JP3230947B2 - プラント制御・試験方法及びその装置 - Google Patents
プラント制御・試験方法及びその装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
有するプラント設備の制御・試験方法及びその装置に係
り、特に、プラント設備の健全性確認時にプロセス機器
を単独運転して試運転や定期検査を行うのに好適なプラ
ント制御・試験方法及びその装置に関する。
―45360号公報に記載の様に、ディジタル制御が当
たり前になってきている。しかし、そのプラント設備を
構成する個々のプロセス機器を試験したり定期点検する
場合、そのディジタル制御装置を利用することはせず
に、以下に述べる様に、従来通りの方法で試験等を行っ
ている。
ンプ等のプロセス機器単体を定期的に検査するが、その
場合、ポンプを駆動するモータを例にとると、ポンプ本
体とそれを駆動するモータの結合部を外し、モータのみ
の検査が実施される。図7に従来のプロセス機器単体の
試験方法の概要を示す。尚、ポンプを駆動するモータを
例にとり示す。
(図7には図示せず)は、プロセスと切り離されている
ため、プロセスの条件とは無関係に試験実施が可能であ
る。しかし、中央制御室においてモータの“入”操作ス
イッチ1を投入しても、当該モータの起動に係わるプロ
セス条件が成立していないため、即ち、接点2が閉じて
いないため、モータに電力を供給するリレー15は動作
せず、モータの試験はできない。
内部の端子3と端子4とを配線作業にて短絡し、プロセ
ス条件が成立したと模擬することで、操作スイッチ1を
投入しモータの試験を行っている。そして、この試験の
後に、端子3,4間の配線を外して元の状態に復元する
作業をしている。
復元作業を行うため、作業員の負担が大きく、また、試
験前の準備作業も含め所要時間は大になるという問題が
ある。例をあげると、ポンプ1台の試験をするのに、配
線作業,責任者立会いのもとでの試験,復元作業を含め
て、平均の所要時間は約2時間かかっている。
うに特別な配線作業をして試験をする場合、多数存在す
る制御盤のうち配線作業は試験対象とするモータの駆動
系回路を有する制御盤の設置箇所で行い、試験は当該モ
ータの操作スイッチの設置箇所で行うことになる。すな
わち、試験のための「配線作業」と、試験のための「操
作」とが別の場所で行われることになり、試験時間や必
要人員が増大するという問題の他、2ヵ所で行われる作
業エリア間での互いに意思の疎通が不可欠になるという
問題も生じる。つまり、作業員の負担が重くしかも熟練
を要し、作業時間,必要人員の増加による工数増の問題
がある。
ス機器単体の試験,検査を容易且つ迅速に行うことので
きるプラント制御・試験方法及びその装置を提供するこ
とにある。
備の各構成機器を操作指令入力または各種プロセス検出
器による測定結果に基づいてディジタル制御するプラン
ト制御において、前記構成機器単体を試験する試験信号
を当該構成機器単体に与える試験用ソフトウェアロジッ
ク回路と、プラント設備の運転時に当該構成機器に与え
る操作信号を前記測定結果によるインターロック条件に
基づいて生成し当該構成機器に与えるプラント運転用ソ
フトウェアロジック回路とを切り離して構成すると共
に、いずれかの一方のソフトウェアロジック回路の出力
を選択して当該構成機器に与える構成とすることで、達
成される。
対象機器に与える構成としたため、機器単体の試験時に
当該機器を切り離す配線作業が不要となる。また、試験
用とプロセス運転用のソフトウェアロジックを切り離せ
る構成とすることで、試験時にはインターロック条件を
バイパスして試験ができ、安全にしかも短時間で試験が
できる。
して説明する図6は、本発明の一実施例に係るプラント
制御・試験装置の全体構成図である。ポンプ等は現場制
御盤に接続され、この現場制御盤と中央制御室制御盤と
は光多重伝送路で接続されている。この中央制御室制御
盤内に、後述する様に、ソフトウェアによるプロセス機
器の駆動・試験ロジックを組み込んでおく。
込まれたプロセス機器の駆動・試験ロジックの一例(単
体試験対象のモータの駆動系ディジタル回路)を示す構
成図である。
的には、プラント制御・試験装置を構成する電子計算機
のソフトウェアにより構成されている。このモータ駆動
系ディジタル回路8は、自動起動条件判定ロジック20
と、プロセス条件判定ロジック21と、アンドロジック
22,23,26と、オアロジック24,27,28
と、ワイプアウトロジック29,30と、制御盤に設け
られたハードウェアである試験入,切スイッチ25とか
らなる。
ラント制御・試験装置に設けられたメカニカルスイッチ
であるモードスイッチ7と、制御盤5に設けられたフラ
ットディスプレイ(FD)装置6のタッチセンサの入力
と、プラント内に設置された各種検出器9からの検出信
号とに基づいて動作する。
各種検出器9から出力されるプラント内の圧力,温度,
水位等のプラント状態を示す測定値を取り込み、その測
定値とプロセス機器自動起動(停止)条件とを常時比較
し、自動起動(停止)が成立する場合はON信号“1”
を出力する。プロセス条件判定ロジック21は、予め定
められたプロセス条件(発電所の運転,停止,起動等の
モード、検出器9が測定するプロセス機器に関連する他
のプロセス機器の状態等)のもとで、プロセス機器の自
動起動(停止)の判定を行い、その結果を出力する。
約表示装置、例えば上記のフラットディスプレイ装置6
が設置され、現在の運転モード、検出器9が測定した各
プロセス値等を表示し、必要なプラントの状態を一元に
集約表示する。
5には、複数のフラットディスプレイ装置6(例えば、
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ)が設けられ
ており、運転員はこのディスプレイ装置6を見ながらプ
ロセス機器を監視したり操作したりする。フラットディ
スプレイ装置6の画面上にはその下段部にエリア11が
設けられ、ここに、入,切等のタッチオペレーションが
可能なシンボルを表示するようになっている。また、制
御盤5には、通常操作モード(試験切)と試験モード
(試験入)の切り替えを行うキ−スイッチ(モータ駆動
系ディジタル回路8内に記載した前述のスイッチ25)
が設けられている。
すると、試験をするプロセス機器に対する通常操作に必
要なスイッチシンボル(後述のA)に代わり、後述する
様に、試験用のスイッチシンボル(後述のB)が表示さ
れ、試験モードでの手動の操作が可能となる。
面を示す図である。画面は、画面名称表示エリアと、操
作端リスト表示エリアと、前述したエリア11とに分け
て構成される。例えばあるサブシステムについてその名
称を指定すると、その名称に関するサブシステムを構成
するプロセス機器(の操作端)のリストが表示される。
そして、このリスト中から操作対象の機器を選択する
と、当該機器の操作スイッチシンボルがエリア11に表
示される。
ア11のスイッチシンボル表示処理手順を示すフローチ
ャートである。前記の様に画面名称を指定すると、操作
端リストが画面に表示される。ここで、フラットディス
プレイ装置単位またはサブシステム単位のキースイッチ
をオンにし(ステップ1)、操作/監視の一方をハード
スイッチで選択した(ステップ2)後、オペレータが操
作端リスト中から操作対象とする機器(操作端)をタッ
チパネルで指定すると、次のシンボルAがエリア11に
表示される。オペレータはこの表示の中の任意のシンボ
ルをタッチオペレートすることで、当該機器の操作がな
される。ここで、オペレータが「試験」を行うために図
1のハードスイッチ25を入れると(ステップ4)、試
験用のスイッチシンボルBがエリア11に表示される。
このスイッチシンボルBをタッチオペレートすること
で、当該機器単体の試験を行う。
ポンプ操作について説明する。まず、プラントを自動起
動する場合について説明する。各種検出器9の測定値を
取り込んだ判定ロジック20が判定条件成立により自動
起動ONを出力し、その時にプロセス条件が成立してい
る場合には、アンドロジック22の両入力は共に“1”
となり、このためオアロジック24は“1”となり、こ
れがオアロジック28を通してモータに起動信号として
与えられる。
ラットディスプレイ装置6のエリア11に表示されてい
るスイッチシンボルA(図4)の「入」スイッチを投入
すると、この時にプロセス条件が成立している場合に
は、アンドロジック23の両入力が共に“1”となり、
上記同様にオアロジック28を通してモータに起動信号
が与えられる。
より、モータに操作信号が与えられるが、判定ロジック
20,21の判定が条件不成立となったときはアンドロ
ジック22,23の出力が“0”となってモータの起動
は不可となる。つまり、これらの判定ロジック20,2
1がインターロックとして作用する様にモータ駆動系デ
ィジタル回路が構成されている。
に対し、試験時に使用する試験ロジック26を別系統と
して構成してある。つまり、モータ単体の試験実施時に
は、ポンプとモータの結合部をはずしモータをプロセス
から切り離してから試験を実施するが、予め組み込まれ
た上記インターロックはそのままの状態として試験を実
施するように構成してある。
の操作をプラント停止時(定期検査等)に限定するため
に、モードスイッチ7が、プラント停止を意味するポジ
ションを選択していることが必要である。その後、プラ
ント内の各系統ごとに設けられた制御盤の該当制御盤5
におけるスイッチ25が「試験入」モードになっている
必要がある。このモード切り替えは単にスイッチの入り
切りで行い、このスイッチの入り切りに従ってモータへ
の信号を後述するようにソフトウェアロジックにより制
御するため、実配線の変更は不要となり、また、試験の
準備と実施を同じ場所で行うことができ、信頼性,経済
性等の様々な点でメリットがある。
面6のエリア11に図4のスイッチシンボルBが表示さ
れ、オペレータが適宜スイッチをタッチオペレートする
と、試験ロジックであるアンドロジック26の3入力が
共に“1”となり、アンドロジック26の“1”出力が
オアロジック28を通してモータに起動信号として出力
される。このとき、自動起動(停止)条件とプロセス条
件をバイパスするようにロジックが組まれているため、
インターロックが正常に動作していてもこのインターロ
ックとは無関係にフラットディスプレイ装置6からの試
験開始指令によりモータを起動することができる。ま
た、アンドロジック26から“1”が出力されていると
き、ワイプアウトロジック30にて強制的にオアロジッ
ク24の出力を“0”にすることで、モータの起動が試
験指令によるものであることを確実にする。
スプレイ装置6にそのシンボルを表示することで、で運
転員や試験責任者は、試験開始から試験終了まで中央制
御室にいたまま試験の進行状況を管理することができ
る。
これは安全性を高めるために設けたほうが好ましい。こ
のオアロジック27は、試験モード停止(解除)のタッ
チオペレーションまたはスイッチ25の「試験切」のい
ずれかまたは両方が“1”になりオアロジック27出力
が“1”になったとき、ワイプアウトロジック29によ
り試験ロジックのアンドロジック26出力を強制的に
“0”として、試験操作信号が誤ってオアロジック28
を通過しないようにするためにある。
面上のタッチオペレ−ションスイッチ、キースイッチ2
5、モードスイッチ7をそれぞれ切り替えて試験を終了
する。
す。操作は、図1で説明したモータ単体の試験実施時と
同様だが、ポンプ単体テストにおいては、試験モード時
においても、プロセス機器がプロセスに変動を与える可
能性がある。つまり、図1のモータとポンプとの間は切
り離されていたが、ポンプ単体試験時では図5に示す様
に両者間は結合されている。従って、モータが起動され
ると、ポンプが駆動され、このポンプがタンク内の水を
吐き出すと、タンク内の水位が低下する(プロセス量が
変化する)。そこで、斯かる場合には、試験実施時に自
動起動(停止)条件判定,プロセス条件をバイパスして
いても、プロセスに異常が発生した際はプラントとして
安全方向に作動するようロジックを組む必要がある。そ
こで、図5の実施例では、図1に示したワイプアウトロ
ジック30を削除してある。
起こっても、通常モード時と変わらずプラントを好まし
い方向へ動作することができるようにソフトウェア処理
をし、万が一の非常時にも早急な対応をとれるようなシ
ステムを構成する必要がある。この場合、試験信号によ
りポンプが動作したのかインターロックでポンプが動作
したのかを知る必要があるが、これはフラットディスプ
レイ装置6に表示ればよい。尚、図5に示す実施例は一
例であり、勿論、インターロックが作動したときに試験
ロジック26の機能を停止させるシステムを構成する場
合もある。
置を使用して通常モードと試験モードを配線変更なしに
容易に切り替え、かつ試験モード時に自動起動(停止)
条件判定及びプロセス条件をバイパスしてもプロセス異
常発生時において安全方向に動作するようにするため、
安全且つ容易に試験,検査が可能となる。更に、試験の
進行状況を試験開始から終了まで中央制御室で監視がで
きるため、一箇所で総ての試験ができる。
機器の単体の試験・検査を容易且つ迅速にしかも一箇所
で集中して可能になるという効果を奏する。
置に組み込まれたプロセス機器の駆動・試験ロジックの
一例を示す回路図である。
ある。
シンボルの表示処理手順を示すフローチャートである。
の回路図である。
置の全体構成図である。
る。
ドスイッチ、8…モータ駆動系ディジタル回路(プロセ
ス機器駆動・試験ロジック)、9…検出器、20…自動
起動条件判定ロジック、21…プロセス条件判定ロジッ
ク、22,23,26…アンドロジック、24,27,
28…オアロジック。
Claims (2)
- 【請求項1】 プラント設備の各構成機器を操作指令入
力または各種プロセス検出器による測定結果に基づいて
ディジタル制御する際に、前記構成機器単体を試験する
試験信号を当該構成機器単体に与える試験用ソフトウェ
アロジック回路、又はプラント設備の運転時に当該構成
機器に与える操作信号を前記測定結果によるインターロ
ック条件に基づいて生成し当該構成機器に与える、該試
験用ソフトウェアロジック回路とは切り離されて構成さ
れたプラント運転用ソフトウェアロジック回路の内のい
ずれか一方の回路の出力を選択して当該構成機器に与え
ることによりディジタル制御するプラント制御・試験方
法であって、 試験中にプロセス量が変化してインターロック条件が成
立したときはプラント運転用ソフトウェアロジック回路
の出力を優先して当該構成機器に与えることを特徴とす
るプラント制御・試験方法。 - 【請求項2】 プラント設備の各構成機器を操作指令入
力または各種プロセス検出器による測定結果に基づいて
ディジタル制御するプラント制御・試験装置であって、 前記構成機器単体を試験する試験信号を当該構成機器単
体に与える試験用ソフトウェアロジック回路構成手段
と、プラント設備の運転時に当該構成機器に与える操作
信号を前記測定結果によるインターロック条件に基づい
て生成し当該構成機器に与えるプラント運転用ソフトウ
ェアロジック回路構成手段と、前記のいずれかの一方の
ソフトウェアロジック回路の出力を選択して当該構成機
器に与える選択手段と備えると共に、 試験中にプロセス量が変化してインターロック条件が成
立したときはプラント運転用ソフトウェアロジック回路
の出力を優先して当該構成機器に与える手段を具備する
ことを特徴とするプラント制御・試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11468995A JP3230947B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | プラント制御・試験方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11468995A JP3230947B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | プラント制御・試験方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08314528A JPH08314528A (ja) | 1996-11-29 |
JP3230947B2 true JP3230947B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=14644179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11468995A Expired - Fee Related JP3230947B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | プラント制御・試験方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3230947B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5660832B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-01-28 | 三菱重工業株式会社 | 原子力発電プラント制御システムおよび原子力発電プラント検査方法 |
JP2016151974A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 株式会社東芝 | ヒューマンマシーンインタフェースシステム、ヒューマンマシーンインタフェース装置、及びプログラム |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11468995A patent/JP3230947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08314528A (ja) | 1996-11-29 |
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