JP3231170U - ユニット式ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】桐製収納箱体と、収納箱体に被蓋する桐製蓋体とからなり、防災、防虫、防湿にすぐれ、エコロジカルなユニット式ベッドを提供する。【解決手段】桐製収納箱体aと、収納箱体に被蓋する桐製蓋体bとからなるヘッド体d付きユニット式ベッドAであって、桐製収納箱体が、左側板部3と右側板部4と前側板部5と後側板部と底板部7とを箱形状に接着して形成され、桐製蓋体が被蓋された桐製収納箱体を複数個並列して組立てる。桐製収納箱体が、大きさが異なる三サイズからなり、同一サイズもしくは異なるサイズの桐製収納箱体を組み合せることにより、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズの各サイズのベッドが構成される。【選択図】図5

Description

本考案は桐製収納箱体と、前記収納箱体に被蓋する桐製蓋体とからなるユニット式ベッドの技術分野に関するものである。
従来、下記特許文献1(特開2016−101309公報)において、簡易収納ベッドが開示されている。
その簡易収納ベッドは、複数枚の天板用板材を折り畳み可能に連結した天板と、天板を支持する、伸縮可能に設けられた支持フレームと、を備え、支持フレームを伸長させてその上に天板を伸展させれば、簡易ベッドを簡単に形成することができるとするものである。
また、特許文献2(特開2017−164400公報)において、組立ベッドが開示されている。
その組立ベッドは、端板と側板からなる矩形枠状の架台、及び架台に載置連結する横断分割された床板体で構成され、架台が端板よりも短い略同一長の左右分割側板部と、端板及び側板全長から前記分割側板部を除いた残余の側板部からなる2個のL状板部で形成されると共に、枠状に配置した際の各連結箇所をヒンジ部とし、床板体が、前記枠状に配置した際の架台上に載置固定して組み立てるものである。
特開2016−101309公報 特開2017−164400公報
前記特許文献1に記載の簡易収納ベッドは、ベッドサイドに設置可能にして、迅速撤去ができると共に、ベッドサイドのデッドスペースを少なくすることを課題とするもので、ベッドを構成する天板2と側板17a、17bによって形成される空間部には、気密性もなく、種々物品等の保管もできず、湿気を逃がしたりができない構造である。
また、特許文献2に記載の組立ベッドは、課題として架台を螺子連結で形成することなく組立容易性とコンパクト化して収納運搬性に優れたものとするもであって、気密性もなく、物品等の保管もできず、さらに湿気を逃がしたりができない構造である。
しかるに、本考案のユニット式ベッドは、ユニット体の蓋体付き収納箱体が耐火性、耐湿性及び耐害虫性及び軽量性等に極めて優れた天然素材の桐材を使用し、接着時には金釘を一切使わず桐箪笥の技の蟻組接ぎもしくはロッキング加工を施し、さらに前記収納箱体に被せる簀の子構造の蓋体を、前記収納箱体と同様、天然素材の総桐材をもって加工せしめて、貴重品を始め種々の物品を収納し、防災、防害虫、防湿気及びエコロジカルな複合家具として課題を解決した。
さらに本考案のユニット式ベッドは、マンションなどの空間を有効利用し、腰掛けも容易にして、またユニットベッドとして使用した際に、ユニット化している前記収納箱体にずれ止めを防止し、且前記収納箱体の積重時には、重ね桟を前記簀の子の間に形成せしめられた凹部に嵌め込み使用することによって、積重収納箱体の辷りを防止し安全なユニットベッド製品とする課題を解決した。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の考案は、桐製収納箱体aと、前記収納箱体aに被蓋する桐製蓋体bとからなるユニット式ベッドAであって、
前記桐製収納箱体aが、左側板部3と右側板部4と前側板部5と後側板部6と底板部7とを箱形状に接着し形成せしめられ、
前記桐製蓋体bが被蓋せしめられた前記桐製収納箱体aを複数個並列せしめ組立ててなることを特徴とする、ユニット式ベッドである。
請求項2に記載の考案は、前記桐製収納箱体aが、大きさが異なる三サイズからなり、前記三サイズ中、同一サイズもしくは異なるサイズの桐製収納箱体aを組み合せることにより、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズの各サイズのベッドを構成せしめることを特徴とする、請求項1に記載のユニット式ベッドである。
請求項3に記載の考案は、前記桐製蓋体bが、天板部1の表面部2に、簀の子材cを接着せしめることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッドである。
請求項4に記載の考案は、前記桐製収納箱体aに被蓋する桐製蓋体bの簀の子材cが、前記桐製収納箱体aを構成する前側板部5及び後側板部6と平行状にして、且所定の間隔おきに接着せしめられると共に、前記簀の子材cの間に凹部8が形成せしめられることを特徴とする、請求項3に記載のユニット式ベッドである。
請求項5に記載の考案は、並列状に組立てられた左右両サイドの前記桐製収納箱体aに被蓋する前記桐製蓋体bの簀の子材cの間に形成の凹部8内に、ズレ止め材eを嵌め込むことを特徴とする、請求項4に記載のユニット式ベッドである。
請求項6に記載の考案は、前記桐製蓋体bを被蓋する前記桐製収納箱体aが、積重せしめられた際に、前記桐製蓋体bの簀の子材cの間に形成せしめられている凹部8内に、重ね桟fが嵌め込まれることを特徴とする、請求項4又は同5に記載のユニット式ベッドである。
請求項7に記載の考案は、前記桐製収納箱体aが、前記桐製収納箱体aを構成する左側板部3もしくは右側板部4を引戸部4aもしくは引出し部4bとすることを特徴とする、請求項1に記載のユニット式ベッドである。
請求項8に記載の考案は、前記桐製収納箱体aに被蓋する桐製蓋体bの天板部1が、各板部3、4、5、6の上面部に接着せしめられると共に、前記天板部1の表面部2に簀の子材cが接着せしめられていることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッドである。
請求項9に記載の考案は、前記桐製収納箱体aに被蓋する桐製蓋体bの天板部1が、各板部3、4、5、6の上面部に接着せしめられると共に、前記左側板部3もしくは右側板部4を引出し部4bとすることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッドである。
請求項10に記載の考案は、前記桐製収納箱体aを複数個並列し組立てられるユニット式ベッドAが、前記桐製収納箱体aの下方底部と床面との間に、辷り止めシートsを敷詰めることを特徴とする、請求項1又は2又は同3又は同4又は同5又は同6又は同7又は同8又は同9に記載のユニット式ベッドである。
請求項11に記載の考案は、前記桐製収納箱体aを複数個並列し組立てられるユニット式ベッドAが、前記桐製収納箱体aとヘッド体dとの連結時に鬼目ナット(登録商標)を使用することで前記桐製収納箱体aの単独使用時でもその密封性を保つことができることを特徴とする、請求項1又は2又は同3又は同4又は同5又は同6又は同7又は同8又は同9又は同10に記載のユニット式ベッドである。
本考案は、上述のとおりユニット式ベッドを構成する桐製収納箱体と、前記桐製収納箱体に被蓋する蓋体を桐製とした前記桐製収納箱体内に貴重品もしくは沢山の着物、衣類を保管できると共に、高い気密性と耐火性を有し、且耐害虫性と耐湿性等を確保しながら、ベッドとして使用できるすぐれた利点がある。
また、本考案は上述のとおり蓋体が簀の子構造にて形成せしめられているので、マットレス下に溜った湿気を簀の子同士の間に形成の凹部から逃す利点を有している。
さらに、本考案は上述のとおり、ベッドとして組立てた際の隣接する蓋体を構成する簀の子材の凹部内に、ズレ止め材を嵌め込むと、組立てられた桐製箱体がズレたりしない利点がある。
しかも、上述のとおり、蓋体を被蓋したまま箱体をベッドとして使用後、移動して積重しても、下方位置の蓋体の簀の子材によって形成せしめられている凹部に所定の形状にて形成の重ね桟を嵌め込むことができるので、積重した前記桐製箱体がズレたりしない利点がある。
加えて、本考案は上述のとおりの構成にして、前記桐製収納箱体内に、貴重品や衣類等を収納できると共に、耐火性、耐湿性、耐害虫性等が発揮できるので、安全な高級ベッドとしてのニーズに呼応し、さらに世代を超えて長く使用可能なエコロジカルな複合家具として優れた利点を有している。
さらに、本考案は大きさが異なる三サイズを形成し、同一サイズもしくは異なるサイズの桐製収納箱体を組み合せれば、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズの各サイズのベッドを極めて簡単且確実に組立てができる利点がある。
また、本考案は桐製収納箱体を構成せしめる部材中、左側板部もしくは右側板部を除去して引戸部もしくは引出し部とし、前記と同様貴重品もしくは着物、衣類等を、高い気密性と耐火性を有し、且耐害虫性等を確保しながら、ベッドとして使用できる利点がある。
さらに、本考案は上述のとおりの構成にして、桐製収納箱体とヘッド体との連結時に桐製収納箱体側に鬼目ナット(登録商標)を使用することで、前記桐製収納箱体の単独使用時に密封性を保つことができる優れた利点がある。
本考案ユニット式ベッドの構成部材である寸法が異なる3タイプ(BOX1、BOX2、BOX3)の桐製収納箱体の平面図である。
同a、b、cは図1の寸法が異なる3タイプにして、且同一寸法を4個宛組立てた桐製収納箱体の平面図である。
同dは、寸法が異なる2種類の桐製収納箱体を6個セットにして組立てた状態の平面図であり、同eは同一寸法の桐製収納箱体を6個セットにして組立てた状態の平面図である。
本考案ユニット式ベッドの組立てた状態の斜視図である。
同図4のユニット式ベッドを構成する一部の桐製収納箱体の蓋体を開けた状態の斜視図である。
同図4のユニット式ベッドを構成する桐製収納箱体の平面図である。
同図6における桐製収納箱体の正面図である。
同図6の桐製収納箱体の縦断面図である。
同図7における桐製収納箱体の正面図である。
同図9の桐製収納箱体の縦断右側面図である。
同桐製収納箱体を構成する側板部の蟻組接ぎの示す一部切欠斜視図である。
同桐製収納箱体を構成する各板部のロッキング加工と木釘による接続状態を示す一部切欠斜視図である。
同図7の桐製収納箱体の底面斜視図である。
同ズレ止め材の平面図と側面図である。
同重ね桟の平面図と正面図と右側面図である。
同積重した桐製収納箱体の蓋体を構成する簀の子間に形成せしめられた凹部に重ね桟を嵌め込んだ状態を示す図である。
同図16の重ね桟を斜視した背面図である。
カット前の辷り止めシートを展開せしめた一部切欠の正面図である。
同引き戸ユニットと引出しユニットと衣装箱ユニットとヘッドボードとフットボードを組立てた第2実施例のユニット式ベッドの斜視図である。
図19における衣装箱ユニットの斜視図である。
図19における引出しユニットの斜視図である。
図19における引き戸ユニットの斜視図である。
同天板がフラット状の桐製蓋体を開けた桐製収納箱体と簀の子を接着した蓋体を被蓋した桐製収納箱体の斜視図である。
同簀の子付き蓋体を被蓋する桐製収納箱体2個と簀の子なしの蓋体を展開した桐製収納箱体1個を組立てた本考案ユニット式ベッドの組立てた状態の斜視図である。
同上面部に簀の子を接着した第2実施例の引出し式桐製収納箱の斜視図である。
桐製収納箱体とヘッド体との連結時に使用する鬼目ナット(登録商標)とボルトの斜視図である。
桐製収納箱体の前側板部にヘッド体との連結のため打込んだ鬼目ナット(登録商標)を示す図である。
桐製収納箱体の前側板部にヘッド体との連結のために打込んだ鬼目ナット(登録商標)に螺合せしめるボルトを外側より見た外側面図である。
桐製収納箱体の前側板部に穿孔した孔に鬼目ナット(登録商標)を挿入前の斜視図とヘッド体側に穿孔した孔にボルトを挿込んだ状態の桐製収納箱体とヘッド体の一部切欠斜視図である。
図29における鬼目ナット(登録商標)とボルトを螺着せしめた桐製収納箱体とヘッド体の一部切欠縦断面図である。
請求項1〜11に記載の考案に関する実施の形態は共通しているので、図面に基づき以下のとおり一括して説明する。
図において、符号Aはユニット式ベッドであって、桐製収納箱体aと桐製蓋体bとから構成されている。
前記桐製収納箱体aは、同一同寸形状の前側板部5と後側板部6と、同一同寸形状の左側板部3と右側板部4と底板部7とを図6、7、8、9、11、12に図示するように金釘を一切使用することなく、少量の接着剤と木釘で前記各板部3、4、5、6、7を上方が開口状にして、且箱形状に接着せしめる。前記底板部7は、図8、10、13に図示するように前後側板部5、6と左右側板部3、4の底面部より若干底上げされた状態で接着されている。前記左右両側板部3、4と前記前後側板部5、6の高さは、腰掛け易い一例として250mmとするが限定しない。
さらに、本考案においては、前記桐製収納箱体aを図1に図示するように、サイズが異なる、BOX1、BOX2、BOX3の3種類を別設する。
図において、bは桐製蓋体であり以下の構成からなっている。
前記桐製蓋体bは、前記桐製収納箱体aの開口部10に隙間を最小限に調整すべく、前記桐製蓋体bの裏面部1aの外周縁部の厚さを薄目に形成する(図8、9、10)。
前記のような蓋体bの形状とすることによって、前記桐製収納箱体aに被せると、前記左側板部3と前記右側板部4と前記前側板部5と前記後側板部6の夫々の上面部と、前記蓋体bとの間に、隙間ができずに高い気密性を保持することが可能となる。
図において、cは桐製簀の子材であり、以下の構成からなっている。
前記簀の子材cは、前記桐製蓋体bの天板部1の表面部2に、前記桐製収納箱体aを構成する前側板部5と後側板部6と平行状にして、且所定の間隔を設け接着剤にて接着する(図6、7、8)。前記簀の子材cの間には、凹部8が形成される。
図において、eはズレ止め材であり、その構造は図4、14に図示されているように、前記桐製蓋体bの簀の子材cの凹部8内に嵌挿可能な形状にして、且凹部8内に嵌挿したとき、前記簀の子材cの表面部より突出しない形状で形成されている。
図において、fは重ね桟であり、以下の構成からなっている。
前記重ね桟fの構造は、図15、16、17に図示するように、前記蓋体bの簀の子材cによって形成されている凹部8内に嵌挿可能な突出部9を有し、且前記突出部9の上面部9aが、前記簀の子材cの上面部より突出している。
図において、sは塩化ビニール樹脂製の辷り止めシートであり、使用は前記桐製収納箱aの下方底部と床面との間に敷き詰め使用する。
図において、dはヘッド体である。
また、本考案においては、前記桐製収納箱体aが、前記桐製収納箱体aを構成する左側板部3もしくは右側板部4を除去し、引戸部4aにして形成したり、引出し部4bとして形成することができる(図19、21、22)。そして前記桐製収納箱体aの天板部1は、上面部をフラット状にして前記各板部3、4、5、6の上面部に接着する。
また、本考案においては、前記桐製収納箱体aを図25に図示するように、左側板部3もしくは右側板部4と前側板部5と後側板部6と桐製天板部1と底板部7とを接着せしめ、前記左側板部3もしくは右側板部4の何れかを除去して引出し部4bを嵌め込んだ構成とすることもできる。そして前記桐製収納箱体aの桐製天板部1の上面部に簀の子材cを前記前側板部5と後側板部6と平行状にして、且所定の間隔を設け接着剤にて接着する。前記簀の子材cの間には、凹部8が形成される。
さらに本考案は、図1に図示するように、大きさの異なるサイズのBOX1、BOX2、BOX3からなる桐製収納箱体aを別設しておき、図2のa、b、c及び図3のd、eのように組み合わせて使用する。
その結果、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズのベッドが構成できるのが特長である。
以上が本考案のユニット式ベッドAの各構成部材である。
<桐製収納箱体aをユニットしてベッドAとする実施例>
本考案において、前記のように形成せしめられた各構成部材の使用方法について説明する。
前記桐製簀の子材cが接着せしめられた蓋体bを被蓋する前記桐製収納箱体aをベッドAとして使用するには、図2、3に図示するように、大きさの異なる桐製収納箱体aと桐製蓋体bを予め別設しておき、前記収納箱体aと前記蓋体bを並列状にセットしてシングルベッドもしくはセミダブルベッドもしくはダブルベッドもしくはクイーンベッドもしくはキングサイズベッドとして組立てることが可能である。
前記のようにシングルベッドもしくはダブルベッド等として並列状にセットする以前もしくは以後において、前記桐製収納箱体aに、着物もしくは衣類もしくは貴重品類もしくは書画骨董品等を収納できる。その際被収納物は、前記桐製収納箱体a内部は、極めて気密性が高いので、安心、安全にて保管できる利点がある。
さらに前記桐製収納箱体aは、桐製のため極めて軽量である。そのため女性でも簡単に運搬し移動と設置することが可能である。
<桐製収納箱体aと被蓋した桐製蓋体bとの相互関係>
本考案は、前記桐製収納箱体aの開口部10に桐製蓋体bが被蓋すると、前記桐製蓋体bの裏面部1aの外周縁部の厚さを薄目に形成したので、前記桐製収納箱体aの内部を極めて高い気密性が保持できる。
<ズレ止め材eの使用方法>
本考案にはズレ止め材eが使用されている。すなわち、図4、14に図示されているように、前記桐製収納箱体aを複数個セットしてベッドAとした際に、各桐製収納箱体aに被蓋する隣接する桐製蓋体bの簀の子材cに形成の凹部8内に、前記ズレ止め材eを嵌挿し使用する。そのためベッドAのズレを防止できる利点がある。
<重ね桟fの使用方法>
本考案において重ね桟fを使用する。
前記重ね桟fは、図17に図示するように、前記桐製収納箱体aを積重した際に、前記桐製収納箱体aに被蓋する桐製蓋体bの天板部1に接着せしめられている簀の子材cによって形成されている凹部8に嵌め込み使用する。
前記のように、重ね桟fが凹部8に嵌め込まれていると、上段に積重の別設の桐製収納箱体aの底部を構成する各板部3、4、5、6内に、前記重ね桟fが嵌挿し、上段の桐製収納箱体aが引掛り係止される。そのため上段の前記桐製収納箱体aが辷ることがない。
<辷り止めシートsの使用方法>
本考案は辷り止めシートsを使用する。
前記辷り止めシートsは、図2、3に図示するように、セット化したベッドAを構成する桐製収納箱体aの下方底部と床面との間に辷り止めシートsを敷詰め使用するものである。
図において、11は本考案のユニット式ベッドAを構成する桐製収納箱体aとヘッド体d(図4参照)とを連結するナットである。前記ナット11は鬼目ナット(登録商標)を使用すると極めて好適である。
12は前記ナット11に螺着するボルト、13は前記桐製収納箱aの前側板部5に穿孔の孔、14は前記ヘッド体dに穿孔された孔である。
本考案において、桐製収納箱体aの前側板部5の孔13に前記ナット11を挿入し、前記桐製収納箱体aとヘッド体dとを連結したことによって、前記桐製収納箱体aの単独使用時における密封性が確実に保持できる利点がある。
以上本考案の実施例を図面に基づいて説明したが、本考案は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
A ユニット式ベッド
a 桐製収納箱体
b 桐製蓋体
c 簀の子材
d ヘッド体
e ズレ止め材
f 重ね桟
s 辷り止めシート
1 天板部
1a 裏面部
2 表面部
3 左側板部
4 右側板部
4a 引戸部
4b 引出し部
5 前側板部
6 後側板部
7 底板部
8 凹部
9 突出部
9a 上面部
10 開口部
11 ナット
12 ボルト
13 孔
14 孔

Claims (11)

  1. 桐製収納箱体と、前記収納箱体に被蓋する桐製蓋体とからなるユニット式ベッドであって、
    前記桐製収納箱体が、左側板部と右側板部と前側板部と後側板部と底板部とを箱形状に接着し形成せしめられ、
    前記桐製蓋体が被蓋せしめられた前記桐製収納箱体を複数個並列せしめ組立ててなることを特徴とする、ユニット式ベッド。
  2. 前記桐製収納箱体が、大きさが異なる三サイズからなり、前記三サイズ中、同一サイズもしくは異なるサイズの桐製収納箱体を組み合せることにより、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングサイズの各サイズのベッドを構成せしめることを特徴とする、請求項1に記載のユニット式ベッド。
  3. 前記桐製蓋体が、天板部の表面部に、簀の子材を接着せしめることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッド。
  4. 前記桐製収納箱体に被蓋する桐製蓋体の簀の子材が、前記桐製収納箱体を構成する前側板部及び後側板部と平行状にして、且所定の間隔おきに接着せしめられると共に、前記簀の子材の間に凹部が形成せしめられることを特徴とする、請求項3に記載のユニット式ベッド。
  5. 並列状に組立てられた左右両サイドの前記桐製収納箱体に被蓋する前記桐製蓋体の簀の子材の間に形成の凹部内に、ズレ止め材を嵌め込むことを特徴とする、請求項4に記載のユニット式ベッド。
  6. 前記桐製蓋体を被蓋する前記桐製収納箱体が、積重せしめられた際に、前記桐製蓋体の簀の子材の間に形成せしめられている凹部内に、重ね桟が嵌め込まれることを特徴とする、請求項4又は同5に記載のユニット式ベッド。
  7. 前記桐製収納箱体が、前記桐製収納箱体を構成する左側板部もしくは右側板部を引戸部もしくは引出し部とすることを特徴とする、請求項1に記載のユニット式ベッド。
  8. 前記桐製収納箱体に被蓋する桐製蓋体の天板部が、各板部の上面部に接着せしめられると共に、前記天板部の表面部に簀の子材が接着せしめられていることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッド。
  9. 前記桐製収納箱体に被蓋する桐製蓋体の天板部が、各板部の上面部に接着せしめられると共に、前記左側板部もしくは右側板部を引出し部とすることを特徴とする、請求項1又は同2に記載のユニット式ベッド。
  10. 前記桐製収納箱体を複数個並列し組立てられるユニット式ベッドが、前記桐製収納箱体の下方底部と床面との間に、辷り止めシートを敷詰めることを特徴とする、請求項1又は2又は同3又は同4又は同5又は同6又は同7又は同8又は同9に記載のユニット式ベッド。
  11. 前記桐製収納箱体を複数個並列し組立てられるユニット式ベッドが、前記桐製収納箱体とヘッド体との連結時に鬼目ナット(登録商標)を使用することで前記桐製収納箱体の単独使用時でもその密封性を保つことができることを特徴とする、請求項1又は2又は同3又は同4又は同5又は同6又は同7又は同8又は同9又は同10に記載のユニット式ベッド。
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