値に
収束していったとする。このとき、平均化回路34で
は、平均化キー43が押されたことを条件として、カウ
ンタ32のカウント動作が反転したときのピーク値C1
〜C6 を順次取り込み、これらの値C1 〜C6 を加算し
て最終傾き角を推定したのち、その傾き角を切換器36
を通じてデジタル表示器37に表示させる。従って、振
り子17が静止するまで時間がかかったり、外部からの
振動などによって振り子17が完全に静止しない場合で
も、平均化キー43を押すだけで、測定箇所の基準面に
対する傾きを直ちに読み取ることができる。
【0019】なお、絶対的水平0度の位置については、
工場からの出荷時に正確にセットされているが、経年変
化や取扱時の不注意などによって絶対的水平0度の位置
がくるってしまった場合には、次のようにして調整を行
う。まず、本体ブロック11を定盤上に据え付けたの
ち、ゼロセットキー41を押してカウンタ32のカウン
ト数を0にセットする。次に、本体ブロック11を反転
(長手方向の両端部を互いに逆位置になるように反転)
して定盤上に据え付けたのち、1/2セットキー42を
押す。すると、カウンタ制御回路33は、カウンタ32
のカウント数をその1/2にセットする。つまり、現在
のカウント数の1/2にする。その結果、以後、この点
を絶体的水平0度として振り子17の傾き角度を表示す
ることができる。
【0020】従って、本実施例によれば、本体ブロック
11に回転軸16を支点として振り子17を揺動自在に
支持し、この振り子17の角度を電気信号として検出す
る検出器21を設けるとともに、この検出器21からの
出力信号を所定処理してデジタル表示するデータ処理装
置3を設けたので、被測定面上に本体ブロック11を据
え付けると、被測定面の傾きに応じて、振り子17が本
体ブロック11に対して傾き、その振り子17の傾きが
検出器21によって電気信号として検出されたのち、デ
ジタル表示器37に表示されるから、被測定面の傾きを
読み取り誤差なく、かつ、個人差なく正確に測定するこ
とができる。
【0021】また、被測定面上に据え付けられる水準器
本体1と、この水準器本体1からの出力信号を所定処理
した値を表示するデジタル表示器37を有するデータ処
理装置3とをケーブル2を介して接続したので、測定者
は水準器本体1を据え付けた位置から離れた場所でデジ
タル表示器37の値を読み取ることができるから、水準
器本体1を据え付けた位置の上方に比較的大きな空間が
確保できない場所でも傾きを測定することができる。つ
まり、測定場所の制限を緩和することができる。
【0022】また、振り子17の扇部18には鉛からな
る重鎮19を取り付けたので、その重鎮19の作用によ
って振り子17をよりはやく静止状態にできるから、能
率的な測定を行うことができる。しかも、平均化キー4
3が押されたことを条件として、カウンタ32のピーク
値から振り子17の最終傾き角を推定し、その傾き角を
デジタル表示器37にデジタル表示させる平均化回路3
4を設けたので、振り子17が静止するまでに時間がか
かる場合や外部からの振動などによって振り子17が完
全に静止しない場合でも、被測定面の傾きを直ちに読み
取ることができる。
【0023】また、表示モード切換キー44が押された
ことを条件として、振り子17の傾き角を1m当たりの
高さHに換算してデジタル表示器37にデジタル表示さ
せる表示モート換算回路35を設けたので、測定箇所の
傾きを角度と1m当たりの高さHとの双方で選択的に切
換表示させることができる。更に、1/2セットキー4
2が押されたことを条件として、カウンタ32のカウン
ト数を1/2にするカウンタ制御回路33を設けたの
で、絶対的水平0度の再調整を簡易に行うことができ
る。
【0024】なお、本発明の水準器は、上記実施例に限
られるものでなく、次の変形例を含む。例えば、データ
処理装置3を水準器本体1内に一体的に組み込むように
すれば、携帯に便利である。しかも、水準器本体1を構
成する本体ブロック11を、セラミック製のベースと合
成樹脂製のカバーとから構成すれば軽量化できるから、
より携帯に便利である。なお、デジタル表示器37の取
り付け位置を測定者の最も見やすい位置に配置すれば、
測定場所が制限されることもない。
【0025】また、角度検出手段については、上記実施
例で述べたスケール20,22を含む光電式の検出器2
1に限らず、振り子17の本体ブロック11に対する傾
きを電気信号として検出できるものであれば、静電容量
式や磁気式などいずれでもよい。更に、表示手段につい
ても、デジタル表示に限らず、指針の振れと目盛とから
角度を読み取るメータ式でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水準器によれば、
被測定面の傾きを読み取り誤差なく、かつ、個人差なく
正確に測定することができるとともに、測定場所にも制
限されることが少なく、しかも、被測定面の傾きを迅速
に読取できるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2の III−III 線断面図である。
【図4】同上実施例におけるデータ処理装置の回路構成
を示すブロック図である。
【図5】同上実施例における振り子が揺動しながらある
値に収束する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 水準器本体 2 データ処理装置 11 本体ブロック 13A,13B 平滑面 16 回転軸 17 振り子 20 メインスケール 21 検出器 22 インデックススケール 37 デジタル表示器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面が平滑面に形成された本体ブロック
    と、この本体ブロックに前記平滑面と平行な軸を支点と
    して揺動自在に支持された振り子と、この振り子の本体
    ブロックに対する傾きを電気信号として検出する角度検
    出手段と、表示手段を含み、前記角度検出手段からの電
    気信号を処理して前記表示手段に表示するデータ処理装
    置とを備え、 前記データ処理装置は、前記角度検出手段からの電気信
    号をパルス信号として出力する信号処理回路と、この信
    号処理回路からのパルスをカウントするカウンタと、平
    均化キーが押されたことを条件として、前記カウンタの
    カウント動作が反転したときのピーク値を予め設定され
    た回数だけ取り込み、それらのカウント数を加算して最
    終傾き角を推定したのち前記表示手段に表示する平均化
    回路とを含んで構成されている ことを特徴とする水準
    器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の水準器において、前記デ
    ータ処理装置は、ゼロセットキーおよび1/2セットキ
    ーと、前記ゼロセットキーが押されたときに前記カウン
    タのカウント数を0にセットするとともに、前記1/2
    セットキーが押されたときに前記カウンタのカウント数
    を1/2にセットするカウンタ制御回路とを含んでいる
    ことを特徴とする水準器。
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